JP2970719B2 - 4線全二重式アナログ装置からisdnへアクセスするための端末アダプター - Google Patents
4線全二重式アナログ装置からisdnへアクセスするための端末アダプターInfo
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- JP2970719B2 JP2970719B2 JP21031692A JP21031692A JP2970719B2 JP 2970719 B2 JP2970719 B2 JP 2970719B2 JP 21031692 A JP21031692 A JP 21031692A JP 21031692 A JP21031692 A JP 21031692A JP 2970719 B2 JP2970719 B2 JP 2970719B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDN端末アダプタ
ーに関するもので、特に、4線全二重式のアナログ装置
からISDN回線にアクセスするための端末アダプター
に関するものである。
ーに関するもので、特に、4線全二重式のアナログ装置
からISDN回線にアクセスするための端末アダプター
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ISDNにおいて用いられる端末につい
ては、専用の仕様が指定されている。
ては、専用の仕様が指定されている。
【0003】ISDN仕様でない端末からISDNにア
クセスするためには端末アダプターが用いられる。この
端末アダプターとしては、既存のディジタル端末に対し
て用いるディジタル端末アダプターと、アナログ電話機
等のアナログ端末について用いるアナログポート付き端
末アダプターが知られている。
クセスするためには端末アダプターが用いられる。この
端末アダプターとしては、既存のディジタル端末に対し
て用いるディジタル端末アダプターと、アナログ電話機
等のアナログ端末について用いるアナログポート付き端
末アダプターが知られている。
【0004】ところで、アナログ電話機等は2線式であ
るが、例えばデータ端末をアナログ回線に接続するため
に用いるモデムは通常4線全二重式である。このように
4線全二重式のアナログ装置からISDNにアクセスす
ることが必要な場合がある。
るが、例えばデータ端末をアナログ回線に接続するため
に用いるモデムは通常4線全二重式である。このように
4線全二重式のアナログ装置からISDNにアクセスす
ることが必要な場合がある。
【0005】図3を参照して、データ端末11でアナロ
グ回線を介してデータの送受を行うために、モデム12
がデータ端末11とアナログ回線13との間に用いられ
る。モデム12はデータ端末11からのデータ信号をア
ナログ信号に変換してアナログ回線13に送出する。ま
た、モデム12はアナログ回線3から到来するアナログ
信号を受信して、これをディジタル信号に変換しデータ
端末11に供給する。モデム12は、通常、4線全二重
式を採用しており、このためアナログ2回線を使用す
る。すなわち、アナログ回線13aはアナログ信号の送
信用で、他のアナログ回線13bは受信用である。
グ回線を介してデータの送受を行うために、モデム12
がデータ端末11とアナログ回線13との間に用いられ
る。モデム12はデータ端末11からのデータ信号をア
ナログ信号に変換してアナログ回線13に送出する。ま
た、モデム12はアナログ回線3から到来するアナログ
信号を受信して、これをディジタル信号に変換しデータ
端末11に供給する。モデム12は、通常、4線全二重
式を採用しており、このためアナログ2回線を使用す
る。すなわち、アナログ回線13aはアナログ信号の送
信用で、他のアナログ回線13bは受信用である。
【0006】モデム12は、回線バックアップ機能を有
している。すなわち、モデム12は、アナログ回線13
aおよび13bの障害を検出すると、モデム12は、図
で点線で示されるバックアップ用のアナログ公衆電話回
線14aおよび14bに接続替えされる。モデム12
は、アナログデータ信号の送受に使用されるバックアッ
プ用アナログ回線14aおよび14bを接続するための
一対のバックアップポート15aおよび15bを有して
いる。
している。すなわち、モデム12は、アナログ回線13
aおよび13bの障害を検出すると、モデム12は、図
で点線で示されるバックアップ用のアナログ公衆電話回
