JPH10168847A - 水路清掃用カート - Google Patents
水路清掃用カートInfo
- Publication number
- JPH10168847A JPH10168847A JP32535696A JP32535696A JPH10168847A JP H10168847 A JPH10168847 A JP H10168847A JP 32535696 A JP32535696 A JP 32535696A JP 32535696 A JP32535696 A JP 32535696A JP H10168847 A JPH10168847 A JP H10168847A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- cart
- gun
- waterway
- water discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 入口の狭い円形水路を容易に清掃することが
できるようにすることである。 【解決手段】 舵取り装置を有する四輪カート１１であ
って、散水車との接続部１３、１４をその前端部又は後
端部に有し、上記カートの前端部に放水用の放水銃１５
を有しており、上記カート１１は、上記散水車に接続さ
れると共に、上記散水車によって駆動され、放水銃１５
は、上記散水車の水貯蔵タンクにホース１６で連結さ
れ、放水銃１５から水を水路に放出することにより水路
を清掃する。
できるようにすることである。 【解決手段】 舵取り装置を有する四輪カート１１であ
って、散水車との接続部１３、１４をその前端部又は後
端部に有し、上記カートの前端部に放水用の放水銃１５
を有しており、上記カート１１は、上記散水車に接続さ
れると共に、上記散水車によって駆動され、放水銃１５
は、上記散水車の水貯蔵タンクにホース１６で連結さ
れ、放水銃１５から水を水路に放出することにより水路
を清掃する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、高速道路等の道
路の側縁に設けられた水路を清掃するための水路清掃用
カートに関する。
路の側縁に設けられた水路を清掃するための水路清掃用
カートに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般的に、道路の側縁には雨水等を流す
ための水路が設けられている。この水路の中でも、高速
道路のトンネル内等に設けられた水路は、図７に示すよ
うな円形であり、水路入口２の幅が円形水路１の最大径
より小さい。このため、この円形水路１を清掃しにく
く、通常の清掃方法では十分な清掃をすることができな
い。そこで、上記円形水路内に差し込んだ放水銃から所
定圧力の水を放水して、その放水の圧力で上記円形水路
１を清掃する方法が用いられている。
ための水路が設けられている。この水路の中でも、高速
道路のトンネル内等に設けられた水路は、図７に示すよ
うな円形であり、水路入口２の幅が円形水路１の最大径
より小さい。このため、この円形水路１を清掃しにく
く、通常の清掃方法では十分な清掃をすることができな
い。そこで、上記円形水路内に差し込んだ放水銃から所
定圧力の水を放水して、その放水の圧力で上記円形水路
１を清掃する方法が用いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
清掃方法をとるとき、上記放水銃を作業者が持って行う
ため、放水の圧力で放水銃が振られる危険性があり、ま
た、放水銃を振られないように持つには、作業者にかな
りの体力を要する。
清掃方法をとるとき、上記放水銃を作業者が持って行う
ため、放水の圧力で放水銃が振られる危険性があり、ま
た、放水銃を振られないように持つには、作業者にかな
りの体力を要する。
【０００４】そこで、この発明の課題は、入口の狭い円
形水路を容易に清掃することができるようにすることで
ある。
形水路を容易に清掃することができるようにすることで
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、舵取り装置を有する四輪カートであっ
て、散水車との接続部をその前端部又は後端部に有し、
上記カートの前端部に放水用の放水銃を有しており、上
記カートは、上記散水車に接続されると共に、上記散水
車によって駆動され、上記放水銃は、上記散水車の水貯
蔵タンクにホースで連結され、上記放水銃から水を水路
に放出することにより水路を清掃するようにしたのであ
る。
め、この発明は、舵取り装置を有する四輪カートであっ
て、散水車との接続部をその前端部又は後端部に有し、
上記カートの前端部に放水用の放水銃を有しており、上
記カートは、上記散水車に接続されると共に、上記散水
車によって駆動され、上記放水銃は、上記散水車の水貯
蔵タンクにホースで連結され、上記放水銃から水を水路
に放出することにより水路を清掃するようにしたのであ
る。
