JPH10164233A - 電話転送システム - Google Patents

電話転送システム

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Publication number
JPH10164233A
JPH10164233A JP8329176A JP32917696A JPH10164233A JP H10164233 A JPH10164233 A JP H10164233A JP 8329176 A JP8329176 A JP 8329176A JP 32917696 A JP32917696 A JP 32917696A JP H10164233 A JPH10164233 A JP H10164233A
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JP
Japan
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telephone
identification data
area
card
transfer
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Application number
JP8329176A
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English (en)
Inventor
Masahiro Honma
正宏 本間
Akio Ono
陽男 大野
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Publication date
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  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転送先の電話機が話し中でも、電話の転送を
確実に行うことができる電話転送システムを提供するこ
と。 【解決手段】 少なくとも1の外線3と、各電話機6に
アクセス可能に配線された内線5とに接続された交換機
2と、電話機6を通常使用する人の使用者識別データが
記憶してあり、電話機6またはモデム4に対してデータ
の送信が可能なICカード8と、ICカード8から電話
機6またはモデム4に対してデータの送信が行われるこ
とにより、ICカード8を持つ本人への電話信号を、通
常使用する電話機から他の電話機へと転送させる交換機
2とを有する電話転送システム。エリア制御装置12で
は、複数の電話機6を同一のエリアA〜D内に存在する
ものとして認識し、電話信号が転送されるべき電話機6
が話し中である場合に、同一エリアA〜Dの他の電話機
6へ再度電話信号を転送させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動電話転送シス
テムに係り、さらに詳しくは、転送先の電話機が話し中
でも、電話の転送を確実に行うことができる電話転送シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】会社その他の職場においては、各個人ま
たはグループ単位で内線電話機が割り当てられおり、外
線電話は、構内電話交換機を介して該当する内線電話機
に送信される。しかし、各個人は、常に自分の席にいる
とは限らず、会議室やその他の部署などに移動すること
も少なくない。
【0003】このため、席を外している人(本人)に電
話がかかると、電話を代わりに受けた人(代理人)が、
その席を外している本人の行き先の内線番号を押し、本
人の行き先に電送することが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この方式で
は、代理人にとっては、転送のための取り継ぎ作業が煩
雑であり、代理人個人の作業が中断されたり、作業効率
が低下するなどの課題を有する。
【0005】一方、本人としては、代理人へ行き先を明
示して席を離れる必要があるが、急に行き先が変更にな
ったり、行き先を予測できずに席を離れることがある。
その場合には、本人が社内におり連絡が取れる状態であ
るにもかかわらず、電話連絡が取れない事態が生じる。
【0006】なお、内線電話番号を記憶した携帯用IC
カードを各個人に割り当て、座席を移動した時に、この
携帯用ICカードを用いて移動先の電話番号を構内電話