線14aおよび14bに接続替えされる。モデム12
は、アナログデータ信号の送受に使用されるバックアッ
プ用アナログ回線14aおよび14bを接続するための
一対のバックアップポート15aおよび15bを有して
いる。
【0007】アナログ回線13に傷害が発生した時、モ
デム12はデータ端末11と共同して、アナログ回線1
3からバックアップ用アナログ公衆電話回線14aおよ
び14bに切り替え、網制御装置(図示せず)によっ
て、相手モデムが接続されている加入者回線の電話番号
すなわち選択信号をバックアップ用アナログ公衆電話回
線14aおよび14bに送出する。こうして、相手モデ
ムとの接続が完了すると、データの送受がバックアップ
用アナログ公衆電話回線14aおよび14bを介して行
われる。網制御装置はモデム12とは別に設けられる
が、モデム12の中に組み込まれることもできる。図示
の例では、モデム12が網制御装置の機能を有している
ものとして説明する。
デム12はデータ端末11と共同して、アナログ回線1
3からバックアップ用アナログ公衆電話回線14aおよ
び14bに切り替え、網制御装置(図示せず)によっ
て、相手モデムが接続されている加入者回線の電話番号
すなわち選択信号をバックアップ用アナログ公衆電話回
線14aおよび14bに送出する。こうして、相手モデ
ムとの接続が完了すると、データの送受がバックアップ
用アナログ公衆電話回線14aおよび14bを介して行
われる。網制御装置はモデム12とは別に設けられる
が、モデム12の中に組み込まれることもできる。図示
の例では、モデム12が網制御装置の機能を有している
ものとして説明する。
【0008】ところで、ISDNの普及と共に、バック
アップ回線として、アナログ公衆電話回線の代わりにI
SDN回線を用いることが望まれている。
アップ回線として、アナログ公衆電話回線の代わりにI
SDN回線を用いることが望まれている。
【0009】そのための一つの方法としては、図1に示
されるように、切替えスイッチ16と、ディジタル型端
末アダプター17を用いることが考えられる。データ端
末11は、通常スイッチ16を介してモデム12に接続
されている。アナログ回線13に障害が検出されると、
データ端末11は、スイッチ16を切替え、ISDN端
末アダプター17に接続替えする。端末アダプター17
はコネクター19を介して、網終端器(N.T.)18
に接続されている。こうして、データ端末11は、スイ
ッチ16、端末アダプター17、コネクター19および
網終端器18を介してISDN回線でバックアップされ
る。
されるように、切替えスイッチ16と、ディジタル型端
末アダプター17を用いることが考えられる。データ端
末11は、通常スイッチ16を介してモデム12に接続
されている。アナログ回線13に障害が検出されると、
データ端末11は、スイッチ16を切替え、ISDN端
末アダプター17に接続替えする。端末アダプター17
はコネクター19を介して、網終端器(N.T.)18
に接続されている。こうして、データ端末11は、スイ
ッチ16、端末アダプター17、コネクター19および
網終端器18を介してISDN回線でバックアップされ
る。
【0010】しかしながら、モデム12は、通常、障害
検出や網制御機能のほかにもテスト機能のような種々の
機能を有している。スイッチ16および端末アダプター
17を介してISDN回線によってバックアップしてい
る状態では、モデム12はデータ端末から切り離されて
おり、モデム12の種々の機能を使用できなくなる欠点
がある。
検出や網制御機能のほかにもテスト機能のような種々の
機能を有している。スイッチ16および端末アダプター
17を介してISDN回線によってバックアップしてい
る状態では、モデム12はデータ端末から切り離されて
おり、モデム12の種々の機能を使用できなくなる欠点
がある。
【0011】このため、図4を参照して、モデム12の
アナログバックアップポート15aおよび15bにアナ
ログポート付き端末アダプター20を接続して、ISD
N回線でバックアップすることが考えられる。しかしな
がら、この端末アダプター20のアナログポートの各々
は、アナログ電話機のような2線式のアナログ端末を接
続して、それぞれISDNにアクセスするためのもので
あるので、バックアップを行うことができる。
アナログバックアップポート15aおよび15bにアナ
ログポート付き端末アダプター20を接続して、ISD
N回線でバックアップすることが考えられる。しかしな
がら、この端末アダプター20のアナログポートの各々
