JPH10173069A - 相補型mos半導体装置の製造方法 - Google Patents

相補型mos半導体装置の製造方法

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JPH10173069A
JPH10173069A JP8328517A JP32851796A JPH10173069A JP H10173069 A JPH10173069 A JP H10173069A JP 8328517 A JP8328517 A JP 8328517A JP 32851796 A JP32851796 A JP 32851796A JP H10173069 A JPH10173069 A JP H10173069A
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JP
Japan
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oxide film
forming
semiconductor substrate
pattern
impurity
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JP8328517A
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English (en)
Inventor
Akihiko Ueda
壮彦 上田
Hirobumi Uchida
博文 内田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 相補型MOS半導体装置におけるリン拡散領
域とチャンネルストッパー用のボロン導入領域との間隔
を広げてポーズタイムの初期不良を抑制し、ストレス印
加時でも劣化を防ぐようにする。 【解決手段】 P型シリコン半導体基板1上に、第1の
酸化膜パターン2を形成し、エッチングにより基板表面
に凹部3を形成する。次に、ボロンイオンビームを高加
速度で照射して第1のボロン導入領域4を、次いでボロ
ンイオンビームをそれより低加速度で照射して、凹部3
の底部に第2のボロン導入領域5をそれぞれ形成する。
次に、酸化膜6′を堆積した後、凹部3の中のみ酸化膜
を残すようにして他の部分の酸化膜を除去し、素子形成
領域を分離するための第2の酸化膜パターン6を形成
し、半導体基板1の露出された部分に第3のボロン導入
領域8を形成する。次に、窓7を有する第3の酸化膜パ
ターン9を形成して、窓7の内部を含むその周辺にリン
を導入したポリシリコン膜11からなるストレージノード
13を形成し、次いで熱処理により窓7を通して基板1内
にリンを拡散してリン拡散領域14を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相補型MOS半導
体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の高密度化,高集
積化が必要になっている。トランジスタ形成工程におい
ては、高微細化に伴いポーズタイムの初期不良、及びス
トレス印加時の劣化等のトランジスタ特性不良が発生し
易くなる。
【0003】この従来の相補型MOS半導体装置の製造
方法を、図5(a)〜(f)を用いて説明する。図5(a)に示
すように、一導電型、例えばP型のシリコン半導体基板
1上に、20nmの薄い酸化膜17を形成し、次に160nmのSi
N膜を堆積した後、レジストパターンによる選択エッチ
ングを行い、SiNパターン18を形成する。次に、図5
(b)に示すように、選択酸化を行い素子形成領域を分離
する選択酸化膜19を形成する。
【0004】次に、図5(c)に示すように、SiNパター
ン18および酸化膜17を除去した後、第1回目のイオン注
入として、1価のボロンイオンビームをまず、800ke
V;1.0×1013cm~2の条件で照射することによって、シ
リコン半導体基板1の所定の深さの位置に第1のボロン
導入領域4を形成し、次に第2回目のイオン注入とし
て、1価のボロンイオンビームを第1回目のイオン注入
よりも低加速度の170keV;2.5×1012cm~2の条件で照
射することにより第2のボロン導入領域5を形成する。
さらに、第3回目のイオン注入として、1価のボロンイ
オンビームを第2回目のイオン注入よりもさらに低加速
度の20keV;2.6×1012cm~2の条件で照射することによ
り、シリコン半導体基板上の露出された部分に第3のボ
ロン導入領域8を形成する。
【0005】次に、図5(d)に示すように、基板上の全
面に、150nmの酸化膜9を堆積した後、第1のホトレジ
ストパターン10を形成し、ホトレジストパターン10に覆
われていない部分の酸化膜9をエッチングして窓7を形
成する。
