JPH10178670A - 間欠受信制御装置 - Google Patents

間欠受信制御装置

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JPH10178670A
JPH10178670A JP8337072A JP33707296A JPH10178670A JP H10178670 A JPH10178670 A JP H10178670A JP 8337072 A JP8337072 A JP 8337072A JP 33707296 A JP33707296 A JP 33707296A JP H10178670 A JPH10178670 A JP H10178670A
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Japan
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JP8337072A
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Inventor
Takayuki Misawa
隆之 三沢
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低トラフィック時において無線呼出受信機の
消費電流を少なくすることのできる間欠受信制御装置を
提供。 【解決手段】 制御部18は時刻情報と、基地局から送ら
れてくる呼び出し番号データが自局の呼び出し番号であ
るか否かを識別し、識別に基づく自局呼び出し番号の有
無情報とをトラフィックデータ制御部38に送る。制御部
18はまた基地局から送られてくる自局同期信号に同期し
た信号と送信回数データとシステム可変受信サイクルデ
ータとを間欠制御部42に送る。トラフィックデータ制御
部38は上記受けた情報から所定の期間を示す情報と所定
の期間内が低トラフィックであるか否かを示す情報を生
成して不揮発性メモリ40に送る。間欠制御部42は不揮発
性メモリ40を参照し、この参照したときのトラフィック
データが低トラフィックであるという情報である場合に
は、受けた送信回数データおよびシステム可変受信サイ
クルデータに基づく通常の受信サイクル数よりも少ない
受信サイクル数のバッテリーセービング信号を生成して
無線部14に送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は間欠受信制御装置に
係り、特に高度無線呼出システム(FLEX-TD) において低
トラフィック時に適用して好適な無線呼出受信機の間欠
受信制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ページャなどの無線呼出
受信機は、無線呼出システムで使用される。この無線呼
出システムにおいて、呼出したい端末番号および送りた
いメッセージを一般加入電話から入力すると、この端末
番号およびメッセージは市内交換機に送られる。
【0003】市内交換機は送られてきた端末番号が無線
呼出サービスの番号であると認識すると、この端末番号
およびメッセージを無線呼出装置に送る。無線呼出装置
は送られてきた端末番号およびメッセージをそのレジス
タに蓄積し、端末番号の加入者の有無のチェックを行な
い、加入者があるとこの端末番号およびメッセージを符
号化装置に送る。
【0004】符号化装置は送られてきた端末番号に対応
する選択呼出符号およびメッセージの内容の符号化信号
を各基地局に送り、各基地局の送信機は送られてきた符
号化信号の電波を発射する。この信号を無線呼出受信機
が受信すると、この受信機は呼出音を発し携帯者に知ら
せると同時に、メッセージの内容を液晶ディスプレイな
どの表示器に表示する。
【0005】また、このような従来の無線呼出受信機で
はその電池の消費電流を軽減するために間欠受信が行な
われている。この間欠受信に関する制御はたとえば図10
に示す間欠制御部が行なっている。この間欠制御部は受
信機の電源投入時に決まった自分が呼び出されるだろう
サイクルに従い自分が所属するグループまたはフレーム
を受信する期間、無線部に供給する電源を「ON」にし、ま
たこの期間以外は電源を「OFF」 にするものである。この
動作は電池切れ、あるいは電源切りの状態まで繰り返さ
れる。
【0006】また最近、無線呼出システムでは長文伝送
等のサービスの開始に伴い伝送データが増大している、
つまりトラフィックが増大している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、無線呼
出システムでは確かに上述の理由によりトラフィックが
増大しているが、その分布には極端な偏りがある。多少
の差はあるが多くの場合たとえば退社後や23時から0時
の間にトラフィックが集中している。また就寝後といえ
ば、ほとんど呼がないか受信不要の状態である。また現
状では、一日の一人当たりの呼の平均発呼回数は5回程
度といわれている。
【0008】このような無線呼出システムにおける無線
呼出受信機では、一日の大半を占めるトラフィックのな
い時間帯や受信不要の時間帯を含めて上述したように定
期的に間欠受信が行なわれているため、消費電流の大半
はこの無駄な時間帯にて費やされているいう問題があっ
た。
【0009】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、トラフィックのない時間帯や受信不要の時間帯、つ
まり低トラフィック時において消費電流を少なくするこ
とのできる無線呼出受信機の間欠受信制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、無線呼出し基地局と接続される無線呼出
システム網からなる移動体通信システムの無線呼出受信
機における間欠受信制御装置において、この装置は、無
線呼出し基地局から呼び出し番号情報を受け、受けた呼
び出し番号情報が自局の呼び出し番号であるか否かを識
別し、識別に基づく自局呼び出し番号の有無情報を生成
する自局番号有無情報生成手段と、時刻情報を生成する
時刻情報生成手段と、時刻情報生成手段から時刻情報を
受け、自局番号有無情報生成手段から自局呼び出し番号
の有無情報を受け、受けた時刻情報に基づく所定の期間
