JPH10167914A - 海生付着生物防汚組成物 - Google Patents

海生付着生物防汚組成物

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JPH10167914A
JPH10167914A JP8326974A JP32697496A JPH10167914A JP H10167914 A JPH10167914 A JP H10167914A JP 8326974 A JP8326974 A JP 8326974A JP 32697496 A JP32697496 A JP 32697496A JP H10167914 A JPH10167914 A JP H10167914A
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JP
Japan
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antifouling
ethyl
methyl
dimethyl
higher aliphatic
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Pending
Application number
JP8326974A
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English (en)
Inventor
Yasushi Saeki
恭 佐伯
Hiroo Kumagai
弘夫 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Katayama Chemical Inc
Original Assignee
Katayama Chemical Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Katayama Chemical Inc filed Critical Katayama Chemical Inc
Priority to JP8326974A priority Critical patent/JPH10167914A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ピリジン−トリフェニルボランと、高級
脂肪族第二又は第三アミン或いはそれらの塩を防汚有効
成分として含有することを特徴とする海生付着生物防汚
組成物を提供する。 【効果】 単一成分の防汚剤と比較して、広範な付着生
物に対して、いわゆる相乗的な防汚効果が発揮され、そ
の防汚効果を持続させることができる。また、それぞれ
の有効成分の防汚効力を損なうことなく発揮することが
できるので、漁網防汚剤用、防汚塗料用として海生付着
生物による障害を極めて効率よく防止でき、特にカサネ
カンザシ類、フジツボ類、二枚貝類、コケムシ類等の海
生付着生物による障害を効率よく、かつ長期間防止する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、付着生物、特に
海中の付着生物が漁網、船底、海水取水路等に付着する
のを長期にわたって防止するための海生付着生物防汚組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、養殖漁業や海洋施設の建設が盛ん
になり、付着生物の生息域が拡大の一途をたどってい
る。このため船舶の底部や水中構築物、養殖網、ブイ、
定置網等は、海水中で長期間保持されるため、フジツボ
類、カサネカンザシ類、ムラサキイガイ等の付着生物が
多く付着し、これらによって種々の障害を引き起こして
いる。
【0003】従来より、これら付着生物の付着を防止す
る防汚剤が種々提案され、実用化されている。またこれ
ら防汚剤は、環境保護の点で水質汚染の生じない安全性
の高いものが望まれている。このような観点から、低毒
性で、かつ生分解性の良好な特定の高級脂肪族アミン
が、優れた防汚効果を有することが見出され、前記高級