交換機に登録し、外線電話がかかってきた時は、その登
録された内線電話機に自動転送するシステムが検討され
ている。
【0007】この種の構内電話システムを利用すれば、
各個人が構内のどこで仕事をしていようと、携帯用IC
カードを用いて移動先を登録するだけで、自分にかかっ
てきた外線電話をそのままとることができる。
【0008】ところが、この開発中のシステムでは、転
送先の電話機が話し中である場合には、転送されないと
いう課題を有する。
【0009】本発明は、このような実状に鑑みてなさ
れ、転送先の電話機が話し中でも、電話の転送を確実に
行うことができる電話転送システムを提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る電話転送システムは、少なくとも1の
外線と、各電話機にアクセス可能に配線された内線とに
接続された交換機と、前記電話機を通常使用する人の使
用者識別データが記憶してあり、前記電話機または付属
器具に対してデータの送信が可能な識別データ送信手段
と、前記識別データ送信手段から前記電話機または付属
器具に対してデータの送信が行われることにより、前記
識別データ送信手段を持つ本人への電話信号を、通常使
用する電話機から他の電話機へと転送させる主転送手段
と、複数の電話機を同一のエリア内に存在するものとし
て認識するエリア記憶手段と、電話信号が転送されるべ
き電話機が話し中である場合に、前記エリア記憶手段に
記憶してある同一エリアの他の電話機へ再度電話信号を
転送させる補助転送手段とを有する。
【0011】前記付属機器がモデムであり、前記識別デ
ータ送信手段からのデータの送信が、当該モデムを通し
て行われるように制御され、当該モデムが、同一エリア
内の電話機のうちの一つに接続してあることが好まし
い。
【0012】前記エリア記憶手段が、前記交換機に接続
されたエリア制御装置に具備してあることが好ましい。
また、エリア記憶手段では、同一エリア内の電話機内で
アクセスする優先順位も記憶しておくことが好ましい。
優先順位は、たとえば電話機が近い順に設定される。エ
リア記憶手段としては、同一エリア内の電話機を認識す
る情報が記憶されたものであれば特に限定されず、RA
M、ROM、磁気ディスク、光ディスクなどの記憶媒体
が例示される。ただし、エリア記憶手段としては、単な
る記憶媒体に限定されず、同一エリア内の電話機を認識
するように配線された機械的な配線構造あるいは電気回
路も、本発明でのエリア記憶手段に該当する。
【0013】本発明において、前記主転送手段は交換機
の内部に内蔵してあることが好ましい。また、補助転送
手段は、交換機の内部に内蔵させても良いが、エリア制
御装置に内蔵させることが好ましい。
【0014】主転送手段および補助転送手段は、専用の
論理回路(電気回路)であっても良いが、その機能を実
現するプログラムが記憶してある記憶手段と、そのプロ
グラムを実行するCPUとを有するマイコン、パーソナ
ルコンピュータなどであっても良い。また、主転送手段
と、補助転送手段とは、別々の装置に内蔵させても良い
が、同一装置内に内蔵させても良い。
【0015】なお、前記補助転送手段の付加的機能とし
て、同一エリア内の特定の電話機が話し中である場合に
は、同一エリア内の他の全ての、いずれの電話機からで
も、主転送手段により転送された電話信号にアクセス可
能にすることもできる。
【0016】本発明において、前記識別データ送信手段
が、カード型記憶手段であることが好ましいが、必ずし
もカード型でなく、キーホルダーやその他の小物形状の
ものでも良い。ただし、カード型が携帯性の点で便利で
ある。また、カード型記憶手段は、識別データを非接触
方式で送信するタイプであることがさらに好ましい。た
だし、カード型記憶手段としては、接触することにより
データを送信するタイプのものでも良い。このような記
憶手段としては、ICカード、磁気カードなどが例示さ
れる。ICカードは、入出力部を接点にするか、アンテ
ナにするかで、接触式と非接触式とに分類される。
【0017】また、識別データ送信手段に記憶されてい
るデータを読み取る側の装置を工夫することにより、識
別データ送信手段の構成の簡略化を図ることもできる。
たとえば各電話機毎にバーコード読み取り機を取り付け
ることで、バーコード式の識別データ送信手段も考えら
れる。あるいは、その他の光学式読み取り機を各電話機
毎に取り付けることで、識別データ送信手段としては、
単なる孔が識別データに対応するような配列で形成され
たカードであっても良い。
