JPH1017029A - 2液混合容器用ジョイントバルブ - Google Patents
2液混合容器用ジョイントバルブInfo
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- JPH1017029A JPH1017029A JP8188711A JP18871196A JPH1017029A JP H1017029 A JPH1017029 A JP H1017029A JP 8188711 A JP8188711 A JP 8188711A JP 18871196 A JP18871196 A JP 18871196A JP H1017029 A JPH1017029 A JP H1017029A
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- Japan
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- mixing section
- aerosol container
- communication groove
- mixing
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D81/00—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
- B65D81/32—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
- B65D81/3283—Cylindrical or polygonal containers, e.g. bottles, with two or more substantially axially offset, side-by-side compartments for simultaneous dispensing
- B65D81/3288—Cylindrical or polygonal containers, e.g. bottles, with two or more substantially axially offset, side-by-side compartments for simultaneous dispensing composed of two or more separate containers joined to each other
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D2200/00—Details not otherwise provided for in A45D
- A45D2200/05—Details of containers
- A45D2200/058—Means for mixing different substances prior to application
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Cleaning And Drying Hair (AREA)
- Package Specialized In Special Use (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 染毛用第1剤および同第2剤を同時に噴出
し、かつ混合を充分に行い排出することができる染毛用
の2液混合容器用ジョイントバルブを提供することを目
的とする。 【解決手段】 ジョイントバルブ第一部材およびジョイ
ントバルブ第二部材からなり、ジョイントバルブ第一部
材の下部に第一エアゾール容器および第二エアゾール容
器の各ステムを挿入嵌合させる各注入口を設け、該各注
入口に連通する第一連通溝を設け、ジョイントバルブ第
二部材に設けた第二連通溝と組み合わせて連通孔を形成
し、さらに第一連通溝と連通する第一混合部および第二
連通溝と連通する第二混合部を組み合わせて混合部を形
成することを特徴とする2液混合容器用ジョイントバル
ブ。
し、かつ混合を充分に行い排出することができる染毛用
の2液混合容器用ジョイントバルブを提供することを目
的とする。 【解決手段】 ジョイントバルブ第一部材およびジョイ
ントバルブ第二部材からなり、ジョイントバルブ第一部
材の下部に第一エアゾール容器および第二エアゾール容
器の各ステムを挿入嵌合させる各注入口を設け、該各注
入口に連通する第一連通溝を設け、ジョイントバルブ第
二部材に設けた第二連通溝と組み合わせて連通孔を形成
し、さらに第一連通溝と連通する第一混合部および第二
連通溝と連通する第二混合部を組み合わせて混合部を形
成することを特徴とする2液混合容器用ジョイントバル