内に自局呼び出し番号の有情報が幾つあるかを計数し、
計数値が所定の値以下であれば低トラフィックとしそれ
以上であれば低トラフィックでないとする低トラフィッ
クであるか否かを示す情報を生成し、所定の期間を示す
情報と所定の期間内が低トラフィックであるか否かを示
す情報を出力するトラフィック情報生成手段と、トラフ
ィック情報生成手段により出力された所定の期間を示す
情報と所定の期間内が低トラフィックであるか否かを示
す情報とを蓄積する記憶手段と、時刻情報生成手段から
時刻情報を受け、無線呼出し基地局から送信回数情報と
システム可変受信サイクル情報を受け、記憶手段から受
けた時刻情報に対応する低トラフィックであるか否かを
示す情報を読み出し、受けた送信回数情報およびシステ
ム可変受信サイクル情報と、読み出した低トラフィック
であるか否かの情報とに基づくバッテリーセービング信
号を生成して出力する間欠制御手段とを有し、この間欠
制御手段は、低トラフィックであるという情報を受けた
場合には、受けた送信回数情報およびシステム可変受信
サイクル情報に基づく通常の受信サイクル数よりも少な
い受信サイクル数のバッテリーセービング信号を生成し
て出力することを特徴とする。
【0011】本発明はまた、上述の課題を解決するため
に、無線呼出し基地局と接続される無線呼出システム網
からなる移動体通信システムの無線呼出受信機における
間欠受信制御装置において、この装置は、無線呼出し基
地局から呼び出し信号を受け、受けた呼び出し信号のキ
ャリア信号のレベルが所定の値以下であれば受信レベル
が良くないとしそれ以上であれば受信レベルが良いとす
る受信レベルが良いか否かを示す情報を生成して出力す
るキャリアレベル判定手段と、無線呼出し基地局から呼
び出し番号情報を受け、受けた呼び出し番号情報が自局
の呼び出し番号であるか否かを識別し、識別に基づく自
局呼び出し番号の有無情報を生成する自局番号有無情報
生成手段と、時刻情報を生成する時刻情報生成手段と、
時刻情報生成手段から時刻情報を受け、自局番号有無情
報生成手段から自局呼び出し番号の有無情報を受け、受
けた時刻情報に基づく所定の期間内に自局呼び出し番号
の有情報が幾つあるかを計数し、計数値が所定の値以下
であれば低トラフィックとしそれ以上であれば低トラフ
ィックでないとする低トラフィックであるか否かを示す
情報を生成し、所定の期間を示す情報と所定の期間内が
低トラフィックであるか否かを示す情報を出力するトラ
フィック情報生成手段と、トラフィック情報生成手段に
より出力された所定の期間を示す情報と所定の期間内が
低トラフィックであるか否かを示す情報とを蓄積する記
憶手段と、キャリアレベル判定手段から受信レベルが良
いか否かを示す情報を受け、時刻情報生成手段から時刻
情報を受け、無線呼出し基地局から送信回数情報とシス
テム可変受信サイクル情報を受け、記憶手段から受けた
時刻情報に対応する低トラフィックであるか否かを示す
情報を読み出し、受けた受信レベルが良いか否かを示す
情報、送信回数情報およびシステム可変受信サイクル情
報と、読み出した低トラフィックであるか否かの情報と
に基づくバッテリーセービング信号を生成して出力する
間欠制御手段とを有し、この間欠制御手段は、低トラフ
ィックであり、かつ受信レベルが良くないという情報を
受けた場合には、受けた送信回数情報およびシステム可
変受信サイクル情報に基づく通常の受信サイクル数と同
じ受信サイクル数のバッテリーセービング信号を生成し
て出力することを特徴とする。
【0012】本発明はまた、上述の課題を解決するため
に、無線呼出し基地局と接続される無線呼出システム網
からなる移動体通信システムの無線呼出受信機における
間欠受信制御装置において、この装置は、時刻情報を生
成する時刻情報生成手段と、所定の期間を示す情報と所
定の期間内が受信不要であるか否かを示す情報を出力す
る操作手段と、操作手段により出力された所定の期間を
示す情報と所定の期間内が受信不要であるか否かを示す
情報とを蓄積する記憶手段と、時刻情報生成手段から時
刻情報を受け、無線呼出し基地局から送信回数情報とシ
ステム可変受信サイクル情報を受け、記憶手段から受け
た時刻情報に対応する受信不要であるか否かを示す情報
を読み出し、受けた送信回数情報およびシステム可変受
信サイクル情報と、読み出した受信不要であるか否かを
示す情報とに基づくバッテリーセービング信号を生成し
て出力する間欠制御手段とを有し、この間欠制御手段
は、受信不要であるという情報を受けた場合には、受け
た時刻情報に基づく所定の期間の間中、電源をオンさせ
るバッテリーセービング信号を出力しないことを特徴と
する。
【0013】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる間欠受信制御装置の実施例を詳細に説明する。
【0014】図1には、本発明による間欠受信制御装置
をFLEX-TD 方式の無線呼出受信機に適用した第1の実施
例の機能ブロック図が示されている。図1の装置は、間
欠制御部42が不揮発性メモリ40を参照し、この参照した
時のトラフィックデータが低トラフィックであることを
示していた場合に、間欠制御部42は通常の受信サイクル
数よりも少ない受信サイクル数のバッテリーセービング
信号を無線部14に供給する。これにより、この装置の消
費電流を少なくするものである。
【0015】図1の装置はアンテナ12、 無線部14、復号
部16、制御部18、メモリ24、スピーカ28、発光ダイオー
ド30、バイブレータ32、表示部34、操作部36、トラフィ
ックデータ制御部38、不揮発性メモリ40および間欠制御
部42から構成されている。このうちのスピーカ28、発光
ダイオード30、バイブレータ32、表示部34および操作部
36によりマンマシンインタフェース部26が構成される。
【0016】同図の装置はアンテナ12を有し、このアン
テナ12にはこの例ではループアンテナが用いられ、この
アンテナが無線呼出し基地局(図示せず)から電波を受
け、つまり280MHz帯のFSK (Frequency Shift Keying)信
号を受け出力102 に出力する機能部である。出力102 は
無線部14と接続されている。
【0017】無線部14はこの例では、ダブルスーパヘテ
ロダイン回路およびFSK 復調器から構成され、ダブルス
