JPH10175524A - 電気自動車のパーキングロック装置 - Google Patents

電気自動車のパーキングロック装置

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JPH10175524A
JPH10175524A JP33800896A JP33800896A JPH10175524A JP H10175524 A JPH10175524 A JP H10175524A JP 33800896 A JP33800896 A JP 33800896A JP 33800896 A JP33800896 A JP 33800896A JP H10175524 A JPH10175524 A JP H10175524A
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JP
Japan
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parking
parking lock
gear
shaft
transmission
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JP33800896A
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Yukio Nakaishi
幸夫 仲石
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Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変速機の小型化を図ることができる電気自動
車のパーキングロック装置を提供すること。 【解決手段】 駆動モータの出力を変速機を介してドラ
イブシャフトに設けられた差動歯車に伝達する電気自動
車において、上記駆動モータ3の出力が入力される変速
機の入力軸18にパーキング歯車22を配設したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変速機の小型化を
図り得る電気自動車のパーキングロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近年、都市部における自
動車の排気ガスが地球環境に及ぼす影響について様々な
観点から取り上げられている。これに対する対策とし
て、電気自動車が最も有効な解決策としてその研究開発
が各方面で進められている。
【0003】電気自動車は、駆動源として、三相誘導電
動機、DCブラシレスモータ、ACブラシレスモータ等
の各種の駆動モータを使用し、これらの駆動モータを駆
動するエネルギー源として、通常、蓄電池等のバッテリ
ーを使用している。駆動モータを駆動するモータドライ
バには、インバータ等の電力変換器を使用し、これらの
モータドライバをモータコントローラによって制御して
いる。
【0004】このような、従来の電気自動車では、モー
タドライバによって駆動される駆動モータと、駆動モー
タの動力を減速する変速機と、ドライブシャフトに設け
られた差動歯車等で駆動装置が構成されている。しかし
ながら、従来の駆動装置によると、変速機を構成する歯
車が車幅方向に配列されるため変速機の車幅方向の幅が
大きくなったり、差動歯車と変速機の歯車との配置関係
から駆動装置全体のスペースを必要とするものが多かっ
た(特開平4−325806号公報、特開平5−169
991号公報)。
【0005】ところで、図11に示されたものは、従
来、一般のガソリン車に使用されているパーキングブレ
ーキ機構を示したものである。パーキング歯車100
は、図示しない出力軸の歯車に噛み合っているカウンタ
ギア101を支持する中間軸102に支持されており、
このパーキング歯車100に噛み合ってロックするパー
キングブレーキポール103をパーキングブレーキシャ
フト104に固定している。パーキングブレーキシャフ
ト104にはレリーズスプリング105が装着されてお
り、パーキングブレーキポール103をパーキング歯車
100から離れる方向に付勢している。パーキングブレ
ーキを作動させるときは、シフトレバーシャフト106
に支持されたパーキングブレーキレバー107を作動さ
せると図示しないカムがパーキングブレーキポール10
3を押し上げる。パーキングブレーキポール103がギ
アに乗り上げた場合でも、スプリングによって押し上げ
られているので、中間軸102が少し回れば完全に噛み
合い状態となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような、パーキングブレーキ機構を電気自動車に採用す
ると、中間軸102には変速用の歯車が装着されている
ので、パーキング歯車100を中間軸102に装着する
と、中間軸102の車幅寸法が大きくなり、変速機の大
