JPH10174486A - 過負荷検出装置 - Google Patents
過負荷検出装置Info
- Publication number
- JPH10174486A JPH10174486A JP8333313A JP33331396A JPH10174486A JP H10174486 A JPH10174486 A JP H10174486A JP 8333313 A JP8333313 A JP 8333313A JP 33331396 A JP33331396 A JP 33331396A JP H10174486 A JPH10174486 A JP H10174486A
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- JP
- Japan
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- overload
- motor
- voltage
- comparator
- torque detection
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- Pending
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- Protection Of Generators And Motors (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電動機が過負荷保護で停止する前に、過負荷
状態を予知することができる過負荷保護装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 電動機の負荷状態を検出するトルク検出
回路１と、このトルク検出回路１が出力するトルク検出
電圧が第一の基準電圧を超えた時に過負荷を保護する信
号を出力する第一のコンパレータ２と、トルク検出電圧
が第一の基準電圧よりも低い第二の基準電圧を超えた時
に過負荷を予告する信号を出力する第二のコンパレータ
３と、この第二のコンパレータ３の出力に過負荷予告を
表示する表示装置７を接続した過負荷検出装置で、電動
機が過負荷保護で停止する前に、事前に表示装置７で過
負荷保護が近いことを予知できるので、機械の運転条件
を事前に緩和して機械を停止させることなく稼働でき
る。
状態を予知することができる過負荷保護装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 電動機の負荷状態を検出するトルク検出
回路１と、このトルク検出回路１が出力するトルク検出
電圧が第一の基準電圧を超えた時に過負荷を保護する信
号を出力する第一のコンパレータ２と、トルク検出電圧
が第一の基準電圧よりも低い第二の基準電圧を超えた時
に過負荷を予告する信号を出力する第二のコンパレータ
３と、この第二のコンパレータ３の出力に過負荷予告を
表示する表示装置７を接続した過負荷検出装置で、電動
機が過負荷保護で停止する前に、事前に表示装置７で過
負荷保護が近いことを予知できるので、機械の運転条件
を事前に緩和して機械を停止させることなく稼働でき
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は産業用機械などに用
いられる電動機制御装置、特に、その過負荷検出装置に
関するものである。
いられる電動機制御装置、特に、その過負荷検出装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の電動機制御装置の過負荷検出装置
は、図２に示すように、電動機の負荷状態をモニタする
電圧を平均した電圧で出力するトルク検出回路のトルク
検出電圧が、規定値以上になると過負荷保護信号を出力
して電動機を停止させていた。図２において、１１は電
動機の負荷状態に応じた電圧を出力するトルク検出回
路、１２，１３は過負荷状態を判定する基準電圧を作る
抵抗器、１４はトルク検出回路１１が出力するトルク検
出電圧と基準電圧を比較するコンパレータで、基準電圧
（電動機が過負荷状態になったときのトルク検出電圧）
を超えると過負荷保護信号を出力して電動機を停止させ
る。
は、図２に示すように、電動機の負荷状態をモニタする
電圧を平均した電圧で出力するトルク検出回路のトルク
検出電圧が、規定値以上になると過負荷保護信号を出力
して電動機を停止させていた。図２において、１１は電
動機の負荷状態に応じた電圧を出力するトルク検出回
路、１２，１３は過負荷状態を判定する基準電圧を作る
抵抗器、１４はトルク検出回路１１が出力するトルク検
出電圧と基準電圧を比較するコンパレータで、基準電圧
（電動機が過負荷状態になったときのトルク検出電圧）
を超えると過負荷保護信号を出力して電動機を停止させ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
産業用機械の高速化により機械を連続運転する際に、電
動機を過負荷状態で使用する条件があり、このとき過負
荷保護機能が働き電動機を停止させ、機械が停止して生
産に支障をきたしていた。
産業用機械の高速化により機械を連続運転する際に、電
動機を過負荷状態で使用する条件があり、このとき過負
荷保護機能が働き電動機を停止させ、機械が停止して生
産に支障をきたしていた。
【０００４】本発明はこのような従来の課題を解決する
もので、電動機が過負荷保護で停止する前に過負荷状態
を予知することができる過負荷保護装置を提供すること