脂肪族アミンと特定の共重合体からなる塗膜形成剤とを
含有してなる持続性水中防汚組成物が提案されている
(特開平1−103672号公報、特開平3−2524
63号公報、特開平6−9904号公報及び特開平6−
72807号公報参照)。
【0004】一方、この発明の有効成分の1つであるピ
リジン−トリフェニルボランは、水中防汚塗料の防汚成
分として公知である(米国特許第3,211,679号
公報参照)。また、最近では、前記ピリジン−トリフェ
ニルボランと各種公知の防汚成分との併用等も提案され
ている(特開平6−220362号公報、特開平7−1
33207号公報及び特開平7−291813号公報参
照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高級脂
肪族アミンのような安全性の高い防汚剤は、ムラサキイ
ガイやフジツボ類に対しては強力な防汚効果を発揮する
が、一方、カサネカンザシ類に対しては、上記生物群と
比較して高濃度での接触が必要となる欠点があった。こ
こでカサネカンザシ類とは、分類上環形動物門、多毛
類、カンザシゴカイ科に属する海生付着生物であって、
幼生は海中を遊泳し付着基盤に接すると付着し、石灰質
の棲管を分泌して成長し、2ヵ月程度で付着層の厚みが
10cm以上に達する場合があった。この発明の目的
は、安全性が高く、種々の付着生物に対し一様に防汚効
果を発揮し、その防汚効果が一定期間持続する防汚剤を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の発明者らは、
前記高級脂肪族アミンのうち、第二又は第三アミン、或
いはそれらの塩とピリジン−トリフェニルボランとを特
定割合で併用することにより、単一成分の防汚剤と比較
して、広範な付着生物に対して、いわゆる相乗的な防汚
効果が発揮され、かつその効果の持続性も向上するとい
う意外な事実を見出し、この発明を完成するに至った。
【0007】かくして、この発明によれば、ピリジン−
トリフェニルボランと、高級脂肪族第二又は第三アミン
或いはそれらの塩を防汚有効成分として含有することを
特徴とする海生付着生物防汚組成物が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の有効成分である高級脂
肪族第二又は第三アミンは、例えば、一般式(I):
【0009】
【化1】
【0010】(式中、R1 、R2 及びR3 は同一又は異
なって、1つのヒドロキシル基若しくはアルコキシ基で
置換されていてもよい炭素数1〜28の飽和又は不飽和
の脂肪族炭化水素基、但しR1 、R2 及びR3 のいずれ
か1つが水素原子であってもよい)で表される。ここ
で、高級脂肪族の「高級」とは置換基R1 、R2 及びR
3 の全炭素数が10以上であることを意味する。
【0011】一般式(I)において、「炭素数1〜28
の飽和又は不飽和の脂肪族炭化水素基」としては、メチ
ル、エチル、n-プロピル、n-ブチル、n-ペンチル、ヘキ
シル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシ
ル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシ
ル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ノナ
デシル、イコシル、ヘニコシル、ドコシル、トリコシ
ル、テトラコシル、ペンタコシル、ヘキサコシル、ヘプ
タコシル、オクタコシル等の直鎖状飽和炭化水素基;is
o-プロピル、iso-ブチル、sec-ブチル、 tert-ブチル、
iso-ペンチル、 tert-ペンチル、neo-ペンチル等;メチ
ルヘキシル、メチルヘプチル、メチルオクチル、エチル
オクチル、ジメチルオクチル、メチルノニル、エチルノ
ニル、ジメチルノニル、メチルデシル、エチルデシル、
ジメチルデシル、メチルウンデシル、エチルウンデシ
ル、ジメチルウンデシル、メチルドデシル、エチルドデ
シル、ジメチルドデシル、メチルトリデシル、エチルト
