JPH10169718A - 無段変速機用vベルト - Google Patents

無段変速機用vベルト

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JPH10169718A
JPH10169718A JP32867496A JP32867496A JPH10169718A JP H10169718 A JPH10169718 A JP H10169718A JP 32867496 A JP32867496 A JP 32867496A JP 32867496 A JP32867496 A JP 32867496A JP H10169718 A JPH10169718 A JP H10169718A
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belt
tapered surface
notch
continuously variable
variable transmission
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宏文 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレメントのテーパ面の偏摩耗を防止して、
伝達トルクおよびエレメントの耐久性を向上する。 【解決手段】 正面下半部に肉厚の減少する傾斜面24
を、その傾斜面24の開始位置に隣接エレメントに当接
するロッキングエッジ25を設けると共に、下半部の幅
方向両端にプーリのV形溝と接触するテーパ面26,2
6を、その両端近傍の底辺部に切欠凹部27,27を形
成しているエレメント20を、多数、無端スチールバン
ドの周方向に相互に当接可能に連接して配列した無段変
速機用のVベルトであって、一対の円錐面からなるV形
溝の溝幅を可変とする駆動プーリ、従動プーリ間に掛け
渡されて動力を伝達する無段変速機用のVベルトにおい
て、前記エレメント20のテーパ面26,26に切欠3
0,30を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無段変速機の溝
幅を可変としたプーリ間に掛け渡されて動力を伝達する
Vベルトの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無段変速機(連続可変トランスミ
ッション)用のVベルトとしては、例えば実開昭63ー
106941号、特開平2236045号公報に開示さ
れているようなものがある。
【0003】これは、図9、図10に示すように、Vベ
ルト1が無端リングを積層して形成されたスチールバン
ド3と、このスチールバンドング3の長手方向(周方
向)に相互に当接可能に連接して配列される多数のエレ
メント2とから構成され、図11に示すように、エンジ
ン等に連結された一対の円錐ディスクからなる入力プー
リ(駆動プーリ)11と、同じく駆動軸に連結された一
対の円錐ディスクからなる出力プーリ(従動プーリ)1
2に巻き掛けられ、これら入出力プーリ11,12はV
形溝の溝幅を可変に構成され、この溝幅を変更すること
によりVベルト1の走行半径、すなわち変速比が連続的
に変更されるものである。
【0004】Vベルト1を構成するエレメント2には、
両端に入出力プーリ11,12のV型溝に接触するテー
パ面5,5と、正面下半部に先細り状の傾斜面6および
ロッキングエッジ7とが形成され、ロッキングエッジ7
を回転ピッチとして隣接するエレメント2,2同士が当
接して屈曲することにより、Vベルト1のプーリへの巻
き掛けが可能になっている。エレメント2のテーパ面
5,5の近傍の底辺部には、重量軽減等のため、切欠凹
部10,10を形成している。
【0005】エレメント2の正面上半部には円柱状の突
起部8が突設され、これに隣接して先行するエレメント
2の後面に形成される円形断面の穴部9との嵌め合いに
より、隣接エレメント2,2同士の幅方向の変位は互い
に規制され、多数のエレメント2は、入力プーリ11と
出力プーリ12との間を走行する際にも直線状に整列し
て走行可能となる。エレメント2の正面がVベルト1の
走行方向となる。
【0006】入出力プーリ11,12のV形溝の溝幅
は、油圧によって円錐ディスクを駆動することで変えら
れ、Vベルト1のエレメント2は、直線部分からプーリ