【0006】次に、ホトレジストパターン10を除去した
後、図5(e)に示すように、窓7内を含む酸化膜9上に
リンを導入したポリシリコン膜11を堆積してから、ポリ
シリコン膜11の窓の上部に位置する部分に第2のホトレ
ジストパターン12を形成する。
【0007】次に、図5(f)に示すように、ポリシリコ
ン膜11におけるホトレジストパターン12に覆われていな
い部分をエッチングし、ストレージノード(キャパシタ
下部電極)13を形成し、次いで、熱処理によりストレー
ジノード13からのリン拡散領域14を窓7の下部に形成す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方法では、リン拡散領域と、チャンネルスト
ッパー用の第2のボロン導入領域5との間隔が狭くな
り、空乏層が狭くなることによってリーク電流が大きく
なり、ポーズタイムの初期不良や、ストレス印加時の劣
化が発生する。
【0009】そこで、本発明は、リン拡散領域とチャン
ネルストッパー用のボロン導入領域の間隔を広げること
により、ポーズタイムの初期不良を抑制し、ストレス印
加時でも劣化を防ぐことができる相補型MOS半導体装
置の製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の請求項1に記載の相補型MOS半導体装置の
製造方法は、一導電型半導体基板上に第1の酸化膜パタ
ーンを形成する工程と、第1の酸化膜パターンで覆われ
ていない部分の半導体基板をエッチングして選択的に凹
部を形成する工程と、第1回目のイオン注入として、前
記半導体基板と同一導電型の不純物イオンビームを高加
速度で照射して、前記半導体基板の所定の深さの位置に
第1の不純物導入領域を形成する工程と、第2回目のイ
オン注入として、前記半導体基板と同一導電型の不純物
イオンビームを、第1回目のイオン注入より低加速度で
照射して前記凹部の底部に第2の不純物導入領域を形成
する工程と、基板上全面に酸化膜を堆積した後、前記凹
部の中のみ酸化膜を残し他の部分の酸化膜および第1の
酸化膜パターンを除去して第2の酸化膜パターンを形成
する工程と、第3回目のイオン注入として、前記半導体
基板と同一導電型の不純物イオンビームを、第2回目の
イオン注入よりさらに低加速度で照射して半導体基板の
露出された部分に第3の不純物導入領域を形成する工程
と、基板上全面に酸化膜を堆積した後、その上に第1の
ホトレジストパターンを形成し、第1のホトレジストパ
ターンで覆われていない部分の酸化膜をエッチングして
窓を有する第3の酸化膜パターンを形成する工程と、第
1のホトレジストパターンを除去した後、前記窓内を含
む第3の酸化膜パターン上に、半導体基板とは反対導電
型の不純物を含むポリシリコン膜を堆積する工程と、前
記ポリシリコン膜上の前記窓の上部に位置する部分に第
2のホトレジストパターンを形成し、第2のホトレジス
トパターンで覆われていない部分のポリシリコン膜をエ
ッチングしてストレージノードを形成する工程と、熱処
理により前記窓の下部に前記半導体基板とは反対導電型
の不純物拡散領域を形成する工程とを有する構成とす
る。
【0011】また、本発明の請求項2に記載の相補型M
OS半導体装置の製造方法は、一導電型半導体基板上
に、第1回目のイオン注入として、前記半導体基板と同
一導電型の不純物イオンビームを照射して第3の不純物
導入領域を形成する工程と、第3の不純物導入領域の上
に第1の酸化膜パターンを形成する工程と、第1の酸化
膜パターンで覆われていない部分の半導体基板をエッチ
ングして選択的に凹部を形成する工程と、第2回目のイ
オン注入として、前記半導体基板と同一導電型の不純物
イオンビームを、第1回目のイオン注入より高加速度で
照射して、前記半導体基板の所定の深さの位置に第1の
不純物導入領域を形成する工程と、第3回目のイオン注
入として、前記半導体基板と同一導電型の不純物イオン
ビームを、第1回目のイオン注入より高加速度で、かつ
第2回目のイオン注入より低加速度で照射して、前記凹
部の底部に第2の不純物導入領域を形成する工程と、基
板上全面に酸化膜を堆積した後、前記凹部の中のみ酸化
膜を残し他の部分の酸化膜および第1の酸化膜パターン
を除去して第2の酸化膜パターンを形成する工程と、基
板上全面に酸化膜を堆積した後、その上に第1のホトレ
ジストパターンを形成し、第1のホトレジストパターン
で覆われていない部分の酸化膜をエッチングして窓を有
する第3の酸化膜パターンを形成する工程と、第1のホ
トレジストパターンを除去した後、前記窓内を含む第3
の酸化膜パターン上に、半導体基板とは反対導電型の不
純物を含むポリシリコン膜を堆積する工程と、前記ポリ
シンコン膜上の前記窓の上部に位置する部分に第2のホ
トレジストパターンを形成し、第2のホトレジストパタ
ーンで覆われていない部分のポリシリコン膜をエッチン
グしてストレージノードを形成する工程と、熱処理によ
