JPH11351727A - 冷凍・冷蔵オープンショーケース - Google Patents

冷凍・冷蔵オープンショーケース

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JPH11351727A
JPH11351727A JP16554998A JP16554998A JPH11351727A JP H11351727 A JPH11351727 A JP H11351727A JP 16554998 A JP16554998 A JP 16554998A JP 16554998 A JP16554998 A JP 16554998A JP H11351727 A JPH11351727 A JP H11351727A
Authority
JP
Japan
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fence
suction port
transparent
plate
punching
Prior art date
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Pending
Application number
JP16554998A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Ishihama
寿昭 石浜
Naoto Nagasaka
直人 長坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakano Refrigerators Co Ltd
Original Assignee
Nakano Refrigerators Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nakano Refrigerators Co Ltd filed Critical Nakano Refrigerators Co Ltd
Priority to JP16554998A priority Critical patent/JPH11351727A/ja
Publication of JPH11351727A publication Critical patent/JPH11351727A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷気吸込口の透明フェンスと吸込口パンチン
グ板上部に、多湿な外気の庫内への浸入により、結露・
着霜が発生した。従来、吸込口パンチング板の下の指向
板の裏側に電気ヒーターを取り付けたものがあるが、透
明フェンスと離れているため、消費電力の多い電気ヒー
ターを使用せざるを得なかった。 【解決手段】 冷気吸込口1の吸込口パンチング板4の
透明フェンス3側の折曲部4aの内側に、電気ヒーター
9を取り付けた。これにより、吸込口パンチング板4や
アクリルフェンス3に着霜が発生しにくくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸込口近傍の結露
及び着霜の防止を図った冷凍・冷蔵オープンショーケー
スに関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットなどのセルフサービ
ス方式の食品販売店では、冷蔵食品や冷凍食品などの陳
列に、上部を開放した平型の冷凍・冷蔵オープンショー
ケースがよく用いられている。
【0003】図6はその一例を示すもので、平型のオー
プンショーケース21は、一般に、上部開放の箱形に形
成された商品陳列部22と、この商品陳列部22を適度
の高さに保つ台座部23とから構成され、台座部23内
に、冷凍機構成機器(図示せず)を収納している。ま
た、商品陳列部22と台座部23との間には、冷気の循
環ダクト25を形成し、該ダクト25内に、冷却器26
や送風機27を配設している。この循環ダクト25の両
端は、冷気吹出口28と冷気吸込口29とに接続してお
り、冷却器26で冷却された空気は、冷気吹出口28か
ら商品陳列部22内に吹き出して商品陳列部内を所定の
冷却温度に保持し、冷気吸込口29から循環ダクト25
に吸い込まれて、送風機27の作用でこの経路を循環す
る。
【0004】前記冷気吹出口28は、平型オープンショ
ーケース21の後壁30の上方手前側に配置され、ショ
ーケース21手前側の商品陳列部22に向かって冷気を
吹き出す。また、前記冷気吸込口29は、ショーケース
21の前壁31の上方奥側に配置され、商品陳列部22
を冷やした冷気を循環ダクト25内に吸い込む。
【0005】前記冷気吸込口29は、図3,4に示すよ
うに、前記前壁31上部に立設された風防透明板(ガラ
ス風防)32と、箱形の商品陳列部22の前側の内部パ
ネル33に沿って立設された透明フェンス(アクリルフ
ェンス)34と、前記ガラス風防32とアクリルフェン
ス34の間に配置され、吸い込み用のパンチング孔3
6,・・・を多数設けた吸込口パンチング板35とにより
構成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように構成され
た、オープンショーケース21の冷気吸込口29におい
て、従来、エアカーテンを乱す外的要因がある場合、図
