JPH10171907A - 筆記データ処理装置 - Google Patents

筆記データ処理装置

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JPH10171907A
JPH10171907A JP33909296A JP33909296A JPH10171907A JP H10171907 A JPH10171907 A JP H10171907A JP 33909296 A JP33909296 A JP 33909296A JP 33909296 A JP33909296 A JP 33909296A JP H10171907 A JPH10171907 A JP H10171907A
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JP
Japan
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recording sheet
input
vote
tablet
handwritten
Prior art date
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Application number
JP33909296A
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English (en)
Inventor
Takaharu Makino
宇晴 牧野
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 記録シートに票書式を印刷してタブレット上
に搬送固定することで、定型用紙に必要事項を記入する
という通常と同様の感覚で手書きされた情報を筆記デー
タとして取り込んで認識する。 【解決手段】 印字装置36はタブレット10上の用紙
に票書式を印刷する。票書式が印刷された用紙がタブレ
ット10上に搬送固定されている状態において、CPU
31は用紙上に印刷されている票書式にしたがてその手
書き記入欄に必要事項が手書きされた際に、手書きされ
た情報をタブレット10上に筆記されたストローク情報
として取り込む。このストローク情報はホストインター
フェイス部38を介してワークステーション側に送信さ
れて文字認識される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タブレット上に
筆記されたストローク情報を文字認識する筆記データ処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、役場の窓口業務において、住民
票、印鑑証明、転入届等を請求人、届け出人に手書きで
専用の定型用紙に記入させ、それを窓口の係員に提出す
ると、係員はその記入内容をパーソナルコンピュータ
(ワークステーション)からキー入力することによって
処理するようにしている。このことは、銀行の窓口業務
においても同様であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、窓口で
係員がワークステーションのキーボードから定型用紙の
記入内容を1つずつ入力することは係員に負担をかける
と共に、入力操作に時間がかかり、窓口業務が停滞し、
請求人、届け出人の待ち時間もそれだけ長くなり、サー
ビスの低下を招く。そこで、定型用紙への手書きに代わ
ってATMのような専用端末から請求人、届け出人に、
直接、キー入力させることも考えられるが、機械操作に
不慣れな人も多く、業務の混乱を招くおそれがある。こ
の発明の課題は、記録シートに票書式を印刷してタブレ
ット上に搬送固定することで、定型用紙に必要事項を記
入するという通常と同様の感覚で手書きされた情報を筆
記データとして取り込んで認識できるようにすることで
ある。また、この発明の課題は、例えば窓口業務におい
て、請求人、届け出人等に煩雑な機械操作を委ねず、通
常と同様の感覚で手書きにより必要事項を記入し、通常
と同様の手順で窓口に提出したとしても、係員がその記
入内容を新めて入力する必要はなく、煩雑な入力操作か
ら開放することで、係員の負担を大幅に軽減する他に、
請求人、届け出人等にも余分な負担を負わせず、円滑な
窓口業務を実現できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。請求項1記載の発明は、手書き記入欄を形成
する所定の票書式を記録シート上に印刷する印刷手段
と、この印刷手段によって票書式が印刷された記録シー
トをタブレット上に搬送固定する手段と、タブレット上
に記録シートが搬送固定されている状態で、記録シート
上に印刷されている票書式にしたがってその手書き記入
欄に手書きされた情報をタブレット上に筆記されたスト
ローク情報として入力する入力手段と、この入力手段か
ら入力されたストローク情報を票書式を構成する記入欄
別に文字認識して文字コードに変換する文字認識手段と
を具備するものである。なお、この発明は次のようなも
のであってもよい。 ロール状に巻装された記録シートが引き出されてタ
ブレット上に搬送固定されている状態で、記録シートに
印刷されている票書式にしたがってその手書き記入欄に
必要事項が記入された場合に、記入済みの記録シートを
搬出口方向へ送り出すと共に、当該記録シートを切断し
て単票を発行する単票発行手段を設け、記入済みの記録
シートが搬出口方向へ送り出される過程において、前記
印刷手段によって新たな票書式を記録シート上に印刷し