り前記窓の下部に前記半導体基板とは反対導電型の不純
物拡散領域を形成する工程とを有する構成とする。
【0012】また、本発明の請求項3に記載の相補型M
OS半導体装置の製造方法は、一導電型半導体基板上に
第1の酸化膜パターンを形成する工程と、第1の酸化膜
パターンで覆われていない部分の半導体基板をエッチン
グして選択的に凹部を形成する工程と、基板上全面に酸
化膜を堆積した後、前記凹部の側壁部分の酸化膜および
第1の酸化膜パターンを残し、他の部分の酸化膜をエッ
チングして側壁酸化膜パターンを形成する工程と、第1
回目のイオン注入として、前記半導体基板と同一導電型
の不純物イオンビームを高加速度で照射して、前記半導
体基板の所定の深さの位置に第1の不純物導入領域を形
成する工程と、第2回目のイオン注入として、前記半導
体基板と同一導電型の不純物イオンビームを、第1回目
のイオン注入より低加速度で照射して前記凹部の底部に
第2の不純物導入領域を形成する工程と、基板上全面に
酸化膜を堆積した後、前記凹部の中のみ酸化膜を残し他
の部分の酸化膜および第1の酸化膜パターンを除去して
第2の酸化膜パターンを形成する工程と、第3回目のイ
オン注入として、前記半導体基板と同一導電型の不純物
イオンビームを、第2回目のイオン注入よりさらに低加
速度で照射して半導体基板の露出された部分に第3の不
純物導入領域を形成する工程と、基板上全面に酸化膜を
堆積した後、その上に第1のホトレジストパターンを形
成し、第1のホトレジストパターンで覆われていない部
分の酸化膜をエッチングして窓を有する第3の酸化膜パ
ターンを形成する工程と、第1のホトレジストパターン
を除去した後、前記窓内を含む第3の酸化膜パターン上
に、半導体基板とは反対導電型の不純物を含むポリシリ
コン膜を堆積する工程と、前記ポリシリコン膜上の前記
窓の上部に位置する部分に第2のホトレジストパターン
を形成し、第2のホトレジストパターンで覆われていな
い部分のポリシリコン膜をエッチングしてストレージノ
ードを形成する工程と、熱処理により前記窓の下部に前
記半導体基板とは反対導電型の不純物拡散領域を形成す
る工程とを有する構成とする。
【0013】さらに、本発明の請求項4に記載の相補型
MOS半導体装置の製造方法は、一導電型半導体基板上
に、第1回目のイオン注入として、前記半導体基板と同
一導電型の不純物イオンビームを照射して第3の不純物
導入領域を形成する工程と、第3の不純物導入領域の上
に第1の酸化膜パターンを形成する工程と、前記第1の
酸化膜パターンで覆われていない部分の半導体基板をエ
ッチングして選択的に凹部を形成する工程と、基板上全
面に酸化膜を堆積した後、前記凹部の側壁部分の酸化膜
および第1の酸化膜パターンを残し、他の部分の酸化膜
をエッチングして側壁酸化膜パターンを形成する工程
と、第2回目のイオン注入として、前記半導体基板と同
一導電型の不純物イオンビームを高加速度で照射して、
前記半導体基板の所定の深さの位置に第1の不純物導入
領域を形成する工程と、第3回目のイオン注入として、
前記半導体基板と同一導電型の不純物イオンビームを、
第1回目のイオン注入より高加速度で、かつ第2回目の
イオン注入より低加速度で照射して、前記凹部の底部に
第2の不純物導入領域を形成する工程と、基板上全面に
酸化膜を堆積した後、前記凹部の中のみ酸化膜を残し他
の部分の酸化膜および第1の酸化膜パターンを除去して
第2の酸化膜パターンを形成する工程と、基板上全面に
酸化膜を堆積した後、その上に第1のホトレジストパタ
ーンを形成し、第1のホトレジストパターンで覆われて
いない部分の酸化膜をエッチングして窓を有する第3の
酸化膜パターンを形成する工程と、第1のホトレジスト
パターンを除去した後、前記窓内を含む第3の酸化膜パ
ターン上に、半導体基板とは反対導電型の不純物を含む
ポリシリコン膜を堆積する工程と、前記ポリシリコン膜
上の前記窓の上部に位置する部分に第2のホトレジスト
パターンを形成し、第2のホトレジストパターンで覆わ
れていない部分のポリシリコン膜をエッチングしてスト
レージノードを形成する工程と、熱処理により前記窓の
下部に前記半導体基板とは反対導電型の不純物拡散領域
を形成する工程とを有する構成とする。
【0014】上記本発明の構成によれば、反対導電型不
純物拡散領域と、チャンネルストッパー用の同一導電型
の第2の不純物導入領域との間隔を広げることができ、
その結果、空乏層が広くなることによりリーク電流を抑
制し、ポーズタイムの初期不良を抑制することができ、
かつストレス印加時でも劣化を防ぐことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。 (実施の形態1)図1(a)〜(h)は、本発明の実施の形態1
における相補型MOS半導体装置の製造方法を示したも
のである。なお、以下に述べる各実施の形態において
