JP2010056981A - 機器操作システム - Google Patents

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Abstract

【課題】浴室テレビシステムなどの機器操作システムにおいて、操作部の誤判定や受付不良の少ないシステムを提供することにある。
【解決手段】モニタ装置2の制御部7は、モニタ装置2に設けられた本体操作部6による操作を受け付けると本体操作部6の受付感度を所定の高感度に設定し、本体操作部6からの操作を受け付けやすい状態として受付不良の発生を抑制する一方、ワイヤレスリモコン3からの操作信号を受け付けると本体操作部6の受付感度を低感度に設定し、本体操作部6への異物付着による本体操作部6の誤判定・誤動作を抑制する。
【選択図】 図1

Description

この発明は機器操作システムに関し、より詳細には、操作部に静電容量型スイッチを備えた電気機器における当該スイッチ操作の受付感度の設定方法に関する。
近時、入浴中においてもテレビジョン放送等の視聴ができるようにした浴室テレビシステムが提案されている。この種の浴室テレビシステムは、防水性を備えた薄型のモニタ装置を浴室の壁面に設置し、このモニタ装置を介してテレビジョン放送を視聴可能にしたものであり、該モニタ装置の前面には浴室テレビシステムの操作部(本体操作部)が設けられ、この本体操作部の操作により電源の入り/切りやチャンネルの選択、音量の調整等ができるように構成されている。また、この種の浴室テレビシステムには、モニタ装置の操作部とは別にワイヤレスリモコンも備えられており、このワイヤレスリモコンによっても電源の入り/切り等の各種操作ができるように構成されている。
一方、近時の電気機器においては、操作部に静電容量型スイッチ(静電容量検知式の近接スイッチ)を採用したものが多く提案されている(たとえば、特許文献1参照)。周知の如く、操作部に静電容量型スイッチを使用することにより操作部の表面をフラットな形状にすることができることから、操作部の成形が容易になるとともに意匠的に優れた電気機器を提供することができる。そのため、上述した浴室テレビシステムのモニタ装置における操作部についても静電容量型スイッチを採用することが望ましい。
特開2007−120857号公報
しかしながら、浴室テレビシステムの操作部として静電容量型スイッチを採用するには以下のような問題がありその改善が必要であった。
すなわち、浴室テレビシステムの操作部は、上述したように浴室の壁面に設置されるモニタ装置の前面に配置されることから、洗髪時などに操作部に水やせっけん類(ボディーソープやシャンプー等)等の異物が飛散・付着しやすい状況にある。そのため、静電容量型スイッチの感度が高く設定されているとこのような異物の付着によりスイッチが操作されたと誤判定・誤動作するおそれがある一方で、感度が低く設定されているとユーザが操作部を操作してもその操作が受け付けられない事態(受付不良)が生じ得るという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、浴室テレビシステムなどの機器操作システムにおいて、操作部の誤判定や受付不良の少ないシステムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係る機器操作システムは、電気機器を、電気機器本体に備えられた本体操作部とワイヤレスリモコンの双方から操作可能な機器操作システムにおいて、上記電気機器の制御部は、上記本体操作部による操作を受け付けると上記本体操作部の受付感度を所定の高感度に設定し、上記ワイヤレスリモコンによる操作を受け付けると上記本体操作部の受付感度を所定の低感度に設定する制御構成を備えたことを特徴とする。
すなわち、この請求項1に係る機器操作システムでは、電気機器の制御部は本体操作部の受付感度として高低2種類の感度を切換可能に構成される。そして、制御部は、電気機器の本体操作部による操作を受け付けた場合には本体操作部の受付感度を高感度に設定し、それ以後の本体操作部での操作を受け付けやすい状態とする一方、ワイヤレスリモコンからの操作を受け付けた場合には本体操作部の受付感度を低感度に設定し、それ以後の本体操作部での操作を受け付けにくい状態とするように構成される。