てタブレット上に搬送固定するようにしてもよい。 前記印刷手段は手書き記入欄を形成する所定の票書
式を印刷する際に、印刷毎に更新される票識別データを
記録シート上に印刷するようにしてもよい。 前記記録シート上に印刷された票書式にしたがって
その手書き記入欄に手書きされた情報がタブレット上に
筆記されたストローク情報として前記入力手段から入力
された際に、入力されたストローク情報と当該票書式と
を比較することにより手書きされた情報の妥当性を判別
する判別手段と、この判別手段によって妥当性がないこ
とが判別された場合に、その旨を報知する報知手段とを
具備してもよい。 前記判別手段によって妥当性がないことが判別され
た場合に記録シートに所定の無効マークを印刷して当該
記録シートを排出すると共に、新たな票書式を記録シー
ト上に印刷してタブレット上に搬送固定し、また前記入
力手段から入力された妥当性のないストローク情報を取
り消すようにしてもよい。 手書き途中において書き損じによる取り消しが指示
された際に、記録シートに所定の無効マークを印刷して
当該記録シートを排出すると共に、新たな票書式を記録
シート上に印刷してタブレット上に搬送固定し、また前
記入力手段から入力された書き損じのストローク情報を
取り消すようにしてもよい。 前記入力手段から入力されたストローク情報と前記
文字認識手段によって認識された認識結果とを票書式内
に対応付けて表示する表示手段を設けてもよい。 前記表示手段に表示されている票書式上の任意の位
置が指定された際に、前記文字認識手段は当該指定位置
に表示されているストローク情報に基づいて文字認識を
再度行い、前記表示手段はこれによって認識された認識
結果を当該指定位置に次候補として表示するようにして
もよい。 前記入力手段から入力されたストローク情報が票書
式上に予め決められている捺印位置に対応するものであ
れば、前記表示手段は当該捺印位置に捺印がされたこと
を示す所定の捺印マークを認識結果として表示するよう
にしてもよい。請求項1記載の発明によれば、手書き記
入欄を形成する所定の票書式(例えば、票枠や手書き記
入欄を形成する罫線や票名称等から成る票フォーマッ
ト)が印刷手段により記録シート(例えば用紙)に印刷
されると共に、この記録シートはタブレット上に搬送固
定される。この状態において、記録シート上に形成され
ている手書き記入欄に必要事項が手書きされると、入力
手段は手書きされた情報を記録シートを介してタブレッ
ト上に筆記されたストローク情報として入力する。する
と、入力されたストローク情報は表示認識手段によって
票書式の記入欄別に文字認識され、文字コードに変換さ
れる。したがって、記録シートに票書式を印刷してタブ
レット上に搬送固定することで、定型用紙に必要事項を
記入するという通常と同様の感覚で手書きされた情報を
筆記データとして取り込んで認識することができる。
【0005】請求項10記載の発明は、タブレットを備
えた複数台の入力端末装置と、マスタ装置との間でデー
タの送受信を行うデータ送受信システムにおいて、各入
力端末装置は、手書き記入欄を形成する所定の票書式を
記録シート上に印刷する印刷手段と、この印刷手段によ
って票書式が印刷された記録シートをタブレット上に搬
送固定する手段と、タブレット上に記録シートが固定さ
れている状態で、記録シート上に印刷されている票書式
にしたがってその手書き記入欄に手書きされた情報をタ
ブレット上に筆記されたストローク情報として入力する
入力手段と、この入力手段によって入力されたストロー
ク情報をマスタ装置へ送信する送信手段とを具備し、前
記マスタ装置は各入力端末装置から送信されて来たスト
ローク情報を受信する受信手段と、この受信手段によっ
て受信されたストローク情報を票書式を構成する記入欄
別に文字認識して文字コードに変換する文字認識手段
と、この文字認識手段によって認識された認識結果を表
示する表示手段とを具備するものである。なお、前記マ
スタ装置は各入力端末装置へ予め決められている票書式
を送信して当該票書式を対応する入力端末装置へダウン
ロードするようにしてもよい。請求項10記載の発明に
よれば、各入力端末装置は手書き記入欄を形成する所定
の票書式を記録シート上に印刷すると共に、この記録シ
ートをタブレット上に搬送固定する。この状態におい
て、記録シート上に形成されている手書き記入欄に必要
事項が手書きされると、手書きされた情報を記録シート
を介してタブレット上に筆記されたストローク情報とし
て入力し、マスタ装置へ送信する。すると、マスタ装置
においては、各入力端末から送信されて来たストローク
情報を受信し、このストローク情報を票書式の記入欄別
に文字認識し、その認識結果を表示出力させる。したが
って、例えば窓口業務において、請求人、届け出人等に
煩雑な機械操作を委ねず、通常と同様の感覚で手書きに
より必要事項を記入し、通常と同様の手順で窓口に提出
したとしても、係員がその記入内容を新めて入力する必
要はなく、煩雑な入力操作から開放することで、係員の
負担を大幅に軽減する他に、請求人、届け出人等にも余
分な負担を負わせず、円滑な窓口業務を実現することが
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図13を参照してこ
の発明の一実施形態を説明する。図1は役場における窓
口業務システムを示したシステム構成図である。この窓
口業務システムは複数台の入力端末装置1とワークステ
ーション2とが構内専用回線を介して接続されていると
共に、ワークステーション2とホストコンピュータ(図
示せず)とが構内専用回線を介して接続されて成るLA