は、図5(a)〜(f)と同一部分には同一符号を付してあ
り、また、不純物導入領域で、半導体基板の最も深い位
置に形成するものを第1の不純物導入領域、次に深い位
置のものを第2の不純物導入領域、最も表面に近いもの
を第3の不純物導入領域とする。
【0016】まず、図1(a)に示すように、一導電型、
例えばP型のシリコン半導体基板1上に第1の酸化膜パ
ターン2を形成する。次に、図1(b)に示すように、基
板1における第1の酸化膜パターン2で覆われていない
部分をエッチングし、選択的に凹部3を形成する。
【0017】次に、図1(c)に示すように、第1回目の
イオン注入として、1価のボロンイオンビームを、ま
ず、800keV;1.0×1013cm~2の条件で照射し、半導体
基板1の所定の深さの位置に第1のボロン導入領域4を
形成し、次に第2回目のイオン注入として、1価のボロ
ンイオンビームを、第1回目のイオン注入よりも低加速
度の170keV;2.5×1012cm~2の条件で照射して、凹部
3の底部に第2のボロン導入領域5を形成する。ここ
で、第1回目のボロンイオンビームの照射では第1の酸
化膜パターン2の下にもボロンが導入されるが、第2回
目のボロンイオンビームによる照射では第1の酸化膜パ
ターン2の下には導入されない。
【0018】次に、図1(d)に示すように、基板上全面
に400nmの酸化膜6′を堆積し、続いて図1(e)に示すよ
うに、凹部3の中のみ酸化膜を残し他の部分の酸化膜お
よび第1の酸化膜パターン2を、CMP(Chemical Mech
anical Polishing)等の技術を用いて除去し、素子形成
領域を分離するための第2の酸化膜パターン6を形成す
る。そして、第3回目のイオン注入として、1価のボロ
ンイオンビームを第2回目のイオン注入よりも低加速度
の20keV;2.6×1012cm~2の条件で照射し、半導体基板
1の露出された部分に第3のボロン導入領域8を形成す
る。
【0019】次に、図1(f)に示すように、基板上全面
に150nmの酸化膜9を堆積した後、第1のホトレジスト
パターン10を形成し、そのホトレジストパターン10で覆
われていない部分の酸化膜9をエッチングして窓7を形
成する。窓7を有する酸化膜9を第3の酸化膜パターン
9とする。
【0020】次に、第1のホトレジストパターン10を除
去した後、図1(g)に示すように、窓7の内部を含む第
3の酸化膜パターン9上に、リンを導入したポリシリコ
ン膜11を堆積してから、そのポリシリコン膜11上の窓7
の上部に位置する部分に、第2のホトレジストパターン
12を形成する。
【0021】次に、図1(h)に示すように、ホトレジス
トパターン12で覆われていない部分のポリシリコン膜11
をエッチングしてストレージノード(キャパシタ下部電
極)13を形成し、次いで熱処理により窓7を通してスト
レージノード13から基板1内にリンを拡散し、リン拡散
領域14を形成する。
【0022】以上のように、本実施の形態1によれば、
素子形成領域を分離するための第2の酸化膜パターン6
を従来の選択酸化膜よりも基板の下の方まで埋め込むこ
とができるから、リン拡散領域14とチャンネルストッパ
ー用の第2のボロン導入領域5との間隔を広げることが
でき、ポーズタイムの初期不良を抑制し、ストレス印加
時でも劣化を防ぐことができる。
【0023】(実施の形態2)図2(a)〜(i)は、本発明の
実施の形態2における相補型MOS半導体装置の製造方
法を示したものである。図2(a)に示すように、P型シ
リコン半導体基板1上に、まず第1回目のイオン注入と
して、1価のボロンイオンビームを20keV;2.6×1012
cm~2の条件で照射して、第3のボロン導入領域8を形成
する。
【0024】次に、図2(b)に示すように、第1の酸化
膜パターン2を形成した後、図2(c)に示すように、第
1の酸化膜パターン2で覆われていない部分の半導体基
板1をエッチングして、選択的に凹部3を形成する。
【0025】次に、図2(d)に示すように、第2回目の
イオン注入として、1価のボロンイオンビームを第1回
目のイオン注入よりも高加速度の800keV;1.0×1013c
m~2の条件で照射して、第1のボロン導入領域4を形成
し、次いで、第3回目のイオン注入として、1価のボロ
ンイオンビームを第1回目のイオン注入よりも高加速度
で、かつ第2回目のイオン注入よりも低加速の170ke
V;2.5×1012cm~2の条件で照射し、凹部3の底部に第
2のボロン導入領域5を形成する。この時も、実施の形
態1と同様にイオン注入の加速度により、第2回目のイ
オン注入では第1の酸化膜パターン2の下にもボロンが
導入されるが、第3回目のイオン注入では第1の酸化膜
パターン2の下には導入されない。
【0026】次に、図2(e)に示すように、基板上全面
に400nmの酸化膜6′を堆積した後、図2(f)に示すよう