は、アナログ電話機のような2線式のアナログ端末を接
続して、それぞれISDNにアクセスするためのもので
あるので、バックアップを行うことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4の
ものでは、各バックアップポート15aおよび15bが
異なるBチャンネルを使用することになるので、回線使
用上不経済である。
ものでは、各バックアップポート15aおよび15bが
異なるBチャンネルを使用することになるので、回線使
用上不経済である。
【0013】このように、従来の端末アダプターでは、
4線全二重式のアナログ装置からISDN回線に一つの
Bチャンネルの使用によってアクセスすることが出来な
かった。
4線全二重式のアナログ装置からISDN回線に一つの
Bチャンネルの使用によってアクセスすることが出来な
かった。
【0014】したがって、本発明の課題は、4線全二重
式のアナログ装置をISDN回線に一つのBチャンネル
の使用によってアクセスさせることができる端末アダプ
ターを提供することにある。これによって、ISDN回
線の一つのBチャンネルを使用してモデムのバックアッ
プを可能とする。
式のアナログ装置をISDN回線に一つのBチャンネル
の使用によってアクセスさせることができる端末アダプ
ターを提供することにある。これによって、ISDN回
線の一つのBチャンネルを使用してモデムのバックアッ
プを可能とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、送信用および
受信用としての第一および第二のアナログ公衆電話回線
に接続されそれぞれに送出アナログ信号および到来アナ
ログ信号の送信および受信を行うための第一および第二
のポートを有するアナログ装置から、通信情報のための
2つのBチャンネルと制御信号のためのDチャンネルか
らなる時分割信号を伝送するISDNへアクセスするた
めの端末アダプターであって、前記第一のポートに接続
されて前記送出アナログ信号を受信アナログ信号として
受信する入力回路と;該入力回路に接続され該受信アナ
ログ信号を送出ディジタル信号に変換するアナログディ
ジタル変換手段と;ISDN加入者線に接続され該IS
DN加入者線との間で時分割信号を送受するインターフ
ェース回路であって、前記アナログディジタル変換手段
に接続され前記送出ディジタル信号を特定のBチャンネ
ルに含む時分割信号をISDN加入者線に送出すると共
に、ISDN加入者線から到来する時分割信号から前記
特定のBチャンネルの信号を到来ディジタル信号として
抽出するためのインターフェース回路と;前記インター
フェース回路に接続され、前記到来ディジタル信号をア
ナログ信号に変換するためのディジタルアナログ変換手
段と;前記アナログ装置の第二のポートに接続されると
共に該ディジタルアナログ変換手段に接続され、前記変
換されたアナログ信号を該第二のポートに前記到来アナ
ログ信号として供給するための出力回路とからなること
を特徴とする4線全二重式アナログ装置からISDNへ
アクセスするための端末アダプターである。
受信用としての第一および第二のアナログ公衆電話回線
に接続されそれぞれに送出アナログ信号および到来アナ
ログ信号の送信および受信を行うための第一および第二
のポートを有するアナログ装置から、通信情報のための
2つのBチャンネルと制御信号のためのDチャンネルか
らなる時分割信号を伝送するISDNへアクセスするた
めの端末アダプターであって、前記第一のポートに接続
されて前記送出アナログ信号を受信アナログ信号として
受信する入力回路と;該入力回路に接続され該受信アナ
ログ信号を送出ディジタル信号に変換するアナログディ
ジタル変換手段と;ISDN加入者線に接続され該IS
DN加入者線との間で時分割信号を送受するインターフ
ェース回路であって、前記アナログディジタル変換手段
に接続され前記送出ディジタル信号を特定のBチャンネ
ルに含む時分割信号をISDN加入者線に送出すると共
に、ISDN加入者線から到来する時分割信号から前記
特定のBチャンネルの信号を到来ディジタル信号として
抽出するためのインターフェース回路と;前記インター
フェース回路に接続され、前記到来ディジタル信号をア
ナログ信号に変換するためのディジタルアナログ変換手
段と;前記アナログ装置の第二のポートに接続されると
共に該ディジタルアナログ変換手段に接続され、前記変
換されたアナログ信号を該第二のポートに前記到来アナ