リデシル、ジメチルトリデシル、メチルテトラデシル、
エチルテトラデシル、ジメチルテトラデシル、メチルペ
ンタデシル、エチルペンタデシル、ジメチルペンタデシ
ル、メチルヘキサデシル、エチルヘキサデシル、ジメチ
ルヘキサデシル、メチルヘプタデシル、エチルヘプタデ
シル、ジメチルヘプタデシル、メチルオクタデシル、エ
チルオクタデシル、ジメチルオクタデシル、メチルノナ
デシル、エチルノナデシル、ジメチルノナデシル、メチ
ルイコシル、エチルイコシル、ジメチルイコシル、メチ
ルヘニコシル、エチルヘニコシル、ジメチルヘニコシ
ル、メチルドコシル、エチルドコシル、ジメチルドコシ
ル、メチルトリコシル、エチルトリコシル、ジメチルト
リコシル、メチルテトラコシル、エチルテトラコシル、
ジメチルテトラコシル、メチルペンタコシル、エチルペ
ンタコシル、ジメチルペンタコシル、メチルヘキサコシ
ル、エチルヘキサコシル、ジメチルヘキサコシル、メチ
ルヘプタコシル等の分枝状飽和炭化水素基;ビニル、ア
リル、iso-プロペニル、ブテニル、ペンテニル、ヘキセ
ニル、ペプセニル、オクテニル、ノネニル、デケニル、
ウンデケニル、ドデケニル、トリデケニル、テトラデケ
ニル、ペンタデケニル、ヘキサデケニル、ヘプタデケニ
ル、オクタデケニル(オレイル=9-cis-オクタデケニ
ル)、ノナデケニル、イコセニル、ヘニコセニル、ドコ
セニル、トリコセニル、テトラコセニル、ペンタコセニ
ル、ヘキサコセニル、ヘプタコセニル、オクタコセニル
等;エチニル、プロピニル、ブチニル、ペンチニル、ヘ
キシニル、ヘプチニル、オクチニル、ノニニル、デシニ
ル、ウンデシニル、ドデシニル、トリデシニル、テトラ
デシニル、ペンタデシニル、ヘキサデシニル、ヘプタデ
シニル、オクタデシニル、ノナデシニル、イコシニル、
ヘニコシニル、ドコシニル、トリコシニル、テトラコシ
ニル、ペンタコシニル、ヘキサコシニル、ヘプタコシニ
ル、オクタコシニル等;ブタジニル、ペンタジニル、ヘ
キサジニル、ヘプタジニル、オクタジニル、ノナジニ
ル、デカジニル、ウンデカジニル、ドデカジニル、トリ
デカジニル、テトラデカジニル、ペンタデカジニル、ヘ
キサデカジニル、ヘプタデカジニル、オクタデカジニ
ル、ノナデカジニル、イコサジニル、ヘニコサジニル、
ドコサジニル、トリコサジニル、テトラコサジニル、ペ
ンタコサジニル、ヘキサコサジニル、ヘプタコサジニ
ル、オクタコサジニル等の直鎖状不飽和炭化水素基;メ
チルペンテニル、エチルペンテニル、ジメチルペンテニ
ル、メチルヘキセニル、エチルヘキセニル、ジメチルヘ
キセニル、メチルペプセニル、エチルペプセニル、ジメ
チルペプセニル、メチルオクテニル、エチルオクテニ
ル、ジメチルオクテニル、メチルノネニル、エチルノネ
ニル、ジメチルノネニル、メチルデケニル、エチルデケ
ニル、ジメチルデケニル、メチルウンデケニル、エチル
ウンデケニル、ジメチルウンデケニル、メチルドデケニ
ル、エチルドデケニル、ジメチルドデケニル、メチルト
リデケニル、エチルトリデケニル、ジメチルトリデケニ
ル、メチルテトラデケニル、エチルテトラデケニル、ジ
メチルテトラデケニル、メチルペンタデケニル、エチル
ペンタデケニル、ジメチルペンタデケニル、メチルヘキ
サデケニル、エチルヘキサデケニル、ジメチルヘキサデ
ケニル、メチルヘプタデケニル、エチルヘプタデケニ
ル、ジメチルヘプタデケニル、メチルオクタデケニル、
エチルオクタデケニル、ジメチルオクタデケニル、メチ
ルノナデケニル、エチルノナデケニル、ジメチルノナデ
ケニル、メチルイコセニル、エチルイコセニル、ジメチ
ルイコセニル、メチルヘニコセニル、エチルヘニコセニ
ル、ジメチルヘニコセニル、メチルドコセニル、エチル
ドコセニル、ジメチルドコセニル、メチルトリコセニ
ル、エチルトリコセニル、ジメチルトリコセニル、メチ
ルテトラコセニル、エチルテトラコセニル、ジメチルテ
トラコセニル、メチルペンタコセニル、エチルペンタコ
セニル、ジメチルペンタコセニル、メチルヘキサコセニ
ル、エチルヘキサコセニル、ヘキサコセニルジメチル、
メチルヘプタコセニル等;メチルペンチニル、エチルペ
ンチニル、ジメチルペンチニル、メチルヘキシニル、エ