に、凹部3の中のみ酸化膜を残し他の部分の酸化膜およ
び第1の酸化膜パターン2を、CMP(Chemical Mechan
ical Polishing)等の技術を用いて除去し、素子形成領
域を分離するための第2の酸化膜パターン6を形成す
る。
【0027】次に、図2(g)に示すように、基板上全面
に150nmの酸化膜9を堆積し、次いで第1のホトレジス
トパターン10を形成する。そのホトレジストパターン10
で覆われていない部分の酸化膜9をエッチングして窓7
を形成し、窓7を有する酸化膜9を第3の酸化膜パター
ン9とする。
【0028】次に、第1のホトレジストパターン10を除
去した後、図2(h)に示すように、窓7の内部を含む第
3の酸化膜パターン9上に、リンを導入したポリシリコ
ン膜11を堆積してから、そのポリシリコン膜11上の窓7
の上部に位置する部分に、第2のホトレジストパターン
12を形成する。
【0029】次に、図2(i)に示すように、ホトレジス
トパターン12で覆われていない部分のポリシリコン膜11
をエッチングしてストレージノード(キャパシタ下部電
極)13を形成し、次いで熱処理により窓7を通してスト
レージノード13から基板1内にリンを拡散し、リン拡散
領域14を形成する。
【0030】以上のように、本実施の形態2によれば、
実施の形態1と同様、素子形成領域を分離するための第
2の酸化膜パターンを従来の選択酸化膜よりも基板の下
の方まで埋め込むことができるから、リン拡散領域14と
チャンネルストッパー用の第2のボロン導入領域5との
間隔を広げることができ、ポーズタイムの初期不良を抑
制し、ストレス印加時でも劣化を防ぐことができる。
【0031】(実施の形態3)図3(a)〜(j)は、本発明の
実施の形態3における相補型MOS半導体装置の製造方
法を示したものである。図3(a)に示すように、P型シ
リコン半導体基板1上に第1の酸化膜パターン2を形成
する。
【0032】次に、図3(b)に示すように、基板1にお
ける第1の酸化膜パターン2で覆われていない部分をエ
ッチングし、選択的に凹部3を形成する。
【0033】次に、図3(c)に示すように、基板上全面
に酸化膜15を堆積した後、図3(d)に示すように、凹部
3の側壁部分の酸化膜および第1の酸化膜パターン2を
残し、他の部分の酸化膜をエッチングして、側壁酸化膜
パターン16を形成する。
【0034】次に、図3(e)に示すように、第1回目の
イオン注入として、1価のボロンイオンビームを、ま
ず、800keV;1.0×1013cm~2の条件で照射し、半導体
基板1の所定の深さの位置に第1のボロン導入領域4を
形成し、次に第2回目のイオン注入として、1価のボロ
ンイオンビームを、第1回目のイオン注入よりも低加速
度の170keV;2.5×1012cm~2の条件で照射して、凹部
3の底部に第2のボロン導入領域5を形成する。ここ
で、第1回目のボロンイオンビームの照射では第1の酸
化膜パターン2の下にもボロンが導入されるが、第2回
目のボロンイオンビームによる照射では第1の酸化膜パ
ターン2の下には導入されない。
【0035】次に、図3(f)に示すように、基板上全面
に400nmの酸化膜6′を堆積し、続いて図3(g)に示すよ
うに、凹部3の中のみ酸化膜を残し他の部分の酸化膜お
よび第1の酸化膜パターン2を、CMP(Chemical Mech
anical Polishing)等の技術を用いて除去し、素子形成
領域を分離するための第2の酸化膜パターン6を形成す
る。そして、第3回目のイオン注入として、1価のボロ
ンイオンビームを第2回目のイオン注入よりも低加速度
の20keV;2.6×1012cm~2の条件で照射し、半導体基板
1の露出された部分に第3のボロン導入領域8を形成す
る。
【0036】次に、図3(h)に示すように、基板上全面
に150nmの酸化膜9を堆積した後、第1のホトレジスト
パターン10を形成し、そのホトレジストパターン10で覆
われていない部分の酸化膜9をエッチングして窓7を形
成する。窓7を有する酸化膜9を第3の酸化膜パターン
9とする。
【0037】次に、第1のホトレジストパターン10を除
去した後、図3(i)に示すように、窓7の内部を含む第
3の酸化膜パターン9上に、リンを導入したポリシリコ
ン膜11を堆積してから、そのポリシリコン膜11上の窓7
の上部に位置する部分に、第2のホトレジストパターン
12を形成する。
【0038】次に、図3(j)に示すように、ホトレジス
トパターン12で覆われていない部分のポリシリコン膜11
をエッチングしてストレージノード(キャパシタ下部電
極)13を形成し、次いで熱処理により窓7を通してスト
レージノード13から基板1内にリンを拡散し、リン拡散
領域14を形成する。
【0039】以上のように、本実施の形態3によれば、
側壁酸化膜パターン16を形成することにより、実施の形
態1の場合よりもリン拡散領域14とチャンネルストッパ
