JPH10169534A - 自動車用スタータモータ及び自動車用スタータ - Google Patents

自動車用スタータモータ及び自動車用スタータ

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JPH10169534A
JPH10169534A JP8326814A JP32681496A JPH10169534A JP H10169534 A JPH10169534 A JP H10169534A JP 8326814 A JP8326814 A JP 8326814A JP 32681496 A JP32681496 A JP 32681496A JP H10169534 A JPH10169534 A JP H10169534A
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holder plate
starter
outer peripheral
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茂 弓山
Kazuyuki Mori
和幸 森
Atsushi Saeki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホルダプレートとリヤブラケットとで保持ワッ
シャを挟み込むスタータ用モータにおいて、ねじ等の固
定用部品を用いることなくホルダプレートをリヤブラケ
ットに固定できる構造を提供する。 【解決手段】溝21が形成された回転シャフト21を備
えた回転電機子1と、リヤブラケット3と、モータの外
郭を構成しピニオンシャフト107を支持するフロント
ブラケット106に接続される円筒状のヨーク5と、溝
21に回転自在に挿入されて回転電機子1の軸方向の移
動を制限する保持ワッシャ7と、ブラシホルダ42が設
けられたホルダプレート4とを有するスタータモータ1
00において、保持ワッシャ7を、リヤブラケット3の
段付部3Aとホルダプレート4の内周部4Aの間に軸方
向に挟み込み、ホルダプレート4の外周縁部4Bを、リ
ヤブラケット3の外周縁部3Bとヨーク5の段付部5A
との間に挟み込み、リヤブラケット3を通しボルト6で
フロントブラケット106に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用スタータ
に備えられる自動車用スタータモータに係わり、特に、
保持ワッシャを用いて回転電機子の軸方向の移動を規制
する自動車用スタータモータ、及びこれを用いた自動車
用スタータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の自動車用スタータモータ
に関する公知技術として、例えば特開昭63−3097
67号に記載のものがある。この公知技術においては、
ホルダプレートとリヤブラケットとで保持ワッシャを挟
み込むともに、そのホルダプレートをホルダプレート固
定用ねじでリヤブラケットに固定することにより、保持
ワッシャを固定している。また、リヤブラケットを軸方
向に貫通する通しボルトを締めることにより、リヤブラ
ケット及びヨークを、スタータのピニオンシャフトを支
持するフロントブラケットに固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、自動車用スタ
ータモータの回転電機子のサイズは、要求される性能
(トルク及び回転数)に応じて設定される。回転電機子
が大型化し質量が大きくなる場合には、これに応じて、
通しボルトのサイズを大きくする。またこの場合、外部
からの振動あるいは回転電機子自体の振動により回転電
機子を軸方向に動かそうとする力が大きくなるので、保
持ワッシャに加わる力も大きくなる。したがって、ホル
ダプレート固定用のねじが必要となる上記従来構造にお
いては、このねじのサイズを大きくしたり、あるいはね
じの本数を多くする等の方策が必要となる。これによ
り、部品コストや、ひいてはモータの製作コストが著し
く増大するという問題点があった。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解決するものであり、その目的は、ホルダプレートとリ