ブ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2本のエアゾール容
器から排出された内容物を混合・吐出するための2液混
合容器用ジョイントバルブに関する。詳しくは染毛用第
1剤および同第2剤を同時に噴出し、かつ混合を充分に
行い排出することができる染毛用の2液混合容器用ジョ
イントバルブに関する。
器から排出された内容物を混合・吐出するための2液混
合容器用ジョイントバルブに関する。詳しくは染毛用第
1剤および同第2剤を同時に噴出し、かつ混合を充分に
行い排出することができる染毛用の2液混合容器用ジョ
イントバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、染毛剤は液状、クリーム状、ジェ
リー状等の剤型で提供され、第1剤と第2剤をアプリケ
ータやトレイに排出して混合してから頭髪へ塗布するも
のであった。しかし、これらの染毛剤は混合操作が煩雑
であったり、混合してすぐに毛髪へ塗布しなければなら
ないなど面倒な制約があった。また、2剤式エアゾール
状染毛剤は第一のエアゾール容器と第二のエアゾール容
器から別々に目分量でコーム上に出して使用するもので
あるが、染毛剤第1剤および染毛剤第2剤の混合比率が
一定しないため、染めむらが生じやすいものであった。
リー状等の剤型で提供され、第1剤と第2剤をアプリケ
ータやトレイに排出して混合してから頭髪へ塗布するも
のであった。しかし、これらの染毛剤は混合操作が煩雑
であったり、混合してすぐに毛髪へ塗布しなければなら
ないなど面倒な制約があった。また、2剤式エアゾール
状染毛剤は第一のエアゾール容器と第二のエアゾール容
器から別々に目分量でコーム上に出して使用するもので
あるが、染毛剤第1剤および染毛剤第2剤の混合比率が
一定しないため、染めむらが生じやすいものであった。
【0003】染毛用の2液混合容器としては、例えば実
公昭48−26967号に開示されるように、泡状エア
ゾル染毛剤容器があった。図4に示すように、容器本体
801にエアゾール容器802、803を収容し、ノズ
ルステム804、805に押圧体806を嵌合させてい
る。使用する際は、押圧体806の上部を押し下げるこ
とにより、各エアゾール缶から噴出された薬剤はノズル
ステム804、805から押圧体806の内部に設けら
れた通孔807、808を通り、排出口809から排出
されるものである。しかし各エアゾール缶から排出され
た染毛用第1剤および同第2剤の混合が不十分であるた
め、期待する染毛効果が得られず、むら染めになるとい
う問題があった。
公昭48−26967号に開示されるように、泡状エア
ゾル染毛剤容器があった。図4に示すように、容器本体
801にエアゾール容器802、803を収容し、ノズ
ルステム804、805に押圧体806を嵌合させてい
る。使用する際は、押圧体806の上部を押し下げるこ
とにより、各エアゾール缶から噴出された薬剤はノズル
ステム804、805から押圧体806の内部に設けら
れた通孔807、808を通り、排出口809から排出
されるものである。しかし各エアゾール缶から排出され
た染毛用第1剤および同第2剤の混合が不十分であるた
め、期待する染毛効果が得られず、むら染めになるとい
う問題があった。
【0004】また実開平4−48185号に開示される
エアゾール式二液混合容器は、図5に示すようにノズル
内に周囲に螺旋状の突条を突設させた混合液攪拌棒を立
設している。しかし、攪拌棒を設けてもまだ染毛用第1
剤および同第2剤の混合は不十分であり、さらに構造が
複雑なため製造コストが高くなるという問題があった。
エアゾール式二液混合容器は、図5に示すようにノズル
内に周囲に螺旋状の突条を突設させた混合液攪拌棒を立
設している。しかし、攪拌棒を設けてもまだ染毛用第1
剤および同第2剤の混合は不十分であり、さらに構造が
複雑なため製造コストが高くなるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、染毛用第1剤および同第2剤を同時に噴出し、かつ
簡単な構造で混合が充分に行なうことができる染毛用の
2液混合容器用ジョイントバルブを提供することにあ
る。
は、染毛用第1剤および同第2剤を同時に噴出し、かつ
簡単な構造で混合が充分に行なうことができる染毛用の
2液混合容器用ジョイントバルブを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ジョイントバ
ルブ第一部材およびジョイントバルブ第二部材からな
り、ジョイントバルブ第一部材の下部に第一エアゾール
容器および第二エアゾール容器の各ステムを挿入嵌合さ
せる各注入口を設け、該各注入口に連通する第一連通溝
を設け、ジョイントバルブ第二部材に設けた第二連通溝
と組み合わせて連通孔を形成し、さらに第一連通溝と連
通する第一混合部および第二連通溝と連通する第二混合