3に示すように、多湿の外気が庫内に浸入し、冷えたア
クリルフェンス34,吸込口パンチング板35に接した
時、急激に冷やされ、露点温度以下となり、結露着霜
A,Bが発生していた。また、前記アクリルフェンス3
4の着霜Aがデフロスト時に溶け、水滴となった場合、
アクリルフェンス34と吸込口パンチング板35の接す
る箇所が垂直になっているため、水滴が溜まり、冷却中
に氷結して成長する傾向もあった。前者の問題点を解消
するため、従来、特開平3−152372号公報に開示
された技術があった。即ち、図5に示すように、吸込板
41の前半部と後半部を盲部とし、前半部の下に指向板
42を設けて吸込孔43を通った帰還空気が指向板42
に従って指向するように塞ぎ、指向板42裏面のガラス
風防32側に電気ヒーター44を設けて暖めている。し
かしながら、特開平3−152372号公報の技術で
は、電気ヒーター44の位置がアクリルフェンス34よ
り遠いため、結露着霜の解消のために、消費電力の大き
なヒーターを使用しなければならなかった。
【0007】本発明は上記の課題に鑑み創案されたもの
で、アクリルフェンス及び吸込口パンチング板の結露着
霜を省電力で解消し、且つ、万一にも着霜の溶けた水滴
が溜まり、冷却中に氷結して成長することがないような
冷凍・冷蔵オープンショーケースを提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、上部開放の箱形に形成された商
品陳列部を有し、後壁上方手前側の冷気吹出口と前壁上
方奥側の冷気吸込口とを備え、前記冷気吸込口を、前記
前壁上部に立設された風防透明板と、前記商品陳列部の
前側の内部パネルに沿って立設された透明フェンスと、
前記風防透明板と透明フェンスの間に配置され、吸い込
み用のパンチング孔を多数設けた吸込口パンチング板と
により構成した冷凍・冷蔵オープンショーケースにおい
て、前記吸込口パンチング板の透明フェンス側の折曲部
に電気ヒーターを設けたことを特徴としている。前記吸
込口パンチング板は、透明フェンス側を高く、パンチン
グ孔側を低くさせるように傾斜を付けると、透明フェン
スの着霜がデフロスト時に溶けて水滴となっても、その
水滴が透明フェンスと吸込口パンチング板の接する箇所
に溜まることはない。前記吸込口パンチング板のパンチ
ング孔は、その孔位置が、外側、即ち風防透明板側に寄
せて開けられていると、帰還冷気が透明フェンスの表面
に接して流れること(コアンダ効果)が防げ、透明フェ
ンスの着霜が抑えられるので好ましい。
【0009】上記構成を採用したことにより、電気ヒー
ターと、透明フェンスや吸込口パンチング板の着霜部と
の距離が短くなるため、消費電力の小さな電気ヒーター
であっても、結露・着霜を乾燥させ、解消することがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の冷凍・冷
蔵オープンショーケースの吸込口を示す断面側面図、図
2は同じく吸込口の斜視図である。
【0011】図1及び図2に示すように、冷凍・冷蔵オ
ープンショーケースの吸込口1は、風防透明板(ガラス
風防)2と、透明フェンス(アクリルフェンス)3と、
これら2点の間に配置される吸込口パンチング板4とか
ら概ね構成される。前記ガラス風防2は前壁5上部の手
摺りレール6の溝6aに嵌着されて上方へ立設されてい
る。また、前記アクリルフェンス3は、後側の箱形をし
た商品陳列部7の前端の内部パネル8に沿って、上方へ
立設されている。更に、吸込口パンチング板4は、略前
壁5の上部と同一高さ位置にあり、前記ガラス風防2と
アクリルフェンス3の間を繋ぎ、帰還冷気を吸い込むた
めのパンチング孔11,・・・を多数設けてある。
【0012】そして、本発明の冷凍・冷蔵オープンショ
ーケースの吸込口1においては、前記吸込口パンチング
板4の、アクリルフェンス3側の下方に折曲った折曲部
4aの内側に、離間して、電気ヒーター9,9を設けて
いる。この電気ヒーター9,9は、線ヒーターで、一つ
の線を連続的に結線しても、2つの線を並列に結線して
もよい。なお、電気ヒーター9,9の上をソフトロン1
0で覆っている。また、前記吸込口パンチング板4は、
アクリルフェンス3側を高く、パンチング孔11,・・・
側を低くさせるように傾斜12をつけると好適である。
更に、前記吸込口パンチング板4のパンチング孔11,
・・・は、その孔11,・・・位置をガラス風防2側に寄せて
開けられていると好適である。
【0013】このように、吸込口パンチング板4のアク
リルフェンス3側の折曲部4aの内側に電気ヒーター
9,9を取り付けると、電気ヒーター9,9とアクリル
フェンス3の着霜部A及び吸込口パンチング板4の着霜
部Bが至近であるため、直接熱が伝って除霜して乾燥さ
せることができる。しかも、消費電力の少ないヒーター
で対処できる。万一、アクリルフェンス3に、多量の結
露・着霜Aが発生し、デフロスト時に水滴となり流れ落
ちたとしても、吸込口パンチング板4に傾斜12が付け
てあるため、アクリルフェンス3と吸込口パンチング板
4の接する箇所に水滴が溜まらず、流れ落ちてしまい、
氷結が発生しなくなる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の冷凍・冷
蔵オープンショーケースによれば、次のような効果を奏
