JPH10165916A - 外部を囲繞する土木構造物における遮水設備 - Google Patents

外部を囲繞する土木構造物における遮水設備

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JPH10165916A
JPH10165916A JP27425797A JP27425797A JPH10165916A JP H10165916 A JPH10165916 A JP H10165916A JP 27425797 A JP27425797 A JP 27425797A JP 27425797 A JP27425797 A JP 27425797A JP H10165916 A JPH10165916 A JP H10165916A
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water
joint
level
wall
waste
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JP27425797A
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English (en)
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Akimichi Hatsuta
昭道 八太
Masataka Hanashima
正孝 花嶋
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OSUTO RAND KK
Original Assignee
OSUTO RAND KK
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/30Landfill technologies aiming to mitigate methane emissions

Landscapes

  • Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従前の海面埋立地の遮水設備をさらに発展さ
せたより具体的な設備であって、海面埋立地からの外部
への汚染された浸出水の流出、及び流出による周辺環境
の汚染を確実に防止するために、設備費が安価でかつメ
ンテナンスも容易な遮水設備を提供する。 【解決手段】 海面の護岸或いは地中壁を構成する部材
の継手部又は目地部もしくはその近傍に、鉛直又は垂直
方向に延びる保水部を形成すると共に、各保水部に対す
る給水手段を設け、常にこの保水部内の水位を流出或い
は流入を防止すべきものの水位より高く維持することに
より、保水部から常に無害の水が浸出するようにし、汚
水等が外海側或いは埋立地、地下タンク等土木構造物の
周囲に流出しないように、もしくは周囲の汚染された地
下水が地下ダム等土木構造物の内部に流入しないように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、産業廃棄物或
いは一般廃棄物等を海面埋立或いは内陸埋立処分するに
際し、汚染された浸出液が海面或いは内陸埋立処分場の
内部から外部へ流出することを防止することができる遮
水設備、もしくは地下ダムに上水等を貯留するに際し、
塩分等で汚染された外周部の地下水が地下ダムの内部に
浸入することを防止することが可能な遮水設備に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、廃棄物の海面埋立を行う場合、
予定される海面埋立地の境界線に沿って、矢板或いはケ
ーソンで構成する護岸部材を継続又は接合して護岸を構
築して外海と遮断した埋立処分場を造り、この処分場内
に海面から数メートル、場合によっては数十メートルの
高さまで廃棄物を投棄し最終的には覆土を行い、埋立地
を造成している。なお、埋立護岸内に囲われた処分場内
の海水及び降雨により埋立護岸内に流入する雨水と、投