チルヘキシニル、ジメチルヘキシニル、メチルヘプチニ
ル、エチルヘプチニル、ジメチルヘプチニル、メチルオ
クチニル、エチルオクチニル、ジメチルオクチニル、メ
チルノニニル、エチルノニニル、ジメチルノニニル、メ
チルデシニル、エチルデシニル、ジメチルデシニル、メ
チルウンデシニル、エチルウンデシニル、ジメチルウン
デシニル、メチルドデシニル、エチルドデシニル、ジメ
チルドデシニル、メチルトリデシニル、エチルトリデシ
ニル、ジメチルトリデシニル、メチルテトラデシニル、
エチルテトラデシニル、ジメチルテトラデシニル、メチ
ルペンタデシニル、エチルペンタデシニル、ジメチルペ
ンタデシニル、メチルヘキサデシニル、エチルヘキサデ
シニル、ジメチルヘキサデシニル、メチルヘプタデシニ
ル、エチルヘプタデシニル、ジメチルヘプタデシニル、
メチルオクタデシニル、エチルオクタデシニル、ジメチ
ルオクタデシニル、メチルノナデシニル、エチルノナデ
シニル、ジメチルノナデシニル、メチルイコシニル、エ
チルイコシニル、ジメチルイコシニル、メチルヘニコシ
ニル、エチルヘニコシニル、ジメチルヘニコシニル、メ
チルドコシニル、エチルドコシニル、ジメチルドコシニ
ル、メチルトリコシニル、エチルトリコシニル、ジメチ
ルトリコシニル、メチルテトラコシニル、エチルテトラ
コシニル、ジメチルテトラコシニル、メチルペンタコシ
ニル、エチルペンタコシニル、ジメチルペンタコシニ
ル、メチルヘキサコシニル、エチルヘキサコシニル、ジ
メチルヘキサコシニル、メチルヘプタコシニル等の分枝
状不飽和炭化水素基;ヤシアルキル、牛脂アルキル、硬
化牛脂アルキル、大豆アルキル等が挙げられる。
【0012】ここで、ヤシアルキル、牛脂アルキル、硬
化牛脂アルキル、大豆アルキルとは、ヤシ油もしくはヤ
シ脂肪、牛脂又は大豆油から公知の手段により製造され
た高級脂肪族第二又は第三アミンを構成するアルキル基
である。なお、これらのアルキル基は、炭素数8〜28
の間の任意の値を有する直鎖状又は分枝状の飽和又は不
飽和の脂肪族炭化水素基を複数種含んでいてもよい。
【0013】また、「1つのヒドロキシル基で置換され
た炭素数1〜28の飽和又は不飽和の脂肪族炭化水素
基」としては、前記脂肪族炭化水素基のいずれか1つの
水素原子がヒドロキシル基で置換されたものが挙げられ
るが、特に母体となる脂肪族炭化水素基が直鎖状飽和炭
化水素基であって、そのβ位がヒドロキシル基で置換さ
れたものが好ましい。具体的には、ヒドロキシメチル、
β−ヒドロキシエチル、β−ヒドロキシ−n-プロピル、
β−ヒドロキシ−n-ブチル、β−ヒドロキシ−n-ペンチ
ル、β−ヒドロキシヘキシル、β−ヒドロキシヘプチ
ル、β−ヒドロキシオクチル、β−ヒドロキシノニル、
β−ヒドロキシデシル、β−ヒドロキシウンデシル、β
−ヒドロキシドデシル、β−ヒドロキシトリデシル、β
−ヒドロキシテトラデシル、β−ヒドロキシペンタデシ
ル、β−ヒドロキシヘキサデシル、β−ヒドロキシヘプ
タデシル、β−ヒドロキシオクタデシル、β−ヒドロキ
シノナデシル、β−ヒドロキシイコシル、β−ヒドロキ
シヘニコシル、β−ヒドロキシドコシル、β−ヒドロキ
シトリコシル、β−ヒドロキシテトラコシル、β−ヒド
ロキシペンタコシル、β−ヒドロキシヘキサコシル、β
−ヒドロキシヘプタコシル、β−ヒドロキシオクタコシ
ル等が挙げられる。
【0014】更に、「1つのアルコキシ基で置換された
炭素数1〜28の飽和又は不飽和の脂肪族炭化水素基」
としては、「炭素数8〜28のアルコキシ低級アルキル
基」が好ましい。ここで、「低級」とは炭素数1〜3を
意味する。具体的には、オクチルオキシメチル、ノニル
オキシメチル、デシルオキシメチル、ウンデシルオキシ
メチル、ドデシルオキシメチル、トリデシルオキシメチ
ル、テトラデシルオキシメチル、ペンタデシルオキシメ
チル、ヘキサデシルオキシメチル、ヘプタデシルオキシ
メチル、オクタデシルオキシメチル、ノナデシルオキシ
メチル、イコシルオキシメチル、ヘニコシルオキシメチ
ル、ドコシルオキシメチル、トリコシルオキシメチル、
テトラコシルオキシメチル、ペンタコシルオキシメチ
