JPH10169883A - 不使用供給管の非開削漏洩防止工法及び管内面シール装置 - Google Patents

不使用供給管の非開削漏洩防止工法及び管内面シール装置

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JPH10169883A
JPH10169883A JP8323983A JP32398396A JPH10169883A JP H10169883 A JPH10169883 A JP H10169883A JP 8323983 A JP8323983 A JP 8323983A JP 32398396 A JP32398396 A JP 32398396A JP H10169883 A JPH10169883 A JP H10169883A
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pipe
supply pipe
resin
seal member
sealing device
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JP8323983A
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English (en)
Inventor
Takao Kinoshita
貴夫 木下
Eiji Uchida
栄治 内田
Junzo Ando
順三 安藤
Hajime Ishii
肇 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISHIYAMA KK
Saibu Gas Co Ltd
Nishiyama Corp
Original Assignee
NISHIYAMA KK
Saibu Gas Co Ltd
Nishiyama Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/10Means for stopping flow from or in pipes or hoses

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】不使用供給管を非掘削の状態で閉塞処理してガ
ス漏れを防止する工法において、工事終了後に水道工事
等の他工事により管が折損するようなことがあっても、
閉塞処理がなされた部分はその影響を受けず、ガス漏れ
発生の恐れがないようにする。 【解決手段】内面シール装置を不使用供給管の管端開口
部から管の分岐取出し部へ挿入移動させて管を閉塞シー
ルし、更にその背後にシール樹脂を注入して閉塞処理を
行なった後、上記管内に内面カッターを挿入して、当該
内面カッターにより閉塞処理部の背後で管を切断して、
閉塞処理部より管端側を閉塞処理部から切り離す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不使用供給管、即ち
ガス配管として道路下に埋設されている導管から宅地内
に引き込まれた供給管で、家屋解体等で官民境界付近で
内管を切断した後の、ガス需要の用に供しない管を閉塞
処理してガス漏れを防止するための工法及びこの工法の
実施に好適な管内面を閉塞シールするための装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】不使用供給管は、道路を掘削し、道路下
に埋設されている導管から分岐されている供給管取出し
部の位置で切断し、切断した箇所をプラグにてシールし
た後、供給管を撤去する必要がある。しかし、撤去に要
する手間及び費用の面から、大部分は供給管を撤去せず
に、供給管末端をプラグにて締め付け閉鎖して、気密を
確保することで処理されているのが現況である。そのた
め、自然劣化や、水道管等の工事による折損などによ
り、ガスの漏洩が発生することがあり、保安上の問題が
ある。そのため、不使用供給管を非掘削の状態でできる
だけ根元側で閉塞処理してガス漏洩を確実に防止する工
法の開発が要望されている。
【0003】従来、不使用供給管の非開削漏洩防止処理
に関する先行技術としては、例えば特開平6−8199
5号公報に記載された方法がある。特開平6−8199
5号公報は、不使用供給管の管端開口部から、はね形ス
トッパを備えた通線具を、不使用供給管のサービスチー
側に押し込み移動し、通線具とストッパをサービスチー
から導管に出し入れしてストッパをサービスチーの入口
側に緊密に嵌着して塞ぎ、その後樹脂注入手段により樹
脂を、ストッパに塞がれたサービスチーの内部にオーバ
