JPH10175732A - ワーク搬送装置 - Google Patents
ワーク搬送装置Info
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- JPH10175732A JPH10175732A JP35345996A JP35345996A JPH10175732A JP H10175732 A JPH10175732 A JP H10175732A JP 35345996 A JP35345996 A JP 35345996A JP 35345996 A JP35345996 A JP 35345996A JP H10175732 A JPH10175732 A JP H10175732A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワークにハンドが密着したのを確認したうえ
でワークの受け渡しを行なう。 【解決手段】 駆動部40によって水平回転台20を下
降させ、ハンド10の把持部11を、ワーク供給排出装
置50上のワークW1 に当接する。ひき続きハンド10
が下降すると、把持部11がワークW1 に押し付けられ
て、アーム12がバネ13に抗して回転する。変位セン
サ24によって、アーム12の変位量を検出し、コント
ローラ40aの設定値に到達したら、駆動部40による
ハンド10の下降を停止して把持部11を開閉する。
でワークの受け渡しを行なう。 【解決手段】 駆動部40によって水平回転台20を下
降させ、ハンド10の把持部11を、ワーク供給排出装
置50上のワークW1 に当接する。ひき続きハンド10
が下降すると、把持部11がワークW1 に押し付けられ
て、アーム12がバネ13に抗して回転する。変位セン
サ24によって、アーム12の変位量を検出し、コント
ローラ40aの設定値に到達したら、駆動部40による
ハンド10の下降を停止して把持部11を開閉する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種精密加工機、
半導体製造装置あるいは精密計測機器等において、被加
工物やウエハ等のワークを自動的に供給、排出するため
のワーク搬送装置に関するものである。
半導体製造装置あるいは精密計測機器等において、被加
工物やウエハ等のワークを自動的に供給、排出するため
のワーク搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種精密加工機、半導体製造装置あるい
は精密計測機器等においては、被加工物やウエハ等のワ
ークを自動的に供給、排出するためのワーク搬送システ
ムが必要である。
は精密計測機器等においては、被加工物やウエハ等のワ
ークを自動的に供給、排出するためのワーク搬送システ
ムが必要である。
【0003】図5は、このようなワーク搬送システムに
おいて、未加工のワークを収納するストッカあるいは加
工済のワークを排出するシュータ等に対して自動的にワ
ークの受け渡しを行なうハンドを備えたワーク搬送装置
の一従来例を示すもので、これは、図示下向きの把持部
111とこれを懸下するアーム112を有するハンド1
10と、アーム112の中央部112aを支持する水平
回転台120と、該水平回転台120の下面を支持する
回転軸130と、回転軸130を回転させる回転駆動装
置と回転軸130を垂直方向に往復移動(上下動)させ
る垂直駆動装置を有する駆動部140を備えており、回
転軸130の垂直移動によってハンド110を上下動さ
せることで、ストッカやシュータ等のワーク供給排出装
置150に対するワークW0 の受け渡しを行ない、回転
軸130の回転によってハンド110を旋回させ、目標
とする加工台等に対するワークW0 の搬出入等を行なう
ように構成されている。
おいて、未加工のワークを収納するストッカあるいは加
工済のワークを排出するシュータ等に対して自動的にワ
ークの受け渡しを行なうハンドを備えたワーク搬送装置
の一従来例を示すもので、これは、図示下向きの把持部
111とこれを懸下するアーム112を有するハンド1
10と、アーム112の中央部112aを支持する水平
回転台120と、該水平回転台120の下面を支持する
回転軸130と、回転軸130を回転させる回転駆動装
置と回転軸130を垂直方向に往復移動(上下動)させ
る垂直駆動装置を有する駆動部140を備えており、回
転軸130の垂直移動によってハンド110を上下動さ
せることで、ストッカやシュータ等のワーク供給排出装
置150に対するワークW0 の受け渡しを行ない、回転
軸130の回転によってハンド110を旋回させ、目標
とする加工台等に対するワークW0 の搬出入等を行なう
ように構成されている。
【0004】ハンド110の把持部111は、アーム1
12の一端に懸下され、アーム112の中央部112a
は、水平回転台120上の支持体121に保持された水
平軸122に枢着されており、アーム112の他端は、
バネ113の付勢力によって、水平回転台120の支持
体121に固定されたストッパ123に当接されてい
る。
12の一端に懸下され、アーム112の中央部112a
は、水平回転台120上の支持体121に保持された水
平軸122に枢着されており、アーム112の他端は、
バネ113の付勢力によって、水平回転台120の支持
体121に固定されたストッパ123に当接されてい
る。
【0005】ストッパ123の近傍には近接センサ12
4が配設され、ハンド110のアーム112がバネ11
3に抗して図示時計方向に回転したときに、近接センサ