つまり、本体操作部とワイヤレスリモコンの双方で操作可能に構成された電気機器において、ユーザがワイヤレスリモコンを使用せずに本体操作部を使用して操作を行った場合にはその後に続けて行われる操作も本体操作部で行われる傾向があることから、このような場合には本体操作部の受付感度を高感度に設定して本体操作部からの操作を受け付けやすい状態として受付不良の発生が少なくなるようにする一方、本体操作部を使用せずにワイヤレスリモコンを使用して操作を行った場合には、その後に続けて行われる操作はワイヤレスリモコンで行われる傾向があるので本体操作部の受付感度を低感度に設定し、本体操作部への異物の付着による誤判定・誤動作の発生が防止されるようにしている。
なお、ここで、制御部において切換可能とされる高低2種類の受付感度を具体的にどの程度の感度に設定するかは本体操作部の態様(本体操作部に用いられるスイッチの態様やその配設位置など)や周囲の環境(本体操作部への異物付着の可能性の程度や周囲の温度・湿度など)に応じて適宜設定される。
また、本発明の請求項2に係る機器制御システムは、請求項1に記載の機器操作システムにおいて、上記制御部は、上記本体操作部またはワイヤレスリモコンでの操作を受け付けると、その都度上記本体操作部の受付感度の設定を行うように構成されていることを特徴とする。
すなわち、請求項1に係る発明を適用するにあたり、たとえば、ユーザによる最初の操作が本体操作部またはワイヤレスリモコンのいずれで行われたかに応じて本体操作部の受付感度を設定するように構成することができるが、この請求項2の発明では、本体操作部またはワイヤレスリモコンでの操作が行われる度にその操作が本体操作部で行われたかワイヤレスリモコンで行われたかを制御部が判断して本体操作部の受付感度を設定するように構成されるので、たとえば、ユーザが本体操作部で操作を行った後にワイヤレスリモコンで操作を行ったり、ワイヤレスリモコンで操作を行った後に本体操作部で操作を行った場合のように、先の操作と後の操作が異なる部位(本体操作部またはワイヤレスリモコン)で行われた場合には、最後に行われた直近の操作(上記後の操作)に基づいて本体操作部の受付感度が設定される。したがって、この請求項2に係る機器操作システムでは、ユーザが操作部位を変更したような場合でも、操作部位の変更に対応して本体操作部の受付不良や誤判定・誤動作の防止を図ることができる。
また、本発明の請求項3に係る機器操作システムは、請求項1または2に記載の機器操作システムにおいて、上記制御部は、上記所定の高感度または所定の低感度のいずれか一方を本体操作部の受付感度の初期設定値として用いることを特徴とする。
すなわち、この請求項3に係る機器操作システムでは、制御部で切換可能とされている高低2種類の受付感度のうちのいずれか一方が本体操作部の受付感度の初期設定値として用いられることから、たとえば、初期設定値として高感度側を用いれば、電気機器の使用開始当初における本体操作部の受付不良を抑制できる。一方、低感度側に設定すれば、電気機器の不使用時等に本体操作部の誤判定を防止することができる。なお、高感度側、低感度側のいずれを初期設定値として用いるかは電気機器の種類や設置場所等に応じて適宜設定すればよい。
また、本発明の請求項4に係る機器操作システムは、請求項1から3のいずれかに記載の機器操作システムにおいて、上記本体操作部が静電容量型スイッチで構成されていることを特徴とする。すなわち、この請求項4に係る機器操作システムでは、本体操作部として静電容量型スイッチが用いられているので、本体操作部の表面をフラットな形状にすることができ、成形が容易で意匠的に優れた電気機器を提供することができる。
また、本発明の請求項5に係る機器操作システムは、請求項1から4のいずれかに記載の機器操作システムにおいて、上記ワイヤレスリモコンが赤外線式のリモコンであることを特徴とする。すなわち、この請求項5に係る機器操作システムによれば、ワイヤレスリモコンとして赤外線式のリモコンを備えた電気機器に本発明を適用することができる。
