JPH10175275A - 化粧板 - Google Patents
化粧板Info
- Publication number
- JPH10175275A JPH10175275A JP33968996A JP33968996A JPH10175275A JP H10175275 A JPH10175275 A JP H10175275A JP 33968996 A JP33968996 A JP 33968996A JP 33968996 A JP33968996 A JP 33968996A JP H10175275 A JPH10175275 A JP H10175275A
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- JP
- Japan
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- resin
- layer
- polymer
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- inorg
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】表面に美しい印刷絵柄を有し、かつ耐汚染性や
耐候性の特に優れた化粧板を提供すること。 【解決手段】無機質基材表面に、少なくともベースコー
ト層、絵柄層、及び表面保護層を設けた化粧板におい
て、表面保護層が、絵柄層のバインダー樹脂と同じ分子
量3万〜9万、ブチラール置換度40〜80%のポリビ
ニルブチラール樹脂を添加したものと金属アルコキシド
とからなる有機無機複合高分子であることを特徴とす
る。
耐候性の特に優れた化粧板を提供すること。 【解決手段】無機質基材表面に、少なくともベースコー
ト層、絵柄層、及び表面保護層を設けた化粧板におい
て、表面保護層が、絵柄層のバインダー樹脂と同じ分子
量3万〜9万、ブチラール置換度40〜80%のポリビ
ニルブチラール樹脂を添加したものと金属アルコキシド
とからなる有機無機複合高分子であることを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅建築物の内外
装に使用する化粧板に関し、特に、表面に印刷による美
しい絵柄を有し、耐汚染性や耐候性に優れた化粧板に関
する。
装に使用する化粧板に関し、特に、表面に印刷による美
しい絵柄を有し、耐汚染性や耐候性に優れた化粧板に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅、建築物の内外装として各種
化粧板が使用されている。外装用途としては、窯業系の
無機の基材に単色の塗装を施したり、グラビアオフセッ
ト印刷を施したものが知られている。また、転写方によ
り所望の絵柄を基材に転写する方法(特開昭54−11
6470号公報)も知られている。
化粧板が使用されている。外装用途としては、窯業系の
無機の基材に単色の塗装を施したり、グラビアオフセッ
ト印刷を施したものが知られている。また、転写方によ
り所望の絵柄を基材に転写する方法(特開昭54−11
6470号公報)も知られている。
【0003】これらの化粧板の耐汚染性、耐候性を持た
せる為に表面保護層の樹脂系としては、ウレタン樹脂、
フッ素樹脂、有機無機複合高分子等が用いられてきた。
無機高分子樹脂の表面保護層は、蒸気の性能が特に優れ
ているが、一般に有機高分子からなる絵柄層との密着性
が弱く、グラビアオフセット印刷や転写法による化粧板
の表面保護層としは使用できなかった。
せる為に表面保護層の樹脂系としては、ウレタン樹脂、
フッ素樹脂、有機無機複合高分子等が用いられてきた。
無機高分子樹脂の表面保護層は、蒸気の性能が特に優れ
ているが、一般に有機高分子からなる絵柄層との密着性
が弱く、グラビアオフセット印刷や転写法による化粧板
の表面保護層としは使用できなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点を解決するためになされたものであり、その課題と
するところは、表面に美しい印刷絵柄を有し、かつ耐汚
染性や耐候性の特に優れた化粧板を提供することにあ
る。
題点を解決するためになされたものであり、その課題と
するところは、表面に美しい印刷絵柄を有し、かつ耐汚
染性や耐候性の特に優れた化粧板を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明ではこの課題を解