124がアーム112の離間を感知して作動し、コント
ローラ140aを介して駆動部140の垂直駆動装置を
停止するように構成される。
4が配設され、ハンド110のアーム112がバネ11
3に抗して図示時計方向に回転したときに、近接センサ
124がアーム112の離間を感知して作動し、コント
ローラ140aを介して駆動部140の垂直駆動装置を
停止するように構成される。
【0006】このような近接センサ124のON/OF
F動作は、後述するように、ワーク供給排出装置150
のストッカに待機するワークW0 に向かってハンド11
0の把持部111を下降させる工程で把持部111がワ
ークW0 に当接されたとき、あるいは、ハンド110の
把持部111によって把持したワークをワーク供給排出
装置150のシュートに向かって下降させる工程でワー
クがシュートに到達したときに、これを感知して、駆動
部140によるハンド110の下降を自動的に停止する
ために用いられる。ハンド110の下降を停止したうえ
で、把持部111の開閉動作が開始され、ワークの受け
渡しが行なわれる。
F動作は、後述するように、ワーク供給排出装置150
のストッカに待機するワークW0 に向かってハンド11
0の把持部111を下降させる工程で把持部111がワ
ークW0 に当接されたとき、あるいは、ハンド110の
把持部111によって把持したワークをワーク供給排出
装置150のシュートに向かって下降させる工程でワー
クがシュートに到達したときに、これを感知して、駆動
部140によるハンド110の下降を自動的に停止する
ために用いられる。ハンド110の下降を停止したうえ
で、把持部111の開閉動作が開始され、ワークの受け
渡しが行なわれる。
【0007】次に、ワーク供給排出装置150のワーク
W0 を目標とする加工台等へ供給する工程におけるワー
ク受け渡しシーケンスを図6のフローチャートに基づい
て説明する。まず、駆動部140の回転駆動装置によっ
てハンド110を水平に旋回させ、ハンド110の把持
部111をワーク供給排出装置150のストッカの上方
の所定位置(以下、「ストッカ上空点」という)へ位置
させ(ステップS50)、続いて、駆動部140の垂直
駆動装置によってハンド110をゆっくりと下降させる
(ステップS51)。この過程で、ワーク供給排出装置
150のストッカ上のワークW0 にハンド110の把持
部111が当接されると、ハンド110のアーム112
がバネ113に抗して図示時計方向に回転し、所定の回
転位置で近接センサ124が作動する(ステップS5
2)。近接センサ124のON/OFF信号がコントロ
ーラ140aに送られると、駆動部140の垂直駆動装
置によるハンド110の下降が停止され(ステップS5
3)、ハンド110の把持部111が駆動されてワーク
供給排出装置150のストッカ上のワークW0 を把持す
る(ステップS54)。この後、駆動部140の垂直駆
動装置が逆向きに駆動され、ワークW0 を把持したハン
ド110がストッカ上空点へ上昇する(ステップS5
5)。
W0 を目標とする加工台等へ供給する工程におけるワー
ク受け渡しシーケンスを図6のフローチャートに基づい
て説明する。まず、駆動部140の回転駆動装置によっ
てハンド110を水平に旋回させ、ハンド110の把持
部111をワーク供給排出装置150のストッカの上方
の所定位置(以下、「ストッカ上空点」という)へ位置
させ(ステップS50)、続いて、駆動部140の垂直
駆動装置によってハンド110をゆっくりと下降させる
(ステップS51)。この過程で、ワーク供給排出装置
150のストッカ上のワークW0 にハンド110の把持
部111が当接されると、ハンド110のアーム112
がバネ113に抗して図示時計方向に回転し、所定の回
転位置で近接センサ124が作動する(ステップS5
2)。近接センサ124のON/OFF信号がコントロ
ーラ140aに送られると、駆動部140の垂直駆動装
置によるハンド110の下降が停止され(ステップS5
3)、ハンド110の把持部111が駆動されてワーク
供給排出装置150のストッカ上のワークW0 を把持す
る(ステップS54)。この後、駆動部140の垂直駆
動装置が逆向きに駆動され、ワークW0 を把持したハン
ド110がストッカ上空点へ上昇する(ステップS5
5)。
【0008】加工台等から加工済ワークをワーク供給排
出装置150へ戻すときのワーク受け渡しシーケンス
は、ハンド110をワーク供給排出装置150のシュー
トの上方(以下、「シュート上空点」という)へ位置さ
せ、上記と同様にハンド110をゆっくりと下降させて
その把持部111に把持されたワークをシュートに当接
し、ハンド110の下降を停止したうえで、把持部11
1を逆駆動してワークを開放し、ハンド110をシュー
ト上空点へ上昇させる。
出装置150へ戻すときのワーク受け渡しシーケンス
は、ハンド110をワーク供給排出装置150のシュー
トの上方(以下、「シュート上空点」という)へ位置さ
せ、上記と同様にハンド110をゆっくりと下降させて
その把持部111に把持されたワークをシュートに当接
し、ハンド110の下降を停止したうえで、把持部11
1を逆駆動してワークを開放し、ハンド110をシュー
ト上空点へ上昇させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、前述のように、ワークの受け渡し工程
で、ハンドが所定の位置へ下降したのを近接センサのO
N/OFF動作によって感知するだけであるから、近接
センサのヒステリシス等によってその作動領域が変化し
