JP3503165B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP3503165B2 JP33481793A JP33481793A JP3503165B2 JP 3503165 B2 JP3503165 B2 JP 3503165B2 JP 33481793 A JP33481793 A JP 33481793A JP 33481793 A JP33481793 A JP 33481793A JP 3503165 B2 JP3503165 B2 JP 3503165B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、フィルタを通過した空
気の一部を例えばブロアモータの冷却用として取り出す
ための分岐ダクトを備えた車両用空調装置に関する。 【0002】 【従来の技術】車両用空調装置として、例えば図3に示
すように、空調ダクト1のフィルタ2よりも下流側(図
の右方)にブロアモータ冷却ダクト3の空気取込口3a
を開口させ、フィルタ2を通過した清浄な空気の一部を
図中矢印Cで示すようにブロアモータ4の外周に導いて
その冷却を行なうものがある(例えば特開昭62−13
7222号公報参照)。なお、図において1aは空調ダ
クト1の空気取込口、5はブロアモータ4で回転駆動さ
れるブロアファン、6はエバポレータである。エバポレ
ータ6よりも下流側の図示は省略したが、周知の通り空
気の温度を調整するためのエアーミックスドアおよびヒ
ーターコアや、調温された空気を車室各部の吹出口に分
配するディストリビュータが設けられる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上述した図3に示す空
調装置では、ブロアファン5から送風された空気の拡散
部1b(図4参照)が短いと、エバポレータ6に導かれ
る空気の流量分布にばらつきが生じて空調性能が劣化す
る。このため、フィルタ2やエバポレータ6はなるべく
ブロアファン5から離して設置することが望ましい。と
ころが、上述した装置では、ブロアファン5からフィル
タ2側への送風方向が車幅方向と一致するため、拡散部
1bの長さやブロアファン5からエバポレータ6までの
距離が車幅による制限を受ける。そのような制限の下で
フィルタ2とエバポレータ6との間からブロアモータ冷
却ダクト3を分岐させるには、フィルタ2をエバポレー
タ6から離してブロアファン5側へ接近させる他なく、
これにより拡散部1bが短くなってしまう。 【0004】本発明は、分岐ダクトを設置するために必
要となる空調ダクトの長さ方向のスペースを従来よりも
削減できる車両用空調装置を提供することを目的とす
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】一実施例を示す図1に対
応付けて説明すると、本発明は、空調ダクト1内のフィ
ルタ11を通過した空気の一部を分岐ダクト3を介しブ
ロアモータ4の冷却用として導く車両用空調装置に適用
される。そして、フィルタ11の脱着方向と反対側の角
部の外周に設けた凹部11aと、この凹部11aを空調
ダクト1の上流側から覆うように設けた遮蔽部材12
と、空調ダクト1の内周との間に、空調ダクト1のフィ
ルタ11よりも下流側の流路に開口しフィルタ11より
も上流側の流路とは遮断された空隙部13を形成し、こ
の空隙部13に分岐ダクト3の空気取込口3aを設けて
上述した目的を達成する。 【0006】 【作用】フィルタ11の上流側から空隙部13への空気
の流入が遮蔽部材12で阻止される一方、フィルタ11
を通過した空気の一部がフィルタ11の下流側から空隙
部13に流入して空気取込口3aから分岐ダクト3に取
り込まれる。空隙部13がフィルタ11の外周と空調ダ
クト1の内周との間に設けられているので、分岐ダクト
3の空気取込口3aを設けるために必要な空調ダクト1
の長さ方向(空気の流れ方向)のスペースがフィルタ1
1の取付けスペースと共用される。 【0007】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。 【0008】 【実施例】以下、図1および図2を参照して本発明の一
実施例を説明する。なお、上述した図3および図4との
共通部分には同一符号を付して説明を省略する。図1は
本実施例の空調ダクト1の空気取込口1aからエバポレ
ータ6までの概略構成を示すものである。図から明らか
なように、本実施例では、フィルタ11の外周に凹部1
1aが設けられるとともに、この凹部11aを空調ダク
ト1の上流側から覆う遮蔽板12が空調ダクト1に取付
けられている。これら凹部11aと遮蔽板12とによ
