JP2002250313A - 伸縮杆 - Google Patents

伸縮杆

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JP2002250313A
JP2002250313A JP2001044492A JP2001044492A JP2002250313A JP 2002250313 A JP2002250313 A JP 2002250313A JP 2001044492 A JP2001044492 A JP 2001044492A JP 2001044492 A JP2001044492 A JP 2001044492A JP 2002250313 A JP2002250313 A JP 2002250313A
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JP
Japan
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locking
diameter
rod
socket
small
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001044492A
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English (en)
Inventor
Takanari Ueda
高功 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
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Publication date
Application filed by Sekisui Jushi Corp filed Critical Sekisui Jushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】組立作業が容易で、使用者が伸縮杆を伸縮させ
たときに誤って小径杆が大径管から抜け落ちることのな
い伸縮杆を提案する。 【解決手段】大径管の一端に抜け止めソケットが設けら
れ、この抜け止めソケットを貫通して小径杆が大径管内
に伸縮自在に挿入されてなる伸縮杆において、この抜け
止めソケットの内径は大径管の外径に略等しい内径の装
着部と小径杆の外径に略等しい伸縮部からなり、装着部
と伸縮部の境界に係止段部が設けられ、小径杆の大径管
内に挿入された側の端部に係止部材が設けられ、この係
止部材の先端には前記係止段部に係止される弾発係止部
が設けられたもので、小径杆端部に設けられた弾発係止
部を大径管端部に設けられた抜け止めソケットに押しつ
ければ弾発係止部がたわめられ、抜け止めソケット内に
挿入される。抜け止めソケット内に挿入された係止部材
は弾発係止部が抜け止めソケットの係止段部に係止され
小径杆が大径管から抜けることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相対する壁面間或
いは天井と床の間に突っ張って取り付けられる伸縮杆に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、二種類の太さのパイプを伸縮自在
に接続して使用する伸縮パイプとしては、例えば実公昭
55−30475号公報に、内パイプ端部に装着された
係止体の支持部に環状の溝が形成され、該溝に輪状体が
摺動自在に嵌挿されており、二本のパイプをつなぐ場
合、一方のパイプを周方向に回転させて輪状体を溝の浅
い側に移し、該輪状体の背部と該背部の反対側に位置す
る支持部の外壁とが外パイプ内壁に当接して係止される
ようになされた伸縮パイプが開示されている。
【0003】又、登録実用新案3032799号には外
筒の内側端部に樹脂製スリーブが嵌着固定され内筒を摺
動自在にガイドし、スリーブに金属製ナットが直交方向
に埋設固定され、このナットに固定ねじが螺合され、固
定ねじを回すことにより固定ねじの先端部が内筒に穿孔
しながら食い込み外筒と内筒を固定する圧着用具が開示
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の如
き登録実用新案3032799号に開示されている圧着
具においては、伸縮筒を延ばす際に内筒を外筒から引き
出しすぎると内筒が外筒から抜けてしまうという問題が
あった。
【0005】又、実公昭55−30475に開示されて
いる伸縮パイプにおいても同様であり、この公報には開
