JPH1016819A - 車両の前部車体構造 - Google Patents

車両の前部車体構造

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JPH1016819A
JPH1016819A JP16713896A JP16713896A JPH1016819A JP H1016819 A JPH1016819 A JP H1016819A JP 16713896 A JP16713896 A JP 16713896A JP 16713896 A JP16713896 A JP 16713896A JP H1016819 A JPH1016819 A JP H1016819A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗車車,トラック,バス,電車等の車両の前
部車体構造に関し、該車両のフロントノーズをセグメン
トノーズに形成しても、空気抵抗係数を低減せしめデザ
イン,設計上の自由度を拡大する。 【解決手段】 車両1のフードパネル6の上面が、フロ
ントガラス側3の一般面6aとこの一般面6aから車両
1の前方に延設されるセグメントノーズ面6bとで形成
されるセグメントノーズSEに形成し、セグメントノー
ズSEのノーズ先端の曲面半径Rの処理及びセグメント
ノーズSE先端の上端接続部8の高さh1を低下させる
ことにより、空気抵抗係数の低Cd値が得られるように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用車,トラッ
ク,バス,電車等の車両の前部車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、上記車両のフロントサイ
ド構造は、例えば乗用車の場合について説明すると、例
えば乗用車の車両の左右のフロントサイドコーナ部の側
面形状は、空気抵抗係数のCd値を低くするため、該車
両の走行風の空気の流れを上記車両の後方まで沿わせ易
く、剥離が生じにくい曲面形状がよいとされているが、
その形状が多面体の形状に形成された場合にはそのCd
値を犠牲にしてデザインを決定したり、種々の方法がと
られている。
【0003】一方、上記車両の前面側の形状もデザイン
上から種々の形状が使用されており、その代表的な形状
には、例えば上記車両のフロントノーズ形状があり、図
5に示したようにセグメントノーズSE,ノーマルノー
ズN,スラントノーズSRの三つのタイプがある。上記
車両のフロントノーズ形状を模式的に示したスラントノ
ーズSRを、図6について説明すると、該車両の前側の
形状がフロントバンパ2の上方に設けられるフロントグ
リル4とフロントグリル4の上方でエンジンルームを覆
うフードパネル6等で構成されている。
【0004】今、図6に示したフロントグリル4の上端
部とフードパネル6の前端との上端接続部8と、フロン
トグリル4の下端と上記フロントバンパ2の上面との下
端接合部10とを基準に考える。そして、上記のフロン
トバンパ2の前面2aから上記下端接合部10までの水
平方向の長さをd1とし、上記フロントバンパ2の前面
2aから上端接合部8までの水平方向の長さをd2と
し、更に上記の下端接合部10から略鉛直方向に延びる
延長線とフロントグリル4の前面4aとなす角度をθと
して、前記3タイプのノーズについて説明する。
【0005】先ず、図5に示したように、ノーマルノー
ズNは上記角度θ=0の時であり、フロントグリル4が
図6のように傾斜状態ではなく、図5に示したように下
端接続部10から略垂直に起立している形状のものであ
る。つまり、図5のグラフに示されているように上記角
度θが0で、略d2/d1=1.0の時である。
【0006】又、図5に示したようにセグメントノーズ
SEは上記角度θがθ<0の時であり、d2/d1=
1.0より左側の領域(d2/d1<1.0)のもの
で、上端接続部8が下端接続面10に対して上記車両の
前方向側に突出する形状のものである。又、図5に示し
たようにスラントノーズSRは上記角度θがθ>0の時
であり上記d2/d1=1.0より右側の領域(d2/
d1>0)のもので上端接続部8が下端接続部10よ
り、上記車両の後方側へ後退する形状のものである。
【0007】又、上記セグメントノーズSEは、特に上
記ノーズ先端で走行風の空気の流れが剥離し易く空力特
性も悪く、図5に示す、ノーズ先端前後位置d2/d1
に対する空気抵抗係数Cd値の増減量ΔCd値を示すグ
ラフで明らかなように、セグメントノーズSEとスラン
トノーズSRの両者の空気抵抗係数のCd値を比較する
と、セグメントノーズSEの方が上記ΔCd値で約0.