ル、ヘキサコシルオキシメチル、ヘプタコシルオキシメ
チル等;オクチルオキシエチル、ノニルオキシエチル、
デシルオキシエチル、ウンデシルオキシエチル、ドデシ
ルオキシエチル、トリデシルオキシエチル、テトラデシ
ルオキシエチル、ペンタデシルオキシエチル、ヘキサデ
シルオキシエチル、ヘプタデシルオキシエチル、オクタ
デシルオキシエチル、ノナデシルオキシエチル、イコシ
ルオキシエチル、ヘニコシルオキシエチル、ドコシルオ
キシエチル、トリコシルオキシエチル、テトラコシルオ
キシエチル、ペンタコシルオキシエチル、ヘキサコシル
オキシエチル等;オクチルオキシプロピル、ノニルオキ
シプロピル、デシルオキシプロピル、ウンデシルオキシ
プロピル、ドデシルオキシプロピル、トリデシルオキシ
プロピル、テトラデシルオキシプロピル、ペンタデシル
オキシプロピル、ヘキサデシルオキシプロピル、ヘプタ
デシルオキシプロピル、オクタデシルオキシプロピル、
ノナデシルオキシプロピル、イコシルオキシプロピル、
ヘニコシルオキシプロピル、ドコシルオキシプロピル、
トリコシルオキシプロピル、テトラコシルオキシプロピ
ル、ペンタコシルオキシプロピル等;オクテニルオキシ
メチル、ノネニルオキシメチル、デケニルオキシメチ
ル、ウンデケニルオキシメチル、ドデケニルオキシメチ
ル、トリデケニルオキシメチル、テトラデケニルオキシ
メチル、ペンタデケニルオキシメチル、ヘキサデケニル
オキシメチル、ヘプタデケニルオキシメチル、オクタデ
ケニルオキシメチル、ノナデケニルオキシメチル、イコ
セニルオキシメチル、ヘニコセニルオキシメチル、ドコ
セニルオキシメチル、トリコセニルオキシメチル、テト
ラコセニルオキシメチル、ペンタコセニルオキシメチ
ル、ヘキサコセニルオキシメチル、ヘプタコセニルオキ
シメチル等;オクテニルオキシエチル、ノネニルオキシ
エチル、デケニルオキシエチル、ウンデケニルオキシエ
チル、ドデケニルオキシエチル、トリデケニルオキシエ
チル、テトラデケニルオキシエチル、ペンタデケニルオ
キシエチル、ヘキサデケニルオキシエチル、ヘプタデケ
ニルオキシエチル、オクタデケニルオキシエチル、ノナ
デケニルオキシエチル、イコセニルオキシエチル、ヘニ
コセニルオキシエチル、ドコセニルオキシエチル、トリ
コセニルオキシエチル、テトラコセニルオキシエチル、
ペンタコセニルオキシエチル、ヘキサコセニルオキシエ
チル等;オクテニルオキシプロピル、ノネニルオキシプ
ロピル、デケニルオキシプロピル、ウンデケニルオキシ
プロピル、ドデケニルオキシプロピル、トリデケニルオ
キシプロピル、テトラデケニルオキシプロピル、ペンタ
デケニルオキシプロピル、ヘキサデケニルオキシプロピ
ル、ヘプタデケニルオキシプロピル、オクタデケニルオ
キシプロピル、ノナデケニルオキシプロピル、イコセニ
ルオキシプロピル、ヘニコセニルオキシプロピル、ドコ
セニルオキシプロピル、トリコセニルオキシプロピル、
テトラコセニルオキシプロピル、ペンタコセニルオキシ
プロピル等;ヤシアルキルオキシメチル、牛脂アルキル
オキシメチル、硬化牛脂アルキルオキシメチル、大豆ア
ルキルオキシメチル、ヤシアルキルオキシエチル、牛脂
アルキルオキシエチル、硬化牛脂アルキルオキシエチ
ル、大豆アルキルオキシエチル、ヤシアルキルオキシプ
ロピル、牛脂アルキルオキシプロピル、硬化牛脂アルキ
ルオキシプロピル、大豆アルキルオキシプロピル等が挙
げられる。
【0015】一般式(I)の置換基R1 としては、β−
ヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数8〜28の
飽和又は不飽和の脂肪族炭化水素基、又は炭素数8〜2
8の飽和又は不飽和のアルコキシ低級アルキル基が好ま
しく、具体的には、オクチル、デシル、ドデシル、テト
ラデシル、ヘキサデシル、オクタデシル、ヤシアルキ
ル、牛脂アルキル、硬化牛脂アルキル、オレイル、β−
ヒドロキシドデシル、β−ヒドロキシヘキサデシル、β
−ヒドロキシオクタデシル、3−ドデシルオキシエチ
ル、3−(2−エチルヘキシルオキシ)プロピル、3−
