JPH1163506A - ガスこんろ - Google Patents

ガスこんろ

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Publication number
JPH1163506A
JPH1163506A JP22481397A JP22481397A JPH1163506A JP H1163506 A JPH1163506 A JP H1163506A JP 22481397 A JP22481397 A JP 22481397A JP 22481397 A JP22481397 A JP 22481397A JP H1163506 A JPH1163506 A JP H1163506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature sensor
opening
burner head
head
top plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP22481397A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisato Takeuchi
久人 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp filed Critical Rinnai Corp
Priority to JP22481397A priority Critical patent/JPH1163506A/ja
Publication of JPH1163506A publication Critical patent/JPH1163506A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】煮こぼれ等が温度センサ5の感温ヘッド52か
ら支持部51に伝うと、支持部51の下端から延出して
いるリード線53が支持部51の下端に固着し、感温ヘ
ッド52の上下動を阻害する。 【解決手段】感熱ヘッド52に設けた細径部52aに開
口31を覆う傘状の庇部材7を着脱自在に取り付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天板の上方にバー
ナヘッドが突設されたガスこんろに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のガスこんろとして、天板
に開設された窓穴を通して天板の上方に突設されたバー
ナヘッドの中央に開口を設け、鍋底に当接して該鍋底温
度を検知する温度センサを、該開口との間に隙間を存し
て立設したガスこんろが知られている。尚、該温度セン
サは、ガスこんろ本体に上下方向に長手状態で固定され
る筒状の支持部と、該支持部の上端に上方に付勢された
状態で上下動自在に取り付けられた感熱ヘッドとから構
成される
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
調理中に煮こぼれが生じると感温ヘッドから支持部を伝
って煮こぼれが支持部の下端に達する場合がある。一
方、感温ヘッド内の感温素子から支持部内を通って支持
部の下端にリード線が延出している。鍋を載置すると鍋
の重みで感温ヘッドは付勢力に抗して押し下げられ、そ
の際リード線は感温ヘッドの下降により支持部の下端か
ら繰り出される。リード線が繰り出された状態で煮こぼ
れがリード線や支持部の下端に固着し堆積すると、リー
ド線が支持部内に戻りにくくなり、鍋を外しても感温ヘ
ッドが上昇端位置に上昇しないという不具合が生じてい
る。
【0004】尚、実開平2−77502号公報により、
バーナの上面を覆う保護キャップをバーナ上に載置した
ものが知られているが、保護キャップと温度センサとの
間に隙間が存在するため、温度センサを伝う煮こぼれ等
を該保護キャップで防ぐことができない。
【0005】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、煮
こぼれ等が温度センサを伝って支持部の下端に達しない
ようにしたガスこんろを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、天板に開設された窓穴を通して天板の上方
にバーナヘッドが突設されると共に、バーナヘッドの中
央に設けられた開口との間に隙間を存して立設され、鍋
底に当接して該鍋底温度を検知する温度センサを備えた
ガスこんろにおいて、温度センサの上部に、上記開口を
覆う傘状の庇を、温度センサとの間に隙間を存すること
なく設けたことを特徴とする。
【0007】また、天板に開設された窓穴を通して天板
の上方にバーナヘッドが突設されると共に、バーナヘッ
ドの中央に設けられた開口との間に隙間を存して立設さ
れ、鍋底に当接して該鍋底温度を検知する温度センサを
備え、かつ鍋が載置される五徳の中央部分に、バーナヘ
ッドを覆うと共に温度センサが挿通される開口が開設さ
れたカバー部を形成したガスこんろにおいて、温度セン
サの上部に、上記カバー部に開設された開口を覆う傘状
の庇を、温度センサとの間に隙間を存することなく設け
たことを特徴とする。
【0008】温度センサに直接庇を設けるので、温度セ
ンサを伝って下がろうとする煮こぼれ等は、温度センサ
ではなく庇に導かれる。庇はバーナヘッドに設けられた
開口を覆っているので煮こぼれ等は庇により開口の外側
まで導かれ、開口内に侵入することはない。
【0009】尚、庇や温度センサに煮こぼれ等が付着し
ても庇を温度センサに対して着脱自在に形成しておけば
掃除が容易に行える。
【0010】ところで、五徳の中央部分に上記カバー部