を目的とする。これにより事前に機械の運転条件を緩和
して電動機の停止を回避することができる。
もので、電動機が過負荷保護で停止する前に過負荷状態
を予知することができる過負荷保護装置を提供すること
を目的とする。これにより事前に機械の運転条件を緩和
して電動機の停止を回避することができる。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、電動機の負荷状態をモニタする電圧を平均
した電圧で出力するトルク検出回路と、前記トルク検出
回路が出力するトルク検出電圧が第一の基準電圧を超え
た時に電動機を停止させる信号を出力する第一のコンパ
レータと、トルク検出電圧が第一の基準電圧よりも低い
第二の基準電圧を超えた時に過負荷を予告する信号を出
力する第二のコンパレータと、前記第二のコンパレータ
の出力に接続した過負荷予告を示す表示装置とを備えた
ものである。
に本発明は、電動機の負荷状態をモニタする電圧を平均
した電圧で出力するトルク検出回路と、前記トルク検出
回路が出力するトルク検出電圧が第一の基準電圧を超え
た時に電動機を停止させる信号を出力する第一のコンパ
レータと、トルク検出電圧が第一の基準電圧よりも低い
第二の基準電圧を超えた時に過負荷を予告する信号を出
力する第二のコンパレータと、前記第二のコンパレータ
の出力に接続した過負荷予告を示す表示装置とを備えた
ものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】上記の課題を解決するために本発
明は、電動機制御装置において、電動機の負荷状態をモ
ニタする電圧を平均した電圧で出力するトルク検出回路
と、前記トルク検出回路が出力するトルク検出電圧が第
一の基準電圧を超えた時に電動機を停止させる信号を出
力する第一のコンパレータと、トルク検出電圧が第一の
基準電圧よりも低い第二の基準電圧を超えた時に過負荷
を予告する信号を出力する第二のコンパレータと、前記
第二のコンパレータの出力に接続した過負荷予告を示す
表示装置とを備えた過負荷検出装置である。
明は、電動機制御装置において、電動機の負荷状態をモ
ニタする電圧を平均した電圧で出力するトルク検出回路
と、前記トルク検出回路が出力するトルク検出電圧が第
一の基準電圧を超えた時に電動機を停止させる信号を出
力する第一のコンパレータと、トルク検出電圧が第一の
基準電圧よりも低い第二の基準電圧を超えた時に過負荷
を予告する信号を出力する第二のコンパレータと、前記
第二のコンパレータの出力に接続した過負荷予告を示す
表示装置とを備えた過負荷検出装置である。
【０００７】このように電動機の負荷状態を検出するト
ルク検出電圧が第一の基準電圧を超え電動機が停止する
前に、第二の基準電圧を超えたときに、表示装置で過負
荷状態に近いことを予告するもので、過負荷状態を予知
することで機械を止めることなく運転条件を緩和（例え
ば加減速時間を長くしたり、最高スピードを遅くする）
することができる。
ルク検出電圧が第一の基準電圧を超え電動機が停止する
前に、第二の基準電圧を超えたときに、表示装置で過負
荷状態に近いことを予告するもので、過負荷状態を予知
することで機械を止めることなく運転条件を緩和（例え
ば加減速時間を長くしたり、最高スピードを遅くする）
することができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【０００９】図１において、１は電動機の負荷状態をモ
ニタする電圧を平均した電圧で出力するトルク検出回
路、２，３はトルク検出回路１が出力するトルク検出電
圧と電動機の負荷状態を判定する基準電圧とを比較する
第一のコンパレータと第二のコンパレータ、４，５，６
は負荷状態を判定する第一の基準電圧と第二の基準電圧
を作る抵抗器、７は第二のコンパレータの出力に接続し
た表示装置でＬＥＤ（発光素子）である。
ニタする電圧を平均した電圧で出力するトルク検出回
路、２，３はトルク検出回路１が出力するトルク検出電
圧と電動機の負荷状態を判定する基準電圧とを比較する
第一のコンパレータと第二のコンパレータ、４，５，６
は負荷状態を判定する第一の基準電圧と第二の基準電圧
を作る抵抗器、７は第二のコンパレータの出力に接続し
た表示装置でＬＥＤ（発光素子）である。
【００１０】まず、電動機制御装置を起動して機械（電
動機）を駆動すると、機械の負荷状態に応じて電動機制
御装置のトルク検出回路１はトルク検出電圧を出力す
る。第二の基準電圧は電動機の定格負荷状態のトルク検
出電圧より高く、過負荷許容限度である第一の基準電圧
よりも低く設定する。そして、機械の負荷状態が定格負
荷を超え、トルク検出電圧が第二の基準電圧を超えたと
き、第二のコンパレータ３は過負荷を予告する信号（過
負荷予告電圧）を出力する。このとき第二のコンパレー
タ３の出力に接続した表示装置７（ＬＥＤ）を発光さ
せ、過負荷状態に近いことを予告する。さらに負荷が増
加してトルク検出電圧が過負荷許容限度である第一の基
準電圧を超えると、第一のコンパレータ２は過負荷から
保護する信号（過負荷保護電圧）を出力して電動機を停
止させる。
動機）を駆動すると、機械の負荷状態に応じて電動機制
御装置のトルク検出回路１はトルク検出電圧を出力す
る。第二の基準電圧は電動機の定格負荷状態のトルク検
出電圧より高く、過負荷許容限度である第一の基準電圧
よりも低く設定する。そして、機械の負荷状態が定格負
荷を超え、トルク検出電圧が第二の基準電圧を超えたと
き、第二のコンパレータ３は過負荷を予告する信号（過