ヤブラケットとで保持ワッシャを挟み込むスタータ用モ
ータにおいて、ねじ等の固定用部品を用いることなくホ
ルダプレートをリヤブラケットに固定できる構造を提供
するともに、このスタータ用モータを用いた自動車用ス
タータを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、端部近傍に円周方向の溝が形成さ
れた回転軸及びこの回転軸に固定された整流子を備えた
回転電機子と、前記回転軸の端部を回転自在に支承する
軸受を備えたリヤブラケットと、モータの外郭を構成
し、一端近傍が前記リヤブラケットに接続され、他端近
傍が自動車用スタータのピニオンシャフトを支持するフ
ロントブラケットに接続される円筒状のヨークと、前記
回転軸の円周方向の溝に回転自在に挿入されて前記回転
電機子の軸方向の移動を制限する保持ワッシャと、前記
整流子に当接するブラシを保持するブラシホルダが設け
られたホルダプレートとを有する自動車用スタータモー
タにおいて、前記保持ワッシャを、前記リヤブラケット
の径方向内側部分と前記ホルダプレートの径方向内側部
分との間に軸方向に挟み込み、前記ホルダプレートの外
周縁部を、前記リヤブラケットの外周縁部と前記ヨーク
の一端近傍との間に挟み込み、前記リヤブラケットを、
該リヤブラケットを軸方向に貫通する通しボルトで前記
自動車用スタータのフロントブラケットに固定したこと
を特徴とする自動車用スタータモータが提供される。本
発明においては、まず、ヨークの一端近傍とリヤブラケ
ット外周縁部との間にはホルダプレート外周縁部が挟み
込まれ、またヨークの他端近傍は自動車用スタータのフ
ロントブラケットに接続されている。これにより、通し
ボルトを締めてリヤブラケットをフロントブラケットに
固定すると、ホルダプレートにはリヤブラケット及びヨ
ークを介してその通しボルトの軸力が作用するので、ホ
ルダプレートはリヤブラケットに強固に固定される。そ
してこのとき、保持ワッシャは、ホルダプレートの径方
向内側部分とリヤブラケットの径方向内側部分とに挟み
込まれていることにより、保持ワッシャはリヤブラケッ
トに強固に固定される。
【0006】好ましくは、前記自動車用スタータモータ
において、前記リヤブラケットの外周縁部は平板状であ
り、前記ヨークの一端には、前記リヤブラケットの平板
状の外周縁部と前記ホルダプレートの外周縁部とが挿入
される段付部が設けられていることを特徴とする自動車
用スタータモータが提供される。
【0007】また上記目的を達成するために、本発明に
よれば、電源からの通電により駆動するスタータモータ
と、このスタータモータの回転力が伝えられるピニオン
シャフトと、このピニオンシャフトに接続されたピニオ
ンギヤと、前記ピニオンシャフトを回転自在に支持する
フロントブラケットとを有し、かつ、前記スタータモー
タは、端部近傍に円周方向の溝が形成された回転軸及び
この回転軸に固定された整流子を備えた回転電機子と、
前記回転軸の前記端部を回転自在に支承する軸受を備え
たリヤブラケットと、モータの外郭を構成し、一端近傍
が前記リヤブラケットに接続され他端近傍が前記ピニオ
ンシャフトを支持するフロントブラケットに接続される
円筒状のヨークと、前記回転軸の円周方向の溝に回転自
在に挿入されて前記回転電機子の軸方向の移動を制限す
る保持ワッシャと、前記整流子に当接するブラシを保持
するブラシホルダが設けられたホルダプレートとを備
え、前記ピニオンギヤが自動車エンジンのリングギヤに
噛み込むことにより前記自動車エンジンを始動する自動
車用スタータにおいて、前記スタータモータは、前記保
持ワッシャを、前記リヤブラケットの径方向内側部分と
前記ホルダプレートの径方向内側部分との間に軸方向に
挟み込み、前記ホルダプレートの外周縁部を、前記リヤ
ブラケットの外周縁部と前記ヨークの一端近傍との間に
挟み込み、前記リヤブラケットを、該リヤブラケットを
軸方向に貫通する通しボルトで前記フロントブラケット
に固定したことを特徴とする自動車用スタータが提供さ
れる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しつつ説明する。本実施形態による自動車用スター