示されていないが、外筒の端部に抜け止めソケットを設
け内筒端部の係止部材がこの抜け止めソケット内面に設
けられた係止段部に係止されるようになっていた。しか
しながら、この伸縮パイプの組立においては、内筒に先
ず係止部材を取り付け、この係止部材を取り付けた内筒
を外筒に挿入し、その後抜け止めソケットを内筒をとう
して外筒端部に冠着し外筒と抜け止めソケットを接着固
定する。この為抜け止めソケットの接着の時に内筒に誤
って接着剤を付けてしまうことがあり、作業が煩瑣であ
った。
【0006】そこで本発明者は従来の欠点に鑑み鋭意研
究の結果、組立作業が容易で、使用者が伸縮杆を伸縮さ
せたときに誤って小径杆が大径管から抜け落ちることの
ない伸縮杆を提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明伸縮杆は、大径管
の一端に抜け止めソケットが設けられ、この抜け止めソ
ケットを貫通して小径杆が大径管内に伸縮自在に挿入さ
れてなる伸縮杆において、この抜け止めソケットの内径
は大径管の外径に略等しい内径の装着部と小径杆の外径
に略等しい伸縮部からなり、装着部と伸縮部の境界に係
止段部が設けられ、小径杆の大径管内に挿入された側の
端部に係止部材が設けられ、この係止部材の先端には前
記係止段部に係止される弾発係止部が設けられたもの
で、小径杆端部に設けられた弾発係止部を大径管端部に
設けられた抜け止めソケットに押しつければ弾発係止部
がたわめられ、抜け止めソケット内に挿入される。抜け
止めソケット内に挿入された係止部材は弾発係止部が抜
け止めソケットの係止段部に係止され小径杆が大径管か
ら抜けることはない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に付いて説明する。図1は本発明伸縮杆の実施形態の一
例を示す組立図である。図において1は抜け止めソケッ
トであり、大径管3の端部に接着固定されて抜け止め部
となされている。抜け止めソケット1の側壁には固定ね
じ5が螺入されるようにねじ孔11が設けられている。
小径杆4の一端には係止部材2が固着されている。この
係止部材2の先端は鈎状の弾発係止部21となされてい
る。又、大径管3の他端には内壁に雌ねじが形成された
圧着ねじ部が設けられ、この圧着ねじ部の雌ねじに圧着
部の中心に設けられた角芯に圧縮バネを介在して摺動可
能に取り付けられた丸ねじが螺入されている。圧着部の
他端には大型キャップが圧着部に対して回動可能に取り
付けられている。小径杆4の他端にはキャップを介在し
て大型キャップが小径杆4に対して回動可能に取り付け
られている。
【0009】次に本発明伸縮杆の伸縮部の構成について
要部の断面図を基に実施形態の一例について説明する。
図2は本発明伸縮杆の伸縮部の実施形態の一例を示す断
面図である。大径管3の端部には抜け止めソケット1の
装着部13が接着固定されており、この装着部13に小
径杆4の外径に略等しい伸縮部14が延設され、この装
着部13と伸縮部14の境界に係止段部12が形成され
て抜け止め部となされている。小径杆4の端部には係止
部材2が取り付けられている。この係止部材2の先端に
は先端がくさび状に外側に向けて広がる板状の鈎部が設
けられ弾発係止部21となされている。この弾発係止部
21は図において上下方向に弾性を有し抜け止めソケッ
ト1に押しつけられたとき先端が内側に撓み抜け止めソ
ケット1内に挿入される。本発明伸縮杆は適宜に長さを
調整した後固定ねじ5を抜け止めソケット1の側壁に設
けられたねじ孔11に螺入し小径杆4の壁面を突き破り
固定するようになされている。
【0010】図3は本発明伸縮杆の小径杆4を一杯引き
出したときの例を示す断面図である。図に示すように係
止部材2の先端に形成された鈎状の弾発係止部21が抜
け止めソケット1の内面に形成された係止段部12に係
止され小径杆4が大径管3から抜けないようになされて
いる。弾発係止部21は先端外壁に勾配面を有する鈎状
となされているので、挿入の時は内側へ撓み容易に挿入
されるが引き抜き方向に力が加わったときには容易に撓
まない形状となされている。
【0011】本発明伸縮杆に於ける大径管3は中空の管
体であり、アルミ合金管や鋼管などが好適に用いられる
が、これに限るものではなく、FRP管等の硬質合成樹
脂管などが用いられても良い。又、管体の断面も一般に
は円形の断面の管体が好適に用いられるが、角形や楕円
形などが用いられてもよい。又、小径杆4は一般には大
径管3の内形と相似形の管体が好適に用いられるが、管
体に限るものではなく断面H形の型材などが用いられて