する。 (1)吸込口パンチング板を暖めるため、吸込口パンチ
ング板に着霜が発生しにくくなる。 (2)透明フェンス下部を暖めるため、透明フェンスに
着霜が発生しにくくなる。 (3)吸込口パンチング板を暖め、着霜による吸込口詰
まりが発生しないため、吸い込み風速を一定に保つこと
ができる。 (4)吸込口パンチング板に着霜が発生し、吸込口が詰
まると急激に吸い込み風速が減少し透明フェンスに着霜
が発生するが、吸込口パンチング板を暖めることにより
吸い込み風速が一定となり、透明フェンスへの着霜が発
生しない。 (5)万一、透明フェンスに結露着霜が発生し、デフロ
スト時に水滴となり流れ落ちたとしても吸込口パンチン
グ板に傾斜が付けてあるため、透明フェンスと吸込口パ
ンチング板の接する箇所に水滴が溜まらず流れ落ちてし
まい、氷結が発生しなくなる。 (6)特開平3−152372号公報のような吸込口を
塞ぐための部材を使わずに済む。 (7)例えば、6尺の平型ケースの場合、特開平3−1
52372号公報の構造では、約100W相当の防露ヒ
ーターを必要とするが(電気ヒーターの位置が透明フェ
ンスより遠いため)、本発明においては75W相当の防
露ヒーターで済む。 (8)吸込パンチング板のパンチング孔は、その孔位置
が、外側、即ち風防透明板側に寄せて開けられているの
で、帰還冷気が透明フェンスの表面に接して流れること
(コアンダ効果)が防げ、透明フェンスの着霜が抑えら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷凍・冷蔵オープンショーケースの吸
込口を示す要部断面側面図である。
【図2】本発明の同じく吸込口を示す要部斜視図であ
る。
【図3】従来の冷凍・冷蔵オープンショーケースの吸込
口への結露・着霜状況を示す要部断面側面図である。
【図4】従来の同じく吸込口を示す要部斜視図である。
【図5】特開平3−152372号公報の吸込口を示す
要部斜視図である。
【図6】平型オープンショーケースの一例を示す断面側
面図である。
【符号の説明】 1 吸込口 2 風防透明板(ガラス風防) 3 透明フェンス(アクリルフェンス) 4 吸込口パンチング板 4a 折曲部 5 前壁 6 手摺りレール 6a 溝 7 商品陳列部 8 内部パネル 9 電気ヒーター 10 ソフトロン 11 パンチング孔 12 傾斜 21 平型オープンショーケース 22 商品陳列部 23 台座部 25 循環ダクト 26 冷却器 27 送風機 28 冷気吹出口 29 冷気吸込口 30 後壁 31 前壁 32 風防透明板(ガラス風防) 33 内部パネル 34 透明フェンス(アクリルフェンス) 35 吸込口パンチング板 36 パンチング孔 41 吸込板 42 指向板 43 吸込孔 44 電気ヒーター A アクリルフェンス着霜 B 吸込口着霜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部開放の箱形に形成された商品陳列部
    を有し、後壁上方手前側の冷気吹出口と前壁上方奥側の
    冷気吸込口とを備え、前記冷気吸込口を、前記前壁上部
    に立設された風防透明板と、前記商品陳列部の前側の内
    部パネルに沿って立設された透明フェンスと、前記風防
    透明板と透明フェンスの間に配置され、吸い込み用のパ
    ンチング孔を多数設けた吸込口パンチング板とにより構
    成した冷凍・冷蔵オープンショーケースにおいて、 前記吸込口パンチング板の透明フェンス側の折曲部に電
    気ヒーターを設けたことを特徴とする冷凍・冷蔵オープ
    ンショーケース。
  2. 【請求項2】 前記吸込口パンチング板は、透明フェン
    ス側を高く、パンチング孔側を低くさせるように傾斜を
    つけてあることを特徴とする請求項1記載の冷凍・冷蔵
    オープンショーケース。
  3. 【請求項3】 前記吸込口パンチング板のパンチング孔
    は、その孔位置が、風防透明板側に寄せて開けられてい
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の冷凍・冷蔵オ
    ープンショーケース。
JP16554998A 1998-06-12 1998-06-12 冷凍・冷蔵オープンショーケース Pending JPH11351727A (ja)

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JP (1) JPH11351727A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002188880A (ja) * 2000-12-20 2002-07-05 Nakano Refrigerators Co Ltd 冷凍平型ショーケース
CN107087939A (zh) * 2016-12-30 2017-08-25 广州建德农业科技有限公司 一种改进型保鲜展示柜

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002188880A (ja) * 2000-12-20 2002-07-05 Nakano Refrigerators Co Ltd 冷凍平型ショーケース
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