入された廃棄物が接触することによって生じる汚水は、
ポンプで汲み上げ、汚水処理施設で処理後放流してい
る。しかし、汚水は、この他に埋立地周囲の護岸をとお
して外海へ直接浸出している。これを防ぐため、埋立地
内の汚水の水位を外海の低水位(干潮時の水位)以下に
維持するような運転管理基準を設けることも考えられる
が、大雨等の気象変動にそなえて大容量のポンプ及び汚
水貯留池を設置しなければならない。海面よりできるだ
け高く廃棄物を投入して埋立容積を確保することが、よ
り経済的であることを考えあわせると、汚水の水位を海
面の低水位以下に維持して、浸出を抑えるという方策
は、適切とはいえない。
【0003】また、汚水は主として、護岸部材間の継手
部或いは接合部を通して外海に浸出しているから、通
常、継手部或いは接合部へシール剤を注入するなどの遮
水方策がとられているが、護岸部材の不等沈下などのた
め亀裂や間隙が生じる等のため、十分な遮水効果をあげ
ているとはいえない。
【0004】また、連続地中壁で囲む地下構造物の場
合、鉄筋コンクリート等で構成する地中壁部材を順次接
合してゆく方式であるから、その接合部に生じる亀裂、
間隙により、外部からの流入或いは外部への流出が生じ
ており、これを防ぐため、掘削の精度を高めることや、
接合部のスライム除去等、接合面での工夫がなされてい
るが、十分な遮水効果をあげていることはいえない。更
に、時間の経過とともに部材の劣化が進み、遮水性能が
低下してゆくことを回避できない。
【0005】本発明者は、廃棄物海面埋立地の護岸から
流出する汚水の遮水設備として、護岸に、所定の間隔を
おいて二重壁状の締切部を鋼矢板等にて形成すると共に
該締切部内への給水手段を設け、常に締切部内の水位を
埋立処分場内の水位より高く維持することにより、埋立
地側からの外海への浸出液の流出を確実に防止すること
ができるものを開発し出願した(特開平7−42130
号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の特開平7−42
130号公報の遮水設備は、確かに一定の成果を挙げた
が、その施工に当たってさらに解決すべき新たな着眼点
が見出された。即ち、先願では護岸の周囲全体にわたっ
て護岸の海底面下部及び上部をとおって流出する汚水の
全てを防止しようとするものであるが、海底面下部の地
盤の遮水性が高く、海底面下部からの流出をそれ程考え
なくともよい場合、海底面上部における流出防止を重点
的に考慮すれば足り、遮水設備も施工の容易なより簡易
な構造のものですむという点である。
【0007】一方、遮水性の高い地盤の上に構築する土
木構造物の遮水設備という観点に立つと、海底面上部に
おける遮水設備に限定することなく、廃棄物の内陸埋立
地における汚水の遮水設備、更には地下ダムでの上水等
の貯留における外部からの汚水或いは塩水などの遮水設
備にまで拡大することが可能ではないかという、これま
でとは別の着眼点が見出された。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、先の特開平7−42130号公報記載の遮水設備を
さらに発展させたより実現性の高い具体的な設備であっ
て、廃棄物処分用の海面埋立地の護岸および内陸埋立地
周囲の地中壁からの汚水の流出、もしくは地下ダムの如
き地中構造物への、汚水或いは塩水等の有害成分の流
入、或いは石油蓄積タンク等のおける地下構造物からの
内容物の流出を確実にかつ部材の劣化とは無関係に半永
久的に防止すると共に、設備費がかからずかつメンテナ
ンスも容易な土木構造物における遮水設備を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは次の通りである。 (1)廃棄物最終処分用の海面埋立地において海面を囲
繞する如く設けた止水壁部に、該止水壁部を構成する部
材の継手部或いは接合部の鉛直方向に保水部と、該保水
部への給水手段とを設け、常に保水部内の水位を埋立地
内の汚水の水位より高く維持することを特徴とする海面