決するため、無機質基材表面に、少なくともベースコー
ト層、絵柄層、及び表面保護層を設けた化粧板におい
て、表面保護層が、絵柄層のバインダー樹脂と同じ樹脂
系の有機高分子を添加した有機無機複合高分子からなる
ことを特徴とする化粧板を提供する。また、その絵柄層
のバインダー樹脂及び表面保護層に添加する有機高分子
として、分子量3万〜9万、ブチラール置換度40〜8
0%のポリビニルブチラール樹脂を用い、無機高分子と
して、金属アルコキシドを使うことを特徴とする化粧板
を提供する。
決するため、無機質基材表面に、少なくともベースコー
ト層、絵柄層、及び表面保護層を設けた化粧板におい
て、表面保護層が、絵柄層のバインダー樹脂と同じ樹脂
系の有機高分子を添加した有機無機複合高分子からなる
ことを特徴とする化粧板を提供する。また、その絵柄層
のバインダー樹脂及び表面保護層に添加する有機高分子
として、分子量3万〜9万、ブチラール置換度40〜8
0%のポリビニルブチラール樹脂を用い、無機高分子と
して、金属アルコキシドを使うことを特徴とする化粧板
を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明における無機質基材(1)として
は、サイディング剤、ケイ酸カルシウム板、石綿セメン
ト板、石膏スラグ板、コンクリートブロック等に必要に
応じてシーラー処理(2)、表面研磨処理等を施したフ
ラット基材、凹凸基材等を用いることができる。
て説明する。本発明における無機質基材(1)として
は、サイディング剤、ケイ酸カルシウム板、石綿セメン
ト板、石膏スラグ板、コンクリートブロック等に必要に
応じてシーラー処理(2)、表面研磨処理等を施したフ
ラット基材、凹凸基材等を用いることができる。
【0007】ベースコート層(3)としては、基材と絵
柄の密着、及び使用する部位、さらに凹凸が有る場合は
凸部色(4)並びに絵柄層の下地の色となることを考慮
して適宜選択する。具体的には、2液硬化のアクリルウ
レタン系の塗料を用いれば、塗料と接着剤双方の性質を
兼ねられるので好ましい。塗装方法としては、エアース
プレー、エアレスガン、ロールコーター、フローコータ
ー等各種コーターにより可能である。
柄の密着、及び使用する部位、さらに凹凸が有る場合は
凸部色(4)並びに絵柄層の下地の色となることを考慮
して適宜選択する。具体的には、2液硬化のアクリルウ
レタン系の塗料を用いれば、塗料と接着剤双方の性質を
兼ねられるので好ましい。塗装方法としては、エアース
プレー、エアレスガン、ロールコーター、フローコータ
ー等各種コーターにより可能である。
【0008】絵柄層(5)を設ける方法としては、転写
シートにより転写することにより可能である。転写シー
トの基体シートの樹脂の種類や厚み等は化粧板基材の表
面凹凸形状、転写温度等を考慮して適宜選択する。絵柄
層を転写シートに形成する方法としてはグラビア印刷、
スクリーン印刷、オフセット印刷等が使用可能である。
シートにより転写することにより可能である。転写シー
トの基体シートの樹脂の種類や厚み等は化粧板基材の表
面凹凸形状、転写温度等を考慮して適宜選択する。絵柄
層を転写シートに形成する方法としてはグラビア印刷、
スクリーン印刷、オフセット印刷等が使用可能である。
【0009】絵柄層に用いるインキの色材としては、無
機系顔料など耐候性のあるものを使用することが好まし
い。絵柄層のバインダ−樹脂としては、本発明ではこれ
と同じ樹脂系の有機高分子を添加した有機無機複合高分
子を表面保護層(6)に用いるが、この有機高分子とし
ては、塩酢ビ樹脂系、ウレタン樹脂系、ポリビニルブチ
ラール樹脂、アクリル樹脂、スチレン樹脂、アルキッド
樹脂、ポリアミド、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポ
リ酢酸ビニル、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、またはこ
れらの樹脂の組み合わせによる共重合物や混合物が用い
られる。特に転写フィルムの基体シートとして塩化ビニ
ル樹脂フィルムを使用する場合は、分子量3万〜9万、
ブチラール置換度40〜80%のポリビニルブチラール
樹脂が好適に用いられる。分子量が3万未満では耐熱性
が劣り、分子量が9万より多いと固くなりクラックを生
じやすくなるため好ましくない。ブチラール置換度が4
0%未満では耐候性が劣り、ブチラール置換度が80%
より多いと製造困難となるので好ましくない。
