JPH10164268A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH10164268A
JPH10164268A JP32504896A JP32504896A JPH10164268A JP H10164268 A JPH10164268 A JP H10164268A JP 32504896 A JP32504896 A JP 32504896A JP 32504896 A JP32504896 A JP 32504896A JP H10164268 A JPH10164268 A JP H10164268A
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JP
Japan
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terminal device
mark signal
modem
signal
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP32504896A
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English (en)
Inventor
Masayuki Tsukahara
真行 塚原
Tomekichi Otsuka
留吉 大塚
Toshiro Kawasumi
敏郎 川澄
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電話回線を利用して通信を行うシステムで、被
呼側端末から送られてくるマーク信号を規定時間以上受
けないと受信モードにならないモデムICを使った発呼
側端末装置では、マーク信号を規定時間出さずにデータ
を送信する被呼側端末装置からのデータを受信できなか
った。 【解決手段】発呼側端末装置1内に、疑似的にマーク信
号を発生する疑似マーク信号発生部10を設け、必要な
タイミングでマーク信号を発生させ、モデムIC8の入
力部に疑似マーク信号を供給し、規定時間以上のマーク
信号が来ないとデータ受信状態にならないモデムIC8
を受信可能状態とすることにより、マーク信号を規定時
間出さずにデータを送信する被呼側端末装置1からのデ
ータを受信可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信端末装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電話回線を利用してデータの送受信を行
う場合の構成は、図2のようになる。図2で、1が発呼
側端末装置、2が被呼側端末装置である。3は電話回線
網で、4は発呼側端末装置1と電話回線網3を結ぶ電話
回線、5は被呼側端末装置2と電話回線網3を結ぶ電話
回線である。このような構成で、発呼側端末装置からダ
イヤル信号で被呼側端末装置を呼び出し、被呼側端末装
置が呼び出しに応じて自動的に着信し、被呼側端末装置
で持っているデータを、発呼側端末装置に送信する。
【0003】その発呼側端末装置と被呼側端末装置の内
部構成を、図3に示す。図3で、6は被呼側端末装置の
電話番号等を指定する入力部、7は発呼側端末装置の全
体を制御するMPU部、8はモデム部、9は電話回線と
の接続、ダイヤル信号の送出、回線の解放等の制御をす
る回線制御部である。11はデータ入力部、12は被呼
側端末装置の全体を制御するMPU部、13はモデム
部、14は電話回線との接続、ダイヤル信号の送出、回
線の解放等の制御をする回線制御部である。このような
構成で、発呼側端末装置1の入力部6からの指令によ
り、回線制御部から被呼側端末装置2を呼び出し、お互
いの回線制御部9、14で接続した後、モデム部8、1
3を経由してMPU部7、12同士で通信を行い、被呼
側端末装置2のデータを発呼側端末装置で収集してい
る。
【0004】このように電話回線を利用して通信を行う
手順として、国際勧告であるITU−Vシリーズがあ
る。この中で、例えば300bpsのデータを送受信す
る勧告としてV.21が決められている。その内容は、
日本ITU協会1988年発行の「電話網におけるデー
タ通信 Vシリーズ勧告」に詳しく述べられている。本
紙の、73ページの「8.2 回路106と109の応
答時間」の項の8.2.1.1の項に、回路109(デ
ータチャンネル受信キャリア検出)が解説させており、
その応答時間は74ページ表2/V.21より、一般交
換サービスでは、300〜700mS要しても良いこと
が記載されている。このことは、正式データを送信する
前に、アイドル信号としてこの時間以上の信号を送信す
ることを義務付けている。このアイドル信号は、送信側
のマーク信号を送ることになっている。
【0005】ちなみに、マーク信号とは、モデム間通信
の2進表示信号の「1」に相当する信号で、例えばV.
21の被呼側端末装置の場合、1650Hzの信号に相
当するため、被呼側端末装置は、発呼側端末装置から呼
