JPH10177823A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH10177823A
JPH10177823A JP8338189A JP33818996A JPH10177823A JP H10177823 A JPH10177823 A JP H10177823A JP 8338189 A JP8338189 A JP 8338189A JP 33818996 A JP33818996 A JP 33818996A JP H10177823 A JPH10177823 A JP H10177823A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作を容易化すると共に適正な装置作動を保
証する電子機器を提供する。 【解決手段】 制御対象を制御する制御装置と、制御対
象を制御するために制御装置を操作する操作手段2と、
を備える。制御対象の現在の状態を検出する検出手段を
備え、この検出手段によって検出した情報に基づき、操
作手段2の操作に応じた制御対象の所定の制御を行う。
特に操作手段2の操作量に対して制御対象の応答方法を
変化させる。機器の動作状況に応じて、操作手段2から
の信号入力に対して機器の所定の制御を行うように構成
したことで、機器の動作状況に応じた最適な制御を行う
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ等の
電子機器に係り、特に電子機器の制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子機器において、ボタ
ン型やレバー型、更にはこれらの複合型等様々な形態の
操作スイッチが提案され実施されている。このように形
態が多種多様化した操作スイッチには各々の感度があ
り、感度そのものや操作スイッチ間での感度の違いがユ
ーザにとっての使い勝手を決定する重要な要素の1つと
なっている。従来の電子機器では操作スイッチの感度
は、スイッチの機構や機器の制御手法によって決まり、
機器の使用状況にかかわらず一定であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、機器の
使用状況との関係で操作スイッチの感度が問題となる場
合がある。即ち例えば、図13に示されるようにビデオ
カメラ100を搭載した電動雲台200をリモートコン
トローラ300(以下、リモコンと記す)で遠隔操作す
るシステムにおいて特に望遠撮影時に、リモコン300
に設けた操作スイッチ301に不用意に触れてしまう場
合がある。このように操作スイッチ301に触れること
で電動雲台200が少しでも動いてしまうと、この場合
には画角が狭くなっているため撮影映像が大きく動いて
しまう等の不都合がある。
【0004】一方、広角撮影時は、画角が広くなってい
るため操作スイッチ301に触れてしまっても望遠撮影
時ほど影響は無い。この場合には寧ろ、電動雲台200
が機敏に動くようにした方が望ましい。このように電子
機器の使用状態が変化する場合において、操作スイッチ
の感度が一定であると不都合が生じることがある。
【0005】また、近年の電子機器の小型化に伴って機
器の操作スイッチを設置するスペースが限られてきてい
る上、高度化する機能に対応するため狭いスペースに多
くの操作スイッチを設置することもある。限定されたス
ペース内に多数の操作スイッチが配設された電子機器に
あっては、そのユーザは誤操作を避けるために過度の注
意を払わなければならない場合がある。
【0006】本発明はかかる実情に鑑み、操作を容易化
すると共に適正な装置作動を保証する電子機器を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電子機器は、制
御対象を制御する制御装置と、前記制御対象を制御する
ために前記制御装置を操作する操作手段と、を備えた電
子機器であって、前記制御対象の現在の状態を検出する
検出手段を備え、この検出手段によって検出した情報に
基づき、前記操作手段の操作に応じた前記制御対象の所
定の制御を行うものである。
【0008】また本発明の電子機器において、前記検出
手段により検出した情報に基づき、前記操作手段の操作
に対して前記制御対象の応答方法を変化させるようにし
たことを特徴とする。
【0009】また本発明の電子機器において、前記検出
手段により検出した情報に基づき、前記操作手段の操作
量に対して前記制御対象の応答方法を変化させるように
したことを特徴とする。
【0010】また本発明の電子機器において、前記検出
手段により検出した情報に基づき、前記操作手段の操作
時間に対して前記制御対象の応答方法を変化させるよう
にしたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、機器の動作状況に関する情報
を得る手段を備え、この取得した情報に応じて、操作ス
イッチからの信号入力に対して機器の所定の制御を行う
構成とした。このように機器の動作状況に応じて、操作
