JPH1016699A - 車の安全装置 - Google Patents

車の安全装置

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JPH1016699A
JPH1016699A JP9083688A JP8368897A JPH1016699A JP H1016699 A JPH1016699 A JP H1016699A JP 9083688 A JP9083688 A JP 9083688A JP 8368897 A JP8368897 A JP 8368897A JP H1016699 A JPH1016699 A JP H1016699A
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cover
safety device
vehicle
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vehicle safety
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Jr Michael J White
マイケル・ジェイ・ホワイト,ジュニアー
Richard E Shellabarger
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TRW Vehicle Safety Systems Inc
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/217Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together
    • B60R21/2176Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together the air bag components being completely enclosed in a soft or semi-rigid housing or cover

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車のシート内に取り付けられて、車に側部衝
撃が加わったとき、車の搭乗者を保護する働きをする、
エアバッグのような膨張可能な車の搭乗者保護装置を備
える、エアバッグモジュールを更に改良すること。 【解決手段】 エアバッグモジュール10は、エアバッ
グ30と、インフレータ組立体32と、カバー40とを
備えている。該カバー40は、該カバー40の破断可能
な部分46により分離可能に相互に接続された第一及び
第二のカバー部分42、44を備えている。該カバー4
0は、エアバッグ30が収縮した状態にあるとき、第一
及び第二の部分42、44がエアバッグ30を包み込む
閉じた状態とされる。該カバー40の前記破断可能な部
分46は、第一のヒンジを有し、カバー部分42、44
が、該ヒンジを中心として、閉じた状態まで互いに相対
的に回動可能である。エアバッグ30が膨張すると、該
カバー40の破断可能な部分46が破断して、前記第一
及び第二のカバー部分42、44が互いに関して動い
て、エアバッグ30がカバー40外に膨張することを可
能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車の安全装置、特
に、車のシート内に取り付けられて、車に側部衝撃が加
わったとき、車の搭乗者を保護する働きをする、エアバ
ッグのような膨張可能な車の搭乗者保護装置を備える、
エアバッグモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】所定の閾値を越える大きさの衝撃が車に
加わったとき、車の搭乗者を保護する働きをすべくエア
バッグを膨張させることが公知である。このエアバッグ
は、車のシートのような車の一部分内に、インフレータ
と共に、収縮状態にて格納されている。車のシートは、
ドア、窓、又は車の車体パネルのような車の側部構造体
に隣接する位置に配置される。所定の閾値を越える大き
さの側部衝撃力のような衝撃が車に加わったとき、イン
フレータが作動されて、エアバッグは、車のシートに座
った搭乗者と車の隣接する側部構造体との間の位置に膨
張される。このエアバッグは、車の搭乗者が車の側部構
造体の部品に強くぶつからないように保護する。また、
このエアバッグは、側部衝撃力が加わる間に、車内に突
き込むポール、又は木のような物体から車の搭乗者を保
護する働きもする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、車のシート
内に取り付けられて、車に側部衝撃が加わったとき、車
の搭乗者を保護する働きをする、エアバッグのような膨
張可能な車の搭乗者保護装置を備える、エアバッグモジ
ュールを更に改良することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、車に衝撃力が
加わったとき、車のシートに座った搭乗者を保護する働
きをする車の安全装置である。この安全装置は、収縮状
態を有し且つ車の搭乗者に隣接する位置に膨張可能であ