ーパヘテロダイン回路は入力102 から入力した280MHz帯
のFSK 信号を所定の第2の中間周波数のFSK 信号に変換
してFSK 復調器に送り、FSK復調器はこの第2の中間周
波数のFSK 信号を復調して符号化された呼び出し番号デ
ータ、送信回数データ、システム可変受信サイクルデー
タ、符号化された相手の電話番号データおよびメッセー
ジがあればその符号化されたデータなどを出力104 に出
力する。
【0018】また、無線部14は電源制御回路を有し、電
源制御回路は入力134 から入力した電源制御(バッテリ
ーセービング)信号に基づいてこの例ではこの電源制御
回路を除く無線部14の回路への電源を「ON」「OFF」 する。
つまり「ON」の時だけ電源制御回路を除く無線部14の回路
に電源が供給される。この期間に上述したデータが出力
104 に出力される。出力104 は復号部16の入力と接続さ
れ、入力134 は間欠制御部42の対応する出力と接続され
ている。なお、この例では電源を「ON」「OFF」 する回路を
電源制御回路を除く無線部14の回路としたがそれ以外の
回路を含めてよい。
【0019】復号部16はこの例ではビット同期回路、フ
レーム同期回路および誤り訂正符号(この例ではBCH 符
号)の復号回路などから構成され、ビット同期回路およ
びフレーム同期回路は入力104 から入力した符号化され
た呼び出し番号データ(アドレスデータ)、送信回数デ
ータ、システム可変受信サイクルデータ、符号化された
相手の電話番号データ、メッセージがあればその符号化
されたデータよりも先行して送られてくるビット同期信
号およびフレーム同期信号とビット同期およびフレーム
同期を取る。なお、この場合のフレーム同期が取られた
状態とは基地局から送られてくるフレーム番号と自己に
割り当てられたフレーム番号とが一致した状態である。
【0020】この同期の取られた信号で入力104 から入
力した呼び出し番号データ、送信回数データ、システム
可変受信サイクルデータ、相手の電話番号データ、メッ
セージがあればそのデータなどを読み取り、この読み取
られたデータを誤り訂正符号の復号回路に送る。この復
号回路は、データに誤りがあれば訂正を行なって出力10
6 に出力する。出力106 は制御部18の対応する入力と接
続されている。
【0021】制御部18は、本実施例ではCPU と、各種の
処理を行うプログラムおよびこの例では自局の呼び出し
番号、フレーム番号および受信機可変受信サイクル値な
どの書き込まれているROM と、ワークエリア用のRAM と
から構成されている。この場合、本実施例では上記ROM
にはフレーム番号として77が、また受信機可変受信サイ
クル値として5が蓄積されている。
【0022】制御部18はまた、図1に示すようにアドレ
ス検出部20およびデータ処理部22を有する。アドレス検
出部20は入力106 から入力した呼び出し番号データとRO
M から送られてくる自局の呼び出し番号データとの照合
を行ない、それらデータが一致すれば出力110 に駆動信
号を出力してスピーカ28を鳴らさせ、出力112 に駆動信
号を出力して発光ダイオード30を発光させ、出力114 に
駆動信号を出力してバイブレータ32を振動させる。また
制御部18は、アドレス検出部20により検出される自局呼
び出し番号データの有無情報を信号線122 を介してトラ
フィックデータ制御部38に送る。
【0023】制御部18はまた、この例ではRAM からなる
メモリ24とバス108 を介して接続され、データ処理部22
により復号された相手の電話番号データ、メッセージデ
ータなどをバス108 に出力してメモリ24に蓄積する。ま
た制御部18は、この蓄積したデータを読み出して表示部
34にて表示できるデータ形式に変換し、この変換したデ
ータを出力116 に出力してそのデータの画像を表示部34
に映出する。
【0024】制御部18はまた、時計回路(図示せず)を
有しており、この回路により得られた時刻情報を信号線
122 を介してトラフィックデータ制御部38に、また信号
線132 を介して間欠制御部42に送る。制御部18はまた、
復号部16において同期の取られたフレーム同期信号また
はそれと同じタイミングの信号、送信回数データおよび
システム可変受信サイクルデータを出力132 に出力す
る。このフレーム同期信号またはそれと同じタイミング
の信号は、この例では自己のフレーム番号77と同期した
ものである。なお、同期の取られたフレーム同期信号ま
たはそれと同じタイミングの信号および送信回数データ
を復号部16から間欠制御部42に送る回路構成にしてもよ
い。
【0025】制御部18はまた、操作部36のキーの押圧操
作により制御線118 を介して送られてくるデータ、基地
局からアンテナ12、無線部14および復号部16を介して送
られてくるデータに基づいて本装置の各機能部を制御す
る制御部であり、信号線110によりスピーカ28へ、信号
線112 により発光ダイオード30へ、信号線114 によりバ
イブレータ32へ、信号線116 により表示部34へ、バス10
8 によりメモリ24へ、制御線120 および信号線122 によ
りトラフィックデータ制御部38へ、信号線132により間
欠制御部42へそれぞれ制御データおよび信号データなど
を出力し、各部の動作を制御する。
【0026】前に触れたように、この装置は表示部34と
操作部36を有し、表示部34にはこの例では液晶ディスプ
レイ(LCD) が使用され、制御部18から信号線116 を通し
て送られてくるデータを映出するモニタ装置である。ま
た操作部36は、操作に必要な各種キーから構成され、ユ
ーザにより押圧されたキーのデータが出力118 を介して
制御部18に出力されるユーザインタフェース回路であ
る。
【0027】図1を参照すると、この装置はトラフィッ
クデータ制御部38を有する。トラフィックデータ制御部
38は入力122 から自局呼び出し番号データ有無情報およ
び時刻情報を受け、この受けた情報からこの例では、図
2に示すようなトラフィックデータを作成し出力126 を
介して不揮発性メモリ40に出力する機能部である。また
これらデータを蓄積させるための書き込み制御信号は出
力124 を介して不揮発性メモリ40に出力される。
【0028】具体的には、作成されるデータはこの例で