【０００６】散水車に連結したカートを用い、これに放
水銃を設けたので、作業者は、放水銃位置を調整するこ
とにより容易に清掃することができる。
水銃を設けたので、作業者は、放水銃位置を調整するこ
とにより容易に清掃することができる。
【０００７】また、カートに放水銃を設けたので、作業
者がこれを保持する必要がなく、放水銃が振られる危険
性を回避することができる。
者がこれを保持する必要がなく、放水銃が振られる危険
性を回避することができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【０００９】この発明にかかる水路清掃用カートは、図
１に示すように、ハンドル１２等の舵取り装置を有する
四輪のカート１１である。このカート１１は、駆動装置
を有しておらず、散水車との接続部１３、１４をその前
端部又は後端部に有する。この接続部１３、１４で上記
散水車と接続され、この散水車によって駆動される。ま
た、カート１１には、ハンドル１２等の上記舵取り装置
を操作するための操作部１８が設けられており、ここに
人が乗ってカート１１の進行方向を操作することができ
る。
１に示すように、ハンドル１２等の舵取り装置を有する
四輪のカート１１である。このカート１１は、駆動装置
を有しておらず、散水車との接続部１３、１４をその前
端部又は後端部に有する。この接続部１３、１４で上記
散水車と接続され、この散水車によって駆動される。ま
た、カート１１には、ハンドル１２等の上記舵取り装置
を操作するための操作部１８が設けられており、ここに
人が乗ってカート１１の進行方向を操作することができ
る。
【００１０】上記カート１１には、上記散水車から水を
導入し、放出するための放水部が設けられている。カー
ト１１の前端部に、上記放水部の先端としての放水用放
水銃１５を有する。上記散水車からの水を放水銃１５よ
り水を水路に放出することにより円形水路等の水路を清
掃することができる。
導入し、放出するための放水部が設けられている。カー
ト１１の前端部に、上記放水部の先端としての放水用放
水銃１５を有する。上記散水車からの水を放水銃１５よ
り水を水路に放出することにより円形水路等の水路を清
掃することができる。
【００１１】上記放水部は、図１に示すように、散水車
からのホース１６を接続する接続部１７、この放水装置
全体をカート１１上に支持する支持部２１、ホース１６
内を通ってきた水が２方向に分岐する二又部２２、及び
二又部２２と放水銃１５を連結する連結部２３、及び放
水銃１５からなる。この放水部は、カート１１の前端部
の一方の側面から他方の側面に渡された軌道２４上に設
けられている。この軌道２４は、図２（ａ）（ｂ）に示
すように、軌道枠２５の中にねじ軸２６が設けられ、そ
の一方の端部にハンドル２７が設けられている。また、
上記放水部の支持部２１の下端に、回転架台２８を介し
てねじ軸２６とかみ合うナット部材２９が設けられてお
り、上記ハンドル２７を回すことにより、上記放水部を
カートの両側間を自在に移動させることができる。
からのホース１６を接続する接続部１７、この放水装置
全体をカート１１上に支持する支持部２１、ホース１６
内を通ってきた水が２方向に分岐する二又部２２、及び
二又部２２と放水銃１５を連結する連結部２３、及び放
水銃１５からなる。この放水部は、カート１１の前端部
の一方の側面から他方の側面に渡された軌道２４上に設
けられている。この軌道２４は、図２（ａ）（ｂ）に示
すように、軌道枠２５の中にねじ軸２６が設けられ、そ
の一方の端部にハンドル２７が設けられている。また、
上記放水部の支持部２１の下端に、回転架台２８を介し
てねじ軸２６とかみ合うナット部材２９が設けられてお
り、上記ハンドル２７を回すことにより、上記放水部を
カートの両側間を自在に移動させることができる。
【００１２】上記放水部をカートの両側間を移動させる
とき、ホース接続部１７に接続されたホース１６は、操
作部１８の下部に設けられた空間を移動することができ
るので、上記放水部の移動を妨げない。
とき、ホース接続部１７に接続されたホース１６は、操
作部１８の下部に設けられた空間を移動することができ
るので、上記放水部の移動を妨げない。
【００１３】支持部２１と回転架台２８は水平方向に回
転自在に取り付けられており、二又部２２と連結部２３
は垂直方向に回転自在に取り付けられている。このた
め、上記放水部に取り付けられた操作レバー１９によっ
て放水銃１５の先端を上下左右に回転自在に動かすこと
ができる。すなわち、図３に示すように、操作レバー１
９を左右に動かすことにより、放水銃１５を左右に回動
させることが可能となり、図４に示すように、操作レバ
ー１９を上下に動かすことにより、放水銃１５を上下に
回動させることが可能となる。これにより、放水銃１５
の向きを、目的の水路の方向に合わせることが可能とな
る。
転自在に取り付けられており、二又部２２と連結部２３
は垂直方向に回転自在に取り付けられている。このた
