JPH10170346A - 炊事用温度検知装置 - Google Patents

炊事用温度検知装置

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JPH10170346A
JPH10170346A JP35213896A JP35213896A JPH10170346A JP H10170346 A JPH10170346 A JP H10170346A JP 35213896 A JP35213896 A JP 35213896A JP 35213896 A JP35213896 A JP 35213896A JP H10170346 A JPH10170346 A JP H10170346A
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JP
Japan
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holder
cooking
thermistor
detecting device
cylindrical cover
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Withdrawn
Application number
JP35213896A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Eguchi
由夫 江口
Toshimi Nakamura
利美 中村
Tomoo Kobayashi
与生 小林
Norio Kasahara
範雄 笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsui Mining and Smelting Co Ltd filed Critical Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 炎の横揺れによるホルダーの異常加熱防止。 【解決手段】 上面3が閉塞されている薄金属板で形成
された縦筒状のホルダー1の前記上面3の裏面側にサー
ミスターを取付け、前記ホルダー1の上面3をガスこん
ろ20上に載置した炊事容器21の下面に当接し、該炊
事容器21の異常加熱を前記サーミスターで検知するよ
うにしたものにおいて、前記ホルダー1に風等で横揺れ
した炎22が当って前記サーミスターを誤作動させない
よう前記ホルダー1の外周を隙間を置いて遮熱筒状カバ
ー18で包囲した炊事用温度検知装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炊事用温度検知装置に
関するものである。
【0002】
【従来技術】本出願人の出願に係る従来公知の特開平5
−123249号公報(平成8年11月26日特許査
定)には、上面が閉塞されている薄金属板で形成された
縦筒状のホルダーの前記上面の裏面側にサーミスターを
取付け、前記ホルダーをガスこんろ上に載置した炊事容
器の下面に当接させ、該炊事容器の異常加熱を前記サー
ミスターで検知して自動消火するようにしたものについ
て記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知公報に記載さ
れたものは、夏期で窓を開けて炊事しているときとか、
扇風機を回転させて涼を求めているときでは、風で炎が
横揺れし、直接ホルダーを直に加熱することがあって、
サーミスターを誤作動させる欠陥がある。そこで、本願
は、風で炎が横揺れしても直接ホルダーを加熱してサー
ミスターを誤作動させないようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、上面
3が閉塞されている薄金属板で形成された縦筒状のホル
ダー1の前記上面3の裏面側にサーミスター12を取付
け、前記ホルダー1の上面3をガスこんろ20上に載置
した炊事容器21の下面に当接し、該炊事容器21の異
常加熱を前記サーミスター12で検知するようにしたも
のにおいて、前記ホルダー1に風等で横揺れした炎22
が当って前記サーミスター12を誤作動させないよう前
記ホルダー1の外周を隙間17を置いて遮熱筒状カバー
18で包囲した炊事用温度検知装置としたものである。
また、本発明は、前記遮熱筒状カバー18は前記ホルダ
ー1の上面3を除いた外周を隙間17を置いて包囲した
炊事用温度検知装置としたものである。また、本発明
は、前記遮熱筒状カバー18は薄金属板で構成された炊
事用温度検知装置としたものである。また、本発明は、
前記遮熱筒状カバー18には前記ホルダー1の外面に接
合する内方突起19を複数設けた炊事用温度検知装置と
したものである。また、本発明は、前記遮熱筒状カバー
18に形成される内方突起19は、前記遮熱筒状カバー
18と一体構成である炊事用温度検知装置としたもので
ある。また、本発明は、前記サーミスター12は横向き
に取付けられた炊事用温度検知装置としたものである。
また、本発明は、前記サーミスター12は縦向きに取付
けられた炊事用温度検知装置としたものである。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は薄金属板で形成した縦筒状のホルダー1で、実施例
においては下端のみ開口2させてあるが、上端を開口さ
