JPH10169110A - 外装材 - Google Patents
外装材Info
- Publication number
- JPH10169110A JPH10169110A JP32714196A JP32714196A JPH10169110A JP H10169110 A JPH10169110 A JP H10169110A JP 32714196 A JP32714196 A JP 32714196A JP 32714196 A JP32714196 A JP 32714196A JP H10169110 A JPH10169110 A JP H10169110A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corner
- angle
- groove
- panel
- groove parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 隅角部の角度に合わせて取付け得る外装材を
提供することにある。 【解決手段】 パネルＰと、角部に取付ける角部材１と
から成り、角部材１は異なる方向に開口する二方つの溝
部３，４と、溝部３，４間に連続する板部２とを備え、
板部２に折曲用の薄肉部２ａを備えるか、パネルＰが屋
根パネルで、角部材１が板部２を屋根下地Ｂ側に備え、
溝部３，４間に雨水の流路Ｒを形成する谷樋である。
提供することにある。 【解決手段】 パネルＰと、角部に取付ける角部材１と
から成り、角部材１は異なる方向に開口する二方つの溝
部３，４と、溝部３，４間に連続する板部２とを備え、
板部２に折曲用の薄肉部２ａを備えるか、パネルＰが屋
根パネルで、角部材１が板部２を屋根下地Ｂ側に備え、
溝部３，４間に雨水の流路Ｒを形成する谷樋である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、隅角部に取付け
る外装材に関するものである。
る外装材に関するものである。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】パネルを入隅状態、又
は出隅状態に隣接する場合、一方のパネル端部に連結材
を、他方のパネル端部に被連結材を取付け、連結材と被
連結材を連結固定しているが、隅角部の角度に応じて角
度調整し得るように、連結材と被連結材とを夫々２部品
より構成し、即ち、４部品より構成すると、組立てと取
付けに手数がかかるし、防水も困難になる問題点があっ
た。そこでこの発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、隅角部の角度に合わせて取付け得る外装材を提供
することにある。
は出隅状態に隣接する場合、一方のパネル端部に連結材
を、他方のパネル端部に被連結材を取付け、連結材と被
連結材を連結固定しているが、隅角部の角度に応じて角
度調整し得るように、連結材と被連結材とを夫々２部品
より構成し、即ち、４部品より構成すると、組立てと取
付けに手数がかかるし、防水も困難になる問題点があっ
た。そこでこの発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、隅角部の角度に合わせて取付け得る外装材を提供
することにある。
【０００３】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の外装材は、請求項１として、パネルと、角
部に取付ける角部材とから成り、角部材は異なる方向に
開口する二方つの溝部と、溝部間に連続する板部とを備
え、板部に折曲用の薄肉部を備える構成とし、請求項２
の屋根材として、パネルが屋根パネルで、角部材が板部
を屋根下地側に備え、溝部間に雨水の流路を形成する谷
樋である構成としたものである。
に、本発明の外装材は、請求項１として、パネルと、角
部に取付ける角部材とから成り、角部材は異なる方向に
開口する二方つの溝部と、溝部間に連続する板部とを備
え、板部に折曲用の薄肉部を備える構成とし、請求項２
の屋根材として、パネルが屋根パネルで、角部材が板部
を屋根下地側に備え、溝部間に雨水の流路を形成する谷
樋である構成としたものである。
【０００４】
【発明の実施の形態】本発明による外装材の実施形態を
図面に基づいて以下に説明する。請求項１の外装材は、
パネルＰと、角部に取付ける角部材１とから成り、角部
材１は異なる方向に開口する二方つの溝部３，４と、溝
部３，４間に連続する板部２とを備え、溝部３，４は躯
体側溝壁３ａ，４ａと、該溝壁３ａ，４ａに相対する外
部側溝壁３ｂ，４ｂと、溝底壁３ｃ，４ｃとから成り、
板部２に折曲用の薄肉部２ａを備える。この薄肉部２ａ
は板部２の中間部躯体側（外装下地Ｂ側）より内部に食
込み、角部材１の長手方向に平行する。この角部材１
は、外装下地Ｂの出隅部（山部）に取付ける場合と、外
装下地Ｂの入隅部（谷部）に取付ける場合とがあり、そ
の内、入隅用角部材１の溝部３，４は、躯体側溝壁３