め、上記放水部に取り付けられた操作レバー１９によっ
て放水銃１５の先端を上下左右に回転自在に動かすこと
ができる。すなわち、図３に示すように、操作レバー１
９を左右に動かすことにより、放水銃１５を左右に回動
させることが可能となり、図４に示すように、操作レバ
ー１９を上下に動かすことにより、放水銃１５を上下に
回動させることが可能となる。これにより、放水銃１５
の向きを、目的の水路の方向に合わせることが可能とな
る。
【００１４】カート１１と散水車の接続は、図５に示す
ように、カート１１の先端部又は後端部に設けられた接
続部１３、１４と、散水車３３の前端部に設けられた接
続部３４の間を所定の接続部材３５で接続することによ
り行うことができる。この接続部材３５は、散水車３３
からカート１１へ水を送るためのホース１６を保持する
ことができる。また、散水車３３を駆動することによ
り、接続部材３５で接続されたカート１１が動くので、
接続部材３５は、散水車３３がカート１１を押したり、
引っ張るのに耐えられる程度の強度を有することが必要
である。
ように、カート１１の先端部又は後端部に設けられた接
続部１３、１４と、散水車３３の前端部に設けられた接
続部３４の間を所定の接続部材３５で接続することによ
り行うことができる。この接続部材３５は、散水車３３
からカート１１へ水を送るためのホース１６を保持する
ことができる。また、散水車３３を駆動することによ
り、接続部材３５で接続されたカート１１が動くので、
接続部材３５は、散水車３３がカート１１を押したり、
引っ張るのに耐えられる程度の強度を有することが必要
である。
【００１５】道路側縁の水路３２の清掃を行う場合は、
図６に示すように、散水車３３の前方に保持されたカー
ト１１を道路３１の側にある水路３２近くに沿わせ、放
水銃１５の方向を調整して、放水することで行われる。
水は、散水車３３の水貯蔵タンクから、コンプレッサを
介してホース１６によってカート１１の放水部に送ら
れ、放水銃１５から放水される。放水の圧力は、作業者
が直接放水銃１５を持たないので高めることができ、６
ｋｇ／ｃｍ2 程度の圧力とすることができる。
図６に示すように、散水車３３の前方に保持されたカー
ト１１を道路３１の側にある水路３２近くに沿わせ、放
水銃１５の方向を調整して、放水することで行われる。
水は、散水車３３の水貯蔵タンクから、コンプレッサを
介してホース１６によってカート１１の放水部に送ら
れ、放水銃１５から放水される。放水の圧力は、作業者
が直接放水銃１５を持たないので高めることができ、６
ｋｇ／ｃｍ2 程度の圧力とすることができる。
【００１６】放水する方向は、放水した水がカートの進
行方向と逆向きに流れると清掃の効果が薄れるので、道
路３１が下っている方向に放水することが好ましい。よ
って、下り坂の水路３２を清掃するときは、カートの後
端の接続部１４と散水車の接続部３４を接続し、散水車
３３を前方に進行させればよく、上り坂の水路３２を清
掃するときは、カートの前端の接続部１３と散水車の接
続部３４を接続し、散水車３３を後方に進行させればよ
い。
行方向と逆向きに流れると清掃の効果が薄れるので、道
路３１が下っている方向に放水することが好ましい。よ
って、下り坂の水路３２を清掃するときは、カートの後
端の接続部１４と散水車の接続部３４を接続し、散水車
３３を前方に進行させればよく、上り坂の水路３２を清
掃するときは、カートの前端の接続部１３と散水車の接
続部３４を接続し、散水車３３を後方に進行させればよ
い。
【００１７】
【発明の効果】この発明によれば、散水車に連結したカ
ートを用い、これに放水銃を設けたので、作業者は、放
水銃位置を調整することにより容易に水路の清掃するこ
とができる。
ートを用い、これに放水銃を設けたので、作業者は、放
水銃位置を調整することにより容易に水路の清掃するこ
とができる。
【００１８】また、カートに放水銃を設けたので、作業
者がこれを保持する必要がなく、放水銃が振られる危険
性を回避することができ、安全かつ効率的に水路の清掃
をすることができる。
者がこれを保持する必要がなく、放水銃が振られる危険
性を回避することができ、安全かつ効率的に水路の清掃
をすることができる。
【図１】この発明にかかるカートの例を示す斜視図
【図２】（ａ）カート放水部の一部拡大図 （ｂ）（ａ）の側面図
【図３】図１の平面図
【図４】図１の側面図
【図５】図１に示すカートと散水車の連結の様子を示す
模式図
模式図
【図６】散水の様子の例を示す平面図
【図７】円形水路の例を示す断面図
１ 円形水路 ２ 水路入口 １１ カート １２ ハンドル １３ 接続部 １４ 接続部 １５ 放水銃 １６ ホース １７ ホース接続部 １８ 操作部 １９ 操作レバー ２１ 支持部 ２２ 二又部 ２３ 連結部 ２４ 軌道 ２５ 軌道枠 ２６ ねじ軸 ２７ ハンドル ２８ 回転架台 ２９ ナット部材 ３１ 道路 ３２ 水路 ３３ 散水車 ３４ 散水車接続部 ３５ 接続部材
Claims (2)
- 【請求項１】 舵取り装置を有する四輪カートであっ