ー用の第2のボロン導入領域5との間隔を更に広げるこ
とができ、更にポーズタイムの初期不良を抑制し、スト
レス印加時でも劣化を防ぐことができる。
【0040】(実施の形態4)図4(a)〜(k)は、本発明の
実施の形態4における相補型MOS半導体装置の製造方
法を示したものである。図4(a)に示すように、P型シ
リコン半導体基板1上に、まず第1回目のイオン注入と
して、1価のボロンイオンビームを20keV;2.6×1012
cm~2の条件で照射して、第3のボロン導入領域8を形成
する。
【0041】次に、図4(b)に示すように、第1の酸化
膜パターン2を形成した後、図4(c)に示すように、第
1の酸化膜パターン2で覆われていない部分の半導体基
板をエッチングして、選択的に凹部3を形成する。
【0042】次に、図4(d)に示すように、基板上全面
に酸化膜15を堆積した後、図4(e)に示すように、凹部
3の側壁部分の酸化膜および第1の酸化膜パターン2を
残し、他の部分の酸化膜をエッチングして、側壁酸化膜
パターン16を形成する。
【0043】次に、図4(f)に示すように、第2回目の
イオン注入として、1価のボロンイオンビームを第1回
目のイオン注入よりも高加速度の800keV;1.0×1013c
m~2の条件で照射して、半導体基板1の所定の深さの位
置に第1のボロン導入領域4を形成し、次いで、第3回
目のイオン注入として、1価のボロンイオンビームを第
1回目のイオン注入よりも高加速度で、かつ第2回目の
イオン注入よりも低加速の170keV;2.5×1012cm~2
条件で照射し、凹部3の底部に第2のボロン導入領域5
を形成する。この時、第2回目のイオン注入では第1の
酸化膜パターン2の下にもボロンが導入されるが、第3
回目のイオン注入では第1の酸化膜パターン2の下には
導入されないのは、実施の形態1〜3と同様である。
【0044】次に、図4(g)に示すように、基板上全面
に400nmの酸化膜6′を堆積し、続いて図4(h)に示すよ
うに、凹部3の中のみ酸化膜を残し他の部分の酸化膜お
よび第1の酸化膜パターン2を、CMP(Chemical Mech
anical Polishing)等の技術を用いて除去し、素子形成
領域を分離するための第2の酸化膜パターン6を形成す
る。
【0045】次に、図4(i)に示すように、基板上全面
に150nmの酸化膜9を堆積した後、第1のホトレジスト
パターン10を形成し、そのホトレジストパターン10で覆
われていない部分の酸化膜9をエッチングして窓7を形
成する。窓7を有する酸化膜9を第3の酸化膜パターン
9とする。
【0046】次に、第1のホトレジストパターン10を除
去した後、図4(j)に示すように、窓7の内部を含む第
3の酸化膜パターン9上に、リンを導入したポリシリコ
ン膜11を堆積してから、そのポリシリコン膜11上の窓7
の上部に位置する部分に、第2のホトレジストパターン
12を形成する。
【0047】次に、図4(k)に示すように、ホトレジス
トパターン12で覆われていない部分のポリシリコン膜11
をエッチングしてストレージノード(キャパシタ下部電
極)13を形成し、次いで熱処理により窓7を通してスト
レージノード13から基板1内にリンを拡散し、リン拡散
領域14を形成する。
【0048】以上のように、本実施の形態4によれば、
実施の形態3と同様に、側壁酸化膜パターンを形成する
ことにより、リン拡散領域とチャンネルストッパー用の
ボロン導入領域との間隔を更に広げることができ、更に
ポーズタイムの初期不良を抑制し、ストレス印加時でも
劣化を防ぐことができる。
【0049】なお、上記実施の形態1〜4では、P型シ
リコン基板を用いて説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、N型シリコン基板を用いても同様の
効果が得られる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リン拡散領域とチャンネルストッパー用のボロン導入領
域との間隔を広げることにより、ポーズタイムの初期不
良を抑制し、ストレス印加時でも劣化を防ぐことができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の相補型MOS半導体装
置の製造方法を示す工程断面図である。
【図2】本発明の実施の形態2の相補型MOS半導体装
置の製造方法を示す工程断面図である。
【図3】本発明の実施の形態3の相補型MOS半導体装
置の製造方法を示す工程断面図である。
【図4】本発明の実施の形態4の相補型MOS半導体装
置の製造方法を示す工程断面図である。
【図5】従来例の相補型MOS半導体装置の製造方法を
示す工程断面図である。
【符号の説明】
1…P型半導体基板、 2…第1の酸化膜パターン、
3…凹部、 4…第1のボロン導入領域、 5…第2の