機系顔料など耐候性のあるものを使用することが好まし
い。絵柄層のバインダ−樹脂としては、本発明ではこれ
と同じ樹脂系の有機高分子を添加した有機無機複合高分
子を表面保護層(6)に用いるが、この有機高分子とし
ては、塩酢ビ樹脂系、ウレタン樹脂系、ポリビニルブチ
ラール樹脂、アクリル樹脂、スチレン樹脂、アルキッド
樹脂、ポリアミド、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポ
リ酢酸ビニル、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、またはこ
れらの樹脂の組み合わせによる共重合物や混合物が用い
られる。特に転写フィルムの基体シートとして塩化ビニ
ル樹脂フィルムを使用する場合は、分子量3万〜9万、
ブチラール置換度40〜80%のポリビニルブチラール
樹脂が好適に用いられる。分子量が3万未満では耐熱性
が劣り、分子量が9万より多いと固くなりクラックを生
じやすくなるため好ましくない。ブチラール置換度が4
0%未満では耐候性が劣り、ブチラール置換度が80%
より多いと製造困難となるので好ましくない。
【0010】また、使用するインキのバインダーに体質
顔料を加えたものを接着層に使用することで、ベースコ
ートとの密着性を向上させることが可能である。なお、
絵柄層は数μmの極めて薄い層で構成されるため、その
色調はベースコート層に影響される。従って、ベースコ
ート色が異なれば、同じ絵柄層でも異なった意匠感を表
現することが可能になる。
顔料を加えたものを接着層に使用することで、ベースコ
ートとの密着性を向上させることが可能である。なお、
絵柄層は数μmの極めて薄い層で構成されるため、その
色調はベースコート層に影響される。従って、ベースコ
ート色が異なれば、同じ絵柄層でも異なった意匠感を表
現することが可能になる。
【0011】表面保護層(6)としては、前記のとお
り、絵柄層のバインダー樹脂と同じ樹脂系の有機高分子
を添加した有機無機複合高分子を用いる。無機高分子と
しては、金属アルコキシドが好ましい。
り、絵柄層のバインダー樹脂と同じ樹脂系の有機高分子
を添加した有機無機複合高分子を用いる。無機高分子と
しては、金属アルコキシドが好ましい。
【0012】その他、表面保護層には必要に応じて紫外
線吸収剤、光安定剤を添加してもよい。表面保護層の厚
みとしては5〜20μm程度が好ましい。
線吸収剤、光安定剤を添加してもよい。表面保護層の厚
みとしては5〜20μm程度が好ましい。
【0013】
【実施例】化粧板基材として厚み15mmの窯業系凹凸
基材にウレタン樹脂系シーラーを施したものを用い、ベ
ースコート層として大日本塗料(株)製:「Vトップベ
ースコート」を50g/m2 (dry)で下地塗装した
後、120度で8分乾燥して基材温度を60℃にした。
基材にウレタン樹脂系シーラーを施したものを用い、ベ
ースコート層として大日本塗料(株)製:「Vトップベ
ースコート」を50g/m2 (dry)で下地塗装した
後、120度で8分乾燥して基材温度を60℃にした。
【0014】転写シートの基体フィルムとして厚さ80
μm8PHR(perts hundred resin) の塩化ビニルシー
トを用い、これに顔料としてフタロシアニンブルーと酸
化鉄系顔料(茶、黄土)を用い、有機高分子として分子
量5万、ブチラール置換度65%のポリビニルブチラー
ル樹脂を用い、体質顔料として硫酸バリウムを用いた組
成からなる絵柄層を印刷し、転写シートとした。
μm8PHR(perts hundred resin) の塩化ビニルシー
トを用い、これに顔料としてフタロシアニンブルーと酸
化鉄系顔料(茶、黄土)を用い、有機高分子として分子
量5万、ブチラール置換度65%のポリビニルブチラー
ル樹脂を用い、体質顔料として硫酸バリウムを用いた組
成からなる絵柄層を印刷し、転写シートとした。
【0015】この転写シートの絵柄面を前記化粧板基材
のベースコート層と貼り合わせ、ゴム硬度40°160
℃のゴムロールで線圧20kg/cm 、ライン速度20m/mi
n で絵柄層を転写した。
のベースコート層と貼り合わせ、ゴム硬度40°160
℃のゴムロールで線圧20kg/cm 、ライン速度20m/mi
n で絵柄層を転写した。
【0016】転写シートの基体フィルムを剥離後、前記
ポリビニルブチラール樹脂を含有する有機無機複合高分
子である日板研究所(株)製:「セラミカUV−4」を
攪拌後3〜5時間熟成してエアスプレーガンにて10μ