は図2に示すような、時刻情報に基づく所定の期間の自
局呼び出し番号データの有情報の累積情報(所定の期間
の呼の累積個数情報)および低トラフィックであるか否
かを示す情報などである。同図からわかるように、時刻
情報はこの例では0時を基準に1時間毎の時刻情報であ
り、所定の期間の呼の累積個数情報は所定の時刻から所
定の時刻までの1時間の間に発生した呼の累積個数情報
である。また低トラフィックか否かを示す情報は所定の
期間の呼の全累積個数がある所定の個数と同じかそれよ
りも小さい場合に低トラフィックであるとし、またそれ
よりも大きい場合に低トラフィックでないとするもので
あり、図2においては低トラフィックである場合には〇
で示され、低トラフィックでない場合はxで示されてい
る。したがって、たとえば0時から1時直前までの間の
呼の累積個数情報および低トラフィックか否かを示す情
報は1時以降の所定の時間に更新される。
【0029】なお、この例では時刻情報は、1時間単位
としたがどのような時間単位でもよい。またこの例では
呼の累積個数情報は1日における所定の期間の累積個数
であるが所定の複数日間の所定の期間の累積個数であっ
てもよいし、所定の複数日間の所定の期間の1日当たり
の平均個数であってもよい。
【0030】不揮発性メモリ40はこの例ではE2PROMから
構成され、入力126 から時刻情報、呼の累積個数情報お
よび低トラフィックか否かを示す情報を受け、受けた所
定の時刻別(所定の期間別)情報と、それに対応する呼
の累積個数情報および低トラフィックあるか否かを示す
情報をそれに蓄積する。これら情報は、入力124 から入
力した書き込み制御信号が示すアドレス領域に蓄積され
る。なお、この例ではE2PROMで構成したがRAM で構成し
てもよい。
【0031】また、図1の装置は間欠制御部42を有す
る。間欠制御部42は出力128 に読み出し制御信号を出力
して不揮発性メモリ40からトラフィックデータを読み出
す。これにより読み出されたデータは入力130 に入力さ
れる。またこの場合、この読み出し制御信号の読み出す
タイミングは、入力132 から入力したフレーム同期信号
またはそれと同じタイミングの信号と同期したものであ
る。
【0032】間欠制御部42はまた、入力130 から入力す
るトラフィックデータと、入力132から入力する時刻情
報、フレーム同期信号、送信回数データおよびシステム
可変受信サイクルデータとに基づくバッテリーセービン
グ信号を生成する機能部であり、生成されたバッテリー
セービング信号は出力134 から出力される。
【0033】具体的にはこの例では、送られてくるシス
テム可変受信サイクルデータ値が1で送信回数データ値
が1〜4である場合における生成されるバッテリーセー
ビング信号について以下に説明する。
【0034】図3はシステム可変受信サイクルデータ値
が1で送信回数データ値が1の場合の動作説明図であ
る。図3(a)は基地局側から送られてくるフレームおよび
サブフレーム構成図であり、図3(b)は図3(a)のような構
成の信号が送られてきた場合であって低トラフィックで
ある場合の間欠制御部42が生成するバッテリーセービン
グ信号のタイミング図である。また、図3(c)は低トラフ
ィックでない場合のバッテリーセービング信号のタイミ
ング図である。
【0035】図4はシステム可変受信サイクルデータ値
が1で送信回数データ値が2の場合の動作説明図であ
る。図4(a)は基地局側から送られてくるフレームおよび
サブフレーム構成図であり、図4(b)は図4(a)のような構
成の信号が送られてきた場合であって低トラフィックで
ある場合の間欠制御部42が生成するバッテリーセービン
グ信号のタイミング図である。また、図4(c)は低トラフ
ィックでない場合のバッテリーセービング信号のタイミ
ング図である。
【0036】図5はシステム可変受信サイクルデータ値
が1で送信回数データ値が3の場合の動作説明図であ
る。図5(a)は基地局側から送られてくるフレームおよび
サブフレーム構成図であり、図5(b)は図5(a)のような構
成の信号が送られてきた場合であって低トラフィックで
ある場合の間欠制御部42が生成するバッテリーセービン
グ信号のタイミング図である。また、図5(c)は低トラフ
ィックでない場合のバッテリーセービング信号のタイミ
ング図である。
【0037】図6はシステム可変受信サイクルデータ値
が1で送信回数データ値が4の場合の動作説明図であ
る。図6(a)は基地局側から送られてくるフレームおよび
サブフレーム構成図であり、図6(b)は図6(a)のような構
成の信号が送られてきた場合であって低トラフィックで
ある場合の間欠制御部42が生成するバッテリーセービン
グ信号のタイミング図である。また、図6(c)は低トラフ
ィックでない場合のバッテリーセービング信号のタイミ
ング図である。
【0038】図3(b)〜図6(b)を参照するとわかるよう
に、図3(b)は2フレーム間隔で無線部14の電源制御回路
を「ON」させるバッテリーセービング信号であり、図4(b)
は4フレーム間隔で電源制御回路を「ON」させるバッテリ
ーセービング信号であり、図5(b)は6フレーム間隔で電
源制御回路を「ON」させるバッテリーセービング信号であ
り、図6(b)は8フレーム間隔で電源制御回路を「ON」させ
るバッテリーセービング信号である。図3(b)は、通常の
指定された可変受信サイクル=21=繰り返し間隔=2フ
レームの信号であり、図4(b)は図3(b)の2倍のサイクル
の信号であり、図5(b)は図3(b)の3倍のサイクルの信号
であり、図6(b)は図3(b)の4倍のサイクルの信号であ
る。
【0039】すなわち図2に示すように、たとえば1時
から2時直前までの期間は低トラフィックの時間帯であ
り、この時間帯において間欠制御部42がシステム可変受
信サイクルデータ値が1で送信回数データ値が4のデー
タを受信した場合には、この間欠制御部42は通常の4倍
のサイクルのバッテリーセービング信号を無線部14に送
るから、無線部14の消費電力は通常の1/4 となる。
【0040】第1の実施例の動作を説明する。無線呼出
受信機の呼び出し動作は従来の無線呼出システムの呼び
出し動作と基本的には同じであり、その説明は省略す
る。したがって、ここでは基地局からのデータを間欠受
信する無線呼出受信機の間欠受信動作について説明す
