JPH1016635A - 貨物輸送用２段式床装置 - Google Patents
貨物輸送用２段式床装置Info
- Publication number
- JPH1016635A JPH1016635A JP18823096A JP18823096A JPH1016635A JP H1016635 A JPH1016635 A JP H1016635A JP 18823096 A JP18823096 A JP 18823096A JP 18823096 A JP18823096 A JP 18823096A JP H1016635 A JPH1016635 A JP H1016635A
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- Japan
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- vehicle
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トラック、トレ−ラの床面上にフオ−クリフ
トで容易に移動して取り外し可能に載置できて、特に２
段式床を必要としない通常のトラック、トレ−ラの床面
として容易に仕様変更ができ、又荷物の背の高さに合せ
て上部床を上下に回動できるよう構成することによっ
て、背が低く上下に積み重ねが困難な物や、背高のもの
も同時に積み込むこともでき、さらに上部床部を中央の
支持柱と側部支持柱で下から支持しているので、相当な
重量物も積み込むことができる貨物輸送用２段式床装置
を提供すること。 【構成】 車輛の床面に垂直上方に載置可能な支持柱を
前後に立設し、これら前後の支持柱の上端間に支持梁を
張設し、この支持梁の左右両側に、前記車輛の床面に対
して水平方向と垂直方向に回動可能に上部床部の内側端
縁をヒンジを介して枢着し、これら左右の上部床部の下
面に着脱自在に垂直下方に側部支持柱を取付けたことを
特徴とする貨物輸送用２段式床装置。
トで容易に移動して取り外し可能に載置できて、特に２
段式床を必要としない通常のトラック、トレ−ラの床面
として容易に仕様変更ができ、又荷物の背の高さに合せ
て上部床を上下に回動できるよう構成することによっ
て、背が低く上下に積み重ねが困難な物や、背高のもの
も同時に積み込むこともでき、さらに上部床部を中央の
支持柱と側部支持柱で下から支持しているので、相当な
重量物も積み込むことができる貨物輸送用２段式床装置
を提供すること。 【構成】 車輛の床面に垂直上方に載置可能な支持柱を
前後に立設し、これら前後の支持柱の上端間に支持梁を
張設し、この支持梁の左右両側に、前記車輛の床面に対
して水平方向と垂直方向に回動可能に上部床部の内側端
縁をヒンジを介して枢着し、これら左右の上部床部の下
面に着脱自在に垂直下方に側部支持柱を取付けたことを
特徴とする貨物輸送用２段式床装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はトラック、トレ−ラの床
面上に載置して上部床部を構成する貨物輸送用２段式床
装置に関するものである。
面上に載置して上部床部を構成する貨物輸送用２段式床
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば、オ−トバイのように比較的背が
低く、上下に積み重ねが困難な物を輸送する為に、特開
５４−６１７１８に示されるように車両の床面と平行に
上床部を装着して、油圧シリンダ−、ワイヤ−で上下に
移動させ、これによって上下２段床を構成したり、又は
床面端縁に複数の柱案内凹部を形成し、この柱案内凹部
に複数本の柱を着脱自在に立設し、これら複数本の柱の
上端に板材を展張して２段床を構成して前記の積み重ね
が困難な物を輸送していた。
低く、上下に積み重ねが困難な物を輸送する為に、特開
５４−６１７１８に示されるように車両の床面と平行に
上床部を装着して、油圧シリンダ−、ワイヤ−で上下に
移動させ、これによって上下２段床を構成したり、又は
床面端縁に複数の柱案内凹部を形成し、この柱案内凹部
に複数本の柱を着脱自在に立設し、これら複数本の柱の
上端に板材を展張して２段床を構成して前記の積み重ね
が困難な物を輸送していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上下に積み重ねが困難