型化につながる。
【0007】本発明は上記課題を解決し、変速機の小型
化を図ることができる電気自動車のパーキングロック装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、駆動モータの出力を変速機を介してドライブ
シャフトに設けられた差動歯車に伝達する電気自動車に
おいて、上記駆動モータの出力が入力される変速機の入
力軸にパーキング歯車を配設したことにある。また、本
発明は、駆動モータの出力を変速機を介してドライブシ
ャフトに設けられた差動歯車に伝達する電気自動車にお
いて、上記駆動モータの出力が入力される変速機の入力
軸にパーキング歯車を配設し、上記入力軸と平行に、上
記パーキング歯車をロックするパーキングロックポール
のパーキングロックポールシャフトおよび上記パーキン
グロックポールをパーキング歯車側に付勢するパーキン
グロックカムを支持するマニュアルシフトシャフトを配
設したことにある。さらに、本発明は、駆動モータの出
力を変速機を介してドライブシャフトに設けられた差動
歯車に伝達する電気自動車において、上記駆動モータの
出力が入力される変速機の入力軸にパーキング歯車を配
設し、上記入力軸と平行に、パーキング歯車をロックす
るパーキングロックポールのパーキングロックポールシ
ャフトおよび上記パーキングロックポールをパーキング
歯車側に付勢するパーキングロックカムを支持するマニ
ュアルシフトシャフトを配設し、上記パーキングロック
ポールをパーキング歯車側に付勢するパーキングロック
カムに、上記パーキングロックポールがパーキング歯車
に噛み合わない状態のときにパーキングロックカムを円
周方向に逃がす逃げ機構を設けたことにある。またさら
に、駆動モータの出力を変速機を介してドライブシャフ
トに設けられた差動歯車に伝達する電気自動車におい
て、上記駆動モータの出力が入力される変速機の入力軸
にパーキング歯車を配設し、上記入力軸と平行に、上記
パーキング歯車をロックするパーキングロックポールの
パーキングロックポールシャフトおよび上記パーキング
ロックポールをパーキング歯車側に付勢するパーキング
ロックカムを支持するマニュアルシフトシャフトを配設
し、このマニュアルシフトシャフトにデイテントプレー
トを設けたことにある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の電気自動車の車体を示す斜
視図、図2は図1のA−A線断面図、図3は駆動装置を
示す断面図、図4は図3の右側面図、図5は図3の一部
を拡大して示す拡大断面図、図6は本発明の電気自動車
のパーキングロック装置を示す図5の左側面図である。
【0011】図1および図2によって、本発明に係る電
気自動車の構成を説明する。1は電気自動車の車体で、
フード2内に、従来のガソリン車のガソリンエンジンの
代わりに駆動モータ3が配設されている。駆動モータ3
は、フロア下面側に配設された図示しないバッテリーに
よって駆動されるもので、駆動モータ3の上方に配設さ
れたコントローラ4によって制御される。駆動モータ3
の出力は、動力伝達装置5を介して左右のドライブシャ
フト61 ,62 に伝達され、ドライブシャフト61 ,6
2 に直結された車輪(前車輪)7を駆動するものであ
る。駆動輪としては後車輪を用いることもできる。上記
駆動モータ3は、車体の前後方向に配設された左右一対
のメインフレーム81 ,82 に支持された支持ブラケッ
ト9を介して支持されている。
【0012】上記メインフレーム81 ,82 には、スト
ラットブラケット101 ,102 が支持されており、こ
のストラットブラケット101 ,102 に、上記コント
ローラ4を支持するコントローラブラケット11および
ストラットバー12が支持されている。このストラット
ブラケット101 ,102 には、左右の車輪7を懸架す
るフロントサスペンション131 ,132 が支持されて
いる。
【0013】次に、上記動力伝達装置5について図3な
いし図5に従って説明する。動力伝達装置5は、駆動モ
ータ3の出力が伝達される出力軸14の動力を減速する
変速機15と、この変速機15の動力をドライブシャフ
ト61 ,62 に伝達する差動歯車16とで構成されてい
る。変速機15は、駆動モータ3の車幅方向側面に並設
されており、上記ドライブシャフト61 ,62 に動力を
伝達する差動歯車16を上記変速機15の下部側に配設
している。差動歯車16は、駆動モータ3の下方から外
れた位置で、上記変速機15のケース17に一体的に内
蔵されている。
【0014】18は筒状に形成された変速機15の入力
軸で、ケース17内にその両端部を軸受191 ,192
を介して支持されており、この入力軸18は、内周面に
スプライン溝20が形成され、かつ外周面に入力歯車2
1が装着されている。軸受191 ,192 の中間位置に
相当する入力軸18のスプライン溝20には、出力軸1