11,12に掛かると、傾動しながら円錐ディスクの間
で締め付けられて、隣合うエレメント2,2同士が傾い
た状態で送られ、プーリ11,12から離れるとき、元
の状態になり、先行するエレメント2と主面が接合され
る。つまり、エレメント2のプーリ接触面(テーパ面
5,5)に大きな押し力が働くことで回転力を伝達す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の無段変速機用のVベルトにあっては、エレメント2
のテーパ面5,5がプーリ11,12に接触して大きな
押し力を受けるときに、エレメント2のテーパ面5,5
にエレメント2の進行方向に対して異なる応力が発生し
ていた。
【0008】これは、エレメント2がプーリ11,12
に掛かると、エレメント2が傾いて、エレメント2の形
状に起因して、テーパ面5,5のエレメント進行方向上
部、後方下部等に押し力が加わるからである。
【0009】このため、テーパ面5,5に偏摩耗が発生
して、伝達トルクの低減を招いたり、さらにはエレメン
ト2の2つの主面(正面上半部、後面)に発生する応力
が異なって、結果的に繰り返し荷重を受けることになっ
て、耐久性の低下を招きかねないという問題があった。
【0010】この発明は、このような問題点を解決する
ことを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、正面下半
部に肉厚の減少する傾斜面を、その傾斜面の開始位置に
隣接エレメントに当接するロッキングエッジを設けると
共に、下半部の幅方向両端にプーリのV形溝と接触する
テーパ面を、その両端近傍の底辺部に切欠凹部を形成し
ているエレメントを、多数、無端スチールバンドの周方
向に相互に当接可能に連接して配列した無段変速機用の
Vベルトであって、一対の円錐面からなるV形溝の溝幅
を可変とする駆動プーリ、従動プーリ間に掛け渡されて
動力を伝達する無段変速機用のVベルトにおいて、前記
エレメントのテーパ面に切欠を設ける。
【0012】第2の発明は、第1の発明において、テー
パ面の切欠は、テーパ面をエレメント内方に切欠凹部が
ある突出部分と切欠凹部がない中実部分とに分けたとき
に、その中実部分のロッキングエッジが設けられている
側に設ける。
【0013】第3の発明は、第1の発明において、テー
パ面の切欠は、テーパ面をエレメント内方に切欠凹部が
ある突出部分と切欠凹部がない中実部分とに分けたとき
に、その突出部分のロッキングエッジが設けられていな
い側に設ける。
【0014】第4の発明は、第1の発明において、前記
テーパ面の切欠は、テーパ面をエレメント内方に切欠凹
部がある突出部分と切欠凹部がない中実部分とに分けた
ときに、中実部分のロッキングエッジが設けられている
側および突出部分のロッキングエッジが設けられていな
い側に設ける。
【0015】第5の発明は、第2〜第4の発明におい
て、テーパ面の切欠は、突出部分のテーパ面をSa、中
実部分のテーパ面をSbとした場合に、面Saと面Sb
の重心位置がエレメントの進行方向座標に対してほぼ等
しくなるように設ける。
【0016】
【発明の効果】第1の発明によれば、Vベルトのエレメ
ントがプーリに掛かると、エレメントのテーパ面に大き
な押し力が働くが、エレメントのテーパ面に切欠を設け
ることによって、テーパ面にエレメント進行方向に対し
て不均一な応力が発生するのを回避できる。したがっ
て、エレメントのテーパ面の偏摩耗を防止して、伝達ト
ルクを向上できると共に、エレメントの2つの主面に異
なる応力が発生するのを防止でき、耐久性が向上する。
【0017】第2の発明によれば、エレメントのテーパ
面の切欠によって、テーパ面のエレメント進行方向上部
側に押し力が加わることがなく、テーパ面にエレメント
進行方向に対して不均一な応力が発生するのを回避で
き、したがってエレメントのテーパ面の偏摩耗を防止し
て、伝達トルクを向上できると共に、エレメントの2つ
の主面に異なる応力が発生するのを防止でき、またエレ
メントの強度低下を抑えることができ、耐久性が向上す
る。
【0018】第3の発明によれば、エレメントのテーパ
面の切欠によって、テーパ面のエレメント進行方向に対
して後方下部側に押し力が加わることがなく、テーパ面
にエレメント進行方向に対して不均一な応力が発生する
のを回避でき、したがってエレメントのテーパ面の偏摩
耗を防止して、伝達トルクを向上できると共に、エレメ
