JPH10178534A - 画像データ伝送装置 - Google Patents

画像データ伝送装置

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JPH10178534A
JPH10178534A JP8353778A JP35377896A JPH10178534A JP H10178534 A JPH10178534 A JP H10178534A JP 8353778 A JP8353778 A JP 8353778A JP 35377896 A JP35377896 A JP 35377896A JP H10178534 A JPH10178534 A JP H10178534A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信時に無駄な画像処理等を行うことがな
く、画質劣化の少ない画像データの伝送ができる画像デ
ータ伝送装置を提供すること。 【解決手段】 受信側装置の装置構成情報を送信側装置
に通知する通知手段を備え、その通知手段により通知さ
れた前記受信側装置の装置構成情報と、前記送信側装置
の装置構成情報との比較結果に基いて前記受信側装置に
伝送する画像データに対する画像処理または/及び送信
手順を決定後前記画像データを伝送することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データの通信
を行う画像データ伝送装置に関し、詳細には、送信側で
入力した画像データを受信側に伝送して受信側で出力す
る画像データ伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像データ伝送装置の典型例とし
て、カラーファクシミリ装置間での画像データ伝送につ
いて、図7を参照して説明する。なお、カラーファクシ
ミリ装置としては画像データの送信及び受信の双方に対
応するための機能を備えるが、図7においては、図示の
簡潔さのために、送信側には、主に画像データの送信の
ために必要なブロック構成のみを示し、受信側には、主
に画像データの受信のために必要なブロック構成のみを
示し、それら以外の構成の図示を省略している。
【0003】同図において、送信側装置では、受信側装
置にカラー画像を送信するため、その送信すべきカラー
画像を画像入力部51から入力する。その入力されるカ
ラー画像は、RGB色空間の各色信号R、G、Bで構成
されている。送信側装置において入力されたRGBカラ
ー画像を送信せずにそのまま出力する場合(カラーファ
クシミリ装置においていわゆるコピー機能またはプリン
タ機能を使用する場合)は、RGBカラー画像は画像処
理部52により画像出力部53が取り扱えるCMYK色
空間の各色信号C、M、Y、Kに変換される。そしてそ
の変換されたCMYKカラー画像は、画像出力部53に
より、カラー画像として出力される。このとき、画像処
理部52においては、RGB/CMYK色空間変換のほ
かに、画像出力部53のデバイス特性に合わせ、ガンマ
変換、エッジ強調、減色変換等様々な画像処理が施され
る。
【0004】カラー画像の送信を行う場合には、画像入
力部51により入力されたRGBカラー画像は画像処理
部54に入力され、デバイスの種類に依存しない標準的
な色空間として、国際照明委員会CIEが推奨する色空
間であるL***色空間(以後の説明においてはLa
b色空間と略記し、また、参照する図中においても、
「L*」は「L」と、「a*」は「a」と、「b*」は
「b」と略記する)の各色信号L、a、bに変換され
る。
【0005】画像処理部54では、入力カラー画像のR
GB/Lab色空間変換の他に、入力カラー画像の画像
特性の修正のために、MTF補正等のその他の画像処理
を行う場合もある。
【0006】画像処理部54によりRGBカラー画像を
変換して得られたLabカラー画像は、圧縮符号化部5
5により圧縮符号化される。この圧縮符号化にはJPE
G方式が用いられることが多く、カラーファクシミリ装
置の標準ではJPEG方式を用いることになっている。
【0007】符号化後のLabカラー画像データ(図中
にはL´a´b´で示している)は通信制御部56によ
り受信側装置に送信される。
【0008】受信側装置では、送信側装置の通信制御部
56から通信により送られてくる符号化されたLabカ
ラー画像を通信制御部57により受信し、その受信した
符号化されたLabカラー画像は、復号化部58により
復号化され元のLabカラー画像に復元される。その復
元されたLabカラー画像は、Lab色空間のカラー画
像で、そのままでは、画像出力部62が処理できないた
め、画像処理部59によりLab/CMYK色空間変換
して、CMYKカラー画像に変換する。なお、画像処理
部59では、送信側と同様に、画像出力部62のデバイ
ス特性に合わせた画像処理も行われる。画像処理部59
により変換されたCMYKカラー画像は、画像出力部6
2により出力される。
【0009】この例では受信側装置においても画像入力
部60を備えており、入力画像をそのまま出力すること
もできる。その場合には入力されたカラー画像の色空間
はRGBであるため画像処理部61により画像出力部6
2が取り扱えるCMYK色空間のカラー画像に変換して
た後に、画像出力部62により出力する。画像処理部6
1では、送信側装置の画像処理部52と同様に、RGB
/CMYK色空間変換のほかに、画像出力部62のデバ
イス特性に合わせ、ガンマ変換、エッジ強調、減色変換
等様々な画像処理が行われる。
【0010】このように、従来の標準化されているカラ
ーファクシミリ装置においては、入力装置によって入力
されたRGB色空間等のカラー画像データは、一旦デバ
イスに依存しないLab色空間のカラー画像データに変
換された後送信され、受信側においては自身の持つ出力
デバイスの特性に適合させるように再度、Lab色空間
からCMYK色空間等への色変換を行い画像を出力す
る。すなわち、この送信側及び、受信側を全体として捉
え、入力されたカラー画像を出力する系として見た場
合、少なくとも、2回の色変換(上記の例においては、
RGB/Lab色空間変換、及び、Lab/CMYK色
空間変換)が必要である。このような変換処理は、異な
る機種間ではもちろん、同じ機種の送信側及び受信側装
置間で通信を行う場合にも、標準に適合した通信を行う
ために、同様に行われる。
【0011】しかし、入力されたカラー画像を出力する
という単純な処理について考えると、入力デバイスから
入力された、例えばRGBカラー画像を、例えばCMY
K色空間のカラー画像に適合した出力デバイスで出力す
る場合には、1回の色空間変換、すなわち、RGB/C
MYK色空間変換のみで十分である。
【0012】したがって、同機種間のカラー画像の通信
時においては、送信側及び受信側装置のそれぞれの入出
力デバイスは、互いに同一機能であり、入力デバイスか
ら入力されたカラー画像を出力デバイスの特性に適合す
るように変換する画像処理部も互いに同一機能であるた
め、送信側の入力デバイスで入力したカラー画像は、1
回の色空間変換のみで受信側の出力デバイスで出力可能
なはずである。
【0013】当然ながら色空間のみでなく、その他の画
像処理に関しても、同一機種間であれば、互いの入出力
デバイスの特性に特化した最適な処理を行えるはずであ
るが、そのような場合でも、そもそもは異なる機種間で
の通信を可能とするために取り決められた標準に適合す
るために、送信する画像の形式を標準に適合させるため