た場合は、ハンドが適正位置に下降したか否かを正確に
判別することはできない。
の技術によれば、前述のように、ワークの受け渡し工程
で、ハンドが所定の位置へ下降したのを近接センサのO
N/OFF動作によって感知するだけであるから、近接
センサのヒステリシス等によってその作動領域が変化し
た場合は、ハンドが適正位置に下降したか否かを正確に
判別することはできない。
【0010】また、ワーク供給排出装置のストッカ上の
ワークをハンドに受け渡す工程においては、ハンドの把
持部がワークに当接されたことを近接センサによって感
知するのみで、ワークにハンドが確実に密着したか否か
を判別することができないため、ワークの寸法や形状が
異なる場合には受け渡し作業が不安定になり、例えばハ
ンドとワークが片当たりの状態で把持される等のトラブ
ルも多く、ワークを加工台等に搬入したときの位置決め
精度が著しく損われるおそれがある。
ワークをハンドに受け渡す工程においては、ハンドの把
持部がワークに当接されたことを近接センサによって感
知するのみで、ワークにハンドが確実に密着したか否か
を判別することができないため、ワークの寸法や形状が
異なる場合には受け渡し作業が不安定になり、例えばハ
ンドとワークが片当たりの状態で把持される等のトラブ
ルも多く、ワークを加工台等に搬入したときの位置決め
精度が著しく損われるおそれがある。
【0011】本発明は上記従来の技術の有する未解決の
課題に鑑みてなされたものであり、ハンドが、ワーク供
給排出装置のストッカ等に載置されたワークに密着した
のを確認したうえでワークの受け渡しを行ない、安定し
た状態でワークを保持して搬送できるワーク搬送装置を
提供することを目的とするものである。
課題に鑑みてなされたものであり、ハンドが、ワーク供
給排出装置のストッカ等に載置されたワークに密着した
のを確認したうえでワークの受け渡しを行ない、安定し
た状態でワークを保持して搬送できるワーク搬送装置を
提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のワーク搬送装置は、ワーク保持部を有す
るハンドと、これを弾力的に相対変位自在に支持する支
持体と、該支持体を前記ハンドとともに移動させる駆動
手段と、前記支持体に対する前記ハンドの相対位置を継
続的に検出する変位検出手段を有し、前記ハンドの前記
ワーク保持部が、前記変位検出手段の出力に基づいてワ
ークの受け渡しを行なうように構成されていることを特
徴とする。
めに、本発明のワーク搬送装置は、ワーク保持部を有す
るハンドと、これを弾力的に相対変位自在に支持する支
持体と、該支持体を前記ハンドとともに移動させる駆動
手段と、前記支持体に対する前記ハンドの相対位置を継
続的に検出する変位検出手段を有し、前記ハンドの前記
ワーク保持部が、前記変位検出手段の出力に基づいてワ
ークの受け渡しを行なうように構成されていることを特
徴とする。
【0013】変位検出手段の出力に基づいて駆動手段を
制御する制御手段が設けられているとよい。
制御する制御手段が設けられているとよい。
【0014】制御手段が、変位検出手段の出力に基づい
て駆動手段の駆動量を記憶するように構成されていると
よい。
て駆動手段の駆動量を記憶するように構成されていると
よい。
【0015】
【作用】ワーク供給排出装置等に待機するワークに向か
ってハンドを移動させ、ハンドのワーク保持部をワーク
に当接したうえで、ワーク保持部の開閉作業等によるワ
ークの受け渡しを行なう。このとき、ハンドのワーク保
持部がワークに押し付けられると、ハンドと支持体の相
対位置が弾力的に変化する。そこで、ハンドと支持体の
相対位置を継続的に検出する変位検出手段を配設し、そ
の出力からワークに対するハンドの押付量を検知して、
該押付量が所定の値に到達したときにワーク保持部の開
閉作業等を行なう。
ってハンドを移動させ、ハンドのワーク保持部をワーク
に当接したうえで、ワーク保持部の開閉作業等によるワ
ークの受け渡しを行なう。このとき、ハンドのワーク保
持部がワークに押し付けられると、ハンドと支持体の相
対位置が弾力的に変化する。そこで、ハンドと支持体の
相対位置を継続的に検出する変位検出手段を配設し、そ
の出力からワークに対するハンドの押付量を検知して、
該押付量が所定の値に到達したときにワーク保持部の開
閉作業等を行なう。
【0016】ワークに対してハンドが充分に密着したこ
とを確認したうえでワークの受け渡しを行なうことがで
きるため、ワークがワーク保持部に対して傾いたり、片
持ち状態で保持される等のトラブルを回避できる。
とを確認したうえでワークの受け渡しを行なうことがで
きるため、ワークがワーク保持部に対して傾いたり、片
持ち状態で保持される等のトラブルを回避できる。
【0017】また、異なる寸法や形状のワークを受け渡
す場合でも、ワークにワーク保持部を完全に密着させて
安定した受け渡しを行なうことができる。
す場合でも、ワークにワーク保持部を完全に密着させて
安定した受け渡しを行なうことができる。
【0018】さらに、変位検出手段によってハンドと支
持体の相対位置を継続的に検出するものであるため、近
接センサのようなヒステリシス等に起因するトラブルを
避けることもできる。
持体の相対位置を継続的に検出するものであるため、近
接センサのようなヒステリシス等に起因するトラブルを
避けることもできる。
【0019】駆動手段を制御する制御手段が、変位検出
手段の出力に基づいて駆動手段の駆動量を記憶するよう
に構成されていれば、駆動手段の必要駆動量を大幅に低