フローした状態で充填して閉塞処理することを特徴とす
る不使用供給管の非開削漏洩防止工法を開示している。
【0004】また、実開平3−38493号公報には、
弾性変形可能な球状閉鎖具を二つの支持体を介して、リ
モコンワイヤー装置に連結し、この球状閉鎖具を配管内
部に挿入し、閉鎖具を偏平に変形して管内面に緊密に圧
接させて管を閉塞する管内面閉塞具が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−81995号公報の方法では、閉塞処理した不使用
供給管が、その後の他埋設物(例えば水道管、電線、電
話線等)の工事などの際に、機械に引っ掛けられて折損
したような場合、その影響でサービスチーや、これが取
り付けられた導管に亀裂等の損傷が生じ、ガス漏れが発
生する可能性がある。しかも、この工法はストッパを導
管内にまで確実に送り込まなければ管を閉塞できないた
め、管内に錆や異物があって、ストッパを導管まで送り
込むことができないような場合には、不使用供給管のガ
ス漏れ防止工事を実施することができない。
【0006】また、実開平3−38493号公報の管内
面閉塞具は、配管を一時的に閉鎖するものであって、不
使用供給管の分岐部分を長年に亘って完全に閉塞してガ
ス漏洩を完全に防止しておくことはできない。しかも、
この閉塞具は支持体で締め付けて閉鎖具を偏平に変形さ
せる際、閉鎖具の軸が捩れ易く、そのため確実なシール
を行なうことが困難である。
【0007】本発明は従来技術が有する上記問題点に鑑
みてなされたもので、その第1の目的は、ガス漏れ防止
処理終了後に、仮に水道管工事等の他工事の際に、万一
機械に引っ掛けられて折損するようなことがあっても、
当該供給管の分岐部や導管本体側にはその衝撃力が及ば
ないような処理を施すことができて、ガス漏れの完全防
止を長期間に亘り確保し得る不使用供給管のガス漏れ防
止工法を提供することである。
【0008】また、第2の目的は、管内に錆や異物があ
って、内面シール装置を不使用供給管の分岐取出し部ま
で送り込むことができないような場合でも、次善の策と
して内面シール装置を送り込める所において不使用供給
管を閉塞してガス漏れ防止処理を行なうことができる不
使用供給管のガス漏れ防止工法を提供することである。
【0009】更に第3の目的は、遠隔操作により管内面
を確実にシールして管を閉鎖することが可能で、本発明
の不使用供給管のガス漏れ防止工法に使用するのに好適
な管内面シール装置を提供することである。更に他の目
的は、以下の説明において明らかになるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために本発明の請求項1では、管内に挿入して管を閉
塞し得る内面シール装置を不使用供給管の管端開口部か
ら管内に挿入し、この内面シール装置を送り込み手段に
より不使用供給管の分岐取出し部まで送り込み移動させ
て、当該分岐取出し部において不使用供給管を内面シー
ル装置で閉塞シールし、その後樹脂注入手段により前記
内面シール装置の背後に樹脂を注入充填して不使用供給
管を閉塞処理する不使用供給管の漏洩防止工法におい
て、少なくとも内面シール装置によるシール工程終了後
の任意の段階で、内面シール装置と送り込み装置を切り
離して送り込み装置を回収し、更に樹脂充填終了後の不
使用供給管内に内面カッターを挿入して、該内面カッタ
ーにより前記樹脂充填部の背後で不使用供給管を内部か
ら切断することを特徴とする。
【0011】また、前記第2の目的を達成するために本
発明の請求項2では、請求項1の不使用供給管のガス漏
れ防止工法における不使用供給管の閉塞処理を、弾性変
形可能なシール部材と、これを両側から挟んで圧縮する
圧縮手段を備える、不使用供給管内径より小径の内面シ
ール装置を、不使用供給管の管端開口部から当該管の分
岐取出し部まで送り込み、当該位置において送り込み装
置を介して上記圧縮手段を相互に近接する方向に作動さ
せてシール部材を管の軸心方向に圧縮し、この圧縮力に
よりシール部材を軸心と直交する方向に膨張させること
により、シール部材を管内面に緊着させて管を閉塞する
ようになすことを特徴とする。尚、上記請求項1、請求
項2において不使用供給管の分岐取出し部とは、導管か
ら分岐取り出された不使用供給管の取出し側端末の限定
された部位のみをいうのではなく、この端末近傍位置ま
でをも包含するものである。
【0012】また、第3の目的達成のために本発明の請
求項3の管内面シール装置では、円形断面と、適当な長
さを有する弾性変形可能なシール部材と、このシール部