の変換処理等を行うため、画質劣化が生じている場合が
ある。
【0014】そのような場合の例として、入力デバイス
における解像度と出力デバイスにおける解像度が双方と
も600dpiで同じであるにも関わらず、通信時には
標準で既定された200dpiに変換して通信するよう
な場合が挙げられる。この場合、送信側において600
dpiから200dpiへの低解像度化処理が行われ、
受信側において200dpiから600dpiへの高解
像度化処理が行われるが、当然ながらこのような処理に
おいては、600dpiの解像度の画像の有する情報量
を維持することはできず、情報の欠落による画質劣化は
避けられない。
【0015】つまり、送信側及び受信側装置間で互いの
入出力デバイスの機能が同一であっても、互いの装置が
その事実を知らないがために、異機種間での通信の場合
と同様に、標準にのっとったデータフォーマットや通信
手順で通信することになり、無駄な色変換処理や解像度
変換処理が行われたり、必ずしも受信側装置の出力デバ
イスの特性に最適な画像処理が行われないという問題点
がある。
【0016】特開平5−298437号公報に見られる
カラー画像処理装置においては、受信側デバイスの種類
に応じた、色変換を含む画像処理を行うことができる場
合には、送信側でそれらの処理を行った後送信を行い、
それができない場合に関しては標準的な色空間を用いて
送信を行うようにしている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成をとった場合の問題点は、受信側デバイスの機能ある
いは特性を記述するための情報量が多くなってしまう点
と、画像処理や色変換処理を行うのが送信側のみである
点である。
【0018】画像処理を送信側のみで行うようにする
と、たとえば受信側装置は送信側装置の入力デバイス
(スキャナ等)に対応する画像処理機能を備えている
が、受信側装置の出力デバイスが送信側装置のそれと異
なるものの場合、つまり、送信側装置と受信側装置と
が、装置全体としては機能が異なっていても、受信側装
置が送信側装置の入力デバイスに対応した画像処理だけ
は行える場合でも、その画像処理は、常に送信側でのみ
行われるため、送信側装置と同じ入力デバイスを備える
ことで、送信側装置の入力デバイスに対応する画像処理
なら行える受信側装置に対しても、結局デバイス非依存
の標準に適合する色空間に変換して送信することにな
る。
【0019】すなわち、このようなケースでは送信側装
置の入力デバイスから入力された画像に必要な画像処理
を行う手段を受信側装置が備えているにも関わらず、送
信側装置は、そのことを知らずに標準に適合する処理を
行ってしまうために、入力デバイスが同一なのに、出力
デバイスが異なることだけのために、無駄な処理が行わ
れてしまうことになる。また、送信側装置が、受信側装
置の画像処理機能知らないで処理した画像データは、必
ずしも、通信に最適な状態、すなわち、データ量の少な
い画像データではないという問題点があった。
【0020】本発明は係る事情に鑑みてなされたもので
あり、通信時に無駄な画像処理等を行うことがなく、画
質劣化の少ない画像データの伝送ができる画像データ伝
送装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の画像データ伝送装置は、送信側装置
で入力した画像データを出力すべき画像データとして受
信側装置に伝送する画像データ伝送装置において、前記
受信側装置の装置構成情報を前記送信側装置に通知する
通知手段を備え、その通知手段により通知された前記受
信側装置の装置構成情報と、前記送信側装置の装置構成
情報との比較結果に基いて前記受信側装置に伝送する画
像データに対する画像処理または/及び送信手順を決定
後前記画像データを伝送することを特徴とする。
【0022】請求項2記載の画像データ伝送装置は、請
求項1記載の画像データ伝送装置において、前記受信側
及び送信側装置の装置構成情報の比較結果に基いて決定
される、前記伝送画像データに対する画像処理は、色相
変換または/及び色空間変換を含むことを特徴とする。
【0023】請求項3記載の画像データ伝送装置は、請
求項1または2のいずれかの記載の画像データ伝送装置
において、前記受信側及び送信側装置の装置構成情報の
比較により、前記送信側装置において前記受信側装置の
出力デバイスに対応した画像処理が可能であり、かつ、
前記受信側装置において前記送信側装置の入力デバイス
に対応した画像処理が可能である場合、前記送信側装置
の入力デバイスから入力された画像データを前記受信側
装置の出力デバイスで出力するために必要な画像処理
を、前記送信側装置または受信側装置のうちのいずれか
一方でのみ行うことを特徴とする。
【0024】請求項4記載の画像データ伝送装置は、請
求項3記載の画像データ伝送装置において、前記受信側
及び送信側装置の装置構成情報の比較により、前記送信
側装置において前記受信側装置の出力デバイスに対応し
た画像処理が可能であり、かつ、前記受信側装置におい
て前記送信側装置の入力デバイスに対応した画像処理が
可能である場合、前記送信側装置の入力デバイスから入
力された画像データを前記受信側装置の出力デバイスで
出力するために必要な画像処理を、前記送信側装置また
は受信側装置のうちのいずれにおいて行うかの決定の際
には、前記伝送画像データのデータ量が少なくなる方を
選択することを特徴とする。
【0025】請求項5記載の画像データ伝送装置は、請
求項1または2のいずれかの記載の画像データ伝送装置
において、前記受信側及び送信側装置の装置構成情報の
比較により、前記送信側装置において前記受信側装置の
出力デバイスに対応した画像処理が不可能であり、か
つ、前記受信側装置において前記送信側装置の入力デバ
イスに対応した画像処理が可能である場合、前記送信側
装置の入力デバイスから入力された画像データを前記受
信側装置の出力デバイスで出力するために必要な画像処
理を、前記受信側装置で行うことを特徴とする。
【0026】請求項6記載の画像データ伝送装置は、請
求項1または2のいずれかの記載の画像データ伝送装置
において、前記受信側及び送信側装置の装置構成情報の
比較により、前記送信側装置において前記受信側装置の
出力デバイスに対応した画像処理が可能であり、かつ、
前記受信側装置において前記送信側装置の入力デバイス
に対応した画像処理が不可能である場合、前記送信側装
置の入力デバイスから入力された画像データを前記受信
側装置の出力デバイスで出力するために必要な画像処理
を、前記送信側装置で行うことを特徴とする。
【0027】請求項7記載の画像データ伝送装置は、請
求項1、2、3、4、5、または、6のいずれかの記載
の画像データ伝送装置において、前記通知手段により通
知される、前記受信側装置の装置構成情報は、前記受信
側装置の各入出力デバイスに固有のデバイス識別コード
である一方、前記送信側装置は、前記デバイス識別コー
ド毎に予め記憶しておいたデバイス特性情報を読み出す
ことで、前記受信側装置の装置構成情報の具体的内容を
得ることを特徴とする。
【0028】請求項8記載の画像データ伝送装置は、請
求項7記載の画像データ伝送装置において、前記送信側
装置が前記デバイス識別コードと対応付けて予め記憶し
ておくデバイス特性情報の記憶内容を書き替える特性情
報更新手段を備えたことを特徴とする。
【0029】請求項9記載の画像データ伝送装置は、請
求項1、2、3、4、5、または、6のいずれかの記載