埋立地における遮水設備。 (2)止水壁部が鋼矢板或いは鋼管矢板により構成され
た護岸又は堰堤であり、保水部が矢板の継手部自体に形
成される縦方向の空間部或いは継手部に付設した有孔管
よりなる(1)記載の遮水設備。 (3)止水壁部がケーソンにより構成された護岸又は堰
堤であり、保水部がケーソンの各接合側の側面或いはそ
の延長上に形成した縦溝よりなる(1)記載の遮水設
備。 (4)廃棄物最終処分用の内陸埋立地或いは廃棄物で汚
染された土壌の止水壁部に、該止水壁部を構成する部材
の継手部の鉛直方向に保水部と、該保水部への給水手段
とを設け、保水部内の水位を常に埋立地内或いは汚染土
壌の汚水の水位より高く維持することを特徴とする遮水
設備。 (5)地下水、雨水、河川水等を貯留する地下ダムの止
水壁部に、該止水壁部を構成する部材の継手部の鉛直方
向に保水部と、該保水部への給水手段とを設け、保水部
内の水位を常に地下ダム外周部の地下水位より高く維持
することを特徴とする遮水設備。 (6)止水壁部がロッキングパイプ、仕切り鉄板、コン
クリートカッティング等の方法で接合している連続地中
壁において、接合部の鉛直方向に形成した縦溝を保水部
とする(4)又は(5)記載の遮水設備。 (7)給水手段が、水位制御部に接続し各保水部上方に
配設した給水連通管と、該給水連通管からそれぞれ分岐
し各保水部中に挿入する給水管とからなる上記(1)〜
(6)のいずれか1項記載の遮水設備。
【0010】予定される海面埋立地を囲繞する止水壁部
は、通常は鋼管矢板、鋼矢板或いはケーソンで構成され
るが、本発明ではこれら止水壁部構成部材のうち埋立地
側の一列の矢板の継手部自体或いは該継手部に付設した
有孔管、もしくはケーソンの接合部に設けた縦溝(鉛直
又は垂直溝)を利用して、これらに適宜給水手段を配置
し、継手部、有孔管或いは縦溝を保水部とし、かつ、該
保水部内の水位を、常に埋立地内の汚水の水位より高く
維持しているため、保水部内の水(無害な処理水や海
水)が埋立地内と外海両方に浸出することになり、埋立
地内の有害な汚水が外海へ流出することはない。
【0011】遮水方法として一般に、矢板の場合には、
矢板打ち込み後に接合した継手部の隙間にシール用固化
剤を注入することが行われるが、打設後の矢板壁には地
盤沈下によるズレなど種々の圧力が作用するため、継手
部には亀裂や間隙が生じ、完全なかつ長期にわたる遮水
は不可能である。なお、汚水の水位を外海の水位より常
に低く保つよう運転管理することによって、汚水の流出
を防止する方法もあるが、埋立容量が大幅に減少してし
まうため、現実的ではない。本発明においてはこのよう
な継手部でのシールを行わず、継手部自体或いはその近
傍に常時一定の水位を維持する保水部を設け、この保水
部から常に無害の液体を埋立地内へ浸出させることによ
り、埋立地内の汚水が継手部を通って海面に流出するこ
とを防止している。また、ケーソンの場合にはその接合
部(目地部)或いはその延長上に保水部となる縦溝を設
けることによって、上記の同様に縦溝から目地部を通っ
て無害の水が浸出するようにしている。
【0012】また、予定される内陸埋立地或いは地下ダ
ムの止水壁部は、工事現場で地中に壁状の溝を掘削して
つくり、この溝の中に地上で組み立てた鉄筋かごを挿入
した後、コンクリートを打設して地中壁部材(エレメン
ト)をつくり、次に、その隣接箇所で同様の作業を順次
繰り返して、連続地中壁とする等の方法によって構築さ
れる。その際の部材相互の継手処理にはロッキングパイ
プ、仕切り鉄板、コンクリートカッティング等の方式を
採用し、掘削の精度、継手部の清掃とスライム処理等に
留意して、慎重に部材相互を連結してゆくことになる。
しかし、先行コンクリート壁と後行コンクリート壁との
接合部分で間隙が生じることは避けられず、また、地盤
の性状は均一ではないから、接合部での漏水を止めるこ
とはできず、有害な液体を地中壁の外に流出させない或
いは地中壁の内に流入させないという目的を完全に達成
することができない。
【0013】本発明ではこのような場合においても、地
中壁の接合部のシールの精度を高めて有害な液体を止め
