JPH10169394A - ロックボルトの定着方法及び先端キャップ - Google Patents

ロックボルトの定着方法及び先端キャップ

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JPH10169394A
JPH10169394A JP35233696A JP35233696A JPH10169394A JP H10169394 A JPH10169394 A JP H10169394A JP 35233696 A JP35233696 A JP 35233696A JP 35233696 A JP35233696 A JP 35233696A JP H10169394 A JPH10169394 A JP H10169394A
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JP
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lock bolt
tip
tip cap
cap
fixing
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JP35233696A
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Hisao Ito
久雄 伊藤
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GOYO SEISAKUSHO KK
Tokyu Construction Co Ltd
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GOYO SEISAKUSHO KK
Tokyu Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロックボルトの抜け出し防止効果が高
く、定着作業の簡略化と省力化を図れるロックボルトの
定着方法及び先端キャップを提供すること。 【解決手段】 ロックボルト1の先端に先端キャッ
プ5を装着して、定着材4の充填された孔3内に挿入
し、先端キャップ3の掛止体8を孔3壁に弾接させてロ
ックボルトの自重による抜け出しを規制すると共に、先
端キャップ3の筒部6の突起9をロックボルト1の周面
に弾接して定着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロックボルトの定着
方法及びロックボルト定着部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】定着材が充填された孔内にロックボルト
を挿入して定着するロックボルト工法において、定着材
としてモルタルを用いることが広く知られている。ま
た、定着材としてポリエステル系樹脂も知られている。
このポリエステル系樹脂はカプセルに封入した状態で孔
奥に設置し、ロックボルトの打込力を利用したカプセル
破損により硬化させるもので、モルタルに比べて硬化時
間が短くタレ難いといった利点がある。ところで、ロッ
クボルトを上向きに設置する場合、定着材が硬化するま
での間、ロックボルトの落下防止策が必要となる。この
防止策としては、孔口にウイス等の詰物をしたり、或い
はロックボルトの孔口部に設置したパッカを膨脹させる
等の方法が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
〈イ〉 ロックボルトの落下防止策として行われる詰物
作業にあっては、作業に多くの手数が掛かるうえに、そ
の確実性に不安があり落下の危険性が残る。またパッカ
を使用する方法にあっては、パッカの装着作業や膨縮操
作に手数がかかり面倒である。特にロックボルトの設置
数が増すほど、これらの問題は顕著となる。 〈ロ〉 定着材にポリエステル系樹脂を使用しても、硬
化に1時間以上要するため、硬化養生中は前記したよう
なロックボルト落下防止策を施す必要がある。
【0004】本発明は以上の点に鑑みて成されたもの
で、その目的とするところは、ロックボルトの抜け出し
防止効果の高いロックボルトの定着方法及び先端キャッ