タモータ100を備えた自動車用スタータ150の全体
構造を表す断面図を図1に、スタータモータ100の部
分拡大図を図2に示す。図1及び図2において、スター
タ50は、動力伝達部分がいわゆるシフト式と称される
ものであり、回転電機子1を備え電源からの通電により
回転駆動するスタータモータ100と、スタータモータ
100の回転力が伝えられるピニオンシャフト107
と、このピニオンシャフト107に接続されたピニオン
ギヤ103と、ピニオンシャフト107に接続され自動
車エンジンのリングギヤ104と噛み合うピニオンギヤ
103と、ピニオンシャフト107の回転をピニオンギ
ヤ103に伝達するオーバーランニングクラッチ105
と、ピニオンギヤ103及びオーバーランニングクラッ
チ105をピニオンシャフト107に沿って移動させる
シフトレバー102と、シフトレバー102を動作させ
るマグネチックスイッチ101と、ピニオンギヤ103
を内包しピニオンシャフト107を回転自在に支持する
フロントブラケット106とを有する。
【0009】本実施形態によるスタータモータ100
は、磁気鉄心12、磁気鉄心12の外周部に設けられれ
た複数のコイル(図示せず)に接続された整流子11、
及び磁気鉄心12と整流子11とが固定される回転シャ
フト2を備えた回転電機子1と、回転電機子1の外周に
配置された界磁固定子8と、回転シャフト2の端部を回
転自在に支承する軸受31を備えたリヤブラケット3
と、図示しない外部電源から電流を供給されるとともに
図示しないブラシバネに押圧されて整流子11に当接す
るブラシ41と、ブラシ41を保持するブラシホルダ4
2と、リヤブラケット3に設けられブラシホルダ42が
設けられたホルダプレート4と、モータの外郭を構成
し、一端(図1中左端)近傍がリヤブラケット3に接続
され、他端(図1中右端)近傍がフロントブラケット1
06に接続された円筒形状のヨーク5とを有する。
【0010】回転シャフト2のリヤブラケット3側の端
部近傍には円周方向の溝21が形成されており、この溝
21には、回転電機子1の軸方向(図2中S方向)にお
ける移動を制限するための保持ワッシャ7が回転自在に
挿入されている。この保持ワッシャ7は、リヤブラケッ
ト3の径方向内側部分にある段付部3Aとホルダプレー
ト4の径方向内側部分にある内周部4Aとによって、軸
方向に挾み込まれている。ヨーク5は、一端(図1中左
端)に段付部5Aが設けられており、この段付部5Aに
は、ホルダプレート4の外周縁部4Bとリヤブラケット
3の略平板状の外周縁部3Bとが挿入されている。この
とき、ホルダプレート4の外周縁部4Bは、リヤブラケ
ット3の外周縁部3Bとヨーク5の段付部5Aとの間に
軸方向に挟み込まれている。上記挟み込み構造におい
て、図2に示すように、溝21の幅t1、保持ワッシャ
7の厚みt2、及び段付部3Aの段差t3の大小関係
が、t1>t2>t3となるように設定されている。こ
れにより、保持ワッシャ7は、回転シャフト2を回転自
在としつつ、t2−t3の挟み代で軸方向に移動不可能
に支持され、回転電機子1の軸方向移動を制限する。リ
ヤブラケット3は、スタータモータ100の全部品をス
タータ150のフロントブラケット106に組み付ける
ための通しボルト6によって軸方向に貫通されており、
この通しボルト6を締め付けることによってフロントブ
ラケット106に固定されている。なおこの通しボルト
6は、図1には1つしか示していないが、リヤブラケッ
トの周方向2箇所に設けられており、それぞれリヤブラ
ケット3、ホルダプレート4及びヨーク5内部の空間を
軸方向に貫通し、先端がフロントブラケット106に形
成された穴106Aにねじ込まれて固定されている。ま
た通しボルト6のサイズは、モータ100の全部品をフ
ロントブラケット106に組み付けるのに十分な軸力を
得られるように選択される。
【0011】マグネチックスイッチ101には、マグネ
チックスイッチ101動作時に吸引されるプランジャ1
01aと、一端がマグネチックスイッチ101に固定さ
れているトーションバネ101bとが設けられており、
シフトレバー102は、回動支点をこのトーションバネ
101bに支持されている。
【0012】上記スタータ150の構造において、図示
しないキースイッチをONすると、マグネチックスイッ
チ101のプランジャ101aがA方向に吸引され、シ
フトレバー102を介してピニオンギヤ103がリング
ギヤ104側に押し出されてリングギヤ104と噛合す
る。一方このとき、マグネチックスイッチ101に内蔵
されている可動接点がプランジャ101aに押されてO
Nされ、図示しない配線を介してブラシ41に電流が供
給され、スタータモータ100の回転電機子1が回転す
る。そして、この回転が回転シャフト2及びピニオンシ
ャフト107を介してオーバーランニングクラッチ10
5へと伝達され、さらにピニオンギヤ103からリング
ギヤ104へと伝達されてエンジンが始動する。
【0013】以上のように構成した本実施形態において
は、ヨーク5の一端にある段付部5Aとリヤブラケット
3の外周縁部3Bとの間にはホルダプレート4の外周縁
部4Bが挟み込まれ、またヨーク5の他端近傍はスター
タ150のフロントブラケット106に接続されてい
る。これにより、通しボルト6を締めてリヤブラケット
3をフロントブラケット106に固定すると、ホルダプ
レート4にはリヤブラケット3及びヨーク5を介してそ
の通しボルト6の軸力が作用する。ここでこの通しボル
ト6は、モータ100の全部品を組付けるのに十分な軸
力が得られるようにサイズを選択されており、ホルダプ
レート4はリヤブラケット3に強固に固定される。そし
てこのとき、保持ワッシャ7は、ホルダプレート4の内
周部4Aとリヤブラケット3の段付部3Aとに密着され
挟み込まれており、しかもt2−t3の挟み代でS方向
移動が不可能となっているので、保持ワッシャ7はリヤ
ブラケット3に強固に固定される。すなわち、従来構造
のようにホルダプレート固定用のねじを用いることなく
保持ワッシャ7を強固に固定することができるので、部
品コスト及びモータ製作コストを低減できる。また、回
転電機子1が大型化した場合でも通しボルトのサイズ6
を大きくすれば対応でき、従来構造のようにホルダプレ
ート固定用のねじのサイズを増大したり本数を増やした
りする必要はないので、その分、コスト増大を抑制する
ことができる。
【0014】なお、上記実施形態は、本実施形態による
スタータモータ100を、動力伝達部分がシフト式であ
るスタータに適用した実施形態であったが、これに限ら
れず、動力伝達部分が慣性摺動式であるスタータにも適
用でき、この場合も、同様の効果を得る。また、上記実
施形態においては、ヨーク5の一端の段付部5Aに、ホ
ルダプレート4の外周縁部4Bとリヤブラケット3の略
平板状の外周縁部3Bとが挿入されていたが、必ずしも
これに限られず、種々の変形も可能である。その一例と
して、例えば図3に示すように、リヤブラケット3の外
径をヨーク5よりも大きくし、リヤブラケット3の外周
縁部3Bの内側にホルダプレート4の外周縁部4B及び
ヨークの一端近傍を抱き込むようにしてもよい。要は、
ホルダプレート4の外周縁部4Bを、リヤブラケット3
の外周縁部3Bとヨーク5の一端近傍との間に挟み込め
ば足り、これらの場合も同様の効果を得る。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、ホルダプレート固定用
のねじを用いることなく保持ワッシャを強固に固定する
ことができるので、部品コスト及びモータ製作コストを
低減できる。また、回転電機子が大型化した場合でも通
しボルトのサイズを大きくすれば対応でき、従来構造の
ようにホルダプレート固定用のねじのサイズを増大した
り本数を増やしたりする必要はないので、その分、コス
ト増大を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による自動車用スタータモ
ータを備えた自動車用スタータの全体構造を表す断面図
である。
【図2】図1に示されたスタータモータの部分拡大図で
ある。
【図3】図2に示される構造の変形例を表す図である。
【符号の説明】
