JPH10164223A - リングトリップ回路 - Google Patents
リングトリップ回路Info
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- JPH10164223A JPH10164223A JP8315110A JP31511096A JPH10164223A JP H10164223 A JPH10164223 A JP H10164223A JP 8315110 A JP8315110 A JP 8315110A JP 31511096 A JP31511096 A JP 31511096A JP H10164223 A JPH10164223 A JP H10164223A
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- Japan
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- signal
- resistor
- lease
- hook
- current
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/82—Line monitoring circuits for call progress or status discrimination
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/738—Interface circuits for coupling substations to external telephone lines
- H04M1/74—Interface circuits for coupling substations to external telephone lines with means for reducing interference; with means for reducing effects due to line faults
- H04M1/745—Protection devices or circuits for voltages surges on the line
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】呼出信号源、加入者線のループ抵抗、リーク抵
抗等の変動の影響を受けずに、トリップ検出が行なえ、
また、リレー接点切替時の過電圧を防止するため、呼出
信号のゼロクロス点でリレーを切替える際、リレーの遅
延を考慮してリレーを切替えることができるリングトリ
ップ回路を提供することにある。 【解決手段】光送信部7が、電流検出制御用のリース抵
抗2の他端に一端を接続する電流制限抵抗14と、電流
制限抵抗14の他端をカソードに接続するツェナーダイ
オード15と、ツェナーダイオード15のアノードにア
ノードを接続しリース抵抗2の他端にカソードを接続す
る発光ダイオード7aと、ツェナーダイオード15のカ
ソードにカソードを接続し発光ダイオード7aのカソー
ドにアノードを接続するダイオード16と、を備える。
抗等の変動の影響を受けずに、トリップ検出が行なえ、
また、リレー接点切替時の過電圧を防止するため、呼出
信号のゼロクロス点でリレーを切替える際、リレーの遅
延を考慮してリレーを切替えることができるリングトリ
ップ回路を提供することにある。 【解決手段】光送信部7が、電流検出制御用のリース抵
抗2の他端に一端を接続する電流制限抵抗14と、電流
制限抵抗14の他端をカソードに接続するツェナーダイ
オード15と、ツェナーダイオード15のアノードにア
ノードを接続しリース抵抗2の他端にカソードを接続す
る発光ダイオード7aと、ツェナーダイオード15のカ
ソードにカソードを接続し発光ダイオード7aのカソー
ドにアノードを接続するダイオード16と、を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話交換機加入者
回路において使用されるリングトリップ回路に関する。
回路において使用されるリングトリップ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のリングトリップ回路は、
電話交換機加入者回路において使用され、呼び出す相手
が決まったとき、着信加入者を呼び出すための呼出信号
を加入者線に送出し、着信端末から応答があったとき、
加入者線への呼出信号送出を停止するために用いられて
いる。たとえば、図3は、特開平6−188972に示
されている従来のリングトリップ回路を示す回路図であ
る。
電話交換機加入者回路において使用され、呼び出す相手
が決まったとき、着信加入者を呼び出すための呼出信号
を加入者線に送出し、着信端末から応答があったとき、
加入者線への呼出信号送出を停止するために用いられて