て、散水車との接続部をその前端部又は後端部に有し、
上記カートの前端部に放水用の放水銃を有しており、上
記カートは、上記散水車に接続されると共に、上記散水
車によって駆動され、上記放水銃は、上記散水車の水貯
蔵タンクにホースで連結され、上記放水銃から水を水路
に放出することにより水路を清掃する水路清掃用カー
ト。 - 【請求項２】 上記カートは、人が乗って上記舵取り装
置を操作する操作部を有し、上記放水銃は操作レバーを
有し、この操作レバーによって上記放水銃の先端を上下
左右に回転自在に動かすことができ、また、上記放水銃
は、上記カートの一方の側面から他方の側面に渡された
軌道上に設けられており、上記軌道に沿って、上記カー
トの両側面間を移動自在である請求項１に記載の水路清
掃用カート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32535696A JPH10168847A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 水路清掃用カート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32535696A JPH10168847A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 水路清掃用カート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10168847A true JPH10168847A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18175914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32535696A Pending JPH10168847A (ja) | 1996-12-05 | 1996-12-05 | 水路清掃用カート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10168847A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030089552A (ko) * | 2002-05-16 | 2003-11-22 | 하재욱 | 살수차 |
| KR101967839B1 (ko) * | 2018-07-31 | 2019-04-10 | 주식회사 피노 | 원터치 2-채널 방향 조작 소방용 방수총 거치대 |
| CN109779000A (zh) * | 2019-03-12 | 2019-05-21 | 甘肃路桥建设集团有限公司 | 一种公路隧道洞外路面倒漏斗形截水沟清理工具 |
| JP2021025377A (ja) * | 2019-08-08 | 2021-02-22 | 範多機械株式会社 | 清掃用カート |
| CN112681202A (zh) * | 2020-09-29 | 2021-04-20 | 北京京环装备设计研究院有限公司 | 路面清洗车 |
| JP2022012841A (ja) * | 2020-07-02 | 2022-01-17 | 範多機械株式会社 | 清掃用カート及びスプレーバー装置 |
-
1996
- 1996-12-05 JP JP32535696A patent/JPH10168847A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030089552A (ko) * | 2002-05-16 | 2003-11-22 | 하재욱 | 살수차 |
| KR101967839B1 (ko) * | 2018-07-31 | 2019-04-10 | 주식회사 피노 | 원터치 2-채널 방향 조작 소방용 방수총 거치대 |
| CN109779000A (zh) * | 2019-03-12 | 2019-05-21 | 甘肃路桥建设集团有限公司 | 一种公路隧道洞外路面倒漏斗形截水沟清理工具 |
| CN109779000B (zh) * | 2019-03-12 | 2024-04-12 | 甘肃路桥建设集团有限公司 | 一种公路隧道洞外路面倒漏斗形截水沟清理工具 |
| JP2021025377A (ja) * | 2019-08-08 | 2021-02-22 | 範多機械株式会社 | 清掃用カート |
| JP2022012841A (ja) * | 2020-07-02 | 2022-01-17 | 範多機械株式会社 | 清掃用カート及びスプレーバー装置 |
| CN112681202A (zh) * | 2020-09-29 | 2021-04-20 | 北京京环装备设计研究院有限公司 | 路面清洗车 |
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