JPH1016535A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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Publication number
JPH1016535A
JPH1016535A JP17346596A JP17346596A JPH1016535A JP H1016535 A JPH1016535 A JP H1016535A JP 17346596 A JP17346596 A JP 17346596A JP 17346596 A JP17346596 A JP 17346596A JP H1016535 A JPH1016535 A JP H1016535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
evaporator
air
insulation
cooler case
cooler
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP17346596A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahide Yamamoto
隆英 山本
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP17346596A priority Critical patent/JPH1016535A/ja
Publication of JPH1016535A publication Critical patent/JPH1016535A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーシングの一部をなす上下二分割構造のク
ーラケースの内壁面とエバポレータとの間に上下一対の
インシュレーションが装着されている車両用空調装置に
おいて、上下のインシュレーションの突き合わせ部に隙
間が生じないようにする。 【解決手段】 上記エバポレータの側面において互いに
向き合う上記一対のインシュレーションの下縁と上縁
に、互いに上下方向に入り組んで嵌合する凹凸部を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用空調装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の車両用空調装置の縦断面
図、図4は図3のA−A断面図、図5は図4のB部拡大
図である。図3において、2はファンケース、3aは上
側クーラケース、3bは前記上側クーラケースと一体と
なって一つのクーラケースを構成する下側クーラケー
ス、4はヒータケース、13はファンケース2とクーラ
ケース3a,3bとを結合するバンド、14はクーラケ
ース3a,3bとヒータケース4とを結合するバンドで
ある。上記のものと、ヒータケース4に連る図示してい
ない吹出口ダクトとによって、ケーシング1が構成さ
れ、内部に空気流路が形成される。5はファンケース2
内に設けられている送風ファンであり、図示していない
電動モータに直結されて駆動される。41はファンケー
ス2に設けられている内気吸込口、42は外気吸込口、
9は内外気切換ダンパであり、このダンパを回動させる
ことにより、前記吸込口のいずれかを開いて車室内空気
または車両外空気のいずれかを導入する。図中の矢印は
空気の流れ方向である。
【0003】6は送風ファン5の下流側のクーラケース
3a,3b内に設けられているエバポレータ、10はエ
バポレータ6と上側クーラケース3aとの間に設けられ
ている上側インシュレーション、11はエバポレータ6
と下側クーラケース3bとの間に設けられている下側イ
ンシュレーションである。このエバポレータには、図示
していないが、冷媒入口と冷媒出口が設けられ、冷媒入
口は冷媒配管を介して膨張弁に接続され、冷媒出口は冷
媒配管を介して圧縮機に接続されている。
【0004】7はエバポレータ6の下流側のヒータケー
ス4内に設けられているヒータ、8は同ヒータの上流側
に近接して設けられているエアミックスダンパである。
ヒータ7には図示していないが、温水入口と温水出口が
設けられ、これらは温水配管を介して車両のエンジンの
冷却水回路に接続され、循環回路が形成されている。エ
アミックスダンパ8はヒータ7への空気流入を遮断する
位置と同ヒータの前面を開放する位置との間で回動し、
ヒータによる空気の加熱を調節することができる。43
は図示していない空気吹出口に連る吹出流路である。
【0005】上記構成の車両用空調装置が運転される時
には、送風ファン5が駆動され、車室内空気または車両
外空気が吸込口から導入され、ケーシング1の空気流路
内に圧送される。空気はエアフィルタ5で除塵除臭さ
れ、エバポレータ6に入り、そのフィンの間隙を通過す
る過程でそのチューブを流れる冷媒と熱交換することに
よって冷却され、ヒータ7の上流側空気流路へ送り出さ
れる。冷却された空気はエアミックスダンパ8の位置に
応じてヒータ7を通過する空気とヒータ7をバイパスす
る空気に分れ、ヒータ下流側で再び混合されて温度が調