材を挟んでシール部材の軸方向両端に設けられた第1、
第2挟持部材と、第1挟持部材に連絡して当該部材を第
2挟持部材に近接または離反するように作動させる遠隔
操作可能な作動部材とを備え、上記シール部材はその軸
方向の所定位置から両端に向かって径を漸減するように
その周面が山形に形成されると共に軸方向両端に管内径
とほぼ同径若しくは僅かに大径な一対の空回り防止部を
有しており、前記山形周面のピーク部分はシール部材の
軸方向の中心よりも第2挟持部側に若干偏位して設けら
れ、当該部分において管の内径より僅かに小径になって
いることを特徴とする。
【0013】
【発明の作用及び効果】以上のように構成した請求項1
の不使用供給管の非開削漏洩防止工法にあっては、送り
込み装置により内面シール装置を不使用供給管の分岐取
出し部に送り込み、分岐取出し部をシール装置でシール
し、その後樹脂注入手段により上記シール装置の背後に
樹脂を注入充填することにより、不使用供給管の分岐取
出し部における完全な閉塞と、この閉塞状態の半永久的
な確保が達成される。そして、前記樹脂充填部の背後に
おいて、不使用供給管を内面カッターで切断することに
より、不使用供給管は閉塞処理した部分の背後で切り離
される。従って、埋設状態で残存放置されている不使用
供給管が、水道工事等の他工事の際に、万一機械に引っ
掛けられて折損するようなことがあっても、閉塞処理が
なされた部分はその影響を受けることがなく、ガス漏れ
が発生する恐れがない。そのため、保安のための定期的
なパトロール及び図面管理をする必要がなくなり、保安
コストの大幅な低減を図ることができる。
【0014】また、請求項2の不使用供給管の漏洩防止
工法にあっては、送り込み装置を介して圧縮手段を作動
させ、シール部材を管の軸心方向に圧縮して、その圧縮
力によりシール部材を軸心と直交する方向に膨張させて
管内面に緊着させることによって、不使用供給管の分岐
取出し部以外にも、管内の任意の箇所で管を閉塞するこ
とができる。従って、管内に錆や異物があって、万一、
シール装置を不使用供給管の分岐取出し部まで送り込む
ことができないような場合でも、送り込めるところまで
送り込んで、その位置で管を閉塞して漏洩防止工事を実
施する次善の策を採ることができる。
【0015】また、請求項3の管内面シール装置にあっ
ては、シール部材はその軸方向の所定位置から両端に向
かって径を漸減するようにその周面が山形に形成され、
その山形のピークがシール部材の軸方向の中心よりも第
2挟持部側に若干偏位して設けられているため、シール
部材圧縮時には主にピークより第1挟持部材側が圧縮さ
れてシール面中心に圧縮荷重がかかり、ピークが管内面
に接触してシール状態になるときにはピークが中央に位
置するようになって、管内面に確実に線接触し、確実な
シールができる。しかも、シール部材の両端に設けた空
回り防止部によりシール部材の空回りが防止され、シー
ル部材締め込み時にシール部材の膨張が効率的に行なえ
る。尚、この管内面シール装置は、不使用供給管の漏洩
防止工事における、永久的な管閉塞シール以外にも、他
のガス管工事における一時的な管の閉塞にも使用し得る
ことは勿論、ガス管以外のあらゆる管の閉塞工事にも使
用可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図に基づいて本発明の実施
の形態を説明する。図1乃至図7は本発明による不使用
供給管の非開削漏洩防止工法を、工程順に説明するもの
で、図中1は道路面の下に所要の埋設深度で敷設されて
いるガス導管であり、2はその導管1より分岐されて需
要先の宅地内に引き込まれた供給管である。この供給管
2は使用中止により道路面と宅地との境界線により宅地
内において内管部分が撤去され、その撤去位置より道路
側の導管1に至る部分が、その撤去側管端21をプラグ23
によりシールして、そのまま埋設状態で残存放置されて
いる。この残存する供給管2の部分が本発明において不
使用供給管と称するものである。
【0017】本発明の不使用供給管の漏洩防止工法にお
いては、先ず図1に示すように上記不使用供給管2のプ
ラグ23で閉塞した管端21部分を掘り出し、この掘り出さ
れた管端21部分に、第2図に示すようにノーブローカバ
ー(密閉作業バック)3を取り付け、そのカバー3の手
袋31に作業者が手を入れてプラグ23を取り除き、管2を
開口させ、この開口させた管端21部に、内面シール装置
4を挿入する。
【0018】ここで、内面シール装置4について図8乃
至図11を参照して説明する。内面シール装置4は、弾性
変形可能なシール部材41と、このシール部材41を挟んで
