JPH10164918A - 移植機 - Google Patents

移植機

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Publication number
JPH10164918A
JPH10164918A JP33172096A JP33172096A JPH10164918A JP H10164918 A JPH10164918 A JP H10164918A JP 33172096 A JP33172096 A JP 33172096A JP 33172096 A JP33172096 A JP 33172096A JP H10164918 A JPH10164918 A JP H10164918A
Authority
JP
Japan
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wheel
support shaft
spindle
shaft
pipe
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP33172096A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Yoshida
美徳 吉田
Norihiko Muneyoshi
紀彦 宗好
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IHI Shibaura Machinery Corp
Original Assignee
IHI Shibaura Machinery Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の多条植え可能な移植機は、油圧装置で
植付け部20をスライドさせる構造で、構造が複雑にな
り、重量が増加するという問題点がある。また、移植機
の機体幅が広くなり、小型トラックなどによる輸送が困
難であり、また畝幅に応じたトレッドに変更することが
容易ではなかった。 【解決手段】 一輪管理機13から一側方に向けてフロ
ント支軸27及びリア支軸70を延出し、該フロント支
軸27及びリア支軸70によって、移植部20のフロン
ト支持フレーム71及びリアフレーム24を左右方向に
スライド固定自在に支持し、フロント支軸27に走行車
輪40をスライド自在に固定し、該走行車輪40を前記
一輪管理機13に対して移植部20を挟んだ反対側に位
置させ、前記フロント支軸27の基支軸27a端部に延
長支軸27bを着脱自在に連結することで、駆動車輪1
2と走行車輪40とのトレッドを調整可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野菜、たばこ等の
幼苗を畝に植付ける移植機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、野菜、たばこ等の幼苗を畝に機械
的に植付ける自走式の移植機が実用化されている。これ
らの自走式移植機により苗を畝に植付ける場合において
は、畝の中央部に苗を一列に植付ける一条植えによる方
法と、単位面積当たりの収穫量を増やすために幅広の畝
を形成して、この畝に苗を複数列移植する多条植えの栽
培方法が行われている。このように、自走式移植機によ
り多条植えを行う場合にあっては、幅広の畝に合わせて
畝両側の畝溝を走行する左右車輪のトレッドを広げると
ともに、苗の植付け部を畝面の左右一方向にスライドさ
せて、同一畝上を往復することにより植付け作業を行っ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の多条植え可能な
移植機にあっては、植付け部を左右方向へ移動する構造
として、特開平8−228525号公報に記載されてい
るように、油圧装置により植付け部をスライドさせるも
のが公知となっているが、油圧装置を使用して植付け部
をスライドさせる構造では、スムースなスライド状態を
得るために、植付け部を支持する入力伝達軸及び横送り
ネジ軸の平行状態を正確に保つ必要があり、このためこ
れら両軸を強固に支持しなければならず、構造が複雑に
なるとともに、重量が大幅に増加するという問題点があ
る。さらに、実開平5−31515号公報に記載されて
いる多条植え可能な移植機にあっては、リンク軸及び支
持軸を側方へ延出して、畝両側の畝溝を走行する左右の
車輪のトレッドを広げるように構成しているが、このよ
うな構成にあっては移植機の機体幅が広くなり、小型ト
ラックなどによる輸送が困難であり、また、畝幅に応じ