いる。たとえば、図3は、特開平6−188972に示
されている従来のリングトリップ回路を示す回路図であ
る。
【0003】図3を参照すると、このリングトリップ回
路は、交流信号に直流電圧を重畳して呼出信号を生成す
る呼出信号源1を備えている。この呼出信号源1の一端
は、電流検出および電流制御用リース抵抗2と、一対の
発光ダイオード7a,7bを互いにアノードとカソード
が逆になるように並列接続して構成される光送信部7を
介して、呼出信号送出用リレー3の第1接点r1に接続
され、他端は接地されるとともに、電流制限抵抗6を介
して、呼出信号送出用リレー3の第2接点r2に接続さ
れる。
路は、交流信号に直流電圧を重畳して呼出信号を生成す
る呼出信号源1を備えている。この呼出信号源1の一端
は、電流検出および電流制御用リース抵抗2と、一対の
発光ダイオード7a,7bを互いにアノードとカソード
が逆になるように並列接続して構成される光送信部7を
介して、呼出信号送出用リレー3の第1接点r1に接続
され、他端は接地されるとともに、電流制限抵抗6を介
して、呼出信号送出用リレー3の第2接点r2に接続さ
れる。
【0004】呼出信号送出用リレー3は、呼出信号源1
を選択的に加入者線4に接続するものである。加入者線
4は、端末5に接続されている。加入者線4は、呼出信
号送出用リレー3と端末5間の距離,条件などにより、
ループ抵抗,およびリーク抵抗が存在する。端末5は、
コンデンサCB ,抵抗RB ,コイルLB を直列に接続し
た等価回路で表されるベル回路に、フックスイッチS及
び端末直流抵抗RS の直列回路を並列接続して構成され
ている。
を選択的に加入者線4に接続するものである。加入者線
4は、端末5に接続されている。加入者線4は、呼出信
号送出用リレー3と端末5間の距離,条件などにより、
ループ抵抗,およびリーク抵抗が存在する。端末5は、
コンデンサCB ,抵抗RB ,コイルLB を直列に接続し
た等価回路で表されるベル回路に、フックスイッチS及
び端末直流抵抗RS の直列回路を並列接続して構成され
ている。
【0005】光送信部7の各発光ダイオード7a,7b
から送出される光信号は、光受信部8のフォトトランジ
スタ8aで受光される。このフォトトランジスタ8a
は、コレクタが正電源PTに接続され、エミッタが抵抗
8bを介して接地されており、受光量に応じたエミッタ
電流を抵抗8bに流すことで、リース抵抗2に流れる電
流を検出する。
から送出される光信号は、光受信部8のフォトトランジ
スタ8aで受光される。このフォトトランジスタ8a
は、コレクタが正電源PTに接続され、エミッタが抵抗
8bを介して接地されており、受光量に応じたエミッタ
電流を抵抗8bに流すことで、リース抵抗2に流れる電
流を検出する。
【0006】フォトトランジスタ8aのエミッタと抵抗
8bとの接続点は、論理回路9の入力に接続される。こ
の論理回路9は、抵抗8bに発生する電圧信号を、呼出
信号のゼロクロス点に相当する閾値に基づいて2値化す
る。この論理回路9の2値化出力は、カウンタ10に送
出される。
8bとの接続点は、論理回路9の入力に接続される。こ
の論理回路9は、抵抗8bに発生する電圧信号を、呼出
信号のゼロクロス点に相当する閾値に基づいて2値化す
る。この論理回路9の2値化出力は、カウンタ10に送
出される。
【0007】このカウンタ10は、論理回路9からの2
値化信号がハイレベルのとき、クロック信号CLKをカ
ウントするもので、そのカウント値出力は、デジタルコ
ンパレータ(CMP)11に送出される。
値化信号がハイレベルのとき、クロック信号CLKをカ
ウントするもので、そのカウント値出力は、デジタルコ
ンパレータ(CMP)11に送出される。
【0008】このデジタルコンパレータ11は、カウン
タ10のカウント値CNTとデジタル閾値DTHとを比
較し、CNT<DTHのときオンフック(フックスイッ
チSがオフ状態)と判定し、CNT≧DTHのときオフ
フック(フックスイッチSがオン状態)と判定する。こ
の判定結果は、リセット信号発生回路12に送出され
る。
タ10のカウント値CNTとデジタル閾値DTHとを比
較し、CNT<DTHのときオンフック(フックスイッ
チSがオフ状態)と判定し、CNT≧DTHのときオフ
フック(フックスイッチSがオン状態)と判定する。こ
の判定結果は、リセット信号発生回路12に送出され
る。
【0009】このリセット信号発生回路12は、デジタ
ルコンパレータ11から出力されるオンフック/オフフ
ック判定信号をゲート信号とし、オフフックの場合だけ
論理回路9の出力が“ハイ”レベルから“ロー”レベ
ル、または“ロー”レベルから“ハイ”レベルへ変化す
るタイミング(ゼロクロスのタイミング)でリレー制御
用フリップフロップ13へリセット信号を送出する。
ルコンパレータ11から出力されるオンフック/オフフ
ック判定信号をゲート信号とし、オフフックの場合だけ