る膨張可能な搭乗者保護装置を備えている。インフレー
タは、膨張可能な装置を収縮状態から膨張状態まで膨張
させる膨張流体を提供するように作動可能である。この
車の安全装置は、カバーを備えており、該カバーは、そ
のカバーの破断可能な部分によって相互に取り外し可能
に接続された第一及び第二のカバー部分を備えている。
このカバーは、膨張可能な装置が収縮状態にあるとき、
第一及び第二の部分が膨張可能な装置を包み込む閉じた
状態を有する。このカバーの破断可能な部分は、第一の
ヒンジを有し、カバーの部分がこの第一のヒンジの周り
で互いに回動し、閉じた位置となり、膨張可能な装置を
包み込む。このカバーは、膨張可能な装置の膨張力によ
って、閉じた状態から開いた状態となることができる。
この閉じた状態にて、カバーの破断可能な部分が破断し
て、第一及び第二のカバー部分が互いに隔てた位置とな
り、膨張可能な装置がカバーから外に動くことを可能に
する。
【0005】好適な実施の形態において、この車の安全
装置は、膨張可能な装置、インフレータ及びカバーを車
のシート内に取り付ける手段を備えている。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の上記及びその他の特徴
は、添付図面に関する以下の詳細な説明を読むことによ
り、本発明の当業者に明らかになるであろう。
【0007】本発明は、車の安全装置、特に、車のシー
ト内に取り付けられて、車に側部衝撃が加わったとき、
車の搭乗者を保護する働きをする、エアバッグのような
膨張可能な車の搭乗者保護装置を備える、エアバッグモ
ジュールに関する。本発明は、各種構造の車の安全装置
に適用可能である。本発明の代表例として、図1には、
車の安全装置、即ち、エアバッグモジュール10が図示
されている。
【0008】このエアバッグモジュール10は、車の搭
乗者に対するシート14のシートフレーム部材12に接
続されている。このシート14は、シートの底部クッシ
ョン16と、該シート底部クッションと接続された背も
たれ18とを備えている。車内の前方向は、矢印20で
示す一方(図1)、車内の後方向は、矢印22で示して
ある。
【0009】該エアバッグモジュール10は、一般に、
エアバッグとして公知である、概略図的に符号30で示
した特別型式の膨張可能な装置を備えている。エアバッ
グ30については、以下に詳細に説明する。また、この
エアバッグモジュール10は、ディフューザ内にインフ
レータを備える、概略図的に符号32で示したインフレ
ータ組立体をも備えている。このインフレータ32は、
貯蔵された量の加圧膨張流体と、この膨張流体を加熱す
る着火性材料とを保持することが好ましい。このモジュ
ール10は、代替的に、エアバッグ30を膨張させる気
体状の膨張流体を発生させるため、気体発生材料の燃料
を利用するインフレータ、又はエアバッグを膨張させる
貯蔵した量の加圧膨張流体のみを保持するインフレータ
を備えるようにしてもよい。
【0010】インフレータ組立体からエアバッグ30内
に膨張流体が流れるのを案内すべく一連の流体出口34
(図3)がインフレータ組立体32に形成されている。
該流体出口34は、モジュール10の軸線36に対して
平行に伸長する直線状に配置されている。複数の取り付
けボルト38が出口34の反対側のインフレータ組立体
32から半径方向外方に伸長している。取り付けボルト
38がインフレータ組立体32のディフューザから伸長
することが好ましく、また、該ディフューザは、膨張流
体がインフレータからエアバッグ30内に流れるように
案内する流体出口34を有することが好ましい。
【0011】このエアバッグ30は、織りナイロンのよ
うな織地材料で出来たものであることが好ましい。この
エアバッグ30は、代替的に、プラスチックフィルムの
ような不織材料で出来たものとしてもよい。特に、プラ
スチックフィルムを使用する場合、当該技術分野で公知
であるように、一つ以上の流体排出出口をエアバッグ3
0に形成することが必要となる。
【0012】該エアバッグモジュール10は、エアバッ
グ30及びインフレータ組立体32を包み込むカバー4
0(図2乃至図6)を備えている。該カバー40は、カ
バー内に包み込んだエアバッグモジュール10の部品を
保護するのに十分な強度を有する材料で出来ている。こ
のカバー40の材料は、十分柔軟である、即ち、十分に
可撓性、又は変形可能であることが好ましく、シート1
4の搭乗者が背もたれ18に硬く、又は剛性な物がある
としてこのカバーを認識しないものであることが好まし
い。このカバー40の好適な材料は、材料厚さが約2m
mである、デュポンのハイトレル(Hytrel)DY
M100熱可塑性ポリエステルエラストマーである。こ
の好適な材料は、デラウェア州、ウィルミングトンの
E.I.デュポン・デ・ニュモアーズ・アンド・カンパ
ニー(E.I.DuPont deNemours &
Co.)から入手可能である。
【0013】このカバー40は、全体として、同様の形
態をした、第一の部分42と、第二の部分44とを有す
るクラムシェルの形態をしている。これらの二つの部分
42、44は、カバー40の破断可能な部分46によっ
て相互に接続されている。このカバー40の破断可能な
部分46は、二つの部分42、44間にて相対的な回動