ントの2つの主面に異なる応力が発生するのを防止で
き、耐久性が向上する。
【0019】第4の発明によれば、エレメントのテーパ
面のエレメント進行方向上部側および後方下部側に押し
力が加わることがなく、テーパ面にエレメント進行方向
に対して不均一な応力が発生するのを回避でき、したが
ってエレメントのテーパ面の偏摩耗を防止して、伝達ト
ルクを向上できると共に、エレメントの2つの主面に異
なる応力が発生するのを防止でき、耐久性が向上する。
【0020】第5の発明によれば、エレメントのテーパ
面の面積減少を極力抑えて、テーパ面にエレメント進行
方向に対して不均一な応力が発生するのを回避でき、エ
レメントのテーパ面の偏摩耗を防止して、伝達トルクを
向上できると共に、エレメントの2つの主面に異なる応
力が発生するのを防止でき、耐久性が向上する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0022】図1〜図3は第1の実施の形態を示すもの
で、エレメント20は、上半部21と下半部22との間
に無端リングを積層したスチールバンドが掛合されるバ
ンド溝23が形成される。
【0023】エレメント20の正面下半部には、底辺部
側(ベルト内周側)に向かって板厚(肉厚)の減少する
先細り状の傾斜面24が、この傾斜面24の開始位置に
隣接するエレメント20に当接するロッキングエッジ2
5が形成される。
【0024】下半部21の幅方向両端(左右両端)に
は、駆動プーリ、従動プーリのV形溝に接触するテーパ
面26,26が形成される。このテーパ面26,26の
近傍の底辺部には、切欠凹部27,27が左右対称に形
成される。
【0025】エレメント20の正面上半部には、円柱状
の突起部28が突設され、これに隣接して先行するエレ
メント20の後面上半部に形成される円形断面の穴部2
9との嵌め合いにより、隣接エレメント20,20同士
の幅方向の変位は互いに規制される。
【0026】そして、このエレメント20の両端のテー
パ面26,26に切欠30,30が設けられる。
【0027】この切欠30,30は、テーパ面26,2
6のエレメント20の進行方向に対して後方下部側に設
けられる。この場合、エレメント20の進行方向に対し
て後方下部側のテーパ面26,26から、その部分に続
くエレメント20の後面32の両端下部を、湾曲面状に
切欠くことによって設けられる。
【0028】なお、切欠30,30は、エレメント20
の後面32の下部を、エレメント20の幅方向に沿って
切欠いて、つながるように形成しても良い。
【0029】このエレメント20は、図示しないスチー
ルバンドにバンド溝23を掛合させて、スチールバンド
の長手方向(周方向)に多数相互に当接可能に連接して
配列されて、Vベルトが構成される。
【0030】このVベルトは、前図11のように、それ
ぞれ一対の円錐ディスクからなる溝幅を可変とするV形
溝を持つ駆動プーリ11、従動プーリ12間に掛け渡さ
れ、円錐ディスクの駆動によって変速比を連続的に変更
しながら動力の伝達が行われる。
【0031】なお、エレメント20の正面31が、Vベ
ルトの走行方向つまりエレメント20の進行方向とな
る。
【0032】このように形成したため、Vベルトのエレ
メント20が、プーリ11,12に掛かり、円錐ディス
クの間で締め付けられて、エレメント20のテーパ面2
6,26に大きな押し力が働いたときに、エレメント2
0のテーパ面26,26にエレメント20の進行方向に
対して不均一な応力が発生するのを回避できる。
【0033】即ち、エレメント20がプーリ11,12
に掛かると、そのV形溝にテーパ面26,26のエレメ
ント20の進行方向に対して後方下部側等の部分が接触
して、エレメント20が傾いた状態で送られるのである
が、テーパ面26,26のその後方下部側の部分を切欠
いてあるため、その後方下部側の部分に押し力が加わる
ことがなく、このためプーリ11,12のV形溝にテー
パ面26,26がそのテーパ方向に沿って均等に接触す
る。
【0034】これにより、エレメント20のテーパ面2
6,26にエレメント20の進行方向に対して不均一な
応力が発生するのを回避するのである。
【0035】したがって、エレメント20のテーパ面2
6,26の偏摩耗を防止して、伝達トルクを向上できる
と共に、エレメント20の2つの主面(略正面上半部、
後面)に異なる応力が発生するのを防止でき、耐久性が