せ別途形成した金属帽体を被せて閉鎖することもある。
3はホルダー1の上面(または帽体の上面)である。実
施例のホルダー1は深絞り加工で形成され、中間より上
部は段部4を境いに小径筒に形成され、前記開口2より
別体の仕切板5を挿入して段部4に当接させ、爪部6で
固定する構造である。なお、前記公知例のように、ホル
ダーを絞って、ホルダーと一体の仕切部を形成してもよ
い。
【0006】実施例の前記仕切板5の中央には角孔7が
形成され、該角孔7には上部を一体の受皿8(別体でも
よい)にしたバネ受体9が挿通される。該バネ受体9の
下端は、例えばガスこんろ本体に固着される。バネ受体
9の前記角孔7に挿通される部分は角筒10に形成され
て、ホルダー1及び仕切板5が上下動しても、よじれな
いようにする。なお、実施例のように角孔と角筒とせ
ず、凹凸係合にしてもよい。
【0007】前記ホルダー1内にはコイルバネ11を設
ける。該コイルバネ11の下端は前記受皿8の上面に当
接し、該コイルバネ11の上端はホルダー1の上面3の
裏面に当接し、コイルバネ11の弾力でホルダー1は常
時上動するようにする。前記受皿8は、実施例図ではバ
ネ受体9と一体構造であるが、別体構造のものを角筒1
0の上部にかしめ付けて固着してもよい。
【0008】12はサーミスターで、ホルダー1の上面
3の裏面に取付けたサーミスター取付金具13内に収納
され、耐熱性のグリス14で接着され、上面3が例えば
鍋の裏面に接着して鍋の異常温度を検出すると、自動消
火装置を作動させる。前記サーミスター12は横向きに
図示されているが、縦向きでもよい。15はサーミスタ
ー12と自動消火装置とを接続するコードである。
【0009】前記ホルダー1は、図1のように、通常、
ガスこんろ20の環状の炎22の中央に垂直に取付けら
れ、炊事容器21の温度を検知する。それゆえ、僅かな
横風でも当ると、炎22は横揺れして、ホルダー1の側
面16に当り、ホルダー1を直接加温してサーミスター
12を誤作動させてしまう。
【0010】本発明は、これを防止するもので、上下動
するホルダー1の外周面を、隙間17を置いて薄金属製
の遮熱筒状カバー18により二重に包囲したものであ
る。なお、図中、19は内方突起であり、実施例は遮熱
筒状カバー18の一部を内方に曲げて形成しているが、
突起19は遮熱筒状カバー18と一体構成でも別体構造
でもいずれでもよい。そして、突起19の部分でスポッ
ト溶接して固定する。なお、前記隙間17に断熱に富む
材料を充填させることもある。
【0011】
【作用】次に作用を述べる。本願の温度検知具は、その
バネ受体9の下端が、通常図1のように、炊事用ガスこ
んろ20の環状炎22の中央位置に垂直に取付けられて
固定され、その上面3はコイルバネ11の弾力で、常時
弾力的に上方に突出し、炊事用ガスこんろ20の上部に
炊事容器21を載置すると、前記上面3は炊事容器21
底に弾力的に当接する。
【0012】この状態で、図1のように煮物をすると、
炊事容器21内の水、油等は炎22により加熱される
が、異常に加熱されたときは、サーミスター12がこれ
を検知し、コード15を介してその旨報知装置に連結し
て報知するか、自動消火装置に連絡してガスこんろ20
の元栓を切って危険を防止する。
【0013】しかして、無風の室内で煮物をするときは
それ程問題はないが、夏期のように窓を開けて外気を入
れながら炊事したり、ファンを回転させて涼を取りなが
ら炊事するようなときは、環状炎22が横揺れして、ホ
ルダー1の側面16に当ることがあり、サーミスター1
2を異常に加熱して誤作動をさせることがあるが、本発
明は、ホルダー1の外周を内方突起19により隙間17
を形成した遮熱筒状カバー18で包囲しているので、こ
れを防止する。
【0014】なお、遮熱筒状カバー18には、3〜4箇
所、内方突起19を設けているので全周に亘り容易に隙
間17を形成できる。また、内方突起19の部分を前記
ホルダー1にスポット溶接することにより、簡単完全に
固定できる。
【0015】
【発明の効果】前記公知公報に記載されたものは、夏期
で窓を開けて炊事しているときとか、扇風機を回転させ
ているときでは、風で炎が横揺れし、直接ホルダーを加
熱することがあって、サーミスターを誤作動させる欠陥
があった。しかるに、本発明は、上面3が閉塞されてい
る薄金属板で形成された縦筒状のホルダー1の前記上面
3の裏面側にサーミスター12を取付け、前記ホルダー
1の上面3をガスこんろ20上に載置した炊事容器21
の下面に当接し、該炊事容器21の異常加熱を前記サー
ミスター12で検知するようにしたものにおいて、前記
ホルダー1に風等で横揺れした炎22が当って前記サー
ミスター12を誤作動させないよう前記ホルダー1の外
周を隙間17を置いて遮熱筒状カバー18で包囲した炊
事用温度検知装置としたものであるから、夏期で窓を開
けて炊事しても、扇風機を回転させて炎22が風で横揺
れしても、ホルダー1の外周を隙間17を置いて遮熱筒
状カバー18で包囲してあるので直接ホルダー1を加熱
せず、サーミスター12の誤作動を防止する。また、前
記遮熱筒状カバー18は前記ホルダー1の上面3を除い
た外周を隙間17を置いて包囲した炊事用温度検知装置
としたものであるから、炎22が横揺れしても遮熱筒状
カバー18により直接ホルダー1を加熱せず、サーミス