動作を可能にするヒンジ、又は撓み接続部分として機能
する。
【0014】カバー40の第一の部分42は、円弧状の
主壁50と、第一の端部壁56と、第二の端部壁58と
を備えている。該主壁50は、端部壁56、58の間を
伸長し且つこれらの壁を相互に接続する。第一のカバー
部分42の主壁50は、内面60及び外面62(図2)
を有している。
【0015】第一のカバー部分42の主壁50の内端縁
部分52は、軸線36に対して平行に伸長し、内側面6
6及び外側面68を有している。内端縁部分52は、第
一のカバー部分42のフランジ部分74を備えている。
フランジ部分74には、一対の円形の締結穴76が形成
されている。この締結穴76は、互いに隔てた位置にあ
り、フランジ部分74の軸端に近い位置にある。該フラ
ンジ部分74は、内側面66と外側面68との間を伸長
する第一のカバー部分42の端縁面70を有している。
【0016】第一のカバー部分42の外端縁部分54
は、内端縁52から隔てた位置にて軸線36に対して垂
直に伸長している。該外端縁部分54は、内側面80及
び外側面82を有し、端縁面84がこれらの内側面80
及び外側面82の間を伸長している。第一のカバー部分
42の外端縁部分54は、以下に説明するように、カバ
ー40の破断可能な部分46に隣接し且つ該破断可能な
部分46に接続されている。
【0017】第一のカバー部分42の第一の端部壁56
(図4及び図5)は、全体として平面状の形態をしてお
り、軸線36に対して垂直に伸長している。第一の端部
壁56は、内側面90及び外側面92と、これらの内側
面及び外側面間を伸長する端縁面94とを有している。
【0018】第一のカバー部分42の第二の端部壁58
は、第一のカバー部分の軸方向他端にて第一の端部壁5
6に対して垂直に伸長している。第二の端部壁58は、
全体として平面状の形態をしており、軸線36に対して
垂直に伸長している。第二の端部壁58の端縁面96
は、内側面98(図5)と外側面102との間を伸長し
ている。第二の端部壁58には、略半円形の開口部10
4が形成されている。この開口部104は、エアバッグ
モジュール10がその組み立てた状態にあるとき、イン
フレータ組立体32の内部へのアクセスを可能にし得る
寸法とされている。この開口部104は、エアバッグモ
ジュール10が図2に示した組み立てた状態にあると
き、軸線36の上にその中心がある。
【0019】カバー40の第二の部分44は、円弧状の
主壁110と、第一の端部壁116と、第二の端部壁1
18とを有している。主壁110は、端部壁116、1
18の間を伸長し且つこれらの端部壁を相互に接続す
る。主壁110は、内側面120及び外側面122を有
している。
【0020】第二のカバー部分44の主壁110の内端
縁部分112は、軸線36に対して平行に伸長し、内側
面126と、外側面128とを有している。内端縁部分
112は、カバー40の第二の部分44のフランジ付き
部分134を有している。該フランジ部分134は、内
側面126と外側面128との間を伸長する第二のカバ
ー部分44の端縁面139を有している。
【0021】フランジ部分134には、一対の円形の締
結具穴136が形成されている。該締結具穴136は、
互いに隔てた位置にあり、フランジ部分134の軸端に
近い位置に配置されている。一対のアクセススロット1
38が締結具穴136と端縁面130との間を伸長して
いる。これらのアクセススロット138は、締結具穴1
36に対して正接している。
【0022】第二のカバー部分44のフランジ部分13
4は、図2に最も良く示すように、拡がった断面形態を
している。具体的には、フランジ部分134は、締結具
穴136の位置よりも端縁面139における方が幅が広
い(即ち、材料の厚さが厚い)。
【0023】第二のカバー部分44の外端縁部分114
(図5)は、内端縁部分112から隔てた位置にて軸線
36に対し平行に伸長している。該外端縁部分114
は、内側面144と、外側面146と、これらの内側面
及び外側面の間を伸長する端縁面148とを備えてい
る。第二のカバー部分44の外端縁部分114は、以下
に説明するように、カバー40の破断可能な部分46に
隣接し且つ該破断可能な部分46に接続されている。
【0024】該第二のカバー部分44の第一の端部壁1
16は、略平面状の形態をしており且つ軸線36に対し
て垂直に伸長している。該第一の端部壁116は、内側
面152と、外側面154と、これらの内側面及び外側
面の間を伸長する端縁面156とを備えている。
【0025】第二のカバー部分44の第二の端部壁11
8は、略平面状の形態をしており、軸線36に対し垂直
に伸長している。該第二の端部壁118は、内側面16
2と、外側面164と、これらの内側面及び外側面の間
を伸長する端縁面166とを備えている。エアバッグモ
ジュール10が組み立てた状態であるとき、インフレー
タ組立体32へのアクセスを許容し得るように略半円形
の開口部168が第二の端部壁118に形成されてい
る。エアバッグモジュール10が図2に示した組み立て
た状態にあるとき、該開口部168は軸線36の上にそ
の中心がある。
【0026】第二のカバー部分44の第一の端部壁11
6と第二の端部壁118との間の距離は、第一のカバー
