JP6593703B2 - 石炭灰の埋立方法 - Google Patents
石炭灰の埋立方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6593703B2 JP6593703B2 JP2016042846A JP2016042846A JP6593703B2 JP 6593703 B2 JP6593703 B2 JP 6593703B2 JP 2016042846 A JP2016042846 A JP 2016042846A JP 2016042846 A JP2016042846 A JP 2016042846A JP 6593703 B2 JP6593703 B2 JP 6593703B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coal ash
- slurry
- temporary
- discharge port
- wall surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Description
このうち、後者では、水と、石炭灰の混合物からなるスラリーを形成し、このスラリーをジェットパルジョンポンプ(JPP)を用いて石炭灰処分場へ移送し埋め立てることによる。
しかしながら、埋立が進捗するに従い、堆積した石炭灰のレベルが上昇し、JPPから吐出されたスラリーが石炭灰処分場内に設置された石炭灰処分場内道路を兼ねた既設堤防を越流し、既設堤防や周囲の構造物を破損するといった課題がある。
そこで、このような課題を解決する目的で、近年、焼却灰の埋め立て方法に関する技術が開発されており、それに関して既にいくつかの発明が開示されている。
以下、特許文献1に開示された発明について説明する。特許文献1に開示されたごみの廃棄方法に関する発明は、漏水防止シートが敷かれた埋立地と、この埋立地に併設された調整池からなる最終処分場を構築し、埋立地に、焼却灰や汚泥等のごみを廃棄するに際して、ごみを固化剤や水と混合してセルフレベリング性を有する流動物を得るための安定化処理を行なう混練プラントを前記埋立地に併設し、ごみを廃棄する前に、混練プラントにおいてごみを安定化処理して流動物とし、この流動物を混練プラントから埋立地に搬送して排出させ、埋立地内で流動物を固化させて不透水性の固化物とし、このようにごみを流動物としたのち埋立地に搬送し排出させて不透水性の固化物を作る工程を繰り返すことで凹部内にごみを堆積させ、最後に覆土するようにしたことを特徴とする。
このような特徴を有するごみの廃棄方法においては、漏水防止シート上への覆土を要せず、漏水防止シートを破損することなく簡単にごみの敷設作業を行なえる。また、埋立地内に排出された流動物は、不透水性を有する固化物になるので、中間覆土を省略しても雨により有害物質は染み出ることはなく、異臭が漂ったり、粉塵が飛散する等の不具合も生じない。
特許文献2に開示された発明は、石炭灰に対して界面活性剤を0.5〜3重量%添加してなる石炭灰スラリーを、水面上に放流して水中に投棄し、水底に堆積させることを特徴とする。
このような特徴を有する石炭灰の水流式埋立方法においては、スラリーに界面活性剤を共存させると灰粒子が凝集系から分散系に変化し、単位体積中に存在する石炭灰粒子量が増し、堆積物の密度が高くなる。そのため、一定敷地内の石炭灰埋設量を増すことができる。
上記構成の発明においては、第1の区画設置工程において、大まかな仮堤防の設置位置が決定される。次に、仮堤防の内部にスラリーを注入するための移送管の吐出口が設置される。続いて、掘削工程において、乾燥石炭灰層を掘削して新たにスラリーを埋め立てるための空間が形成される。そして、仮堤防形成工程において、掘削された乾燥石炭灰を仮堤防の材料として利用する。最後に、水分離工程において、仮堤防の内部に注入されたスラリーは、時間の経過に伴い、石炭灰が沈降し、この沈降した石炭灰の上層に水が分離する。すなわち、注入されたスラリーは、減容されて石炭灰の層を形成する。この石炭灰の層から水が除去されたものが乾燥石炭灰層である。
このような構成の発明においては、第2の区画設置工程において、注入されたスラリーによって仮堤防の内部が満たされた場合に、第2の区画が第1の区画に隣接して設置される。次に、第1の区画に設置していた吐出口を、第2の区画に移設する。この後、掘削工程と、仮堤防形成工程と、注入工程と、が行われる。なお、「隣接」とは、第1の区画の側方に第2の区画が設けられる場合と、第1の区画の上方に第2の区画が積層される場合の両方を含む概念である。
このような構成の発明においては、第1又は第2の発明の作用に加えて、仮堤防は、凹部を囲むように平面視コ字状に形成されるため、吐出口を介して吐出されたスラリーは、まず凹部に貯留され、次第に仮堤防の内部を埋め立てるように増加する。
このような構成の発明において、石炭灰と分離された水は、石炭灰の上層に貯留するため、仮堤防の内部がスラリーで埋め立てられると、排水口から自然に排水される。