るという手段はとらず、逆に接合部から無害な水を地中
壁の内外に積極的に流出させるという方式を採用するこ
とから、上述した目的をほぼ完全に、かつ、シール材の
劣化や地盤の沈下等にかかわらず半永久的に達成するこ
とができるのである。
【0014】
【発明の実施の形態】図面により本発明の実施形態例を
説明する。 [1]海面埋立地の実施形態例:図1は間隔をおいて二
列に打設した鋼管矢板にて区画した海面埋立地の例を示
すもので、海面の所望の位置に鋼管矢板列1a、1bを
打ち込み、その間に中詰め用の土砂3を充填して護岸
(堰堤)を構築し、その内側を廃棄物投入用の埋立地2
とする。4は鋼管矢板を打ち込む盛土層、5は埋立地2
内の廃棄物、6は外海、7は埋立地の汚水を処理するた
めの水処理部である。本発明においては、上記の鋼管矢
板列1a、1bのうち埋立地2側の鋼管矢板列1aを止
水壁部を構成する部材として利用するものである。
【0015】図2は鋼管矢板列1aの具体例を示すもの
で、図において、11は連続して地中に打ち込む鋼管の
矢板部分、12は隣り合う矢板11相互を繋ぐ継手を示
すが、図2の継手12は一方がパイプ、他方がT型部か
らなり、このパイプ部分が本発明における保水部とな
る。鋼管矢板の継手としては図示の他に、両方がパイプ
同士や一方が溝型、他方がT型部の場合も含み、いずれ
にしろ継手部に保水し得るに充分な縦方向の空間部が形
成できればよい。13は処理水又は海水を貯蔵する貯水
槽、14は一端が貯水槽13中に浸漬し他端側が鋼管矢
板上方に延びる給水連通管、15は該給水連通管14か
らそれぞれ分岐して各継手12内に浸入する給水管、1
6は貯水槽13の可動ゲート、17は継手内の水位を制
御するためのレベル制御部である。
【0016】レベル制御部17は、貯水槽13内の水位
1 及び埋立地側の汚水面レベルL2 をレベル計18、
19で計測し、その計測値の差が予め設定した値を超え
た時に可動ゲート16を調整し貯水槽レベルを制御する
ようにしている。連通管14により貯水槽13内の水位
1 と継手12内の水位とを常時同一になるから、この
水位を埋立地側の汚水面L2 よりやや高めに維持するよ
うにしておけば、保水部となる継手12内の無害の水が
埋立地側及び海水側に流出し、埋立地の汚水が海水側に
流出することはない。図1の矢印に示す如く、海底面上
部において継手1aから無害の水が埋立地側及び海水側
に流出する。
【0017】なお、貯水槽13に送給する処理水は水処
理装置7で処理した放流水を用いるため、動力費は僅か
で済み、また、汚水面との水位差は小さくてよいから、
少ない量で足り処理放流水で十分まかなえる。さらに、
埋立完了後も、水処理装置は水質が安定するまで稼働し
ているから、メンテナンスも水処理管理の一環として支
障なく行うことができる。
【0018】図3は図1における鋼管矢板列の埋立地側
の一列を、相互に接続した複数の溝型断面形状の鋼矢板
にて構成する場合に本発明を適用した例を示す。勿論、
図示の断面に限らず他の適宜の断面形状の鋼矢板を用い
ることもできる。止水壁部を構成する部材としての鋼矢
板21は、図3(a)に示す片側の継手部22が充分な
大きさの壁面で囲まれた縦方向に延びる断面U字状の保
水部を有するものであり、図3(b)の如く隣り合う矢
板21を互い違いに接合して矢板壁を形成した場合に、
図3(c)に示すように、この保水部の中に給水連通管
23から分岐した給水管24を挿入して給水可能とし、
各継手部の保水部内の水位を埋立地側の汚水面よりやや
高めに維持するようにしている。水位制御方式は図2と
同様のものを採用すればよいので、その説明は省略す
る。なお、この例では鋼矢板の製作の際に、片側に十分
な保水空間をもつように継手部を設計製造することが必
要である。
【0019】また、図1〜図3に示した実施形態例は、
海底面が比較的深い場合に採用する工事手順であるが、
海底面が浅い場合(例えば、水深20m程度以内)に
は、図4に示すように、はじめに土砂等で所定高さと幅
の堤を築いてつき固めて土堰堤3をつくり、該堰堤3上