また、請求項6に係る機器操作システムは、請求項1から5のいずれかに記載の機器操作システムにおいて、上記電気機器が浴室に設置されたモニタ装置であることを特徴とする。すなわち、この請求項6に係る機器操作システムによれば、浴室テレビシステムで用いられるモニタ装置に本発明を適用することができる。したがって、水やシャンプー等の異物の付着し易い環境にある浴室テレビシステムのモニタ装置において、本体操作部の受付不良や誤判定・誤動作が少なく、しかも意匠性に優れたモニタ装置を提供することができる。
本発明によれば、電気機器の制御部が、電気機器の本体操作部による操作を受け付けると本体操作部の受付感度を所定の高感度に設定し、ワイヤレスリモコンによる操作を受け付けると本体操作部の受付感度を所定の低感度に設定する制御構成を備えていることから、本体操作部で操作が行われた場合には、それ以後における本体操作部の操作が受け付けやすい状態となり、本体操作部の操作の受付不良の発生が抑制される。その一方、ワイヤレスリモコンで操作が行われた場合には、それ以後における本体操作部の操作が受け付けにくい状態となり、本体操作部への異物の付着等による誤判定・誤動作の発生が抑制される。
また、本発明は、電気機器の制御部が、上記本体操作部またはワイヤレスリモコンでの操作を受け付けると、その都度上記本体操作部の受付感度の設定を行うように構成されることにより、たとえば、ユーザが本体操作部で操作を行った後にワイヤレスリモコンで操作を行った場合のように、先の操作と後の操作が異なる部位で行われた場合でも、後の操作に対応して本体操作部の受付感度が改めて設定されるので、本体操作部の操作性を確保し、本体操作部の受付不良や誤判定・誤動作の防止を図ることができる。
また、本発明は、電気機器の制御部において、上記所定の高感度または所定の低感度のいずれか一方を本体操作部の受付感度の初期設定値として用いることにより、電気機器の使用開始当初における本体操作部の受付不良を抑制または電気機器の不使用時等における本体操作部の誤判定を防止することができる。
また、本発明は、電気機器の本体操作部として静電容量型スイッチを用いることで、成形が容易で意匠的に優れた電気機器を提供することができる。しかも、ワイヤレスリモコンとして赤外線式のリモコンを用いることにより、赤外線式のリモコンを備えた各種電気機器に本発明を適用することができる。また、上記電気機器として浴室に設置されたモニタ装置を用いることで、水やシャンプー等の異物の付着し易い環境にある浴室テレビシステムのモニタ装置において、本体操作部の受付不良や誤判定・誤動作を少なくすることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
実施形態1
図1は本発明を適用した浴室テレビシステムの概略構成を示す説明図であり、図2は、同浴室テレビシステムのモニタ装置の外観構成を示す説明図である。
図1に示す浴室テレビシステムは、ワイヤレスリモコンにより遠隔操作が可能に構成された浴室テレビシステムであって、テレビジョン放送を受信するためのチューナ装置1と、該チューナ装置1で受信したテレビジョン放送を表示等するためのモニタ装置2と、これらを遠隔操作するためのワイヤレスリモコン3とを主要部として構成されている。
ここで、このような構成の浴室テレビシステム自体は既に公知であるのでその詳細な説明は省略するが、図1に示す浴室テレビシステムでは、チューナ装置1とモニタ装置2とが別体に構成された場合が示されている。なお、このようにチューナ装置1とモニタ装置2とを別体に構成する場合、モニタ装置2のみが浴室内(具体的には浴室壁面など)に設置され、チューナ装置1は天井裏などの浴室外部に設置される。そして、チューナ装置1に対する遠隔操作(たとえば、電源の入り/切り、チャンネルの選択、さらにはチューナ装置1がDVDプレイヤ等の映像機器の接続が可能な外部入力機能を備える場合には外部入力との入力切替などの各種操作)は、ケーブル4を介してモニタ装置2側から行われるように構成されている。