部分42の第一の端部壁56と第二の端部壁58との間
の距離よりも長い。従って、図3に示すように、カバー
40が閉じた状態であるとき、第二のカバー部分44の
第一の端部壁116は、第一のカバー部分42の第一の
端部壁56から軸方向外方に隔てた位置にあり且つその
一部分が該第一の端部壁56の上に位置している。第二
のカバー部分44の第二の端部壁118は、第一のカバ
ー部分42の第二の端部壁58から軸方向に隔てた位置
にあり且つその一部分が該第二の端部58の上に位置し
ている。
【0027】カバー40の破断可能な部分46は、カバ
ーの第一の部分42及び第二の部分44を分離可能に接
続する。該カバー40の破断可能な部分46は、一連の
細長のスロット180、182、184により分離され
た直線状の一連の接続具部分172、174、176、
178を備えている。これらの接続具部分172乃至1
78は、第一及び第二のカバー部分42、44の外端縁
部分54、114の間を伸長し且つこれらの外端縁部分
を相互に接続する。接続具172乃至178の材料の厚
さは、第一のカバー部分42及び第二のカバー部分44
の外端縁部分54、114に隣接する材料の厚さよりも
著しく薄いことが好ましい。例えば、カバー部分42、
44の外端縁部分54、114は、約2mmの材料厚さ
とすることができる一方、接続具部分172乃至178
は、約0.55mmの材料厚さとすることができる。接
続具部分172乃至178、及びスロット180乃至1
84の数、長さ及び間隔は、カバー40の破断可能な部
分46を破断させるのに必要な力の量を制御し得るよう
に変更可能である。
【0028】カバー40の破断可能な部分46は、カバ
ーに応力増大部分を形成する。具体的には、カバー40
の破断可能な部分46は、カバーのその他の取り巻き部
分を破断させるのに必要な力よりも小さい力にて破断可
能である、カバーの所定の弱体化部分である。カバー4
0のこの所定の弱体領域、即ち、応力増大部分は、接続
具部分172乃至178の材料がカバー部分42、44
の隣接する材料よりも薄いこと、及びスロット180乃
至184が存在することの結果である。その結果、以下
に説明するように、エアバッグ30が膨張したとき、カ
バー40はその他の任意の位置ではなくて破断可能な部
分46にて所定の方法で開放する。
【0029】該カバー40の破断可能な部分46は、第
一のカバー部分42と第二のカバー部分44との間にヒ
ンジ部又は撓み接続部分を形成する。該カバー40の破
断可能な部分46の接続具部分172乃至178は、カ
バー部分42、44の外端縁部分54、114よりも実
質的により可撓性である。これらのカバー部分42、4
4は、図4及び図5に示した第一の状態と、図2及び図
3に示した第二の状態、即ち閉じた状態との間にて、撓
み接続部分又は破断可能な部分46の周りで互いに関し
て回動可能である。カバー部分42、44は、図4及び
図5に示した第一の状態と、図2及び図3に示した閉じ
た状態との間にて約180°の範囲に亙って、カバーの
破断可能な部分46の周りで互いに関して回動可能であ
る。カバー部分42、44が互いに関して動くと、撓み
接続部分又は破断可能な部分46の材料が変形し、又は
撓む。
【0030】エアバッグモジュール10を組み立てると
き、インフレータ組立体32をエアバッグ30内に挿入
する。取り付けボルト38がエアバッグ30の開口部を
貫通して突き出る。エアバッグ30は、カバーが閉じた
位置にあるとき、該カバー40内に嵌まり得るように公
知の方法にて(図示せず)折り畳まれる。
【0031】次に、カバー40を図4乃至図6に示した
第一の状態から図2及び図3に示した第二の状態、即
ち、閉じた状態に動かして、インフレータ組立体32及
びエアバッグ30を包み込む。カバー40が第一の状態
から閉じた状態まで動く間に、第一のカバー部分42及
び第二のカバー部分44は、該カバーの破断可能な部
分、又は撓み接続部分46の周りで互いに関して回動す
る。これらの第一のカバー部分42及び第二のカバー部
分44は、該カバーの破断可能な部分46上にその中心
があるそれぞれの円弧状経路190、192(図6)を
経て互いの方向に動く。
【0032】カバー40が閉じる間、取り付けボルト3
8を最初に、カバーの第一の部分42に形成された締結
具穴76を通じて挿入する。次に、第二のカバー部分4
4を取り付けボルト38に関して動かし、取り付けボル
トが第二のカバー部分44に形成されたアクセススロッ
ト138に沿って且つ該アクセススロット138を貫通
して動いて、締結具開口部136に入るようにする。
【0033】カバー40が図2及び図3に示した閉じた
状態にあるとき、カバーの第二の部分44のフランジ部
分134は、カバーの第一の部分42のフランジ部分7
4の上方に位置する。インフレータ組立体32上の導線
206(図3)は、エアバッグに形成された別の開口部
(図示せず)を貫通してエアバッグ30から外に伸長す
る。該導線206は、カバー40の第二の端部壁56、
116のそれぞれ開口部104、168を通じてアクセ
ス可能である。
【0034】締結具開口部202を有する取り付けブラ
ケット200(図2)は、取り付けボルト38の上方に
配置される。複数のナット(図示せず)を取り付けボル