る。
【0041】まず、ユーザが操作部36の電源キーを押圧
すると制御部18は起動信号を間欠制御部42に送る。間欠
制御部42は所定の期間電源を「ON」にするバッテリーセー
ビング信号134 を無線部14に送る。これによりその期
間、無線部14はアクティブとなる。無線部14はその間基
地局側から送られてくるデータを復調して復号部16に送
る。復号部16は基地局側から送られてくるフレーム番号
データと自己に割り当てられたフレーム番号データとの
一致を取り、この一致の取られたフレームデータを制御
部18に送る。
【0042】制御部18は自己に割り当てられたフレーム
番号データと同期したフレーム同期信号132 を間欠制御
部42に送る。フレーム同期信号132 はバッテリーセービ
ング信号134 を生成する場合の基準信号として用いられ
る。なお、この場合、電源を入れて1日が立たないと図
2に示すような全てのトラフィックデータは得られない
のでメモリ40には図2のようなデータは蓄積されておら
ず、したがって、間欠制御部42は最初の1日間はメモリ
40を参照しない。この間、間欠制御部42は制御部18から
送られてくるフレーム番号データと同期したフレーム同
期信号、送信回数データおよびシステム可変受信サイク
ルデータに基づくバッテリーセービング信号134 を生成
して無線部14に送る。
【0043】このようなバッテリーセービング信号134
により受信されたデータは無線部14および復号部16を介
して制御部18に送られる。制御部18は時刻情報と、受信
したデータから生成した自局呼び出し番号データの有無
情報とをトラフィックデータ制御部38に送る。トラフィ
ックデータ制御部38は、受けた時刻情報と、受けた自局
呼び出し番号データの有無情報から所定の期間別の呼の
累積個数情報および低トラフィックであるか否かを示す
情報を生成してメモリ40に送る。このようにしてメモリ
40には図2に示すような1日分のトラフィックデータが
蓄積される。
【0044】すると、間欠制御部42はメモリ40の参照を
開始する。たとえば現在の時刻が0時30分である場合に
は図2を参照すると低トラフィックでない時間帯であ
り、このとき基地局側から送られてくるシステム可変受
信サイクルデータ値が1で送信回数データ値が1、2、3 お
よび4の場合には間欠制御部42は、図3(c)、図4(c)、図
5(c)および図6(c)に示すようなバッテリーセービング信
号134 を生成して無線部14に送る。
【0045】また、たとえば現在の時刻が1時30分であ
る場合には図2を参照すると低トラフィックの時間帯で
あり、このとき基地局側から送られてくるシステム可変
受信サイクルデータ値が1で送信回数データ値が1、2、3
および4の場合には間欠制御部42は、図3(b)、図4(b)、
図5(b)および図6(b)に示すようなバッテリーセービング
信号134 を生成して無線部14に送る。
【0046】このような第1の実施例によれば、通常送
信回数データ値が2を含む2以上であることが想定され
ることから、 1日のうちで大半を占める低トラフィック
の時間帯における消費電流を1/2 から1/4 に抑えること
ができる。
【0047】図7には、本発明による間欠受信制御装置
をFLEX-TD 方式の無線呼出受信機に適用した第2の実施
例の機能ブロック図が示されている。第2の実施例は、
無線回線の状態が悪い場合であっても低トラフィック時
のデータを確実に受信できるようにしたものである。
【0048】図7の装置が図1の装置と相違するところ
は、図7からわかるように、キャリアレベル検出部52が
追加され、無線部14の代わりに無線部50が設けられ、間
欠制御部42の代わりに間欠制御部54が設けられた点であ
る。なお、図7において、図1に示す構成要素と同じも
のには同じ参照符号が付されている。したがって、同じ
参照符号が付されているものについては説明を省略す
る。
【0049】無線部50と無線部14の相違を説明すると、
無線部50には出力150 が追加され、この例では出力150
が第1の中間周波数に変換する前の増幅段の出力と接続
されていることである。したがって出力150 からは、所
定のレベル増幅されたFSK 信号が出力される。なお、自
動利得制御(AGC) のかかっていないFSK 信号であればど
の段の出力信号でもよい。出力150 はキャリアレベル検
出部52と接続されている。
【0050】キャリアレベル検出部52はこの例ではスラ
イスレベル発生回路およびアナログコンパレータ(いず
れも図示せず)から構成されている。アナログコンパレ
ータの一方の入力端子は入力150 と接続され、他方の入
力端子はスライスレベル発生回路と接続され、アナログ
コンパレータの出力は出力152 と接続されている。
【0051】したがってアナログコンパレータの一方の
入力端子にFSK 信号が供給され、また他方の入力端子に
基準レベルが供給される。一方の入力端子に基準レベル
値より高いFSK 信号が供給された場合には、アナログコ
ンパレータの出力からは論理レベル「1」 の信号が出力さ
れ、また、基準レベル値より低いFSK 信号が供給された
場合には、論理レベル「0」 の信号が出力される。なお、
この例では上述のようにアナログ回路で構成したが、た
とえばアナログ・ディジタル変換器、ディジタルスライ
スレベル発生回路およびディジタルコンパレータなどか
らなるディジタル回路で構成してもよい。この出力152
は間欠制御部54の対応する入力と接続されている。
【0052】間欠制御部54は、入力130 から入力するト
ラフィックデータ、入力132 から入力する時刻情報、送
信回数データ、システム可変受信サイクルデータおよび
入力152 から入力する入力レベルデータに基づいてバッ
テリーセービング信号を生成し出力134 に出力する機能
部である。
【0053】図3〜図6を例にとり具体的に説明する。
間欠制御部54は、図3の場合であって入力152 から入力
する論理レベルの値が「0」 の場合(受信状態が悪い場
合)には、図3(c)のバッテリーセービング信号を出力す
る。間欠制御部54はまた、図3の場合であって入力152
から入力する論理レベルの値が「1」 の場合(受信状態が
良い場合)には、図3(b)のバッテリーセービング信号を
出力する。上記の場合はいずれも同じタイミングのバッ