な物を側方から積降ろしする場合に背の低い荷物では平
積みだと空間率が大きかった、そこで容積効率を上げる
為前記の２段式床を架装しても、装備する費用がかか
り、ワイヤ−の強度に限度があるので積荷の重量が制限
され、荷の安定度等の問題や、荷役時に手間がかかった
り、あるいは車両に固定式の装置では取り外しができな
いため汎用性に欠けるという問題があった。
な物を側方から積降ろしする場合に背の低い荷物では平
積みだと空間率が大きかった、そこで容積効率を上げる
為前記の２段式床を架装しても、装備する費用がかか
り、ワイヤ−の強度に限度があるので積荷の重量が制限
され、荷の安定度等の問題や、荷役時に手間がかかった
り、あるいは車両に固定式の装置では取り外しができな
いため汎用性に欠けるという問題があった。
【０００４】本発明の目的は、トラック、トレ−ラの床
面上にフオ−クリフトで容易に移動して取り外し可能に
載置できるので、特に２段式床を必要としない通常のト
ラック、トレ−ラの床面として容易に使用変更ができ、
又荷物の背の高さに合せて上部床を上下に回動できるよ
う構成することによって、背が低く上下に積み重ねが困
難な物や、背高のものも同時に積み込むこともでき、さ
らに上部床部を中央の支持柱と側部支持柱で下から支持
しているので、相当な重量物も積み込むことができる貨
物輸送用２段式床装置を提供することである。
面上にフオ−クリフトで容易に移動して取り外し可能に
載置できるので、特に２段式床を必要としない通常のト
ラック、トレ−ラの床面として容易に使用変更ができ、
又荷物の背の高さに合せて上部床を上下に回動できるよ
う構成することによって、背が低く上下に積み重ねが困
難な物や、背高のものも同時に積み込むこともでき、さ
らに上部床部を中央の支持柱と側部支持柱で下から支持
しているので、相当な重量物も積み込むことができる貨
物輸送用２段式床装置を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、車輛の床面に垂直上方に載置可能な支持柱を前後に
立設し、これら前後の支持柱の上端間に支持梁を張設
し、この支持梁の左右両側にシリンダ−の伸縮により、
前記車輛の床面に対して水平方向と垂直方向に回動可能
に上部床部の内側端縁をヒンジを介して枢着し、これら
左右の上部床部の下面に着脱自在に垂直下方に側部支持
柱を取付けたことを特徴とする貨物輸送用２段式床装
置。
め、車輛の床面に垂直上方に載置可能な支持柱を前後に
立設し、これら前後の支持柱の上端間に支持梁を張設
し、この支持梁の左右両側にシリンダ−の伸縮により、
前記車輛の床面に対して水平方向と垂直方向に回動可能
に上部床部の内側端縁をヒンジを介して枢着し、これら
左右の上部床部の下面に着脱自在に垂直下方に側部支持
柱を取付けたことを特徴とする貨物輸送用２段式床装
置。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態を説明すると、図１は低床式トレ−ラの床面に本発明
による貨物輸送用２段式床装置を載置した斜視図を示
し、図２はウイングトラックの床面に本発明による貨物
輸送用２段式床装置を載置した斜視図を示し、図３は本
発明をウイング車に適用した場合の右側面図を示し、図
４は図１の矢視Ａ部の一部分解拡大図を示し、図５は本
発明による貨物輸送用２段式床装置を車輛の床面に載置
して下段に積込む際の説明図を示し、図６は本発明によ
る貨物輸送用２段式床装置を上段に積込む際の説明図を
示し、図７は本発明による貨物輸送用２段式床装置に背
高の荷物のみ及び背の低い荷物も同時に積込む際の説明
図を示す。
態を説明すると、図１は低床式トレ−ラの床面に本発明
による貨物輸送用２段式床装置を載置した斜視図を示
し、図２はウイングトラックの床面に本発明による貨物
輸送用２段式床装置を載置した斜視図を示し、図３は本
発明をウイング車に適用した場合の右側面図を示し、図
４は図１の矢視Ａ部の一部分解拡大図を示し、図５は本
発明による貨物輸送用２段式床装置を車輛の床面に載置
して下段に積込む際の説明図を示し、図６は本発明によ
る貨物輸送用２段式床装置を上段に積込む際の説明図を
示し、図７は本発明による貨物輸送用２段式床装置に背
高の荷物のみ及び背の低い荷物も同時に積込む際の説明
図を示す。
【０００７】図１、図２、図３において、本発明の実施
形態による貨物輸送用２段式床装置１０は、支持柱１２