の画像データ伝送装置において、前記通知手段により通
知される、前記受信側装置の装置構成情報は、前記受信
側装置に固有の機種コードである一方、前記送信側装置
は、前記機種コード毎に予め記憶しておいた機種情報を
読み出すことで、前記受信側装置の装置構成情報の具体
的内容を得ることを特徴とする。
【0030】請求項10記載の画像データ伝送装置は、
請求項9記載の画像データ伝送装置において、前記送信
側装置が前記機種コードと対応付けて予め記憶しておく
機種情報の記憶内容を書き替える機種情報更新手段を備
えたことを特徴とする。
【0031】請求項11記載の画像データ伝送装置は、
請求項1、2、3、4、5、または、6のいずれかの記
載の画像データ伝送装置において、前記通知手段により
通知される、前記受信側装置の装置構成情報は、前記受
信側装置の各入出力デバイスに固有のデバイス識別コー
ド、または、前記受信側装置に固有の機種コードである
一方、前記送信側装置は、前記デバイス識別コード毎に
予め記憶しておいたデバイス特性情報、または、前記機
種コード毎に予め記憶しておいた機種情報を読み出すこ
とで、前記受信側装置の装置構成情報の具体的内容を得
ることを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0033】図1に、本発明の実施の形態に係る画像デ
ータ伝送装置のとして好適なカラーファクシミリ装置の
ブロック構成を示す。なお、同図においては、通信回線
を介しての送信側装置としてのカラーファクシミリ装置
のブロック構成と、受信側装置としてのカラーファクシ
ミリ装置のブロック構成に分けて示している。つまり、
カラーファクシミリ装置が送信側装置となる場合に不使
用の受信側装置として必要な構成を省く一方、カラーフ
ァクシミリ装置が受信側装置となる場合に不使用の送信
側装置として必要な構成を省くことにより、図面の表示
上の煩雑さを避けている。したがって、図1に示すカラ
ーファクシミリ装置の受信側が送信側に、送信側が受信
側になって画像データの伝送を行うことは、当然可能で
ある。
【0034】さて、図1において、画像データは、送信
側装置(以後単に送信側と称する場合もある)の画像入
力部1から入力されて、最終的には受信側装置(以後単
に受信側と称する場合もある)の画像出力部14から出
力される。
【0035】画像入力部1より入力される画像データの
色空間はRGBである。画像入力部1として、一般的な
カラースキャナを想定しているが、もちろん言うまでも
なくこの他の色空間を持つ入力デバイスであっても画像
入力部1として適用可能である。ただし、その場合は、
以降の処理がその色空間に適合するものに変わるだけで
ある。
【0036】画像入力部1から入力されるRGBカラー
画像は、選択部2に入力される。選択部2は、その入力
されるRGBカラー画像を、通信制御部8からの指示に
応じて、画像処理部A3、圧縮符号化部4、または、画
像処理部B5のいずれかに切り換え出力する。
【0037】画像処理部A3は、選択部2から入力され
るRGBカラー画像をRGB/CMYK変換してCMY
Kカラー画像に変換して選択部6に出力する。画像処理
部A3から出力されるCMYKカラー画像は、選択部6
より画像出力部7または圧縮符号化部4に切り換え出力
される。選択部6は、カラーファクシミリ装置である送
信側装置が、受信側装置となる場合にカラー画像の出力
のために備えている画像出力部7の機能を流用した、付
加的機能であるカラー複写機として動作するするのか、
本来の機能であるカラーファクシミリ装置として動作す
るのかに応じて入力のCMYKカラー画像を切り換え出
力する。
【0038】つまり、カラー複写機として動作する場合
には、入力されるCMYKカラー画像を常に画像出力部
7に出力し、カラーファクシミリ装置として動作する場
合には、入力されるCMYKカラー画像を常に圧縮符号
化部4に出力する。したがって、選択部6は、通信制御
部8からの指示に応じて切り換え状態が変化する選択部
2とはその動作が異なる。
【0039】画像処理部B5は、選択部2から入力され
るRGBカラー画像をRGB/Lab変換して、標準の
Lab画像に変換して圧縮符号化部4に出力する。
【0040】結果として、圧縮符号化部4には、選択部
6からのCMYKカラー画像、選択部2からのRGBカ
ラー画像、または、画像処理部BからのLabカラー画
像のいずれかが、通信制御部8からの指示に応じた選択
部2の切り換え動作に応じて入力される。
【0041】圧縮符号化部4は、入力されるCMYKカ
ラー画像、RGBカラー画像またはLabカラー画像を
圧縮符号化した画像データを通信通信制御部8に出力す
る。通信制御部8は、受信側装置の通信制御部9と伝送
制御手順をやりとりしながら、圧縮符号化部4からの符
号化画像データを受信側装置に伝送する。
【0042】受信側装置においては、送信側装置から伝
送される符号化画像データは、通信制御部9により受信
されて復号化部10に渡される。通信制御部9は、後述
するように、送信側の通信制御部8から通知される伝送
画像データの種類(色空間が、RGB、CMYK、また
は、Labのいずれか)に応じて、選択部11に指示を
与え、切り換え状態を制御する。
【0043】復号化部11では、伝送された符号化画像
データの種類に対応する復号化方法式で復号化すること
により、元のRGB、CMYK、またはLabカラー画
像を出力する。復号化部11から出力される各色空間の
カラー画像は、選択部11に入力されるが、選択部11
は、通信制御部9からの指示に応じて切り換え制御さ
れ、入力されるカラー画像がRGBカラー画像であれ
ば、その入力されるカラー画像を画像処理部D13に、
CMYKカラー画像であれば、そのまま画像出力部14
に、Labカラー画像であれば、画像処理部C12に出
力する。
【0044】画像処理部D13では、選択部11から入
力されるRGBカラー画像をRGB/CMYK変換して
CMYKカラー画像に変換して画像出力部14に出力す
る。画像処理部C12では、選択部11から入力される
Labカラー画像をLab/CMYK変換してCMYK
カラー画像に変換して画像出力部14に出力する。
【0045】これにより、送信側の画像入力部1から入
力されたRGBカラー画像は、RGB、CMYK、また
は、Labカラー画像として受信側に伝送され、最終的
には、CMYKカラー画像として画像出力部14に入力
されて、画像出力部14により出力される。
【0046】また、受信側は、画像入力部15から入力
したRGBカラー画像を画像処理部DでRGB/CMY
K変換して画像出力部14に出力することにより、送信
側と同様にカラー複写機としても動作できる。
【0047】ここで、送信側の画像入力部1から入力さ
れたRGBカラー画像が、受信側の画像出力部14のよ
り出力されるまでに経ることが可能な画像処理(色空間
変換)経路について、図2及び3を参照して概念的に説
明する。
【0048】図2においては、送信側及び受信側の画像
入力部、画像出力部、及びそれらに介在する画像処理部
のみを示し、選択部や圧縮符号化部、復号化部、通信制
御部、通信回線等の画像処理(色空間変換)の観点から
見て画像データが通過するのみの構成の図示を省略して
いる。
【0049】同図において、送信側の画像入力部1から
入力されるRGBカラー画像が、受信側の画像出力部1
4に到達するまでに経ることが可能な経路は3通りあ
る。
【0050】つまり、経路aを経て画像処理部D13に