テリーセービング信号である。
【0054】同様に、間欠制御部54は、図4の場合であ
って論理レベルの値が「0」 の場合には、図4(c)のバッテ
リーセービング信号を出力する。また論理レベルの値が
「1」の場合は図4(b)のバッテリーセービング信号を出力
する。この場合、論理レベルの値が「0」 の場合のバッテ
リーセービング信号は図4(c)の信号であるから、したが
って過ったデータの受信確率は減少する。
【0055】また同様に、間欠制御部54は、図5の場合
であって論理レベルの値が「0」 の場合には、図5(c)のバ
ッテリーセービング信号を出力し、論理レベルの値が
「1」 の場合には図5(b)のバッテリーセービング信号を出
力する。この場合も、論理レベルの値が「0」 の場合のバ
ッテリーセービング信号は図5(c)の信号であるから、し
たがって、過ったデータの受信確率は減少する。
【0056】また同様に、間欠制御部54は、図6の場合
であって論理レベルの値が「0」 の場合には、図6(c)のバ
ッテリーセービング信号を出力し、論理レベルの値が
「1」 の場合には、図6(b)のバッテリーセービング信号を
出力する。この場合も、論理レベルの値が「0」 の場合の
バッテリーセービング信号は図6(c)の信号であるから、
したがって、過ったデータの受信確率は減少する。
【0057】第2の実施例の動作を説明する。1日分の
トラフィックデータがメモリ40に蓄積されるところまで
の動作は第1の実施例の動作と同じであるから、それ以
降の動作について説明する。
【0058】間欠制御部54はメモリ40の参照を開始す
る。たとえば、現在の時刻が0時30分である場合には図
2を参照すると低トラフィックでない時間帯であり、こ
のときキャリアレベル検出部52から送られてくる論理レ
ベル値が「0」 または「1」 で、かつ制御部18から送られて
くるシステム可変受信サイクルデータ値が1で送信回数
データ値が1、2、3 および4の場合には間欠制御部54は、
図3(c)、図4(c)、図5(c)および図6(c)に示すようなバッ
テリーセービング信号134 を生成して無線部50に送る。
【0059】また、たとえば現在の時刻が1時30分であ
る場合には図2を参照すると低トラフィックの時間帯で
あり、このときキャリアレベル検出部52から送られてく
る論理レベル値が「0」 で、かつ制御部18から送られてく
るシステム可変受信サイクルデータ値が1で送信回数デ
ータ値が1、2、3 および4の場合には間欠制御部54は図3
(c)、図4(c)、図5(c)および図6(c)に示すようなバッテ
リーセービング信号134を生成して無線部50に送る。
【0060】また、上記と同じ時30分であって、このと
きキャリアレベル検出部52から送られてくる論理レベル
値が「1」 で、かつ制御部18から送られてくるシステム可
変受信サイクルデータ値が1で送信回数データ値が1、2、
3 および4の場合には間欠制御部54は図3(b)、図4(b)、
図5(b)および図6(b)に示すようなバッテリーセービング
信号134 を生成して無線部50に送る。
【0061】このような第2の実施例によれば、第1の
実施例と同様に、1日のうちで大半を占める低トラフィ
ックの時間帯における消費電流を1/2 から1/4 に抑える
ことができる。また、無線回線の状態が悪い場合には通
常の受信サイクルで受信するために、低トラフィック時
のデータを確実に受信することができる。
【0062】図8には、本発明による間欠受信制御装置
をFLEX-TD 方式の無線呼出受信機に適用した第3の実施
例の機能ブロック図が示されている。第3の実施例は、
図2に示すような受信テーブルの作成を操作部の操作に
より行なえるようにしたものである。
【0063】図8の装置が図1の装置と相違するところ
は、図8からわかるように、トラフィックデータ制御部
38が削除され、マンマシンインタフェース部26の代わり
にマンマシンインタフェース部60が設けられ、不揮発性
メモリ40の代わりに不揮発性メモリ64が設けられ、間欠
制御部42の代わりに間欠制御部66が設けられた点であ
る。マンマシンインタフェース部60は、図8に示すよう
にスピーカ28、発光ダイオード30、バイブレータ32、表
示部34および操作部62から構成されている。
【0064】なお、図8において、図1に示す構成要素
と同じものには同じ参照符号が付されている。したがっ
て、同じ参照符号が付されているものについては説明を
省略する。
【0065】操作部62は操作部36の有する機能の他に、
ユーザの操作によりたとえば図9に示すような受信テー
ブルの作成を行なうための機能を有する。操作部62の操
作により得られたデータは出力162 に出力される。ま
た、この場合のデータの書き込み制御信号は出力160 に
出力される。出力160 および162 のそれぞれは不揮発性
メモリ64の対応する入力に接続されている。
【0066】不揮発性メモリ64もこの例ではE2PROMから
構成され、入力162 から時刻情報、受信要か不要かの情
報を受け、受けた所定の時刻別(所定の期間別)情報と
対応する受信要か不要かの情報をその所定の期間別情報
とともにそれに蓄積する。これらの情報は、入力160 か
ら入力する書き込み制御信号が示すアドレス領域に蓄積
される。なお、この例ではE2PROMで構成したがRAM で構
成してもよい。
【0067】間欠制御部66は間欠制御部42の有する機能
の他に、受信不要の情報のある時間帯では、無線部14を
アクティブにするバッテリーセービング信号を出力134
からしない機能を有する。なお、受信要の情報のある時
間帯では、通常のバッテリーセービング信号を出力134
に出力するのでよい。
【0068】第3の実施例の動作を説明すると、結局の
ところ、受信不要の情報のある時間帯では、間欠制御部
66は無線部14をアクティブにするバッテリーセービング
信号を出力しないところである。
【0069】このような第3の実施例によれば、受信不
要の情報のある時間帯では、データの受信を停止するこ
とができ、効果的に消費電流を抑えることができる。
【0070】
【発明の効果】このように本発明によれば、間欠受信制
御装置は、自局呼び出し番号の有無情報を生成する自局
番号有無情報生成手段と、時刻情報を生成する時刻情報