設けられる第1、第2挟持部材42,43と、第1挟持部材
42に連絡して当該部材42を第2挟持部材43に近接または
離反するように作動させる作動部材44と、シール部材41
を挟んで設けられる一対の空回り防止部材45,46とを備
えている。
【0019】シール部材41はゴム等のエラストマー、好
ましくは耐候性の優れた合成ゴム(例えばクロロブレン
ゴム)、更に好ましくは硬度Hs(JISA)40以上
の合成ゴムからなり、円形断面と、適当な長さを有し、
かつその軸方向の所定位置から両端に向かって径を漸減
するようにその周面が山形に形成されており、山形のピ
ーク41a においてその径cが不使用供給管2の内径より
僅かに小径になっている。上記シール部材41にはその軸
方向の一側面に開口する断面円形の凹部47がシール部材
41と同軸に設けられると共に当該凹部47の底部中心から
他側面に貫通する透孔48が開設されている。
【0020】上記凹部47は深さ方向中途部に設けた段部
49により開口側に位置する第1凹部47a と、この第1凹
部47a の奥側に位置する第1凹部47a より小径の第2凹
部47b とに分かれており、第2凹部47b の深さは第1凹
部47a のそれより深くなっている。またシール部材41周
面の山形形状は、ピーク41a から凹部47開口側の端面ま
での距離aが、透孔48開口側端面までの距離bより大き
くなるように、ピーク41aをシール部材41の軸方向の中
心よりも透孔48開口側端面に若干偏位させて設けてあ
る。
【0021】空回り防止部材45,46は弾性材、好ましく
はシール部材41と同じ材料により、不使用供給管2の内
径より僅かに大径な円板状に形成され、シール部材41の
軸方向両端に当該部材41と同軸に夫々配置されて、当該
部材41の端面に接着剤で接着固定されている。そして、
この空回り防止部材45,46は、内面シール装置4の不使
用供給管2内への挿入及び後述する送り込みに際して当
該部材45,46がその妨げにならないように、シール部材
41から突出する周縁部にはその周方向に複数の切欠き45
a ,46a が設けられて、当該部材45,46の厚さ方向への
屈曲の容易化が図られている。また、各空回り防止部材
45,46には、当該部材45,46が接着されるシール部材41
端面に開口する凹部47及び透孔48に対応してこれら凹部
47及び透孔48の開口径とほぼ同径の穴45b ,46b が設け
られている。尚、この空回り防止部材45,46は、上記説
明のようにシール部材41とは別部材となして、シール部
材41に接着剤等で接着固定する以外に、シール材41と一
体に成形することも勿論可能である。
【0022】第1挟持部材42は円形頭部42a と、この頭
部42a 中央に突設された軸部42b とからなり、軸部42b
周面には雄ネジ42c が形成されている。上記頭部42a は
厚さ方向中途部に設けた段部42a-1 を介して一方が大
径、他方が小径に形成されており、この小径側42a-2 の
中心部から前記軸部42b が突出している。大径側42a-3
はシール部材41の第1凹部47a に対応する直径と厚さを
有し、小径側42a-2 はシール部材41の第2凹部47b に対
応する直径と当該凹部47b の深さよりシール部材41の圧
縮代分小さな厚さを有している。この第1挟持部材42は
シール部材41を貫通して設けられ、頭部42a の小径側42
a-2 がシール部材凹部47の第2凹部47b に、大径側42a-
3 が第1凹部47a に夫々嵌合して、頭部42a の段部42a-
1 が凹部47の段部49に当接係合しており、軸部42b が透
孔48を挿通してシール部材41から突出し、後述の第2挟
持部材43を貫通して作動部材44と連結している。
【0023】第2挟持部材43はシール部材41の端面の直
径にほぼ相当する直径を有する円盤の中央に、シール部
材41の透孔48とほぼ同径の貫通孔43a を開穿した形状に
形成され、貫通孔43a に前記第1挟持部材42の軸部42b
を貫通させて第1挟持部材42の頭部42a と対向するよう
に、シール部材41の一側端面に空回り防止部材46を介し
て隣接配置されている。
【0024】作動部材44は一半部に先端を開口した円筒
部44a を備える棒状に形成され、円筒部44a の開口内周
面には前記第1挟持部材42の軸部42b の雄ネジ42c に対
応する雌ネジ44b が設けられて第1挟持部材42の軸部42
b に螺着されており、その先端はスリップワッシャー4
0、望ましくは滑り性に優れた合成樹脂製のスリップワ
ッシャーを介して第2挟持部材43に当接して、これをシ
ール部材41に押しつけている。