【0018】さらに、識別データ送信手段は、本人の写
真などが記載してある名札を兼ねていても良い。名札を
兼ねている場合には、識別データ送信手段は、電波や光
などを用いて非接触式にデータを送信するカード型記憶
手段であることが好ましい。
【0019】
【作用】本発明に係る電話転送システムの制御がスター
トすれば、まず、識別データ送信手段から転送信号が入
力されているか否かを確認する。識別データ送信手段か
ら転送信号が入力されている場合とは、本人が自分の席
を離れており、他の場所へ電話を転送したい場合であ
る。
【0020】そのような場合には、本発明では、まず、
転送先電話機が話し中であるか否かを確認する。話し中
でない場合には、転送が完了するが、話し中である場合
には、エリア記憶手段にアクセスして、同一エリアの他
の電話機を選択する。その際には、たとえば、話し中で
ある電話機に一番近い電話機が優先的に選択される。
【0021】その転送先の電話機も話し中である場合に
は、同一エリア内で、さらに他の電話機が選択され、再
度、電話が転送される。その結果、移動してきた本人
は、転送先の特定の電話が話し中であっても、その近く
の他の電話機を用いて、本人宛の外線あるいは内線の電
話にでることができ、転送が確実に行われる。
【0022】特に、同一エリア内の特定の電話機が話し
中である場合には、同一エリア内の他の全ての、いずれ
の電話機からでも、主転送手段により転送された電話信
号にアクセス可能にした場合には、本人に近い最短の電
話機を用いて、転送された電話にでることができ、便利
である。
【0023】なお、同一エリア内の全ての電話機が話し
中である場合には、近くの電話が全て通話中である旨
を、中継地点の電話機または相手方の電話機の音声出力
手段または表示出力手段に出力する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図面に示す実施
形態に基づき説明する。
【0025】図1は本発明の1実施形態に係る電話転送
システムの全体構成図、図2は同実施形態に係る電話転
送システムに用いる電話機とICカードとの関係を示す
図、図3は同実施形態に係る電話転送システムのフロー
チャート図である。
【0026】図1に示すように、本実施形態に係る電話
システムは、少なくとも1の外線3に接続された構内交
換機(PBX)2を有する。構内交換機2は、外線3か
ら入ってきた電話信号を、内線5を介して各電話機6に
振り分けるためのものであり、内部(構内)の内線相互
間だけでなく、外線3との間でも相互に通信できるよう
になっている。このため、構内交換機2は、スイッチ回
路網、自動転送回路、CPU、メモリなどから構成され
ている。構内電話交換機2のスイッチ回路網は、入線群
と出線群の間を接続する接続網であって、例えば、時分
割通話路スイッチ(交さ点に電子スイッチを配置し、一
つのスイッチ素子を時分割的に多重使用し、多数の通話
に共用しようとするもの)で構成してある。
【0027】本実施形態では、内線5には、複数のエリ
ア制御装置12が接続してある。このエリア制御装置1
2は、複数の電話機6を同一のエリア内に存在するもの
として認識するエリア記憶手段を内蔵している。たとえ
ばエリアAでは、三つの電話機6が同一エリア内に存在
し、エリアBでは、二つの電話機6が同一エリア内に存
在し、エリアCでは、4つの電話機6が存在し、エリア
Dでは、5つの電話機が同一エリアに存在する。これら
各エリアA〜Dは、たとえば、それぞれ部屋、会議室、
作業室、部、あるいは課などの単位で区切られた領域を
意味する。図示する例では、エリアがA〜Dの4つであ
るが、それ以上でも以下の数でも良い。また、各エリア
に配置される電話機6の個数は特に限定されない。
【0028】本実施形態では、各エリアA〜D毎に、エ
リア制御装置12が接続してあり、各エリア制御装置1
2に、各エリアA〜D内の全ての電話機6が接続してあ
る。
【0029】また、本実施形態では、各エリアA〜D毎
の単一の電話機6とエリア制御装置12との間にのみ、
モデム4(復調器)が接続してある。各モデム4は、互
いに識別できる固有識別データ(例えば、第一会議室な
どという設置場所名あるいはそれを示す記号、数字な
ど)が付与されている。なお、図1では、各エリアA〜
D毎に単一のモデム4に接続された汎用の電話機6のみ
しか図示されていないが、各エリア制御装置12から分
岐した内線5aには、それぞれモデムを介さないで、汎
用の電話機6が接続してある。
【0030】本実施形態では、モデム4は、アナログ回