生成手段と、所定の期間を示す情報と所定の期間内が低
トラフィックであるか否かを示す情報を出力するトラフ
ィック情報生成手段と、所定の期間を示す情報と所定の
期間内が低トラフィックであるか否かを示す情報とを蓄
積する記憶手段と、受信した送信回数情報およびシステ
ム可変受信サイクル情報と、記憶手段から読み出した低
トラフィックであるか否かの情報とに基づくバッテリー
セービング信号を生成して出力する間欠制御手段とを有
し、この間欠制御手段は、低トラフィックであるという
情報を受けた場合には、受けた送信回数情報およびシス
テム可変受信サイクル情報に基づく通常の受信サイクル
数よりも少ない受信サイクル数のバッテリーセービング
信号を生成して出力することができる。したがって、1
日の大半を占める低トラフィックの時間帯における消費
電流を効果的に抑えることができる。
【0071】本発明によればまた、間欠受信制御装置
は、受けた呼び出し信号のキャリア信号の受信レベルが
良いか否かを示す情報を生成して出力するキャリアレベ
ル判定手段と、自局呼び出し番号の有無情報を生成する
自局番号有無情報生成手段と、時刻情報を生成する時刻
情報生成手段と、所定の期間を示す情報と所定の期間内
が低トラフィックであるか否かを示す情報を出力するト
ラフィック情報生成手段と、所定の期間を示す情報と所
定の期間内が低トラフィックであるか否かを示す情報と
を蓄積する記憶手段と、受けた受信レベルが良いか否か
を示す情報、送信回数情報およびシステム可変受信サイ
クル情報と、読み出した低トラフィックであるか否かの
情報とに基づくバッテリーセービング信号を生成して出
力する間欠制御手段とを有し、この間欠制御手段は、低
トラフィックであり、かつ受信レベルが良くないという
情報を受けた場合には、受けた送信回数情報およびシス
テム可変受信サイクル情報に基づく通常の受信サイクル
数と同じ受信サイクル数のバッテリーセービング信号を
生成して出力するができる。したがって、無線回線の状
態が悪い場合には通常の受信サイクルで受信するため
に、データを確実に受信することができる。
【0072】本発明によればまた、間欠受信制御装置
は、時刻情報を生成する時刻情報生成手段と、所定の期
間を示す情報と所定の期間内が受信不要であるか否かを
示す情報を出力する操作手段と、操作手段により出力さ
れた所定の期間を示す情報と所定の期間内が受信不要で
あるか否かを示す情報とを蓄積する記憶手段と、受けた
送信回数情報およびシステム可変受信サイクル情報と、
記憶手段から読み出した受信不要であるか否かを示す情
報とに基づくバッテリーセービング信号を生成して出力
する間欠制御手段とを有し、この間欠制御手段は、受信
不要であるという情報を受けた場合には、受けた時刻情
報に基づく所定の期間の間中、電源をオンさせるバッテ
リーセービング信号を出力しないようにすることができ
る。したがって、受信不要の情報のある時間帯では、デ
ータの受信を停止することができ、効果的に消費電流を
抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の間欠受信制御装置を無線呼出受信機に
適用した第1の実施例の機能ブロック図である。
【図2】図1および図7に示す無線呼出受信機で用いら
れるトラフィックデータの一例を示す図である。
【図3】図1および図7に示す無線呼出受信機の動作説
明図である。
【図4】同無線呼出受信機の動作説明図である。
【図5】同無線呼出受信機の動作説明図である。
【図6】同無線呼出受信機の動作説明図である。
【図7】本発明の間欠受信制御装置を無線呼出受信機に
適用した第2の実施例の機能ブロック図である。
【図8】本発明の間欠受信制御装置を無線呼出受信機に
適用した第3の実施例の機能ブロック図である。
【図9】図8の無線呼出受信機で用いられる受信テーブ
ルの一例を示す図である。
【図10】従来の間欠受信制御装置を有する無線呼出受
信機の一例の機能ブロック図である。
【符号の説明】
12 アンテナ 14、50 無線部 16 復号部 18 制御部 20 アドレス検出部 22 データ処理部 24 メモリ 26、60 マンマシンインタフェース部 28 スピーカ 30 発光ダイオード 32 バイブレータ 34 表示部 36、62 操作部 38 トラフィックデータ制御部 40、64 不揮発性メモリ 42、54、66 間欠制御部 52 キャリアレベル検出部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線呼出し基地局と接続される無線呼出
    システム網からなる移動体通信システムの無線呼出受信
    機における間欠受信制御装置において、該装置は、 前記無線呼出し基地局から呼び出し番号情報を受け、該
    受けた呼び出し番号情報が自局の呼び出し番号であるか
    否かを識別し、該識別に基づく自局呼び出し番号の有無
    情報を生成する自局番号有無情報生成手段と、 時刻情報を生成する時刻情報生成手段と、 該時刻情報生成手段から時刻情報を受け、前記自局番号
    有無情報生成手段から自局呼び出し番号の有無情報を受
    け、該受けた時刻情報に基づく所定の期間内に自局呼び
    出し番号の有情報が幾つあるかを計数し、該計数値が所
    定の値以下であれば低トラフィックとしそれ以上であれ
    ば低トラフィックでないとする低トラフィックであるか
    否かを示す情報を生成し、該所定の期間を示す情報と該
    所定の期間内が低トラフィックであるか否かを示す情報
    を出力するトラフィック情報生成手段と、 該トラフィック情報生成手段により出力された所定の期
    間を示す情報と所定の期間内が低トラフィックであるか
    否かを示す情報とを蓄積する記憶手段と、 前記時刻情報生成手段から時刻情報を受け、前記無線呼
    出し基地局から送信回数情報とシステム可変受信サイク
    ル情報を受け、前記記憶手段から該受けた時刻情報に対
    応する低トラフィックであるか否かを示す情報を読み出
    し、該受けた送信回数情報およびシステム可変受信サイ
    クル情報と、該読み出した低トラフィックであるか否か
    の情報とに基づくバッテリーセービング信号を生成して
    出力する間欠制御手段とを有し、 該間欠制御手段は、低トラフィックであるという情報を