02大きくなり、これは上記車両全体に加わる上記空気
の抵抗の約5〜8%に値するもので、該車両の燃費の悪
化の一つの要因となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記車
両の前面の形状で流れを後方まで沿わせ、できるだけ剥
離の少ない、空気抵抗係数のΔCd値が小さくなるよう
な形状にすると、空力特性の良い該車両の前面形状とし
てはスラントノーズSRとなり、デザインが画一化され
てしまい、上記車両のデザインの制約を受け、設計上に
おいても自由度がなかった。
【0009】一方、上記車両の、特に自動車の増大にと
もない自動車は、タクシーや貨物車等の営業用車,自家
用車,キャンピングのようなRV車等のように、その用
途も多様化し、且つ自動車の使用者もドライバだけのも
のではなくなり同乗者を含めたすべての搭乗者の感性に
強く影響を与えるものになり、又その使用者も幼児から
老若男女に及ぶものとなり、現代に至っては、周知のよ
うに自動車は単に人間や物を運ぶという観念を超え、服
装などと同様に自動車のデザインは、今まで以上に趣
味,趣向の領域を越えた人間の感性に及び、その製造者
にとっても使用者にとっても他との差別化したものが要
求されるようになっている。
【0010】そこで、従来においては、上記デザインや
差別化の要求にできるだけ対応するために、上記空力特
性を犠牲にした上記のノーマルノーズや又セグメントノ
ーズ的な形状をしたものがあるが、特に、従来のセグメ
ントノーズ形状のものは、デザインに傾倒し空力特性を
犠牲にしたもであり、上記空力特性を積極的に使用した
ものではなく、上記空力特性を考慮されていないものも
考えられる。
【0011】本発明はこのような課題に鑑み創案された
もので、上記車両の前側の形状をセグメントノーズに形
成し、上記セグメントノーズでもスラントノーズ並の空
気抵抗係数のCd値になるよう車両の前部車体構造を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の車両の前部車体構造は、少なくとも車両の前
端部に設けられたフロントバンパ,該フロントバンパの
上方に配置されたフロントグリルの上方でエンジンルー
ムを覆うフードパネル等から構成される車両の前部車体
構造において、上記フードパネルの上面が一般面と該一
般面から上記車両の前方に延設されるセグメントノーズ
面とを有し、上記フロントグリル上部と上記フードパネ
ル前端との上端接続部を鋭角状に形成すると共に、上記
の上端接続部を該フードパネル一般面の略前端位置より
低下させたことを特徴としている。
【0013】請求項2記載の本発明の車両の前部車体構
造は、請求項1記載の構成において、上記フロントバン
パ上面から上記上端接続部までの高さと、上記フードパ
ネルの一般面の該車両前方向に延びる延長線と上記フロ
ントグリル前面の該車両上方向に延びる延長線との交点
から上記フロントバンパ上面までの高さとの比が約0.
5〜0.9の範囲に設定されていることを特徴としてい
る。
【0014】請求項3記載の本発明の車両の前部車体構
造は、請求項1又は2記載の構成において、上記のフロ
ントグリル上部とフードパネル前端との上端接続部を上
記のフードパネルの一般面前端より下方への半径Rが約
50mm〜150mmで上記フロントグリル上部に接続
する曲面形状又は上記一般面前端の位置より低下する位
置で上記フロントグリル上部に接続する形状の少なくと
もいずれか一方の形状に形成したことを特徴としてい
る。
【0015】請求項4記載の本発明の車両の前部車体構
造は、請求項1〜3のいずれかに記載の構成において、
上記フードパネル側の該一般面の先端から上記フロント
バンパ前面までの水平方向の長さが、上記のフロントグ
リルの下端とフロントバンパ上端との下端接合部から上
記フロントバンパの前面までの水平方向の長さの約2倍
で形成されていることを特徴としている。
【0016】
【本発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1〜4に
ついて説明するが、上記従来例と実質的に同一部位には
同一符号を付して説明する。図1は本発明の実施形態を
示すもので、本発明の車両の前部車体構造を乗用車に適
用した場合の乗用車の斜視図、図2は図1の2A−2A
線に沿う断面を模式的に示した断面図、図3は図2のセ
グメントノーズ先端の代表Rに対する空気抵抗係数の増
減量ΔCd値の関係を実測したセグメントノーズ先端の
曲面半径Rの効果特性を示すグラフ、図4は図2のセグ
メントノーズ先端高さh1/hに対する空気抵抗係数の
ΔCd値の関係を実測したセグメントノーズ高さ効果特
性を示すグラフである。
【0017】図1,2に示したように、車両1の前部車
体構造は、少なくとも車両1の前端部に取付られるフロ
ントバンパ2とフロントバンパ2の上方に設けられたフ
ロントグリル4とフロントグリル4の上方でエンジンル
ーム5の上方開口を覆うフードパネル6等から構成され
ている。又、上記のフードパネル6の上面は、フロント