ヤシアルキルオキシプロピル、牛脂アルキルオキシプロ
ピルが好ましい。
【0016】また、置換基R2 としては、β−ヒドロキ
シ基で置換されていてもよい炭素数1〜28の飽和又は
不飽和の脂肪族炭化水素基が好ましく、具体的には、メ
チル、エチル、プロピル、ブチル、ヘキシル、オクチ
ル、デシル、ドデシル、テトラデシル、ヘキサデシル、
オクタデシル、ヤシアルキル、牛脂アルキル、オレイ
ル、β−ヒドロキシヘキサデシル、β−ヒドロキシオク
タデシルが好ましい。
【0017】更にまた、置換基R3 としては、水素原子
又は炭素数1〜10の飽和又は不飽和の脂肪族炭化水素
基が好ましく、具体的には、メチル、エチル、プロピ
ル、ブチル、ヘキシル、オクチル、デシルが好ましい。
【0018】この発明において、一般式(I)で表され
る高級脂肪族第二アミンの具体例としては、ジオクチル
アミン、ジドデシルアミン、ジオクタデシルアミン、ジ
オレイルアミン、ジヤシアルキルアミン、ジ牛脂アルキ
ルアミン、ドデシルメチルアミン、ヘキサデシルメチル
アミン、オクタデシルメチルアミン、ヘキサデシルブチ
ルアミン、牛脂アルキルメチルアミン、硬化牛脂アルキ
ルメチルアミン、ヤシアルキルメチルアミン、ジ(β−
ヒドロキシヘキサデシル)アミン、ジ(β−ヒドロキシ
オクタデシル)アミン等が挙げられ、ジ−n−オクチル
アミン、ジ−n−ヤシアルキルアミンが特に好ましい。
【0019】この発明において、一般式(I)で表され
る高級脂肪族第三アミンの具体例としては、オクチルジ
メチルアミン、ドデシルジメチルアミン、ヘキサデシル
ジメチルアミン、オクタデシルジメチルアミン、ヤシア
ルキルジメチルアミン、牛脂アルキルジメチルアミン、
硬化牛脂アルキルジメチルアミン、ジドデシルメチルア
ミン、ジオクタデシルメチルアミン、ジ牛脂アルキルメ
チルアミン、ジヤシアルキルメチルアミン、ドデシルテ
トラデシルメチルアミン、ドデシルオクタデシルメチル
アミン、テトラデシルヘキサデシルメチルアミン、ドデ
シルメチルプロピルアミン、牛脂アルキルエチルプロピ
ルアミン、牛脂アルキルジエチルアミン、牛脂アルキル
ジプロピルアミン、牛脂アルキルジブチルアミン、ヤシ
アルキルジヘキシルアミン、トリオクチルアミン、トリ
デシルアミン、β−ヒドロキシドデシルジメチルアミ
ン、β−ヒドロキシヘキサデシルジメチルアミン、β−
ヒドロキシオクタデシルジメチルアミン、ジ(β−ヒド
ロキシヘキサデシル)メチルアミン、ジ(β−ヒドロキ
シオクタデシル)メチルアミン等が挙げられ、ヘキサデ
シルジメチルアミン、牛脂アルキルジメチルアミンが特
に好ましい。
【0020】この発明には、上記高級脂肪族第二又は第
三アミンの塩も用いることができる。このような付加塩
としては、塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸等の
無機酸;蟻酸、酢酸、オレイン酸、ナフテン酸、アジピ
ン酸、乳酸、クエン酸、安息香酸等の有機酸;又はサッ
カリンのようなアニオン残基が挙げられ、中でも酢酸及
び塩酸が特に好ましい。
【0021】これら高級脂肪族第二又は第三アミン、或
いはその塩は、いずれか1種を単独で、又は2種以上を
併用して用いることができ、防除効力の点からジオクチ
ルアミン、ジヤシアルキルアミン、ヘキサデシルジメチ
ルアミン、牛脂アルキルジメチルアミン、又はそれらの
塩を用いるのが好ましい。
【0022】この発明の有効成分は、ピリジン−トリフ
ェニルボラン(A成分)と高級脂肪族第二又は第三アミ
ン、或いはそれらの塩(B成分)からなり、これらの併
用割合は、重量比で1:5〜10:1、好ましくは1:
2〜5:1である。各成分が前記範囲であれば、それぞ
れの有効成分の防汚効力を損なうことなしに広範な付着
生物に対して、いわゆる相乗的な防汚効果を発揮させる
ことができるので好ましい。
【0023】この発明の海生付着生物防汚組成物に用い
られる有機溶媒としては、キシレン、トルエン、アセト
ン、メチルイソブチルケトン、プロピレングリコールモ
ノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエー
テル及びプロピレンカーボネート、エタノール、ブタノ
ール、メチルイソブチルケトン、酢酸ブチル等が挙げら
れる。中でも、キシレン、トルエン、アセトン、メチル
イソブチルケトン、プロピレングリコールモノメチルエ
ーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル及びプ
ロピレンカーボネートが好ましい。また有機溶媒として
は、塗料分野で用いられる種々の溶媒も使用でき、若干
の水が含まれていても差し支えない。更に、これらの溶
媒は2種以上混合して用いてもよい。
【0024】この発明の海生付着生物防汚組成物を漁網
用防汚剤として使用するためには、天然樹脂や合成樹
脂、可塑剤、溶剤等の塗膜形成剤を適宜選択して配合
し、溶解、分散、混練等の操作により製剤化して使用す
る。上記製剤に用いられる天然樹脂や合成樹脂として
は、ロジン樹脂、クマロン樹脂、ポリブテン、塩化ビニ
ル樹脂、ブチラール樹脂、アクリル樹脂、塩化ゴム等が
挙げらる。また、可塑剤としては、流動パラフィン、ノ
ニルフェノール、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジアジ
ペート、トリオクチルホスフェート等が挙げられる。溶
剤としては、前記有機溶媒が挙げられる。
【0025】この場合、製剤中の各成分の配合割合は、
防汚有効成分5〜35重量%、樹脂分3〜20重量%、
可塑剤0〜10重量%とするのが好ましく、全固形分濃
度は20〜70重量%とするのが造膜性、造膜強度等の
点で好ましい。防汚有効成分が5重量%未満の場合、必
要量の防汚有効成分を塗布するために防汚組成物を多量
に付着・塗布することになり、コスト・作業性が悪くな
るので好ましくない。また35重量%より多い場合、防
汚有効成分の溶出調整、塗布特性が悪くなるので好まし
くない。
【0026】また、この発明の海生付着生物防汚組成物
を防汚塗料として使用するためには、上記漁網用防汚剤
に更に顔料を配合して使用する。顔料としては、タル
ク、チタン白、黄鉛、紺青、ベンガラ、フタロシアニン
ブルー等が挙げられる。この場合、製剤中の各成分の配
合割合は、防汚有効成分5〜35重量%、樹脂分3〜2
5重量%、可塑剤0〜10重量%、顔料10〜30重量
%とするのが好ましく、全固形分濃度は25〜90重量
%とするのが造膜性、造膜強度等の点で好ましい。この
防汚塗料は各種の海水系構造物用として有用であり、ハ
ケ塗り、スプレー等により塗布するのが好適である。こ
のようにして防汚対象物に塗布されたこの発明の付着防
止剤は、乾燥により防汚膜を形成し、長期間の防汚効果
を発揮する。
【0027】この発明の海生付着生物防汚組成物には、
公知の防汚成分を適宜併用することができる。その場
合、公知の防汚成分としては、ナフテン酸銅、オレイン
酸銅、ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛、テトラエチル
チウラムジスルフィド、ジンクピリチオン、2,3−ジ
クロロ−N−(2’,6’−ジエチルフェニル)マレイ
ミド、4,5−ジクロロー2−n−オクチルイソチアゾ
リン−3−オン等が挙げられる。
【0028】この発明の海生付着生物防汚組成物が有効
に使用できる海水防汚対象系としては、 製鉄所、発電所等の海水冷却水系の導水路、各種配管
等 漁網や、養殖場の施設等 船底や橋梁、桟橋等の海中構造物等 が挙げられる。
【0029】
【実施例】この発明を以下の試験例により説明するが、
これによりこの発明は限定されるものではない。
【0030】試験例1〔漁網用防汚剤としての効力確認
試験〕 表1に記載の各種化合物とその配合割合で漁網用防汚
剤を製剤化した。比較例は、この発明の有効成分の1成
分からなる製剤とした。なお、表1における各化合物の
略号を以下に示す。 PTPB :ピリジン−トリフェニルボラン DCA :ジ−n−ヤシアルキルアミン DMTA :ジメチル牛脂アルキルアミン DOA :ジ−n−オクチルアミン DMHDA:ジメチルヘキサデシルアミン
【0031】
【表1】