論理回路9の出力が“ハイ”レベルから“ロー”レベ
ル、または“ロー”レベルから“ハイ”レベルへ変化す
るタイミング(ゼロクロスのタイミング)でリレー制御
用フリップフロップ13へリセット信号を送出する。
【0010】このフリップフロップ13は、上位からの
コマンドとして供給されるリレーオン信号によってセッ
トされ、呼出信号送出用リレー3の各接点r1,r2を
呼出信号源1側に接続し、リセット信号発生回路12か
らのリセット信号によってリセットされ、呼出信号送出
用リレー3の各接点r1,r2を呼出信号源から切り離
す。
コマンドとして供給されるリレーオン信号によってセッ
トされ、呼出信号送出用リレー3の各接点r1,r2を
呼出信号源1側に接続し、リセット信号発生回路12か
らのリセット信号によってリセットされ、呼出信号送出
用リレー3の各接点r1,r2を呼出信号源から切り離
す。
【0011】図4は、従来のリングトリップ回路の動作
を説明するための説明図である。次に、この図4を参照
して、動作について説明する。
を説明するための説明図である。次に、この図4を参照
して、動作について説明する。
【0012】ここで、具体例として、リース抵抗2を1
[KΩ]、電流制限抵抗6を0.15[KΩ]呼出信号
源1VDCを48[V]、呼出信号源1VACを75[Vrm
s ]、25[Hz]、加入者線4のループ抵抗を0
[Ω]、リーク抵抗を無限大、端末のCB を0.45
[μF]、LB を54[H]、RB を3.65[K
Ω]、RS を0.4[KΩ]とする。
[KΩ]、電流制限抵抗6を0.15[KΩ]呼出信号
源1VDCを48[V]、呼出信号源1VACを75[Vrm
s ]、25[Hz]、加入者線4のループ抵抗を0
[Ω]、リーク抵抗を無限大、端末のCB を0.45
[μF]、LB を54[H]、RB を3.65[K
Ω]、RS を0.4[KΩ]とする。
【0013】まず、上位からのコマンドによりリレーオ
ン信号が与えられると、フリップフロップ13がセット
され、呼出信号送出用リレー3が呼出信号源1を加入者
線4に接続するようになり、これによって呼出信号源1
から出力される呼出信号が端末5に送出されるようにな
る。
ン信号が与えられると、フリップフロップ13がセット
され、呼出信号送出用リレー3が呼出信号源1を加入者
線4に接続するようになり、これによって呼出信号源1
から出力される呼出信号が端末5に送出されるようにな
る。
【0014】ここで、端末5がオンフック(フックスイ
ッチSがオフ状態)のときは、図4(a)に示すよう
に、ベル回路のコンデンサCB により直流ループが形成
されず、交流信号による交流ループしか形成されない。
よって、リース抵抗2には、IR2=13.4×SIN
(50πt)[mA]の電流が流れる。このとき、発光
ダイオード7aの両端に発光ダイオード7aのクランプ
電圧分(約0.7[V])以上の電圧がかかったときに
発光して、これに対応して、受信側のフォトトランジス
タ8aはオン・オフする。このため、論理回路9の入力
のハイレベル幅は、19.34[msec]、ローレベ
ル幅は、20.66[msec]となる。
ッチSがオフ状態)のときは、図4(a)に示すよう
に、ベル回路のコンデンサCB により直流ループが形成
されず、交流信号による交流ループしか形成されない。
よって、リース抵抗2には、IR2=13.4×SIN
(50πt)[mA]の電流が流れる。このとき、発光
ダイオード7aの両端に発光ダイオード7aのクランプ
電圧分(約0.7[V])以上の電圧がかかったときに
発光して、これに対応して、受信側のフォトトランジス
タ8aはオン・オフする。このため、論理回路9の入力
のハイレベル幅は、19.34[msec]、ローレベ
ル幅は、20.66[msec]となる。
【0015】そこで、論理回路9の2値化出力を呼出信
号に対して高速のクロック信号CLK(例えば8kHz
のフレーム信号)を使用し、ハイレベルの時間をカウン
タ10でカウントする。ハイレベル幅のカウント値は1
9.34[ms]/0.125[msec]=154と
なり、デューティは48.4[%]となる。
号に対して高速のクロック信号CLK(例えば8kHz
のフレーム信号)を使用し、ハイレベルの時間をカウン
タ10でカウントする。ハイレベル幅のカウント値は1
9.34[ms]/0.125[msec]=154と
なり、デューティは48.4[%]となる。
【0016】次に、端末5がオフフック(フックスイッ
チSがオン状態)になると、端末5に直流ループが閉成
される。これによってリース抵抗2には図4(b)に示
すように、直流の重畳された交流信号が流れる。このよ
うに、呼出信号電流は直流オフセットを持つことから、
発光ダイオード7a,7bに流れる電流にアンバランス
が生じる。よって、リース抵抗2には、IR2=68.4
×SIN(50πt)+31[mA]の電流が流れる。
このため、論理回路9の入力のハイレベル幅は、25.
