JPH10169058A - 腰壁パネルの取付構造 - Google Patents
腰壁パネルの取付構造Info
- Publication number
- JPH10169058A JPH10169058A JP32888896A JP32888896A JPH10169058A JP H10169058 A JPH10169058 A JP H10169058A JP 32888896 A JP32888896 A JP 32888896A JP 32888896 A JP32888896 A JP 32888896A JP H10169058 A JPH10169058 A JP H10169058A
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- Japan
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- fastener
- wall panel
- waist wall
- bolt
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 梁に対する上下位置の調整を容易に行える腰
壁パネルの取付構造を提供すること。 【解決手段】 腰壁パネル６の上部に上部ファスナ１１
を固定するとともに、梁５の上部に梁ファスナ１２を固
定し、上部ファスナ１１を梁ファスナ１２の下方に配置
して両者をジョイントボルト１３及びナット１５により
上下動自在に接続するとともに、この腰壁パネル６の下
部を下部ファスナ１８を介して梁５の下部に上下動自在
に取り付けたもの。
壁パネルの取付構造を提供すること。 【解決手段】 腰壁パネル６の上部に上部ファスナ１１
を固定するとともに、梁５の上部に梁ファスナ１２を固
定し、上部ファスナ１１を梁ファスナ１２の下方に配置
して両者をジョイントボルト１３及びナット１５により
上下動自在に接続するとともに、この腰壁パネル６の下
部を下部ファスナ１８を介して梁５の下部に上下動自在
に取り付けたもの。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅等の建物における
腰壁パネルの取付構造に関するものである。
腰壁パネルの取付構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば、コンクリート建築物の屋
上の外周に沿って、上記建築物の外壁と平行に腰壁パネ
ル（パラペット垂壁）を取り付ける場合、この腰壁パネ
ルの上部及び下部にボルトによって各々上部ファスナ及
び下部ファスナを取り付け、これらのファスナを、上記
屋上の外周に沿って設けた梁（Ｈ型鋼）の上、下フラン
ジに各々ボルト及びナットで固定していた。
上の外周に沿って、上記建築物の外壁と平行に腰壁パネ
ル（パラペット垂壁）を取り付ける場合、この腰壁パネ
ルの上部及び下部にボルトによって各々上部ファスナ及
び下部ファスナを取り付け、これらのファスナを、上記
屋上の外周に沿って設けた梁（Ｈ型鋼）の上、下フラン
ジに各々ボルト及びナットで固定していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に、腰壁パネルの上部及び下部を各々ファスナを介して
梁に固定した場合、梁に対する腰壁パネルの上下位置の
調整が容易に行えず、隣接する腰壁パネルの上下位置が
不揃いになる等の問題が生じ易かった。
に、腰壁パネルの上部及び下部を各々ファスナを介して
梁に固定した場合、梁に対する腰壁パネルの上下位置の
調整が容易に行えず、隣接する腰壁パネルの上下位置が
不揃いになる等の問題が生じ易かった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を解
決して、梁に対する上下位置の調整を容易に行える腰壁
パネルの取付構造を提供することを目的としている。そ
のため、請求項１の腰壁パネルの取付構造は、腰壁パネ
ルの裏面側の上部に上部ファスナを固定するとともに、
梁の上部に梁ファスナを固定し、上記上部ファスナを梁
ファスナの下方に配置して両者をジョイントボルト及び
それに螺合するナットにより上下動自在に接続するとと