り、フィルタ11の下流側の流路に開口しフィルタ11
の上流側の流路からは遮断された空隙部13がフィルタ
11の外周と空調ダクト1の内周との間に形成されてい
る。そして、この空隙部13にブロアモータ冷却ダクト
3の空気取込口3aが設けられている。 【0009】フィルタ11は空調ダクト1に設けられた
不図示のフィルタ着脱口を介して空調ダクト1内に抜き
差し可能とされる。図2に示すように、フィルタ11の
凹部11aは、フィルタ11の脱着方向(図中矢印O方
向)と反対側の角部に形成されている。これにより空調
ダクト1内に突出するブロアモータ冷却ダクト3の空気
取込口3aが、フィルタ11の抜き差しに際して邪魔に
ならない。なお、図示の例では凹部11aを方形状に形
成したが、三角形状、四半円弧状など種々変形してよ
い。 【0010】以上の構成によれば、フィルタ11の上流
側から空隙部13への空気の流入が遮蔽板12で阻止さ
れる一方、フィルタ11を通過した空気の一部が図1に
矢印Cで示すように空隙部13に流入して空気取込口3
aからブロアモータ冷却ダクト3に取り込まれる。この
ため、従来と同様にブロアモータ4の外周に清浄な空気
を導いてその冷却を行なうことができる。空調ダクト1
の長さ方向(空気の流れ方向)においてブロアモータ冷
却ダクト3の空気取込口3aの設置スペースとフィルタ
11の取付けスペースとが共用されているので、上述し
た図3に示す従来例と比べて空調ダクト1の長さ方向の
寸法に余裕が生じる。このため、フィルタ11を図3に
示す従来のフィルタ2よりもエバポレータ6側に寄せて
拡散部1bを長尺化し、エバポレータ6に導かれる空気
の流量分布のばらつきを抑えて空調性能を改善できる。
拡散部1bを長尺化する必要がなければ、フィルタ11
を図3のフィルタ2と同一位置に設置し、エバポレータ
6をブロアファン5側に近付けて空調ダクト1の全長を
短縮することもできる。あるいは空調ダクト1の全長を
維持しつつエバポレータ6よりも下流側のスペースを拡
大できる。 【0011】以上の実施例では、ブロアモータ冷却ダク
ト3が分岐ダクトを、遮蔽板12が遮蔽部材をそれぞれ
構成する。なお、遮蔽板12はフィルタ11に取付けて
もよい。分岐ダクトに取り込んだ空気は、ブロアモータ
4の冷却に限らず他の用途に利用してもよい。フィルタ
11の取付位置もエバポレータ6の直前に限らず他の位
置でもよい。 【0012】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
分岐ダクトの空気取込口を設けるために必要な空調ダク
トの長さ方向のスペースをフィルタの取付けスペースと
共用できるので、分岐ダクトの設置に際して必要となる
空調ダクトの長さ方向のスペースを従来よりも削減でき
る。このため、ブロアファンから送風された空気の拡散
部を従来よりも長尺化するなど、空調ダクトの限られた
長さを従来よりも効率的に利用でき、あるいは従前の空
調ダクト各部の長さ配分を維持しつつ空調ダクトの全長
を短縮して空調装置を小型化できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施例に係る装置の空調ダクト内
の断面図。 【図2】図1のII−II線における断面図。 【図3】従来の空調装置の空調ダクト内の断面図。 【図4】図3のIV−IV線における断面図。 【符号の説明】 1 空調ダクト 3 ブロアモータ冷却ダクト 3a ブロアモータ冷却ダクトの空気取込口 6 エバポレータ 11 フィルタ 12 遮蔽板 13 空隙部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 空調ダクト内のフィルタを通過した空気
    の一部を分岐ダクトを介しブロアモータの冷却用として
    導く車両用空調装置において、 前記フィルタの脱着方向と反対側の角部の外周に設けた
    凹部と、この凹部を前記空調ダクトの上流側から覆うよ
    うに設けた遮蔽部材と、前記空調ダクトの内周との間
    に、前記空調ダクトの前記フィルタよりも下流側の流路
    に開口し前記フィルタよりも上流側の流路からは遮断さ
    れた空隙部を形成し、この空隙部に前記分岐ダクトの空
    気取込口を設けたことを特徴とする車両用空調装置。
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WO2008066117A1 (fr) 2006-11-30 2008-06-05 Takeda Pharmaceutical Company Limited Composé amine cyclique

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