負荷予告電圧）を出力する。このとき第二のコンパレー
タ３の出力に接続した表示装置７（ＬＥＤ）を発光さ
せ、過負荷状態に近いことを予告する。さらに負荷が増
加してトルク検出電圧が過負荷許容限度である第一の基
準電圧を超えると、第一のコンパレータ２は過負荷から
保護する信号（過負荷保護電圧）を出力して電動機を停
止させる。
【００１１】このように停止する必要がある過負荷状態
（過負荷保護）と、停止する必要がない過負荷状態（過
負荷予告）を、２組の基準電圧とコンパレータとを用い
て２段階で検出し、過負荷保護の場合は電動機を停止、
過負荷予告の場合は表示装置により過負荷保護が近い負
荷状態であることを予告する。したがって、電動機が過
負荷保護で停止する前に、事前に表示装置（発光素子の
発光）で過負荷を予知でき、このとき機械の運転条件を
緩和すれば、機械を停止することなく稼働できるので、
生産性の低下を防ぐことができる。
（過負荷保護）と、停止する必要がない過負荷状態（過
負荷予告）を、２組の基準電圧とコンパレータとを用い
て２段階で検出し、過負荷保護の場合は電動機を停止、
過負荷予告の場合は表示装置により過負荷保護が近い負
荷状態であることを予告する。したがって、電動機が過
負荷保護で停止する前に、事前に表示装置（発光素子の
発光）で過負荷を予知でき、このとき機械の運転条件を
緩和すれば、機械を停止することなく稼働できるので、
生産性の低下を防ぐことができる。
【００１２】なお、抵抗器５および、または、抵抗器６
を半固定抵抗器に置換えてもよく、この場合、第二の基
準電圧は可変することができる。
を半固定抵抗器に置換えてもよく、この場合、第二の基
準電圧は可変することができる。
【００１３】
【発明の効果】以上の実施例の記載から明らかなように
本発明によれば、電動機が過負荷保護で停止する前に、
事前に表示装置で過負荷保護状態が近いことを予知でき
るもので、電動機の安全確保と機械の運転条件を緩和す
ることで機械を停止しすることなく稼働できるので生産
性の低下を防止できる。
本発明によれば、電動機が過負荷保護で停止する前に、
事前に表示装置で過負荷保護状態が近いことを予知でき
るもので、電動機の安全確保と機械の運転条件を緩和す
ることで機械を停止しすることなく稼働できるので生産
性の低下を防止できる。
【図１】本発明の一実施例の電動機制御装置の過負荷検
出回路図
出回路図
【図２】従来の電動機制御装置の過負荷検出回路図
１ トルク検出回路 ２ 第一のコンパレータ ３ 第二のコンパレータ ７ 表示装置（ＬＥＤ）
Claims (1)
- 【請求項１】電動機制御装置において、電動機の負荷状
態をモニタする電圧を平均した電圧で出力するトルク検
出回路と、前記トルク検出回路が出力するトルク検出電
圧が第一の基準電圧を超えた時に電動機を停止させる信
号を出力する第一のコンパレータと、トルク検出電圧が
第一の基準電圧よりも低い第二の基準電圧を超えた時に
過負荷を予告する信号を出力する第二のコンパレータ
と、前記第二のコンパレータの出力に接続した過負荷予
告を示す表示装置とを備えた過負荷検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8333313A JPH10174486A (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | 過負荷検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8333313A JPH10174486A (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | 過負荷検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10174486A true JPH10174486A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18264718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8333313A Pending JPH10174486A (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | 過負荷検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10174486A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003230536A (ja) * | 2002-02-07 | 2003-08-19 | Olympus Optical Co Ltd | 電動湾曲内視鏡 |
-
1996
- 1996-12-13 JP JP8333313A patent/JPH10174486A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003230536A (ja) * | 2002-02-07 | 2003-08-19 | Olympus Optical Co Ltd | 電動湾曲内視鏡 |
| US7918790B2 (en) | 2002-02-07 | 2011-04-05 | Olympus Corporation | Electric bending endoscope |
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