もに、上記腰壁パネルの裏面側の下部に下部ファスナを
固定し、この下部フランジを上記梁の下部に上下動自在
に取り付けたことを特徴とするものである。
決して、梁に対する上下位置の調整を容易に行える腰壁
パネルの取付構造を提供することを目的としている。そ
のため、請求項１の腰壁パネルの取付構造は、腰壁パネ
ルの裏面側の上部に上部ファスナを固定するとともに、
梁の上部に梁ファスナを固定し、上記上部ファスナを梁
ファスナの下方に配置して両者をジョイントボルト及び
それに螺合するナットにより上下動自在に接続するとと
もに、上記腰壁パネルの裏面側の下部に下部ファスナを
固定し、この下部フランジを上記梁の下部に上下動自在
に取り付けたことを特徴とするものである。
【０００５】上記の取付構造では、ジョイントボルトに
対するナットの螺合位置を変更することにより、梁に対
する腰壁パネルの上下位置を調整する。上記下部ファス
ナには、例えば、上下方向の長孔を設けておき、腰壁パ
ネルの上下位置をジョイントボルトとナットで調整した
後、上記下部ファスナを、例えば、ボルトにより、腰壁
パネルに固定すればよい。
対するナットの螺合位置を変更することにより、梁に対
する腰壁パネルの上下位置を調整する。上記下部ファス
ナには、例えば、上下方向の長孔を設けておき、腰壁パ
ネルの上下位置をジョイントボルトとナットで調整した
後、上記下部ファスナを、例えば、ボルトにより、腰壁
パネルに固定すればよい。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第１の実施の形態
を図面に基いて説明する。図１に示すように、コンクリ
ート建築物の屋上の床パネル１の外方端部及び最上階の
外壁パネル２の上端部は梁３により支持されている。こ
の梁３の外方のパラペット部には床パネル４が配置さ
れ、床パネル４の外方端部は、屋上の外周端部に沿って
設けられた梁５により支持されている。そして、この梁
５の外方に腰壁パネル６（パラペット垂壁）が取り付け
られている。
を図面に基いて説明する。図１に示すように、コンクリ
ート建築物の屋上の床パネル１の外方端部及び最上階の
外壁パネル２の上端部は梁３により支持されている。こ
の梁３の外方のパラペット部には床パネル４が配置さ
れ、床パネル４の外方端部は、屋上の外周端部に沿って
設けられた梁５により支持されている。そして、この梁
５の外方に腰壁パネル６（パラペット垂壁）が取り付け
られている。
【０００７】図２及び図３に示すように、この腰壁パネ
ル６は、必要により図示しない鉄筋が内蔵されたコンク
リート板等からなり、腰壁パネル６の表面側には、縦横
の溝によって区画された多数の凸部７が形成されてい
る。なお、凸部７の形状は図示以外のものでもよく、凸
部７の存在しない無地の腰壁パネル６であってもよい。
図２及び図３以外の各図では、簡単のため、凸部７の図
示を省略している。
ル６は、必要により図示しない鉄筋が内蔵されたコンク
リート板等からなり、腰壁パネル６の表面側には、縦横
の溝によって区画された多数の凸部７が形成されてい
る。なお、凸部７の形状は図示以外のものでもよく、凸
部７の存在しない無地の腰壁パネル６であってもよい。
図２及び図３以外の各図では、簡単のため、凸部７の図
示を省略している。
【０００８】図４に示すように、腰壁パネル６の裏面側
には、その中央部の左右両側に金属製のインサートナッ
ト８が埋め込まれ、このインサートナット８には、雌ね
じ８ａが形成されている。又、腰壁パネル６の裏面側の
下端部の幅方向に沿って、断面略Ｃ字型の金属製のＣレ
ール９が埋め込まれている。
には、その中央部の左右両側に金属製のインサートナッ
ト８が埋め込まれ、このインサートナット８には、雌ね
じ８ａが形成されている。又、腰壁パネル６の裏面側の
下端部の幅方向に沿って、断面略Ｃ字型の金属製のＣレ
ール９が埋め込まれている。
【０００９】次に、腰壁パネル６の取付構造につき説明
する。図５及び図６に示すように、腰壁パネル６の上部
を上階の外周端部における梁５（Ｈ型鋼）の上フランジ
５ａ（上部）に取り付けるには、断面略Ｌ字型の上部フ
ァスナ１１と、梁ファスナ１２と、ジョイントボルト１