の下端から左右両側に延びて車輛の床面上に載置される
台部材１３，１３と、これら台部材１３，１３の外側端
と支持柱１２の上部とを補強部材１４，１４で連結して
三角形の枠体を形成し、これにより支持柱１２は低床式
トレ−ラの床面およびウイングトラックの床面に垂直上
方に載置可能となり、同様の三角形の枠体を前部にも載
置し、これら前後の支持柱１２，１２の上端間に支持梁
１６を張設している。
形態による貨物輸送用２段式床装置１０は、支持柱１２
の下端から左右両側に延びて車輛の床面上に載置される
台部材１３，１３と、これら台部材１３，１３の外側端
と支持柱１２の上部とを補強部材１４，１４で連結して
三角形の枠体を形成し、これにより支持柱１２は低床式
トレ−ラの床面およびウイングトラックの床面に垂直上
方に載置可能となり、同様の三角形の枠体を前部にも載
置し、これら前後の支持柱１２，１２の上端間に支持梁
１６を張設している。
【０００８】前記の支持梁１６の左右両側に、低床式ト
レ−ラ及びウイングトラックの床面に対して水平方向と
垂直方向に回動可能に上部床部１８の内側端縁をヒンジ
２０，２０．．を介して枢着し、この上部床部１８の下
面にシリンダ−２２の作用点を枢着し、このシリンダ−
２２の支持点を前記の補強部材１４，１４の上面に枢着
して、このシリンダ−２２の伸縮によって上部床部１８
が水平方向と垂直方向に回動するよう構成している。
レ−ラ及びウイングトラックの床面に対して水平方向と
垂直方向に回動可能に上部床部１８の内側端縁をヒンジ
２０，２０．．を介して枢着し、この上部床部１８の下
面にシリンダ−２２の作用点を枢着し、このシリンダ−
２２の支持点を前記の補強部材１４，１４の上面に枢着
して、このシリンダ−２２の伸縮によって上部床部１８
が水平方向と垂直方向に回動するよう構成している。
【０００９】図４に示すように、上部床部１８の下面に
は矩形管状の案内部材２４，２４．．が固着され、この
案内部材２４，２４．．に側部支持柱２６，２６．．の
端部を挿入し、これら案内部材２４、側部支持柱２６に
予め連通するよう透設された挿入孔２８，２８にピン３
０を挿通することによって、前記の左右の上部床部１
８，１８の下面に着脱自在に垂直下方に側部支持柱２
６，２６．．が取付けられている。
は矩形管状の案内部材２４，２４．．が固着され、この
案内部材２４，２４．．に側部支持柱２６，２６．．の
端部を挿入し、これら案内部材２４、側部支持柱２６に
予め連通するよう透設された挿入孔２８，２８にピン３
０を挿通することによって、前記の左右の上部床部１
８，１８の下面に着脱自在に垂直下方に側部支持柱２
６，２６．．が取付けられている。
【００１０】図５に示されるように、予めフオ−クリフ
ト等によって車輛の床面に載置された本発明による貨物
輸送用２段式床装置の左右の上部床部１８，１８を支持
柱１０の上端に垂直に立設し、両側の空間に背の低い荷
物３２，３２を積込み、左右の上部床部１８，１８を下
方に回転して側部支持柱２６，２６．．を下面に着脱自
在に垂直下方に取付けて、上部床部１８，１８を水平に
固定し、しかる後図６に示すように、上部床部１８，１
８の上に背の低い荷物３４，３４を積み込む。
ト等によって車輛の床面に載置された本発明による貨物
輸送用２段式床装置の左右の上部床部１８，１８を支持
柱１０の上端に垂直に立設し、両側の空間に背の低い荷
物３２，３２を積込み、左右の上部床部１８，１８を下
方に回転して側部支持柱２６，２６．．を下面に着脱自
在に垂直下方に取付けて、上部床部１８，１８を水平に
固定し、しかる後図６に示すように、上部床部１８，１
８の上に背の低い荷物３４，３４を積み込む。
【００１１】図７に示されるように、背高の荷物３６，
３６のみを積み込む際は左右の上部床部１８，１８を支
持柱１０の上端に垂直に立設し、背の低い荷物も同時に
積込む際は左右の上部床部１８，１８の何れか一方を水
平に固定する。
３６のみを積み込む際は左右の上部床部１８，１８を支
持柱１０の上端に垂直に立設し、背の低い荷物も同時に
積込む際は左右の上部床部１８，１８の何れか一方を水
平に固定する。
【００１２】
【発明の効果】以上本発明の貨物輸送用２段式床装置に
よれば、トラック、トレ−ラの床面上にフオ−クリフト
で容易に移動して取り外し可能に載置できるので、特に
２段式床を必要としない通常のトラック、トレ−ラの床
面として容易に使用変更ができ、又荷物の背の高さに合