モニタ装置2は、図1に示すように、モニタ部5と、本体操作部6と、制御部7と、赤外線受光部8とを主要部として備えている。モニタ部5は、図2に示すように、液晶表示パネルなどの表示デバイス11とアンプ・スピーカなどの音声出力装置12とを備えており、上記チューナ装置1から与えられる映像信号や音声信号がこのモニタ部5を介して表示等されるように構成されている。
本体操作部6は、モニタ装置2の前面に設けられる各種スイッチ13〜16を主要部として構成されている。図示例では、この本体操作部6として、電源スイッチ13、入力切替スイッチ14、音量調整スイッチ15、チャンネル選択スイッチ16を備えた場合を示している。そして、本実施形態では、これら各種スイッチ13〜16にはそれぞれ静電容量型スイッチが用いられており、ユーザはこれら各種スイッチ13〜16に軽く触れるだけで所望の操作ができるように構成されている。
なお、このように本体操作部6に静電容量型スイッチを採用したことにより、本体操作部6の表面(前面)をフラットな形状とすることができ、意匠的に優れたモニタ装置2を提供することができる。また、製造面においても本体操作部6を構成する筐体部分の構造を簡素化でき、その成形が容易となるので製造コストを抑えることができる。
ここで、静電容量型スイッチは、周知のとおり、検出電極に物体が接近したときの電極の静電容量の変化を検出して動作するスイッチであり、本実施形態では、この静電容量の変化に応じて検出回路(図示省略)から出力される電圧パルス(具体的には、単位時間あたりのパルス数)をカウントし、このカウント値が所定の基準値(スイッチ判定基準値)を超えた状態を所定時間持続した場合に制御部7がスイッチ操作ありと判定するように構成されている。
図3は、この制御部7での判定を模式的に示した説明図であり、図示のように、制御部7は、検出回路から出力されるカウント値を一定のサンプリング周期で監視し、このカウント値が上記スイッチ判定基準値を超えた状態を所定時間(具体的には、所定のサンプリング回数の間)持続したときにスイッチ操作有り(スイッチON)と判定するように構成されている。つまり、本体操作部6におけるスイッチ操作の受付感度は、上記スイッチ判定基準値と、このスイッチ判定基準値を超えた状態のサンプリング回数(上記所定のサンプリング回数)とによって設定されている。
したがって、制御部7において、上記スイッチ判定基準値を高く設定すれば、それに応じてスイッチ操作の受付感度は低くなる(大きな静電容量にしか反応しなくなる)。反対にスイッチ判定基準値を低く設定すれば、それに応じてスイッチ操作の受付感度は高くなる(わずかな静電容量で反応するようになる)。また、上記所定のサンプリング回数を多くすれば、長くスイッチを押さなければスイッチ操作有りと判定されなくなるのでその分感度が低下する一方、上記所定のサンプリング回数を少なくすれば、スイッチを押す時間が短くとも操作有りと判定されるようになり感度が高くなる。このように、本体操作部6における操作スイッチ13〜16の受付感度は制御部7において設定可能とされている。
一方、制御部7は、上記本体操作部6の操作ならびに後述する赤外線受光部8から与えられる操作信号に基づいてモニタ装置2各部の制御ならびにチューナ装置1の遠隔制御を行うための制御装置であってマイクロコンピュータを備えて構成されており、このマイクロコンピュータのプログラムによって上記モニタ装置2およびチューナ装置1の各種制御が実行される。特に本実施形態では、このプログラムの設定により、後述する本体操作部6におけるスイッチ操作の受付感度の設定・変更が行われるように構成されている。
赤外線受光部8は、ワイヤレスリモコン3から送信される赤外線信号(リモコンの操作信号)を受信するための受光部であって、この受光部8によって受信された遠隔操作信号は電気信号に変換されて上記制御部7に入力される。これにより、ワイヤレスリモコン3でなされた操作に応じた操作信号が制御部7に入力され、制御部7がこの操作信号に応じてモニタ装置2及びチューナ装置1を制御するように構成されている。なお、図2において符号17は赤外線受光用の窓部を示している。