スイッチからの信号入力に対して機器の所定の制御を行
うように構成したことで、機器の動作状況に応じた最適
な制御を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5に基づき、本発
明による電子機器の第1の実施形態を説明する。図1
は、この実施形態における電子機器としてのVTR一体
型ビデオカメラ1(以下、ビデオカメラと記す)を示す
外観図である。図2は、ビデオカメラ1の構成を説明す
るブロック図である。但し、図1においてはファインダ
装置や本実施形態に無関係のスイッチ等を省略してあ
る。
【0013】さて、図1においてズームスイッチ2は、
ビデオカメラ1のズーム位置の制御を行うためのスイッ
チである。ズームスイッチ2は、1軸の回転動作をする
レバーを中立位置から左右方向に操作することで、図3
に示すようにレバーの操作量(回転量)に応じてスイッ
チ端子5がGND端子6及びVCC端子7間を移動するよ
うになっている。スイッチ端子5が移動するとGND端
子6との間の抵抗値が変化するため、そのときの出力信
号は操作量に対する電圧値としてリニアに取り出せるよ
うに構成されている。
【0014】また、記録開始/停止スイッチ3(以下、
トリガーと記す)は、ビデオカメラ1の映像記録開始及
び記録停止を操作するスイッチである。ビデオカメラ1
が記録停止中にトリガー3を1回押すと、トリガー3か
らの出力信号がマイクロコンピュータ4(以下、マイコ
ンと記す)に入力される。トリガー3からの入力信号に
応じて、マイコン4から記録再生装置制御回路8に信号
を出力し、記録再生装置9に映像信号処理回路10から
出力される映像信号の記録を開始させる。次にトリガー
3を1回押すと、同様にマイコン4から記録再生装置制
御回路8に信号が出力され、記録再生装置9が映像信号
を記録するのを停止させるように構成されている。
【0015】上記構成のビデオカメラ1において、ユー
ザはズームスイッチ2を操作することで撮影画角を設定
し、更にトリガー3を操作することで映像の記録開始及
び停止を行うことができる。
【0016】次に、図4及び図5を用いて、ビデオカメ
ラ1に係るシステムにおける典型的な機能を説明する。
図5(A)は、ズームスイッチ2の操作量に対する出力
信号レベルを示したものである。ズームスイッチ2から
は、その操作量に応じて図示のようにリニアに(線形
に)出力される。この例では、操作量に応じて例えば0
(GND)〜5V(VCC)までの信号が出力されるもの
とする。また、ズームスイッチ2が中立の位置にあると
きは、ズームスイッチ2からは2.5Vの信号が出力さ
れる。
【0017】ズームスイッチ2を操作することで、ズー
ムスイッチ2からの出力信号がマイコン4に入力され
る。この出力信号の入力に基づきマイコン4は、ズーム
スイッチ2からの出力信号を2.5Vを基準にして、
2.5V以上の出力信号に対してはズームを望遠側(te
lescope )に、また2.5V以下の出力信号に対しては
ズームを広角側(widescope )に移動するようにズーム
制御装置を介して制御する。この場合、ズームスイッチ
2の出力信号レベルに応じてズームの移動速度自体を制
御するようになっている。この出力信号レベルとズーム
移動速度との関係については、具体的に後述するものと
する。
【0018】また、記録再生装置9が記録動作を行って
いる場合、記録再生装置制御回路8からマイコン4に信
号が出力される。するとマイコン4は、記録再生装置9
が記録動作中であるか否かを認識することができる。
【0019】次に、ビデオカメラ1における具体的作動
例を説明する。ズームスイッチ2の操作でズームスイッ
チ2から信号がマイコン4に入力された時に、記録再生
装置制御回路8からの信号が「現在記録中でない」こと
を示すものであった場合、図4のようにズームスイッチ
2からの出力信号に従ってズーム制御を行う。この場
合、図5(B)に示すようにズームの速度制御は、ズー
ムスイッチ2の操作量の全域でズームスイッチ2の操作
量にリニアに追従し、ズームスイッチ2が中立位置にあ
る時の出力信号(2.5V)とズームスイッチ2の操作
量に応じて出力される出力信号の差分の大きさに比例し
た速度でズームが駆動される。つまりズームスイッチ2
の操作量に比例してズーム移動速度が大きくなる。
【0020】一方、上記とは反対に記録再生装置制御回
路8からの信号が「現在記録中である」ことを示すもの
であった場合、図4に示すようにマイコン4はズームス
イッチ2からの信号に対する閾値を設定する。そして、
ズームスイッチ2の出力信号がこの閾値内にあるか否か
により、ズーム移動速度を0或いは所定速度に制御する
というものである。
【0021】この例では、閾値はズームスイッチ2の中
立位置に対応する出力信号2.5Vを挟んで、上下に
3.0V及び2.0Vに設定する。閾値が設定されると
マイコン4はズームスイッチ2からの出力信号レベルを
監視し、ズームスイッチ2からの出力信号が閾値の範囲
(3.0V以下、2.0V以上)にあるときは、ズーム
制御を行わないようにする。即ち図5(C)に示すよう
に、ズームスイッチ2の操作量が閾値の範囲に対応する
ときには、ズームの移動速度は0になる。
【0022】次に、ズームスイッチ2からの出力信号が
閾値の範囲外にあるときには、ズームをTele側或い
はWide側に移動させる。即ち、3.0V以上の出力
信号に対してはズームをTele側に、また2.0V以
下の出力信号に対してはズームをWide側に移動する
ように制御する。これらの場合、ズームスイッチ2の出
力信号とこの出力信号レベルに最も近い閾値(3.0V
以上の出力信号レベルの場合は3.0V、2.0V以下
の出力信号レベルの場合は2.0V)との差分の大きさ
に応じてズームの移動速度を制御する。従って、図5
(C)に示すように、ズームの速度制御はズームスイッ
チ2の出力信号レベルが3.0V以上、或いは2.0V
以下の領域においてはズームスイッチ2の操作量に対し
てリニアに追従する。
【0023】このようにビデオカメラ1における作動シ
ステムにおいて、ビデオカメラ1が記録中であるか否か
によってズームの制御手法を変更し、ユーザはズームス
イッチ2の操作に特別な注意を払うことなく、ビデオカ
メラ1の本体をしっかりと保持して撮影を行うことがで
きる。
【0024】次に、図6〜図12に基づき、本発明の第
2の実施形態を説明する。図6は、ビデオカメラ11を
搭載した電動雲台12がリモコン部13によって遠隔操
作されるシステム(以下、電動雲台制御システムと記
す)を示す外観図である。この電動雲台制御システムに
おいてリモコン部13は、電動雲台12を駆動制御する
ための操作装置(以下、雲台操作装置と記す)15を備
え、ユーザが該リモコン部13のモニタ画面14上に表
示された映像を見ながら雲台操作装置15を操作し、電
動雲台12を遠隔操作してビデオカメラ11の向きを制
御するようになっている。
【0025】また図7は、この実施形態における雲台操
作装置15の装置構造を示す断面図である。図において
雲台操作装置15は、同一円周上に45゜間隔に8個の
タクトスイッチ16が配設されたスイッチ基板17と、
支点18を中心に全方位に傾倒できるレバー19とから
成っている。レバー19には円板20が取り付けられて
おり、レバー19をある方向に傾けると円板20がその
方向にあるタクトスイッチ16を押圧するようになって
いる。従って、ユーザがレバー19を倒す方向を選択す
ることで、結果として8個のタクトスイッチ16のいず
れかを選択的に押圧することができる。
【0026】図8に示すように雲台操作装置15の各操
作方向に対して、y軸方向は電動雲台12のティルト動
作に、またx軸方向はパン動作に、更に斜め方向はパン
動作及びティルト動作の複合動作のスイッチが各々設置
されている。つまりレバー19のx軸正方向への操作
は、ビデオカメラ11の撮影方向に向かって右方向への
パン動作のスイッチを押圧し、またy軸正方向への操作
は、同様に上方向へのティルト動作のスイッチを押圧す
る。更に、xy平面上の第1象限に示した斜め方向の操
作は、ビデオカメラ11の撮影方向に向かって右方向の
パン動作と上方向のティルト動作の複合動作になる。
【0027】また、x軸はモニタ画面14の水平z軸
に、y軸はモニタ画面14の垂直u軸に平行に設置して
ある。従って、レバー19の操作に応じてビデオカメラ
11の撮影方向が変化し、モニタ画面14上で見てレバ
ー19を操作した方向にある被写体がモニタ画面14上
の中央に移動するようになっている。
【0028】また図6に示すように、リモコン部13に
はビデオカメラ11のズーム位置の制御を行うためのズ
ームスイッチ21が設けられている。ズームスイッチ2
1の構成は先に説明した第1の実施形態におけるズーム
スイッチ2と同じであり、ここでの説明は省略する。
【0029】次に図9は、この実施形態における電動雲
台制御システムの構成例を示すブロック図である。図9
に示すように、雲台操作装置15及びズームスイッチ2
1から出力された信号はマイクロコンピュータ22(以
下、マイコンと記す)に入力される。マイコン22は所
定の時間間隔をおいて雲台操作装置15からの入力信号
を監視する。入力信号が存在した場合、マイコン22は
後述する作動方法に基づいて、ケーブルを介して電動雲
台制御回路23に制御信号を送る。雲台操作装置15か
らの出力信号は、前述したように8個のタクトスイッチ
15のいずれかから出力されたものであるから、マイコ
ン22は該出力信号によりレバー19を操作した方向を
知ることができる。従って電動雲台12を動作すべき方
向を判別することができる。
【0030】マイコン22から信号を受けた電動雲台制
御回路23は、その信号に従ってパンモータ24又はテ
ィルトモータ25を駆動して電動雲台12を動かす。こ
れによってビデオカメラ11の向きが変わり、ビデオカ
メラ11から出力された映像信号はケーブルを介してリ
モコン部13に送られ、そのモニタ画面14に映像とし
て表示される。また、ズームスイッチ21からの出力信
号は、第1の実施形態にて説明したように、あるレベル
をもった信号としてマイコン22に入力され、マイコン
22は該信号レベルに従ってズーム制御装置26に制御