N(ローカルエリアネットワーク)システムである。こ
こで、入力端末装置1は住民票、印鑑証明、転入届等の
請求人、届け出人が使用し、またワークステーション2
は窓口の係員が使用するデータ処理装置である。このワ
ークステーション2には順番待ちの人を窓口に呼び出す
ための呼び出し用表示装置3や呼び出し用スピーカ4が
ケーブル接続されており、表示および音声によって呼び
出しをガイダンスするようにしている。なお、ワークス
テーション2はセンタ装置(図示せず)に接続されてい
る。
【0007】図2は各入力端末装置1の設置状態を示し
たもので、住民票、転入届等を記入するための記入台5
は中央に起立する仕切板6を介して左右に仕切られてお
り、その左右両側の机面にはそれぞれ3台ずつ入力端末
装置1が埋め込まれている。ここで、各入力端末装置1
は住民票、印鑑証明、……転入届に対応付けられてお
り、例えば、図中手前の入力端末装置1は住民票入力専
用、次の入力端末装置1は印鑑証明入力専用……として
予め決められているが、それを任意に変更することもで
きるようになっている。なお、仕切板6には各入力端末
装置1に対応付けて記入説明書や記入例が印刷された用
紙が貼り付られているが、用紙に代わり表示パネルを仕
切板6に埋め込むようにしてもよい。この場合、記入説
明を表示パネルの表示内容に対応付けて音声出力するよ
うにしてもよい。
【0008】図3は入力端末装置1の外観斜視図、図4
は入力端末装置1の内部構造を概念的に示した図であ
る。入力端末装置1はその全体が横長の箱型を成し、そ
の本体ケース7の上面部には矩形の開口部8が形成され
ている。この開口部8は住民票等の票サイズで、その下
側には用紙9aを介してタブレット10が配設されてい
る。また、本体ケース7の上面には音声ガイダンス用の
スピーカ11、用紙排出口12、ボールペン等の先端で
押下できる一対のボタンスイッチ(後述する終了キー、
取消しキー)13が設けられている。なお、図3中、1
4は電源プラグ、15はLAN接続用のコネクタであ
る。また、入力端末装置1内には図4に示すようにロー
ル紙(白紙)9が収納されており、引き出しローラ16
によってロール紙9から引き出された用紙9aは、プリ
ンタヘッド17とプラテンローラ18との間を介してタ
ブレット10上に搬送されると共に、紙送りローラ(駆
動ローラ)19と転動ローラ20との間を通って排出口
方向へ導入されるが、その際、排出口近傍に設けられた
カッタ21によって切断され、単票として発行される。
ここで、紙送りローラ19の駆動によってロール紙9か
ら用紙9aを引き出す際に、プリンタヘッド17によっ
て用紙9aには予め決められている票フォーマット(票
書式)が印刷される。そして、印刷された票書式がタブ
レット10上に位置した際に、紙送りローラ19の駆動
が停止されると共に、用紙9aがタブレット10上から
“ズレ”ないようにするため、適当なテンションを用紙
9aに与えて用紙を固定するようにしている。なお、プ
リンタヘッド17はたとえば、サーマルプリンタを構成
するサーマルヘッダである。タブレット10は平板状を
成し、住民票等の票サイズで、用紙9aに必要事項がボ
ールペン等で記入された際に、用紙9aを介して加わる
筆圧に基づいてその位置情報を検出する感圧式の座標入
力装置である。なお、図4中、22は記入ミス等の用紙
に赤インクで無効マークを付ける無効マーカである。
【0009】図5は入力端末装置1の全体構成を示した
ブロック図である。CPU31はRAM32内にロード
されている各種プログラムにしたがってこの入力端末装
置1の全体動作を制御する中央演算処理である。記憶装
置33はオペレーティングシステムや各種アプリケーシ
ョンプログラム、データファイル、文字フォントデータ
等が予め格納されている記憶媒体34やその駆動系を有
している。この記憶媒体34は固定的に設けたもの、も
しくは着脱自在に装着可能なものであり、磁気的・光学
的記憶媒体、半導体メモリによって構成されている。ま
た、記憶媒体34内のプログラムやデータは、必要に応
じてCPU31の制御により、RAM32にロードされ
る。また、CPU31にはその入出力周辺デバイスとし
てキー入力部35、印字装置36、タブレット10、音
声応答部37、ホストインタフェイス部38等が接続さ
れており、CPU31はそれらの入出力動作を制御す
る。
【0010】RAM32は図6に示すようにプログラム
メモリ32−1、票書式メモリ32−2、票番号メモリ
32−3、筆記入力メモリ32−4、音声データメモリ
32−5を有し、プログラムメモリ32−1は記憶媒体
34からロードされたプログラムが格納される。票書式
メモリ32−2は住民票、印鑑証明、転入届等のうちい
ずれかの票書式がワークステーション2からダウンロー
ドされるもので、この票書式(票フォーマット)は票枠
や各種手書き記入欄を形成する縦横罫線の他に、票の種
類を示す票タイトル、各種手書き記入欄に対応してその
記入内容を明示する項目名等から成り、印字装置36に
送られて用紙9aに印刷出力される。票番号メモリ32
−3は票番号(一連No)を記憶するもので、その値は所
定のタイミングでプラス「1」ずつ更新される。筆記入
力メモリ32−4は用紙9aに印刷出力された票書式に
したがって必要事項が手書きされた際に、用紙9aを介
してタブレット10上に筆記された各文字のストローク
情報を記憶保持するもので、1枚分の票に必要事項が記
入された際に、その内容はワークステーション2に送信
される。音声データメモリ32−5は音声ガイダンスを
記憶するもので、その内容は音声応答部37に送られ、