84[msec]、ローレベル幅は、14.16[ms
ec]となる。このため、論理回路9の入力のハイレベ
ル幅のカウント値は25.84[ms]/0.125
[msec]=206となり、デューティは64.6
[%]となる。
チSがオン状態)になると、端末5に直流ループが閉成
される。これによってリース抵抗2には図4(b)に示
すように、直流の重畳された交流信号が流れる。このよ
うに、呼出信号電流は直流オフセットを持つことから、
発光ダイオード7a,7bに流れる電流にアンバランス
が生じる。よって、リース抵抗2には、IR2=68.4
×SIN(50πt)+31[mA]の電流が流れる。
このため、論理回路9の入力のハイレベル幅は、25.
84[msec]、ローレベル幅は、14.16[ms
ec]となる。このため、論理回路9の入力のハイレベ
ル幅のカウント値は25.84[ms]/0.125
[msec]=206となり、デューティは64.6
[%]となる。
【0017】そこで、オンフック/オフフックを検出す
るためのデジタル閾値DTHを154と206の中間
(例えば180)に設定し、デジタルコンパレータ11
を用いて、カウント値が設定値に達したか否かを検出す
る。これによって、オンフック/オフフックを判別する
ことができる。
るためのデジタル閾値DTHを154と206の中間
(例えば180)に設定し、デジタルコンパレータ11
を用いて、カウント値が設定値に達したか否かを検出す
る。これによって、オンフック/オフフックを判別する
ことができる。
【0018】ただし、フリップフロップ13のリセット
タイミングは、呼出信号のゼロクロス点で行う。理由
は、呼出信号のゼロクロス点以外で呼出信号送出用リレ
ー3の接点が切り替わると、過電圧が発生し、呼出信号
送出用リレー3の接点または給電回路にダメージを与え
たり、他の回路に対して誤動作を引き起こす要因を発生
してしまうという問題があるためである。これより、リ
セット信号発生回路12において、デジタルコンパレー
タ11からのオンフック/オフフック判別信号がオフフ
ックのとき、論理回路9の出力が“ハイ”レベルから
“ロー”レベルまたは“ロー”レベルから“ハイ”レベ
ルに変化するタイミング(ゼロクロスのタイミング)で
リセット信号を発生し、フリップフロップ13へ送出す
る。よって、呼出信号送出用リレー3は呼出信号のゼロ
クロスのタイミングで復旧するようになる。
タイミングは、呼出信号のゼロクロス点で行う。理由
は、呼出信号のゼロクロス点以外で呼出信号送出用リレ
ー3の接点が切り替わると、過電圧が発生し、呼出信号
送出用リレー3の接点または給電回路にダメージを与え
たり、他の回路に対して誤動作を引き起こす要因を発生
してしまうという問題があるためである。これより、リ
セット信号発生回路12において、デジタルコンパレー
タ11からのオンフック/オフフック判別信号がオフフ
ックのとき、論理回路9の出力が“ハイ”レベルから
“ロー”レベルまたは“ロー”レベルから“ハイ”レベ
ルに変化するタイミング(ゼロクロスのタイミング)で
リセット信号を発生し、フリップフロップ13へ送出す
る。よって、呼出信号送出用リレー3は呼出信号のゼロ
クロスのタイミングで復旧するようになる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、加入者線4
には、呼出信号送出用リレー3と端末5の距離および加
入者線の設置状況等により、0〜800[Ω]のループ
抵抗と、15[KΩ]〜無限大のリーク抵抗が存在す
る。このループ抵抗により、呼出信号が減衰し、リーク
抵抗により、オンフック時でも直流電圧が重畳される。
また、呼出信号源1の規格および条件の変動により、場
合によっては、オンフック時のカウンタ値が、オフフッ
ク時でのカウンタ値よりも大きくなる場合があり、誤ト
リップするという問題がある。
には、呼出信号送出用リレー3と端末5の距離および加
入者線の設置状況等により、0〜800[Ω]のループ
抵抗と、15[KΩ]〜無限大のリーク抵抗が存在す
る。このループ抵抗により、呼出信号が減衰し、リーク
抵抗により、オンフック時でも直流電圧が重畳される。