減し、エネルギー消費量の低減やスループットの向上に
大きく貢献できる。
手段の出力に基づいて駆動手段の駆動量を記憶するよう
に構成されていれば、駆動手段の必要駆動量を大幅に低
減し、エネルギー消費量の低減やスループットの向上に
大きく貢献できる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0021】図1は一実施例によるワーク搬送装置を示
すもので、これは、図示下向きのワーク保持部である把
持部11とこれを懸下するアーム12を有するハンド1
0と、アーム12の中央部12aを支持する水平回転台
20と、該水平回転台20を支持する回転軸30と、回
転軸30を回転させる回転駆動装置と回転軸30を垂直
方向に往復移動(上下動)させる垂直駆動装置を有する
駆動手段である駆動部40を備えており、回転軸30の
垂直移動によってハンド10を上下動させる工程で、ス
トッカやシュータ等を有するワーク供給排出装置50に
対するワークW1 の受け渡しを行ない、回転軸30の回
転によってハンド10を旋回させ、目標とする加工台等
に対するワークW1 の搬出入等を行なう。
すもので、これは、図示下向きのワーク保持部である把
持部11とこれを懸下するアーム12を有するハンド1
0と、アーム12の中央部12aを支持する水平回転台
20と、該水平回転台20を支持する回転軸30と、回
転軸30を回転させる回転駆動装置と回転軸30を垂直
方向に往復移動(上下動)させる垂直駆動装置を有する
駆動手段である駆動部40を備えており、回転軸30の
垂直移動によってハンド10を上下動させる工程で、ス
トッカやシュータ等を有するワーク供給排出装置50に
対するワークW1 の受け渡しを行ない、回転軸30の回
転によってハンド10を旋回させ、目標とする加工台等
に対するワークW1 の搬出入等を行なう。
【0022】ハンド10の把持部11は、アーム12の
一端に懸下され、アーム12の中央部12aは、水平回
転台20上の支持体21に保持された水平軸22に枢着
されており、アーム12の他端は、バネ13の付勢力に
よって、水平回転台20の支持体21に固定されたスト
ッパ23に当接されている。
一端に懸下され、アーム12の中央部12aは、水平回
転台20上の支持体21に保持された水平軸22に枢着
されており、アーム12の他端は、バネ13の付勢力に
よって、水平回転台20の支持体21に固定されたスト
ッパ23に当接されている。
【0023】ストッパ23の近傍には変位検出手段であ
る変位センサ24が配設され、ハンド10のアーム12
がバネ13に抗して図示時計方向に回転したときに、変
位センサ24が支持体21に対するアーム12の相対位
置の変化(回転)を継続的に検出し、制御手段であるコ
ントローラ40aを介して駆動部40の垂直駆動装置を
停止するように構成される。
る変位センサ24が配設され、ハンド10のアーム12
がバネ13に抗して図示時計方向に回転したときに、変
位センサ24が支持体21に対するアーム12の相対位
置の変化(回転)を継続的に検出し、制御手段であるコ
ントローラ40aを介して駆動部40の垂直駆動装置を
停止するように構成される。
【0024】すなわち、変位センサ24は、ワーク供給
排出装置50のストッカに待機するワークW1 に向かっ
てハンド10を下降させる工程でハンド10の把持部1
1がワークW1 に当接されたとき、あるいは、ハンド1
0によって把持したワークをワーク供給排出装置50の
シュートに向かって下降させる工程でワークがシュート
に到達したときに、支持体21に対するハンド10の相
対変位を検出する。変位センサ24の出力が所定の値
(設定値)に達したとき、すなわち、アーム12がバネ
13に抗して弾力的に所定の回転位置まで変位したと
き、駆動部40によるハンド10の下降が自動的に停止
され、把持部11が開閉動作を開始する。
排出装置50のストッカに待機するワークW1 に向かっ
てハンド10を下降させる工程でハンド10の把持部1
1がワークW1 に当接されたとき、あるいは、ハンド1
0によって把持したワークをワーク供給排出装置50の
シュートに向かって下降させる工程でワークがシュート
に到達したときに、支持体21に対するハンド10の相
対変位を検出する。変位センサ24の出力が所定の値
(設定値)に達したとき、すなわち、アーム12がバネ
13に抗して弾力的に所定の回転位置まで変位したと
き、駆動部40によるハンド10の下降が自動的に停止
され、把持部11が開閉動作を開始する。
【0025】詳しく説明すると、ハンド10の把持部1
1がワークW1 に当接されたのちに、ひき続き駆動部4
0の垂直駆動装置の駆動によって水平回転台20が下降
すると、ハンド10の把持部11がワークW1 に押圧さ
れ、その反力によって、ハンド10のアーム11はバネ
13に抗して時計方向に回転する。このようなハンド1
0のアーム11の回転による相対変位を変位センサ24
によって検出し、コントローラ40aに出力する。この
ときのアーム12の相対変位を制御することで、ワーク
W1 に対するハンド10の押付量(押圧力)を調節する
ことができる。
1がワークW1 に当接されたのちに、ひき続き駆動部4
0の垂直駆動装置の駆動によって水平回転台20が下降
すると、ハンド10の把持部11がワークW1 に押圧さ
れ、その反力によって、ハンド10のアーム11はバネ
13に抗して時計方向に回転する。このようなハンド1
0のアーム11の回転による相対変位を変位センサ24
によって検出し、コントローラ40aに出力する。この