このうち、掘削工程と、仮堤防形成工程によれば、石炭灰処分場に形成された乾燥石炭灰層を利用して、経済的に仮堤防を形成することができる。
また、第1の発明によれば、既設堤防の嵩上げや修理費用が不要であるとともに、時間の経過に伴い、石炭灰が沈降し、その上層に水が分離することから、従来技術のような凝集剤が不要である。そのため、ランニングコストも抑制可能である。
図1及び図2に示すように、本実施例に係る石炭灰の埋立方法1は、水と、石炭火力発電所(図示せず)から発生する石炭灰の混合物からなるスラリー53を、移送管2を介して石炭灰処分場50に移送して埋め立てる場合の埋立方法である。このスラリー53は、重量比がおよそ99:1の水と石炭灰から構成される。
石炭灰処分場50は、既設堤防51が設置され、かつこの既設堤防51で囲まれた領域52にスラリー53が乾燥した乾燥石炭灰層54が形成されている。
石炭灰の埋立方法1は、領域52の一部に第1の区画P1を設置するステップS1の第1の区画設置工程と、この第1の区画P1に対応して移送管2の吐出口2aを設置するステップS2の吐出口設置工程と、第1の区画P1の内部に形成された乾燥石炭灰層54を掘削するステップS3の掘削工程と、掘削された乾燥石炭灰層54を、第1の区画P1の内部において、吐出口2aとその両側辺を囲むように積み上げて仮堤防Q1を形成するステップS4の仮堤防形成工程と、仮堤防Q1の内部へスラリー53を注入するステップS5の注入工程と、スラリー53に含有される石炭灰を沈降させて、水を分離させるステップS6の水分離工程と、を備える。
このうち、ステップS3の掘削工程では、第1の区画P1の内部に、吐出口2aを介したスラリー53の吐出方向Xに沿って平面視長尺状の凹部R1(図4参照)が形成される。
なお、吐出口2aは、JPP(図示せず)から移送されるスラリー53の吐出口である。
まず、ステップS1の第1の区画設置工程では、領域52に、細長い長方形をした第1の区画P1の位置が決定される。第1の区画P1をこのような細長い長方形とした理由は、吐出口2aを介して吐出されるスラリー53は、細長い長方形状に分布するためである。
ステップS2の吐出口設置工程では、第1の区画P1を構成する短辺の一方に、移送管2の吐出口2aが設置される。後述するように、吐出口2aは、仮堤防Q1を貫通して設置される。
ステップS3の掘削工程では、第1の区画P1の内部における乾燥石炭灰層54を重機で掘削することで、凹部R1が形成される。そして、凹部R1が形成されることに伴い、掘削された乾燥石炭灰層54が第1の区画P1の短辺の一方及び長辺の付近に積み上げられることとなる。
ステップS5の注入工程では、スラリー53をまず凹部R1に向かって吐出する。この吐出は、仮堤防Q1の内部が満たされるまで継続されるが、仮堤防Q1の内部が満たされるとスラリー53の吐出が停止される。
ステップS6の水分離工程において、仮堤防Q1の内部に注入されたスラリー53は、時間の経過に伴い、石炭灰が沈降し、この沈降した石炭灰の上層に水が浮き上がって分離する。
図1及び図3に示すように、石炭灰の埋立方法1は、ステップS5の注入工程の後に、第1の区画P1の側方に隣接する第2の区画P2を設置するステップS7の第2の区画設置工程を備える。より詳細には、ステップS5の注入工程によって、仮堤防Q1の内部がスラリー53で満たされた場合に、ステップS7の第2の区画設置工程が行われる。なお、第1の区画P1では、ステップS7の第2の区画設置工程の実施に関わらず、ステップS6の水分離工程が行われる。
このとき、ステップS2の吐出口設置工程は、第1の区画P1に対応する代わりに、第2の区画P2に対応して吐出口2aを設置する。より正確には、第1の区画P1に設置していた吐出口2aを、第2の区画P2に移設する。この後、第2の区画P2において、ステップS3の掘削工程と、ステップS4の仮堤防形成工程と、ステップS5の注入工程と、ステップS6の水分離工程が行われる。このうち、ステップS3の掘削工程では、凹部R1と同形状の凹部(図示せず)が形成され、ステップS4の仮堤防形成工程では、第2の区画P2の内部に、仮堤防Q1と同形状の仮堤防Q2が形成される。
図4に示すように、仮堤防Q1は、吐出口2aが貫通する第1の壁面3と、この第1の壁面3の両端にそれぞれ設置される第1の側壁面4及び第2の側壁面5と、からなる平面視コ字状に形成される。したがって、第1の壁面3と対向する部分に壁面は形成されずに、開口端6が形成されている。このような開口端6が形成される理由は、後述する凹部R1を掘削した後の重機を速やかに退避させるためである。
また、仮堤防Q1は、第1の側壁面4の上縁4aに、分離した水を排水するための排水口7が設けられる。この排水口7は、円筒を半割にしたような形状である。
図5に示すように、移送管2が第1の壁面3に隣接する既設堤防51によって支持されるとともに、吐出口2aが第1の壁面3を貫通し、仮堤防Q1の内部へスラリー53を吐出可能に構成される。
また、第1の側壁面4は、第1の壁面3から開口端6にかけて、その上縁4aが緩やかに傾斜している。第2の側壁面5においても、これと同様である。