信号を送ってズーム制御を行わせる。
【0031】上記電動雲台制御システムにおいて、リモ
コン部13側からビデオカメラ部11の向きやズームを
制御し、一方、ビデオカメラ部11で撮影された映像は
映像信号処理回路27を通ってリモコン部13に映像信
号として送られ、モニタ画面14に表示される。ユーザ
は、このモニタ画面14を見て各操作の結果を確認する
ことができる。
【0032】次に、この第2の実施形態に係る電動雲台
制御システムにおける具体的作動例を説明する。この電
動雲台制御システムにおいて先ず、図10のようにズー
ム制御装置26からフィードバックされるズーム位置を
示す信号によりマイコン22が現在のズーム位置を認識
する。マイコン22はこのズーム位置情報を得ると、該
情報に応じて雲台操作装置15からの信号入力に対しマ
イコン22が応答開始するまでの時間(以下、受付時間
Tと記す)を設定する。この受付時間Tは図11に示す
ように、ズームの位置に対してリニアに設定され、特に
ズーム位置がTele側に向かうに従って長くなる。
【0033】この後、雲台操作装置15から信号がマイ
コン22に入力されると、マイコン22は先に設定した
受付時間Tに応じて、以下に説明するように電動雲台制
御回路23に制御信号を送る。図12(Aa)及び図1
2(Ab)は、ズーム位置がWide端にあるときのタ
イミングチャートである。図12(Aa)は、雲台操作
装置15からマイコン22に入力される信号レベルを表
わし、信号レベルがHiにあるときに雲台操作装置15
からマイコン22に信号が入力されていることを示す。
また、図12(Ab)は、マイコン22から電動雲台制
御回路23に出力される信号レベルを表わし、信号レベ
ルがHiにあるときにマイコン22から電動雲台制御回
路23に制御信号が出力されていることを示す。
【0034】ズーム位置がWide端にあるとき、図1
1に示すように受付時間TはTW に設定される。この
時、図12(Aa)に示すように雲台操作装置15から
の信号が受付時間TW 以上連続的にマイコン22に入力
されると、図12(Ab)に示すようにマイコン22は
雲台操作装置15からの信号を受け付けて電動雲台制御
回路23に制御信号を出力する。
【0035】また、図12(Ba)及び図12(Bb)
は、ズーム位置がTele端にあるときのタイミングチ
ャートである。図12(Ba)は、雲台操作装置15か
らマイコン22に入力される信号レベルを表わし、信号
レベルがHiにあるときに雲台操作装置15からマイコ
ン22に信号が入力されていることを示す。また、図1
2(Bb)は、マイコン22から電動雲台制御回路23
に出力される信号レベルを表わし、信号レベルがHiに
あるときにマイコン22から電動雲台制御回路23に制
御信号が出力されていることを示す。
【0036】ズーム位置がTele端にあるとき、図1
1に示すように受付時間TはTT に設定される。この
時、図12(Ba)に示すように雲台操作装置15から
の信号が受付時間TT 以上連続的にマイコン22に入力
されると、図12(Bb)に示すようにマイコン22は
雲台操作装置15からの信号を受け付けて電動雲台制御
回路23に制御信号を出力する。
【0037】以上説明したズーム位置がWide端の場
合及びTele端の場合と同様にして、Wide端から
Tele端までの間までの任意のズーム位置において
も、該ズーム位置に応じて受付時間Tが図11に従っ
て、TW からTT の間で設定される。雲台操作装置15
からの信号が受付時間T以上連続的にマイコン22に入
力されると、マイコン22は雲台操作装置15からの信
号を受け付けて電動雲台制御回路23に制御信号を出力
する。
【0038】これにより、ズーム位置がWide側にあ
るときは比較的短時間(少なくともTW 以上)の入力信
号に対しても電動雲台12の制御が行われる。また、雲
台操作装置15を操作してからの電動雲台12の応答も
早く開始される。一方、ズーム位置がTele側にある
ときは短時間(設定された受付時間T以下)の入力信号
に対しては電動雲台12の制御が行われない。また、雲
台操作装置15を操作してからの電動雲台12の応答も
遅くなる。
【0039】このように電動雲台制御システムにおい
て、ズーム位置によって電動雲台12の制御手法を変更
することで、特に望遠撮影時にうっかり雲台操作装置1
5に触れて電動雲台12が動いてしまい被写体を見失う
といった不都合をなくすることができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、機
器の動作状況に応じて、操作スイッチからの信号入力に
対して機器の所定の制御を行うように構成したことで、
機器の動作状況に応じた最適な制御を行うことができ、
機器の誤操作をなくして機器の操作を容易にすることが
できる。特に、電子機器の小型化により狭いスペースに
多くの操作装置を設置しなければならない場合におい
て、ユーザが特別な注意を払うことなく、的確な機器の
操作を保証し、常に適正な撮影を実現することができる