部を組み合わせて混合部を形成することを特徴とする2
液混合容器用ジョイントバルブである。
ルブ第一部材およびジョイントバルブ第二部材からな
り、ジョイントバルブ第一部材の下部に第一エアゾール
容器および第二エアゾール容器の各ステムを挿入嵌合さ
せる各注入口を設け、該各注入口に連通する第一連通溝
を設け、ジョイントバルブ第二部材に設けた第二連通溝
と組み合わせて連通孔を形成し、さらに第一連通溝と連
通する第一混合部および第二連通溝と連通する第二混合
部を組み合わせて混合部を形成することを特徴とする2
液混合容器用ジョイントバルブである。
【0007】また各連通孔と混合部は一直線状に配置さ
れ、連通孔は幅1〜3mm、好ましくは2mm、高さ2
〜4mm、好ましくは3mmの比較的狭い通路とし、一
方、混合部17は幅5〜10mm、好ましくは6〜8m
mの多角形、円形あるいは楕円状、好ましくは円形状と
する。すなわち混合部の幅が連通孔の幅の2〜8倍、好
ましくは3〜4倍にすることにより、染毛剤第1剤およ
び同第2剤の混合を充分に行なうことができる。
れ、連通孔は幅1〜3mm、好ましくは2mm、高さ2
〜4mm、好ましくは3mmの比較的狭い通路とし、一
方、混合部17は幅5〜10mm、好ましくは6〜8m
mの多角形、円形あるいは楕円状、好ましくは円形状と
する。すなわち混合部の幅が連通孔の幅の2〜8倍、好
ましくは3〜4倍にすることにより、染毛剤第1剤およ
び同第2剤の混合を充分に行なうことができる。
【0008】ここで連通孔と混合部の幅が同程度あれ
ば、染毛剤第1剤および同第2剤の混合は不十分とな
り、期待する染毛効果が得られない。
ば、染毛剤第1剤および同第2剤の混合は不十分とな
り、期待する染毛効果が得られない。
【0009】第一エアゾール容器および第二エアゾール
容器の各ステムから各注入口に噴出した染毛剤第1剤お
よび同第2剤は、前記の通り比較的狭い通路である各連
通孔を勢いよく通過し、連通孔よりも広い混合部に到達
した際に、各連通孔と混合部は一直線状に配置されてい
るので、激しく正面衝突し広がることによって、混合が
充分に行なわれる。
容器の各ステムから各注入口に噴出した染毛剤第1剤お
よび同第2剤は、前記の通り比較的狭い通路である各連
通孔を勢いよく通過し、連通孔よりも広い混合部に到達
した際に、各連通孔と混合部は一直線状に配置されてい
るので、激しく正面衝突し広がることによって、混合が
充分に行なわれる。
【0010】したがって本発明の2液混合容器用ジョイ
ントバルブを用いれば、染毛用第1剤および同第2剤を
同時に噴出し、かつ簡単な構造で混合が充分に行なうこ
とができる。
ントバルブを用いれば、染毛用第1剤および同第2剤を
同時に噴出し、かつ簡単な構造で混合が充分に行なうこ
とができる。
【0011】なお染毛剤の剤型としては、エアゾール容
器に染毛剤原液と噴射剤を充填した場合は、泡状の染毛
剤が吐出される。またエアゾール容器の中に内袋を設け
てその中にジェリー状あるいはクリーム状の染毛剤原液
を充填し、内袋とエアゾール容器の間に噴射剤を充填し
た場合は、ジェリー状あるいはクリーム状の染毛剤が吐
出される。
器に染毛剤原液と噴射剤を充填した場合は、泡状の染毛
剤が吐出される。またエアゾール容器の中に内袋を設け
てその中にジェリー状あるいはクリーム状の染毛剤原液
を充填し、内袋とエアゾール容器の間に噴射剤を充填し
た場合は、ジェリー状あるいはクリーム状の染毛剤が吐
出される。
【0012】
【発明の実施の形態】以上に説明した本発明の構成・作
用を一層明らかにするために、以下、本発明の実施例に
ついて説明する。
用を一層明らかにするために、以下、本発明の実施例に
ついて説明する。
【0013】図1は本発明の2液混合容器用ジョイント
バルブを用いたエアゾール式染毛用容器の断面図であ
る。図2はジョイントバルブ第二部材の説明図であり、
図2(a)は平面図、図2(b)は背面図、図2(c)
は図2(a)のA−A’断面図、図2(d)は図2
(a)のB−B’断面図である。図3はジョイントバル
ブ第一部材の説明図であり、図3(a)は平面図、図3
(b)は背面図、図3(c)は図3(a)のA−A’断
面図、図3(d)は図3(a)のB−B’断面図であ
る。
バルブを用いたエアゾール式染毛用容器の断面図であ
る。図2はジョイントバルブ第二部材の説明図であり、
図2(a)は平面図、図2(b)は背面図、図2(c)
は図2(a)のA−A’断面図、図2(d)は図2
(a)のB−B’断面図である。図3はジョイントバル
ブ第一部材の説明図であり、図3(a)は平面図、図3
(b)は背面図、図3(c)は図3(a)のA−A’断
面図、図3(d)は図3(a)のB−B’断面図であ
る。
【0014】図1は本発明の2液混合容器用ジョイント
バルブを用いたエアゾール式染毛用容器1の断面図であ
る。アルミニウム製またはブリキ製の直径25mmのエ