３とを使用する。上部ファスナ１１は、孔１１ａが設け
られた垂直部１１ｂと、第１挿通穴１１ｃが設けられた
水平部１１ｄとからなる。
する。図５及び図６に示すように、腰壁パネル６の上部
を上階の外周端部における梁５（Ｈ型鋼）の上フランジ
５ａ（上部）に取り付けるには、断面略Ｌ字型の上部フ
ァスナ１１と、梁ファスナ１２と、ジョイントボルト１
３とを使用する。上部ファスナ１１は、孔１１ａが設け
られた垂直部１１ｂと、第１挿通穴１１ｃが設けられた
水平部１１ｄとからなる。
【００１０】一方、梁ファスナ１２には、第１挿通穴１
１ｃに対応する第２挿通穴１２ａと、梁５の上フランジ
５ａに設けた孔５ｂに対応する孔１２ｂとが形成されて
いる。腰壁パネル６の上部を梁５の上フランジ５ａに取
り付ける際には、まず、腰壁パネル６の裏面側の中央部
の左右両側に、上部ファスナ１１を配置し、この上部フ
ァスナ１１の垂直部１１ｂの孔１１ａにボルト１４を挿
通させ、このボルト１４を前記インサートナット８（図
５では図示省略）に螺合する。
１ｃに対応する第２挿通穴１２ａと、梁５の上フランジ
５ａに設けた孔５ｂに対応する孔１２ｂとが形成されて
いる。腰壁パネル６の上部を梁５の上フランジ５ａに取
り付ける際には、まず、腰壁パネル６の裏面側の中央部
の左右両側に、上部ファスナ１１を配置し、この上部フ
ァスナ１１の垂直部１１ｂの孔１１ａにボルト１４を挿
通させ、このボルト１４を前記インサートナット８（図
５では図示省略）に螺合する。
【００１１】続いて、上部ファスナ１１の上方に梁ファ
スナ１２を配置し、ジョイントボルト１３を上部ファス
ナ１１の下方から第１挿通穴１１ｃ及び梁ファスナ１２
の第２挿通穴１２ａを挿通させ、梁ファスナ１２の上部
でナット１５に螺合させることにより、上部ファスナ１
１と梁ファスナ１２とをジョイントボルト１３及びナッ
ト１５を用いて連結する。
スナ１２を配置し、ジョイントボルト１３を上部ファス
ナ１１の下方から第１挿通穴１１ｃ及び梁ファスナ１２
の第２挿通穴１２ａを挿通させ、梁ファスナ１２の上部
でナット１５に螺合させることにより、上部ファスナ１
１と梁ファスナ１２とをジョイントボルト１３及びナッ
ト１５を用いて連結する。
【００１２】次に、前記梁５の上フランジ５ａの上面に
梁ファスナ１２を沿わせ、梁ファスナ１２及び上フラン
ジ５ａの対応する孔１２ｂ及び５ｂにボルト１６を貫通
させ、上フランジ５ａの上部でナット１７に螺合するこ
とにより、梁ファスナ１２を梁５の上フランジ５ａに固
定する。
梁ファスナ１２を沿わせ、梁ファスナ１２及び上フラン
ジ５ａの対応する孔１２ｂ及び５ｂにボルト１６を貫通
させ、上フランジ５ａの上部でナット１７に螺合するこ
とにより、梁ファスナ１２を梁５の上フランジ５ａに固
定する。
【００１３】この状態で、梁ファスナ１２の上面側にナ
ット１５が当接し、上部ファスナ１１の水平部１１ｄの
下面側にジョイントボルト１３の大径の頭部１３ａが当
接することにより、腰壁パネル６が梁５の上部から吊り
下げ状態で支持される。そして、ナット１５を所望の方
向へ回転させて、ジョイントボルト１３に対するナット
１５の螺合位置を調整することにより、梁５に対する腰
壁パネル６の上下位置を調整することができる。
ット１５が当接し、上部ファスナ１１の水平部１１ｄの
下面側にジョイントボルト１３の大径の頭部１３ａが当
接することにより、腰壁パネル６が梁５の上部から吊り
下げ状態で支持される。そして、ナット１５を所望の方
向へ回転させて、ジョイントボルト１３に対するナット
１５の螺合位置を調整することにより、梁５に対する腰
壁パネル６の上下位置を調整することができる。
【００１４】一方、腰壁パネル６の下部を梁５の下フラ
ンジ５ｃに取り付けるには、断面略Ｌ字型の下部ファス
ナ１８を使用する。この下部ファスナ１８の垂直部１８
ａには、その下端から上方へ延びる長溝１８ｂが形成さ
れ、水平部１８ｃには孔１８ｄが形成されるとともに、
梁５の下フランジ５ｃには、孔１８ｄに対応する孔５ｄ
が設けられている。
ンジ５ｃに取り付けるには、断面略Ｌ字型の下部ファス
ナ１８を使用する。この下部ファスナ１８の垂直部１８
ａには、その下端から上方へ延びる長溝１８ｂが形成さ
れ、水平部１８ｃには孔１８ｄが形成されるとともに、