ター12の誤作動を防止すると共に、ホルダー1の上面
3は炊事容器21の下面に当接して正確に作動する。ま
た、前記遮熱筒状カバー18は薄金属板で構成された炊
事用温度検知装置としたものであるから、遮熱筒状カバ
ー18は簡単に製造できる。また、前記遮熱筒状カバー
18には前記ホルダー1の外面に接合する内方突起19
を複数設けた炊事用温度検知装置としたものであるか
ら、隙間17が容易にでき、スポット溶接も容易にでき
る。また、前記遮熱筒状カバー18に形成される内方突
起19は、前記遮熱筒状カバー18と一体構成である炊
事用温度検知装置としたものであるから、内方突起19
を容易に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体縦断側面図。
【図2】要部分解図。
【図3】要部縦断側面図。
【図4】要部横断底面図。
【図5】要部側面図。
【図6】要部一部横断平面図。
【符号の説明】
1…ホルダー、2…開口、3…上面、4…段部、5…仕
切板、6…爪部、7…角孔、8…受皿、9…バネ受体、
10…角筒、11…コイルバネ、12…サーミスター、
13…サーミスター取付金具、14…グリス、15…コ
ード、16…ホルダーの側面、17…隙間、18…遮熱
筒状カバー、19…内方突起、20…炊事用ガスこん
ろ、21…炊事容器、22…炎。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 与生 埼玉県浦和市沼影1丁目17番17号 三井金 属鉱業株式会社部品加工事業本部サーミス タ事業部内 (72)発明者 笠原 範雄 埼玉県浦和市沼影1丁目17番17号 三井金 属鉱業株式会社部品加工事業本部サーミス タ事業部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面3が閉塞されている薄金属板で形成
    された縦筒状のホルダー1の前記上面3の裏面側にサー
    ミスター12を取付け、前記ホルダー1の上面3をガス
    こんろ20上に載置した炊事容器21の下面に当接し、
    該炊事容器21の異常加熱を前記サーミスター12で検
    知するようにしたものにおいて、前記ホルダー1に風等
    で横揺れした炎22が当って前記サーミスター12を誤
    作動させないよう前記ホルダー1の外周を隙間17を置
    いて遮熱筒状カバー18で包囲した炊事用温度検知装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記遮熱筒状カバー
    18は前記ホルダー1の上面3を除いた外周を隙間17
    を置いて包囲した炊事用温度検知装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    遮熱筒状カバー18は薄金属板で構成した炊事用温度検
    知装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2または請求項3
    において、前記遮熱筒状カバー18には前記ホルダー1
    の外面に接合する内方突起19を複数設けた炊事用温度
    検知装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記遮熱筒状カバー
    18に形成される内方突起19は、前記遮熱筒状カバー
    18の一部を内側に折曲げて形成した炊事用温度検知装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2または請求項3
    または請求項4または請求項5において、前記サーミス
    ター12は横向きに取付けられた炊事用温度検知装置。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項2または請求項3
    または請求項4または請求項5において、前記サーミス
    ター12は縦向きに取付けられた炊事用温度検知装置。
JP35213896A 1996-12-12 1996-12-12 炊事用温度検知装置 Withdrawn JPH10170346A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2348742A (en) * 1999-03-19 2000-10-11 Mitsubishi Electric Corp Stator core for car AC generator

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2348742A (en) * 1999-03-19 2000-10-11 Mitsubishi Electric Corp Stator core for car AC generator
GB2348742B (en) * 1999-03-19 2001-03-07 Mitsubishi Electric Corp Stator core for car AC generator and process for producing stator core for car AC generator

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Effective date: 20040302