ト38にねじ込んで、取り付けブラケット200をボル
ト上に固着する。該取り付けブラケット200はカバー
40をエアバッグ30に締め付けて且つエアバッグをイ
ンフレータ組立体32に締め付ける。第二のカバー部分
44のフランジ部分134は、取り付けブラケット20
0と第一のカバー部分42の内端縁部分52との間に締
め付けられる。第二のカバー部分44のフランジ部分1
34の拡がった断面形態は、インフレータ組立体32を
作動させたとき、フランジ部分134が引き出される動
作(図2に見て左方向)に抵抗する働きをする。取り付
けブラケット200の締め付け作用は、締結具開口部7
6、136内に取り付けボルト38が存在することと共
に、図2に見て左方向に端縁部分52、112が互いに
関して動くのを防止することにより、第一のカバー部分
42の内端縁部分52と第二のカバー部分44の内端縁
部分112とを有効に相互に接続する働きをする。
【0035】組み立てたエアバッグモジュール10は、
取り付けブラケット200をシート背もたれ18内のシ
ートフレーム部材12に堅固に添着することにより、車
のシート14内に固着される。該エアバッグモジュール
10は、背もたれを垂直位置から25°の角度で傾斜さ
せ、インフレータ組立体32を電気的に作動させたと
き、エアバッグ30が図1に示した略前方且つ上方向に
展開されるように、シート背もたれに取り付けられるこ
とが好ましい。該エアバッグモジュール10は、シート
14内に取り付けたとき、シートのシートカバー材料に
より、また、シート背もたれ18のクッション材料によ
り包み込まれる。
【0036】エアバッグモジュール10がその内部に取
り付けられた車は、車に対する側部衝撃力を検出し且つ
その側部衝撃力の検出に応答して、インフレータ組立体
32を作動させる、概略図的に符号208(図1)で示
した公知の手段を備えている。この手段208は、車に
加わる側部衝撃力が所定の閾値よりも大きいことを検出
するのに応答して、インフレータ組立体32を電気的に
作動させる側部衝撃力センサと、車の回路とを備えてい
る。この手段は、インフレータ組立体に対して作動信号
を提供し得るように、導線206を介して、インフレー
タ組立体32に電気的に接続されている。
【0037】所定の閾値よりも大きい大きさの側部衝撃
力が車に加わったとき、インフレータ組立体32は、手
段208により作動される。膨張流体は、流体出口34
を通ってインフレータ組立体32外に流れて、エアバッ
グ30に入る。急速に流動する膨張流体のため、エアバ
ッグ30は、図2及び図7に示すように、上方に膨張す
る。
【0038】膨張するエアバッグ30の力は、カバー4
0の側部に加わる。具体的に、膨張するエアバッグは、
主壁50の内面60に、及び第一のカバー部分42の外
端縁部分54の内面80に接触する。また、この膨張す
るエアバッグ30は、主壁110の内側面120に、及
び第二のカバー部分44の外端縁114の内側面144
に接触する。
【0039】膨張するエアバッグ30の力は、カバー4
0を開放して、エアバッグがカバーから外に膨張するこ
とを可能にしようとする。このカバー40は、該カバー
の所定の弱体化部分である、破断可能な部分46にて開
く。この破断可能な部分46の接続具部分が破れる。第
一及び第二のカバー部分42、44の外端縁部分54、
114は、図7に概略図で示すように、互いに離れる方
向に動く。これらの取り付けブラケット200及びイン
フレータ組立体32は、協働して、第一のカバー部分4
2、44の内縁端部分52、112を共に締付け且つ相
互に接続する。これらの相互に接続された内縁端部分5
4、114は、第一のヒンジ46から隔てた位置にあ
る、第二のヒンジとして機能し、このヒンジを中心し
て、第一及び第二のカバー部分42、44が互いに離れ
る方向に動いて、図7に示した開いた位置に達する。
【0040】第一及び第二のカバー部分42、44は、
図7にそれぞれ矢印210、212で概略図的に示した
第二の経路に沿って回動することにより、離れる方向に
動く。これらの第二の経路210、212は、第一の経
路190、192(図6)と異なっている。カバー40
は、十分に開き、エアバッグ30は、第一及び第二のカ
バー部分42、44の隔てた外縁端部分54、114の
間にて膨張し、図1に概略図的に示した位置に達して、
車の搭乗者を保護する効果を増す。
【0041】図8には、本発明の第二の実施の形態に従
って構成されたカバー40aの一部が図示されている。
このカバー40aは、エアバッグモジュール10aの一
部を形成する。このカバー40aは、カバー40と略同
一である。カバー40の対応する部分と同様であるカバ
ー40aの部分を示すため、明確に理解し得るように、
接尾辞「a」を付して、同様の参照符号が使用される。
【0042】カバー40aは、締結具の穴136aの中
心から半径方向外方向に伸長するアクセススロット13
8aを備えている。これらのアクセススロット138a
は、直線状である。カバー40aをエアバッグモジュー
ル10a内に組み立てたとき、取り付けボルト(図示せ
ず)を直線状のアクセススロット138aに貫通し且つ
該アクセススロットに沿って動かし、締結具の穴136
a内に入れる。
【0043】図9には、本発明の第三の実施の形態に従