たトレッドに変更することが容易ではなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、畝溝を走行する駆動車輪の上
方にエンジン及び走行変速装置が配置された一輪管理機
から一側方に向けて、前後一対のフロント支軸及びリア
支軸を延出し、該フロント支軸及びリア支軸によって、
移植部を保持するフロント支持フレーム及びリアフレー
ムを支持するとともに、該フロント支持フレーム及びリ
アフレームを前記フロント支軸及びリア支軸に対して左
右方向にスライド固定自在に構成し、フロント支軸に走
行車輪をスライド自在に固定し、該走行車輪を前記一輪
管理機に対して移植部を挟んだ反対側に位置させ、前記
フロント支軸の基支軸端部に延長支軸を着脱自在に連結
することにより、前記駆動車輪と走行車輪とのトレッド
を調整可能に構成した。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の移植機の全体平面図、図2は同じ
く進行方向に対する左側面図、図3は同じく進行方向に
対する右側面図、図4は同じく正面図、図5は走行車輪
のスライド機構を示す正面図、図6は同じく固定方法を
示す正面断面図、図7は移植部のスライド固定機構及び
延長支軸の固定方法を示す正面図、図8は四条植えの移
植作業における1回目の往復路過程を示す平面図、図9
は四条植えの移植作業における2回目の往復路過程を示
す平面図、図10は一条植えの移植作業における植付け
過程を示す平面図である。
【0006】まず、本発明の動力伝達装置を搭載した移
植機について図1、図2、図3、図4により、全体構成
から説明する。機体フレーム1の前部にエンジン2が載
置固定され、該エンジン2の上部には燃料タンク3およ
びマフラ4が取付けられている。前記エンジン2の後方
にミッションケース5が設けられ、該ミッションケース
5には前記機体フレーム1の後部が取付けられて前方に
突出し、その前端部にはバンパ6が設けられている。エ
ンジン2の出力軸7からミッションケース5の入力軸へ
動力を伝動する伝動ベルトが内装されたベルトカバー8
が設けられている。
【0007】前記ミッションケース5の側面には伝動チ
ェーンが内装されたチェーンケース10の上部が取付け
られ、該チェーンケース10の下部には車軸11が一方
向に向け突出している。該車軸11には駆動車輪12が
装着され、該駆動車輪12と、前記エンジン2およびミ
ッションケース5とは正面視で上下方向に略同一範囲内
に配置されることにより一輪管理機13が構成されてい
る。
【0008】前記ミッションケース5上部にはエンジン
2から駆動車輪12への伝動回転を変速操作するチェン
ジレバー14が設けられており、さらにミッションケー
ス5の上部にはハンドル15の基部が取付けられてい
る。このハンドル15には前記ベルトカバー8の伝動ベ
ルトのテンションローラを操作して、伝動ベルトによる
エンジン2からミッションケース5への動力伝達を断続
するテンションクラッチレバー16と、エンジンアクセ
ル調整レバー17とが取付けられており、さらに二股状
に構成したハンドル15の中間部の間をアーチ状に連結
して作業者が移植作業の進行時に把時できるよう補助ハ
ンドル18が設けられている。
【0009】前記一輪管理機13の側方には、畝19の
上方に位置する移植部20が設けられている。該移植部
20は移植開孔器21及び苗供給器22から構成され、
フロントフレーム23と、リアフレーム24と、該フロ
ントフレーム23およびリアフレーム24を前後で連結
する左右一対の支持フレーム25・26と、フロント支
持フレーム71とによって支持されている。そして、該
フロント支持フレーム71及びリアフレーム24は、一
輪管理機13の一側方に延出したフロント支軸27及び
リア支軸70によってそれぞれ支持されるとともに、該
フロント支軸27及びリア支軸70に対して左右方向に
スライド固定自在に構成している。
【0010】また、リアフレーム24は一輪管理機13
の通常の使用状態においてミッションケース5の後端に
装着固定される耕耘ロータリの伝動チェーンケースに代
えてその基部が取付けられた支持フレーム31に保持さ
れ、該支持フレーム31後部の扇板32に対して上下動
して、適当な位置で締付けハンドル33により締付ける
ことにより位置決め固定される。
【0011】前記苗供給機22は、エンジン2の動力に
より変速伝達機構を介して駆動される回転板34と、該
回転板34の外周に取付けられた苗カップ35と、苗を
落下させる苗落下位置61に対応した部分が欠落したリ
ング状のガイド板36と、該ガイド板36の内面に接離
することにより前記苗カップ35の底部を開閉するシャ
ッター37とから構成されている。
【0012】前記移植開孔器21は、支持フレーム25