ときのアーム12の相対変位を制御することで、ワーク
W1 に対するハンド10の押付量(押圧力)を調節する
ことができる。
【0026】そこで、例えば、ハンド10のアーム12
の回転によってハンド10の把持部11が10μmだけ
変位するときの変位センサ24の出力値を設定値として
コントローラ40aに記憶させておき、ハンド10の把
持部11をワークW1 に対して充分に押圧して密着させ
た状態でハンド10の下降を停止し、把持部11の開閉
動作を行なう。
の回転によってハンド10の把持部11が10μmだけ
変位するときの変位センサ24の出力値を設定値として
コントローラ40aに記憶させておき、ハンド10の把
持部11をワークW1 に対して充分に押圧して密着させ
た状態でハンド10の下降を停止し、把持部11の開閉
動作を行なう。
【0027】このようにハンド10の把持部11が充分
にワークW1 に充分に密着したのを確認したうえで把持
部11の開閉動作を行なうものであるため、安定した適
正な状態でワークW1 を把持して、目標の加工台等へ搬
送することができる。ワークW1 に対して把持部11が
傾いたままで把持される等のトラブルを回避して、加工
台上のワークの位置決め精度を大幅に向上できる。
にワークW1 に充分に密着したのを確認したうえで把持
部11の開閉動作を行なうものであるため、安定した適
正な状態でワークW1 を把持して、目標の加工台等へ搬
送することができる。ワークW1 に対して把持部11が
傾いたままで把持される等のトラブルを回避して、加工
台上のワークの位置決め精度を大幅に向上できる。
【0028】また、コントローラ40aに記憶させる変
位センサ24の設定値を調節することで、把持部11を
ワークW1 に密着させる押付量を変化させることが自在
である。従って、寸法や形状の異なるワークを取り扱う
ときには、コントローラ40aの設定値等を変更すれば
よい。
位センサ24の設定値を調節することで、把持部11を
ワークW1 に密着させる押付量を変化させることが自在
である。従って、寸法や形状の異なるワークを取り扱う
ときには、コントローラ40aの設定値等を変更すれば
よい。
【0029】次に、ワーク供給排出装置50のワークW
1 を目標とする加工台等へ供給する工程のワーク受け渡
しシーケンスを図2のフローチャートに基づいて説明す
る。
1 を目標とする加工台等へ供給する工程のワーク受け渡
しシーケンスを図2のフローチャートに基づいて説明す
る。
【0030】まず、予め、ワークW1 に対してハンド1
0を充分に密着させるために必要な押付量に対応する変
位センサ24の出力値を設定値としてコントローラ40
aに記憶させる。駆動部40の回転駆動装置によってハ
ンド10を水平に旋回させ、ハンド10の把持部11を
ワーク供給排出装置50のストッカの上方の所定位置
(以下、「ストッカ上空点」という)へ位置させ(ステ
ップS10)、このときの変位センサ24の出力を初期
値としてコントローラ40aに記憶させる(ステップS
11)。続いて、駆動部40の垂直駆動装置によってハ
ンド10をゆっくりと下降させる(ステップS12)。
ワーク供給排出装置50のストッカ上のワークW1 にハ
ンド10の把持部11が当接されると、コントローラ4
0aが変位センサ24の出力値の読み込みを開始する
(ステップS13)。ハンド10のアーム12がバネ1
3に抗して図示時計方向に回転し、センサ24の読込量
と初期値の差によってハンド10の押付量(押圧力)が
算出される(ステップS14)。所定の回転位置でハン
ド10の押付量が設定値と一致したら(ステップS1
5)、駆動部40の垂直駆動装置によるハンド10の下
降が停止され(ステップS16)、ハンド10の把持部
11が駆動されてワーク供給排出装置50のストッカ上
のワークW1 を把持する(ステップS17)。続いて、
駆動部40の垂直駆動装置が逆向きに駆動され、ワーク
W1 を把持したハンド10がストッカ上空点へ上昇する
(ステップS18)。
0を充分に密着させるために必要な押付量に対応する変
位センサ24の出力値を設定値としてコントローラ40
aに記憶させる。駆動部40の回転駆動装置によってハ
ンド10を水平に旋回させ、ハンド10の把持部11を
ワーク供給排出装置50のストッカの上方の所定位置
(以下、「ストッカ上空点」という)へ位置させ(ステ
ップS10)、このときの変位センサ24の出力を初期
値としてコントローラ40aに記憶させる(ステップS
11)。続いて、駆動部40の垂直駆動装置によってハ
ンド10をゆっくりと下降させる(ステップS12)。
ワーク供給排出装置50のストッカ上のワークW1 にハ
ンド10の把持部11が当接されると、コントローラ4
0aが変位センサ24の出力値の読み込みを開始する
(ステップS13)。ハンド10のアーム12がバネ1
3に抗して図示時計方向に回転し、センサ24の読込量
と初期値の差によってハンド10の押付量(押圧力)が
算出される(ステップS14)。所定の回転位置でハン
ド10の押付量が設定値と一致したら(ステップS1
5)、駆動部40の垂直駆動装置によるハンド10の下
降が停止され(ステップS16)、ハンド10の把持部
11が駆動されてワーク供給排出装置50のストッカ上
のワークW1 を把持する(ステップS17)。続いて、
駆動部40の垂直駆動装置が逆向きに駆動され、ワーク
W1 を把持したハンド10がストッカ上空点へ上昇する
(ステップS18)。
【0031】加工台等から加工済ワークをワーク供給排
出装置50へ戻すときのワーク受け渡しシーケンスは、