梁５の下フランジ５ｃには、孔１８ｄに対応する孔５ｄ
が設けられている。
【００１５】腰壁パネル６の下部の取付時には、この腰
壁パネル６の裏面側の下端部に設けた前記Ｃレール９に
Ｃレール固定ボルト２０の略矩形状の係合部２０ａを摺
動自在に嵌合する。そして、上記係合部２０ａから突出
する雄ねじ部２０ｂを下部ファスナ１８の前記長溝１８
ｂに挿通し、垂直部１８ａの外側でナット２１を螺合す
ることにより、腰壁パネル６に下部ファスナ１８を固定
する。
壁パネル６の裏面側の下端部に設けた前記Ｃレール９に
Ｃレール固定ボルト２０の略矩形状の係合部２０ａを摺
動自在に嵌合する。そして、上記係合部２０ａから突出
する雄ねじ部２０ｂを下部ファスナ１８の前記長溝１８
ｂに挿通し、垂直部１８ａの外側でナット２１を螺合す
ることにより、腰壁パネル６に下部ファスナ１８を固定
する。
【００１６】続いて、下部ファスナ１８の水平部１８ｃ
を梁５の下フランジ５ｃの下面側に沿わせ、水平部１８
ｃの下方から孔１８ｄ及び孔５ｄにボルト２２を挿通さ
せ、下フランジ５ｃの上面側でナット２３に螺合するこ
とにより、水平部１８ｃを下フランジ５ｃに固定する。
を梁５の下フランジ５ｃの下面側に沿わせ、水平部１８
ｃの下方から孔１８ｄ及び孔５ｄにボルト２２を挿通さ
せ、下フランジ５ｃの上面側でナット２３に螺合するこ
とにより、水平部１８ｃを下フランジ５ｃに固定する。
【００１７】なお、実際の取付に際しては、垂直部１８
ａをＣレール９に固定するナット２１を緩めに締め付け
ておき、長溝１８ｂ内でＣレール固定ボルト２０の雄ね
じ部２０ｂを上下動させて腰壁パネル６に対する下部フ
ァスナ１８の上下位置を調整しながらボルト２２及びナ
ット２３で水平部１８ｃを下フランジ５ｃに固定した
後、ナット２１を上記雄ねじ部２０ｂに強く締め付ける
ようにすればよい。又、腰壁パネル６の下部に取付に際
して、下部ファスナ１８を予め梁５の下フランジ５ｃに
固定しておき、上記下部ファスナ１８にＣレール固定ボ
ルト２０の雄ねじ部２０ｂをナット２１で固定するよう
にしてもよい。
ａをＣレール９に固定するナット２１を緩めに締め付け
ておき、長溝１８ｂ内でＣレール固定ボルト２０の雄ね
じ部２０ｂを上下動させて腰壁パネル６に対する下部フ
ァスナ１８の上下位置を調整しながらボルト２２及びナ
ット２３で水平部１８ｃを下フランジ５ｃに固定した
後、ナット２１を上記雄ねじ部２０ｂに強く締め付ける
ようにすればよい。又、腰壁パネル６の下部に取付に際
して、下部ファスナ１８を予め梁５の下フランジ５ｃに
固定しておき、上記下部ファスナ１８にＣレール固定ボ
ルト２０の雄ねじ部２０ｂをナット２１で固定するよう
にしてもよい。
【００１８】次に、第２の実施の形態として、例えば、
１階の上端部における腰壁パネルの取付構造を説明す
る。図７に示すように、コンクリート建築物において、
例えば、１階の外壁Ｗ１と２階の外壁Ｗ２との間に前後
方向の段差があり、１階の外壁パネル２４より２階の外
壁パネル２５が前方に位置している場合、２階の外壁パ
ネル２５の下端に連続する腰壁（垂壁）として、比較的
上下幅の短い腰壁パネル２６を配置することがある。
１階の上端部における腰壁パネルの取付構造を説明す
る。図７に示すように、コンクリート建築物において、
例えば、１階の外壁Ｗ１と２階の外壁Ｗ２との間に前後
方向の段差があり、１階の外壁パネル２４より２階の外
壁パネル２５が前方に位置している場合、２階の外壁パ
ネル２５の下端に連続する腰壁（垂壁）として、比較的
上下幅の短い腰壁パネル２６を配置することがある。
【００１９】この場合、腰壁パネル２６は、２階の外壁
パネル２５の下端部を支持する梁２７に取り付けられ
る。すなわち、図８に示すように、腰壁パネル２６は、
第１の実施の形態の腰壁パネル６より上下方向寸法が短
く形成され、より正確には、梁２７からの上方への突出
寸法が小さくされている。従って、上部ファスナ１１は
腰壁パネル２６の上端部に固定されているが、腰壁パネ
ル２６に対する上部ファスナ１１及び下部ファスナ１８
の取付方法、並びに梁２７に対する上部ファスナ１１及
び下部ファスナ１８の取付方法は第１の実施の形態と同
様であるから、対応する部位に同一の参照番号を付し