にてクレーン車で鋼管矢板1a、1bを打設するのが一
般的であり、最初に矢板を打ち込む工法より、作業性や
コスト面で有利である。しかし、このはじめに土堰堤を
つくる場合には、矢板継手部には土砂が入り込み、その
ままではこれを保水部として利用することが困難であ
る。
【0020】そこで本発明においては、図5(a)に示
すように、土堰堤に打設した鋼管矢板11で止水壁を構
築する場合には、パイプ型継手12の内部(或いは外部
であってもよい)に有孔管8を併せて打設し、これを保
水部として利用する。有孔管8としては、図5(b)の
ように、下端が閉鎖・尖頭構造で多数の小孔9或いはス
リットを穿設した既存の鋼管を用いればよい。また、図
6(a)のように、下端が閉鎖・尖頭構造で多数の小孔
或いはスリットを穿設した有孔管25を、継手部の一方
と一体化して形成しておいてもよい。有孔管の断面形状
は任意でよく、また継手部の他方と一体化して形成して
もよい。さらに、図6(b)のように、継手部の外側に
有孔鉛直板26を固着して保水部を形成してもよい。
【0021】さらに、矢板継手部を保水部とするため
に、図7に示す如く、継手部の一方、即ちパイプ型継手
部12の下端を閉鎖・尖頭形等の鋭角状にすると共に、
継手装入用切欠部27を継手部下端側の一部を残して形
成し、他方のT型継手部28を前記切欠部27に合わせ
た長さとした構成を採用することもできる。このように
すれば、土堰堤に矢板を打設する場合であっても、パイ
プ継手部に侵入する土砂を少なくすることができる。
【0022】図8は、上述のように海底面が浅く、最初
に土堰堤を造成してから矢板を打設する際に、矢板とし
て断面溝型の鋼矢板21を用いた本発明例である。この
例では、土堰堤上においてクレーン車で鋼矢板21を打
設して止水壁を構成し、各矢板継手部22の内部に、図
5の鋼管矢板の場合と同様に、有孔管29を打設してい
る。矢板継手部には有孔管29が挿入し得る縦方向空間
部が形成されるように、鋼矢板の継手部形状を予め決め
るか、或いは予め縦方向に空間部をもった鋼矢板を製作
しておくことが必要である。
【0023】なお、有孔管を使用する場合、下端が閉鎖
構造であっても矢板打設時に若干の土砂が侵入するおそ
れがあるが、有孔管中に僅かな土砂も入らないようにす
るために、予め有孔管に棒状体を挿入しておき、矢板打
設後に棒状体を抜き取るようにしてもよい。
【0024】これらの図4〜図8の例においても、保水
部における水位制御方式は、図2及び図3に用いたもの
と同様のものを採用する。すなわち、図5〜図7におけ
る有孔管8または図8における有孔管25中に給水管を
挿入して給水し、その水位を汚水面レベルよりも常に高
めに維持することで、有孔管内から無害の水を流出さ
せ、汚水が海水側に流出するのを確実に防止する。
【0025】次に、図9〜図11は海面埋立地の護岸が
ケーソンにて構築されている場合に、これを本発明の止
水壁部として利用する例を示す。すなわち、ケーソン護
岸は図9に示す如く、基礎捨石35の上に複数のケーソ
ン31を一列に並設して構築されるが、本発明では図1
1(a)に示すように、各ケーソン31の接合側の少な
くとも一方の側面で、かつ、できるだけ埋立地2に近接
した位置に、半円形縦溝32を設けたケーソンを使用す
る。
【0026】ケーソン31を接合して護岸を構築した後
に、図10に示すように、各接合部(目地部)36の一
方の側面に設けた縦溝32中に給水連通管33から分岐
した給水管34を挿入する。この縦溝32が保水部に相
当し、ここに無害の処理水を供給し、その水位を埋立地
側の汚水面レベルよりも僅かでも高めに維持するように
すれば、常にケーソン接合部(目地部)36をとおって
無害の処理水が埋立地2及び外海6に浸出することにな
り、汚水が埋立地2から外海6に流出することはない。
水位制御方式は図2と同様であるので省略する。縦溝の
形状は半円形に限らず、楕円形、矩形、角形等任意の形
状を選択できる。
【0027】また、本発明においては図11(b)に示
すように、ケーソン31の接合部36の延長上、即ち、