に軸支された回転板38と、支持フレーム26に軸支さ
れた回転板39とにわたって複数個が支架されており、
回転板38と回転板39とはその回転軸心が前後方向に
偏心している。回転板39は、エンジン2の動力により
変速伝達機構を介して駆動されて回転し、移植開孔器2
1が昇降する。
【0013】前記フロント支軸27には走行車輪40が
左右方向スライド固定自在に支持されており、該走行車
輪40は伝動軸パイプ41、伝動チェーンケース42・
43内の伝達機構を介してエンジン2の動力により駆動
される。なお、伝動軸パイプ41へ駆動力を伝達する駆
動軸87の途中部にはクラッチを配設して、走行車輪4
0への駆動力の伝達を断続可能にしている。そして、走
行車輪40は調節ハンドル44を回すことにより上下方
向に移動調節され、傾斜地等での機体の水平補正を可能
としている。
【0014】支持フレーム25・26の後部には左右一
対の土寄せ輪45・46が上下回動自在に取付けられ、
リアフレーム24に上端が連結されたロッド47により
吊支されるとともに、スプリング48により下方に向け
付勢されている。前記支持フレーム31には、駆動車輪
12の後方に位置する補助輪49が取付けられている。
該補助輪49は調整ハンドル50により上下方向に調整
が可能であり、左右方向に揺動自在であるとともに、固
定ハンドル51を締付けることにより固定状態とするこ
とも可能であり、揺動自在な状態ではストッパ52によ
り内向き方向の一定位置で規制される。また、補助輪4
9の前方には誘導輪53が取付けられ、該誘導輪53は
畝19の側面に沿って転動する。
【0015】一輪管理機13および移植部20の上方に
は、苗カップ35に供給する苗を載置保管するための苗
置き台54・55が各々備えられており、移植部20の
上方の苗置き台55は、移植作業時には機体外側方向へ
回動可能とされている。また一輪管理機13上方の苗置
き台54には、エンジン2のリコイルスタータ56のロ
ープノブ57の係止部58が設けられている。
【0016】次に、前記走行車輪40のスライド固定機
構について、図5、図6を用いて説明する。前記伝動軸
パイプ41の回転を走行車輪40に伝達する伝動チェー
ンケース42に、角パイプ状に構成した(本実施例では
六角パイプ)連結支持パイプ63の一端を固設し、該連
結支持パイプ63に前記フロント支軸27の一端を嵌入
している。フロント支軸27には、該フロント支軸27
の一端に固定孔27c・27c・・・が一定間隔をあけ
て、該フロント支軸27の軸芯と垂直方向に貫通して左
右方向一列に複数穿設している。また、前記連結支持パ
イプ63にも固定孔63aを該連結支持パイプ63の軸
芯に対して垂直方向に貫通して穿設している。
【0017】そして、該固定孔63aと、複数設けた前
記固定孔27c・27c・・・から選択した固定孔27
cとの位置を合わせて、前記固定ピン65を該固定孔6
3a・27cに挿入して、連結支持パイプ63及びフロ
ント支軸27を貫通させて、前記走行車輪40をフロン
ト支軸27に固定しているのである。なお、連結支持パ
イプ63及びフロント支軸27を貫通した固定ピン65
の先端部には、抜け止めピン72を装着して、該固定ピ
ン65が抜け落ちないように構成している。
【0018】また、前記伝動チェーンケース42に内蔵
した、伝動スプロケット42aは軸42bの一端に固定
され、該軸42bの他端は伝動軸パイプ41内に挿入さ
れ、この他端には固定孔42c・42c・・・が左右方
向一列に複数設けており、伝動軸パイプ41に設けた固
定孔と位置を合わせて、前記固定ピン65をこれらの固
定孔に挿入して、伝動軸パイプ41と軸42bとを貫通
させて連結固定している。なお、固定ピン65の先端部
には抜け止めピン72を装着して、該固定ピン65が抜
け落ちないように構成している。そして、軸42bが連
結パイプ64に回転自在に支持されその一端を前記伝動
チェーンケース42に固設している。
【0019】このようにして、走行車輪40はフロント
支軸27に支持固定され、駆動軸パイプ41は伝動スプ
ロケット42aと連結されているのであるが、固定ピン
65を挿入する固定孔27c・27c及び固定孔63a
・63aの左右位置を変えることで、該走行車輪40の
固定位置を左右に変化することができ、手軽にトレッド
の変更を行うことが可能となっている。
【0020】次に、前記移植部20のスライド機構につ
いて、図1、図7により説明する。移植部20を支持し
ているフロント支持フレーム71とリアフレーム24と
は、前記フロント支軸27とリア支軸70とに、それぞ
れ摺動自在に外嵌しており、移植部20を左右にスライ
ド可能としている。そしてフロント支軸27には、該フ
ロント支軸27の前後面に穿設した一対の固定孔27d