節され、図示していない吹出口切換モードダンパで選択
された吹出口から調和空気となって車室内へ吹出され
る。
【0006】図3に示したインシュレーション10及び
11は、エバポレータ6の上下面及び両側面と、これら
の各面を保持してエバポレータ6を収納するクーラケー
ス3a,3bの内壁面の間に生ずる隙間の発生とこれに
よる風洩れ防止のために装着されているものである。イ
ンシュレーション10及び11の装着の状況は、図4及
び図5に示されている。上側インシュレーション10
は、エバポレータ6の上面及び両側面の上半部を覆うよ
うに装着、固定され、その両側面の下縁部の高さは、エ
バポレータ6をクーラケース3a,3bに組み込んだ
時、上側クーラケース3aと、下側クーラケース3bと
の合せ面に合致する寸法で作られる。下側インシュレー
ション11は、下側クーラケース3bの内壁面のエバポ
レータ6を収納する部分を覆うように、その下面及び両
側面に装着固定され、その両側面の上縁部の高さは、エ
バポレータ6を組み込んだ時、上側クーラケース3a
と、下側クーラケース3bとの合せ面と合致し、上側イ
ンシュレーション10の下縁部と密着するよう作られ
る。即ち、図5に示されるような上下インシュレーショ
ン間の突き合せ部に隙間12が生じないような寸法に作
られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術においては
上下インシュレーション間の突き合わせ部に隙間(図5
の符号12)が生じないように各部の寸法管理がなされ
ているとはいうものの、インシュレーションの柔軟性、
伸縮性、クーラケースの製作精度、エバポレータ高さの
寸法精度等の影響によって、上記隙間が生じることがあ
り、風洩れが発生し、空調装置の冷房性能を低下させる
という問題があった。
【0008】本発明は上記従来技術の欠点を解消し、上
下のインシュレーション突き合わせ部に隙間の生じない
構造を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
したものであって、一方の端に空気吸込口、他方の端に
空気吹出口を設けたケーシング内の上記空気吸込口と空
気吹出口との間に形成された空気流路中に、送風ファ
ン、エバポレータ、エアミックスダンパ、ヒータ、及び
吹出口切換モードダンパを備え、上記ケーシングの一部
をなす上下二分割構造のクーラケースの内壁面と上記エ
バポレータとの間に上下一対のインシュレーションが装
着されている車両用空調装置において、次の特徴を有す
るものである。 (1) 上記エバポレータの側面において互いに向き合
う上記一対のインシュレーションの下縁と上縁に、互い
に上下方向に入り組んで嵌合する凹凸部を設けた。 (2) 上記(1)項に記載の車両用空調装置におい
て、上記上下一対のインシュレーションの内、下側イン
シュレーションは下側クーラケースの内壁面に装着し、
上側インシュレーションはエバポレータの上半部に装着
し、組立時には、上記の状態でエバポレータを下側クー
ラケースに組み込んだ後、上側クーラケースをエバポレ
ータの上に被せ、上下のクーラケースを組み合わせる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態に係
る車両用空調装置のエバポレータ6と下側クーラケース
3bとの組み合わせの対応関係を示す斜視図であり、特
にインシュレーション10及び11の装着状態を示して
いる。図において、6はエバポレータ、10は同エバポ
レータの上面と側面とを覆う上側インシュレーション、
15a及び15bは同上側インシュレーションの下縁か
らさらに下方に突出して設けられている凸形状部分であ
る。また3bは下側クーラケース、11は同下側クーラ
ケースの底面と内側面に装着されている下側インシュレ
ーションであり、16a及び16bは同下側インシュレ
ーションの上縁を切り欠いて設けられている凹形状部で
ある。上側インシュレーションの下縁及び下側インシュ
レーションの上縁は、いずれも上下のクーラケースの合
せ面の位置に一致するように作られている。上記凸形状
部分は凹形状部分に隙間なく嵌め込むことができる寸法
で作られている。上記以外の部分の構成は従来技術と同
じである。
【0011】本装置において、エバポレータ6を下側ク
ーラケース3bに組み込むと、エバポレータの下半部
は、下側インシュレーション11を介して下側クーラケ
ースによって保持固定されるとともに、上側インシュレ
ーション10の下縁に形成された凸形状部分が、下側イ
ンシュレーション11の両側面上縁に形成された凹形状
部分に嵌り込んだ状態で収納される。しかる後、上側ク
ーラケース3aをエバポレータ上半部に組み込み、上下
クーラケースを組み合せることにより、上側クーラケー
スは、エバポレータに装着されている上側インシュレー
ション10を介して、エバポレータ6を保持固定する。
以上によって、エバポレータの上下面及び両側面とクー
ラケース内壁面の間にインシュレーションが装着された
状態となる。上下インシュレーションの突き合せ部に隙
間(図5の符号12)が生ずる場合でも、上側インシュ
レーションの一部が下側インシュレーションに嵌り込ん