ワイヤレスリモコン3は、その操作部として複数の操作スイッチ20を備えたリモコンであって、操作スイッチ20の操作に応じて生成される操作信号を赤外線信号で出力する赤外線式のリモコンで構成される。ここで、赤外線式のリモコン自体の構成は周知であるので詳細な説明は省略するが、このワイヤレスリモコン3の操作スイッチ20としては、上述した本体操作部6とは異なり感圧式のメカニカルスイッチが採用されている。
しかして、このように構成された浴室テレビシステムにおいて、本実施形態ではモニタ装置2の本体操作部6(各種操作スイッチ13〜16)に静電容量型スイッチを採用するにあたり、浴室テレビシステムに対する遠隔操作がモニタ装置2の本体操作部6(各種操作スイッチ13〜16)で行われたか、あるいは、ワイヤレスリモコン3の操作部(操作スイッチ20)で行われたかに応じて、制御部7が本体操作部6の操作スイッチ13〜16の受付感度の設定を変更するように構成されている。
図4は、制御部7における本体操作部6の受付感度の設定手順の一例を示すフローチャートである。
この図4に示す制御では、制御部7は本体操作部6を構成する各種操作スイッチ13〜16の受付感度として高低2種類の感度を設定するように構成されている。具体的には、制御部7は、通常の感度(スイッチ操作を受け付けやすい状態)と、該通常の感度よりも低い感度(スイッチ操作を受け付けにくい状態)の設定が可能に構成されており、このうちの通常の感度が制御部7の初期設定値とされている。すなわち、浴室テレビシステムの電源がオフの状態では上記通常の感度が本体操作部6の受付感度に設定されている。
そして、この状態でワイヤレスリモコン3においてスイッチ操作(たとえば、電源オンの操作)がなされ、その操作信号が制御部7において受け付けられると(図4ステップS1でYes)、制御部7は本体操作部6の受付感度を通常の感度よりも低い感度(低感度)に設定する(図4ステップS2参照)。
ここで、ワイヤレスリモコン3の操作が行われると本体操作部6の受付感度を下げるのは、ユーザがワイヤレスリモコン3を使用して浴室テレビシステムの操作を行った場合、その後に続く操作(たとえば、チャンネルの選択操作や音量の調整操作)もワイヤレスリモコン3で行われる蓋然性が高い(つまり、本体操作部6が操作される可能性が低い)一方、ワイヤレスリモコン3が操作されたということはユーザがモニタ装置2の近く(浴室内)にいることを意味し、洗髪等により本体操作部6に水やシャンプーなどの異物が付着する可能性が高いので、これら異物の付着により本体操作部6がスイッチ操作ありと誤判定することを防止するためである。
そして、たとえばワイヤレスリモコン3の操作後に本体操作部6の操作がされた場合(たとえば、チャンネルの選択操作や音量の調整操作などがされた場合)には、制御部7がその操作を受け付けると(図4ステップS3でYes)、制御部7は本体操作部6の受付感度を通常の感度(高感度)に復帰させる(図4ステップS4参照)。
つまり、本体操作部6が使用された場合には、それに続く操作も本体操作部6側で行われる可能性が高いので、本体操作部6の受付感度を上げて当該操作が受け付けられ易いように設定を変更する。これにより、ユーザはその後の本体操作部6の操作において必要以上に操作スイッチを強く押したり、長押ししなくとも受付不良なく快適に本体操作部6の操作を行うことができるようになる。
なお、この後、再びユーザがワイヤレスリモコン3による操作を行った場合は、図4ステップS1の判断が肯定的となり、再び制御部7は本体制御部6の受付感度を低感度に設定する(図4ステップS2参照)。以下、本体操作部6の操作がされた場合も上記同様である(図4ステップS3、S4参照)。このように、本実施形態では、制御部7は、本体操作部6またはワイヤレスリモコン3での操作を受け付けると、その都度本体操作部6の受付感度の設定を行うように構成されているので、ユーザが先の操作と異なる部位で操作を行った場合でも、操作部位の変更に対応して本体操作部6の受付不良や誤判定の防止が図られる。
そして、ユーザがワイヤレスリモコン3または本体操作部6により浴室テレビシステムの電源を切る操作(電源オフ操作)を行った場合には、当該操作を受け付けた制御部7は、本体操作部6の受付感度を通常の感度(高感度)に復帰させて待機状態となる。