そして、凹部R1は、吐出口2aのほぼ直下から開口端6を超えるあたりまで、すなわち、第1の側壁面4の最大長さと同等な長さに亘って、均等な深さに形成されている。
さらに、図6に示すように、凹部R1は、第1の側壁面4と第2の側壁面5の中間部分に形成されて、吐出口2aから吐出されるスラリー53を確実に受け止める構成となっている。また、第1の側壁面4及び第2の側壁面5の縦断面は、いずれも台形状をなしており、強度の高い構造となっている。
また、仮堤防Q1〜Q3によって、スラリー53の流出を防止できるため、既設堤防51を嵩上げする工事が不要となるとともに、既設堤防51やその周囲の構造物の損傷を防止可能である。したがって、既設堤防51の改造費用や周囲の構造物の修理費用が不要である。さらに、JPPや重機を用いることでスラリー53を埋め立て可能であるので、特殊な機器が不要である。この点も、ランニングコストを低廉に抑制し得る要因である。
また、沈降した石炭灰が固形化して形成された乾燥石炭灰層54は、水が分離されているため、乾燥石炭灰層54の上方に新たに仮堤防を形成しても、乾燥石炭灰層54が崩壊しないよう十分な強度を有している。また、一旦固形化したスラリー53は、大雨によって再度スラリー化することはないことから、仮堤防とこの内部に注入されるスラリー53は、その形状が長期間に亘って安定的に維持される。
また、実施例においては、第1の区画P1、第2の区画P2…と表現されているが、それぞれの区画同士の関係を一般化して、第nの区画Pn、第(n+1)の区画P(n+1)…、(ただし、nは1以上の自然数である)と表現することができる。そして、既設堤防51内において、第nの区画Pn並びに仮堤防Qn等の設置ができなくなるまで、図1に示す工程を繰り返すことができる。
Claims (4)
- 水と、石炭火力発電所から発生する石炭灰の混合物からなるスラリーを、移送管を介して石炭灰処分場に移送して埋め立てる場合の埋立方法であって、
前記石炭灰処分場は、既設堤防が設置され、かつこの既設堤防で囲まれた領域に前記スラリーが乾燥した乾燥石炭灰層が形成され、
前記領域の一部に第1の区画を設置する第1の区画設置工程と、
この第1の区画に対応して前記移送管の吐出口を設置する吐出口設置工程と、
前記第1の区画の内部に形成された前記乾燥石炭灰層を掘削する掘削工程と、
掘削された前記乾燥石炭灰層を、前記第1の区画の内部において、前記吐出口とその両側辺を囲むように積み上げて仮堤防を形成する仮堤防形成工程と、
前記仮堤防の内部へ前記スラリーを注入する注入工程と、
前記スラリーに含有される前記石炭灰を沈降させて、前記水を分離させる水分離工程と、を備えることを特徴とする石炭灰の埋立方法。 - 前記注入工程の後に、前記第1の区画に隣接する第2の区画を設置する第2の区画設置工程を備え、
前記吐出口設置工程は、前記第1の区画に対応する代わりに、前記第2の区画に対応して前記吐出口を設置することを特徴とする請求項1記載の石炭灰の埋立方法。 - 前記掘削工程は、前記第1の区画の内部に、前記吐出口を介した前記スラリーの吐出方向に沿って平面視長尺状の凹部が形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の石炭灰の埋立方法。
- 前記仮堤防は、前記吐出口が貫通する第1の壁面と、この第1の壁面の両端にそれぞれ設置される第1及び第2の側壁面と、からなる平面視コ字状に形成され、
前記第1の壁面、又は前記第1の側壁面、又は前記第2の側壁面のうちの少なくともいずれかの上縁に、分離した前記水を排水するための排水口が設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の石炭灰の埋立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016042846A JP6593703B2 (ja) | 2016-03-04 | 2016-03-04 | 石炭灰の埋立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016042846A JP6593703B2 (ja) | 2016-03-04 | 2016-03-04 | 石炭灰の埋立方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017154127A JP2017154127A (ja) | 2017-09-07 |
JP6593703B2 true JP6593703B2 (ja) | 2019-10-23 |
Family
ID=59808953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016042846A Active JP6593703B2 (ja) | 2016-03-04 | 2016-03-04 | 石炭灰の埋立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6593703B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7027882B2 (ja) * | 2017-12-28 | 2022-03-02 | 中国電力株式会社 | 石炭灰処分場及び石炭灰処分方法 |