    受けた場合には、前記受けた送信回数情報およびシステ
    ム可変受信サイクル情報に基づく通常の受信サイクル数
    よりも少ない受信サイクル数のバッテリーセービング信
    号を生成して出力することを特徴とする間欠受信制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の間欠受信制御装置にお
    いて、該装置はさらに、 前記間欠制御手段により出力されるバッテリーセービン
    グ信号に応じて動作する無線手段を有することを特徴と
    する間欠受信制御装置。
  3. 【請求項3】 無線呼出し基地局と接続される無線呼出
    システム網からなる移動体通信システムの無線呼出受信
    機における間欠受信制御装置において、該装置は、 前記無線呼出し基地局から呼び出し信号を受け、該受け
    た呼び出し信号のキャリア信号のレベルが所定の値以下
    であれば受信レベルが良くないとしそれ以上であれば受
    信レベルが良いとする受信レベルが良いか否かを示す情
    報を生成して出力するキャリアレベル判定手段と、 前記無線呼出し基地局から呼び出し番号情報を受け、該
    受けた呼び出し番号情報が自局の呼び出し番号であるか
    否かを識別し、該識別に基づく自局呼び出し番号の有無
    情報を生成する自局番号有無情報生成手段と、 時刻情報を生成する時刻情報生成手段と、 該時刻情報生成手段から時刻情報を受け、前記自局番号
    有無情報生成手段から自局呼び出し番号の有無情報を受
    け、該受けた時刻情報に基づく所定の期間内に自局呼び
    出し番号の有情報が幾つあるかを計数し、該計数値が所
    定の値以下であれば低トラフィックとしそれ以上であれ
    ば低トラフィックでないとする低トラフィックであるか
    否かを示す情報を生成し、該所定の期間を示す情報と該
    所定の期間内が低トラフィックであるか否かを示す情報
    を出力するトラフィック情報生成手段と、 該トラフィック情報生成手段により出力された所定の期
    間を示す情報と所定の期間内が低トラフィックであるか
    否かを示す情報とを蓄積する記憶手段と、 前記キャリアレベル判定手段から受信レベルが良いか否
    かを示す情報を受け、前記時刻情報生成手段から時刻情
    報を受け、前記無線呼出し基地局から送信回数情報とシ
    ステム可変受信サイクル情報を受け、前記記憶手段から
    該受けた時刻情報に対応する低トラフィックであるか否
    かを示す情報を読み出し、該受けた受信レベルが良いか
    否かを示す情報、送信回数情報およびシステム可変受信
    サイクル情報と、該読み出した低トラフィックであるか
    否かの情報とに基づくバッテリーセービング信号を生成
    して出力する間欠制御手段とを有し、 該間欠制御手段は、低トラフィックであり、かつ受信レ
    ベルが良くないという情報を受けた場合には、前記受け
    た送信回数情報およびシステム可変受信サイクル情報に
    基づく通常の受信サイクル数と同じ受信サイクル数のバ
    ッテリーセービング信号を生成して出力することを特徴
    とする間欠受信制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の間欠受信制御装置にお
    いて、該装置はさらに、 前記間欠制御手段により出力されるバッテリーセービン
    グ信号に応じて動作する無線手段を有することを特徴と
    する間欠受信制御装置。
  5. 【請求項5】 無線呼出し基地局と接続される無線呼出
    システム網からなる移動体通信システムの無線呼出受信
    機における間欠受信制御装置において、該装置は、 時刻情報を生成する時刻情報生成手段と、 所定の期間を示す情報と該所定の期間内が受信不要であ
    るか否かを示す情報を出力する操作手段と、 該操作手段により出力された所定の期間を示す情報と所
    定の期間内が受信不要であるか否かを示す情報とを蓄積
    する記憶手段と、 前記時刻情報生成手段から時刻情報を受け、前記無線呼
    出し基地局から送信回数情報とシステム可変受信サイク
    ル情報を受け、前記記憶手段から該受けた時刻情報に対
    応する受信不要であるか否かを示す情報を読み出し、該
    受けた送信回数情報およびシステム可変受信サイクル情
    報と、該読み出した受信不要であるか否かを示す情報と
    に基づくバッテリーセービング信号を生成して出力する
    間欠制御手段とを有し、 該間欠制御手段は、受信不要であるという情報を受けた
    場合には、前記受けた時刻情報に基づく所定の期間の間
    中、電源をオンさせるバッテリーセービング信号を出力
    しないことを特徴とする間欠受信制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の間欠受信制御装置にお
    いて、該装置はさらに、 前記間欠制御手段により出力されるバッテリーセービン
    グ信号に応じて動作する無線手段を有することを特徴と
    する間欠受信制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7054920B2 (en) 2000-01-12 2006-05-30 Seiko Epson Corporation Data output control device and portable terminal
US7099928B2 (en) 2000-01-12 2006-08-29 Seiko Epson Corporation Data output control device and portable terminal

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7054920B2 (en) 2000-01-12 2006-05-30 Seiko Epson Corporation Data output control device and portable terminal
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