て、重複した説明を省略する。
パネル２５の下端部を支持する梁２７に取り付けられ
る。すなわち、図８に示すように、腰壁パネル２６は、
第１の実施の形態の腰壁パネル６より上下方向寸法が短
く形成され、より正確には、梁２７からの上方への突出
寸法が小さくされている。従って、上部ファスナ１１は
腰壁パネル２６の上端部に固定されているが、腰壁パネ
ル２６に対する上部ファスナ１１及び下部ファスナ１８
の取付方法、並びに梁２７に対する上部ファスナ１１及
び下部ファスナ１８の取付方法は第１の実施の形態と同
様であるから、対応する部位に同一の参照番号を付し
て、重複した説明を省略する。
【００２０】上部ファスナ１１を梁ファスナ１２に連結
するジョイントボルト２８は、第１の実施の形態のジョ
イントボルト１３より長く形成され、その雄ねじ部２８
ｂの上方に、雄ねじの存在しない支持部２８ｃが形成さ
れている。上記２階の外壁パネル２５の裏面側の下端部
には、Ｃレール３０が埋め込まれ、このＣレール３０内
にＣレール固定ボルト３１の略矩形状の係合部３１ａが
嵌合され、その雄ねじ部３１ｂは断面略Ｌ字型の外壁下
端ファスナ３２の垂直部の孔３２ａを貫通してナット３
３に螺合している。
するジョイントボルト２８は、第１の実施の形態のジョ
イントボルト１３より長く形成され、その雄ねじ部２８
ｂの上方に、雄ねじの存在しない支持部２８ｃが形成さ
れている。上記２階の外壁パネル２５の裏面側の下端部
には、Ｃレール３０が埋め込まれ、このＣレール３０内
にＣレール固定ボルト３１の略矩形状の係合部３１ａが
嵌合され、その雄ねじ部３１ｂは断面略Ｌ字型の外壁下
端ファスナ３２の垂直部の孔３２ａを貫通してナット３
３に螺合している。
【００２１】外壁下端ファスナ３２の水平部には孔３２
ｂが明けられ、この孔３２ｂがジョイントボルト２８の
支持部２８ｃに嵌合することにより、外壁パネル２５の
下端部がジョイントボルト２８によって上下動自在、且
つ前後、左右方向には移動不能に支持されている。
ｂが明けられ、この孔３２ｂがジョイントボルト２８の
支持部２８ｃに嵌合することにより、外壁パネル２５の
下端部がジョイントボルト２８によって上下動自在、且
つ前後、左右方向には移動不能に支持されている。
【００２２】
【発明の効果】以上のように、本発明の腰壁パネルの取
付構造は、腰壁パネルの裏面側の上部に上部ファスナを
固定するとともに、梁の上部に梁ファスナを固定し、上
記上部ファスナを梁ファスナの下方に配置して両者をジ
ョイントボルト及びそれに螺合するナットにより上下動
自在に接続するとともに、上記腰壁パネルの裏面側の下
部に下部ファスナを固定し、この下部フランジを上記梁
の下部に上下動自在に取り付けたものであるから、上記
ジョイントボルトに対するナットの螺合位置を変更する
ことにより、上記梁に対する腰壁パネルの上下位置を容
易に調整することができ、隣接する腰壁パネルの高さを
揃える等の調整作業を容易に行える利点がある。
付構造は、腰壁パネルの裏面側の上部に上部ファスナを
固定するとともに、梁の上部に梁ファスナを固定し、上
記上部ファスナを梁ファスナの下方に配置して両者をジ
ョイントボルト及びそれに螺合するナットにより上下動
自在に接続するとともに、上記腰壁パネルの裏面側の下
部に下部ファスナを固定し、この下部フランジを上記梁
の下部に上下動自在に取り付けたものであるから、上記
ジョイントボルトに対するナットの螺合位置を変更する
ことにより、上記梁に対する腰壁パネルの上下位置を容
易に調整することができ、隣接する腰壁パネルの高さを
揃える等の調整作業を容易に行える利点がある。
【図１】本発明の第１の実施の形態における腰壁パネル
の周辺部を示す概略説明図。
の周辺部を示す概略説明図。
【図２】上記腰壁パネルを示す正面図。
【図３】上記腰壁パネルの側面図。
【図４】上記腰壁パネルの背面図。
【図５】上記腰壁パネルの取付構造を示す側面図。
【図６】上記腰壁パネルの取付構造を示す背面図。
【図７】第２の実施の形態における腰壁パネルの周辺部
を示す概略説明図。
を示す概略説明図。
【図８】上記腰壁パネルの取付構造を示す側面図。