アゾール缶をエポキシフェノール樹脂で内面塗装した第
一エアゾール容器2に染毛剤第1剤を充填し、アルミニ
ウム製またはブリキ製の直径25mmのエアゾール缶を
ポリアミドイミド樹脂で内面塗装した第二エアゾール容
器3に染毛剤第2剤を充填している。そして第一エアゾ
ール容器2および第二エアゾール容器3のマウンテイン
カップ部5,5を連結肩カバー6で嵌合し、カバー部4
に収容している。第一エアゾール容器2および第二エア
ゾール容器3の各ステム7,7をジョイントバルブ第一
部材9の各注入口91,91に挿入している。レバー1
0を取り付けたカバーキャップ11はカバー部4に係合
している。レバー10は図1に示したように、第一エア
ゾール容器2の上部にレバー取り付け部12があり、第
二エアゾール容器3の上部に指掛け部13があるように
配置することにより、片手で持ってレバー10を押し下
げる際に力を入れやすく操作性に優れる。なお、第一エ
アゾール容器2と第二エアゾール容器3の位置は逆でも
よい。
バルブを用いたエアゾール式染毛用容器1の断面図であ
る。アルミニウム製またはブリキ製の直径25mmのエ
アゾール缶をエポキシフェノール樹脂で内面塗装した第
一エアゾール容器2に染毛剤第1剤を充填し、アルミニ
ウム製またはブリキ製の直径25mmのエアゾール缶を
ポリアミドイミド樹脂で内面塗装した第二エアゾール容
器3に染毛剤第2剤を充填している。そして第一エアゾ
ール容器2および第二エアゾール容器3のマウンテイン
カップ部5,5を連結肩カバー6で嵌合し、カバー部4
に収容している。第一エアゾール容器2および第二エア
ゾール容器3の各ステム7,7をジョイントバルブ第一
部材9の各注入口91,91に挿入している。レバー1
0を取り付けたカバーキャップ11はカバー部4に係合
している。レバー10は図1に示したように、第一エア
ゾール容器2の上部にレバー取り付け部12があり、第
二エアゾール容器3の上部に指掛け部13があるように
配置することにより、片手で持ってレバー10を押し下
げる際に力を入れやすく操作性に優れる。なお、第一エ
アゾール容器2と第二エアゾール容器3の位置は逆でも
よい。
【0015】またレバー10を押し下げた際に、第一エ
アゾール容器2のステム7と第二エアゾール容器3のス
テム7の中心部に設けられたジョンイントバルブ第二部
材8の支点部14を押し下げることにより、第一エアゾ
ール容器2と第二エアゾール容器3の各ステム7,7に
均等に力が加わり、各々に充填された染毛剤第1剤と同
第2剤を1:1の割合で均等に噴出させることができる
ため、結果として染毛剤第1剤と同第2剤を同量吐出す
ることができる。なお、1:1の割合で噴出させるため
には第一エアゾール容器2と第二エアゾール容器3の内
圧を同一にする必要がある。また、染毛剤第1剤と同第
2剤の混合比は通常1:1であるが、3:1〜1:3の
間で使用される場合もあり、そのためには各エアゾール
容器のステムの径やそのバルブの大きさ、あるいは噴射
剤の圧力を適宜変えることにより、混合比を調整するこ
ともできる。
アゾール容器2のステム7と第二エアゾール容器3のス
テム7の中心部に設けられたジョンイントバルブ第二部
材8の支点部14を押し下げることにより、第一エアゾ
ール容器2と第二エアゾール容器3の各ステム7,7に
均等に力が加わり、各々に充填された染毛剤第1剤と同
第2剤を1:1の割合で均等に噴出させることができる
ため、結果として染毛剤第1剤と同第2剤を同量吐出す
ることができる。なお、1:1の割合で噴出させるため
には第一エアゾール容器2と第二エアゾール容器3の内
圧を同一にする必要がある。また、染毛剤第1剤と同第
2剤の混合比は通常1:1であるが、3:1〜1:3の
間で使用される場合もあり、そのためには各エアゾール
容器のステムの径やそのバルブの大きさ、あるいは噴射
剤の圧力を適宜変えることにより、混合比を調整するこ
ともできる。
【0016】使用する際は、片手でカバー部4を持ち、
人差し指で指掛部13を押し下げることにより、第一エ
アゾール容器2に充填された染毛剤第1剤および第二エ
アゾール容器3に充填された染毛剤第2剤がステム7,
7、連通孔15および混合通路16を混合されながら通
り、該混合物が塗布部20の塗布部空洞22を通って注
出孔21から排出されるので、そのまま頭髪を梳くこと
により容易に染毛剤を塗布することができる。なお、塗
布部20を設けない場合は、排出した染毛剤をブラシ上
に取り、頭髪を梳くことにより染毛剤を塗布することも
できる。
人差し指で指掛部13を押し下げることにより、第一エ
アゾール容器2に充填された染毛剤第1剤および第二エ
アゾール容器3に充填された染毛剤第2剤がステム7,
7、連通孔15および混合通路16を混合されながら通
り、該混合物が塗布部20の塗布部空洞22を通って注
出孔21から排出されるので、そのまま頭髪を梳くこと