よりRGB/CMYK変換されてから経路bを経て画像
出力部14に達するルート(a+b)。経路eを経て画
像処理部B5によりRGB/Lab変換され、更に経路
fを経て画像処理部C12によりLab/CMYK変換
されてから画像出力部14に達するルート(e+f+
g)。経路cを経て画像処理部A3によりRGB/CM
YK変換されてから経路dを経て画像出力部14に達す
るルート(c+d)の3通りである。
【0051】ここで、それらの3通りのうち、送信側の
画像入力部1と、受信側の画像入力部15のデバイス特
性の同一/相違、及び/または、送信側の画像出力部7
と、受信側の画像出力部14のデバイス特性の同一/相
違によらず、常に可能な経路は、ルート(e+f+g)
である。しかし、そのルート(e+f+g)は、RGB
色空間から、標準のLab色空間への変換処理と、その
標準のLab色空間からCMYK色空間への変換処理の
2段階の色変換を含む、従来と同様の経路であり、その
分画質劣化が激しい。
【0052】そこで、本実施の形態では、送信側の画像
入力部1と、受信側の画像入力部15のデバイス特性の
同一/相違、及び、送信側の画像出力部7と、受信側の
画像出力部14のデバイス特性の同一/相違の組み合わ
せに応じて画質劣化ができるだけ少ないルートを選択す
る。
【0053】図3は、送信側の画像入力部1と、受信側
の画像入力部15のデバイス特性の同一/相違、及び、
送信側の画像出力部7と、受信側の画像出力部14のデ
バイス特性の同一/相違の各組み合わせに対応して選択
可能なルートを模式的に示している。
【0054】なお、図2に示すように、IN_Sは、送
信側の画像入力部1のデバイス特性を表し、OUT_S
は、送信側の画像出力部7のデバイス特性を表す一方、
IN_Rは、受信側の画像入力部1のデバイス特性を表
し、OUT_Rは、受信側の画像出力部14のデバイス
特性を表している。
【0055】したがって、図3において、「IN_S=
IN_R」とは、送信側の画像入力部1と、受信側の画
像入力部15のデバイス特性が同一であることを示し、
「OUT_S≠OUT_R」とは、送信側の画像出力部
7と、受信側の画像出力部14のデバイス特性が相違し
ていることを示してる。その他の組み合わせについても
同様である。
【0056】つまり、図3において、「IN_S=IN
_R」かつ「OUT_S=OUT_R」の場合が最もと
り得るルートに多様性があり、ルート(a+b)、(c
+d)、または(e+f+g)の全てのルートが選択可
能である。この場合、ルート(e+f+g)を選択した
のでは、従来と同様であるため、本実施の形態では、後
述するように、条件に応じて、画像処理の観点からて実
質的に同一のルート(a+b)または(c+d)のいず
れかを選択する。
【0057】「IN_S=IN_R」かつ「OUT_S
≠OUT_R」の場合は、ルート(a+b)または(e
+f+g)のルートが選択可能である。この場合、ルー
ト(e+f+g)を選択したのでは、従来と同様である
ため、本実施の形態では、ルート(a+b)を選択す
る。
【0058】「IN_S≠IN_R」かつ「OUT_S
=OUT_R」の場合は、ルート(c+d)または(e
+f+g)のルートが選択可能である。この場合、ルー
ト(e+f+g)を選択したのでは、従来と同様である
ため、本実施の形態では、ルート(c+d)を選択す
る。
【0059】「IN_S≠IN_R」かつ「OUT_S
≠OUT_R」の場合は、ルート(e+f+g)のみが
選択可能である。この場合、ルート(e+f+g)を選
択したのでは、従来と同様であるが、それ以外に選択で
きるルートがないため、本実施の形態では、ルート(e
+f+g)を選択する。
【0060】このように、送信側及び受信側の各デバイ
ス特性に応じて、色空間変換を含む画像処理が少なくて
済む処理経路が選択されるように、送信側の画像入力部
1から受信側の画像出力部14までの経路を設定するこ
とで、画質の劣化を防ぐことができる。
【0061】以上の概念的な説明を踏まえて、送信側装
置の画像入力部1から入力されたRGBカラー画像を受
信側装置に伝送して、受信側装置の画像出力部14で出
力するまでの処理手順について、図4を参照して説明す
る。
【0062】同図において、先ず、送信側及び受信側の
各通信制御部8、9間のやりとりにより通信が確立され
ると、受信側の通信制御部9は、受信側装置構成を送信
側装置の通信制御部8へ通知し(処理101)、送信側
の通信制御部8は、それを受信する。送信側の通信制御
部8は、送信側の画像出力部7と、受信側の画像出力部
14のデバイス特性が同一(OUT_S=OUT_R)
で、受信側装置の出力デバイスに対応した画像処理が自
装置において可能かを確認する(処理102)。
【0063】可能な場合(判断103のYes)は、送
信側装置の通信制御部8は、更に、送信側の画像入力部
1と、受信側の画像入力部15のデバイス特性が同一
(IN_S=IN_R)で、受信側装置で自装置の入力
デバイスに対応した画像処理が可能かを確認する(処理
104)。
【0064】可能な場合(判断105のYes)は、送
信側装置の通信制御部8は、更に送信側で処理したほう
が伝送データ量が少ないかを判断する(処理106)。
つまり、送信側の画像出力部7と、受信側の画像出力部
14のデバイス特性が同一(OUT_S=OUT_
R)、かつ、送信側の画像入力部1と、受信側の画像入
力部15のデバイス特性が同一(IN_S=IN_R)
で、図2に示したルート(a+b)または(c+d)の
いずれのルートをとることも可能な場合は、送信側の画
像入力部1から入力されたRGBカラー画像を送信側の
画像処理部A3でRGB/CMYK変換をして(送信側
で、受信側の出力デバイスに対応した画像処理をして)
から受信側にCMYKカラー画像として伝送して、受信
側の画像出力部14にそのまま渡したほうが、伝送デー
タ量が少なければ、ルート(c+d)を選択したほう
が、すなわち、送信側で処理したほうが伝送データ量は
少ない。一方、送信側の画像入力部1から入力されたR
GBカラー画像を、そのままRGBカラー画像として受
信側に伝送して、受信側の画像処理部D13でRGB/
CMYK変換をして(受信側で送信側の入力デバイスに
対応した画像処理をして)から、受信側の画像出力部1
4に渡したほうが、伝送データ量が少なければ、ルート
(a+b)を選択したほうが、すなわち、送信側で処理
しないほう(受信側で処理したほう)が伝送データ量は
少ない。
【0065】この判断106を行うことで、送信側で画
像処理(RGB/CMYK変換)してから受信側にCM
YKカラー画像として伝送して受信側の画像出力部14
にそのまま渡す場合と、送信側で画像処理しないで、R
GBカラー画像のまま受信側に伝送して受信側の画像処
理部D13で画像処理(RGB/CMYK変換)してか
ら受信側の画像出力部14に渡す場合とが、実質的に出
力画像の画質の点で同等である場合においては、伝送デ
ータ量が少なくなるほうの場合を採用できるため、可能
な画像処理ルートを通信時間の短縮のために有効に活用
できる。
【0066】なお、伝送データ量についての判断は、送
信側の通信制御部8が行うが、その判断は、最も基本的
には、圧縮符号化部4からのRGBカラー画像について
の符号化データと、CMYKカラー画像の符号化データ
のデータ量の比較により行うことができる。また、この
場合、単純には色成分の多いCMYKカラー画像の方が
伝送データ量が少なくなることはないと考えがちである
が、CMYK色変換後の各色成分のビット数やRGB各