を設ける場合には、カバー部に温度センサが挿通される
開口を開設する必要がある。その場合には煮こぼれ等が
カバー部の下方に侵入しないように、カバー部の開口を
庇で覆うようにすればよい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1を参照して、1はガスこんろ
を備えたガステーブルの上面を形成する天板であり、耐
熱性を有するガラス板から構成されている。該天板1は
図外のガステーブル本体に使用者が容易に取り外せない
ようにしっかりと取り付けられている。該天板1には円
形の窓穴11が開設されており、該窓穴11には下方か
らバーナボディ2が挿入されている。窓穴11の直径を
バーナボディ2の外径より若干大きく形成し、バーナボ
ディ2の位置が窓穴11に対して多少ずれてもバーナボ
ディ2が窓穴11に挿入できるようにしたため、窓穴1
1とバーナボディ2との間の隙間を埋める金属製のリン
グ部材12を取り付けている。該リング部材12とバー
ナボディ2との間には環状のパッキン13が介設されて
おり、リング部材12とバーナボディ2との間を通って
煮こぼれ等の液体が天板1の下方に侵入しようとしても
該パッキン13によってせき止められ、それ以上煮こぼ
れ等の液体が侵入しないように液密にシールしている。
バーナボディ2には混合管21を介してガスと空気の混
合気が供給される。また、バーナボディ2の上部には回
転方向に位相決めされた状態でバーナヘッド3が載置さ
れる。バーナヘッド3に周設された炎孔Fから混合気が
噴出し、点火プラグ6とターゲット30との間に生じる
スパークにより点火される。該バーナヘッド3の中央に
は、鍋底に押接され該鍋底の温度を検知する温度センサ
5が周囲に隙間を存して挿通される開口31が形成され
ている。また、バーナヘッド3の上面には、開口31を
囲む環状の凸部3aを設け、該凹部3aから外側に向か
って下り勾配を設けた。温度センサ5はガステーブル本
体に固定されたブラケット8に挟持される支持部51
と、該支持部51の上端に、内蔵されたばねにより上方
に付勢された状態で上下動自在に取り付けられた感熱ヘ
ッド52とから構成される。該感熱ヘッド52の上端近
傍には他の部分より1段細く絞られた細径部52aが形
成されている。そして、該細径部52aには傘状の庇部
材7が着脱自在であって細径部52aとの間に隙間を形
成しないように嵌着されている。該庇部材7の外周縁に
は下方に延びる外縁部71が形成されている。該外縁部
71は上記凸部3aより外側に位置している。従って、
上記開口31は庇部材7によって完全に覆われる。
【0012】このように庇部材7を温度センサ5に直接
取り付けると、鍋底から感熱ヘッド52に伝おうとする
煮こぼれ等を庇部材7の上面側に導き、外縁部71から
バーナヘッド3の上面へ滴下させる。バーナヘッド3の
上面に滴下された煮こぼれ等はバーナヘッド3の上面が
傾斜しているため、外側へと流れる。仮に滴下した煮こ
ぼれ等がバーナヘッド3の上面を内側に上ろうとして
も、凸部3aに阻止され開口31内へと侵入することは
ない。従って、煮こぼれが支持部51の下端に達するこ
とはなく、該下端から延出されているリード線53に煮
こぼれが付着することによりリード線53が該下端に固
着することを防止することが出来る。また、感熱ヘッド
52はその側面を庇部材7で覆われるので炎孔Fからの
炎が感熱ヘッド52に作用し加熱することを防止する。
更に、庇部材7は開口31を通って上昇する冷たい空気
によって冷却されるため、感熱ヘッド52に対する炎の
影響を更に軽減させることができる。尚、庇部材7は感
熱ヘッド52に直接取り付けられているため、感熱ヘッ
ド52の位置が左右に多少ずれたとしても感熱ヘッド5
2と庇部材7との相対位置が変化しないので、感熱ヘッ
ド52に対する遮熱効果が安定する。
【0013】ところで、図2に示すように、温度センサ
5が挿通される開口41が中央に開設された円板状のカ
バー部42と、該カバー部42から等間隔を存して放射
状に延びる6個の脚部43とで五徳4を構成する場合が
ある。カバー部42の上面には開口41を外側から囲繞
する環状の凸部4aが形成されている。五徳4をこのよ
うに構成すると、感熱ヘッド52に取り付けられる庇部
材7はカバー部42の開口41を覆うように形成する必
要がある。尚、外縁部71を図1に示した実施の形態と
同様に凸部4aの外側に位置するように形成することに
より、鍋底から感熱ヘッド52に伝う煮こぼれ等を開口
41に侵入させることなくカバー部42の上面に滴下さ
せ外側へと導くことができる。
【0014】尚、五徳4は、脚部43の外側端部44で
天板1の上面に接地し、五徳4の荷重は全て各脚部43
の外側端部44に分散される。また、外側端部44にゴ
ムやその他ガラスより硬度の低い材料からなるブッシュ
45を取り付け、外側端部44によって天板1を傷つけ
ないようにした。五徳4の荷重は全て脚部43で受ける
ため、五徳4をバーナヘッド3に対して上下方向に接触
させる必要はない。そこで、カバー部42をバーナヘッ
ド3の上面から浮かせて両者の間に隙間を形成した。調
理中は炎のドラフトにより両開口31・41を通って空
気が上昇する。該空気は温度センサ5の周囲に沿って上
昇するので、調理中に温度センサ5を冷却することがで
きる。また、開口31を通って上昇してきた空気の一部
は、カバー部42とバーナヘッド3との間の隙間を通っ
て水平方向に放射状に拡がり、燃焼用2次空気となる。
【0015】ところで上記実施の形態ではガラス製の天
板を用いたが、石板や金属板を天板として用いてもよ
い。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、バーナヘッドの開口やカバー部の開口を覆う庇を温