により容易に染毛剤を塗布することができる。なお、塗
布部20を設けない場合は、排出した染毛剤をブラシ上
に取り、頭髪を梳くことにより染毛剤を塗布することも
できる。
【0017】図3に示したジョイントバルブ第一部材9
は下部に第一エアゾール容器2および第二エアゾール容
器3の各ステム7,7を挿入嵌合させる各注入口91,
91を設けている。そして各注入口91,91に連通す
る第一連通溝92,92を設け、図2に示したジョイン
トバルブ第二部材8に設けた第二連通溝85,85と組
み合わせて連通孔15,15を形成する。また第一連通
溝92,92は第一混合部93とつながり、第二連通溝
85,85の第二混合部86と組み合わせて混合部17
を形成する。連通孔15,15は幅1〜3mm、好まし
くは2mm、高さ2〜4mm、好ましくは3mmの比較
的狭い通路とする。混合部17は直径5〜10mm、好
ましくは6〜8mmの多角形、円形あるいは楕円状、好
ましくは円形状とする。このような形態にすることによ
り、染毛剤第1剤および同第2剤の混合を充分に行なう
ことができる。すなわち、第一エアゾール容器2および
第二エアゾール容器3の各ステム7,7から各注入口9
1,91に噴出した染毛剤第1剤および同第2剤は、前
記の通り比較的狭い通路である連通孔15,15を勢い
よく通過し、連通孔15,15よりも広い混合部17に
到達した際に、激しく衝突し広がることによって、混合
が充分に行なわれる。ここで連通孔15,15と混合部
17の幅が同程度あれば、染毛剤第1剤および同第2剤
の混合は不十分となり、期待する染毛効果が得られない
恐れがある。
は下部に第一エアゾール容器2および第二エアゾール容
器3の各ステム7,7を挿入嵌合させる各注入口91,
91を設けている。そして各注入口91,91に連通す
る第一連通溝92,92を設け、図2に示したジョイン
トバルブ第二部材8に設けた第二連通溝85,85と組
み合わせて連通孔15,15を形成する。また第一連通
溝92,92は第一混合部93とつながり、第二連通溝
85,85の第二混合部86と組み合わせて混合部17
を形成する。連通孔15,15は幅1〜3mm、好まし
くは2mm、高さ2〜4mm、好ましくは3mmの比較
的狭い通路とする。混合部17は直径5〜10mm、好
ましくは6〜8mmの多角形、円形あるいは楕円状、好
ましくは円形状とする。このような形態にすることによ
り、染毛剤第1剤および同第2剤の混合を充分に行なう
ことができる。すなわち、第一エアゾール容器2および
第二エアゾール容器3の各ステム7,7から各注入口9
1,91に噴出した染毛剤第1剤および同第2剤は、前
記の通り比較的狭い通路である連通孔15,15を勢い
よく通過し、連通孔15,15よりも広い混合部17に
到達した際に、激しく衝突し広がることによって、混合
が充分に行なわれる。ここで連通孔15,15と混合部
17の幅が同程度あれば、染毛剤第1剤および同第2剤
の混合は不十分となり、期待する染毛効果が得られない
恐れがある。
【0018】図2に示したようにジョイントバルブ第二
部材8の中央部に連結管部81を立設し、その内部に染
毛剤第1剤および同第2剤の混合物が通過する混合通路
16を形成している。また、該連結管部81の両側に凸
状の支点部14,14を立設している。該支点14,1
4の頂部は図2(c)の断面図に破線で示したように半
円形などの曲線状にすることにより、レバー10の押し
下げ操作をスムースに行なうことができる。
部材8の中央部に連結管部81を立設し、その内部に染
毛剤第1剤および同第2剤の混合物が通過する混合通路
16を形成している。また、該連結管部81の両側に凸
状の支点部14,14を立設している。該支点14,1
4の頂部は図2(c)の断面図に破線で示したように半
円形などの曲線状にすることにより、レバー10の押し
下げ操作をスムースに行なうことができる。
【0019】レバー10は中央部に円形のリング部10
2を設け、ジョイントバルブ第二部材8の連結管部81
が上下移動可能なように挿入されている。またリング部
102の両側、レバー10の長手方向に、ジョイントバ
ルブ第二部材8の支点部14,14を押し下げるための
押下部101,101を設けている。レバー10をカバ
ーキャップ11に突設されたレバー取付部12に取り付
けるために、レバー10の一端にはレバー係止部105
が設けられている。その反対側にはレバー10を押し下
げるための指掛部13が立設されている。また、リング
部102とレバー係止部105の間にヒンジ部13を有
し、レバー10の押し下げ操作の支点となる。なおヒン
ジ部103の一部を空洞にしたヒンジ切欠部104を設
けることにより、レバー10の押し下げ操作をスムース
に行なうことができる。
2を設け、ジョイントバルブ第二部材8の連結管部81
が上下移動可能なように挿入されている。またリング部