色成分のビット数はデバイスの種類によって異なるた
め、必ずしも常にRGBカラー画像の方が伝送データ量
が少なくなるとは限らない。当然ながらデバイス固有の
色空間や成分毎のビット数に関しては様々な組み合わせ
が存在するため、デバイスの種類に合わせた選択肢を設
定する必要があり、その設定は、実験的に求めることが
できる。これは通信時に毎回求めてもよいが、各色空間
での伝送データ量に関する一般的な傾向を求めておい
て、それに応じて処理方法をプリセットしておく方が処
理量を削減できる。
【0067】さて、判断105において、その判断結果
がNoの場合、すなわち、送信側の画像出力部7と、受
信側の画像出力部14のデバイス特性が同一(OUT_
S=OUT_R)、かつ、送信側の画像入力部1と、受
信側の画像入力部15のデバイス特性が相違する(IN
_S≠IN_R)場合、または、判断106において、
その判断結果がYesの場合、すなわち、送信側の画像
出力部7と、受信側の画像出力部14のデバイス特性が
同一(OUT_S=OUT_R)、かつ、送信側の画像
入力部1と、受信側の画像入力部15のデバイス特性が
同一(IN_S=IN_R)であってさらに送信側で処
理した方法が伝送データ量が少ない場合には、送信側の
画像入力部1から入力されたRGBカラー画像に対し
て、送信側の画像処理部A3で受信側の出力デバイスに
対応した画像処理(RGB/CMYK変換)を行って
(処理107)、圧縮符号化部4で符号化しつつ受信側
に伝送する(処理108)。受信側の通信制御部9は、
それに対応してデータを受信し、受信したデータを復号
化部10で復号化して、その復号化したカラー画像を、
送信側の通信制御部8がデータの伝送時に受信側の通信
制御部9に通知する伝送データの種類(RGB、CMY
K、またはLabのいずれか)に応じて選択部11を切
り替えることで、受信したカラー画像の色空間に対応し
て、Lab/CMYK色空間変換を行う画像処理部C1
2または、RGB/CMYK色空間変換を行う画像処理
部D13を介して、あるいは、CMYK色空間のまま画
像出力部14に渡す。なお、この場合は、CMYKカラ
ー画像を受信するため、そのまま画像出力部14に渡さ
れる。
【0068】これにより、送信側装置及び受信側装置
が、入力デバイス(たとえばスキャナ装置)として異な
る特性(違う種類)のものを有しているが、出力デバイ
ス(たとえばプロッタ)の種類が同一で同特性であるよ
うな装置間においてカラー画像を伝送する場合のよう
に、少なくとも送信側の画像出力部7と、受信側の画像
出力部14のデバイス特性が同一(OUT_S=OUT
_R)である場合には、送信側画像入力部1から入力さ
れたRGBカラー画像に対して、送信側の画像処理部A
で受信側の出力デバイスに対応した画像処理(RGB/
CMYK変換)を行うことで、送信側の画像入力部1か
ら入力され、受信側の画像出力部14から出力されるカ
ラー画像に対して行う画像処理を必要最小限に済ますこ
とができ、出力画像の画質の劣化を抑えることができ
る。
【0069】さて、判断103において、可能でない場
合(判断103のNo)、すなわち、送信側の画像出力
部7と、受信側の画像出力部14のデバイス特性が相違
して(OUT_S≠OUT_R)いて、受信側装置の出
力デバイスに対応した画像処理が自装置において不可能
な場合は、送信側装置の通信制御部8は、更に、送信側
の画像入力部1と、受信側の画像入力部15のデバイス
特性が同一(IN_S=IN_R)で、受信側装置で自
装置の入力デバイスに対応した画像処理が可能かを確認
する(処理111)。
【0070】可能な場合(判断112のYes)、すな
わち、送信側の画像出力部7と、受信側の画像出力部1
4のデバイス特性が相違して(OUT_S≠OUT_
R)、かつ、送信側の画像入力部1と、受信側の画像入
力部15のデバイス特性が同一(IN_S=IN_R)
の場合、または、判断106において、その判断結果が
Noの場合、すなわち、送信側の画像出力部7と、受信
側の画像出力部14のデバイス特性が同一(OUT_S
=OUT_R)、かつ、送信側の画像入力部1と、受信
側の画像入力部15のデバイス特性が同一(IN_S=
IN_R)であってさらに送信側で処理した方が伝送デ
ータ量が少なくない(受信側で処理した方法が伝送デー
タ量が少ない)場合には、送信側画像入力部1から入力
されたRGBカラー画像をそのまま、圧縮符号化部4で
符号化しつつ受信側に伝送する(処理109)。受信側
の通信制御部9は、それに対応してデータを受信し、受
信したデータを復号化部10で復号化して、その復号化
したカラー画像を、送信側の通信制御部8がデータの伝
送時に受信側の通信制御部9に通知する伝送データの種
類(RGB、CMYK、またはLabのいずれか)に応
じて選択部11を切り替えることで、受信したカラー画
像の色空間に対応して、Lab/CMYK色空間変換を
行う画像処理部C12または、RGB/CMYK色空間
変換を行う画像処理部D13を介して、あるいは、CM
YK色空間のまま画像出力部14に渡す。なお、この場
合は、RGBカラー画像を受信するため、画像処理部D
13で受信側の出力デバイスすなわち、画像出力部14
の特性に対応した画像処理(RGB/CMYK変換)を
行って(処理110)から画像出力部14に渡す。
【0071】これにより、送信側装置及び受信側装置
が、入力デバイス(たとえばスキャナ装置)として同一
特性(同一種類)のものを有しているが、出力デバイス
(たとえばプロッタ)の種類が違うような装置間におい
てカラー画像を伝送する場合のように、少なくとも送信
側の画像入力部1と、受信側の画像入力部15のデバイ
ス特性が同一(IN_S=IN_R)である場合には、
送信側の画像入力部1から入力され、そのまま受信側に
伝送されたRGBカラー画像に対して、受信側の画像処
理部D13で受信側の出力デバイスに対応した画像処理
(RGB/CMYK変換)を行うことで、送信側の画像
入力部1から入力され、受信側の画像出力部14から出
力されるカラー画像に対して行う画像処理を必要最小限
に済ますことができ、出力画像の画質の劣化を押さえる
ことができる。
【0072】判断112において、可能でない場合(判
断112のNo)、すなわち、送信側の画像出力部7
と、受信側の画像出力部14のデバイス特性が相違して
(OUT_S≠OUT_R)、かつ、送信側の画像入力
部1と、受信側の画像入力部15のデバイス特性が相違
する(IN_S≠IN_R)場合には、送信側装置と、
受信側装置の入出力デバイスには、まったく共通性がな
いため、送信側の画像入力部1から入力されたRGBカ
ラー画像に対して、画像処理部B5により標準フォーマ
ット対応の画像処理(RGB/Lab色空間変換)を行
うことで、標準のLabカラー画像に変換して(処理1
13)、圧縮符号化部4で符号化しつつ受信側に伝送す
る(処理114)。受信側の通信制御部9は、それに対
応してデータを受信し、受信したデータを復号化部10
で復号化して、その復号化したカラー画像を、送信側の
通信制御部8がデータの伝送時に受信側の通信制御部9
に通知する伝送データの種類(RGB、CMYK、また
はLabのいずれか)に応じて選択部11を切り替える
ことで、受信したカラー画像の色空間に対応して、La
b/CMYK色空間変換を行う画像処理部C12また
は、RGB/CMYK色空間変換を行う画像処理部D1
3を介して、あるいは、CMYK色空間のまま画像出力
部14に渡す。なお、この場合は、Labカラー画像を
受信するため、画像処理部C12で受信側の出力デバイ
スすなわち、画像出力部14の特性に対応した標準フォ
ーマット対応の画像処理(Lab/CMYK変換)を行
って(処理115)から画像出力部14に渡す。
【0073】これにより、送信側装置及び受信側装置
が、入力デバイス(たとえばスキャナ装置)として異な
る特性(異なる種類)のものを有しており、かつ、出力
デバイス(たとえばプロッタ)の種類も違うような装置
間においてカラー画像を伝送する場合のように、従来と
同様にいったん送信側でRGBカラー画像を標準のLa
bカラー画像に変換してから受信側でLab/CMYK
変換するしかない場合に対しても、対応することができ
る。ただし、その場合、送信側の画像入力部1から入力
されたカラー画像が、受信側のカラー画像出力部14に
渡されるまでに、RGB/Lab、Lab/CMYKの
2段階の色空間変換を経るため、その分の画質の劣化は
避けられない。
【0074】受信側の画像出力部14が、このようにし
て最終的に、自デバイスに適合するCMYK色空間のカ
ラー画像として渡される画像を出力する(処理116)
ことで、画像データの伝送処理が完了する。
【0075】以上の処理により、できるだけ画質劣化が
防止できる画像処理経路を選択し、画質劣化が防止でき
る程度が同程度の画像処理経路が複数ある場合には、伝
送データ量が少なくなる方の画像処理経路を選択し、標
準に対応するための余分の画像処理が介在し従来と同様
に画質劣化が生じてしまう画像処理経路しか選択できな
い場合でも、入出力デバイスの特性の全く異なる異機種
間での通信を可能とするためにその標準対応の画像処理
経路を選択することで、常に最適な画像処理経路で、送
信側で入力したカラー画像を受信側で出力できる。
【0076】なお、送信側及び受信側の各画像処理部に
おいては、RGB/CMYK、RGB/Lab、Lab
/CMYK等の色空間変換処理の他に、それぞれのデー
タ伝送経路に応じた、エッジ強調、ガンマ変換、色相変
換、MTF補正等々の画像処理も行うように構成できる
のはいうまでもなく、画像入力部1、15、及び、画像
出力部7、14のデバイス特性の同一/相違の判断にお
いて、色空間の特性のみではないく、それらの付加的特
性を考慮に加えるようにしてもよい。
【0077】以上説明した図1に示した構成における図
4に示すデータ伝送手順では、送信側装置が、受信側装
置の装置構成を知るために、画像データの伝送に先立っ
て、受信側の通信制御部9から送信側の通信制御部8
に、受信側装置の構成についての詳細な情報そのものを
伝送していたが、その場合、入出力デバイスの特性値等
の多量のデータを画像データの伝送動作がある毎にやり
とりしなければならず、そのための通信時間が長くなっ
てしまう問題が残る。
【0078】その残された問題は、送信側装置に以下説
明する図5または図6に示す構成を追加することで解決
できる。
【0079】先ず、図5には、図1に示す送信側装置の
構成に追加されるデバイス情報記憶部17及び操作表示
部16とそれに関連する周辺の構成要素のみを示してい
る。図示していない構成については、図1と同様であ
る。
【0080】図5において、デバイス情報記憶部17
は、デバイス情報17bないし17fの1ないしn個の
デバイス情報をデバイス識別コードと対応付けて予め記
憶している。通信制御部8が、受信側装置の通信制御部
9から伝送された受信側機器のデバイス識別コードを受
信すると、そのデバイス識別コードは、デバイス情報記
憶部17のセレクタ17aに入力され、セレクタ17a
は、入力されたデバイス識別コードに対応するデバイス
情報をデバイス情報17bないし17fの中から取り出
し、その取り出したデバイス情報を選択部2に出力す
る。選択部2は入力されてきたデバイス情報に応じて、
画像入力部1により入力されるRGBカラー画像の処理
方法を選択する。すなわち、受信側の出力デバイスの特
性に合わせたCMY色空間に変換する画像処理部A3、
デバイス非依存の標準の色空間であるLab色空間に変
換する画像処理部B5、または、送信側では処理を行わ
ずにRGB色空間のまま直接圧縮符号化部4にそれぞれ
に入力するように切り換える。
【0081】デバイス情報としては、各識別コード毎に
たとえば、入出力装置の区別、様々な特性値、自機にお
ける処理の可否等の情報を記憶しておく。
【0082】また、デバイス情報記憶部17に記憶され
たデバイス情報が固定的であると、受信側装置として最
新機種が使用された場合に対応できなくなるが、そのよ
うな、それまで、送信側装置が知らなかった機種につい
ていのデバイス情報は、随時操作表示部16からの入力
操作により更新する。新しいデバイスにおいても特性等
が同等であれば旧前のものと同じ処理を用いることがで
きるため、データを更新することによって、このような
場合に対処することができる。
【0083】次に、図6には、図1に示す送信側装置の
構成に追加される機種情報記憶部18及び操作表示部1
6とそれに関連する周辺の構成要素のみを示している。
図示していない構成については、図1と同様である。
【0084】図6において、機種情報記憶部18は、機
種情報18bないし18fの1ないしn個の機種情報を
機種コードと対応付けて予め記憶している。通信制御部
8が、受信側装置の通信制御部9から伝送された受信側
機器の機種コードを受信すると、その機種コードは、機
種情報記憶部18のセレクタ18aに入力され、セレク
タ18aは、入力された機種コードに対応する機種情報
を機種情報18bないし18fの中から取り出し、その
取り出した機種情報を選択部2に出力する。選択部2は
入力されてきた機種情報に応じて、画像入力部1により
入力されるRGBカラー画像の処理方法を選択する。す
なわち、受信側の出力デバイスの特性に合わせたCMY
色空間に変換する画像処理部A3、デバイス非依存の標
準の色空間であるLab色空間に変換する画像処理部B
5、または、送信側では処理を行わずにRGB色空間の
まま直接圧縮符号化部4にそれぞれに入力するように切
り換える。
【0085】機種情報としては、各機種毎に使用されて
いる入出力デバイスの種類や特性値等を記憶しておく。
【0086】また、機種情報記憶部18に記憶された機
種情報が固定的であると、受信側装置として最新機種が
使用された場合に対応できなくなるが、そのような、そ
れまで、送信側装置が知らなかった機種についての機種
情報は、随時操作表示部16からの入力操作により更新
する。新しい機種においてもその機種で使用されている
デバイスの種類や特性値を記述すれば、以前のものと同
じ種類のデバイスや特性値の同じデバイスが使用されて
いる場合には旧前の処理を使用できるため、そのような
ケースにおいて有効である。
【0087】また、図5に示した構成と図6に示した構
成を組み合わせ、受信側装置から受信するデバイス識別
コード、または、機種コードに応じて、デバイス情報記
憶部17または、機種情報記憶部18から対応するデバ
イス情報または機種情報を取り出して選択部2に与え、
選択部2がその与えられたデバイス情報または機種情報
に応じて画像入力部1からのRGBカラー画像の切り換
え先を選択するようにすれば、受信側装置の多様性にい
っそう柔軟に対応することができる。
【0088】なお、以上説明した実施の形態において
は、本発明をカラーファクシミリ装置間の通信に適用し
たが、本発明は、それに限らず、スキャナ、プリンタ等
のデバイス間での通信に対しても同様に適用が可能なも
のである。
【0089】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、画像デー
タ伝送時に送信側において、受信側の装置構成情報と送
信側の装置構成情報との比較結果に基づき画像処理方法
や送信手順を決定するようにしているため、同じ機種同
士の通信時などに送受信装置間において無駄な画像処理
が行われることを回避することができ、受信側装置にお
いて画質劣化の少ない良好な出力画像を得ることができ
る。
【0090】請求項2に係る発明によれば、画像データ
伝送時に送信側において、受信側及び送信側の装置構成
情報に基づき色相変換または/及び色空間変換を含む画
像処理方法や送信手順を決定するようにしているため、
同じ機種同士の通信時などに送受信装置間において無駄
な色相変換や色空間変換等の画像処理が行われることを
回避することができ、受信側装置において画質劣化の少
ない良好な出力画像を得ることができる。
【0091】請求項3に係る発明によれば、前記送信側
装置において前記受信側装置の出力デバイスに対応した
画像処理が可能であり、すなわち、前記受信側装置の出
力デバイスが、前記送信側装置の出力デバイスと同等で
あり、かつ、前記受信側装置において前記送信側装置の
入力デバイスに対応した画像処理が可能である、すなわ
ち、前記受信側装置の入力デバイスが、前記送信側装置
の入力デバイスと同等である場合には、前記送信側装置
の入力デバイスから入力された画像データを伝送して前
記受信側装置の出力デバイスで出力するために必要な画
像処理は、送信側装置または受信側装置のいずれにおい
ても行うことが可能であるため、その必要な画像処理を
前記送信側装置または受信側装置のうちのいずれか一方
でのみ行うことで、無駄な画像処理が行われることを回
避することができ、受信側装置において画質劣化の少な
い良好な出力画像を得ることができる。
【0092】請求項4に係る発明によれば、一般に、送
信側装置の入力デバイスから入力されて、送信側装置に
おいて受信側装置の出力デバイスに対応した画像処理を
行って得られた伝送画像データと、送信側装置の入力デ
バイスから入力されて、受信側装置においてその受信側
装置の出力デバイスに対応した画像処理を行うために、
そのまま伝送される伝送画像データとでは、データ量が
異なることに鑑みて、送信側装置または受信側装置のう
ちの伝送画像データのデータ量を少なくできる画像処理
を行える側で、前記送信側装置の入力デバイスから入力
された画像データを前記受信側装置の出力デバイスで出
力するために必要な画像処理を行うため、通信時間の短
縮を実現できる。
【0093】請求項5に係る発明によれば、前記送信側
装置において前記受信側装置の出力デバイスに対応した
画像処理が不可能であり、すなわち、前記受信側装置の
出力デバイスと、前記送信側装置の出力デバイスとが異
なり、かつ、前記受信側装置において前記送信側装置の
入力デバイスに対応した画像処理が可能である、すなわ
ち、前記受信側装置の入力デバイスが、前記送信側装置
の入力デバイスと同等である場合には、前記送信側装置
の入力デバイスから入力された画像データを伝送して前
記受信側装置の出力デバイスで出力するために必要な画
像処理は、前記送信側装置では行えないが、前記受信側
装置においては行うことが可能であるため、その必要な
画像処理を前記受信側装置で行うようにすることで、不
必要な画像処理が行われることを回避することができ、
受信側装置において画質劣化の少ない良好な出力画像を
得ることができる。
【0094】請求項6に係る発明によれば、前記送信側
装置において前記受信側装置の出力デバイスに対応した
画像処理が可能であり、すなわち、前記受信側装置の出
力デバイスと、前記送信側装置の出力デバイスとが同等
で、かつ、前記受信側装置において前記送信側装置の入
力デバイスに対応した画像処理が不可能である、すなわ
ち、前記受信側装置の入力デバイスが、前記送信側装置
の入力デバイスと異なる場合には、前記送信側装置の入
力デバイスから入力された画像データを前記受信側装置
の出力デバイスで出力するために必要な画像処理は、前
記受信側装置では行えないが、前記送信側装置において
は行うことが可能であるため、その必要な画像処理を前
記送信側装置で行うようにすることで、不必要な画像処
理が行われることを回避することができ、受信側装置に
おいて画質劣化の少ない良好な出力画像を得ることがで
きる。
【0095】請求項7に係る発明によれば、前記送信側
装置が、前記受信側装置の各デバイスの特性情報をデバ
イス識別コードと対応付けて記憶しておき、前記受信側
装置で使用されるデバイスを識別するコードを前記送信
側装置へ通知するようにすることて、前記送信側装置
は、画像データの伝送の度に前記受信側装置から装置構
成情報としてデバイスの種類や特性等の具体的な情報内
容の通知を受けなくても、前記デバイス識別コードの通
知を受けるのみで、対応する装置構成情報の具体的な内
容をデバイス特性情報として読み出して知ることができ
るため、前記送信側装置が、前記受信側装置の装置構成
情報の具体的内容を知るために伝送する必要があるデー
タ量を削減できる。
【0096】請求項8に係る発明によれば、前記送信側
装置においてデバイス固有のデバイス識別コード毎にデ
バイス特性情報を記憶しており、これらの情報を更新で
きるようにしているため、受信側装置に新規デバイス等
が使用された場合にもそれらの情報を加することで対応
が可能になる。
【0097】請求項9に係る発明によれば、前記送信側
装置が、前記受信側装置の機種情報を機種コードと対応
付けて記憶しておき、前記受信側装置の機種コードを前
記送信側装置へ通知するようにすることて、前記送信側
装置は、画像データの伝送の度に前記受信側装置から装
置構成情報としてデバイスの種類や特性等の具体的な情
報内容の通知を受けなくても、前記機種コードの通知を
受けるのみで、対応する装置構成情報の具体的な内容を
機種情報として読み出して知ることができるため、前記
送信側装置が、前記受信側装置の装置構成情報の具体的
内容を知るために伝送する必要があるデータ量を削減で
きる。
【0098】請求項10に係る発明によれば、前記送信
側装置において前記受信側装置に固有の機種コード毎に
機種情報を記憶しており、これらの情報を更新すできる
ようにしているため、受信側装置に新規デバイス等が使
用された場合にもそれらのデータを追加することで対応
が可能になる。
【0099】請求項11に係る発明によれば、前記送信
側装置においてデバイス固有のデバイス識別コード毎の
デバイス特性情報、及び、前記受信側装置に固有の機種
コード毎の機種情報を記憶しているため、受信側装置か
ら通知されるコードがデバイス識別コードまたは機種コ
ードのいずれであっても対応する装置構成情報の具体的
な内容をデバイス特性情報または機種情報として読み出
して知ることができるため、前記送信側装置が、前記受
信側装置の装置構成情報の具体的内容を知るために伝送
する必要があるデータ量を削減できるばかりでなく、受
信側装置から通知される多様なコードに柔軟に対応する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るカラーファクシミリ
装置のブロック構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るカラーファクシミリ
装置の、画像処理経路に着目した場合の概念的なブロッ
ク構成を示す図である。
【図3】送信側及び受信側の入出力デバイスの特性の同