度センサに設けたので、煮こぼれ等がこれら開口内に侵
入し、温度センサの支持部の下端や、該下端から延出さ
れるリード線に煮こぼれが固着することを防止できる。
【0017】尚、庇を温度センサに対して着脱自在に取
り付けるようにすると庇や温度センサの掃除がしやす
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示す図
【図2】他の実施の形態の構成を示す図
【符号の説明】
1 天板 2 バーナボディ 3 バーナヘッド 4 五徳 5 温度センサ 7 庇部材 13 パッキン 31 開口 41 開口 53 リード線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板に開設された窓穴を通して天板の
    上方にバーナヘッドが突設されると共に、バーナヘッド
    の中央に設けられた開口との間に隙間を存して立設さ
    れ、鍋底に当接して該鍋底温度を検知する温度センサを
    備えたガスこんろにおいて、温度センサの上部に、上記
    開口を覆う傘状の庇を、温度センサとの間に隙間を存す
    ることなく設けたことを特徴とするガスこんろ。
  2. 【請求項2】 上記庇は温度センサに対して着脱自在
    であることを特徴とする請求項1記載のガスこんろ。
  3. 【請求項3】 天板に開設された窓穴を通して天板の
    上方にバーナヘッドが突設されると共に、バーナヘッド
    の中央に設けられた開口との間に隙間を存して立設さ
    れ、鍋底に当接して該鍋底温度を検知する温度センサを
    備え、かつ鍋が載置される五徳の中央部分に、バーナヘ
    ッドを覆うと共に温度センサが挿通される開口が開設さ
    れたカバー部を形成したガスこんろにおいて、温度セン
    サの上部に、上記カバー部に開設された開口を覆う傘状
    の庇を、温度センサとの間に隙間を存することなく設け
    たことを特徴とするガスこんろ。
JP22481397A 1997-08-21 1997-08-21 ガスこんろ Pending JPH1163506A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22481397A JPH1163506A (ja) 1997-08-21 1997-08-21 ガスこんろ

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JP22481397A JPH1163506A (ja) 1997-08-21 1997-08-21 ガスこんろ

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JPH1163506A true JPH1163506A (ja) 1999-03-05

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ID=16819613

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22481397A Pending JPH1163506A (ja) 1997-08-21 1997-08-21 ガスこんろ

Country Status (1)

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JP (1) JPH1163506A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009127909A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Rinnai Corp センサ付きコンロ用バーナ
JP2014037961A (ja) * 2012-08-14 2014-02-27 Tongyang Magic Inc カップタイプのバーナー
US10222070B2 (en) 2016-01-15 2019-03-05 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Gas burner assembly with a temperature sensor
JP2020085250A (ja) * 2018-11-14 2020-06-04 リンナイ株式会社 ガスコンロ
US11506542B2 (en) 2020-02-04 2022-11-22 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Cooktop appliance with a wired temperature sensor
US11709104B2 (en) 2020-06-24 2023-07-25 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Cooktop appliance temperature sensor with temperature correction

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Legal Events

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Effective date: 20040901

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Effective date: 20050118

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050621