【0025】而して、この内面シール装置4は、作動部
材44を一方、例えば時計回り方向に回転させると、図11
に示すように第1挟持部材42が第2挟持部材43側に引き
寄せられ、それに伴って、第1挟持部材頭部42a の大径
側42a-3 がシール部材凹部47の段部49を押圧するをもっ
て、その押圧力によりシール部材41は軸方向に圧縮さ
れ、径方向に膨張して山形のピーク41a 部分の径cが不
使用供給管2の内径より大径になる。従って、この内面
シール装置4が不使用供給管2に挿入されていれば、シ
ール部材41が膨脹して周面の山形のピーク41a が不使用
供給管2内面に圧接緊着し、不使用供給管2の内面を閉
塞シールすることができる。
【0026】尚、上記第1、第2挟持部材42,43による
シール部材41の締め込みに際しては、第1挟持部材42の
第2挟持部材43への接近により、シール部材41は第2挟
持部材43側一方に向かって押し潰される状態に圧縮され
ることになるが、シール部材41周面に形成された山形の
ピーク41aがシール部材41の軸方向の中心よりも第2挟
持部43側に若干偏位して設けられているため、シール部
材41は主にピーク41aより第1挟持部材42側が圧縮され
る状態になる。上記シール部材41周面の山形のピーク41
aの位置は、第1挟持部材42を第2挟持部材43側に引き
寄せシール部材41を径方向に膨張させて管2をシールし
たとき、完全にシールした状態において上記ピーク41a
からシール部材41両端面までの距離a,bがほぼ等しく
なって、シール面中心に荷重がかかるようになる位置に
設計することが望ましい。
【0027】本発明の不使用供給管の非開削漏洩防止工
法では、前述のように不使用供給管2の開口させた管端
21部に挿入した上記の如き内面シール装置4を、送り込
み装置5を用いて導管1からの分岐取出し部22まで送り
込む。この際、内面シール装置4は管端21開口部へのノ
ーブローカバー3の取付け時に、送り込み装置5と共に
予め上記カバー3内に収容しておいてもよいが、図に示
すように作動部材44後部をカバー3に気密状に挿通させ
てセットしておき、カバー3外で作動部材44に送り込み
装置5を接続しながら管2内に送り込んでいくようにす
れば作業がし易く、便利である。
【0028】一方、前記送り込み装置5は図12に詳しく
示すように、順次連結可能な複数の棒材51(51a ,51b
…51n )により構成して、不使用供給管2の長さに応じ
て必要本数の棒材51を順次継ぎ足すようになつており、
最前位の棒材51a はその先端を前記内面シール装置4の
作動部材44の後端にワンタッチで連結、切離しでき、且
つ棒材51の回転を作動部材44に伝達し得るようになって
いる。
【0029】上記送り込み装置5を構成する各棒材51
(51a ,51b …51n )の連結構造は、棒材若しくは管材
相互の連結構造として従来公知の構造から任意に採用す
ることが可能であるが、後位の棒材(例えば51b )の回
転を前位の棒材(例えば51a )に伝達し得え、且つその
回転や、後退により前位の棒材51a との連結が切り離さ
れることがない構造とする必要があり、最も一般的に
は、例えば、図12に示すように、後位の棒材の先端を前
位の棒材の後端に順次差し込んで継ぎ足していけるよう
になし、その差し込み部分をボルト52、ナット53などで
固定する構造とすることができる。
【0030】また、この送り込み装置5と内面シール装
置4との連結構造は、送り込み装置5の最前位の棒材51
a の先端と、内面シール装置4の作動部材44後端とを差
し込み嵌合し、作動部材44の後端部周面に突設したピン
54を最前位棒材51a の前端部に設けたクランク状の嵌入
溝55に嵌入係止して両者を連結固定する構造となってい
る。
【0031】このような構造によれば、送り込み装置5
は作動部材44のピン54が最前位棒材51a の嵌入溝55の最
も奥まで嵌入されて棒材51が作動部材44に連結されてい
る状態において、棒材51を時計回り方向に回転させるこ
とにより、その回転を作動部材44に伝達して作動部材44
を回転させることができる。そして、この作動部材44の
回転により前述のように第1、第2挟持部材42,43によ
るシール部材41の締め込みが行なわれる。また、棒材51
を嵌入溝55の屈曲部55a まで引き戻して半時計回り方向
に回転させると、ピン54は屈曲部55a の他端部へ移動し
て嵌入溝55の溝口55b と整合するので、そのまま棒材51
を引き戻し後退させれることにより、ピン54が嵌入溝55
から抜け出て棒体51と作動部材44は切り離される。尚、