ａ，４ａの開口側に支持部５を夫々備えると共に、外部
側溝壁３ｂ，４ｂの開口側に水返し６を夫々備えてい
る。出隅用角部材１は入隅用角部材１と基本構造が同一
であるから、説明を省略する。入隅用角部材１の溝部
３，４の方向と入隅角度θとの間に差がある場合、或い
は出隅用角部材１の溝部３，４の方向と出隅角度θとの
間に差がある場合、板部２の薄肉部２ａを折曲して溝部
３，４の方向を隅角度θに合わせれば、パネルＰを外装
下地Ｂに略平行して嵌め込むことができる。請求項２の
屋根材は、パネルＰが屋根パネルで、角部材１が屋根下
地Ｂの谷部に取付ける谷樋で、谷樋１は板部２を屋根下
地Ｂ側に備え、即ち、躯体側溝壁３ａ，４ａに連続して
備え、溝部３，４間に雨水の流路Ｒを形成する。
図面に基づいて以下に説明する。請求項１の外装材は、
パネルＰと、角部に取付ける角部材１とから成り、角部
材１は異なる方向に開口する二方つの溝部３，４と、溝
部３，４間に連続する板部２とを備え、溝部３，４は躯
体側溝壁３ａ，４ａと、該溝壁３ａ，４ａに相対する外
部側溝壁３ｂ，４ｂと、溝底壁３ｃ，４ｃとから成り、
板部２に折曲用の薄肉部２ａを備える。この薄肉部２ａ
は板部２の中間部躯体側（外装下地Ｂ側）より内部に食
込み、角部材１の長手方向に平行する。この角部材１
は、外装下地Ｂの出隅部（山部）に取付ける場合と、外
装下地Ｂの入隅部（谷部）に取付ける場合とがあり、そ
の内、入隅用角部材１の溝部３，４は、躯体側溝壁３
ａ，４ａの開口側に支持部５を夫々備えると共に、外部
側溝壁３ｂ，４ｂの開口側に水返し６を夫々備えてい
る。出隅用角部材１は入隅用角部材１と基本構造が同一
であるから、説明を省略する。入隅用角部材１の溝部
３，４の方向と入隅角度θとの間に差がある場合、或い
は出隅用角部材１の溝部３，４の方向と出隅角度θとの
間に差がある場合、板部２の薄肉部２ａを折曲して溝部
３，４の方向を隅角度θに合わせれば、パネルＰを外装
下地Ｂに略平行して嵌め込むことができる。請求項２の
屋根材は、パネルＰが屋根パネルで、角部材１が屋根下
地Ｂの谷部に取付ける谷樋で、谷樋１は板部２を屋根下
地Ｂ側に備え、即ち、躯体側溝壁３ａ，４ａに連続して
備え、溝部３，４間に雨水の流路Ｒを形成する。
【０００５】図３の角部材１は、異なる方向に開口する
二方つの溝部３，４と、溝部３，４の間に連続する板部
２とを備え、各溝部３，４は躯体側溝壁３ａ，４ａと、
該溝壁３ａ，４ａに相対する傾斜溝壁３ｄ，４ｄと、溝
底壁３ｃ，４ｃとから成り、溝部３，４の溝幅Ｈが奥部
より入口に向けて広くなるように開口し、板部２に折曲
用の薄肉部２ａを備え、薄肉部２ａによって溝部３，４
を１８０°〜９０°の範囲に向き得るようにする一方、
躯体側溝壁３ａ，４ａと溝底壁３ｃ，４ｃとの連続部に
薄肉部７，８を備え、薄肉部７，８によって溝幅Ｈの調
整と、傾斜溝壁３ｄ，４ｄの切取りを容易にし、躯体側
溝壁３ａ，４ａの開口側に支持部５を、傾斜溝壁３ｄ，
４ｄの開口側に水返し６を夫々備える。尚、傾斜溝壁３
ｄ，４ｄの開口側に支持部５と水返し６を備えることも
可能であるし、薄肉部２ａ，７，８の一方を省略するこ
とも可能である。溝部３，４の溝幅Ｈが奥部より入口に
向けて広くなるので、溝部３，４にパネルＰを嵌め込ん
だ後、溝部３，４の溝幅Ｈを狭くして、パネルＰをしっ
かり保持することができる。即ち、溝部３，４に対する
パネルＰの嵌め込みが極めて容易になるし、パネル厚さ
Ｔの変化やパネルＰの嵌め込み角度にも対応し得る。
二方つの溝部３，４と、溝部３，４の間に連続する板部
２とを備え、各溝部３，４は躯体側溝壁３ａ，４ａと、
該溝壁３ａ，４ａに相対する傾斜溝壁３ｄ，４ｄと、溝
底壁３ｃ，４ｃとから成り、溝部３，４の溝幅Ｈが奥部
より入口に向けて広くなるように開口し、板部２に折曲
用の薄肉部２ａを備え、薄肉部２ａによって溝部３，４
を１８０°〜９０°の範囲に向き得るようにする一方、
躯体側溝壁３ａ，４ａと溝底壁３ｃ，４ｃとの連続部に
薄肉部７，８を備え、薄肉部７，８によって溝幅Ｈの調
整と、傾斜溝壁３ｄ，４ｄの切取りを容易にし、躯体側
溝壁３ａ，４ａの開口側に支持部５を、傾斜溝壁３ｄ，
４ｄの開口側に水返し６を夫々備える。尚、傾斜溝壁３
ｄ，４ｄの開口側に支持部５と水返し６を備えることも
可能であるし、薄肉部２ａ，７，８の一方を省略するこ
とも可能である。溝部３，４の溝幅Ｈが奥部より入口に
向けて広くなるので、溝部３，４にパネルＰを嵌め込ん
だ後、溝部３，４の溝幅Ｈを狭くして、パネルＰをしっ
かり保持することができる。即ち、溝部３，４に対する
パネルＰの嵌め込みが極めて容易になるし、パネル厚さ
Ｔの変化やパネルＰの嵌め込み角度にも対応し得る。
【０００６】
【発明の効果】本発明の外装材は上記のとおりであるか
ら、次に記載する効果を奏する。請求項１の外装材は、
角部材の板部より二方に向けて開口する溝部を備え、板
部に折曲用の薄肉部を備えているので、入隅用角部材の
溝部方向と、入隅部の入隅角度との間に差がある場合、
或いは出隅用角部材の溝部方向と、出隅部の出隅角度と