び出しが掛かり、データを送信する場合は、まず、16
50Hzの信号を300〜700mS送信した後、デー
タを表す信号(V.21の場合、「1」が1650H
z、「0」が1850Hz)を送信しなければならな
い。
【0006】このため、発呼側端末装置は、被呼側から
送られてくる、マーク信号を受信後、データ受信モード
に入り、送られてきた信号をモデムで解読して、MPU
で処理することになる。
【0007】一方、これまで利用されているモデムIC
では、アイドル用マーク信号を検出する機能を持つ部分
と、データを解読する部分が各々独立に設けられてい
た。このため、もし被呼側端末装置からマーク信号が規
定時間以上来ずにデータが来た場合でも、受信データの
復調を行うことができたため、被呼側端末装置は、マー
ク信号なしで、データを送信しても発呼側端末装置は、
被呼側端末装置から送られてくるデータを受信できてい
た。このため、マーク信号を規定時間以上出さない被呼
側端末装置がすでに数多く設置され、稼働している状況
にある。
【0008】ところが、近年モデムICが、高速通信へ
の対応、多種多様な通信への対応のため、高機能化が図
られるようになってきた。これらの高機能モデムICの
中には、被呼側端末装置からのマーク信号を一定時間以
上受信しないと、モデムICの内部処理上、データ受信
モードに入らないという制約があるものもある。その例
として、ロックウェル社のモデムIC「RC9642D
P」等がある。ロックウェル社の製品マニュアル「RC
9624DP,RC96V24DP,andRC14V
24DP Modem Designer‘s Gui
de」(Rev.2,September1992)に
よればこれらのモデムICの場合、被呼側端末装置から
マーク信号が110±10mS以上受信される必要があ
ると記載されている。もし、この時間以上マーク信号が
来ないとモデムIC内部の受信許可フラグが有効になら
ず、データ受信モードへ変化しない。このため、マーク
信号を送出する時間が短い、または全く出さない被呼側
端末装置からデータが送られてきても、受信できないと
いう問題があった。
【0009】以上のように、ロックウェル社のモデムI
C「RC9642DP」等のような高機能のモデムIC
を発呼側端末装置に使用した場合、すでに設置されてい
る、マーク信号を送出する時間が短い、または全く出さ
ない被呼側端末装置のデータを受信できないとの問題が
発生してしまっていた。
【0010】このような高機能なモデムICは、種々の
通信を兼用して行うには便利であるため、是非とも使い
たいが、すでに設置されていて、マーク信号の送出時間
の短い被呼側端末装置とは通信できないとの問題点があ
るため、その解決方法が要望されていた。
【0011】別の対処方法として、被呼側端末装置、規
定時間以上のマーク信号を送信した後、データ送信する
ように改造すれば、前記したような高機能のモデムIC
を利用した端末装置で、正常受信可能となるが、設置し
て有る端末数が多い場合は、必要費用の点で問題があっ
た。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
問題点に鑑み、発呼側端末装置に、マーク信号が規定時
間以上こないと受信モードにならないモデムICを利用
した場合でも、マーク信号の送出時間が短いか、全く出
さない被呼側端末装置からのデータ受信を可能とするこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】発呼側端末装置に、疑似
的にマーク信号を発生する疑似マーク信号発生部を内蔵
し、マーク信号を出さない、またはマーク信号の送信時
間が短い被呼側端末装置と通信するとき、被呼側端末装
置からの信号が来る前、または信号が来ているときに、
疑似マーク信号発生部よりモデムICの入力側に供給
し、モデムICを受信可能状態にすることにより、被呼
側端末装置のデータを発呼側端末装置で受信できるよう
にする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明による発呼側端末装置の第
1の実施例を図1に示す。また、本実施例での、MPU
部の処理のフローチャートを図4に示す。図1におい
て、1は発呼側端末装置、6は被呼側端末装置の電話番
号等を指定する入力部、7は発呼側端末装置の全体を制
御するMPU部、8はモデム部、9は電話回線との接
続、ダイヤル信号の送出、回線の解放等の制御をする回
線制御部である。10は被呼側端末装置2のマーク信号
に相当する信号を疑似的に発生させる疑似マーク信号発
生部であり、V.21の場合、1650Hzの正弦波発
信器と同様のものとなる。11は疑似マーク信号発生部
のモデムICの入力部への接続を制御するリレー部であ
る。
【0015】このような構成とし、図4に示すフローチ
ャートで制御を行う。まず、12で通信開始指令が有る
かを判断し、13でダイヤル番号(被呼側端末装置の電
話番号)を受け付ける。これらの操作は、すべて、図1
の入力部6で行われる。ダイヤル信号受け付けたら、図