せて上部床を上下に回動できるよう構成することによっ
て、背が低く上下に積み重ねが困難な物や、背高のもの
も同時に積み込むこともでき、さらに上部床部を中央の
支持柱と側部支持柱で下から支持しているので、相当な
重量物も積み込むことができる。
よれば、トラック、トレ−ラの床面上にフオ−クリフト
で容易に移動して取り外し可能に載置できるので、特に
２段式床を必要としない通常のトラック、トレ−ラの床
面として容易に使用変更ができ、又荷物の背の高さに合
せて上部床を上下に回動できるよう構成することによっ
て、背が低く上下に積み重ねが困難な物や、背高のもの
も同時に積み込むこともでき、さらに上部床部を中央の
支持柱と側部支持柱で下から支持しているので、相当な
重量物も積み込むことができる。
【図１】低床式トレ−ラの床面に本発明による貨物輸送
用２段式床装置を載置した斜視図を示す。
用２段式床装置を載置した斜視図を示す。
【図２】ウイングトラックの床面に本発明による貨物輸
送用２段式床装置を載置した斜視図を示す。
送用２段式床装置を載置した斜視図を示す。
【図３】本発明をウイング車に適用した場合の右側面図
を示す。
を示す。
【図４】図１の矢視Ａ部の一部分解拡大図を示す。
【図５】本発明による貨物輸送用２段式床装置を車輛の
床面に載置して下段に積込む際の説明図を示す。
床面に載置して下段に積込む際の説明図を示す。
【図６】本発明による貨物輸送用２段式床装置を上段に
積込む際の説明図を示す。
積込む際の説明図を示す。
【図７】本発明による貨物輸送用２段式床装置に背高の
荷物のみ及び背の低い荷物も同時に積込む際の説明図を
示す。
荷物のみ及び背の低い荷物も同時に積込む際の説明図を
示す。
１０ 貨物輸送用２段式床装置 １２ 支持柱 １３ 台部材 １４ 補強部材 １６ 支持梁 １８ 上部床部 ２０ ヒンジ ２２ シリンダ− ２４ 案内部材 ２６ 側部支持柱 ２８ 挿入孔 ３０ ピン ３２ 背の低い荷物 ３４ 背の低い荷物 ３６ 背高の荷物
Claims (1)
- 【請求項１】 車輛の床面に垂直上方に載置可能な支持
柱を前後に立設し、これら前後の支持柱の上端間に支持
梁を張設し、この支持梁の左右両側に、前記車輛の床面
に対して水平方向と垂直方向に回動可能に上部床部の内
側端縁をヒンジを介して枢着し、これら左右の上部床部
の下面に着脱自在に垂直下方に側部支持柱を取付けたこ
とを特徴とする貨物輸送用２段式床装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18823096A JPH1016635A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 貨物輸送用２段式床装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18823096A JPH1016635A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 貨物輸送用２段式床装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1016635A true JPH1016635A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16220070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18823096A Pending JPH1016635A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 貨物輸送用２段式床装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1016635A (ja) |
-
1996
- 1996-06-27 JP JP18823096A patent/JPH1016635A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060209 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060314 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060704 |