4のスプライン(図示せず)がスプライン結合されてお
り、駆動モータ3の動力が伝達される。入力軸18に
は、入力歯車21と並んでパーキング歯車22が設けら
れている。
【0015】23は入力軸18と平行にケース17内に
その両端部を軸受241 ,242 を介して支持された中
間軸で、この中間軸23には、上記入力歯車21と噛合
する中間歯車25と、差動歯車16に動力を伝達する減
速小歯車26が軸方向に並設されている。上記差動歯車
16は上記入力歯車21と中間歯車25の噛合部の下方
に配設されており、この差動歯車16の差動歯車箱27
に螺着された減速大歯車28が上記減速小歯車26に噛
合している。差動歯車16は、差動歯車箱27に両端部
を支持された差動小歯車軸29に回転自在に支持された
一対の差動小歯車30,30と、この差動小歯車30、
30にそれぞれ噛合するとともに、出力軸31,31に
回転自在に支持された一対の差動大歯車32,32とで
構成されている。
【0016】出力軸31,31は、ドライブシャフト6
1 ,62 に連結されて左右の車輪7を駆動するもので、
出力軸31,31の一方は延長軸33を介して一方のド
ライブシャフト62 に連結されている。出力軸31とド
ライブシャフト61 は継手341 を介して連結され、延
長軸33とドライブシャフト62 は継手342 を介して
連結されている。延長軸33は、図3に示すように、駆
動モータ3の下面に、ブラケット35および軸受36を
介して継手342 近傍を回転自在に支持されて設けられ
ており、これによって左右のドライブシャフト61 ,6
2 の長さを略均等になるようにしている。ブラケット3
5は、たとえば、延長軸33を回転自在に支持した軸受
36の上面側と下面側にそれぞれ一端部を溶接等によっ
て固着した上部側ブラケット351 および下部側ブラケ
ット352 を用いて、これら上部側ブラケット35 1
よび下部側ブラケット352 の他端部をネジ37を介し
て駆動モータ3の下面側に設けられた底板38に螺着す
ることによって固定する。
【0017】上記動力伝達装置5の作用は次のとおりで
ある。出力軸14から駆動モータ3の出力がスプライン
溝20を介して入力軸18の中央部に伝達される。入力
軸18は、両端部を軸受191 ,192 を介して支持さ
れており、この入力軸18の内周面に設けられたスプラ
イン溝20の軸方向中央部に出力軸14のスプラインが
噛合しているので、偏った負荷が入力軸18に加わるこ
とがない。この入力軸18が回転すると、入力歯車21
が回転し、これと噛み合う中間歯車25を回転させる。
中間歯車25の回転によって、中間軸23の外側に設け
られた減速小歯車26が回転し、これに噛み合う減速大
歯車28を回転させる。減速大歯車28が回転すると、
差動歯車箱27が同時に回転し差動歯車16を作動す
る。減速大歯車28は差動歯車箱27の外側に設けられ
ているので、差動歯車箱27は中間歯車25の下方向に
位置する。差動歯車箱27の回転は、差動小歯車軸29
ー差動小歯車30,30ー差動大歯車32,32ー出力
軸31,31と回転が伝わり、左右のドライブシャフト
1 ,62 を作動する。このとき、カーブ等によって左
右の車輪7,7の一方に負荷が加わると、差動歯車16
が作動し、差動小歯車30,30が左右いずれかの方向
に回転して、その回転差を吸収する。
【0018】次にパーキングブレーキ機構について図6
ないし図10にしたがって説明する。パーキング歯車2
2を支持する入力軸18には、図6および図7に示すよ
うに、入力軸18に平行にパーキングロックポールシャ
フト39が設けられており、このパーキングロックポー
ルシャフト39には、パーキング歯車22をロックする
パーキングロックポール40が支持されている。このパ
ーキングロックポール40は、バネ41によって、常
時、パーキング歯車22から離れる方向に付勢されてお
り、パーキングロックポール40の背面側に配設された
パーキングロックカム42によってバネ41の弾撥力に
抗してパーキング歯車22に、爪部が噛合するように押
圧されるものである。パーキングロックカム42は、マ
ニュアルシフトシャフト43に支持されており、マニュ
アルシフトシャフト43の回転によってパーキングロッ
クカム42の回動位置が変わりパーキングロックポール
40を押圧するものである。
【0019】パーキングロックカム42は基端部42a
に形成された取り付け穴44を介してマニュアルシフト
シャフト43に支持されており、マニュアルシフトシャ
フト43に設けられたピン孔にピン45を挿通すること
によってパーキングロックカム42を固定している。こ
のパーキングロックカム42の取り付け穴44の周囲に
は、パーキングロックポール40がパーキング歯車22
に乗り上げた状態のときに、一時的にパーキングロック
カム42を逃がす逃げ機構46が設けられている。
【0020】この逃げ機構46は、図10に示すよう