一/相違の組み合わせに対応して可能な画像処理経路に
ついて模式的に示す図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るカラーファクシミリ
装置における画像データの伝送手順を示すフローチャー
トである。
【図5】送信側装置に追加される構成要素とその周辺の
構成要素との関係を示すブロック構成図である。
【図6】送信側装置に追加される構成要素とその周辺の
構成要素との関係を示す、図5とは別のブロック構成図
である。
【図7】従来のカラーファクシミリ装置のブロック構成
例を示す図である。
【符号の説明】
1 画像入力部 2 選択部 3 画像処理部A 4 圧縮符号化部 5 画像処理部B 6 選択部 7 画像出力部 8、9 通信制御部 10 復号化部 11 選択部 12 画像処理部C 13 画像処理部D 14 画像出力部 15 画像入力部 16 操作表示部 17 デバイス情報記憶部 17a セレクタ 17b、c、d、e、…、f デバイス情報 18 機種情報記憶部 18a セレクタ 18b、c、d、e、…、f 機種情報 51、60 画像入力部 52、54、59、61 画像処理部 53、62 画像出力部 55 圧縮符号化部 56、57 通信制御部 58 符号化部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側装置で入力した画像データを出力
    すべき画像データとして受信側装置に伝送する画像デー
    タ伝送装置において、 前記受信側装置の装置構成情報を前記送信側装置に通知
    する通知手段を備え、その通知手段により通知された前
    記受信側装置の装置構成情報と、前記送信側装置の装置
    構成情報との比較結果に基いて前記受信側装置に伝送す
    る画像データに対する画像処理または/及び送信手順を
    決定後前記画像データを伝送することを特徴とする画像
    データ伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記受信側及び送信側装置の装置構成情
    報の比較結果に基いて決定される、前記伝送画像データ
    に対する画像処理は、色相変換または/及び色空間変換
    を含むことを特徴とする請求項1記載の画像データ伝送
    装置。
  3. 【請求項3】 前記受信側及び送信側装置の装置構成情
    報の比較により、前記送信側装置において前記受信側装
    置の出力デバイスに対応した画像処理が可能であり、か
    つ、前記受信側装置において前記送信側装置の入力デバ
    イスに対応した画像処理が可能である場合、前記送信側
    装置の入力デバイスから入力された画像データを前記受
    信側装置の出力デバイスで出力するために必要な画像処
    理を、前記送信側装置または受信側装置のうちのいずれ
    か一方でのみ行うことを特徴とする請求項1または2の
    いずれかの記載の画像データ伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記受信側及び送信側装置の装置構成情
    報の比較により、前記送信側装置において前記受信側装
    置の出力デバイスに対応した画像処理が可能であり、か
    つ、前記受信側装置において前記送信側装置の入力デバ
    イスに対応した画像処理が可能である場合、前記送信側
    装置の入力デバイスから入力された画像データを前記受
    信側装置の出力デバイスで出力するために必要な画像処
    理を、前記送信側装置または受信側装置のうちのいずれ
    において行うかの決定の際には、前記伝送画像データの
    データ量が少なくなる方を選択することを特徴とする請
    求項3記載の画像データ伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記受信側及び送信側装置の装置構成情
    報の比較により、前記送信側装置において前記受信側装
    置の出力デバイスに対応した画像処理が不可能であり、
    かつ、前記受信側装置において前記送信側装置の入力デ
    バイスに対応した画像処理が可能である場合、前記送信
    側装置の入力デバイスから入力された画像データを前記
    受信側装置の出力デバイスで出力するために必要な画像
    処理を、前記受信側装置で行うことを特徴とする請求項
    1または2のいずれかの記載の画像データ伝送装置。
  6. 【請求項6】 前記受信側及び送信側装置の装置構成情
    報の比較により、前記送信側装置において前記受信側装
    置の出力デバイスに対応した画像処理が可能であり、か
    つ、前記受信側装置において前記送信側装置の入力デバ
    イスに対応した画像処理が不可能である場合、前記送信
    側装置の入力デバイスから入力された画像データを前記
    受信側装置の出力デバイスで出力するために必要な画像
    処理を、前記送信側装置で行うことを特徴とする請求項
    1または2のいずれかの記載の画像データ伝送装置。
  7. 【請求項7】 前記通知手段により通知される、前記受
    信側装置の装置構成情報は、前記受信側装置の各入出力
    デバイスに固有のデバイス識別コードである一方、前記
    送信側装置は、前記デバイス識別コード毎に予め記憶し
    ておいたデバイス特性情報を読み出すことで、前記受信
    側装置の装置構成情報の具体的内容を得ることを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5、または、6のいずれか
    の記載の画像データ伝送装置。
  8. 【請求項8】 前記送信側装置が前記デバイス識別コー
    ドと対応付けて予め記憶しておくデバイス特性情報の記
    憶内容を書き替える特性情報更新手段を備えたことを特
    徴とする請求項7記載の画像データ伝送装置。
  9. 【請求項9】 前記通知手段により通知される、前記受
    信側装置の装置構成情報は、前記受信側装置に固有の機
    種コードである一方、前記送信側装置は、前記機種コー
    ド毎に予め記憶しておいた機種情報を読み出すことで、
    前記受信側装置の装置構成情報の具体的内容を得ること
    を特徴とする請求項1、2、3、4、5、または、6の
    いずれかの記載の画像データ伝送装置。
  10. 【請求項10】 前記送信側装置が前記機種コードと対
    応付けて予め記憶しておく機種情報の記憶内容を書き替
    える機種情報更新手段を備えたことを特徴とする請求項
    9記載の画像データ伝送装置。
  11. 【請求項11】 前記通知手段により通知される、前記
    受信側装置の装置構成情報は、前記受信側装置の各入出
    力デバイスに固有のデバイス識別コード、または、前記
    受信側装置に固有の機種コードである一方、前記送信側
    装置は、前記デバイス識別コード毎に予め記憶しておい
    たデバイス特性情報、または、前記機種コード毎に予め
    記憶しておいた機種情報を読み出すことで、前記受信側
    装置の装置構成情報の具体的内容を得ることを特徴とす
    る請求項1、2、3、4、5、または、6のいずれかの
    記載の画像データ伝送装置。
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