等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における電子機器とし
てのVTR一体型ビデオカメラを示す外観図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るビデオカメラの
構成を説明するブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るズームスイッチ
の構成例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施形態におけるビデオカメラ
の制御手法を説明するフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施形態に係るビデオカメラの
制御の様子を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態における電子機器とし
ての雲台制御システムを示す外観図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る雲台操作装置の
構造を示す断面図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る雲台操作装置の
操作を説明する図である。
【図9】本発明の第2の実施形態に係る雲台制御システ
ムの構成を説明するブロック図である。
【図10】本発明の第2の実施形態に係る制御手法を説
明するフローチャートである。
【図11】本発明の第2の実施形態における制御手法を
説明するための図である。
【図12】本発明の第2の実施形態における制御手法を
説明するための図である。
【図13】従来装置の構成例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 VTR一体型ビデオカメラ 2 ズームスイッチ 3 トリガー 4 マイコン 5 スイッチ端子 8 記録再生装置制御回路 9 記録再生装置 10 映像信号処理回路 11 ビデオカメラ 12 電動雲台 13 リモコン部 14 モニタ画面 15 雲台操作装置 16 タクトスイッチ 17 スイッチ基板 19 レバー 20 円板 21 ズームスイッチ 22 マイコン 23 電動雲台制御回路 24 パンモータ 25 ティルトモータ 26 ズーム制御装置 27 映像信号処理回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象を制御する制御装置と、前記制
    御対象を制御するために前記制御装置を操作する操作手
    段と、を備えた電子機器であって、 前記制御対象の現在の状態を検出する検出手段を備え、
    この検出手段によって検出した情報に基づき、前記操作
    手段の操作に応じた前記制御対象の所定の制御を行うこ
    とを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子機器において、 前記検出手段により検出した情報に基づき、前記操作手
    段の操作に対して前記制御対象の応答方法を変化させる
    ようにしたことを特徴とする電子機器。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の電子機器において、 前記検出手段により検出した情報に基づき、前記操作手
    段の操作量に対して前記制御対象の応答方法を変化させ
    るようにしたことを特徴とする電子機器。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の電子機器において、 前記検出手段により検出した情報に基づき、前記操作手
    段の操作時間に対して前記制御対象の応答方法を変化さ
    せるようにしたことを特徴とする電子機器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003066193A1 (fr) * 2002-02-07 2003-08-14 Bridgestone Corporation Filtre de nettoyage de fluide et dispositif de filtre
JP2010056981A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Noritz Corp 機器操作システム

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WO2003066193A1 (fr) * 2002-02-07 2003-08-14 Bridgestone Corporation Filtre de nettoyage de fluide et dispositif de filtre
JP2010056981A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Noritz Corp 機器操作システム

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