線である内線5aの変復調機能を提供するほか、ここで
は、図2に示すICカード8内の識別データを読み取っ
て、そのデータを、そのモデム4自身の固有識別データ
とともに、エリア制御装置12を介して構内電話交換機
2へ送る機能をも有している。
【0031】各モデム4は、図2に示すように、具体的
には、ICカード8と無線通信するためのアンテナ10
の他、変復調回路、受信回路、自動通信回路、CPU、
メモリなどを有している。アンテナ10は、ICカード
8から送信された識別データを受信するためのものであ
って、外部アンテナでも内蔵アンテナでもよい。受信回
路はアンテナ10で受信したデータ信号を受信処理(整
形、増幅など)する機能を有している。データ読み取り
部は、アンテナ10と受信回路とで構成してある。
【0032】各モデム4にはそれぞれ固有識別データが
付与されているが、かかる固有識別データは、対応する
モデム4のメモリ(例えば、ROM)に記憶してある。
このメモリの他の記憶領域には、モデム4のCPUで処
理されるプログラムが格納してある。なお、音発生回路
を設けて、ICカード8から識別データを受信し構内電
話交換機2へデータを送出した旨のセット完了音を発生
させる機能を持たせても良い。
【0033】各モデム4によるICカード8内のデータ
の読取り方法としては、たとえば、(1)ICカード8
から電波を発信させそれをモデム4で受信する電波方
式、(2)ICカード8にトランスポンダ素子を内蔵さ
せモデム4により非接触で読み取るトランスポンダ方
式、(3)ICカード8をモデム4に挿入することによ
って磁気的または電気的に読み取る磁気方式などがあ
り、本発明の構内情報管理装置では、どの方法でも採用
することができる。電波方式は、磁気方式に比べてカー
ドをモデムに挿入する手間が省けるものの、電波の強弱
によってモデムによる読み取りが行われなかったり、逆
に近くに設置されたモデムにも電波が届いてしまうおそ
れもある。したがって、使用される環境条件によって
は、工夫を加えたりして適宜選択することが好ましい。
【0034】ここでは、一例として、ICカード8から
電波を発信させ、それをモデム4で受信する電波方式に
ついて説明する。この電波方式では、ICカード8を携
帯した人が、各モデム4の受信エリア内に入ると、IC
カード8の識別データがモデム4に送信され、その識別
データが、そのモデム4の固有識別データと共に自動的
に構内電話交換機2に送出されるようになっている。
【0035】構内交換機2のメモリは、ROMとRAM
からなり、例えばRAMに、各モデム4から送られてく
るICカード8の識別データ、およびそれを受信したモ
デム4の固有識別データあるいはエリア名などを記憶す
る機能を有している。
【0036】このメモリ(RAM)に記憶されたICカ
ード8の識別データ、モデム4の固有識別データあるい
はエリア名などは、ICカード8が別のモデム4と通信
するたびに今までのデータは削除され最新のものに書き
替えられるか、メモリの他の領域に記憶するようになっ
ている。また、メモリ(RAM)には複数組のデータ
(複数人の識別データと固有識別データなど)の登録が
可能である。
【0037】本実施形態では、たとえばエリアDに居る
人がエリアAに移動したとする。移動した本人は、IC
カード8を有しているとする。このICカード8には、
各人毎の使用者識別データ(たとえば、、…など)
が、通常使用する電話機6(または通常使用するエリア
D)との関係で記憶してある。電話を転送したい本人
は、移動後のエリアAにある特定の電話機6のモデム4
へ、ICカード8から識別データ(たとえば、通常使用
電話機がエリアDのである識別データD)を送信す
る。データの送信は、前述したように、非接触式でも接
触式でも良い。エリアAの特定の電話機6のモデム4
(たとえばエリアのコードA)へ識別データが送信され
ると、その識別データ[D]は、コード[A]との関
連で、構内交換機2へ送信されて、交換機2内部の記憶
装置へと登録される。たとえば「DTO A」のデー
タ形式で登録される。このデータ形式の意味は、エリア
Dのの電話機6にかかってきた電話信号は、エリアA
の電話機6へ転送せよとの命令信号である。
【0038】なお、移動する本人が、予め移動先の場所
が分かっている場合には、通常使用する電話機6が属す
るエリアDの特定の電話機6のモデム4(コード
[D])に、ICカード8からの識別データ[D]
を、移動先のコード[A]と共に送信しても良い。ただ