接合部の一端側(例えば、汚水側)にケーソン接合部3
6を覆うように断面山形(他の溝形、円弧形、L字形断
面でもよい)の板材(形鋼材)37を下端が海底面まで
達する如く取り付けて板材、ケーソン及び接合部で囲わ
れた縦溝を形成し、これを保水部とすることも可能であ
る。該鋼製の縦溝内には図示しないが、上記した例と同
様に給水管を挿入し、その水位を汚水面より高めに維持
することが必要である。この例は既に構築されたケーソ
ンに対して本発明を適用するような場合に有効である。
【0028】なお、図2の例では貯水層への給水は水処
理施設の放流水を使用した場合を示したが、これ以外で
も満潮時に海水が貯水槽内に自然流入或いは強制流入す
るようにしてもよい。また、水位制御部は図示の例に限
ることなく、他の公知の検出手段、流量調整弁、駆動部
等を用いた制御系によって代替することもできる。
【0029】[2]地下ダムの実施形態例:図12は、
臨海部にあって地下水流の存在する空隙の大きな帯水層
に対し本発明を適用して構築した地下ダムの断面概略説
明図であり、図13は図12における遮水壁の展開図、
図14は遮水壁を構成する壁の継手部の詳細図である。
【0030】図12において、41はその内部に地下水
流を有する臨海部の帯水層、42は帯水層41の下部の
不透水層、43は海である。本発明は、帯水層41内に
おいて地下水流をせき止める位置に連続した遮水壁44
を設け、地下ダムを構築する。遮水壁44は、一定幅の
鉄筋かごを帯水層41に形成した溝中に挿入した後、コ
ンクリートを打設して構成するもので、順次これに接合
して同様な壁を設置して連続した地中壁とする。
【0031】個々の壁相互は、例えばロッキングパイプ
工法で継手処理されているが、その詳細を図14にて説
明する。先行コンクリート壁をつくる手順は、図14
(a)に示すように、壁をつくる箇所を掘削し、これに
組立て鉄筋49Aとロッキングパイプ50を入れ、コン
クリート51Aを打設し、その固化後ロッキングパイプ
50を抜くことで先行コンクリート壁52Aを完成させ
る。次の後行コンクリート壁をつくる手順は、図14
(b)に示すように、掘削した後、組立て鉄筋49Bを
入れると共に先行コンクリート壁52側に壁高さに応じ
た長さの有孔管45を配設してから(ロッキングパイプ
は図示しないが右端に入れる)、コンクリート51Bを
打設することで、後行コンクリート壁52Bを完成させ
る。前記有孔管45は、その全体にわたって多数の小孔
又はスリットが穿設されている。このようにして順次一
定幅ずつ鉄筋コンクリート壁を設置してゆき、所望の連
続地中壁を構築する。
【0032】このように隣り合うコンクリート壁52A
と52B間の接合部53には、図14(c)に示す如
く、保水部となる有孔管45が存在するため、該有孔管
45中に給水管を挿入して給水し、その水位を汚水面レ
ベルよりも常に高めに維持することで、前記した例と同
様の機能を果たす。
【0033】図12に示す連続地中壁を用いた遮水壁で
の実際の遮水操作は、基本的には上述した[1]の実施
形態と同様であり、図13の展開図にも示すとおり、各
継手部の有孔管(保水部)45内に給水連通管46から
分岐した給水管47を挿入し、給水連通管46は貯水槽
48に通じており、該貯水槽の水位が保水部内の水位と
なるから、この水位が常に外部の地下水の水位より高く
なるように維持する。なお、貯水槽48への無害な水の
供給は、地下ダムの貯留水をそのまま揚水して供給すれ
ばよい。このようにすれば常時保水部から無害の水が少
なくとも外部に流出するから、地下ダムにて貯留した地
下水中に海水や汚染された水が混入することはない。
【0034】[3]内陸埋立地の実施形態例:図15
は、周囲を鉄筋コンクリート連続鉛直壁で囲い、底部に
遮水シートを設けた箱型構造の管理型最終処分場の断面
説明図を示す。図15において、61は例えば図14で
示したと同様の工法で構築した鉄筋コンクリート製の連
続壁、62はその接合部に設けた保水部、63は処分場
の最下層となる下地保護マット、64は排水層65を挟