送り込み装置5と内面シール装置4との連結には、ワン
タッチで連結、切離しでき、且つ棒材51の回転を作動部
材44に伝達し得るような連結構造であれば、前記した構
造以外の連結構造を採用することも任意である。
【0032】而して、この送り込み装置5は不使用供給
管2の長さに応じて棒材51を順次連結して長さを延長さ
せながら、内面シール装置4を不使用供給管2の分岐取
出し部22まで送り込む。この際、上記内面シール装置4
と共に樹脂注入ホース7を送り込むようにする。樹脂注
入ホース7は、掘削穴A内又は穴A外に配置した樹脂圧
送装置71に連絡しており、少なくとも先端を内面シール
装置4又は送り込み装置5の最前位の棒材51a に固定し
て、シール部材41背面近傍に後方から望ませてあり、送
り込み装置5の長さ延長に伴って延長されて内面シール
装置4と共に不使用供給管2の奥へと前進移動する。
【0033】次に、内面シール装置4を不使用供給管2
の分岐取出し部22近傍まで送り込んだ後は、送り込み装
置5の棒材51を時計回り方向に回転させて内面シール装
置4の作動部材44を時計回り方向に回転操作する。これ
により第1挟持部材42,を第2挟持部材43側に引き寄せ
てシール部材41を膨張させ、周面の山形ピーク41aを管
2内面に緊接させ、不使用供給管2を分岐取出し部22に
おいてシールする。
【0034】この際、図に示すように軸受孔81を中心部
に開設した軸受カップ8を管端21の開口部に装着し、上
記孔81を通して送り込み装置5の棒材51を送り込むよう
にすれば、棒材51は常に管2の軸芯上に位置するように
なり、棒材51が内面シール装置4を押す力の方向は当該
装置4の軸心と一致するため、送り込み時に当該装置4
が傾いたり、締め込み時に棒材51の回転軸がぶれてシー
ル部材41の締め込みが不均一なるようなことが防止さ
れ、確実にシールすることができるようになる。上記軸
受けカップ8には、樹脂注入ホース7を通すためのホー
ス挿通孔82も開設しておく。また、図示してはいないが
上記軸受カップ8には、その適宜箇所に圧力取出孔を開
設して、この孔にガス検知器を取り付けるようにするの
が便利である。尚、上記のように不使用供給管2の管端
開口部に軸受けカップ8を装着する代わりに、送り込み
装置5の棒材51に径が不使用供給管2の内径に相当する
鍔やリングを設けることにより、棒材51を常時管2の軸
芯上に保持するようになしてもよい。
【0035】以上のようにして内面シール装置4による
管2の閉塞が終了したら、ガス検知器によりガス漏れの
有無を検査し、シール装置4による完全なシールを確認
する。その後、樹脂圧送装置71を操作して樹脂注入ホー
ス7からシール樹脂72を注入し、シール部材41の背後に
シール樹脂72を充填して内面シール装置4によるシール
を補強すると共に内面シール装置4の抜け落ちを防止
し、閉塞状態を永続させる。この際、樹脂注入ホース7
の先端部等に注入されたシール樹脂72が管端21開口側に
流れ広がるのを防止するための塞止め板73等を取り付け
ておけば、注入樹脂72をシール部材41と塞止め板73との
間に確実に充満させて、このシール樹脂72によっても管
2を閉塞することができる。上記シール樹脂72は流動性
が良く、硬化の早いものが望ましく、例えばエポキシ樹
脂などが好適である。
【0036】次に送り込み装置5の棒材51を送り込み装
置5を内面シール装置4から切り離し、内面シール装置
4を管2内に残したまま送り込み装置5と樹脂注入ホー
ス7を回収する。前記シール部材41の締め込み時及び上
記送り込み装置5と内面シール装置4との切り離し時に
おける、棒材51の回転操作には図4、図5に示すように
最後位の棒材51n の後端に操作用レバー56等を取付けれ
ば操作がし易くなる。操作レバー56は最後位の棒材51n
に一体的に設けてもよいが、図12に示すように最後位の
棒材51n の後端に穴57を開けておき、この穴58に適当な
工具等を差し込むことによって代用することも出来る。
続いて、管2内に内面カッターを9挿入し、シール樹脂
72充填箇所の背部において、不使用供給管2を内部から
切断する。然る後、掘削穴Aを埋め戻し、工事を終了す
る。尚、上記内面カッター9は、既に提供されている既
存の装置から最適のものを選択して使用すれば良いが、
例えば特開平4-294921号、特開昭54-72690号、特開昭60
-191720 号に開示されているもの等を使用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明不使用供給管の非開削漏洩防止工法にお
いて、不使用供給管の管端部分を掘削する工程を示す説