ログ信号として供給するための出力回路とからなること
を特徴とする4線全二重式アナログ装置からISDNへ
アクセスするための端末アダプターである。
【0016】この端末アダプターは、さらに、前記入力
回路に接続され、前記アナログ装置が発呼の際に前記第
一のポートを介して出力する第一の選択信号を検出する
第一の検出手段と;前記出力回路に接続され、前記アナ
ログ装置が発呼の際に前記第二のポートを介して出力す
る第二の選択信号を検出する第二の検出手段と;前記第
一の検出手段および第二の検出手段に接続され、前記検
出された第一および第二の選択信号に対応するISDN
電話番号信号を発生するアドレス変換手段と;該アドレ
ス変換手段に接続され、該ISDN電話番号信号に応答
して、該ISDN電話番号信号および特定のBチャンネ
ルを指定するチャンネル指定子を含む制御チャンネル信
号を、呼接続要求として、発生する制御チャンネル処理
手段と;該制御チャンネル処理手段に接続され、該制御
チャンネル信号を前記Dチャンネルに含む時分割信号を
前記ISDN加入者線に送出し、これにより該特定のチ
ャンネル上に仮想通信路を設定するための前記インター
フェース回路とを有することができる。
回路に接続され、前記アナログ装置が発呼の際に前記第
一のポートを介して出力する第一の選択信号を検出する
第一の検出手段と;前記出力回路に接続され、前記アナ
ログ装置が発呼の際に前記第二のポートを介して出力す
る第二の選択信号を検出する第二の検出手段と;前記第
一の検出手段および第二の検出手段に接続され、前記検
出された第一および第二の選択信号に対応するISDN
電話番号信号を発生するアドレス変換手段と;該アドレ
ス変換手段に接続され、該ISDN電話番号信号に応答
して、該ISDN電話番号信号および特定のBチャンネ
ルを指定するチャンネル指定子を含む制御チャンネル信
号を、呼接続要求として、発生する制御チャンネル処理
手段と;該制御チャンネル処理手段に接続され、該制御
チャンネル信号を前記Dチャンネルに含む時分割信号を
前記ISDN加入者線に送出し、これにより該特定のチ
ャンネル上に仮想通信路を設定するための前記インター
フェース回路とを有することができる。
【0017】また、この端末アダプターにおいて、前記
インターフェース回路は、前記ISDN加入者線から到
来する時分割信号のDチャンネルから到来制御信号を抽
出して前記制御チャンネル処理手段に供給するものであ
り、該制御チャンネル処理手段は、該到来制御信号が呼
設定要求と当該アダプターに割当てられたISDN電話
番号を有しているか否かを判定し、有しているときは、
第一および第二の駆動信号を発生するものであり、さら
に、この端末アダプターは、該制御チャンネル処理手段
と前記入力回路に接続され、該第一の駆動信号に応答し
て第一の呼出し信号を発生して前記第一のポートを介し
て前記アナログ装置に送出する第一の呼出し信号発生手
段と;該制御チャンネル処理手段と前記出力回路に接続
され、該第二の駆動信号に応答して第二の呼出し信号を
発生して前記第二のポートを介して前記アナログ装置に
送出する第二の呼出し信号発生手段とを有することが出
来る。
インターフェース回路は、前記ISDN加入者線から到
来する時分割信号のDチャンネルから到来制御信号を抽
出して前記制御チャンネル処理手段に供給するものであ
り、該制御チャンネル処理手段は、該到来制御信号が呼
設定要求と当該アダプターに割当てられたISDN電話
番号を有しているか否かを判定し、有しているときは、
第一および第二の駆動信号を発生するものであり、さら
に、この端末アダプターは、該制御チャンネル処理手段
と前記入力回路に接続され、該第一の駆動信号に応答し
て第一の呼出し信号を発生して前記第一のポートを介し
て前記アナログ装置に送出する第一の呼出し信号発生手
段と;該制御チャンネル処理手段と前記出力回路に接続
され、該第二の駆動信号に応答して第二の呼出し信号を
発生して前記第二のポートを介して前記アナログ装置に
送出する第二の呼出し信号発生手段とを有することが出
来る。
【0018】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
【0019】図2を参照して、4線全二重式のアナログ
装置に対する本発明による端末アダプター21をモデム
12のバックアップポート15aおよび15bに接続し
て、ISDN回線を用いてバックアップしている。この
端末アダプターによれば、ISDN回線の一つのBチャ