んで設けた2層の遮水シート、66は遮水シート上の保
護マット、67は浸出水集排水管、68は地下水集排水
管、69は汚水観測井、70は廃棄物、71は廃棄物上
の覆土である。汚水の水位72より保水部62内の水位
73を高めに維持することにより、汚水が処分場外部に
浸出するのを防止するのは、上述した実施形態例と同様
である。
【0035】なお、既に廃棄物で汚染された土壌の汚染
修復を行う場合、図12の例と同様にその周囲を連続壁
で囲い、接合部に同様の遮水手段を施すことにより、汚
染水の周囲への漏出を防止することができる。この場合
底部の遮水はできないが、表面をシート等で覆って雨水
の流入を防ぐと共に、底部に排水管を敷設してその排水
を処理後放流すればよい。
【0036】
【発明の効果】従来の廃棄物海面埋立地における護岸で
の遮水は、汚水と海面の水位差により汚水が外海(清水
部)へ流出しようとする力に対し、護岸部材の目地部へ
のシール剤注入や中詰土砂の改善による物理的圧力で対
抗しておさえ込むという考え方に基づくものである。こ
の従来の方法は、各護岸部材の垂直方向のズレや傾きが
生じ、施工の段階で汚水の水みちができ、汚水が流出す
ることを防げない。また、シール剤の劣化や、地盤の不
等沈下等の経時的な劣化により接合部に間隙が生じる可
能性は極めて高いので、従来工法の遮水性能は、極めて
不完全なものである。
【0037】同様に従来の地下ダムにおける連続地中壁
による遮水は、周囲の地下水位と貯留水の水位差によ
り、周囲の海水又は汚水が貯留水(清水部)に流入しよ
うとする力を、部材の接合施工工法の工夫による物理的
な力で抑えこもうとするものであるが、接合部にはコン
クリートの亀裂、間隙が必ず生じるから、海水又は汚水
が浸透してくることを完全に防ぐことはできない。ま
た、貯留水を地下ダムから汲み上げる時、その水位を外
部の地下水位より下げないようにすればよいが、この方
法では、利用可能な貯水量が大幅に減少し、効率の悪い
ものになってしまう。連続地中壁で遮水した内陸埋立地
にも同様のことがいえる。
【0038】これに対し、以上説明した本発明の遮水設
備によれば、汚水が水圧の差により清水部に流出又は流
入しようとする力、即ち万有引力に起因する力を、シー
ル剤などを用いた物理的な力で抑え込むのではなく、汚
水の水位より高い水位の清水部を人為的につくり出して
水圧の差により清水を汚水側に流入又は流出させて抑え
込む、即ち万有引力を活用して万有引力に対抗するとい
う技術思想であるため、ほぼ完全に遮水が達成できる。
また、水位差を維持しさえすれば、たとえ経時的な部材
の劣化や地盤の変化が生じても、遮水機能は変化しな
い。また、止水壁を構成する部材に設けた簡易な保水部
と給水手段によること、及び護岸或いは堰堤として構築
される矢板、ケーソン或いは地中壁そのものを保水部材
として利用するので、設備費、工期、施工性、管理の面
でも非常に有利である。特に、本発明の遮水設備は、廃
棄物の海面埋立地における海底面上部を通って汚水が流
出するのを防止する手段として、かつ、垂直壁による廃
棄物の内陸埋立地において、汚水が壁の接合部から流出
するのを防止する手段として、また地下ダムの地中壁の
接合部を通って海水又は汚水が流入するのを防止する手
段として、或いは地下タンクに貯留した石油類などの液
体が外部に流出するのを防止する手段として最適であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】鋼管矢板にて埋立地の護岸を構築した場合に適
用する本発明の遮水設備の具体例を示す全体説明図。
【図2】図1における鋼管矢板を使用した遮水構造及び
その給水制御システムの具体例を示す説明図。
【図3】本発明において鋼矢板を用いた遮水構造の具体
例を示す説明図で、(a)は1個の鋼矢板を示す断面
図、(b)は鋼矢板を接合して構成した矢板壁、(c)
は給水部の説明図。
【図4】埋立地の護岸を構築する場合の図1とは異なる
工事手順を示す説明図。
【図5】(a)は図4の手順における場合の鋼管矢板の