ハンド10をワーク供給排出装置50のシュートの上方
(以下、「シュート上空点」という)へ位置させ、上記
と同様にハンド10をゆっくりと下降させてその把持部
11に把持されたワークをシュートに当接し、上記と同
様に変位センサ24の出力に基づいてハンド10の下降
を停止して把持部11を逆駆動し、ワークを開放したう
えで、ハンド10を上昇させる。
出装置50へ戻すときのワーク受け渡しシーケンスは、
ハンド10をワーク供給排出装置50のシュートの上方
(以下、「シュート上空点」という)へ位置させ、上記
と同様にハンド10をゆっくりと下降させてその把持部
11に把持されたワークをシュートに当接し、上記と同
様に変位センサ24の出力に基づいてハンド10の下降
を停止して把持部11を逆駆動し、ワークを開放したう
えで、ハンド10を上昇させる。
【0032】また、ハンド10の把持部11がワーク供
給排出装置50のストッカ上のワークW1 に充分に押圧
されて、ハンド10の下降が停止されたときの水平回転
台20の高さ、すなわちハンド10の下降点を、駆動部
40の垂直駆動装置の出力(駆動量)に基づいてコント
ローラ40aに記憶させておけば、このデータに基づい
て次回からのワーク受け渡しサイクルにおけるストッカ
上空点を、ワーク供給排出装置50のストッカに近接し
た新たな位置に設定し、駆動部40の垂直駆動装置の必
要駆動量を大幅に低減して、エネルギー消費量の低減
や、スループットの向上に大きく貢献できる。
給排出装置50のストッカ上のワークW1 に充分に押圧
されて、ハンド10の下降が停止されたときの水平回転
台20の高さ、すなわちハンド10の下降点を、駆動部
40の垂直駆動装置の出力(駆動量)に基づいてコント
ローラ40aに記憶させておけば、このデータに基づい
て次回からのワーク受け渡しサイクルにおけるストッカ
上空点を、ワーク供給排出装置50のストッカに近接し
た新たな位置に設定し、駆動部40の垂直駆動装置の必
要駆動量を大幅に低減して、エネルギー消費量の低減
や、スループットの向上に大きく貢献できる。
【0033】すなわち、図1のワーク受け渡しシーケン
スを図3に示すように一部変更する。まず、前回のワー
ク受け渡しサイクルにおけるハンド10の下降点のデー
タが駆動部40のコントローラ40aにあるか否かを判
断し(ステップS20)、記憶されたデータがあれば、
これに基づいてストッカ上空点を設定する(ステップS
21)。駆動部40を駆動して、ハンド10の把持部1
1を新たなストッカ上空点へ位置させ(ステップS2
2)、このときの変位センサ24の出力を初期値として
コントローラ40aに記憶させる(ステップS24)。
ステップS20で記憶されたデータがなければ、ハンド
10をストッカ上のワークW1 から充分に離れた仮のス
トッカ上空点へ位置させる(ステップS23)。続い
て、駆動部40の垂直駆動装置によってハンド10をゆ
っくりと下降させる(ステップS25)。ワーク供給排
出装置50のストッカ上のワークW1 にハンド10の把
持部11が当接されると、コントローラ40aが変位セ
ンサ24の出力値の読み込みを開始する(ステップS2
6)。ハンド10のアーム12がバネ13に抗して図示
時計方向に回転し、センサ24の読込量と初期値の差に
よってハンド10の押付量が算出される(ステップS2
7)。所定の回転位置でハンド10の押付量が設定値と
一致したら(ステップS28)、駆動部40の垂直駆動
装置によるハンド10の下降が停止される(ステップS
29)、このときのハンド10の下降点がコントローラ
40aに記憶される(ステップS30)。続いて、ハン
ド10の把持部11が駆動されてワーク供給排出装置5
0のストッカ上のワークW1 を把持する(ステップS3
1)。駆動部40の垂直駆動装置が逆向きに駆動され、
ワークW1 を把持したハンド10が上昇する(ステップ
S32)。
スを図3に示すように一部変更する。まず、前回のワー
ク受け渡しサイクルにおけるハンド10の下降点のデー
タが駆動部40のコントローラ40aにあるか否かを判
断し(ステップS20)、記憶されたデータがあれば、
これに基づいてストッカ上空点を設定する(ステップS
21)。駆動部40を駆動して、ハンド10の把持部1
1を新たなストッカ上空点へ位置させ(ステップS2
2)、このときの変位センサ24の出力を初期値として
コントローラ40aに記憶させる(ステップS24)。
ステップS20で記憶されたデータがなければ、ハンド
10をストッカ上のワークW1 から充分に離れた仮のス
トッカ上空点へ位置させる(ステップS23)。続い
て、駆動部40の垂直駆動装置によってハンド10をゆ
っくりと下降させる(ステップS25)。ワーク供給排
出装置50のストッカ上のワークW1 にハンド10の把
持部11が当接されると、コントローラ40aが変位セ
ンサ24の出力値の読み込みを開始する(ステップS2
6)。ハンド10のアーム12がバネ13に抗して図示
時計方向に回転し、センサ24の読込量と初期値の差に
よってハンド10の押付量が算出される(ステップS2
7)。所定の回転位置でハンド10の押付量が設定値と
一致したら(ステップS28)、駆動部40の垂直駆動
装置によるハンド10の下降が停止される(ステップS
29)、このときのハンド10の下降点がコントローラ
40aに記憶される(ステップS30)。続いて、ハン
ド10の把持部11が駆動されてワーク供給排出装置5
0のストッカ上のワークW1 を把持する(ステップS3
1)。駆動部40の垂直駆動装置が逆向きに駆動され、
ワークW1 を把持したハンド10が上昇する(ステップ
S32)。
【0034】また、ワークW1 に対するハンド10の押
付量が設定値に達したときの水平回転台20の高さ、す
なわちハンド10の下降点を駆動部40の垂直駆動装置
の出力に基づいてコントローラ40aに記憶させてお
き、次回からのワーク受け渡しサイクルにおいて前記下
降点を比較することで、例えば、ワークにゴミ等が付着
していたり、あるいは寸法の異なるワークが誤ってスト
ッカ上に載置されているのを検知して、エラー処理を行
なうことができる。
付量が設定値に達したときの水平回転台20の高さ、す
なわちハンド10の下降点を駆動部40の垂直駆動装置
の出力に基づいてコントローラ40aに記憶させてお
き、次回からのワーク受け渡しサイクルにおいて前記下
降点を比較することで、例えば、ワークにゴミ等が付着
していたり、あるいは寸法の異なるワークが誤ってスト
ッカ上に載置されているのを検知して、エラー処理を行
なうことができる。
【0035】この場合は、図1のワーク受け渡しシーケ
ンスを図4に示すように一部変更する。ハンド10の把
持部11をストッカ上空点へ位置させ(ステップS3
5)、このときの変位センサ24の出力を初期値として
コントローラ40aに記憶させる(ステップS36)。
続いて、駆動部40の垂直駆動装置によってハンド10
をゆっくりと下降させる(ステップS37)。ワーク供
給排出装置50のストッカ上のワークW1 にハンド10
の把持部11が当接されると、コントローラ40aが変
位センサ24の出力値の読み込みを開始する(ステップ
S38)。ハンド10のアーム12がバネ13に抗して
図示時計方向に回転し、センサ24の読込量と初期値の
差によってハンド10の押付量が算出される(ステップ
S39)。所定の回転位置でハンド10の押付量が設定
値と一致したら(ステップS40)、駆動部40の垂直
駆動装置によるハンド10の下降が停止され(ステップ
S41)、ハンド10の下降点がコントローラ40aに
記憶される(ステップS42)。前回のワーク受け渡し
サイクルにおけるハンド10の下降点のデータがあるか
否かを判別し(ステップS43)、データがあれば、今
回のハンド下降点との差を算出する(ステップS4
4)。その値(差分)を、予めコントローラ40aに設
定された許容値と比較し(ステップS45)、許容値以
上であれば、ハンド10を上昇させて(ステップS4
6)、エラー信号を発生させてエラー処理を行なう(ス
テップS47)。ハンド下降点の比較値(差分)が許容
値以下であれば、ハンド10の把持部11が駆動されて
ワーク供給排出装置50のストッカ上のワークW1 を把
持する(ステップS48)。続いて、駆動部40の垂直
駆動装置が逆向きに駆動され、ワークW1 を把持したハ
ンド10が上昇する(ステップS49)。
ンスを図4に示すように一部変更する。ハンド10の把
持部11をストッカ上空点へ位置させ(ステップS3
5)、このときの変位センサ24の出力を初期値として
コントローラ40aに記憶させる(ステップS36)。
続いて、駆動部40の垂直駆動装置によってハンド10
をゆっくりと下降させる(ステップS37)。ワーク供
給排出装置50のストッカ上のワークW1 にハンド10
の把持部11が当接されると、コントローラ40aが変
位センサ24の出力値の読み込みを開始する(ステップ
S38)。ハンド10のアーム12がバネ13に抗して
図示時計方向に回転し、センサ24の読込量と初期値の
差によってハンド10の押付量が算出される(ステップ
S39)。所定の回転位置でハンド10の押付量が設定
値と一致したら(ステップS40)、駆動部40の垂直
駆動装置によるハンド10の下降が停止され(ステップ
S41)、ハンド10の下降点がコントローラ40aに
記憶される(ステップS42)。前回のワーク受け渡し
サイクルにおけるハンド10の下降点のデータがあるか
否かを判別し(ステップS43)、データがあれば、今
回のハンド下降点との差を算出する(ステップS4
4)。その値(差分)を、予めコントローラ40aに設
定された許容値と比較し(ステップS45)、許容値以
上であれば、ハンド10を上昇させて(ステップS4
6)、エラー信号を発生させてエラー処理を行なう(ス
テップS47)。ハンド下降点の比較値(差分)が許容
値以下であれば、ハンド10の把持部11が駆動されて
ワーク供給排出装置50のストッカ上のワークW1 を把
持する(ステップS48)。続いて、駆動部40の垂直
駆動装置が逆向きに駆動され、ワークW1 を把持したハ
ンド10が上昇する(ステップS49)。
【0036】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
で、以下に記載するような効果を奏する。
【0037】ハンドが、ワーク供給排出装置のストッカ
等に載置されたワークに密着したのを確認したうえで、
ワークの受け渡しを行なうことができる。ワークがハン
ドに対して傾いたり、片持ち状態で把持されるのを防
ぎ、ワークを安定した状態で保持して、加工台等の目標
位置に搬送できる。これによって、目標位置におけるワ
ークの位置決め精度等を大きく改善できる。
等に載置されたワークに密着したのを確認したうえで、
ワークの受け渡しを行なうことができる。ワークがハン
ドに対して傾いたり、片持ち状態で把持されるのを防
ぎ、ワークを安定した状態で保持して、加工台等の目標
位置に搬送できる。これによって、目標位置におけるワ
ークの位置決め精度等を大きく改善できる。
【図1】一実施例によるワーク搬送装置を示す模式立面
図である。