向上する。
【0036】図4、図5は第2の実施の形態を示すもの
で、エレメント40のテーパ面26,26を、エレメン
ト40の内方に切欠凹部27,27がある突出部分26
Aと切欠凹部27,27がない中実部分26Bとに分け
て、その中実部分26Bのロッキングエッジ25を設け
ている側に、切欠41,41を形成している。
【0037】この切欠41,41は、中実部分26Bの
ロッキングエッジ25を設けている側およびバンド溝2
3側のテーパ面26,26を、湾曲面状に切欠くことに
よって形成する。
【0038】この場合、エレメント40がプーリ11,
12に掛かり、エレメント40のテーパ面26,26に
大きな押し力が働いたときに、テーパ面26,26のエ
レメント40の進行方向上部側の部分に押し力が加わる
ことがなく、エレメント40のテーパ面26,26にエ
レメント40の進行方向に対して不均一な応力が発生す
るのを回避できる。
【0039】これによれば、エレメント40の板厚の最
も厚い部分を切欠くため、エレメント40の強度低下を
最小限に抑えつつ、エレメント40のテーパ面26,2
6の応力を均等化でき、したがってエレメント40のテ
ーパ面26,26の偏摩耗を防止して、伝達トルクを向
上できると共に、エレメント40の2つの主面(略正面
上半部、後面)に異なる応力が発生するのを防止でき、
耐久性が向上する。
【0040】図6、図7は第3の実施の形態を示すもの
で、エレメント50のテーパ面26,26を、エレメン
ト50の内方に切欠凹部27,27がある突出部分26
Aと切欠凹部27,27がない中実部分26Bとに分け
て、その突出部分26Aのロッキングエッジ25を設け
ていない側に、切欠51,51を形成している。
【0041】この切欠51,51は、エレメント50の
後面32の両端下部を、曲面状に切欠くことによって形
成する。
【0042】この場合は、ほぼ第1の実施の形態と同様
に、エレメント50のテーパ面26,26にエレメント
50の進行方向に対して不均一な応力が発生するのを回
避できる。
【0043】図8は第4の実施の形態を示すもので、エ
レメント60のテーパ面26,26を、エレメント60
の内方に切欠凹部27,27がある突出部分26Aと切
欠凹部27,27がない中実部分26Bとに分け、突出
部分26Aを面Sa、中実部分26Bを面Sbとした場
合に、その面Sa、Sbの重心位置Ga、Gbがエレメ
ント60の進行方向座標(図中のX軸方向:バンド溝2
3の方向)に対してほぼ等しくなるように、切欠を設け
る。
【0044】即ち、面Sa、Saの重心位置Ga、Gb
の進行方向座標をGXa、GXbとしたときに、エレメ
ント60の板厚dを用いて、 |GXa−GXb|/d≦0.05(5%) …(1) となるように、面Sa、Sbに切欠を設ける。
【0045】図8では、面Saに、つまり第3の実施の
形態のように突出部分26Aのロッキングエッジ25を
設けていない側に切欠61を設けているが、面Sbに、
つまり第2の実施の形態のように中実部分26Bのロッ
キングエッジ25を設けていない側に切欠を設けても良
い。また、その両方に切欠を設けても良い。
【0046】このようにすれば、エレメント60のテー
パ面26,26の面積減少を極力抑えて、エレメント6
0のテーパ面26,26にエレメント60の進行方向に
対して不均一な応力が発生するのを回避でき、エレメン
ト60のテーパ面26,26の偏摩耗を防止して、伝達
トルクを向上できると共に、エレメント60の2つの主
面(略正面上半部、後面)に異なる応力が発生するのを
防止でき、耐久性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示すVベルトのエレメント
の正面図である。
【図2】エレメントの側面図である。
【図3】エレメントの斜視図である。
【図4】第2の実施の形態を示すVベルトのエレメント
の側面図である。
【図5】エレメントの斜視図である。
【図6】第3の実施の形態を示すVベルトのエレメント
の側面図である。
【図7】エレメントの斜視図である。
【図8】第4の実施の形態を示すVベルトのエレメント
の側面図である。
【図9】従来のVベルトのエレメントの正面図である。
【図10】エレメントの側面図である。
【図11】入出力プーリに巻き掛けられたVベルトの概
念図である。
【符号の説明】