・27dを左右一列に複数設けており(図7)、複数の
固定孔27d・27dから一対の固定孔27d・27d
を選択して、フロント支持フレーム71に穿設した固定
孔と位置を合わせて、前記固定ピン65をこれらの固定
孔に挿入して、フロント支持フレーム71とフロント支
軸27とを貫通させることで、フロント支持フレーム7
1をフロント支軸27に固定している。
【0021】また、リア支軸70には、図1に示すよう
に、該リア支軸70に穿設した上下一対の固定孔70a
・70aを左右方向一列に複数設け、複数の該固定孔7
0a・70aから一対の固定孔70a・70aを選択し
て、リアフレーム24に設けた固定孔と位置を合わせ
て、前記固定ピン65をこれらの固定孔に挿入して、リ
アフレーム24とリア支軸70とを貫通させることで、
リアフレーム24をリア支軸70に固定している。な
お、これら固定ピン65・65の先端部には抜け止めピ
ン72を装着して、該固定ピン65が抜け落ちないよう
に構成している。このようにして、移植部20の位置固
定を行うのであるが、固定ピン65を挿入する固定孔2
7d・27d及び固定孔70a・70aの位置を左右に
変化することで、該移植部20を左右方向における適宜
位置へスライドさせて固定することができる。
【0022】前記フロント支軸27は、お互いに同径の
パイプ材である基支軸27aと延長支軸27bとで構成
されており、該延長支軸27bの一端には連結部27e
が固定され、該連結部27eはパイプ状に形成して、前
記基支軸27aが嵌合可能な大きさに形成されている。
そして、該連結部27eと基支軸27aの先端部とを嵌
合して、その嵌合部の固定孔にピン65を挿入して両軸
を固定し、延長支軸27bと基支軸27aとを連結して
いる。また、伝動軸パイプ41としては、多条用パイプ
41aが用いられており、該多条用パイプ41aの一端
を一輪管理機13から突出している駆動軸87と嵌合さ
せ、固定ピン65にて嵌合部を固定している。そして、
延長支軸27b及び多条用パイプ41aの他端に走行車
輪40を取付け固定している。
【0023】該延長支軸27bは基支軸27aと着脱自
在に、多条用パイプ41bは駆動軸87と着脱自在に構
成されており、延長支軸27bを取外して走行車輪40
を直接基支軸27aに取付け、多条用パイプ41aを、
例えば該多条用パイプ41aより短く形成した一条用パ
イプ41bに取り替えることで、トレッドを縮めること
が可能である。また、様々な長さの延長支軸27bを基
支軸27aに連結したり、様々な長さの伝動軸パイプ4
1を駆動軸87に取付けたりすることで、トレッドを自
由に調節できるように構成している。このように、延長
支軸27b及び伝動軸パイプ41の着脱のみで簡単にト
レッド調節が行えるのである。
【0024】また、前記の伝動軸パイプ41を、フロン
ト支軸27の如く構成してもよい。即ち、伝動軸パイプ
41を基パイプと延長パイプとで構成し、基パイプを駆
動軸87に連結固定して、該基パイプに延長パイプを着
脱自在に連結するのである。この延長パイプを取り外し
たり、様々な長さに変更して、自由にトレッドの調節を
行うことができる。
【0025】以上のように構成して、幅広の畝に多条植
えを行う場合、例えば四条植えを行う場合には、図8、
図9に示すように、基支軸27aに延長支軸27bを連
結し、多条用パイプ41aを前記駆動軸87に取付け
て、また走行車輪40の取付け位置を前述のように調節
して、畝19の幅にトレッドを合わせる。そして、移植
部20を一輪管理機13側へスライド固定して、植付け
を開始する(図8の下から上へ走行している状態)。一
条目の植付けが終了すると、機体を反転させて、図8の
上から下へ向かって植付けを行う。この一回目の往復植
付け作業で、外側二条分の植付けが行えることとなる。
【0026】次に、移植機20を走行車輪40側、即ち
畝の中央側にスライド固定して、同一畝に再度往復植付
け作業を行う。即ち、図9に示すように外側二条分の植
付けを行った畝に、三条目を図面の下から上へ植付け、
三条目が終了したら機体を反転させて、四条面の植付け
を行う(図面の上から下へ走行している状態)のであ
る。このように、移植部20をスライドさせながら、何
度か畝上を往復走行することで、四条植えに限らず多条
植えを行うことができるのである。
【0027】また、一条植えを行う場合にあっては図1
0に示すように、基支軸27a及び駆動軸87から延長
支軸27b及び多条用パイプ41aを取外し、基支軸2
7aに直接走行車輪40を取付け、多条用パイプ41a
を一条用パイプ41bと交換してトレッドを畝19’の
幅に合わせて、植付けを行えば良いのである。この一条