継手部の断面図、(b)は(a)において使用する有孔
管の具体例を示す部分断面図。
【図6】(a)、(b)は図5とは異なる保水部の他の
形態例を示す断面図。
【図7】矢板継手部を保水部として用いる場合の他の形
態例を示す斜視説明図。
【図8】本発明において鋼矢板を用いた遮水構造の他の
具体例を示す説明図。
【図9】ケーソン護岸にて埋立地の護岸を構築した場合
に適用する本発明の遮水設備の具体例を示す全体説明
図。
【図10】図9のA−A′断面図。
【図11】(a)は図9において用いる各ケーソンの概
略斜視図、(b)は既存のケーソンに保水部を設ける場
合の概略斜視図。
【図12】本発明を地下ダムの連続地中壁の遮水に適用
した例の概要図。
【図13】図12で示す連続地中壁の展開図。
【図14】(a)(b)(c)は図9における連続地中
壁の接合部の施工工程を順次示す平面説明図。
【図15】鉛直壁による廃棄物内陸埋立地の具体例を示
す全体説明図。
【符号の説明】
1a、1b 鋼管矢板壁 2 埋立地 3 中詰め土 4 盛土層 5 廃棄物 6,43 外海 7 水処理施設 8,25,29,45,62 有孔管(保水部) 11 鋼管矢板 12 継手部 13,48 貯水槽 14,23,33,46 給水連通管 15,24,34,47 給水管 16 可動ゲート 17 水位制御部 18,19 レベル計 21 鋼矢板 22 継手部 29 継手装入用切欠
部 31 ケーソン 32 縦溝(保水部) 35 基礎捨石 36 ケーソン接合部
(目地部) 41 帯水層 42 不透水層 44,61 遮水壁 49 鉄筋 50 ロッキングパイプ 51 コンクリート 52 鉄筋コンクリート壁 53 接合部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物最終処分用の海面埋立地において
    海面を囲繞する如く設けた止水壁部に、該止水壁部を構
    成する部材の継手部或いは接合部の鉛直方向に保水部
    と、該保水部への給水手段とを設け、常に保水部内の水
    位を埋立地内の汚水の水位より高く維持することを特徴
    とする海面埋立地における遮水設備。
  2. 【請求項2】 止水壁部が鋼矢板或いは鋼管矢板により
    構成された護岸又は堰堤であり、保水部が矢板の継手部
    自体に形成される縦方向の空間部或いは継手部に付設し
    た有孔管よりなる請求項1記載の遮水設備。
  3. 【請求項3】 止水壁部がケーソンにより構成された護
    岸又は堰堤であり、保水部がケーソンの各接合側の側面
    或いはその延長上に形成した縦溝よりなる請求項1記載
    の遮水設備。
  4. 【請求項4】 廃棄物最終処分用の内陸埋立地或いは廃
    棄物で汚染された土壌の止水壁部に、該止水壁部を構成
    する部材の継手部の鉛直方向に保水部と、該保水部への
    給水手段とを設け、保水部内の水位を常に埋立地内或い
    は汚染土壌の汚水の水位より高く維持することを特徴と
    する遮水設備。
  5. 【請求項5】 地下水、雨水、河川水等を貯留する地下
    ダムの止水壁部に、該止水壁部を構成する部材の継手部
    の鉛直方向に保水部と、該保水部への給水手段とを設
    け、保水部内の水位を常に地下ダム外周部の地下水位よ
    り高く維持することを特徴とする遮水設備。
  6. 【請求項6】 止水壁部が連続地中壁により構成されて
    おり、地中壁がロッキングパイプ、仕切り鉄板、コンク
    リートカッティング等の方法で接合している接合部と、
    鉛直方向に形成した縦溝を保水部とする請求項4又は5
    記載の遮水設備。
  7. 【請求項7】 給水手段が、水位制御部に接続し各保水
    部上方に配設した給水連通管と、該給水連通管からそれ
    ぞれ分岐し各保水部中に挿入する給水管とからなる請求
    項1〜6のいずれか1項記載の遮水設備。
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