20 エレメント 21 上半部 22 下半部 23 バンド溝 24 傾斜面 25 ロッキングエッジ 26 テーパ面 26A 突出部分 26B 中実部分 27 切欠凹部 30 切欠 31 正面 32 後面 40 エレメント 41 切欠 50 エレメント 51 切欠 60 エレメント 61 切欠

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面下半部に肉厚の減少する傾斜面を、
    その傾斜面の開始位置に隣接エレメントに当接するロッ
    キングエッジを設けると共に、下半部の幅方向両端にプ
    ーリのV形溝と接触するテーパ面を、その両端近傍の底
    辺部に切欠凹部を形成しているエレメントを、多数、無
    端スチールバンドの周方向に相互に当接可能に連接して
    配列した無段変速機用のVベルトであって、一対の円錐
    面からなるV形溝の溝幅を可変とする駆動プーリ、従動
    プーリ間に掛け渡されて動力を伝達する無段変速機用の
    Vベルトにおいて、 前記エレメントのテーパ面に切欠を設けたことを特徴と
    する無段変速機用Vベルト。
  2. 【請求項2】 前記テーパ面の切欠は、テーパ面をエレ
    メント内方に切欠凹部がある突出部分と切欠凹部がない
    中実部分とに分けたときに、その中実部分のロッキング
    エッジが設けられている側に設けた請求項1に記載の無
    段変速機用Vベルト。
  3. 【請求項3】 前記テーパ面の切欠は、テーパ面をエレ
    メント内方に切欠凹部がある突出部分と切欠凹部がない
    中実部分とに分けたときに、その突出部分のロッキング
    エッジが設けられていない側に設けた請求項1に記載の
    無段変速機用Vベルト。
  4. 【請求項4】 前記テーパ面の切欠は、テーパ面をエレ
    メント内方に切欠凹部がある突出部分と切欠凹部がない
    中実部分とに分けたときに、中実部分のロッキングエッ
    ジが設けられている側および突出部分のロッキングエッ
    ジが設けられていない側に設けた請求項1に記載の無段
    変速機用Vベルト。
  5. 【請求項5】 前記テーパ面の切欠は、突出部分のテー
    パ面をSa、中実部分のテーパ面をSbとした場合に、
    面Saと面Sbの重心位置がエレメントの進行方向座標
    に対してほぼ等しくなるように設けた請求項2〜4のい
    ずれか1つに記載の無段変速機用Vベルト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1158203A1 (en) * 2000-05-26 2001-11-28 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Element for belt for continuously variable transmission and method of blanking such element

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EP1158203A1 (en) * 2000-05-26 2001-11-28 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Element for belt for continuously variable transmission and method of blanking such element
US6645104B2 (en) 2000-05-26 2003-11-11 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Element for belt for continuously variable transmission
US6904782B2 (en) 2000-05-26 2005-06-14 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Method of blanking an element for belt for continuously variable transmission

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