植えの場合において機体は、小型トラックに積載可能な
機体幅となっている。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、畝溝を走行する駆
動車輪の上方にエンジン及び走行変速装置が配置された
一輪管理機から一側方に向けて、前後一対のフロント支
軸及びリア支軸を延出し、該フロント支軸及びリア支軸
によって、移植部を保持するフロント支持フレーム及び
リアフレームを支持するとともに、該フロント支持フレ
ーム及びリアフレームを前記フロント支軸及びリア支軸
に対して左右方向にスライド固定自在に構成し、フロン
ト支軸に走行車輪をスライド自在に固定し、該走行車輪
を前記一輪管理機に対して移植部を挟んだ反対側に位置
させ、前記フロント支軸の基支軸端部に延長支軸を着脱
自在に連結することにより、前記駆動車輪と走行車輪と
のトレッドを調整可能に構成したので、移植部をスライ
ドさせて、畝面上の任意位置に位置決め固定したりトレ
ッドを変更することが、容易かつ簡単に行えることとな
り、一条植えから多条植えまでの切換えが手軽に対応で
きるようになった。
【0029】また、フロント支軸及びリア支軸を強固に
保持する必要がないので、スライド機構を簡単な構造に
することができ、機体重量の軽減やコストの低減を図る
ことができた。さらに、トレッド幅を最小にすること
で、小型トラックにも積載することができ、機体の運搬
移動が手軽で容易になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移植機の全体平面図である。
【図2】同じく進行方向に対する左側面図である。
【図3】同じく進行方向に対する右側面図である。
【図4】同じく正面図である。
【図5】走行車輪のスライド機構を示す正面図である。
【図6】同じく固定方法を示す正面断面図である。
【図7】移植部のスライド固定機構及び延長支軸の固定
方法を示す正面図である。
【図8】四条植えの移植作業における1回目の往復路過
程を示す平面図である。
【図9】四条植えの移植作業における2回目の往復路過
程を示す平面図である。
【図10】一条植えの移植作業における植付け過程を示
す平面図である。
【符号の説明】
1 機体フレーム 2 エンジン 5 ミッションケース 12 駆動車輪 13 一輪管理機 19 畝 20 移植部 24 リアフレーム 27 フロント支軸 27a 基支軸 27b 延長支軸 40 走行車輪 41 伝動軸パイプ 41a 多条用パイプ 41b 一条用パイプ 70 リア支軸 71 フロント支持フレーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 畝溝を走行する駆動車輪の上方にエンジ
    ン及び走行変速装置が配置された一輪管理機から一側方
    に向けて、前後一対のフロント支軸及びリア支軸を延出
    し、該フロント支軸及びリア支軸によって、移植部を保
    持するフロント支持フレーム及びリアフレームを支持す
    るとともに、該フロント支持フレーム及びリアフレーム
    を前記フロント支軸及びリア支軸に対して左右方向にス
    ライド固定自在に構成し、フロント支軸に走行車輪をス
    ライド自在に固定し、該走行車輪を前記一輪管理機に対
    して移植部を挟んだ反対側に位置させ、前記フロント支
    軸の基支軸端部に延長支軸を着脱自在に連結することに
    より、前記駆動車輪と走行車輪とのトレッドを調整可能
    に構成したことを特徴とする移植機。
JP33172096A 1996-12-12 1996-12-12 移植機 Withdrawn JPH10164918A (ja)

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JP33172096A JPH10164918A (ja) 1996-12-12 1996-12-12 移植機

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JP (1) JPH10164918A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016171765A (ja) * 2015-03-16 2016-09-29 みのる産業株式会社 移植機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016171765A (ja) * 2015-03-16 2016-09-29 みのる産業株式会社 移植機

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040302