し、その場合の移動先のコード[A]の送信は、電話機
のキーなどを用いた手入力となる。なお、移動先の一覧
とバーコードとを併記しておき、移動先のデータ入力
を、バーコードを用いた簡便な方法にすることもでき
る。いずれにしても、識別データ[D]は、移動先の
コード[A]と共に、交換機2の記憶手段に記憶され
る。
【0039】次に、図3に示すフローチャート図に基づ
き、本実施形態に係る電話システムのより詳細な制御機
構を説明する。
【0040】図3に示すステップS1にて電話システム
の制御がスタートし、移動した本人宛の外線または内線
の電話信号があると、ステップS2にて、交換機2のC
PUは、メモリにアクセスし、前述したような「D
TO A」のような転送信号が入力されているか否かを
検出する。転送信号が入力されていない場合には、ステ
ップS3へ行き、たとえばDに対応する内線の通常使
用する電話6へ電話信号を送信し、その電話機6のベル
を鳴らす。その際に、エリア制御装置12により、その
装置12に対応するエリアD内の全ての電話機6のベル
を鳴らすように構成することもできる。なお、このステ
ップS3の後に、後述するステップS5以降のステップ
を実行させるように構成することもできる。たとえばD
に対応する内線の通常使用する電話6が話し中である
場合も考えられるからである。
【0041】ステップS2にて、転送信号「D TO
A」が確認されると、ステップS4へ行き、この転送
信号に基づき、転送先であるエリアAの制御装置12へ
電話信号を転送する。交換機2のCPUまたはエリア制
御装置12のCPUは、その内部にあるエリア記憶手段
にアクセスし、そのエリアA内で一番の優先順位にラン
クされている電話機6を選択し、ステップS5にて、そ
の電話機6が話し中であるか否かを確認する。ステップ
S5にて、話し中であることが確認されると、次に、ス
テップS9にて、さらにエリア記憶手段にアクセスし、
同一エリア内で次の優先順位の他の電話機を選択する。
次に、ステップS10にて、同一エリア内の全ての電話
機6が話し中ではないかを確認し、そうでない限りは、
ステップS5とS9とを繰り返し、話し中ではない電話
機6を探索する。
【0042】話し中ではない電話機6が見つかった段階
で、ステップS6へ行き、その電話機へ電話信号を最終
的に転送し、その電話機のベルを鳴らす。あるいは、エ
リア制御装置12を用いて、同一領域に存在する話し中
ではない全ての電話機6のベルを鳴らすように構成する
こともできる。ベルが鳴った電話機6のいずれかを通話
可能状態とすることで、ステップS7にて会話を開始
し、ステップS7にて制御が終了する。
【0043】なお、ステップS10にて、同一エリア内
の全ての電話機6が話し中であることが確認されたなら
ば、ステップS11へ行き、転送先の全ての電話が通話
中である旨を、中継地点の電話機または通話相手方の電
話機の音声出力手段または表示出力手段に出力する。
【0044】本実施形態に係る電話転送システムでは、
移動してきた本人は、転送先の特定の電話が話し中であ
っても、その近くの他の電話機を用いて、本人宛の外線
あるいは内線の電話にでることができ、転送が確実に行
われる。
【0045】特に、同一エリア内の特定の電話機が話し
中である場合には、同一エリア内の他の全ての、いずれ
の電話機6からでも、交換機2により転送された電話信
号にアクセス可能にすることで、本人に近い最短の電話
機6を用いて、転送された電話にでることができ、便利
である。
【0046】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変する
ことができる。
【0047】たとえば、上述した実施形態では、各エリ
ア毎に単一のモデム4を装着したが、各エリア毎に2以
上のモデムを配置しても良い。また、新設構内のよう
に、内線電話機6をも含めてシステムを構築する場合に
は、モデム4を各内線電話機6に内蔵させても良い。回
線の接続作業や、追加作業の簡略化が達成でき、また、
スペース的にも有利であり、しかも見栄えも向上するか
らである。
【0048】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、移動してきた本人は、転送先の特定の電話が話し中
であっても、その近くの他の電話機を用いて、本人宛の
外線あるいは内線の電話にでることができ、転送が確実
に行われる。
【0049】特に、同一エリア内の特定の電話機が話し
中である場合には、同一エリア内の他の全ての、いずれ
の電話機からでも、主転送手段により転送された電話信