ボロン導入領域、 6…第2の酸化膜パターン、6′,
15…酸化膜、 7…窓、 8…第3のボロン導入領域、
9…酸化膜(第3の酸化膜パターン)、 10…第1のホ
トレジストパターン、 11…ポリシリコン膜、 12…第
2のホトレジストパターン、 13…ストレージノード、
14…リン拡散領域、 16…側壁酸化膜パターン。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一導電型半導体基板上に第1の酸化膜パ
    ターンを形成する工程と、 前記第1の酸化膜パターンで覆われていない部分の半導
    体基板をエッチングして選択的に凹部を形成する工程
    と、 第1回目のイオン注入として、前記半導体基板と同一導
    電型の不純物イオンビームを高加速度で照射して、前記
    半導体基板の所定の深さの位置に第1の不純物導入領域
    を形成する工程と、 第2回目のイオン注入として、前記半導体基板と同一導
    電型の不純物イオンビームを、前記第1回目のイオン注
    入より低加速度で照射して前記凹部の底部に第2の不純
    物導入領域を形成する工程と、 基板上全面に酸化膜を堆積した後、前記凹部の中のみ酸
    化膜を残し他の部分の酸化膜および前記第1の酸化膜パ
    ターンを除去して第2の酸化膜パターンを形成する工程
    と、 第3回目のイオン注入として、前記半導体基板と同一導
    電型の不純物イオンビームを、前記第2回目のイオン注
    入よりさらに低加速度で照射して半導体基板の露出され
    た部分に第3の不純物導入領域を形成する工程と、 基板上全面に酸化膜を堆積した後、その上に第1のホト
    レジストパターンを形成し、第1のホトレジストパター
    ンで覆われていない部分の酸化膜をエッチングして窓を
    有する第3の酸化膜パターンを形成する工程と、 前記第1のホトレジストパターンを除去した後、前記窓
    内を含む前記第3の酸化膜パターン上に、前記半導体基
    板とは反対導電型の不純物を含むポリシリコン膜を堆積
    する工程と、 前記ポリシリコン膜上の前記窓の上部に位置する部分に
    第2のホトレジストパターンを形成し、第2のホトレジ
    ストパターンで覆われていない部分のポリシリコン膜を
    エッチングしてストレージノードを形成する工程と、 熱処理により前記窓の下部に前記半導体基板とは反対導
    電型の不純物拡散領域を形成する工程と、 を有することを特徴とする相補型MOS半導体装置の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 一導電型半導体基板上に、第1回目のイ
    オン注入として、前記半導体基板と同一導電型の不純物
    イオンビームを照射して第3の不純物導入領域を形成す
    る工程と、 前記第3の不純物導入領域の上に第1の酸化膜パターン
    を形成する工程と、 前記第1の酸化膜パターンで覆われていない部分の半導
    体基板をエッチングして選択的に凹部を形成する工程
    と、 第2回目のイオン注入として、前記半導体基板と同一導
    電型の不純物イオンビームを、前記第1回目のイオン注
    入より高加速度で照射して、前記半導体基板の所定の深
    さの位置に第1の不純物導入領域を形成する工程と、 第3回目のイオン注入として、前記半導体基板と同一導
    電型の不純物イオンビームを、前記第1回目のイオン注
    入より高加速度で、かつ前記第2回目のイオン注入より
    低加速度で照射して、前記凹部の底部に第2の不純物導
    入領域を形成する工程と、 基板上全面に酸化膜を堆積した後、前記凹部の中のみ酸
    化膜を残し他の部分の酸化膜および前記第1の酸化膜パ
    ターンを除去して第2の酸化膜パターンを形成する工程
    と、 基板上全面に酸化膜を堆積した後、その上に第1のホト
    レジストパターンを形成し、第1のホトレジストパター
    ンで覆われていない部分の酸化膜をエッチングして窓を
    有する第3の酸化膜パターンを形成する工程と、 前記第1のホトレジストパターンを除去した後、前記窓
    内を含む前記第3の酸化膜パターン上に、前記半導体基
    板とは反対導電型の不純物を含むポリシリコン膜を堆積
    する工程と、 前記ポリシンコン膜上の前記窓の上部に位置する部分に
    第2のホトレジストパターンを形成し、第2そのホトレ
    ジストパターンで覆われていない部分のポリシリコン膜
    をエッチングしてストレージノードを形成する工程と、 熱処理により前記窓の下部に前記半導体基板とは反対導
    電型の不純物拡散領域を形成する工程と、 を有することを特徴とする相補型MOS半導体装置の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 一導電型半導体基板上に第1の酸化膜パ
    ターンを形成する工程と、 前記第1の酸化膜パターンで覆われていない部分の半導
    体基板をエッチングして選択的に凹部を形成する工程
    と、 基板上全面に酸化膜を堆積した後、前記凹部の側壁部分
    の酸化膜および前記第1の酸化膜パターンを残し、他の
    部分の酸化膜をエッチングして側壁酸化膜パターンを形
    成する工程と、 第1回目のイオン注入として、前記半導体基板と同一導
    電型の不純物イオンビームを高加速度で照射して、前記
    半導体基板の所定の深さの位置に第1の不純物導入領域
    を形成する工程と、 第2回目のイオン注入として、前記半導体基板と同一導
    電型の不純物イオンビームを、前記第1回目のイオン注
    入より低加速度で照射して前記凹部の底部に第2の不純
    物導入領域を形成する工程と、 基板上全面に酸化膜を堆積した後、前記凹部の中のみ酸
    化膜を残し他の部分の酸化膜および前記第1の酸化膜パ
    ターンを除去して第2の酸化膜パターンを形成する工程
    と、 第3回目のイオン注入として、前記半導体基板と同一導
    電型の不純物イオンビームを、前記第2回目のイオン注
    入よりさらに低加速度で照射して半導体基板の露出され
    た部分に第3の不純物導入領域を形成する工程と、 基板上全面に酸化膜を堆積した後、その上に第1のホト
    レジストパターンを形成し、第1のホトレジストパター
    ンで覆われていない部分の酸化膜をエッチングして窓を
    有する第3の酸化膜パターンを形成する工程と、 前記第1のホトレジストパターンを除去した後、前記窓
    内を含む前記第3の酸化膜パターン上に、前記半導体基
    板とは反対導電型の不純物を含むポリシリコン膜を堆積
    する工程と、 前記ポリシリコン膜上の前記窓の上部に位置する部分に
    第2のホトレジストパターンを形成し、第2のホトレジ
    ストパターンで覆われていない部分のポリシリコン膜を
    エッチングしてストレージノードを形成する工程と、 熱処理により前記窓の下部に前記半導体基板とは反対導
    電型の不純物拡散領域を形成する工程と、 を有することを特徴とする相補型MOS半導体装置の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 一導電型半導体基板上に、第1回目のイ
    オン注入として、前記半導体基板と同一導電型の不純物
    イオンビームを照射して第3の不純物導入領域を形成す
    る工程と、 前記第3の不純物導入領域の上に第1の酸化膜パターン
    を形成する工程と、 前記第1の酸化膜パターンで覆われていない部分の半導
    体基板をエッチングして選択的に凹部を形成する工程
    と、 基板上全面に酸化膜を堆積した後、前記凹部の側壁部分
    の酸化膜および前記第1の酸化膜パターンを残し、他の
    部分の酸化膜をエッチングして側壁酸化膜パターンを形
    成する工程と、 第2回目のイオン注入として、前記半導体基板と同一導
    電型の不純物イオンビームを高加速度で照射して、前記
    半導体基板の所定の深さの位置に第1の不純物導入領域
    を形成する工程と、 第3回目のイオン注入として、前記半導体基板と同一導
    電型の不純物イオンビームを、前記第1回目のイオン注
    入より高加速度で、かつ前記第2回目のイオン注入より
    低加速度で照射して、前記凹部の底部に第2の不純物導
    入領域を形成する工程と、 基板上全面に酸化膜を堆積した後、前記凹部の中のみ酸
    化膜を残し他の部分の酸化膜および前記第1の酸化膜パ
    ターンを除去して第2の酸化膜パターンを形成する工程
    と、 基板上全面に酸化膜を堆積した後、その上に第1のホト
    レジストパターンを形成し、第1のホトレジストパター
    ンで覆われていない部分の酸化膜をエッチングして窓を
    有する第3の酸化膜パターンを形成する工程と、 前記第1のホトレジストパターンを除去した後、前記窓
    内を含む前記第3の酸化膜パターン上に、前記半導体基
    板とは反対導電型の不純物を含むポリシリコン膜を堆積
    する工程と、 前記ポリシリコン膜上の前記窓の上部に位置する部分に
    第2のホトレジストパターンを形成し、第2のホトレジ
    ストパターンで覆われていない部分のポリシリコン膜を
    エッチングしてストレージノードを形成する工程と、 熱処理により前記窓の下部に前記半導体基板とは反対導
    電型の不純物拡散領域を形成する工程と、 を有することを特徴とする相補型MOS半導体装置の製
    造方法。
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