プを提供することにある。さらに本発明は、定着作業の
簡略化と省力化を図れるロックボルトの定着方法及び先
端キャップを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
定着材の充填された孔内にロックボルトを挿入して定着
するロックボルトの定着方法において、前記ロックボル
トの先端に、孔壁との掛止手段を具備する先端キャップ
を装着し、先端キャップを装着したロックボルトを孔内
に挿入し、前記先端キャップの掛止手段を孔壁に弾接さ
せてロックボルトの自重による抜け出しを規制して定着
することを特徴とする、ロックボルトの定着方法であ
る。請求項2に係る発明は、請求項1のロックボルトの
定着方法において、先端キャップの掛止手段が先端キャ
ップの先端部に傾斜して突設した弾力性を有する線材又
は帯状の板体であり、孔壁に弾接してロックボルトの自
重による抜け出しを規制して定着することを特徴とす
る、ロックボルトの定着方法である。請求項3に係る発
明は、請求項1又は請求項2のロックボルトの定着方法
において、ロックボルトを装着する先端キャップの内周
面に弾力性を有する突起が形成され、前記突起をロック
ボルトの外周面に圧接しつつロックボルトの突起と掛止
して、ロックボルトの自重による先端キャップからの抜
け出しを規制することを特徴とする、ロックボルトの定
着方法である。請求項4に係る発明は、請求項1〜請求
項3のいづれかに記載のロックボルトの定着方法におい
て、ロックボルトを挿通可能な筒体の周面の一部を折り
曲げて弾力性を有する曲片を形成し、前記スリーブを先
端キャップとロックボルトとの間に介挿して、先端キャ
ップとロックボルトとの間を連結したことを特徴とす
る、ロックボルトの定着方法である。請求項5に係る発
明は、定着材の充填された孔内にロックボルトの先端に
装着され、定着材の充填された孔内に挿入される先端キ
ャップにおいて、ロックボルトを内挿し、ロックボルト
との掛止手段を具備する筒部と、前記筒部と一体に形成
し、孔壁との掛止手段を具備する先端部と、前記先端部
に突設した複数の掛止体とより構成したことを特徴とす
る、先端キャップである。請求項6に係る発明は、請求
項5の先端キャップにおいて、掛止体が先端キャップの
先端部に傾斜して突設した線材又は帯状の板体であるこ
とを特徴とする、先端キャップである。請求項7に係る
発明は、請求項5又は請求項6の先端キャップにおい
て、筒部の内周面に、ロックボルトの外周面に圧接しつ
つロックボルトの突起と掛止可能な弾力性を有する突起
を形成したことを特徴とする、先端キャップである。請
求項8に係る発明は、請求項1の先端キャップにおい
て、先端部に定着材の移動を許容して、ロックボルトの
貫入抵抗を小さくする逃げ溝を形成したことを特徴とす
る、先端キャップである。
【0006】
【発明の実施の形態1】以下図1,2を参照しながら本
発明の実施の形態について説明する。
【0007】〈イ〉ボルト定着部の構成 図1にロックボルト先端の定着部の一例を示す。1はロ
ックボルトで、例えば鋼棒の外周面の全長に亘っておね
じ等の突起2が形成されている。ロックボルト1は前記
したボルトの他に異形鋼棒であってもよく、また中空構
造であるものも含むものである。3は地中に穿孔した孔
で、内部にモルタル等の定着材4が充填されている。5
はロックボルト1の先端に装着した先端キャップで、孔
3に掛止してロックボルト1が孔3から抜け出るのを阻
止している。
【0008】〈ロ〉先端キャップ 先端キャップ5はロックボルト1を内挿可能な筒部6
と、筒部6の一端に一体に形成した尖鋭な先端部7と、
先端部7に突設した複数の掛止体8とよりなる。
【0009】筒部6及び先端部7は例えば硬質樹脂製、
又は鋼製等で一体成形されている。筒部6の内周面には
ロックボルト1と圧接可能及び掛止可能な突起9が形成
されている。突起9は突起2付きのロックボルト1との
嵌合による装着を可能とし、かつ、ロックボルト1の自
重による抜け出しを規制できる程度の適度の弾力性を具
備していることが望ましい。また突起9の形成ピッチや
断面形はロックボルト1の突起2と一致させる必要がな
い。突起9は図示するような断面半球状の他に、図3に
示すような断面矩形の突起9aを含むものである。また