号にアクセス可能にした場合には、本人に近い最短の電
話機を用いて、転送された電話にでることができ、便利
である。
【0050】さらに、同一のエリア内の特定の電話機に
のみモデムを接続した本発明によれば、全ての電話機に
モデムを装着する必要がなくなり、経済的な転送システ
ムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の1実施形態に係る電話転送シス
テムの全体構成図である。
【図2】図2は同実施形態に係る電話転送システムに用
いる電話機とICカードとの関係を示す図である。
【図3】図3は同実施形態に係る電話転送システムのフ
ローチャート図である。
【符号の説明】
2… 電話交換機 3… 外線 4… モデム 5,5a… 内線 5… 内線 6… 電話機 8… ICカード 10… アンテナ 12… エリア制御装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 3/545 H04Q 3/58 101 3/58 101 H04B 7/26 109C 7/34 H04Q 7/04 C

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1の外線(3)と、各電話機
    (6)にアクセス可能に配線された内線(5)とに接続
    された交換機(2)と、 前記電話機を通常使用する人の使用者識別データが記憶
    してあり、前記電話機(6)または付属器具に対してデ
    ータの送信が可能な識別データ送信手段と、 前記識別データ送信手段から前記電話機(6)または付
    属器具に対してデータの送信が行われることにより、前
    記識別データ送信手段を持つ本人への電話信号を、通常
    使用する電話機から他の電話機へと転送させる主転送手
    段(S4)と、 複数の電話機を同一のエリア内に存在するものとして認
    識するエリア記憶手段と、 電話信号が転送されるべき電話機が話し中である場合
    に、前記エリア記憶手段に記憶してある同一エリアの他
    の電話機へ再度電話信号を転送させる補助転送手段(S
    5,S9,S6)とを有する電話転送システム。
  2. 【請求項2】 前記付属機器がモデム(4)であり、前
    記識別データ送信手段からのデータの送信が、当該モデ
    ム(4)を通して行われるように制御され、当該モデム
    (4)が、同一エリア内の電話機(6)のうちの一つに
    接続してある請求項1に記載の電話転送システム。
  3. 【請求項3】 前記エリア記憶手段が、前記交換機
    (2)に接続されたエリア制御装置(12)に具備して
    ある請求項1または2に記載の電話転送システム。
  4. 【請求項4】 前記識別データ送信手段が、カード型記
    憶手段(8)である請求項1〜3のいずれかに記載の電
    話転送システム。
  5. 【請求項5】 前記カード型記憶手段(8)が、識別デ
    ータを非接触方式で送信するタイプである請求項4に記
    載の電話転送システム。
  6. 【請求項6】 同一エリア内の特定の電話機が話し中で
    ある場合には、同一エリア内の他の全ての、いずれの電
    話機からでも、主転送手段により転送された電話信号に
    アクセス可能となるように、前記補助転送手段が構成し
    てある請求項1〜5のいずれかに記載の電話転送システ
    ム。
JP8329176A 1996-11-25 1996-11-25 電話転送システム Pending JPH10164233A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011199538A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Nakayo Telecommun Inc 応答者に応じた着信接続機能を有する電話制御装置

Cited By (1)

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JP2011199538A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Nakayo Telecommun Inc 応答者に応じた着信接続機能を有する電話制御装置

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