って構成されたカバー40bの一部が図示されている。
このカバー40bは、エアバッグモジュール10bの一
部を形成する。このカバー40bは、エアバッグモジュ
ール10bと略同様である。カバー40の対応する部分
と同様であるカバー40bの部分を示すため、明確に理
解し得るように、接尾辞「b」を付して、同様の参照符
号が使用される。
【0044】カバー40bは、締結具の穴136b上の
接線方向位置から円弧状の経路に沿って伸長するアクセ
ススロット138bを備えている。カバー40bをエア
バッグモジュール10b内に組み立てたときに、取り付
けボルト(図示せず)を円弧状のアクセススロット13
8bに貫通し且つ該アクセススロットに沿って動かし
て、締結具の穴136b内に入る。
【0045】本発明の上記の説明から、当業者は、本発
明の改良、変更、及び改変例が理解されよう。例えば、
このインフレータは、カバーの一部、又は完全な外側に
て取り付け、ディフューザをカバーの内部に取り付ける
ことができる。当業者の技術に属するかかる改良、変更
及び改変例は、特許請求の範囲の保護の対象に含めるこ
とを意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】収縮状態にあるエアバッグを示す、車のシート
と本発明により形成されたエアバッグモジュールとの概
略図的な側面図である。
【図2】エアバッグモジュールの一部を形成するカバー
を備える図1のエアバッグモジュールが閉じた状態にあ
る、横断面図である。
【図3】図1のエアバッグモジュールの縦断面図であ
る。
【図4】図2のカバーの斜視図である。
【図5】図4のカバーの平面図である。
【図6】図5の線6−6に沿った断面図である。
【図7】収縮状態にあるエアバッグ及び開いた状態にあ
るカバーを示す、図2と同様の図である。
【図8】本発明の第二の実施の形態に従って形成された
カバーの部分図である。
【図9】本発明の第三の実施の形態に従って形成された
カバーの部分図である。
【符号の説明】
10 エアバッグモジュール 12 シートフレー
ム部材 14 シート 16 シートの底部
クッション 18 背もたれ 20 車の前方向 22 車の後方向 30 エアバッグ 32 インフレータ組立体 34 流体入口 36 軸線 38 取り付けボル
ト 40 モジュールのカバー 42 カバーの第一
の部分 44 カバーの第二の部分 46 カバーの破断
可能な部分 50 第一の部分の主壁 52 第一の部分の
内端縁 54 第一の部分の外端縁 56、58 第一の
部分の端部壁 60 主壁の内面 62 主壁の外面 70 第一の部分の端縁面 74 フランジ部分 76 締結穴 104 開口部 110 第二の部分の主壁 112 第二の部分
の内端縁 116、118 第二の部分の端部壁 134 フランジ部分 136 締結穴 138 アクセススロット 172、174、176、178 接続具部分 180、182、184 スロット 190、192 円弧状経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル・ジェイ・ホワイト,ジュニアー アメリカ合衆国ミシガン州48317,シェル ビー・タウンシップ,フレデリック 47525 (72)発明者 リチャード・イー・シェラバーガー アメリカ合衆国ミシガン州48312,スター リング・ハイツ,ピカディリー・ドライヴ 13386

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車に衝撃力が加わったとき、車のシート
    に座った搭乗者を保護する働きをする車の安全装置にし
    て、 収縮状態とされ且つ車の搭乗者に隣接する位置に膨張可
    能である膨張可能な車の搭乗者保護装置と、 前記膨張可能な装置を収縮状態から膨張状態まで膨張さ
    せる膨張流体を提供するように作動可能であるインフレ
    ータと、 破断可能な部分により相互に分離可能に接続された第一
    のカバー部分及び第二のカバー部分を有する前記カバー
    とを備え、 前記カバーが、前記膨張可能な装置が収縮状態にあると
    き、前記第一及び前記第二の部分が前記膨張可能な装置
    を包み込む閉じた状態とされ、 前記カバーの前記破断可能な部分が、前記第一のヒンジ
    を形成し、前記第一のカバー部分が該第一のヒンジの周
    りで相対的に回動して閉じた位置となり、前記膨張可能
    な装置を包み込み、 前記カバーが、前記膨張可能な装置の膨張力によって、
    閉じた状態から開いた状態となることができ、この開い
    た状態では、前記カバーの前記破断可能な部分が破断し
    て、前記第一及び前記第二のカバー部分が互いに分離し
    た位置となり、前記膨張可能な装置が前記カバー外に膨
    張できるようにした車の安全装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車の安全装置にして、
    前記カバーの前記破断可能な部分が、前記カバーに形成
    された応力増大部分を備え、該応力増大部分が、前記カ
    バーに所定の力を加えたときに破断可能である車の安全
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の車の安全装置にして、