スピーカ11から音声出力される。
【0011】図7はワークステーション2の全体構成を
示したブロック図である。CPU41はRAM42内に
ロードされている各種プログラムにしたがってこのワー
クステーション2の全体動作を制御する中央演算処理で
ある。記憶装置43はオペレーティングシステムや各種
アプリケーションプログラム、データファイル、文字フ
ォントデータ等が予め格納されている記憶媒体44やそ
の駆動系を有している。この記憶媒体44は固定的に設
けたもの、もしくは着脱自在に装着可能なものであり、
フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、R
AMカード等の磁気的・光学的記憶媒体、半導体メモリ
によって構成されている。また、記憶媒体44内のプロ
グラムやデータは、必要に応じてCPU41の制御によ
り、RAM42にロードされる。更に、CPU41は通
信回線等を介して接続された他の機器側から送信されて
来たプログラム、データを受信して記憶媒体44に格納
したり、他の機器側に設けられている記憶媒体に格納さ
れているプログラム、データを通信回線等を介して使用
することもできる。また、CPU41にはその入出力周
辺デバイスとして入力装置45、印字装置46、表示装
置47、端末インターフェイス部48、センタインター
フェイス部49が接続されており、CPU41はそれら
の入出力動作を制御する。RAM42は図8に示すよう
にプログラムメモリ42−1、受信データメモリ42−
2、認識用辞書メモリ42−3、認識結果メモリ42−
4、処理待ちメモリ42−5を有し、プログラムメモリ
42−1は記憶媒体44からロードされたプログラムが
格納される。受信データメモリ42−2は入力端末装置
1から送信された来たストローク情報を記憶するもの
で、CPU41は端末インターフェイス部48を介して
取り込んだストローク情報を受信データメモリ42−2
に書き込むと共に、認識用辞書メモリ42−3を参照し
て文字認識し、その認識結果をストローク情報に対応付
けて票書式と共に表示装置47に表示出力させる。認識
用辞書メモリ42−3は文字認識用辞書の他に単語認識
用辞書を有し、この認識用辞書メモリ42−3を参照す
ることによって文字認識された結果(文字コード列)
は、認識結果メモリ42−4に格納される。認識結果メ
モリ42−4は票1枚分の認識結果を記憶保持するもの
で、その内容はセンタインタフェイス部49を介して呼
び出し用表示装置3に送信される。処理待ちメモリ42
−5は処理待ちとなっている票毎にその票番号、票の種
別、入力端末No、請求者名を順次記憶するもので、その
内容は処理待ち画面として表示出力される。票書式メモ
リ42−6は各入力端末装置1にダウンロードされる各
種の票書式を入力端末Noに対応付けて記憶するもので、
票書式と入力端末Noとの対応関係は任意に変更可能なも
ので、入力端末Noに対応する票書式が該当する入力端末
装置1へ送信される。なお、入力装置45はキーボード
の他に、ポインティングデバイスとしてのマウスを有す
る構成となっている。
【0012】次に、この入力端末装置1、ワークステー
ション2の動作を図9〜図11に示すフローチャートに
したがって説明する。なお、これらのフローチャートに
記述されている各機能を実現するためのプログラムは、
CPU31(41)が読み取り可能なプログラムコード
の形態で記憶媒体34(44)に記憶されており、その
内容がRAM32(42)内のプログラムメモリにロー
ドされている。図9は入力端末装置1側の動作を示した
フローチャートで、電源投入に伴って実行開始される。
先ず、電源投入に伴ってCPU31はワークステーショ
ン2に対して票書式を要求し、それに応答してワークス
テーション2から送信されて来た票書式を取り込んで、
票書式メモリ32−2にセットする(ステップA1)。
このように票書式がダウンロードされている状態におい
て、CPU31は票書式メモリ32−2および票番号メ
モリ32−3の内容をそれぞれ読み出すと共に、印字装
置36を起動させ、票書式と共に、この票内に日付およ
び票番号を用紙9a上に印刷出力させながら用紙9aを
タブレット10上に給紙する(ステップA2)。この場
合、タブレット10上の用紙9aには紙送りローラ19
によって適当なテンションが与えられるため、用紙9a
はタブレット10上に固定されることになる。この状態
において、手書き入力後のキー入力かを調べ(ステップ
A3)、キー入力でなければ、手書き入力かを調べ(ス
テップA4)、キー入力あるいは手書き入力まで待機す
る。
【0013】いま、ボールペン等の筆記具によって用紙
9a上に必要事項を手書きし始めると、その筆圧が用紙
9aを介してタブレット10に加わり、その位置が票書
式の有効エリア内であれば、その位置に基づいてどの手
書き記入欄に記入されたかを判別すると共に、手書きさ
れたストローク情報を取り込み(ステップA5)、1文
字分の区切りとなるまで(ステップA6)、1文字分の
ストローク情報を順次取り込んでゆく(ステップA
5)。ここで、1文字の区切りは、一定時間手書き入力
が無いことが検出された場合にそれまで手書きされたス
トローク情報を1文字分のデータとするもので、これに
よって手書き入力された1文字分のストローク情報は、
筆記入力メモリ32−4に格納される(ステップA
7)。そして、ステップA3に戻り、以下、手書き入力
が検出される毎に(ステップA4)、1文字毎にそのス
トローク情報を筆記入力メモリ32−4に格納する処理
が繰り返される。これによって票1枚分の必要事項を用
