JPH10167618A - エレベータ用移動ケーブルの保護装置 - Google Patents

エレベータ用移動ケーブルの保護装置

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Publication number
JPH10167618A
JPH10167618A JP32865296A JP32865296A JPH10167618A JP H10167618 A JPH10167618 A JP H10167618A JP 32865296 A JP32865296 A JP 32865296A JP 32865296 A JP32865296 A JP 32865296A JP H10167618 A JPH10167618 A JP H10167618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protector
moving cable
tail code
elevator
prevent
Prior art date
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Pending
Application number
JP32865296A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Kirikoshi
功 桐越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動ケーブルがプロテクタに接触した場合、
移動ケーブルを損傷させないまたは、損傷を最小とする
ことができるエレベータ用移動ケーブルの保護装置を提
供する。 【解決手段】 テールコード6の揺れに際し、プロテク
タ9に繰り返し接触した時のテールコード6の損傷をな
くすため、プロテクタ9を吸振材10を介して中間ビー
ム8に取付け、テールコード6接触時の衝撃を吸収す
る。また、テールコード6のプロテクタ9に対する左右
方向の揺れによる摺動摩滅を防止する構造として図2に
示すように、プロテクタ9の表面に複数の縦溝(縦方向
に延びる波形等)11を配し、テールコード6の左右方
向の摺動とこれによる摩滅を防ぐ。 【効果】 本発明によれば、テールコードとプロテクタ
との接触時のテールコードの損傷を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベータ用移動ケ
ーブルの保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプロテクタは損傷防止を目的とし
板状の端面を折り曲げた構造で固定されていた。(建築
基準法及び同法施行令昇降機の技術基準によるエレベー
タ耐震設計・施行指針)また、実開平3−49273号
公報においては、防音構造のものが紹介されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、移動
ケーブルがプロテクタに接触した場合、移動ケーブルに
損傷を与える問題があった。
【0004】本発明の目的は、移動ケーブルを損傷させ
ないまたは、損傷を最小とすることができるエレベータ
用移動ケーブルの保護装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、エレベータの乗りかごの一部に一端を連結し、他端
を昇降路の一部に固定された移動ケーブルを備え、前記
の移動ケーブルの損傷防止用のプロテクタを設けたエレ
ベータにおいて、前記プロテクタを吸振材を介して取付
けたものである。
【0006】乗りかごが昇降路内を移動する時、建屋の
震動、及び揺れに同調して乗りかごに懸垂された移動ケ
ーブルが揺れ、昇降路内に固定されたプロテクタと接触
する。ところがプロテクタが吸振材で支持されているか
ら移動ケーブルが接触したときにプロテクタも同じ方向
に動いて接触時の衝撃を吸収し、または最小とする。
【0007】また、プロテクタに縦の複数の溝を配する
ことにより移動ケーブルの横揺れが抑制され、移動ケー
ブルの摺動摩滅を防止する効果が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1、図2、図3、図4により説明する。
【0009】乗りかご1に固定された吊り上げロープ2
の他端につり合いおもり3を配し、駆動車4により乗り
かご1は昇降路5内を昇降する。一方、移動ケーブル
(テールコードと呼ぶ)6は乗りかご1に懸垂され、乗
りかご1の昇降と同時に昇降路5内を移動する。
【0010】乗りかご1をガイドするガイドレール7は
昇降路側壁5aに固定された中間ビーム8に強固に固定
されている。この時、乗りかご1の昇降に伴うテールコ
ード6の移動に対し、テールコード6の損傷防止として
プロテクタ9がテールコード6の移動部分に配置され建
屋の震動や揺れによりテールコード6が、直接、中間ビ
ーム8等の突出物に、直接、接触しないようにする。
【0011】テールコード6の揺れに際し、プロテクタ
9に繰り返し接触した時のテールコード6の損傷をなく
すため、プロテクタ9を吸振材10を介して中間ビーム
8に取付け、テールコード6接触時の衝撃を吸収する。
【0012】また、テールコード6のプロテクタ9に対
する左右方向の揺れによる摺動摩滅を防止する構造とし
て図2に示すように、プロテクタ9の表面に複数の縦溝
(縦方向に延びる波形等)11を配し、テールコード6
の左右方向の摺動とこれによる摩滅を防ぐ。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、テールコードとプロテ
クタとの接触時のテールコードの損傷を防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すプロテクタの取付部
断面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示すプロテクタ表面の斜
視図である。
【図3】プロテクタ取付部の斜視図である。
【図4】エレベータの全体を示す昇降路断面の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 乗りかご 2 吊り上げロープ 3 つり合いおもり 4 駆動車 5 昇降路 5a 昇降路側壁 6 テールコード 7 ガイドレール 8 中間ビーム 9 プロテクタ 11 吸振材 12 縦溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータの乗りかごの一部に一端を連
    結し、他端を昇降路の一部に固定された移動ケーブルを
    備え、前記の移動ケーブルの損傷防止用のプロテクタを
    設けたエレベータにおいて、前記プロテクタを吸振材を
    介して取付けたことを特徴とするエレベータ用移動ケー
    ブルの保護装置。
  2. 【請求項2】 前記プロテクタに縦方向の複数の溝を形
    成したことを特徴とする請求項1記載のエレベータ用移
    動ケーブルの保護装置。
JP32865296A 1996-12-09 1996-12-09 エレベータ用移動ケーブルの保護装置 Pending JPH10167618A (ja)

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JPH10167618A true JPH10167618A (ja) 1998-06-23

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010254418A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Hitachi Ltd エレベータ装置
CN106044497A (zh) * 2016-07-30 2016-10-26 东南电梯股份有限公司 电梯钢丝绳防摇摆机构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010254418A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Hitachi Ltd エレベータ装置
CN106044497A (zh) * 2016-07-30 2016-10-26 东南电梯股份有限公司 电梯钢丝绳防摇摆机构
CN106044497B (zh) * 2016-07-30 2018-07-03 东南电梯股份有限公司 电梯钢丝绳防摇摆机构

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