    前記第一及び第二のカバー部分が、前記カバーの前記破
    断可能な部分により分離可能に相互に接続されたそれぞ
    れの外縁端部分と、前記カバーの前記破断可能な部分か
    ら前記カバーに沿って反対方向に隔てた位置に配置され
    たそれぞれの内縁端部分とを備え、 前記カバーが閉じた位置にあるとき、及び前記カバーが
    閉じた状態から開いた状態に動くときに、前記カバー部
    分の前記内端縁部分を相互に接続する手段を更に備え、 前記カバーの前記内端縁部分が、相互に接続されている
    ときに前記第一及び第二のカバー部分を閉じた状態から
    開いた状態に回動し得るように支持する前記第一のヒン
    ジから隔てた第二のヒンジを形成する車の安全装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の車の安全装置にして、
    前記第一及び第二のカバー部分が、前記カバーが閉じた
    状態に動く間に、約180°の角度範囲内にて前記ヒン
    ジの周りで互いに相対的に回動可能である車の安全装
    置。
  5. 【請求項5】 車に衝撃力が加わったとき、車のシート
    に座った搭乗者を保護する働きをする車の安全装置にし
    て、 収縮状態とされ且つ車の搭乗者に隣接する位置に膨張可
    能である膨張可能な車の搭乗者保護装置と、 前記膨張可能な装置を収縮状態から膨張状態まで膨張さ
    せる膨張流体を提供するように作動可能であるインフレ
    ータと、 第一のカバー部分及び第二のカバー部分を有するカバー
    を有し、該第一のカバー部分及び該第二のカバー部分が
    該カバーの破断可能な部分により相互に分離可能に接続
    された前記カバーと、 前記膨張可能な装置、前記インフレータ及び前記カバー
    を前記車のシート内に取り付ける手段とを備え、 前記カバーが、前記膨張可能な装置が収縮状態にあると
    き、前記第一及び前記第二の部分が該膨張可能な装置を
    包み込む閉じた状態とされ、 前記カバーの前記破断可能な部分が、第一のヒンジを形
    成し、前記カバー部分が該第一のヒンジの周りで相対的
    に回動し、閉じた位置となり、前記膨張可能な装置を包
    み込み、 前記カバーが、前記膨張可能な装置の膨張力によって、
    閉じた状態から開いた状態となることができ、この開い
    た状態では、前記カバーの前記破断可能な部分が破断し
    て、前記第一及び前記第二のカバー部分が互いに分離し
    た位置となり、前記膨張可能な装置が前記カバー外に膨
    張できるようにした車の安全装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の車の安全装置にして、
    前記カバーの前記破断可能な部分が、前記カバーに形成
    された応力増大部分を備え、該応力増大部分が、前記カ
    バーに所定の力を加えたときに破断可能である車の安全
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の車の安全装置にして、
    前記カバーの前記破断可能な部分が、交互に形成された
    一連の接続具部分と開口部とを備える車の安全装置。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の車の安全装置にして、
    前記カバーが、前記第一の部分と、前記第二の部分と、
    前記破断可能な部分とを備える単一体として形成される
    車の安全装置。
  9. 【請求項9】 請求項5に記載の車の安全装置にして、
    前記第一及び第二のカバー部分が、前記カバーの前記破
    断可能な部分により分離可能に相互に接続されたそれぞ
    れの外縁端部分と、前記カバーの前記破断可能な部分か
    ら前記カバーに沿って反対方向に隔てた位置に配置され
    たそれぞれの内縁端部分とを備え、 前記カバーが閉じた位置とされているとき、及び前記カ
    バーが閉じた状態から開いた状態に動くときに、前記カ
    バー部分の前記内端縁部分を相互に接続する手段を更に
    備え、 前記カバーの前記内端縁部分が、相互に接続されている
    ときに前記第一及び第二のカバー部分を閉じた状態から
    開いた状態に回動し得るように支持する前記第一のヒン
    ジから隔てた第二のヒンジを形成する車の安全装置。
  10. 【請求項10】 請求項5に記載の車の安全装置にし
    て、前記第一及び第二のカバー部分が、前記カバーの前
    記破断可能な部分により分離可能に相互に接続されたそ
    れぞれの外縁端部分と、前記カバーの前記破断可能な部
    分から前記カバーに沿って反対方向に隔てた位置に配置
    されたそれぞれの内縁端部分とを備え、 前記カバーの破断可能な部分が、前記第一及び第二のカ
    バー部分の前記外端縁部分よりも著しく大きい可撓性を
    有する車の安全装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の装置にして、前記