ンネルを用いてバックアップが可能である。
装置に対する本発明による端末アダプター21をモデム
12のバックアップポート15aおよび15bに接続し
て、ISDN回線を用いてバックアップしている。この
端末アダプターによれば、ISDN回線の一つのBチャ
ンネルを用いてバックアップが可能である。
【0020】図1を参照して、本発明の一実施例による
端末アダプター21は、前記バックアップポートの送信
用の第一のポート15aに接続されて送出アナログ信号
を受信アナログ信号として受信する入力回路と22を有
している。この入力回路22は、DC電源23とトラン
ス24の一次巻線24aとを有している。
端末アダプター21は、前記バックアップポートの送信
用の第一のポート15aに接続されて送出アナログ信号
を受信アナログ信号として受信する入力回路と22を有
している。この入力回路22は、DC電源23とトラン
ス24の一次巻線24aとを有している。
【0021】呼出し信号送出回路25がこの入力回路2
2に接続されている。後述するように、端末アダプター
21に着呼があると、呼出し信号送出回路25は呼出し
信号を発生してモデム12に送出する。
2に接続されている。後述するように、端末アダプター
21に着呼があると、呼出し信号送出回路25は呼出し
信号を発生してモデム12に送出する。
【0022】この入力回路22と呼出し信号送出回路2
5はモデム12の第一のポート15aに接続されるべき
アナログ公衆電話回線と等価である。
5はモデム12の第一のポート15aに接続されるべき
アナログ公衆電話回線と等価である。
【0023】トランス24の二次巻線24bにアナログ
ディジタル(A/D)コンバータ26が接続されてお
り、このアナログディジタルコンバータ26は、該受信
アナログ信号を送出ディジタル信号に変換する。
ディジタル(A/D)コンバータ26が接続されてお
り、このアナログディジタルコンバータ26は、該受信
アナログ信号を送出ディジタル信号に変換する。
【0024】インターフェース回路27が、コネクター
19を介してISDN加入者線に接続され、該ISDN
加入者線との間で時分割信号を送受する。このインター
フェース回路27は、また、アナログディジタルコンバ
ータ26に接続され、前記送出ディジタル信号を特定の
Bチャンネルに含む時分割信号をISDN加入者線に送
出する。
19を介してISDN加入者線に接続され、該ISDN
加入者線との間で時分割信号を送受する。このインター
フェース回路27は、また、アナログディジタルコンバ
ータ26に接続され、前記送出ディジタル信号を特定の
Bチャンネルに含む時分割信号をISDN加入者線に送
出する。
【0025】さらに、このインターフェース回路27
は、ISDN加入者線から到来する時分割信号から前記
特定のBチャンネルの信号を到来ディジタル信号として
抽出する。
は、ISDN加入者線から到来する時分割信号から前記
特定のBチャンネルの信号を到来ディジタル信号として
抽出する。
【0026】ディジタルアナログ(D/A)コンバータ
28が、前記インターフェース回路27に接続され、前
記到来ディジタル信号をアナログ信号に変換する。
28が、前記インターフェース回路27に接続され、前
記到来ディジタル信号をアナログ信号に変換する。
【0027】出力回路29が、モデム12のバックアッ
プポートの内の到来アナログ信号を受信するための第二
のポート15bに接続されている。
プポートの内の到来アナログ信号を受信するための第二
のポート15bに接続されている。
【0028】この出力回路29は、DC電源30とトラ
ンス31二次巻線31aを有している。呼出し信号送出
回路32がこの出力回路29に接続されており、後述す
るように、この端末アダプターに着呼が有ったときに、
呼出し信号を発生して、第二のポート15bを介してモ
デム12に送出する。
ンス31二次巻線31aを有している。呼出し信号送出
回路32がこの出力回路29に接続されており、後述す
るように、この端末アダプターに着呼が有ったときに、
呼出し信号を発生して、第二のポート15bを介してモ
デム12に送出する。
【0029】この出力回路29および呼出し信号送出回
路32は、モデム12の第二のポート15bに接続され
るべきアナログ公衆電話回線と等価である。
路32は、モデム12の第二のポート15bに接続され
るべきアナログ公衆電話回線と等価である。
【0030】ディジタルアナログコンバータ28は、ト
ランス31の一次巻線31bに接続され、これにより、