【0032】得られた漁網用防汚剤に試験網(ポリエ
チレン製の養殖用網:100本、4節、40cm×60
cm)を浸漬し、網に防汚剤を付着させ、3日間風乾さ
せた。 漁網用防汚剤を付着した試験網を、5〜7月の3カ月
間、自然湾内(三重県方座湾内)の筏より海面下1〜
1.5mの深さに懸垂し、カサネカンザシ、フジツボ、
二枚貝、コケムシ等の海生付着生物に対する防汚効力を
観察した。その試験結果を表2に示す。表2において付
着面積(%)は付着生物の構成割合を、付着物重量は付
着生物の湿重量(g)を示す。
【0033】
【表2】
【0034】試験例2〔防汚塗料としての効力確認試
験〕 表3に記載の各種化合物とその配合割合で防汚塗料を
製剤化した。比較例は、この発明の有効成分の1成分か
らなる製剤とした。なお、表3における各化合物の略号
は表1と同様である。
【0035】
【表3】
【0036】試験板(硬質塩化ビニル製、7cm×2
0cm)に、得られた防汚塗料を塗布量が1.5〜2.
0kg/m2 となるように2回塗布し、3日間風乾させ
た。 防汚塗料を塗布した試験板を、5月より12ヶ月間、
自然湾内(三重県方座湾内)の筏より海面下1.5〜2
mの深さに懸垂し、カサネカンザシ、フジツボ、二枚
貝、コケムシ等の海生付着生物に対する防汚効力を観察
した。観察は6ヶ月後と12ヶ月後に行った。その結果
を表4に示す。
【0037】
【表4】
【0038】試験例1及び2より、この発明の組成物か
らなる漁網用防汚剤及び防汚塗料は、長期間にわたり防
汚効果が持続することがわかる。一方、この発明の有効
成分の1成分の組成物からなる漁網用防汚剤及び防汚塗
料は、短期間の浸漬で各種海生付着生物により汚染され
ている。
【0039】
【発明の効果】この発明の海生付着生物防汚組成物は、
ピリジン−トリフェニルボランと、高級脂肪族第二又は
第三アミン或いはそれらの塩を防汚有効成分として含有
することを特徴とするので、単一成分の防汚剤と比較し
て、広範な付着生物に対して、いわゆる相乗的な防汚効
果が発揮され、その防汚効果を持続させることができ
る。
【0040】また、それぞれの有効成分の防汚効力を損
なうことなく発揮することができるので、漁網防汚剤
用、防汚塗料用として海生付着生物による障害を極めて
効率よく防止でき、特にカサネカンザシ類、フジツボ
類、二枚貝類、コケムシ類等の海生付着生物による障害
を効率よく、かつ長期間防止することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A01N 33:04)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピリジン−トリフェニルボランと、高級
    脂肪族第二又は第三アミン或いはそれらの塩を防汚有効
    成分として含有することを特徴とする海生付着生物防汚
    組成物。
  2. 【請求項2】 ピリジン−トリフェニルボランと、高級
    脂肪族第二又は第三アミン或いはそれらの塩とが、重量
    比として1:5〜10:1で配合されてなる請求項1記
    載の防汚組成物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009001829A1 (ja) 2007-06-26 2008-12-31 Chugoku Marine Paints, Ltd. 安定性が改良されたトリフェニルボロン化合物含有防汚塗料組成物、それに用いる防汚剤セット、およびトリフェニルボロン化合物の分解抑制・制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009001829A1 (ja) 2007-06-26 2008-12-31 Chugoku Marine Paints, Ltd. 安定性が改良されたトリフェニルボロン化合物含有防汚塗料組成物、それに用いる防汚剤セット、およびトリフェニルボロン化合物の分解抑制・制御方法

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