    カバーの前記破断可能な部分が、前記第一及び第二のカ
    バー部分の前記外縁端の材料厚さより著しく薄い材料厚
    さを有する車の安全装置。
  12. 【請求項12】 請求項5に記載の車の安全装置にし
    て、前記第一及び第二のカバー部分が、前記カバーが閉
    じた状態に動く間に、約180°の角度範囲内にて前記
    ヒンジの周りで互いに相対的に回動可能である車の安全
    装置。
  13. 【請求項13】 車に衝撃力が加わったとき、車のシー
    トに座った搭乗者を保護する働きをする車の安全装置に
    して、 収縮状態とされ且つ車の搭乗者に隣接する位置に膨張可
    能である膨張可能な車の搭乗者保護装置と、 前記膨張可能な装置を収縮状態から膨張状態まで膨張さ
    せる膨張流体を提供するように作動可能であるインフレ
    ータと、 前記膨張可能な装置が収縮状態にあるとき、前記膨張可
    能な装置を包み込むカバーと、 前記膨張可能な装置、前記インフレータ及び前記カバー
    を前記車のシート内に取り付ける手段とを備え、 前記カバーが、第一のカバー部分及び第二のカバー部分
    と、該第一のカバー部分及び該第二のカバー部分を相互
    に接続する撓み接続部分とを有し、 前記カバーが、前記第一及び第二のカバー部分が、前記
    撓み接続部分により相互に接続され且つ互いに離されて
    配置される第一の状態を有し、 前記カバーが、前記第一の位置から前記カバーが前記膨
    張可能な装置を包み込む閉じた状態まで可動であり、 前記撓み接続部分が、前記カバーが前記第一の位置から
    前記第二の位置まで動くとき、それぞれの第一の経路に
    沿って互いの方向に向けて相対的に回動し得るように前
    記第一及び前記第二のカバー部分を支持し、 前記カバー部分が、前記膨張可能な装置の膨張力によ
    り、前記閉じた状態から、開いた状態に可動であり、該
    開いた状態のとき、前記撓み接続部分が破断され、前記
    カバー部分が、互いに離れた位置とされ、前記膨張可能
    な装置が前記カバー外に膨張し得るようにし、 前記カバー部分が、前記撓み接続部分から離れた位置
    で、相互に接続された部分を有し、 該部分が、該カバーが前記閉じた状態から前記開いた状
    態まで動くとき、前記第一の経路と異なる前記第二の経
    路に沿って互いに離れるように相対的に回動し得るよう
    に、前記カバー部分を支持する車の安全装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の車の安全装置にし
    て、前記取り付け手段が、前記カバーが閉じた状態にあ
    るとき、前記カバーに関して所定の位置に固定された取
    り付け部材を備え、該取り付け部材が、前記膨張可能な
    装置、前記インフレータ及び前記カバーが車のシート内
    に取り付けられたとき、該車のシートに堅固に接続さ
    れ、前記カバーの相互に接続した前記部分が前記取り付
    け部材に隣接する位置に配置される車の安全装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の車の安全装置にし
    て、前記第二の経路が、前記カバー部分の前記相互に接
    続した部分の上にその中心がある円弧状の形態を有する
    車の安全装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の車の安全装置にし
    て、前記第一の経路が、前記撓み接続部分の上にその中
    心がある円弧状の形態を有する車の安全装置。
  17. 【請求項17】 前記第一及び前記第二のカバー部分
    が、それぞれの外端縁部分と、該外縁端から分離した位
    置にあるそれぞれの内端縁部分とを有する、請求項14
    に記載の車の安全装置にして、 前記撓み接続部分が、前記第一及び前記第二のカバー部
    分の前記外縁端部の間を伸長し且つ該外縁端部を相互に
    接続し、 前記カバーが前記第一の状態にあるとき、該カバーの前
    記内端縁部分が互いに分離した位置にあり、 前記カバー部分の前記相互に接続した部分が、前記第一
    及び前記第二のカバー部分の前記内端縁部分から成り、 前記カバーの前記相互に接続した内端縁部分が、前記カ
    バーが閉じた状態から前記開いた状態に動くとき、前記
    第二の経路に沿って互いに離れる方向に相対的に回動し
    得るように、前記第一及び前記第二のカバー部分を支持
    する車の安全装置。
  18. 【請求項18】 請求項14に記載の車の安全装置にし
    て、前記カバーの前記破断可能な部分が、前記カバーに
    形成された応力増大部分を備え、該応力増大部分が、前
    記カバーに所定の大きさの力が加わったときに破断可能
    である車の安全装置。
  19. 【請求項19】 請求項14に記載の車の安全装置にし
    て、前記カバーが、前記第一の部分と、前記第二の部分
    と、前記破断可能な部分とを含む単一体として形成され
    る車の安全装置。
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