出力回路29に結合されている。したがって、出力回路
29は、前記変換されたアナログ信号をモデム12の第
二のポート15bに前記到来アナログ信号として供給す
る。
ランス31の一次巻線31bに接続され、これにより、
出力回路29に結合されている。したがって、出力回路
29は、前記変換されたアナログ信号をモデム12の第
二のポート15bに前記到来アナログ信号として供給す
る。
【0031】したがって、モデム12は、ISDN加入
者回線上の特定のBチャンネルを介して、データ信号の
送信受信を行うことができる。
者回線上の特定のBチャンネルを介して、データ信号の
送信受信を行うことができる。
【0032】アナログ回線の障害が発生してバックアッ
プモードに切り替わるとき、モデム12は、第一および
第二のポート15aおよび15bを介して、第一および
第二の選択信号すなわちダイアル信号を送出する。
プモードに切り替わるとき、モデム12は、第一および
第二のポート15aおよび15bを介して、第一および
第二の選択信号すなわちダイアル信号を送出する。
【0033】端末アダプター21は、トランス24を介
して入力回路22に接続された第一のダイアルパルス検
出器33を有している。この第一のダイアルパルス検出
器33は、選択信号である第一のダイアルパルスを検出
して、第一の検出選択信号を発生する。
して入力回路22に接続された第一のダイアルパルス検
出器33を有している。この第一のダイアルパルス検出
器33は、選択信号である第一のダイアルパルスを検出
して、第一の検出選択信号を発生する。
【0034】第二のダイアルパルス検出器34がトラン
ス31を介して出力回路29に接続されている。この第
二のダイアルパルス検出器34は、第二の選択信号であ
る第二のダイアルパルスを検出し、第二の検出選択信号
を発生する。
ス31を介して出力回路29に接続されている。この第
二のダイアルパルス検出器34は、第二の選択信号であ
る第二のダイアルパルスを検出し、第二の検出選択信号
を発生する。
【0035】アドレス変換器35が、第一のダイアルパ
ルス検出器33および第二のダイアルパルス検出器34
に接続されており、第一および第二の検出選択信号に対
応するISDN電話番号信号を発生する。
ルス検出器33および第二のダイアルパルス検出器34
に接続されており、第一および第二の検出選択信号に対
応するISDN電話番号信号を発生する。
【0036】アドレス変換器35には、制御チャンネル
処理手段であるDチャンネル処理回路36が接続されて
いる。このDチャンネル処理回路36は、アドレス変換
器35からのISDN電話番号信号に応答して、該IS
DN電話番号信号および特定のBチャンネルを指定する
チャンネル指定子を含む制御チャンネル信号を、呼接続
要求として、発生する。
処理手段であるDチャンネル処理回路36が接続されて
いる。このDチャンネル処理回路36は、アドレス変換
器35からのISDN電話番号信号に応答して、該IS
DN電話番号信号および特定のBチャンネルを指定する
チャンネル指定子を含む制御チャンネル信号を、呼接続
要求として、発生する。
【0037】インターフェース回路27は、Dチャンネ
ル処理回路36に接続されており、制御チャンネル信号
をDチャンネルに含む時分割信号を前記ISDN加入者
線に送出する。これにより該特定のチャンネル上に仮想
通信路を設定する。
ル処理回路36に接続されており、制御チャンネル信号
をDチャンネルに含む時分割信号を前記ISDN加入者
線に送出する。これにより該特定のチャンネル上に仮想
通信路を設定する。
【0038】かくして、前記したような特定のBチャン
ネル上でのデータの送受が行われる。
ネル上でのデータの送受が行われる。
【0039】また、インターフェース回路27は、IS
DN加入者線から到来する時分割信号のDチャンネルか
ら到来制御チャンネル信号を抽出して、Dチャンネル処
理回路36に供給する。Dチャンネル処理回路36は、
該到来制御チャンネル信号が呼設定要求と当該アダプタ
ーに割当てられたISDN電話番号を有しているか否か
を判定し、有しているときは、第一および第二の駆動信
号を発生する。
DN加入者線から到来する時分割信号のDチャンネルか
ら到来制御チャンネル信号を抽出して、Dチャンネル処
理回路36に供給する。Dチャンネル処理回路36は、
該到来制御チャンネル信号が呼設定要求と当該アダプタ
ーに割当てられたISDN電話番号を有しているか否か
を判定し、有しているときは、第一および第二の駆動信
号を発生する。