このように、本実施形態に示す浴室テレビシステムでは、モニタ装置2の制御部7は、本体操作部6による操作を受け付けると本体操作部6の受付感度を所定の高感度に設定し、ワイヤレスリモコン3による操作を受け付けると本体操作部6の受付感度を所定の低感度に設定するようにされているので、本体操作部6への異物付着による誤判定や受付不良の少ない浴室テレビシステムを提供することができる。
なお、上述した実施形態では、制御部7の初期設定値として通常の感度(高感度)を用いた場合を示したが、この初期設定値としては通常の感度より低い感度(低感度)を用い、本体操作部6での操作を受け付けたときに高感度に変更するように設定することも可能である。
すなわち、この場合、浴室テレビシステムが電源オフの状態にあるときの本体操作部6の受付感度は低感度に設定されているので、たとえば、浴室の清掃時などに本体操作部6に軽く触れた程度では制御部7は操作を受け付けないようにでき、浴室テレビシステムの誤動作を防止することができるようになる。
実施形態2
次に本発明の他の実施形態について説明する。
この第2の実施形態では、制御部7の初期設定値として通常より低い感度(低感度)が設定され、この状態で本体操作部6の操作が制御部7に受け付けられると、該制御部7は本体操作部6の受付感度を通常の感度(高感度)に設定する。そして、当該本体操作部6の操作を受け付けてから(つまり、受付感度を高感度に設定してから)所定時間が経過するか、当該所定時間内にワイヤレスリモコン3での操作がなされると、本体操作部6の感度を初期設定値である低感度に復帰させるように構成される。
つまり、この実施形態では、本体操作部の受付感度の切替条件として、上述した実施形態1に示した本体操作部6またはワイヤレスリモコン3の操作に加えて、感度変更からの経過時間が条件とされる。
ここで、上記所定時間としては、スイッチ操作が連続して行われる可能性が高い比較的短い時間(たとえば、数十秒〜数分程度)を用いることができる他、たとえば、入浴中におけるテレビ視聴時間の全体をカバーできるように比較的長時間(たとえば、数十分〜1,2時間程度)としておくこともできる。
そして、本実施形態も上記実施形態1の場合と同様に、制御部7の初期設定値を反転させて、たとえば、制御部7の初期設定値として通常の感度(高感度)を設定しておき、この状態でワイヤレスリモコン3の操作が制御部7に受け付けられると、該制御部7は本体操作部6の受付感度を通常より低い感度(低感度)に設定する。そして、ワイヤレスリモコン3の操作を受け付けてから(つまり、受付感度を低感度に設定してから)所定時間が経過するか、当該所定時間内に本体操作部6での操作がなされると、本体操作部6の感度を初期設定値である高感度に復帰させるように構成することもできる。
なお、上述した実施形態はあくまでも本発明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれらに限定されることなくその範囲内で種々の設計変更が可能である。
たとえば、上述した実施形態では、本体操作部6の受付感度の設定について、本体操作部6を構成する各種操作スイッチ13〜16の感度を一律に変更する場合を示したが、個々の操作スイッチごとに受付感度の設定を変更するように構成することもできる。
すなわち、制御部7におけるスイッチ操作有無の判定は個々の操作スイッチごとに行われるので、たとえば、本体操作部6の音量アップスイッチ15aが操作された場合には、当該音量アップスイッチ15aが連続して操作される可能性が高いので音量アップスイッチ15aについてのみ受付感度を高感度に設定したり、あるいは、音量調整に関する音量アップスイッチ15aと音量ダウンスイッチ15bのみを高感度に設定するなど、関連する操作スイッチを予め設定しておき当該スイッチのみを高感度に設定し、その他の操作スイッチは低感度に設定するように構成することもできる。
また、制御部7における受付感度の設定は、上述した上記スイッチ判定基準値と、このスイッチ判定基準値を超えた状態のサンプリング回数(上記所定のサンプリング回数)の双方を変更することにより本体操作部6の受付感度を変更するように構成することも可能であるが、いずれか一方のみを変更することで受付感度を変更するように構成することも可能である。