102の両側、レバー10の長手方向に、ジョイントバ
ルブ第二部材8の支点部14,14を押し下げるための
押下部101,101を設けている。レバー10をカバ
ーキャップ11に突設されたレバー取付部12に取り付
けるために、レバー10の一端にはレバー係止部105
が設けられている。その反対側にはレバー10を押し下
げるための指掛部13が立設されている。また、リング
部102とレバー係止部105の間にヒンジ部13を有
し、レバー10の押し下げ操作の支点となる。なおヒン
ジ部103の一部を空洞にしたヒンジ切欠部104を設
けることにより、レバー10の押し下げ操作をスムース
に行なうことができる。
【0020】したがって、レバー10を押し下げた際
に、レバー10の押下部101,101によって、第一
エアゾール容器2のステム7と第二エアゾール容器3の
ステム7の中心部に設けられたジョンイントバルブ第二
部材8の支点部14,14が垂直方向に押し下げられ
る。支点部14,14に当接する押下部101,101
の力点は押し下げ動作に伴い、ヒンジ部103側から指
掛部13側に移動するが、支点部14,14に加わる垂
直方向の力の向きは変わらない。したがって、第一エア
ゾール容器2と第二エアゾール容器3の各ステム7,7
にも同様に垂直方向に押し下げる力が均等かつ効率的に
加わり、各々に充填された染毛剤第1剤と同第2剤を
1:1の割合で均等に噴出させることができるため、結
果として染毛剤第1剤と同第2剤を同量吐出することが
できる。ここで、ジョンイントバルブ第二部材8の支点
部14,14をレバー10の押下部101,101に下
向きに突設した場合は、押下動作に伴い、ジョイントバ
ルブ第二部材8に加わる力点が移動するため、垂直方向
からずれて傾動し、ステム7,7に加わる力も垂直方向
からずれて斜め方向に加わる。そして、レバー10の押
下操作に大きな力が必要となるため、操作性が悪くなる
欠点が生じる。したがって、本発明のように支点部1
4,14をジョンイントバルブ第二部材8に設けた方
が、押下操作の力が効率的にステム7,7に伝わるため
に操作性に優れる。
に、レバー10の押下部101,101によって、第一
エアゾール容器2のステム7と第二エアゾール容器3の
ステム7の中心部に設けられたジョンイントバルブ第二
部材8の支点部14,14が垂直方向に押し下げられ
る。支点部14,14に当接する押下部101,101
の力点は押し下げ動作に伴い、ヒンジ部103側から指
掛部13側に移動するが、支点部14,14に加わる垂
直方向の力の向きは変わらない。したがって、第一エア
ゾール容器2と第二エアゾール容器3の各ステム7,7
にも同様に垂直方向に押し下げる力が均等かつ効率的に
加わり、各々に充填された染毛剤第1剤と同第2剤を
1:1の割合で均等に噴出させることができるため、結
果として染毛剤第1剤と同第2剤を同量吐出することが
できる。ここで、ジョンイントバルブ第二部材8の支点
部14,14をレバー10の押下部101,101に下
向きに突設した場合は、押下動作に伴い、ジョイントバ
ルブ第二部材8に加わる力点が移動するため、垂直方向
からずれて傾動し、ステム7,7に加わる力も垂直方向
からずれて斜め方向に加わる。そして、レバー10の押
下操作に大きな力が必要となるため、操作性が悪くなる
欠点が生じる。したがって、本発明のように支点部1
4,14をジョンイントバルブ第二部材8に設けた方
が、押下操作の力が効率的にステム7,7に伝わるため
に操作性に優れる。
【0021】
【図1】 本発明の2液混合容器用ジョイントバルブを
用いたエアゾール式染毛用容器の断面図である。
用いたエアゾール式染毛用容器の断面図である。
【図2】 ジョイントバルブ第二部材の説明図であり、
図2(a)は平面図、図2(b)は背面図、図2(c)
は図2(a)のA−A’断面図、図2(d)は図2
(a)のB−B’断面図である。
図2(a)は平面図、図2(b)は背面図、図2(c)
は図2(a)のA−A’断面図、図2(d)は図2
(a)のB−B’断面図である。
【図3】 ジョイントバルブ第一部材の説明図であり、
図3(a)は平面図、図3(b)は背面図、図3(c)
は図3(a)のA−A’断面図、図3(d)は図3
(a)のB−B’断面図である。
図3(a)は平面図、図3(b)は背面図、図3(c)
は図3(a)のA−A’断面図、図3(d)は図3
(a)のB−B’断面図である。
【図4】 従来の泡状エアゾル染毛剤容器の断面図であ
る。
る。
【図5】 従来のエアゾール式二液混合容器の断面図で
ある。
ある。
1…エアゾール式染毛容器 2…第一エアゾール容器
3…第二エアゾール容器 4…カバー部 8…
ジョイントバルブ第二部材 9…ジョイントバルブ第一
部材 10…レバー 11…カバーキャップ 1
3…指掛部 14…支点部 81…連結管部 10
1…押下部
