JPH0785990B2 - ステアリングホイール - Google Patents

ステアリングホイール

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JPH0785990B2
JPH0785990B2 JP63329583A JP32958388A JPH0785990B2 JP H0785990 B2 JPH0785990 B2 JP H0785990B2 JP 63329583 A JP63329583 A JP 63329583A JP 32958388 A JP32958388 A JP 32958388A JP H0785990 B2 JPH0785990 B2 JP H0785990B2
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JP
Japan
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steering wheel
pad portion
switch
bracket
pad
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和男 深澤
一成 井坂
秀則 倉田
泰孝 古賀
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明はステアリングホイール、特に車両衝突時の安
全対策として乗員保護用のエアバック機構を備えている
ステアリングホイールに関する。
<従来の技術> 従来のステアリングホイールとしては、例えば第4図に
示すようなものがある〔自動車工学全書第16巻(株式会
社山海堂・昭和55年3月発行)第157〜161頁参照〕。
1がステアリングホイールで、中央のステアリングホイ
ール本体2(以下本体2と称す)とその周りのホイール
部3とから構成されている。このステアリングホイール
1の本体2内にはエアバック(図示せぬ)が折りたたみ
状態で格納されている。このエアバックは車両衝突時に
本体2のパッド部4を押し破って膨張・展開し、乗員と
ステアリングホイル1との直接衝突を防いで乗員保護を
図らんとするためのものである。エアバッグを格納した
本体2のパッド部4は、エアバックにて容易に押し破れ
るように分割線5でもって上下に2分割自在となってお
り、押し破られて分割された各々のパッド部4が上下に
開成できるようになっている(図中の想像線部分)。従
ってこのようなステアリングホイール1に各種車載装備
用のスイッチ6を設置しようとするには、パッド部4の
開成の邪魔にならない部位、例えば図示の如く本体2の
側方部位等に設置せざるを得なかった。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、ステアリングホイール1の場合、パッド
部4の開成の邪魔にならない部位といっても限られてい
るので、おのずから設置できるスイッチ6の数に制限が
あった。また、パッド部4の開成の邪魔にならない部位
というのは、一般に乗員から見えづらい部位でもあるの
で、そこにスイッチ6を設置することはスイッチ6の操
作上好ましいとはいえない。スイッチ6の操作性の点か
ら言えば、パッド部4に設置するのが一番であるが、パ
ッド部4にスイッチ6を設置してしまうと、エアバッグ
使用時におけるパッド部4の開成と共にスイッチ6が破
壊されてしまうこととなるので、設置したくてもできな
い。
この発明はこのような従来の課題に着目して為されたも
のであり、複数のスイッチを操作し易い部位に設置する
ことができるステアリングホイールを提供せんとするも
のである。
<課題を解決するための手段> この発明に係るステアリングホイールは、上記の目的を
達成するため、ステアリングホイール本体のうちのパッ
ド部以外の部分に、スイッチ設置部がパッド部の表面側
に位置するブラケットを取付け、且つ該ブラケットが、
開成するパッド部にて変形可能な可撓性を具備している
ものである。
<作用> スイッチ設置部がパッド部の表面側に位置するブラケッ
トを取付けたので、このブラケットのスイッチ設置部に
複数のスイッチを自由に設置することができるし、設置
されたスイッチが全てパッド部の表面側に位置するので
操作性も良い。またこのブラケト自体が開成するパッド
部にて変形可能な可撓成を具備しているので、スイッチ
設置部がパッド部の表面側に位置していながらも、パッ
ド部の開成の邪魔になることはなく、ステアリングホイ
ール本体内部のエアバックを確実に膨張・展開せしめる
ことができる。
<実 施 例> 以下、この発明の好適な一実施例を第1図〜第3図に基
づいて説明する。尚、重複する説明は省略する。
ステアリングホイール7のステアリングホイール本体8
(以下本体8と称す)は、パッド部9と側面部10とから
構成されており、パッド部9と側面部10との境界部分に
はパッド部9の開成を容易ならしめるためにヒンジとな
る切込み11がそれぞれ形成されている。またパッド部9