に、取り付け穴44の周囲にフランジ部47を設け、こ
のフランジ部47の互いに対応する一部を径方向に扇形
に拡大させることによって形成された係止溝47aを形
成し、この係止溝47aの内側にピン45の両端部を配
置したものである。パーキングロックカム42はマニュ
アルシフトシャフト43に装着されたバネ48によって
図10の矢印方向に付勢されており、逃げ機構46によ
って一時的に避難したパーキングロックカム42を設定
位置に戻すものである。マニュアルシフトシャフト43
には、デイテントプレート49が装着されており、マニ
ュアルシフトシャフト43を操作することによって、こ
のデイテントプレート49が、図8に示すように位置決
め用のボール50に沿って節度を持って回動する。この
デイテントプレート49をパーキングに設定することに
よってパーキングブレーキが作動するものである。上記
マニュアルシフトシャフト43は、図9に示すように、
マニュアルシフトシャフト43の一端に装着されたレバ
ー51によって操作されるもので、このレバー51は、
図示しないシフトレバーに連結されたセレクタケーブル
52を介して操作される。
【0021】上記構成によると、シフトレバーの作動に
よってデイテントプレート49をパーキングに設定する
と、マニュアルシフトシャフト43が回動してパーキン
グロックカム42を回動させる。パーキングロックカム
42はパーキングロックポール40をパーキング歯車2
2側に押し付けてパーキングロックポール40をパーキ
ング歯車22に噛合させる。こうして、パーキング歯車
22はロック状態となり、入力軸18の回転が停止す
る。このとき、パーキングロックポール40がパーキン
グ歯車22に乗り上げて、噛み合わないときは、図10
に示すようにパーキングロックカム42は逃げ機構46
によって、一時的にパーキングロックポール40を最も
押し付ける位置から避難して入力軸18の回動を待つ。
入力軸18が回動してパーキングロックポール40がパ
ーキング歯車22に噛み合う位置に来ると、図10の破
線位置にピン45が戻り、パーキングロックカム42は
バネ48の付勢力によって、元の位置に戻りパーキング
ロックポール40をパーキング歯車22に噛合させる。
【0022】このように、パーキング歯車22を入力軸
18に装着したので、中間軸23の幅寸法を縮小するこ
とができる。また、入力軸18に対してパーキングロッ
クポールシャフト39およびマニュアルシフトシャフト
43を平行に配置したので、変速機15のケース17を
コンパクトにすることができる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による電気自
動車のパーキングロック装置によれば次のような効果を
奏することができる。請求項1において、駆動モータの
出力を変速機を介してドライブシャフトに設けられた差
動歯車に伝達する電気自動車において、上記駆動モータ
の出力が入力される変速機の入力軸にパーキング歯車を
配設したので、構造が簡単で、かつ中間軸の幅寸法を縮
小して空間を小さくできることから、変速機の小型化を
図ることができる。小さなトルクが働く場所でロックす
ることができるので、小さな力でロックすることができ
る。請求項2において、駆動モータの出力を変速機を介
してドライブシャフトに設けられた差動歯車に伝達する
電気自動車において、上記駆動モータの出力が入力され
る変速機の入力軸にパーキング歯車を配設し、上記入力
軸と平行に、上記パーキング歯車をロックするパーキン
グロックポールのパーキングロックポールシャフトおよ
び上記パーキングロックポールをパーキング歯車側に付
勢するパーキングロックカムを支持するマニュアルシフ
トシャフトを配設したので、変速機のケースをコンパク
トにすることができる。請求項3において、駆動モータ
の出力を変速機を介してドライブシャフトに設けられた
差動歯車に伝達する電気自動車において、上記駆動モー
タの出力が入力される変速機の入力軸にパーキング歯車
を配設し、上記入力軸と平行に、パーキング歯車をロッ
クするパーキングロックポールのパーキングロックポー
ルシャフトおよび上記パーキングロックポールをパーキ
ング歯車側に付勢するパーキングロックカムを支持する
マニュアルシフトシャフトを配設し、上記パーキングロ
ックポールをパーキング歯車側に付勢するパーキングロ
ックカムに、上記パーキングロックポールがパーキング
歯車に噛み合わない状態のときにパーキングロックカム
を円周方向に逃がす逃げ機構を設けたので、パーキング
ロックを確実に行うことができる。請求項4において、
駆動モータの出力を変速機を介してドライブシャフトに
設けられた差動歯車に伝達する電気自動車において、上
記駆動モータの出力が入力される変速機の入力軸にパー
キング歯車を配設し、上記入力軸と平行に、上記パーキ
ング歯車をロックするパーキングロックポールのパーキ
ングロックポールシャフトおよび上記パーキングロック