もよい。又、小径杆4はアルミ合金管や鋼管などが好適
に用いられるが、これに限るものではなく、FRP管等
の硬質合成樹脂管或いは金属や合成樹脂からなる型材が
用いられてもよい。
【0012】本発明伸縮杆に於ける抜け止めソケット1
は好適には合成樹脂を成型して作成されるが、これに限
るものではなくアルミ合金などの金属材料を鋳造して作
製されてもよい。本発明に於ける抜け止めソケット1の
側壁にはねじ孔11が設けられ、このねじ孔11に固定
ねじ5が螺入され、この固定ねじ5の先端が小径杆4の
側壁に穿孔されることにより、小径杆4が抜け止めソケ
ット1に固定されるようになされている。抜け止めソケ
ット1の側壁のねじ孔11に変えてこの側壁を貫通する
雌ねじが形成されていてもよいが、固定ねじ5の山径の
大きなセルフドリリングねじを用いることにより、孔を
穿設するだけにすれば加工が容易で好適である。又、係
止部材2は一般には合成樹脂を成形して作成されるが、
これに限るものではなく、金属の薄板を折曲して作製さ
れもよい。又、この例では、係止部材2は小径杆4とな
された管体の端部に挿入され管体外壁をかしめることに
より固着されているが、これに限るものではなく、接着
などの適宜方法で固着されればよい。
【0013】
【発明の効果】上述の如く、本発明伸縮杆は、大径管の
一端に抜け止めソケットが設けられ、この抜け止めソケ
ットを貫通して小径杆が大径管内に伸縮自在に挿入され
てなる伸縮杆において、この抜け止めソケットの内径は
大径管の外径に略等しい内径の装着部と小径杆の外径に
略等しい伸縮部からなり、装着部と伸縮部の境界に係止
段部が設けられ、小径杆の大径管内に挿入された側の端
部に係止部材が設けられ、この係止部材の先端には前記
係止段部に係止される弾発係止部が設けられたもので、
小径杆端部に設けられた弾発係止部を大径管端部に設け
られた抜け止めソケットに押しつければ弾発係止部がた
わめられ、抜け止めソケット内に挿入される。抜け止め
ソケット内に挿入された係止部材は弾発係止部が抜け止
めソケットの係止段部に係止され小径杆が大径管から抜
けることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明伸縮杆の実施形態の一例を示す組立図で
ある。
【図2】本発明伸縮杆の伸縮部の実施形態の一例を示す
断面図である。
【図3】本発明伸縮杆の伸縮部の実施形態の一例を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 抜け止めソケット 11 ねじ孔 12 係止段部 13 装着部 14 伸縮部 2 係止部材 21 弾発係止部 3 大径管 4 小径杆 5 固定ねじ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大径管の一端に抜け止め部が設けられ、
    この抜け止め部を貫通して小径杆が大径管内に伸縮自在
    に挿入されてなる伸縮杆において、この抜け止め部の内
    径は大径管の外径に略等しい内径の装着部と小径杆の外
    径に略等しい伸縮部からなり、装着部と伸縮部の境界に
    係止段部が設けられ、小径杆の大径管内に挿入された側
    の端部に係止部材が設けられ、この係止部材の先端には
    前記係止段部に係止される弾発係止部が設けられたこと
    を特徴とする伸縮杆。
JP2001044492A 2001-02-21 2001-02-21 伸縮杆 Pending JP2002250313A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6957073B1 (ja) * 2020-05-08 2021-11-02 平安伸銅工業株式会社 突っ張り構造体
CN115264287A (zh) * 2022-07-28 2022-11-01 展祥科技(惠州)有限公司 基于五金加工的金属制品支架

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6957073B1 (ja) * 2020-05-08 2021-11-02 平安伸銅工業株式会社 突っ張り構造体
CN115264287A (zh) * 2022-07-28 2022-11-01 展祥科技(惠州)有限公司 基于五金加工的金属制品支架
CN115264287B (zh) * 2022-07-28 2023-04-25 展祥科技(惠州)有限公司 基于五金加工的金属制品支架

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