【0040】この第一および第二の駆動信号は、呼出し
信号送出回路25および32に供給される。呼出し信号
送出回路25および32は、この第一および第二の駆動
信号にそれぞれ応答して第一および第二の呼出し信号を
発生し、第一および第二のポート15aおよび15bを
介してモデム12に送出する。
信号送出回路25および32に供給される。呼出し信号
送出回路25および32は、この第一および第二の駆動
信号にそれぞれ応答して第一および第二の呼出し信号を
発生し、第一および第二のポート15aおよび15bを
介してモデム12に送出する。
【0041】こうして、モデム12は、呼設定要求に応
答することができる。
答することができる。
【0042】以上、本発明をモデムのアナログ回線をI
SDN回線でバックアップする場合を例にして述べた
が、本発明の端末アダプターは、この様な使用に限定さ
れるものではなく、一般に、4線全二重式アナログ装置
からISDN回線にアクセスする場合に用いられる。
SDN回線でバックアップする場合を例にして述べた
が、本発明の端末アダプターは、この様な使用に限定さ
れるものではなく、一般に、4線全二重式アナログ装置
からISDN回線にアクセスする場合に用いられる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、本発明の端末アダプタ
ー装置によれば、4線全二重式アナログ装置の2つのポ
ートをISDN回線の一つのBチャンネルにアクセスさ
せることができるので、回線の使用上から経済的である
と共に、他のBチャンネルを他の端末で使用することが
できるとの効果がある。
ー装置によれば、4線全二重式アナログ装置の2つのポ
ートをISDN回線の一つのBチャンネルにアクセスさ
せることができるので、回線の使用上から経済的である
と共に、他のBチャンネルを他の端末で使用することが
できるとの効果がある。
【図1】本発明の一実施例による端末アダプターのブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】図1の端末アダプターをモデムのアナログ回線
をISDN回線でバックアップするために用いた回路を
示すブロック図である。
をISDN回線でバックアップするために用いた回路を
示すブロック図である。
【図3】モデムのアナログ回線をISDN回線でバック
アップするために従来の端末アダプターを用いた回路を
示すブロック図である。
アップするために従来の端末アダプターを用いた回路を
示すブロック図である。
【図4】モデムのアナログ回線をISDN回線でバック
アップするために従来のアナログポート付き端末アダプ
ターを用いた回路を示すブロック図である。
アップするために従来のアナログポート付き端末アダプ
ターを用いた回路を示すブロック図である。
11:データ端末 12:モデム 13:アナログ回線 15a,15b:アナログ公衆電話回線 21:本発明の端末(ターミナル)アダプター 22:入力回路 25、32:呼出し信号送出回路 26:アナログディジタルコンバータ 27:インターフェース回路 28:ディジタルアナログコンバータ 29:出力回路 33,34:ダイアルパルス検出器 35:アドレス変換器 36:Dチャンネル処理回路
Claims (2)
- 【請求項1】 送信用および受信用としての第一および
第二のアナログ公衆電話回線に接続されそれぞれに送出
アナログ信号および到来アナログ信号の送信および受信
を行うための第一および第二のポートを有するアナログ
装置から、通信情報のための2つのBチャンネルと制御
信号のためのDチャンネルからなる時分割信号を伝送す
るISDNへアクセスするための端末アダプターであっ
て、 前記第一のポートに接続されて前記送出アナログ信号を
受信アナログ信号として受信する入力回路と; 該入力回路に接続され該受信アナログ信号を送出ディジ
タル信号に変換するアナログディジタル変換手段と; ISDN加入者線に接続され該ISDN加入者線との間
で時分割信号を送受信するインターフェース回路であっ
て、前記アナログディジタル変換手段に接続され前記送
出ディジタル信号を特定のBチャンネルに含む時分割信
号をISDN加入者線に送出すると共に、ISDN加入
者線から到来する時分割信号から前記特定のBチャンネ
ルの信号を到来ディジタル信号として抽出するためのイ
ンターフェース回路と; 前記インターフェース回路に接続され、前記到来ディジ
タル信号をアナログ信号に変換するためのディジタルア