JP7491083B2 (ja) | 2020-06-23 | 2024-05-28 | 中国電力株式会社 | 灰処理方法 |
JP7415845B2 (ja) * | 2020-08-07 | 2024-01-17 | 中国電力株式会社 | 灰処理方法 |
-
2016
- 2016-03-04 JP JP2016042846A patent/JP6593703B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017154127A (ja) | 2017-09-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8926221B2 (en) | Concurrent disposal and consolidation of dredged sediment using horizontal drains and vacuum loading | |
JP5723872B2 (ja) | 防潮堤内の干拓地造成法およびそれを用いた施設構造 | |
CN103031837A (zh) | 井点降水联合堆载预压加固深厚软土地基方法 | |
US9649675B2 (en) | In-situ capping with no loss of water depth | |
JP6593703B2 (ja) | 石炭灰の埋立方法 | |
US20100200516A1 (en) | Concurrent disposal and consolidation of dredged sediment using horizontal drains and vacuum loading | |
CN110644427B (zh) | 一种不良地质条件下河道岸坡生态防护结构及清淤方法 | |
KR101127810B1 (ko) | 토양의 치환을 통한 지하수 함양 구조 및 그 방법 | |
CN112962525B (zh) | 一种疏浚土充灌筑堤结构及其充灌袋筑堤方法 | |
WO2016114951A1 (en) | In-situ capping with no loss of water depth | |
JP6782404B2 (ja) | 地下水位低下方法、地下水排水路施工方法及び地下水排水路構造 | |
JPH10165916A (ja) | 外部を囲繞する土木構造物における遮水設備 | |
CN115852902A (zh) | 水体置换式储存场及应用 | |
CN108867542B (zh) | 一种尾矿回水清淤系统及其清淤方法 | |
RU2569145C1 (ru) | Комплекс механогидравлической рекультивации нарушенных земель | |
CN114250745A (zh) | 一种用于水利的堤岸防渗结构 | |
KR0155668B1 (ko) | 연약지반의 물재하공법 | |
KR102051579B1 (ko) | 연약 지반 개량 장치 및 그 공법 | |
Polańska et al. | Barriers of Low Permeability to Water–Technical Solutions | |
RU2176700C1 (ru) | Способ защиты территории от затопления | |
RU2338029C2 (ru) | Двухступенчатый балочно-овражный гидроотвал зернистых отходов промышленных предприятий | |
RU2604492C1 (ru) | Способ очистки водных объектов от наносов | |
RU2398066C1 (ru) | Намывной накопитель отходов, примыкающий к склону, способ его создания и способ его рекультивации | |
CN214881044U (zh) | 湖泊河流环保疏浚淤泥快速脱水装置 | |
JP4606454B2 (ja) | 管理型護岸の構築法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190806 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190830 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190912 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6593703 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |