JPH0234467Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0234467Y2
JPH0234467Y2 JP1984024269U JP2426984U JPH0234467Y2 JP H0234467 Y2 JPH0234467 Y2 JP H0234467Y2 JP 1984024269 U JP1984024269 U JP 1984024269U JP 2426984 U JP2426984 U JP 2426984U JP H0234467 Y2 JPH0234467 Y2 JP H0234467Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
pinion
motor
gear
starter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984024269U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60137170U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2426984U priority Critical patent/JPS60137170U/ja
Publication of JPS60137170U publication Critical patent/JPS60137170U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0234467Y2 publication Critical patent/JPH0234467Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、機関への組付けが安定なスタータ
に関するものである。
〔従来技術〕
従来、この種のものに実開昭55−76464号公報
に示す如くのものがあつた。以下、この従来装置
を第1図、第2図を参照に説明する。各図におい
て、1は駆動源である直流モータ、2はこの直流
モータの回転子であるアマチユア、4は機関駆動
用のピニオン、13は上記直流モータ1のシヤフ
トに一体に形成されたモータシヤフト歯車、14
は出力側の歯車、15は上記アマチユア2に対し
て並列的に設けられたオーバランニングクラツ
チ、16はこのクラツチ並びに上記ピニオン4を
軸方向へ移送させると共に上記直流モータ1の通
電を制御するマグネテイツクスイツチ、17はこ
のマグネテイツクスイツチの動作により上記クラ
ツチ15、ピニオン4を軸方向へ移送させるシフ
トレバー、18は上記モータシヤフト歯車13と
上記出力側の歯車14間に装着されたアイドルギ
ヤー、19はこのギヤーを回転可能に支持するア
イドル軸、20はスリーブベアリング、21は機
関側への取付穴、0は上記ピニオン4の軸中心で
ある。
次に、上記従来装置の動作について説明する。
マグネテイツクスイツチ16が通電付勢されて動
作し、シフトレバー17が回動付勢されると、オ
ーバランニングクラツチ15が軸方向図示右方に
移送付勢され、ピニオン4がエンジンリングギヤ
(図示せず)に噛込まれる。次に、マグネテイツ
クスイツチ16に内蔵される図示しない主接点が
閉成され、直流モータ1がバツテリ(図示せず)
に接続されると、直流モータ1が通電付勢されて
回転力を発生する。この回転力がモータシヤフト
歯車13及びアイドルギヤー18を介して歯車1
4に伝達され、この回転力がオーバランニングク
ラツチ15を介してピニオン4に伝達され、上述
のエンジンリングギヤが駆動(クランキング付
勢)され、エンジン(図示せず)が始動付勢され
る。
しかるに上記のように機関のリングギヤと噛合
う歯車(この場合ピニオン4)より機枠が径方向
に突出しているので、機関に組付るには、機関の
リングギヤの歯面に平行な挿入孔を設け、ピニオ
ン4を軸方向に挿入し、取付穴21を用いて、軸
方向に締め付けなければならない。またこの従来
装置では軸方向寸法が短く、取付穴の軸方向位置
が装置の軸方向央部になり、取付けが安定する如
く構成されているが反面、装置構成が複雑で、径
方向寸法が長くなつてしまつているという欠点が
あつた。
〔考案の概要〕
この考案はかかる欠点を改善する目的でなされ
たもので、シフトスイツチを電動機とは軸方向に
対向する側に設け、ピニオンを電動機側へ向つて
軸方向移送付勢することにより、電動機の周囲に
他のエンジン補機が充分取付けられる空間を確保
するとともに、機関のリングギヤと噛合する出力
歯車の歯面を機枠より径方向に突出させることで
機関への組付けが安定なスタータを提案するもの
である。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の実施例を第3図乃至第4図に
ついて説明する。まず、第3図について説明する
(詳細は第4図で後述する)。第3図において、2
2はアイドルギヤスタータ、23は直流モータで
あつて、出力歯車24の前進方向(矢印方向)に
配置される。25は逆方向(直流モータとは軸方
向に対向する側)に機枠26に装着されるシフト
スイツチ(マグネテイツクスイツチ)である。2
7は取付ボルトであつてエンジン(図示せず)に
螺着される。
次に第3図に示す装置を更に詳細に示す第4図
により説明する。図において、30は直流モータ
23の継鉄、31は上記直流モータ23のアマチ
ユア、32はアマチユアシヤフトであつて、端部
がボールベアリング33によつて回転自在に支承
される。34はこのアマチユアシヤフト32上を
軸方向摺動可能にスプライン結合されるピニオン
移動筒であつて、オーバランニングクラツチ35
及びピニオン36とで主要構成される。37はス
トツパ、39はカラーであつて各々ピニオン移動
筒34の軸方向移動位置決め規制している。39
はシフトスイツチ25のプランジヤであつて、シ
フトレバー40がカム係合される。41は圧縮用
のコイルスプリングであつて、プランジヤ39を
復帰付勢している。42はピニオン36に常時噛
合係合される出力歯車(中間歯車)24を回転自
在に支承する中間軸であつて、機枠26に挿通固
着されている。43は中間軸42の軸方向移動を
係着するクリツプである。44はピニオン36の
後部に設けられた凹溝45に遊嵌される鍔部であ
つて、出力歯車24に固着される。46はエンジ
ンリングギヤである。
次に、上記構成の動作について説明する。ま
ず、シフトスイツチ25が通電付勢されると、プ
ランジヤ39がコイルスプリング41を押圧する
如く筐体内に吸引され、シフトレバー40が回動
付勢され、図示下端部にカム係合されるピニオン
移動筒34がアマチユアシヤフト32上を図示右
方向に移送付勢される。これにより凹溝45に遊
嵌される鍔部44が同様方向に押圧され、出力歯
車24がエンジンリングギヤ46に噛込まれる。
上述と同時にシフトスイツチ25に内蔵される常
開接点(図示せず)が閉成され、直流モータ23
が図示しないバツテリに接続され、アマチユア3
1が回転力を発生し、この回転力がアマチユアシ
ヤフト32上のピニオン移動筒34のオーバラン
ニングクラツチ35に伝達される。このオーバラ
ンニングクラツチ35に一方向回転力結合される
ピニオン36及びこのピニオン36に常時噛合係
合される出力歯車24を介してエンジンリングギ
ヤ46が回転付勢され、エンジンが始動される。
エンジン始動後、エンジンリングギヤ46によつ
て出力歯車24及びピニオン36が高回転速度で
逆付勢されるが、オーバランニングクラツチ35
の一方向回転力結合機能が作用し、この逆付勢力
はアマチユアシヤフト32には伝達されず、直流
モータ23は無負荷自由回転される。シフトスイ
ツチ25の通電付勢が解除されると、コイルスプ
リング41の押圧力でプランジヤ39が図示状態
に復帰され、シフトレバー40、ピニオン移動筒
34及び出力歯車24も図示状態に復帰され、エ
ンジンリングギヤ46との間の歯車係合が外れ、
装置が静止する。
上記のように構成されたスタータにおいては機
関への取付けは、機関のリングギヤ46の歯面と
垂直方向より出力歯車24が挿入される機関の挿
入孔を設けておくことにより、出力歯車24の機
枠26より径方向に突出した部分を径方向側より
挿入孔に挿入し、取付ボルト27で締付けて行な
う。ゆえに、スタータの取付け軸方向位置が自由
に選定可能でかつ取付ボルト27の必要本数も自
由に選定できるので振動を極力低くまた振動に対
して極力強くできる。特に機関側の出力歯車24
の挿入孔をその機関の上部に設け機関の上方から
スタータの出力歯車24を挿入し、スタータを機
関に乗せる如く取付けると取付け作業が容易にな
るという効果も奏する。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したとおり、シフトスイツ
チを電動機とは軸方向に対向する側に設け、ピニ
オンを電動機側へ向つて軸方向移送付勢すること
により、電動機の周囲に他のエンジン補機が充分
取付けられる空間を確保してエンジンレイアウト
性を向上するとともに、機関のリングギヤと噛合
する出力歯車の歯面を機枠より径方向に突出させ
ることにより、機関へのスタータの組付けが安定
し、スタータが振動しにくくかつ振動に強いとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスタータ装置の正面図、第2図
は第1図の−0−線の一部断面の側面図、第
3図はこの考案の一実施例によるスタータの側面
図、第4図は第3図の詳細を示す要部側断面図で
ある。 図において、22はアイドルギヤスタータ、2
3は直流モータ、24は中間歯車、25はシフト
スイツチ、26は機枠、30は継鉄、31はアマ
チユア、32はアマチユアシヤフト、33はボー
ルベアリング、34はピニオン移動筒、35はオ
ーパランニングクラツチ、36はピニオン、37
はストツパ、38はスリーブ、39はプランジ
ヤ、40はシフトレバー、41はコイルスプリン
グである。なお、図中、同一符号は同一または相
当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動機軸上に設けられたピニオン、上記電動機
    とは軸方向に対向する側に設けられ、上記ピニオ
    ンを上記電動機側へ向つて軸方向移送付勢するシ
    フトスイツチ、及び上記ピニオンと共に軸方向移
    送され、機関のリングギヤと噛合する、歯面が機
    枠より径方向に突出した出力歯車を備えたスター
    タ。
JP2426984U 1984-02-21 1984-02-21 スタ−タ Granted JPS60137170U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2426984U JPS60137170U (ja) 1984-02-21 1984-02-21 スタ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2426984U JPS60137170U (ja) 1984-02-21 1984-02-21 スタ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60137170U JPS60137170U (ja) 1985-09-11
JPH0234467Y2 true JPH0234467Y2 (ja) 1990-09-17

Family

ID=30518268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2426984U Granted JPS60137170U (ja) 1984-02-21 1984-02-21 スタ−タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60137170U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5091643U (ja) * 1973-12-27 1975-08-02
JPS5884369U (ja) * 1981-12-01 1983-06-08 三菱電機株式会社 中間歯車型始動電動機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60137170U (ja) 1985-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001065441A (ja) 内燃機関用始動装置
EP0177259A1 (en) Engine starter with a planetary reduction gear
US7219569B2 (en) Integral one-way overrun clutch with epcicycle gear system
US4543923A (en) Engine starter
US5195389A (en) Planetary speed reduction gear type starter
JPS6330218Y2 (ja)
JPS59107056U (ja) 補機装着型始動電動機
JPWO2006137493A1 (ja) スタータ
JP2008196373A (ja) スタータ
JP2515607Y2 (ja) 中間歯車付始動電動機
JPH0234467Y2 (ja)
KR910000942Y1 (ko) 유성기어(Epicyclic gear)감속장치가 달린 시동전동기
US4553441A (en) Starting system for internal combustion engine
EP0358787B1 (en) Small engine provided with self starting motor
JPS6347654Y2 (ja)
US5019739A (en) Dc motor for automotive engine starter
EP0109246A1 (en) Starting mechanism for internal combustion engine
JP5139252B2 (ja) エンジンスタータ
KR0145566B1 (ko) 모터-감속 장치 조립체 및 유성 감속형 엔진 스타터
JP2604465B2 (ja) スタータ
JPS6125339Y2 (ja)
JPH0116370Y2 (ja)
JP2008057450A (ja) 常時噛合い式スタータ
JP2008240539A (ja) 始動電動機
JP2010154704A (ja) 電動モータ及びエンジン始動装置