でいるので、風洩れ発生を防ぐことが可能となる。
【0012】図2は本発明の実施の他の形態に係る上下
インシュレーションの嵌め込み部の他の形状のものの正
面図であり、(a)〜(c)はそれぞれ異る形状を示し
ている。これらはいずれも前記実施形態のものと同様な
手順で装着され、同様な作用・効果をもつものである。
【0013】
【発明の効果】本発明の車両用空調装置においては、上
記エバポレータの側面において互いに向き合う上記一対
のインシュレーションの下縁と上縁に、互いに上下方向
に入り組んで嵌合する凹凸部を設けたので、上下のイン
シュレーションの突き合わせ部に隙間が無く、したがっ
て風洩れが無いので、空調性能の低下を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る車両用空調装置の
エバポレータと下側クーラケースとの組み合わせの対応
関係を示す斜視図。
【図2】本発明の実施の他の形態に係る上下インシュレ
ーションの嵌め込み部の正面図。
【図3】従来の車両用空調装置の縦断面図。
【図4】図3のA−A断面図。
【図5】図4のB部拡大図。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 ファンケース 3a,3b クーラケース 4 ヒータケース 5 送風ファン 6 エバポレータ 7 ヒータ 8 エアミックスダンパ 10 上側インシュレーション 11 下側インシュレーション 12 上下インシュレーション突き合せ部
隙間 15a,15b 上側インシュレーションの下縁の凸
形状部分 16a,16b 下側インシュレーションの上縁の凹
形状部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の端に空気吸込口、他方の端に空気
    吹出口を設けたケーシング内の上記空気吸込口と空気吹
    出口との間に形成された空気流路中に、送風ファン、エ
    バポレータ、エアミックスダンパ、ヒータ、及び吹出口
    切換モードダンパを備え、上記ケーシングの一部をなす
    上下二分割構造のクーラケースの内壁面と上記エバポレ
    ータとの間に上下一対のインシュレーションが装着され
    ている車両用空調装置において、上記エバポレータの側
    面において互いに向き合う上記一対のインシュレーショ
    ンの下縁と上縁に、互いに上下方向に入り組んで嵌合す
    る凹凸部を設けたことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 上記上下一対のインシュレーションの
    内、下側インシュレーションは下側クーラケースの内壁
    面に装着し、上側インシュレーションはエバポレータの
    上半部に装着し、組立時には、上記の状態でエバポレー
    タを下側クーラケースに組み込んだ後、上側クーラケー
    スをエバポレータの上に被せ、上下のクーラケースを組
    み合わせることを特徴とする請求項1に記載の車両用空
    調装置。
JP17346596A 1996-07-03 1996-07-03 車両用空調装置 Withdrawn JPH1016535A (ja)

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JP17346596A JPH1016535A (ja) 1996-07-03 1996-07-03 車両用空調装置

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JP17346596A JPH1016535A (ja) 1996-07-03 1996-07-03 車両用空調装置

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JPH1016535A true JPH1016535A (ja) 1998-01-20

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ID=15960989

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JP17346596A Withdrawn JPH1016535A (ja) 1996-07-03 1996-07-03 車両用空調装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011195091A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Japan Climate Systems Corp 車両用空調装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011195091A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Japan Climate Systems Corp 車両用空調装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20031007