紙9a上に記入し終ると、終了キーを操作する。この場
合、終了キーをボールペン等のペン先によって押下する
と、ステップA3で手書き入力後のキー入力であること
が検出されると共に、ステップA8でキーの種類として
終了キーが押下されたことが判別される。すると、ステ
ップA9に進み、手書き入力された票1枚分のストロー
ク情報を解析してもその妥当性を判断する処理が行われ
る。
【0014】図10はこの妥当性判断処理を示したフロ
ーチャートである。先ず、票書式メモリ32−2と筆記
入力メモリ32−4の内容とを比較し、票書式にしたが
ってその手書き記入欄の全てに必要事項が記入されてい
るかを判別する(ステップB1)。この場合、上述した
ストローク情報の取り込み時に(ステップA5)、手書
き入力位置がどの記入欄であるかを判別するようにして
いるため、その判別結果を参照することにより全ての欄
に記入済みかを判断することができる。次に、ステップ
B2では同一フィールド(手書き記入欄)に3回以上、
手書きされたかを判別する。この場合、2回以上の上書
きであれば、同一フィールドに上書きされた各文字列に
対応する筆記データ(ストローク情報)のうち、最後に
上書きされた文字列の筆記データのみを有効とし、それ
よりも前に上書きされた同一フィールドの筆記データを
全て無効とする。つまり、住民票等の手書き記入欄にボ
ールペン等で記入する際、同じ記入欄に3回以上、上書
きすることにより記入ミスを訂正すると、用紙上の記入
内容が視読不能となるおそれがあるが、2回以内であれ
ば、視読性を損うおそれもないので、それを限度として
記入ミスによる訂正を許可している。この場合、1文字
の訂正であっても、最初から当該記入欄に必要事項の全
てを上書きすることを条件としている。次に、ストロー
ク情報が複数のフィールド領域にまたがっているかを判
別する(ステップB3)。つまり、複数の手書き記入欄
にまたがって手書きされた場合には、どの記入欄に相当
するものかが分らなくなるので、その判別を行うように
している。
【0015】このような妥当性判別処理を実行した結
果、図9のステップA10では上述した各条件を全て満
足する妥当性あるストローク情報かを調べ、有れば、ス
テップA11に進み、手書き入力を有効に受け付けた旨
の有効メッセージを音声出力させる。そして、筆記入力
メモリ32−4内の票1枚分のストローク情報(筆記デ
ータ)をワークステーション2へ送信すると共に筆記入
力メモリ32−4の内容を全てクリアする(ステップA
12)。更に票番号メモリ32−3の値に「1」を加算
してその値を更新したのち(ステップA13)、用紙9
aを給紙しながら次の新たな票を作成するために票書式
を印刷すると共に、その票内に日付および票番号メモリ
32−3の値を印刷し、用紙9aをタブレット10上に
給紙する(ステップA14)。これによって新たな票が
用紙9a上に給紙されて固定されると共に、今回記入済
みの用紙が用紙排出口12から排出される。そして、用
紙排出口12の近傍に設けられているカッタ21を駆動
させて用紙を切断することにより単票が発行される(ス
テップA15)。その後、筆記記入待ちとなる(ステッ
プA3、A4)。図12(A)は住民票にその票書式に
したがって必要事項を全て記入し終った状態を示し、
(B)は終了キーが操作された際の給紙途中を示してい
る。一方、妥当性判別処理において、妥当性が無ければ
(ステップA10でNO)、全ての手書き記入欄に必要
事項を記入していない記入忘れかを調べ(ステップA1
6)、記入忘れであれば、記入漏れのあったことを音声
出力したのち(ステップA17)、手書き入力待ちとな
る(ステップA3、A4)。
【0016】他方、票書式にしたがって必要事項を記入
している記入途中において、記入ミス等によって用紙を
破棄するために、取消キーが操作された場合には(ステ
ップA3、A4)、無効メッセージが音声出力される
(ステップA18)。そして、用紙9aをフィードしな
がら用紙9a上に新たな票書式を印刷すると共に、日付
および票番号を印刷し、記入途中の用紙に無効マークを
付加して排出させる(ステップA19)。この場合、用
紙排出口方向には、図4に示すように無効マーカ22が
設けられているので、この無効マーカ22を駆動させる
ことにより用紙9a上に赤インクが付加される。そし
て、カッタ21を駆動させて用紙9aを切断することに
より無効マークが付加された単票が排出される(ステッ
プA20)。この場合、タブレット10上には新たに票
書式が印刷された用紙9aが給紙されて固定されてい
る。そして、ステップA21で筆記入力メモリ32−4
の内容をクリアしたのち、書き直し待ちとなる(ステッ
プA3、A4)。図13は取消キーが操作された場合の
給紙途中を示しており、請求人等は無効マークが付加さ
れた用紙を破棄し、新たに票書式が印刷された用紙9a
上に書き直しを行う。
【0017】図11はワークステーション2側の動作を
示したフローチャートであり、電源投入に伴って実行開
始される。先ず、ワークステーション2側においては、
入力端末装置1側から書式要求を受け取ると、CPU4
1は票書式メモリ42−6をアクセスし、要求元の入力
端末装置1に対応する票書式を読み出して要求元へ送信
する(ステップC1)。そして、処理待ち画面の表示状
態となる(ステップC2)。この場合、処理待ちメモリ
42−5の内容を一覧表示する。図14(A)はこの処
理待ち画面を示し、処理待ち票毎に、その票番号、種
別、端末No、請求者名が一覧表示される。いま、入力端
末装置1から票1枚分の筆記データが送信されて来てそ
れを受信すると(ステップC3)、受信した筆記データ
を取り込んで受信データメモリ42−2にセットすると
共に(ステップC4)、この受信データメモリ42−2
内の筆記データに基づいて認識用辞書メモリ42−3を
参照することにより文字認識処理を行う(ステップC
5)。この場合、認識用辞書メモリ42−3は文字認識
辞書および単語認識辞書を有し、これらの辞書を検索し
て文字認識を行う。このようにして認識された認識結果
は、受信データメモリ42−2内の筆記データに対応付
けて受信データメモリ42−2にセットされる(ステッ
プC6)。そして、処理待ちメモリ42−5に処理待ち
票として追加されると共に(ステップC7)、処理待ち
画面が表示出力される(ステップC2)。
【0018】ここで、窓口の係員はマウス操作によって
処理待ち画面内のマウスカーソルを移動させ、任意の票
番号位置にマウスカーソルを合わせた状態で、クリック
操作を行い処理対象を指定すると、ステップC8でその
ことが検出されてステップC9に進み、指定された票番
号に対応する筆記データおよび文字認識結果を受信デー
タメモリ42−2、認識結果メモリ42−4から読み出
す。そして、処理待ち画面から単票表示画面に切り替え
る(ステップC10)。図14(B)はこの単票表示画
面を示したもので、筆記データと文字認識結果とが票書
式と共に表示出力される。この場合の票書式を構成する
各手書き記入欄毎に、筆記データと文字認識結果とが対
応付けられて表示される。また、票書式内において、捺
印位置に筆記データがあれば、捺印されていることを示
すマークが文字認識結果として表示される。
【0019】このように単票表示画面に切り替えられて
いる状態において、認識結果に誤りがあることを発見
し、それを訂正するために、当該認識結果の表示位置に
マウスカーソルを移動させて、クリック操作を行うと
(ステップC11)、認識結果候補変換処理が行われ、
次の候補が認識結果として切り替え表示される(ステッ
プC12)。また、認識結果の表示位置でドラッグ操作
を行うと(ステップC13)、キー入力可能状態とな
り、キー入力されたデータに基づいて認識結果を訂正す
る処理が行われる(ステップC14)。そして、次のス
テップC15では確認終了キーが操作されたかを調べ、
終了キーが操作されるまでステップC11に戻り、訂正
可能状態となる。ここで、確認終了キーが操作されると
単票表示画面に表示されている票1枚分の文字認識を呼
び出し用表示装置3へ送信する(ステップC16)。そ
して、処理待ちメモリ42−5から処理済みのデータを
消去すると共に、処理待ちメモリ42−5を参照し、次
の処理対象を呼び出し用表示装置3、呼び出し用スピー
カ4から報知する(ステップC17)。その後、ステッ
プC2に戻り、処理待ち画面に切り替えられる。
【0020】以上のように、入力端末装置1においては
票書式を印刷しながら用紙をタブレット10上に搬送固
定するようにしたから、例えば、定型用紙に必要事項を
漢字等を使って記入するという通常と同様の感覚でタブ
レット10上の用紙9aに手書きされた情報を筆記デー
タとして取り込むことができる。したがって機械操作に
不慣れな人であっても、支障をきたすことはない。ま
た、票書式にしたがってその各手書き記入欄に必要事項
が記入されたのちに、終了キーが操作されると、記入済
みの用紙は、用紙排出口の方向へ送り出されると共に、
切断されて単票として発行されるので、通常の手順と同
様に請求人等はこの票を所定の窓口に提出することがで
きる。ここで、記入済み用紙を排出する過程においてロ
ール紙から引き出された用紙には新たな票書式が印刷さ
れてタブレット10上に搬送固定されるので、次の請求
人等は特別な操作を行うことなしに記入作業を開始する
ことができる。更に、票書式が印刷される際に、日付と
共に、票番号も印刷されるので、日付記入の必要がな
く、しかもその記入ミスも防止することが可能となる。
更に、票番号を印刷するようにしたから、別に整理券を
発行する必要もない。また、手書きされた情報をストロ
ーク情報として取り込んで票書式を照合することにより
ストローク情報の妥当性を判別し、妥当性がない場合に
はその旨を音声メッセージによって報知するようにした
から、書き直しを促すことが可能となる。また請求人等
が書き損じによって取消キーを操作した場合には、記録
シートに無効マークが印刷されて排出されると共に、新
たな票書式を用紙上に印刷してタブレット10上に搬送
固定し、かつ書き損じのストローク情報を取り消すよう
にしたから、書き直し作業を直ちに開始することができ
ると共に、書き損じた票を破棄する際に、それを容易に
識別することが可能となる。
【0021】また、ワークステーション2側において
は、各入力端末装置1から送信されて来る票1枚分のス
トローク情報を受信して文字認識するようにしたから、
各入力端末装置1側に文字認識機能をそれぞれ備える必
要はなく、コスト的に有利なものとなる。また、ストロ
ーク情報を文字認識するようにしたから、OCRの文字
認識アルゴリズムよりも認識率、認識速度とも勝ってお
り、しかも必要とするメモリ容量も少なくて済む。ま
た、文字認識時に単語辞書も参照するようにしたから認
識率を高めることができる。更に、票書式を構成する手
書き記入欄別に、文字認識するようにしたから、例え
ば、氏名、住所等を専用辞書を参照することによって認
識することができる。このようにワークステーション2
側において、ストローク情報を文字認識するようにした
から、係員は票の記入内容を新ためてキー入力する必要
はなく、それだけ窓口業務の円滑化が可能となる。ま
た、手書きストローク情報と認識結果とを票書式内に対
応付けて表示するようにしたから、係員が認識結果を目
視確認する際に、その確認作業を容易に行うことができ
る。この場合、票書式上の任意の手書き記入欄を指定し
てその認識結果の表示位置でクリック操作を行うと、当
該位置に対応するストローク情報に基づいて認識結果が
次の候補に切り替えられて表示されるので、認識結果を
容易に訂正することができる。また、入力端末装置1側
において票書式内の捺印位置に捺印が行われた場合、そ
の認識結果として所定の捺印マークを表示するようにし
たから、捺印の有効を容易に識別することができる。更
に、ワークステーション2側において、票書式メモリ4
2−6には、票書式と入力端末装置1を指定する入力端
末Noとを対応付けて記憶されており、その対応関係にし
たがって票書式を各入力端末装置1へダウンロードする
ようにしたから、票書式メモリ42−6内の対応関係を
任意に変更することによって入力端末装置1側で印刷さ
れる票書式もそれに応じて変更することができる。
【0022】なお、上述した一実施形態においては、感
圧式タブレットを採用したが、ボールペン一体型の電子
ペンを使用すれば、電磁誘導式のタブレット等であって
もよい。また、用紙をタブレット上に固定する手段とし
て紙送りローラによって用紙にテンションを付加するよ
うにしたが、用紙を上から押し付ける機構等であっても
よい。更に、役場の窓口業務に限らず、銀行の窓口業務
等にも勿論採用可能である。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、記録シートに票書式
を印刷してタブレット上に搬送固定することで、定型用
紙に必要事項を記入するという通常と同様の感覚で手書
きされた情報を筆記データとして取り込んで認識するこ
とができる。また、例えば窓口業務において、請求人、
届け出人等に煩雑な機械操作を委ねず、通常と同様の感
覚で手書きにより必要事項を記入し、通常と同様の手順
で窓口に提出したとしても、係員がその記入内容を新め
て入力する必要はなく、煩雑な入力操作から開放するこ
とで、係員の負担を大幅に軽減する他に、請求人、届け
出人等にも余分な負担を負わせず、円滑な窓口業務を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】役場における窓口業務のシステムを示したシス
テム構成図。
【図2】記入台に配置された各入力端末装置1の配置状
態を示した図。
【図3】入力端末装置1の外観斜視図。
【図4】入力端末装置1の内部構造を示した図。
【図5】入力端末装置1の全体構成を示したブロック
図。
【図6】RAM32の主要構成を示した図。
【図7】ワークステーション2の全体構成を示したブロ
ック図。
【図8】RAM42の主要構成を示した図。
【図9】入力端末装置1側の動作を示したフローチャー
ト。
【図10】図9のステップA9(妥当性判断処理)を示
したフローチャート。
【図11】ワークステーション2側の動作を示したフロ
ーチャート。
【図12】(A)は入力端末装置1側において住民票に
必要事項を全て記入し終った状態を示した図、(B)は
終了キーが操作された場合の給紙途中を示した図。
【図13】取消キーが操作された場合の給紙途中を示し
た図。
【図14】(A)は処理待ち画面を示した図、(B)は
単票表示画面を示した図。
【符号の説明】
1 入力端末装置 2 ワークステーション 9 ロール紙 9a 用紙 10 タブレット 17 プリンタヘッド 18 プラテンローラ 19 紙送りローラ 31、41 CPU 32、42 RAM 32−1、42−1 プログラムメモリ 32−2 票書式メモリ 32−3 票番号メモリ 32−4 筆記入力メモリ 32−5 音声データメモリ 33、43 記憶装置 34、44 記憶媒体 35 キー入力部 36、46 印字装置 37 音声応答部 38 ホストインターフェイス部 45 入力装置 47 表示装置 48 端末インターフェイス部 42−2 受信データメモリ 42−3 認識用辞書メモリ 42−4 認識結果メモリ 42−6 票書式メモリ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手書き記入欄を形成する所定の票書式を記
    録シート上に印刷する印刷手段と、 この印刷手段によって票書式が印刷された記録シートを
    タブレット上に搬送固定する手段と、 タブレット上に記録シートが搬送固定されている状態
    で、記録シート上に印刷されている票書式にしたがって
    その手書き記入欄に手書きされた情報をタブレット上に
    筆記されたストローク情報として入力する入力手段と、 この入力手段から入力されたストローク情報を票書式を
    構成する記入欄別に文字認識して文字コードに変換する
    文字認識手段とを具備したことを特徴とする筆記データ
    処理装置。
  2. 【請求項2】ロール状に巻装された記録シートが引き出
    されてタブレット上に搬送固定されている状態で、記録
    シートに印刷されている票書式にしたがってその手書き
    記入欄に必要事項が記入された場合に、記入済みの記録
    シートを搬出口方向へ送り出すと共に、当該記録シート
    を切断して単票を発行する単票発行手段を設け、 記入済みの記録シートが搬出口方向へ送り出される過程
    において、前記印刷手段によって新たな票書式を記録シ
    ート上に印刷してタブレット上に搬送固定するようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の筆記データ処理装
    置。
  3. 【請求項3】前記印刷手段は手書き記入欄を形成する所
    定の票書式を印刷する際に、印刷毎に更新される票識別
    データを記録シート上に印刷するようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の筆記データ処理装置。
  4. 【請求項4】前記記録シート上に印刷された票書式にし
    たがってその手書き記入欄に手書きされた情報がタブレ
    ット上に筆記されたストローク情報として前記入力手段
    から入力された際に、入力されたストローク情報と当該
    票書式とを比較することにより手書きされた情報の妥当
    性を判別する判別手段と、 この判別手段によって妥当性がないことが判別された場
    合に、その旨を報知する報知手段とを具備したことを特
    徴とする請求項1記載の筆記データ処理装置。
  5. 【請求項5】前記判別手段によって妥当性がないことが
    判別された場合に記録シートに所定の無効マークを印刷
    して当該記録シートを排出すると共に、新たな票書式を
    記録シート上に印刷してタブレット上に搬送固定し、ま
    た前記入力手段から入力された妥当性のないストローク
    情報を取り消すようにしたことを特徴とする請求項4記
    載の筆記データ処理装置。
  6. 【請求項6】手書き途中において書き損じによる取り消
    しが指示された際に、記録シートに所定の無効マークを
    印刷して当該記録シートを排出すると共に、新たな票書
    式を記録シート上に印刷してタブレット上に搬送固定
    し、また前記入力手段から入力された書き損じのストロ
    ーク情報を取り消すようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の筆記データ処理装置。
  7. 【請求項7】前記入力手段から入力されたストローク情
    報と前記文字認識手段によって認識された認識結果とを
    票書式内に対応付けて表示する表示手段を設けたことを
    特徴とする請求項1記載の筆記データ処理装置。
  8. 【請求項8】前記表示手段に表示されている票書式上の
    任意の位置が指定された際に、前記文字認識手段は当該
    指定位置に表示されているストローク情報に基づいて文
    字認識を再度行い、前記表示手段はこれによって認識さ
    れた認識結果を当該指定位置に次候補として表示するよ
    うにしたことを特徴とする請求項7記載の筆記データ処
    理装置。
  9. 【請求項9】前記入力手段から入力されたストローク情
    報が票書式上に予め決められている捺印位置に対応する
    ものであれば、前記表示手段は当該捺印位置に捺印がさ
    れたことを示す所定の捺印マークを認識結果として表示
    するようにしたことを特徴とする請求項7記載の筆記デ
    ータ処理装置。
  10. 【請求項10】タブレットを備えた複数台の入力端末装
    置と、マスタ装置との間でデータの送受信を行うデータ
    送受信システムにおいて、 各入力端末装置は、手書き記入欄を形成する所定の票書
    式を記録シート上に印刷する印刷手段と、この印刷手段
    によって票書式が印刷された記録シートをタブレット上
    に搬送固定する手段と、タブレット上に記録シートが固
    定されている状態で、記録シート上に印刷されている票
    書式にしたがってその手書き記入欄に手書きされた情報
    をタブレット上に筆記されたストローク情報として入力
    する入力手段と、この入力手段によって入力されたスト
    ローク情報をマスタ装置へ送信する送信手段とを具備
    し、 前記マスタ装置は各入力端末装置から送信されて来たス
    トローク情報を受信する受信手段と、この受信手段によ
    って受信されたストローク情報を票書式を構成する記入
    欄別に文字認識して文字コードに変換する文字認識手段
    と、この文字認識手段によって認識された認識結果を表
    示する表示手段とを具備して成ることを特徴とする筆記
    データ処理装置。
  11. 【請求項11】前記マスタ装置は各入力端末装置へ予め
    決められている票書式を送信して当該票書式を対応する
    入力端末装置へダウンロードするようにしたことを特徴
    とする請求項10記載の筆記データ処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005038344A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Hitachi Ltd 書類引継システム及び書類引継方法
JP2020523150A (ja) * 2017-06-16 2020-08-06 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 胎児監視データに注釈付けすること

Cited By (3)

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US11763921B2 (en) 2017-06-16 2023-09-19 Koninklijke Philips N.V. Annotating fetal monitoring data

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