図4に示すように図示しないロックボルトの挿入時の弾
発力に比べて抜け出し時の弾発力が高くなるように筒部
6の奥部へ向けて傾斜した突起9bであってもよい。ま
たこれらの突起9は筒部6の内周面に点在させたり、リ
ング状に連続させたり、或いは螺旋状に連続させてもよ
い。
【0010】突起9に弾力性を付与したのは、次の理由
による。すなわち、単にキャップをロックボルト1に装
着する手段を考えた場合、螺着手段が最適である。しか
しながら公知のロックボルト1はメーカによってねじピ
ッチやねじ断面形が異なる現状があり、これらの多品種
に対応するためには、ロックボルトのおねじの種類毎に
めねじの形状やピッチの異なるキャップを製造する必要
があり、不経済である。 発明者はこの点に鑑みて弾力
性を有する突起9を採用したもので、一種類の先端キャ
ップ5で以て、ねじピッチやねじ断面形が異なるロック
ボルト1に螺着と同程度の力で連結することができる。
【0011】また先端キャップ5の先端部7の周面に
は、切欠状の逃げ溝10が形成されている。これは先端
キャップ5が定着材4の充填された孔3内に挿入する際
に、逃げ溝10を通じて定着材4の移動を許容して、ロ
ックボルト1の貫入抵抗を小さくするためである。尚、
この逃げ溝10は先端キャップ5の必須要件ではなく、
先端部7と孔3との間に十分な隙間が形成されるような
場合は省略される。
【0012】掛止体8は先端キャップ5及びロックボル
ト1を孔3の中心に位置させるセンタリング機能と、先
端キャップ5及びロックボルト1が孔3から抜け出るの
を阻止する抜け出し防止機能を併有する部材で、筒部6
の開口端へ向けて間隔が徐々に広がるように傾斜して先
端部7から筒部6へ向けて突設されている。掛止体8は
先端部7の外径より外方に突出して設けられ、その本数
は特に制限がない。掛止体8としては適度の弾力性を有
する、例えば鋼線やピアノ線等の線材、或いは帯状の板
体(ばね鋼や鉄等)を使用できる。
【0013】
【作用】つぎにロックボルト1の定着方法について説明
する。
【0014】〈イ〉先端キャップの装着 既述したようにロックボルト1の先端部に先端キャップ
5の筒部6を外装して装着する。先端キャップ5の装着
により、筒部6内の一部の突起9はロックボルト1の突
起2に押弾されてロックボルト1を弾力的に挟持すると
共に、一部の突起9はロックボルト1の突起2に掛止す
る。
【0015】〈ロ〉ロックボルトの挿入 図1に示すように定着材4の充填された孔3内にロック
ボルト1の先端側から挿入する。先端キャップ5の掛止
体8は孔3入り口に向けて広がっているので、ロックボ
ルト1の挿入抵抗にならない。更に、掛止体8が孔3壁
と弾接しながら進入する際、掛止体8の弾性により先端
キャップ5とロックボルト1が常に孔3の中心に位置す
ることになる。
【0016】〈ハ〉ロックボルトの仮定着 ロックボルト1を所定の深さまで挿入したら挿入力を解
除する。従来のロックボルトにあっては、ロックボルト
1の自重による落下(抜け出し)を防止する対策を講じ
る必要があった。これに対して本発明では、ロックボル
ト1先端に取り付けた先端キャップ5の掛止体8の弾性
及び剛性より孔3内に保持される。そのため、従来のよ
うな落下防止工を必要としない。また、先端キャップ5
とロックボルト1との間も強固に連結されてあるので、
ロックボルト1が先端キャップ5から抜け出る心配もな
い。このようにして孔3内に定着したロックボルト1の
基端側に図示しない支圧板をセットし、支圧板から突出
するロックボルト1の露出部にナットを螺着して定着す
る。前述したように孔3と先端キャップ5の間、及び先
端キャップ5とロックボルト1の間が強固に連結されて
いるので、定着材4の強度が発現する前にロックボルト
1を仮定着することも可能である。
【0017】尚、定着材4に従来のカプセル入りポリエ
ステル系樹脂を使用することも可能である。この場合、
ロックボルト1の挿入時に先端キャップ5の先端部7で
カプセルを破壊することになる。
【0018】
【発明の実施の形態2】図5,6に先端キャップの他の
形態を示す。尚、本実施の形態以降の説明に際し、既述
した実施の形態1と同一の部位は同一の符号を付して説