ナログ変換手段と; 前記アナログ装置の第二のポートに接続されると共に該
ディジタルアナログ変換手段に接続され、前記変換され
たアナログ信号を該第二のポートに前記到来アナログ信
号として供給するための出力回路と; 前記入力回路に接続され、前記アナログ装置が発呼の際
に前記第一のポートを介して出力する第一の選択信号を
検出する第一の検出手段と; 前記出力回路に接続され、前記アナログ装置が発呼の際
に前記第二のポートを介して出力する第二の選択信号を
検出する第二の検出手段と; 前記第一の検出手段および第二の検出手段に接続され、
前記検出された第一のおよび第二の選択信号に対応する
ISDN電話番号を発生するアドレス変換手段と; 該アドレス変換手段に接続され、該ISDN電話番号信
号に応答して、該ISDN電話番号信号および特定のB
チャンネルを指定するチャンネル指定子を含む制御チャ
ンネル信号を、呼接続要求として、発生する制御チャン
ネル処理手段と; 該制御チャンネル処理手段に接続され、該制御チャンネ
ル信号を前記Dチャンネルに含む時分割信号を前記IS
DN加入者線に送出し、これにより該特定のチャンネル
上に仮想通信路を設定するための前記インターフェース
回路とを有することを特徴とする4線全二重式アナログ
装置からISDNへアクセスするための端末アダプタ
ー。 - 【請求項2】 請求項1の端末アダプターにおいて、前
記インターフェース回路は、前記ISDN加入者線から
到来する時分割信号のDチャンネルから到来制御信号を
抽出して前記制御チャンネル処理手段に供給するもので
あり、該制御チャンネル処理手段は、該到来制御信号が
呼設定要求と当該アダプターに割当てられたISDN電
話番号を有しているか否かを判定し、有しているとき
は、第一および第二の駆動信号を発生するものであり、
さらに、該制御チャンネル処理手段と前記入力回路に接
続され、該第一の駆動信号に応答して第一の呼出し信号
を発生して前記第一のポートを介して前記アナログ装置
に送出する第一の呼出し信号発生手段と;該制御チャネ
ル処理手段と前記出力回路に接続され、該第二の駆動信
号に応答して第二の呼出し信号を発生して前記第二のポ
ートを介して前記アナログ装置に送出する第二の呼出し
信号発生手段とを有することを特徴とする端末アダプタ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21031692A JP2970719B2 (ja) | 1991-08-06 | 1992-08-06 | 4線全二重式アナログ装置からisdnへアクセスするための端末アダプター |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19676191 | 1991-08-06 | ||
JP3-196761 | 1991-08-06 | ||
JP21031692A JP2970719B2 (ja) | 1991-08-06 | 1992-08-06 | 4線全二重式アナログ装置からisdnへアクセスするための端末アダプター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05191524A JPH05191524A (ja) | 1993-07-30 |
JP2970719B2 true JP2970719B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=26509962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21031692A Expired - Lifetime JP2970719B2 (ja) | 1991-08-06 | 1992-08-06 | 4線全二重式アナログ装置からisdnへアクセスするための端末アダプター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2970719B2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-06 JP JP21031692A patent/JP2970719B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05191524A (ja) | 1993-07-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990728 |