図である。
【図2】図1の装置を用いたワーク受け渡しシーケンス
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図3】図2のワーク受け渡しシーケンスの一部変更例
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図4】図2のワーク受け渡しシーケンスのさらに別の
一部変更例を示すフローチャートである。
一部変更例を示すフローチャートである。
【図5】一従来例を示す模式立面図である。
【図6】図5の装置を用いたワーク受け渡しシーケンス
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
10 ハンド 11 把持部 12 アーム 20 水平回転台 21 支持体 23 ストッパ 24 変位センサ 30 回転軸 40 駆動部 40a コントローラ
Claims (6)
- 【請求項1】 ワーク保持部を有するハンドと、これを
弾力的に相対変位自在に支持する支持体と、該支持体を
前記ハンドとともに移動させる駆動手段と、前記支持体
に対する前記ハンドの相対位置を継続的に検出する変位
検出手段を有し、前記ハンドの前記ワーク保持部が、前
記変位検出手段の出力に基づいてワークの受け渡しを行
なうように構成されていることを特徴とするワーク搬送
装置。 - 【請求項2】 変位検出手段の出力に基づいて駆動手段
を制御する制御手段が設けられていることを特徴とする
請求項1記載のワーク搬送装置。 - 【請求項3】 駆動手段が、所定の軸のまわりにハンド
を旋回させるための回転駆動装置を有することを特徴と
する請求項1または2記載のワーク搬送装置。 - 【請求項4】 制御手段が、変位検出手段の出力に基づ
いて駆動手段の駆動量を記憶するように構成されている
ことを特徴とする請求項2または3記載のワーク搬送装
置。 - 【請求項5】 制御手段が、記憶されたデータに基づい
て駆動手段の駆動量を制御するように構成されているこ
とを特徴とする請求項2ないし4いずれか1項記載のワ
ーク搬送装置。 - 【請求項6】 制御手段が、記憶されたデータに基づい
てエラー信号を発生するように構成されていることを特
徴とする請求項2ないし5いずれか1項記載のワーク搬
送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35345996A JPH10175732A (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | ワーク搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35345996A JPH10175732A (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | ワーク搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10175732A true JPH10175732A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18430997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35345996A Pending JPH10175732A (ja) | 1996-12-17 | 1996-12-17 | ワーク搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10175732A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005161507A (ja) * | 2003-12-05 | 2005-06-23 | Toyota Motor Corp | ロボットハンド装置 |
JP2007276112A (ja) * | 2007-07-23 | 2007-10-25 | Toyota Motor Corp | ロボットハンド装置 |
CN114161447A (zh) * | 2021-12-24 | 2022-03-11 | 杭州申昊科技股份有限公司 | 一种室内挂轨巡检机器人 |
-
1996
- 1996-12-17 JP JP35345996A patent/JPH10175732A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005161507A (ja) * | 2003-12-05 | 2005-06-23 | Toyota Motor Corp | ロボットハンド装置 |
JP2007276112A (ja) * | 2007-07-23 | 2007-10-25 | Toyota Motor Corp | ロボットハンド装置 |
JP4600445B2 (ja) * | 2007-07-23 | 2010-12-15 | トヨタ自動車株式会社 | ロボットハンド装置 |
CN114161447A (zh) * | 2021-12-24 | 2022-03-11 | 杭州申昊科技股份有限公司 | 一种室内挂轨巡检机器人 |
CN114161447B (zh) * | 2021-12-24 | 2024-05-17 | 杭州申昊科技股份有限公司 | 一种室内挂轨巡检机器人 |
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