また、上述した実施形態では、本体操作部6の受付感度として高低2種類の感度を設定した場合を示したが、この受付感度は高低二段階に限らず三段階以上に設定することもできる。たとえば、受付感度の初期設定値として標準感度を設定し、ワイヤレスリモコン3が操作されると本体操作部6の受付感度を上記標準感度よりも感度の低い低感度(つまり、スイッチ操作を受け付け難く)に設定し、本体操作部6が操作されると本体操作部6の受付感度を上記標準感度よりも高い高感度(つまり、スイッチ操作を受け付け易く)に設定したりすることができる他、モニタ装置2の電源スイッチ13がオフの状態にあるときを最低感度(スイッチ操作を最も受け付け難い状態)とし、電源スイッチ13がオン状態にあるときは本体操作部6またはワイヤレスリモコン3のいずれで操作がなされるかに応じて、上記最低感度よりも高く設定された高感度と低感度とを切り替えるように構成することもできる。
また、上述した実施形態では、ワイヤレスリモコン3として赤外線式のリモコンを用いた場合を示したが、ワイヤレスリモコンであれば電波方式のリモコンを使用してもよい。また、上述した実施形態では、本体操作部6として静電容量型スイッチを用いた場合を示したが、本体操作部6のスイッチとしては受付感度の設定が可能な操作スイッチであれば、他の態様のスイッチを使用することもできる。さらに、本発明が適用される電気機器として、上述した実施形態では浴室テレビシステムのモニタ装置2を用いたが、本発明はこれに限られず、他の電気機器にも勿論適用可能である。
本発明を適用した浴室テレビシステムの概略構成を示す説明図である。 同浴室テレビシステムのモニタ装置の外観構成を示す説明図である。 同浴室テレビシステムのモニタ装置の制御部における本体操作部のスイッチ操作の判定を模式的に示した説明図である。 同浴室テレビシステムのモニタ装置の制御部における本体操作部の受付感度の設定手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 チューナ装置
2 モニタ装置(電気機器)
3 ワイヤレスリモコン
5 モニタ部
6 本体操作部
7 制御部
8 赤外線受光部
11 表示デバイス
13〜16 本体操作部の操作スイッチ

Claims (6)

  1. 電気機器を、電気機器本体に備えられた本体操作部とワイヤレスリモコンの双方から操作可能な機器操作システムにおいて、
    前記電気機器の制御部は、前記本体操作部による操作を受け付けると前記本体操作部の受付感度を所定の高感度に設定し、前記ワイヤレスリモコンによる操作を受け付けると前記本体操作部の受付感度を所定の低感度に設定する制御構成を備えたことを特徴とする機器操作システム。
  2. 前記制御部は、前記本体操作部またはワイヤレスリモコンでの操作を受け付けると、その都度前記本体操作部の受付感度の設定を行うように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の機器操作システム。
  3. 前記制御部は、前記所定の高感度または所定の低感度のいずれか一方を本体操作部の受付感度の初期設定値として用いることを特徴とする請求項1または2に記載の機器操作システム。
  4. 前記本体操作部が静電容量型スイッチで構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の機器操作システム。
  5. 前記ワイヤレスリモコンが赤外線式のリモコンであることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の機器操作システム。
  6. 前記電気機器が浴室に設置されたモニタ装置であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の機器操作システム。
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