には、横方向に沿う分割線としての切断容易な切込み12
がその中央部に、そしてこの切込み12の両端に縦方向に
沿う別の切込み13がそれぞれ形成されている。従ってパ
ッド部9はこれら切込み12、13により上下に2分割する
ようになっている。Eがエアバッグで、ベース部14に固
定されたガス発生器15に接続されており、通常時は折り
たたんだ状態で本体8内に格納されている。
16がブラケットで、スイッチ設置部17と取付部18とから
なる曲折形状をしている。そして、このブラケット16の
取付部18は本体8の下側の側面部10に取付けられている
と共に、スイッチ設置部17はパッド部9の表面側に位置
しており、このスイッチ設置部17には各種車載装備用の
スイッチ19が合計4個設置されている。このブラケット
16は、全体が撓わみ易い可撓性を備えた樹脂にて形成さ
れているが、スイッチ19の操作には支障ない程度の強度
は具備している。そして、特にこの実施例の場合は、ブ
ラケット16のスイッチ設置部17がパッド部9の表面側に
位置(接触)しているので、スイッチ設置部17がパッド
部9にて支えられた状態となっており、スイッチ19を勢
いよく押してもスイッチ設置17が撓わまずに済むのでス
イッチ19の操作性が良い。更に、スイッチ設置部17がパ
ッド部9の表面側に位置していることは、スイッチ19が
乗員の目の前に設置されることにもなるので、乗員は間
違うことなく希望するスイッチ19のみを確実に操作でき
る。
次に作用を説明する。仮に車両が衝突したとすると、そ
の衝突を図示せぬセンサーが感知してガス発生器15から
大量のガスを発生する。すると本体8内部のエアバック
Eが膨張しはじめるので、パッド部9は分割線としての
切込み12、13から押し破られ、ヒンジとしての別の切込
み11を中心にして上下に開成する。パッド部9が開成す
ると、エアバッグEは乗員側へ向けて更に膨張し、最後
にはステアリングホイール7全体を覆うべく大きく展開
する。従って、乗員は衝突時にステアリングホイール7
に直接当って怪我をすることがない。
また、複数のスイッチ19を設置したブラケット16にあっ
ては、全体が撓わみ易い可撓性を備えた樹脂にて形成さ
れていることから、開成した下側のパッド部9に押され
て容易に変形するので(第3図参照)、スイッチ設置部
17がパッド部9の表面側に位置していながら、パッド部
9の開成の邪魔になることはない。従って、前述の如き
エアバックEの動作を円滑且つ確実に行うことができ、
信頼性の高い安全性を確保できることとなる。
<発明の効果> この発明に係るステアリングホイールは、以上説明して
きた如き内容のものであって、スイッチ設置部がパッド
部の表面側に位置するブラケットを取付けたので、この
ブラケットのスイッチ設置部に複数のスイッチを自由に
設置することができるという効果がある。
また、このブラケット自体が、開成するパッド部にて変
形可能な可撓性を具備しているので、スイッチ設置部が
パッド部の表面側に位置していながらも、パッド部の開
成の邪魔になることはなく、エアバッグの動作を円滑且
つ確実に行うことができ、エアバッグによる信頼性の高
い安全性を確保できることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係るステアリングホイー
ルを示す斜視図、 第2図は第1図中矢印II−II線に沿う断面図、 第3図はエアバッグが膨張・展開した状態を示す前記第
2図相当の断面図、そして 第4図はこの発明の従来例を示すステアリングホイール
の斜視である。 1、7……ステアリングホイール 2、8……本体 4、9……パッド部 6、19……スイッチ 10……側面部(パッド部以外の部分) 16……ブラケット 17……スイッチ設置部 E……エアバッグ
フロントページの続き (72)発明者 古賀 泰孝 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−7159(JP,U) 実開 昭64−32251(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリングホイール本体内部に乗員側へ
    向けて膨張・展開自在なエアバックが格納されていると
    共に、前記ステアリングホイール本体のパッド部が膨張
    ・展開するエアバックにより押し破られて開成するステ
    アリングホイールにおいて、 上記ステアリングホイール本体のうちのパッド部以外の
    部分に、スイッチ設置部がパッド部の表面側に位置する
    ブラケットを取付け、 且つ該ブラケットが、開成するパッド部にて変形可能な
    可撓性を具備していることを特徴とするステアリングホ
    イール。
JP63329583A 1988-12-23 1988-12-23 ステアリングホイール Expired - Fee Related JPH0785990B2 (ja)

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