ガラス3側の一般面6aとフロントグリル4側のセグメ
ントノーズ面6bとで形成されている。
【0018】又、フロントガラス3側の一般面6aの先
端6cから上記フロントバンパ2の前面2aまでの水平
長さd3(=2d1)が、上記のフロントグリル4の下
端とフロントバンパ2の上面2bとの下端接続部10か
ら上記フロントバンパ2の前面2aまでの水平長さd1
の約2倍の長さで形成されている。又、上記のセグメン
トノーズルSE高さが上記フロントバンパ2の上面2b
から上記の上端接続部8までの高さh1と、上記フード
パネル6の一般面6aの車両1の前方向に延びる延長線
6dと上記フロントグリル4の前面4aの該車両の上方
向に延びる延長線4dとの交点16から上記フロントバ
ンパ2の上面2bまでの鉛直な高さhとの比が、図4に
示したように約0.5〜0.9の範囲になるように形成
されている。
【0019】上記のフロントグリル上部とフードパネル
前端との上端接続部を上記のフードパネルの一般面前端
より下方への半径Rが約50mm〜150mmで上記フ
ロントグリル上部に接続する曲面形状又は上記一般面前
端の位置より低下する位置で上記フロントグリル上部に
接続する形状の少なくともいずれか一方の形状を有する
ように形成されていれば良い。
【0020】又、図3,4は本発明の上記実施形態の構
成に基づく実測結果を示すもので、図3はセグメントノ
ーズSEの先端の上端接続部8の曲面半径Rの効果特性
を示すものであり、上記R=約50mm〜150mmの
範囲に設定すれば、上記のセグメントノーズSEでもス
ラントノーズSR並の上記低Cd値化を達成することが
できる。
【0021】又、図4はセグメントノーズ高さの効果特
性を示すものであり、上記h1/h=約0.5〜0.9
の範囲に設定して形成すれば、上記のセグメントノーズ
SEでもスラントノーズSR並の上記低Cd値化を達成
することができる。上記のように、本発明の発明者は、
上記車体の前部車体構造を上記のように形成し、上記の
セグメントノーズSEでもスラントノーズSR並の上記
低Cd値化の実現手法として、上記のセグメントノーズ
先端の上端接続部8の曲面半径Rの処理及びセグメント
ノーズ先端の高さを低下させればよいことを見出したも
のである。
【0022】即ち、図2に示す上記のフロントグリル4
の上部とフードパネル6の前端との上端接続部8を鋭角
状に形成すると共に、上端接続部8をフードパネル6の
一般面6aの前端6cの位置より低下させるように形成
すれば良いことを見出したものである。これは、上記の
曲面半径Rの処理及び先端高さhを低下させることによ
りフロントバンパ6からの流れをフロント前面形状に沿
わせ、上記フロントノーズ先端の剥離を抑制し、車両1
におけるフロントの前面圧力を低減したためであり、特
に上記セグメントノーズSE先端高さの低下は、上記セ
グメントノーズSE先端がエッジでも、スラントノーズ
SR並の上記低Cd値にすることができるものである。
【0023】従って、本発明は上記のセグメントノーズ
SEでスラントノーズSR並の低Cd値化を可能にした
ことで、燃費も上記スラントノーズSR並を維持するこ
とができる。又、上記セグメントノーズSEでも、その
形状がシャープなイメージでも上記低Cd値化が図れる
ので、上記デザイン及び設計上の自由度も拡大すること
ができる作用効果を奏することができる。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の車両の前部車体構造によれば、少なくとも車両の
前端部に設けられたフロントバンパ,該フロントバンパ
の上方に配置されたフロントグリルの上方でエンジンル
ームを覆うフードパネル等から構成される車両の前部車
体構造において、上記フードパネルの上面が一般面と該
一般面から上記車両の前方に延設されるセグメントノー
ズ面とを有し、上記フロントグリル上部と上記フードパ
ネル前端との上端接続部を鋭角状に形成すると共に、上
記の上端接続部を該フードパネル一般面の略前端位置よ
り低下させているので、上記セグメントノーズ先端の上
記接合部を鋭角状にし、上記セグメントノーズの先端高
さを低下させることにより上記車両のフロントバンパか
らの流れを、上記フロントの前面形状に沿わせ、上記ノ
ーズ先端の剥離を抑制すると共に、上記車両のフロント
前面圧力を低減せしめることができる。
【0025】又、特に上記ノーズ先端高さの低下は、上
記ノーズ先端がエッジでも上記スラントノーズ並の上記
低Cd値にできるため、デザイン及び設計上の自由度を
拡大することができる。請求項2記載の本発明の車両の
前部車体構造によれば、請求項1記載の構成において、
上記フロントバンパ上面から上記上端接続部までの高さ
と、上記フードパネルの一般面の該車両前方向に延びる
延長線と上記フロントグリル前面の該車両上方向に延び
る延長線との交点から上記フロントバンパ上面までの高
さとの比が約0.5〜0.9の範囲に設定されているの
で、上記フードパネルの一般面の前端位置の高さより上
記上端接続部の高さが低下するように形成されていれ