明を省略する。図5は先端部7と同一素材で棒状又は板
状の掛止体8aを形成した例を示し、図6は先端部7と
同一素材で棒状又は板状の掛止体8aの内部に鋼製の芯
材8bを配置した例を示す。図5の形態に係る先端キャ
ップ5aにあっては製作性に優れ、また図6の形態に係
る先端キャップ5bはロックボルトと先端キャップ5b
との装着作業が容易になると共に、掛止体8の剛性及び
弾性が高くなってロックボルトの抜け出し防止効果がよ
り向上する利点が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態3】図7,8はスリーブ11を使用
してロックボルト1と先端キャップ5cとの間を連結す
る他の実施の形態を示す。スリーブ11はロックボルト
1を挿通可能な筒体で、その周面の一部を内外に折り曲
げて内曲片12と、外曲片13を具備している。内曲片
12はロックボルト1の突起2aに掛止すると共に、そ
の外周面に弾接してスリーブ11とロックボルト1間を
連結するための弾性片であり、また外曲片13は先端ビ
ット5cの筒部6の内周面の凹部14又は突部(図示せ
ず)に掛止すると共に、その内周面に弾接して先端ビッ
ト5cとスリーブ11間を連結するための弾性片であ
る。これらの曲片12,13の形成数や形成位置等は適
宜選択する設計的事項のものであり、図示したものに限
定されるものではない。
【0020】本実施の形態にあっては、先端ビット5c
の筒部6の内周面側を弾性的に加工する必要がなくなっ
て、先端ビット5cの製作性を改善できる。更に、内曲
片12群によってロックボルト1を弾力的に挟持できる
ので、ロックボルト1が図示した異形鋼棒以外に表面が
平らな鋼棒であっても容易に離脱することなく連結でき
る利点がある。
【0021】また、スリーブ11の外周面と先端ビット
5cの筒部6の内周面との間を接着剤で固着する場合
は、外曲片13を省略してもよく、また先端ビット5c
の筒部6とロックボルト1との間を接着により固着する
場合は、内曲片12を省略してもよい。
【0022】
【発明の実施の形態4】以上はロックボルト1を上向き
に定着する場合について説明したが、横向きや下向きで
あっても適用できることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上説明したようになるから次
のような効果を得ることができる。 〈イ〉 ロックボルトの先端に先端キャップを装着する
だけで、先端キャップが孔壁に掛止してロックボルトの
自重による抜け出しを効果的に抑止できる。そのため、
従来のような落下防止策を別途行う必要がなくなり、定
着作業の簡略化と省力化の図れる。特に、トンネル工事
のように多数のロックボルトを上向きに定着する場合に
好適である。 〈ロ〉 先端キャップの掛止体は、孔挿入の際にあって
はロックボルトのセンタリング部材として機能して、ロ
ックボルトを孔の中心に位置させて定着材の被りを均一
にすることができると共に、挿入後にあっては孔壁に掛
止してロックボルトの抜け出しを効果的に阻止すること
ができる。 〈ハ〉 先端キャップの筒部の内周面に形成した突起の
弾力性によって、ロックボルトの自重による抜け出しを
規制できる程度に弾力的に保持して連結できると共に、
ロックボルトの外周面に突起を有する場合は、両部材の
突起が夫々掛止し合ってその連結力がより増強する。そ
のため、例えばねじピッチや断面形が異なるロックボル
トでも一種類の先端キャップで対応できて経済的であ
る。 〈ニ〉 先端キャップの筒部の突起を筒部の奥部へ向け
て傾斜するように形成すると、先端キャップをロックボ
ルトに装着する作業が容易になると共に、先端キャップ
とロックボルトの離脱防止効果が高くなる。 〈ホ〉 中間キャップの先端部に逃げ溝を設けると、定
着材の充填された孔内に挿入する際に、逃げ溝を通じて
定着材の移動を許容できるから、ロックボルトの貫入抵
抗を小さくできる。 〈ヘ〉 先端キャップとロックボルトの間に曲げ片を具
備したスリーブを介挿すれば、先端キャップとロックボ
ルトの間を強固に連結することができる。また先端キャ
ップの筒部の内周面に弾力性を付与する必要がなくなっ
て、先端キャップの加工性が良くなるだけでなく、ロッ
クボルトが鋼棒であっても強固に保持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るロックボルトの
定着部の縦断面図
【図2】 一部を破断した先端キャップの斜視図
【図3】 他の突起例を示す先端キャップの筒部の部分
縦断面図
【図4】 他の突起例を示す先端キャップの筒部の部分
縦断面図
【図5】 他の掛止体例を示す先端キャップの部分縦断
面図
【図6】 他の掛止体例を示す先端キャップの部分縦断
面図
【図7】 スリーブを用いて連結する発明の実施の形態
3に係るロックボルトの定着部の縦断面図
【図8】 スリーブの斜視図
【符号の説明】
1 ロックボルト 2 ロックボルトの突起 3 孔 4 定着材 5,5a,5b 先端キャップ 6 先端キャップの筒部 7 先端キャップの先端部 8,8a, 先端キャップの掛止体 9,9a,9b 先端キャップの突起 10 先端キャップの逃げ溝 11 スリーブ 12 スリーブの内曲片 13 スリーブの外曲片 14 先端キャップの凹部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定着材の充填された孔内にロックボル
    トを挿入して定着するロックボルトの定着方法におい
    て、 前記ロックボルトの先端に、孔壁との掛止手段を具備す
    る先端キャップを装着し、 先端キャップを装着したロックボルトを孔内に挿入し、 前記先端キャップの掛止手段を孔壁に弾接させてロック
    ボルトの自重による抜け出しを規制して定着することを
    特徴とする、 ロックボルトの定着方法。
  2. 【請求項2】 請求項1のロックボルトの定着方法に
    おいて、先端キャップの掛止手段が先端キャップの先端
    部に傾斜して突設した弾力性を有する線材又は帯状の板
    体であり、孔壁に弾接してロックボルトの自重による抜
    け出しを規制して定着することを特徴とする、ロックボ
    ルトの定着方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2のロックボルト
    の定着方法において、ロックボルトを装着する先端キャ
    ップの内周面に弾力性を有する突起が形成され、前記突
    起をロックボルトの外周面に圧接しつつロックボルトの
    突起と掛止して、ロックボルトの自重による先端キャッ
    プからの抜け出しを規制することを特徴とする、ロック
    ボルトの定着方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいづれかに記載
    のロックボルトの定着方法において、ロックボルトを挿
    通可能な筒体の周面の一部を折り曲げて弾力性を有する
    曲片を形成し、前記スリーブを先端キャップとロックボ
    ルトとの間に介挿して、先端キャップとロックボルトと
    の間を連結したことを特徴とする、ロックボルトの定着
    方法。
  5. 【請求項5】 定着材の充填された孔内にロックボル
    トの先端に装着され、定着材の充填された孔内に挿入さ
    れる先端キャップにおいて、 ロックボルトを内挿し、ロックボルトとの掛止手段を具
    備する筒部と、 前記筒部と一体に形成し、孔壁との掛止手段を具備する
    先端部と、 前記先端部に突設した複数の掛止体とより構成したこと
    を特徴とする、 先端キャップ。
  6. 【請求項6】 請求項5の先端キャップにおいて、掛
    止体が先端キャップの先端部に傾斜して突設した線材又
    は帯状の板体であることを特徴とする、先端キャップ。
  7. 【請求項7】 請求項5又は請求項6の先端キャップ
    において、筒部の内周面に、ロックボルトの外周面に圧
    接しつつロックボルトの突起と掛止可能な弾力性を有す
    る突起を形成したことを特徴とする、先端キャップ。
  8. 【請求項8】 請求項1の先端キャップにおいて、先
    端部に定着材の移動を許容して、ロックボルトの貫入抵
    抗を小さくする逃げ溝を形成したことを特徴とする、先
    端キャップ。
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