の間に差がある場合、薄肉部によって板部を穏やかに折
曲し、溝部の方向を隅角度に合わせることができる。即
ち、一部材で角部材を形成しても、溝部の方向を出隅部
や入隅部の角度に合わせて取付け、パネルを外装下地と
略略平行に嵌め込むことができる。その結果、外壁の隅
角用外装材や任意勾配の屋根棟用外装材として最適であ
る。請求項２の屋根材は、パネルが屋根パネルで、角部
材が板部を屋根下地側に備える谷樋であるから、溝部間
に深い流路を形成する。その結果、屋根パネルより角部
材の流路に雨水が流れこんでも、雨水を円滑に排水処理
し得る。
ら、次に記載する効果を奏する。請求項１の外装材は、
角部材の板部より二方に向けて開口する溝部を備え、板
部に折曲用の薄肉部を備えているので、入隅用角部材の
溝部方向と、入隅部の入隅角度との間に差がある場合、
或いは出隅用角部材の溝部方向と、出隅部の出隅角度と
の間に差がある場合、薄肉部によって板部を穏やかに折
曲し、溝部の方向を隅角度に合わせることができる。即
ち、一部材で角部材を形成しても、溝部の方向を出隅部
や入隅部の角度に合わせて取付け、パネルを外装下地と
略略平行に嵌め込むことができる。その結果、外壁の隅
角用外装材や任意勾配の屋根棟用外装材として最適であ
る。請求項２の屋根材は、パネルが屋根パネルで、角部
材が板部を屋根下地側に備える谷樋であるから、溝部間
に深い流路を形成する。その結果、屋根パネルより角部
材の流路に雨水が流れこんでも、雨水を円滑に排水処理
し得る。
【図面の簡単な説明】
【図１】（Ａ）（Ｂ） 本発明による外装材の入隅部における使用例を示す要部
側面図である。
側面図である。
【図２】入隅用角部材の構造例を示す側面図である。
【図３】屋根材の使用例を示す斜視図である。
【図４】（Ａ）（Ｂ） 角部材の構造例を示す側面図である。
【図５】（Ａ）（Ｂ） 薄肉部の形成位置を示す要部側面図である。
１ 角部材、谷樋 ２ 板部、２ａ 薄肉部 ３，４ 溝部、３ａ，４ａ 躯体側溝壁、３ｂ，４ｂ
外部側溝壁 ５ 支持部 ６ 水返し ７，８ 薄肉部 Ｐ パネル Ｂ 外装下地と屋根下地、Ｒ 溝部間の流路 Ｔ パネル厚さ、Ｈ 溝幅 θ 入隅角度と出隅角度
外部側溝壁 ５ 支持部 ６ 水返し ７，８ 薄肉部 Ｐ パネル Ｂ 外装下地と屋根下地、Ｒ 溝部間の流路 Ｔ パネル厚さ、Ｈ 溝幅 θ 入隅角度と出隅角度
Claims (2)
- 【請求項１】 パネルと、角部に取付ける角部材とから
成り、角部材は異なる方向に開口する二方つの溝部と、
溝部間に連続する板部とを備え、板部に折曲用の薄肉部
を備えることを特徴とする外装材。 - 【請求項２】 パネルが屋根パネルで、角部材が板部を
屋根下地側に備え、溝部間に雨水の流路を形成する谷樋
であることを特徴とする請求項１記載の屋根材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32714196A JPH10169110A (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 外装材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32714196A JPH10169110A (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 外装材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10169110A true JPH10169110A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18195782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32714196A Pending JPH10169110A (ja) | 1996-12-06 | 1996-12-06 | 外装材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10169110A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018123599A (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | クボタ金属株式会社 | 建物の屋根構造、および、排水装置 |
-
1996
- 1996-12-06 JP JP32714196A patent/JPH10169110A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018123599A (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | クボタ金属株式会社 | 建物の屋根構造、および、排水装置 |
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