1 回転電機子 2 回転シャフト(回転軸) 3 リヤブラケット 3A 段付部(リヤブラケットの径方向内側部分) 3B 外周縁部 4 ホルダプレート 4A 内周部(ホルダプレートの径方向内側部分) 4B 外周縁部 5 ヨーク 5A 段付部 6 通しボルト 7 保持ワッシャ 11 整流子 12 磁気鉄心 21 溝 31 軸受 41 ブラシ 42 ブラシホルダ 100 スタータモータ 103 ピニオンギヤ 106 フロントブラケット 107 ピニオンシャフト 150 スタータ S 軸方向 t1 溝の幅 t2 保持ワッシャの厚み t3 段付部の段差

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端部近傍に円周方向の溝が形成された回転
    軸及びこの回転軸に固定された整流子を備えた回転電機
    子と、前記回転軸の端部を回転自在に支承する軸受を備
    えたリヤブラケットと、モータの外郭を構成し、一端近
    傍が前記リヤブラケットに接続され、他端近傍が自動車
    用スタータのピニオンシャフトを支持するフロントブラ
    ケットに接続される円筒状のヨークと、前記回転軸の円
    周方向の溝に回転自在に挿入されて前記回転電機子の軸
    方向の移動を制限する保持ワッシャと、前記整流子に当
    接するブラシを保持するブラシホルダが設けられたホル
    ダプレートとを有する自動車用スタータモータにおい
    て、 前記保持ワッシャを、前記リヤブラケットの径方向内側
    部分と前記ホルダプレートの径方向内側部分との間に軸
    方向に挟み込み、 前記ホルダプレートの外周縁部を、前記リヤブラケット
    の外周縁部と前記ヨークの一端近傍との間に挟み込み、 前記リヤブラケットを、該リヤブラケットを軸方向に貫
    通する通しボルトで前記自動車用スタータのフロントブ
    ラケットに固定したことを特徴とする自動車用スタータ
    モータ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自動車用スタータモータに
    おいて、 前記リヤブラケットの外周縁部は平板状であり、 前記ヨークの一端には、前記リヤブラケットの平板状の
    外周縁部と前記ホルダプレートの外周縁部とが挿入され
    る段付部が設けられていることを特徴とする自動車用ス
    タータモータ。
  3. 【請求項3】電源からの通電により駆動するスタータモ
    ータと、このスタータモータの回転力が伝えられるピニ
    オンシャフトと、このピニオンシャフトに接続されたピ
    ニオンギヤと、前記ピニオンシャフトを回転自在に支持
    するフロントブラケットとを有し、かつ、前記スタータ
    モータは、端部近傍に円周方向の溝が形成された回転軸
    及びこの回転軸に固定された整流子を備えた回転電機子
    と、前記回転軸の前記端部を回転自在に支承する軸受を
    備えたリヤブラケットと、モータの外郭を構成し、一端
    近傍が前記リヤブラケットに接続され他端近傍が前記ピ
    ニオンシャフトを支持するフロントブラケットに接続さ
    れる円筒状のヨークと、前記回転軸の円周方向の溝に回
    転自在に挿入されて前記回転電機子の軸方向の移動を制
    限する保持ワッシャと、前記整流子に当接するブラシを
    保持するブラシホルダが設けられたホルダプレートとを
    備え、前記ピニオンギヤが自動車エンジンのリングギヤ
    に噛み込むことにより前記自動車エンジンを始動する自
    動車用スタータにおいて、前記スタータモータは、前記
    保持ワッシャを、前記リヤブラケットの径方向内側部分
    と前記ホルダプレートの径方向内側部分との間に軸方向
    に挟み込み、前記ホルダプレートの外周縁部を、前記リ
    ヤブラケットの外周縁部と前記ヨークの一端近傍との間
    に挟み込み、前記リヤブラケットを、該リヤブラケット
    を軸方向に貫通する通しボルトで前記フロントブラケッ
    トに固定したことを特徴とする自動車用スタータ。
JP32681496A 1996-12-06 1996-12-06 自動車用スタータモータ及び自動車用スタータ Expired - Fee Related JP3241282B2 (ja)

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