m(dry)塗布し、100℃30分加熱硬化させて本
願発明の化粧板を得た。得られた化粧板は表面に美しい
印刷絵柄を有し、耐汚染性や耐候性に優れたものとなっ
た。
ポリビニルブチラール樹脂を含有する有機無機複合高分
子である日板研究所(株)製:「セラミカUV−4」を
攪拌後3〜5時間熟成してエアスプレーガンにて10μ
m(dry)塗布し、100℃30分加熱硬化させて本
願発明の化粧板を得た。得られた化粧板は表面に美しい
印刷絵柄を有し、耐汚染性や耐候性に優れたものとなっ
た。
【0017】
【発明の効果】以上に示したように本発明の化粧板にお
いては、表面保護層中に絵柄層のバインダ−樹脂と同じ
樹脂系のブチラール樹脂を添加することで、表面に美し
い印刷絵柄を有し、耐汚染性や耐候性に優れたものとす
ることを可能とした。これにより、交通量の多い交差点
近くや、工場地帯の近くにおいても汚染の少ない化粧板
を提供することが可能となった。
いては、表面保護層中に絵柄層のバインダ−樹脂と同じ
樹脂系のブチラール樹脂を添加することで、表面に美し
い印刷絵柄を有し、耐汚染性や耐候性に優れたものとす
ることを可能とした。これにより、交通量の多い交差点
近くや、工場地帯の近くにおいても汚染の少ない化粧板
を提供することが可能となった。
【図1】本発明の化粧板の一実施例の断面の構造を示す
説明図である。
説明図である。
1…無機質基材 2…シーラー処理 3…ベースコート層 4…凸部色 5…絵柄層 6…表面保護層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸賀崎 浩昌 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】無機質基材表面に、少なくともベースコー
ト層、絵柄層、及び表面保護層を設けた化粧板におい
て、表面保護層が、絵柄層のバインダー樹脂と同じ樹脂
系の有機高分子を添加した有機無機複合高分子からなる
ことを特徴とする化粧板。 - 【請求項2】前記絵柄層のバインダー樹脂及び表面保護
層に添加する有機高分子として、分子量3万〜9万、ブ
チラール置換度40〜80%のポリビニルブチラール樹
脂を用い、無機高分子として、金属アルコキシドを使う
ことを特徴とする請求項1記載の化粧板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33968996A JPH10175275A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 化粧板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33968996A JPH10175275A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 化粧板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10175275A true JPH10175275A (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=18329872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33968996A Pending JPH10175275A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 化粧板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10175275A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000327456A (ja) * | 1999-05-13 | 2000-11-28 | Ask Corp | 化粧板用基材、化粧板および化粧板の製造方法 |
-
1996
- 1996-12-19 JP JP33968996A patent/JPH10175275A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000327456A (ja) * | 1999-05-13 | 2000-11-28 | Ask Corp | 化粧板用基材、化粧板および化粧板の製造方法 |
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