【符号の説明】 ５、２７ 梁 ５ａ、２７ａ 上フランジ（上部） ５ｃ、２７ｃ 下フランジ（下部） ６、２６ 腰壁パネル １１ 上部ファスナ １３、２８ ジョイントボルト １８ 下部ファスナ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｅ０４Ｂ 2/56 ６０３ Ｅ０４Ｂ 2/56 ６０３Ｅ ６０３Ｆ ６０３Ｚ ６０４ ６０４Ｂ ６０５ ６０５Ｌ ６１１ ６１１Ｂ ６３１ ６３１Ｃ ６３１Ｄ ６３１Ｊ ６３１Ｋ ６３１Ｗ ６４２ ６４２Ｂ ６４２Ｚ
Claims (1)
- 【請求項１】 腰壁パネルの裏面側の上部に上部ファス
ナを固定するとともに、梁の上部に梁ファスナを固定
し、上記上部ファスナを梁ファスナの下方に配置して両
者をジョイントボルト及びそれに螺合するナットにより
上下動自在に接続するとともに、上記腰壁パネルの裏面
側の下部に下部ファスナを固定し、この下部フランジを
上記梁の下部に上下動自在に取り付けたことを特徴とす
る腰壁パネルの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32888896A JPH10169058A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | 腰壁パネルの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32888896A JPH10169058A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | 腰壁パネルの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10169058A true JPH10169058A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18215224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32888896A Pending JPH10169058A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | 腰壁パネルの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10169058A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103388391A (zh) * | 2013-08-08 | 2013-11-13 | 无锡汉佳半导体科技有限公司 | 一种手术室墙板支撑调节装置 |
| CN105756246A (zh) * | 2014-12-17 | 2016-07-13 | 北新建材集团有限公司 | 可调式墙体和梁的连接结构 |
| CN106284682A (zh) * | 2016-08-18 | 2017-01-04 | 浙江绿筑建筑系统集成有限公司 | 一种下承重预制混凝土外墙与钢梁的连接节点 |
| CN111119345A (zh) * | 2020-01-16 | 2020-05-08 | 东南大学 | 适用于装配式钢框架-预制墙板的连接结构及安装方法 |
| JP2020165246A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 大和ハウス工業株式会社 | 建物の施工方法 |
| CN111962729A (zh) * | 2020-08-20 | 2020-11-20 | 嘉善精田精密机械制造有限公司 | 一种隐框幕墙安装结构及其安装方法 |
| JP2021055425A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | 大和ハウス工業株式会社 | 外壁パネル取り付け補助具及び外壁パネル取り付け方法 |
-
1996
- 1996-12-09 JP JP32888896A patent/JPH10169058A/ja active Pending
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