ポールをパーキング歯車側に付勢するパーキングロック
カムを支持するマニュアルシフトシャフトを配設し、こ
のマニュアルシフトシャフトにデイテントプレートを設
けたので、変速機の小型化を図ることができる。デイテ
ント機構もマニュアルシフトシャフトに同軸に装備する
ことができるので、コンパクトである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気自動車の車体を示す斜視図で
ある。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明による電気自動車の駆動装置を示す断面
図である。
【図4】図3の右側面図である。
【図5】図3の部分拡大断面図である。
【図6】本発明によるパーキングロック装置を示す図5
の左側面図である。
【図7】図6のA−A線断面図である。
【図8】図6のB−B線断面図である。
【図9】図7のレバー部分を示す側面図である。
【図10】図7のC−C線断面図である。
【図11】従来のガソリン車のパーキングブレーキ機構
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 車体 3 駆動モータ 5 動力伝達装置 61 ,62 ドライブシャフト 7 車輪 14 出力軸 15 変速機 16 差動歯車 17 ケース 18 入力軸 191 ,192 軸受 20 スプライン溝 21 入力歯車 22 パーキング歯車 23 中間軸 241 ,242 軸受 25 中間歯車 31,31 出力軸 33 延長軸 39 パーキングロックポールシャフト 40 パーキングロックポール 41 バネ 42 パーキングロックカム 43 マニュアルシフトシャフト 44 取り付け穴 45 ピン 46 逃げ機構 47 フランジ部 48 バネ 49 デイテントプレート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動モータの出力を変速機を介してドラ
    イブシャフトに設けられた差動歯車に伝達する電気自動
    車において、上記駆動モータの出力が入力される変速機
    の入力軸にパーキング歯車を配設したことを特徴とする
    電気自動車のパーキングロック装置。
  2. 【請求項2】 駆動モータの出力を変速機を介してドラ
    イブシャフトに設けられた差動歯車に伝達する電気自動
    車において、上記駆動モータの出力が入力される変速機
    の入力軸にパーキング歯車を配設し、上記入力軸と平行
    に、上記パーキング歯車をロックするパーキングロック
    ポールのパーキングロックポールシャフトおよび上記パ
    ーキングロックポールをパーキング歯車側に付勢するパ
    ーキングロックカムを支持するマニュアルシフトシャフ
    トを配設したことを特徴とする電気自動車のパーキング
    ロック装置。
  3. 【請求項3】 駆動モータの出力を変速機を介してドラ
    イブシャフトに設けられた差動歯車に伝達する電気自動
    車において、上記駆動モータの出力が入力される変速機
    の入力軸にパーキング歯車を配設し、上記入力軸と平行
    に、パーキング歯車をロックするパーキングロックポー
    ルのパーキングロックポールシャフトおよび上記パーキ
    ングロックポールをパーキング歯車側に付勢するパーキ
    ングロックカムを支持するマニュアルシフトシャフトを
    配設し、上記パーキングロックポールをパーキング歯車
    側に付勢するパーキングロックカムに、上記パーキング
    ロックポールがパーキング歯車に噛み合わない状態のと
    きにパーキングロックカムを円周方向に逃がす逃げ機構
    を設けたことを特徴とする電気自動車のパーキングロッ
    ク装置。
  4. 【請求項4】 駆動モータの出力を変速機を介してドラ
    イブシャフトに設けられた差動歯車に伝達する電気自動
    車において、上記駆動モータの出力が入力される変速機
    の入力軸にパーキング歯車を配設し、上記入力軸と平行
    に、上記パーキング歯車をロックするパーキングロック
    ポールのパーキングロックポールシャフトおよび上記パ
    ーキングロックポールをパーキング歯車側に付勢するパ
    ーキングロックカムを支持するマニュアルシフトシャフ
    トを配設し、このマニュアルシフトシャフトにデイテン
    トプレートを設けたことを特徴とする電気自動車のパー
    キングロック装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100878618B1 (ko) * 2007-09-18 2009-01-15 위아 주식회사 전기자동차의 감속기용 파킹장치
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