ば、上記の一般面から上端接続部までの上記フードパネ
ルの形状が、傾斜面,曲面等で形成されていても上記ス
ラントノーズ並の低Cd値を得ることができる。
【0026】請求項3記載の本発明の車両の前部車体構
造によれば、請求項1又は2記載の構成において、上記
のフロントグリル上部とフードパネル前端との上端接続
部を上記のフードパネルの一般面前端より下方への半径
Rが約50mm〜150mmで上記フロントグリル上部
に接続する曲面形状又は上記一般面前端の位置より低下
する位置で上記フロントグリル上部に接続する形状の少
なくともいずれか一方の形状に形成したので、上記上端
接続部が上記のフードパネルの一般面前端より下方へ半
径が約50mm〜150mmでフロントグリル上端に接
続する形状又は上記フロントパネルの一般面前端面より
低下する位置で、上記フロントグリル上部に接続する形
状の少なくともいずれか一方の形状で構成されているた
め、上記低Cd値を上記スラントノーズ並にすることが
でき、上記デザイン及び設計上の自由度も拡大すること
ができる。
【0027】請求項4記載の本発明の車両の前部車体構
造によれば、請求項1〜3のいずれかに記載の構成にお
いて、上記フードパネル側の該一般面の先端から上記フ
ロントバンパ前面までの水平方向の長さが、上記のフロ
ントグリルの下端とフロントバンパ上面との下端接合部
から上記フロントバンパの前面までの水平方向の長さの
約2倍で形成されているので、上記セグメントノーズ先
端の上記上端接合部を鋭角状にして上記セグメントノー
ズの先端高さを低下させることにより上記車両のフロン
トバンパからの流れを、上記フロント前面形状に沿わ
せ、上記ノーズ先端の剥離を抑制すると共に、上記車両
のフロントの前面圧力を低減せしめることができる。
【0028】又、特に上記ノーズ先端高さの低下は、上
記ノーズ先端がエッジでも上記スラントノーズ並の上記
低Cd値にできるため、デザイン及び設計上の自由度を
拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すもので、本発明の車両
の前部車体構造を乗用車に適用した場合を示す乗用車の
斜視図である。
【図2】図1の2A−2A線に沿う断面を模式的に示し
た断面図である。
【図3】図2のセグメントノーズ先端の曲面半径の効果
特性を示すグラフである。
【図4】図2のセグメントノーズ高さ効果特性を示すグ
ラフである。
【図5】従来例の車両のフロントノーズ先端形状の種類
及び該フロントノーズ先端形状に対する空気抵抗係数の
効果特性を示すグラフである。
【図6】図5のスラントノーズを模式的に示した説明図
である。
【符号の説明】
1 車両 2 フロントバンパ 2a 前面 2b 上面 4 フロントグリル 4a 前面 6 フードパネル 6a 一般面 6b セグメントノーズ面 8 上端接続部 10 下端接続部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも車両の前端部に設けられたフ
    ロントバンパ,該フロントバンパの上方に配置されたフ
    ロントグリルの上方でエンジンルームを覆うフードパネ
    ル等から構成される車両の前部車体構造において、上記
    フードパネルの上面が一般面と該一般面から上記車両の
    前方に延設されるセグメントノーズ面とを有し、上記フ
    ロントグリル上部と上記フードパネル前端との上端接続
    部を鋭角状に形成すると共に、上記の上端接続部を該フ
    ードパネル一般面の略前端位置より低下させたことを特
    徴とする、車両の前部車体構造。
  2. 【請求項2】 上記フロントバンパ上面から上記上端接
    続部までの高さと、上記フードパネルの一般面の該車両
    前方向に延びる延長線と上記フロントグリル前面の該車
    両上方向に延びる延長線との交点から上記フロントバン
    パ上面までの高さとの比が約0.5〜0.9の範囲に設
    定されていることを特徴とする、請求項1記載の車両の
    前部車体構造。
  3. 【請求項3】 上記のフロントグリル上部とフードパネ
    ル前端との上端接続部を上記のフードパネルの一般面前
    端より下方への半径Rが約50mm〜150mmで上記
    フロントグリル上部に接続する曲面形状又は上記一般面
    前端の位置より低下する位置で上記フロントグリル上部
    に接続する形状の少なくともいずれか一方の形状に形成
    したことを特徴とする、請求項1又は2記載の車両の前
    部車体構造。
  4. 【請求項4】 上記フードパネル側の該一般面の先端か
    ら上記フロントバンパ前面までの水平方向の長さが、上
    記のフロントグリルの下端とフロントバンパ上端との下
    端接合部から上記フロントバンパの前面までの水平方向
    の長さの約2倍で形成されていることを特徴とする、請
    求項1〜3のいずれかに記載の車両の前部車体構造。
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