3…第二エアゾール容器 4…カバー部 8…
ジョイントバルブ第二部材 9…ジョイントバルブ第一
部材 10…レバー 11…カバーキャップ 1
3…指掛部 14…支点部 81…連結管部 10
1…押下部
Claims (2)
- 【請求項1】 ジョイントバルブ第一部材およびジョイ
ントバルブ第二部材からなり、ジョイントバルブ第一部
材の下部に第一エアゾール容器および第二エアゾール容
器の各ステムを挿入嵌合させる各注入口を設け、該各注
入口に連通する第一連通溝を設け、ジョイントバルブ第
二部材に設けた第二連通溝と組み合わせて連通孔を形成
し、さらに第一連通溝と連通する第一混合部および第二
連通溝と連通する第二混合部を組み合わせて混合部を形
成することを特徴とする2液混合容器用ジョイントバル
ブ。 - 【請求項2】 連通孔と混合部は一直線状に配置され、
混合部の幅が連通孔の幅の2〜8倍であることを特徴と
する請求項1記載の2液混合容器用ジョイントバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8188711A JPH1017029A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 2液混合容器用ジョイントバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8188711A JPH1017029A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 2液混合容器用ジョイントバルブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1017029A true JPH1017029A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16228463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8188711A Pending JPH1017029A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 2液混合容器用ジョイントバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1017029A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003020083A (ja) * | 2002-05-13 | 2003-01-21 | Hoyu Co Ltd | 2剤吐出容器 |
WO2007145430A1 (en) * | 2006-06-14 | 2007-12-21 | Sfc Co., Ltd | Hair brush for mixing hair dye liquid |
WO2008023955A1 (en) * | 2006-08-25 | 2008-02-28 | Youngmi Hong | Pump-type hair treatment tool for hair dyeing |
CN108639507A (zh) * | 2018-06-29 | 2018-10-12 | 刘洋 | 一种自动混合染发包装瓶 |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP8188711A patent/JPH1017029A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003020083A (ja) * | 2002-05-13 | 2003-01-21 | Hoyu Co Ltd | 2剤吐出容器 |
WO2007145430A1 (en) * | 2006-06-14 | 2007-12-21 | Sfc Co., Ltd | Hair brush for mixing hair dye liquid |
WO2008023955A1 (en) * | 2006-08-25 | 2008-02-28 | Youngmi Hong | Pump-type hair treatment tool for hair dyeing |
CN108639507A (zh) * | 2018-06-29 | 2018-10-12 | 刘洋 | 一种自动混合染发包装瓶 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050722 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050802 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051129 |