明図である。
【図2】不使用供給管内に内面シール装置を挿入する工
程を示す説明図。
【図3】内面シール装置を不使用供給管の分岐取出し部
に向けて送り込む工程を示す説明図。
【図4】不使用供給管の分岐取出し部に送り込んだ内面
シール装置の、シール部材を膨脹させて管を閉塞シール
する工程を示す説明図。
【図5】不使用供給管を閉塞シールした内面シール装置
の背後にシール樹脂を注入充填する工程を示す説明図。
【図6】内面カッターで不使用供給管を切断する工程を
示す説明図。
【図7】本発明不使用供給管の漏洩防止工法でガス漏れ
を防止した不使用供給管の状態を示す説明図。
【図8】内面シール装置の側面図。
【図9】正面図。
【図10】断面図で、シール部材を圧縮して膨脹させる前
の状態を示している。
【図11】同断面図で、シール部材を圧縮して膨脹させた
状態を示している。
【図12】送り込み装置の斜視図で、分解して示してい
る。
【符号の説明】
2:不使用供給管 4:内面シール装
置 5:送り込み装置 7:樹脂注入ホー
ス(樹脂注入手段) 9:内面カッター 41:シール部材 42: 第1挟持部材(圧縮手段) 43:第2挟持部材
(圧縮手段) 44:作動部材 45: 空回り防止部
材 46:空回り防止部材 41a :シール部材
の山形のピーク
フロントページの続き (72)発明者 安藤 順三 福岡県福岡市早良区百道1−28−16 三和 ハイツ百道303号 (72)発明者 石井 肇 神奈川県横浜市金沢区能見台6−32−8

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管内に挿入して管を閉塞し得る内面シール
    装置を不使用供給管の管端開口部から管内に挿入し、こ
    の内面シール装置を送り込み手段により不使用供給管の
    分岐取出し部まで送り込み移動させて、当該分岐取出し
    部において不使用供給管を内面シール装置で閉塞シール
    し、その後樹脂注入手段により前記内面シール装置の背
    後に樹脂を注入充填して不使用供給管を閉塞処理する不
    使用供給管の漏洩防止工法において、少なくとも内面シ
    ール装置によるシール工程終了後の任意の段階で、内面
    シール装置と送り込み装置を切り離して送り込み装置を
    回収し、更に樹脂充填終了後の不使用供給管内に内面カ
    ッターを挿入して、該内面カッターにより前記樹脂充填
    部の背後で不使用供給管を内部から切断することを特徴
    とする不使用供給管の非開削漏洩防止工法。
  2. 【請求項2】弾性変形可能なシール部材と、これを両側
    から挟んで圧縮する圧縮手段を備える、不使用供給管内
    径より小径の内面シール装置を、不使用供給管の管端開
    口部から当該管の分岐取出し部まで送り込み、当該位置
    において送り込み装置を介して上記圧縮手段を相互に近
    接する方向に作動させてシール部材を管の軸心と平行方
    向に圧縮し、この圧縮力によりシール部材を軸心と直交
    する方向に膨張させることにより、シール部材を管内面
    に緊着させて管を閉塞することを特徴とする請求項1記
    載の不使用供給管の非開削漏洩防止工法。
  3. 【請求項3】円形断面と、適当な長さを有する弾性変形
    可能なシール部材と、このシール部材を挟んでシール部
    材の軸方向両端に設けられた第1、第2挟持部材と、第
    1挟持部材に連絡して当該部材を第2挟持部材に近接ま
    たは離反するように作動させる遠隔操作可能な作動部材
    とを備え、上記シール部材はその軸方向の所定位置から
    両端に向かって径を漸減するようにその周面が山形に形
    成されると共に軸方向両端に管内径とほぼ同径若しくは
    僅かに大径な一対の空回り防止部を有しており、前記山
    形周面のピーク部分はシール部材の軸方向の中心よりも
    第2挟持部側に若干偏位して設けられ、当該部分におい
    て管の内径より僅かに小径になっていることを特徴とす
    る管内面シール装置。
  4. 【請求項4】シール部材が硬度40Hs(JISA)以
    上のエラストマー(ゴム又はゴム状弾性樹脂)からなる
    ことを特徴とする請求項3記載の管内面シール装置。
JP8323983A 1996-12-04 1996-12-04 不使用供給管の非開削漏洩防止工法及び管内面シール装置 Pending JPH10169883A (ja)

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