4の14でモデムICへダイヤル信号を出力する。する
と、モデム部8から、回線制御部9へその情報が伝えら
れ、回線制御部9より電話回線へダイヤル信号が送出さ
れる。
【0016】これにより被呼側端末2が呼び出される。
その間、発呼側端末装置1では、図4のフローチャート
16の制御により、リレー部11を「閉」とし、疑似マ
ーク信号がモデム部8の入力に供給される。この疑似マ
ーク信号が一定時間以上供給されると、モデム部8は受
信可能状態となる。このことを、図4のフローチャート
17で判定し、受信モードになったら、18の処理によ
り、リレー部11を「開」状態とし、その後、被呼側端
末装置2より送られてくるデータを受信することができ
る。
【0017】また、第2の実施例として、図5のような
構成とする事もできる。本実施例の第1の実施例との違
いは、被呼側端末装置2から信号が来たとこと、信号検
出器21で検出して、疑似マーク信号発生部の出力をリ
レー部11により接続しようとするものである。その他
の構成は、図1の実施例と同じである。この場合の制御
フローチャートを図6に示す。異なるのは、21〜23
の処理で、図5の21の信号検出部で被呼側端末装置の
信号を検出してから、疑似信号をモデム部8の入力部に
供給することによりモデム部を受信状態とした後に、デ
ータの受信を行なうものである。この第2の実施例で
は、被呼側端末装置からの信号が来てから、疑似マーク
信号を送出するため、送出時間を短縮できるという利点
がある。しかし、被呼側端末装置からの信号に、マーク
信号「1」の信号を重畳させることになり、被呼側端末
装置からのデータを壊してしまうので注意が必要であ
る。被呼側端末装置から、繰り返し同じデータを送って
くるような場合は、先頭の一部のデータが壊れるだけで
あるので問題ない。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、近年使われるようにな
った、高機能だが被呼側端末装置からのマーク信号を一
定時間以上受信しないデータ受信モードに入らないモデ
ムICを利用した端末装置で、マーク信号の送出時間が
短いか、全く出さない被呼側端末装置からのデータ受信
を可能とすることができる。
【0019】これにより、すでに設置されている端末を
変更することなく通信ができるため、変更費用の削減効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図。
【図2】本発明に関する概略システムの説明図。
【図3】従来のブロック図。
【図4】本発明の第1の実施例の制御のフローチャー
ト。
【図5】本発明の第2の実施例のブロック図。
【図6】本発明の第2の実施例の制御のフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…発呼側端末装置、 2…被呼側端末装置、 3…電話回線網、 10…疑似マーク信号発生部、 11…リレー部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線を利用して、起呼側通信端末装置
    からの呼び出しに応じて、上記被呼側通信端末装置のデ
    ータを収集する通信端末装置において、 全体を制御するMPU部、通信先の電話番号、通信開始
    を指令するための入力部、電話回線との接続、ダイヤル
    信号の送出、回線の開放等の制御を行う回線制御部、電
    話回線から送られてくる通信信号を解読して、データ内
    容を上記MPU部に渡すモデム部、及び、上記MPU部
    で制御される疑似マーク信号発生部を含むことを特徴と
    する通信端末装置。
JP32504896A 1996-12-05 1996-12-05 通信端末装置 Pending JPH10164268A (ja)

Priority Applications (1)

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JP32504896A JPH10164268A (ja) 1996-12-05 1996-12-05 通信端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32504896A JPH10164268A (ja) 1996-12-05 1996-12-05 通信端末装置

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JPH10164268A true JPH10164268A (ja) 1998-06-19

Family

ID=18172578

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JP32504896A Pending JPH10164268A (ja) 1996-12-05 1996-12-05 通信端末装置

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