また、呼出信号源1の規格および条件の変動により、場
合によっては、オンフック時のカウンタ値が、オフフッ
ク時でのカウンタ値よりも大きくなる場合があり、誤ト
リップするという問題がある。
【0020】具体例として、呼出信号源1VDCを48
[V]±10[V]、呼出信号源1VACを60〜120
[Vrms ]、14〜33[Hz]とする。
[V]±10[V]、呼出信号源1VACを60〜120
[Vrms ]、14〜33[Hz]とする。
【0021】オンフック時でカウンタ値が最大となる条
件は、重畳される直流電圧が最大で、交流信号の振幅が
小さい時と考えられるので、ループ抵抗が800
[Ω]、リーク抵抗が15[KΩ]、VDCが58
[v]、VACが60[Vrms ]である。またVACの周波
数は、特に影響を与えないので25[Hz]とする。よ
って、リース抵抗2には、IR2=12.2×SIN(5
0πt)+3.46[mA]の式で表される電流が流れ
る。このため、論理回路9の入力のハイレベル幅は、2
2.98[msec]、ローレベル幅は、17.02
[msec]となる。このため、論理回路9の入力のハ
イレベル幅のカウント値は22.98[ms]/0.1
25[msec]=183となり、デューティは57.
5[%]となる。
件は、重畳される直流電圧が最大で、交流信号の振幅が
小さい時と考えられるので、ループ抵抗が800
[Ω]、リーク抵抗が15[KΩ]、VDCが58
[v]、VACが60[Vrms ]である。またVACの周波
数は、特に影響を与えないので25[Hz]とする。よ
って、リース抵抗2には、IR2=12.2×SIN(5
0πt)+3.46[mA]の式で表される電流が流れ
る。このため、論理回路9の入力のハイレベル幅は、2
2.98[msec]、ローレベル幅は、17.02
[msec]となる。このため、論理回路9の入力のハ
イレベル幅のカウント値は22.98[ms]/0.1
25[msec]=183となり、デューティは57.
5[%]となる。
【0022】オフフック時でカウンタ値が最大となる条
件は、重畳される直流電圧が最小で、交流信号の振幅が
大きい時と考えられるので、ループ抵抗が800
[Ω]、リーク抵抗が無限大、VDCが38[v]、VAC
が120[Vrms ]、25[Hz]である。よって、リ
ース抵抗2には、IR2=60.0×SIN(50πt)
+11.45[mA]の式で表される電流が流れる。こ
のため、論理回路9の入力のハイレベル幅は、22.7
0[msec]、ローレベル幅は、17.30[mse
c]となる。このため、論理回路9の入力のハイレベル
幅のカウント値は22.70[ms]/0.125[m
sec]=181となり、デューティは56.8[%]
となる。
件は、重畳される直流電圧が最小で、交流信号の振幅が
大きい時と考えられるので、ループ抵抗が800
[Ω]、リーク抵抗が無限大、VDCが38[v]、VAC
が120[Vrms ]、25[Hz]である。よって、リ
ース抵抗2には、IR2=60.0×SIN(50πt)
+11.45[mA]の式で表される電流が流れる。こ
のため、論理回路9の入力のハイレベル幅は、22.7
0[msec]、ローレベル幅は、17.30[mse
c]となる。このため、論理回路9の入力のハイレベル
幅のカウント値は22.70[ms]/0.125[m
sec]=181となり、デューティは56.8[%]
となる。
【0023】よって、上記構成のリングトリップ回路で
は、呼出信号源1、加入者線4のループ抵抗、リーク抵
抗の影響により、カウンタ10のカウンタ値がオンフッ
ク<オフフックでなければいけないのに、オンフック>
オフフックとなり、誤トリップするという問題がある。
は、呼出信号源1、加入者線4のループ抵抗、リーク抵
抗の影響により、カウンタ10のカウンタ値がオンフッ
ク<オフフックでなければいけないのに、オンフック>
オフフックとなり、誤トリップするという問題がある。
【0024】また、呼出信号送出用リレー3は、切り換
え信号が入力されて動作する際、約1〜3[ms]遅延
して動作する。これより、呼出信号が0[V]の時に、
フリップフロップ13にリセット信号を送出しても、呼
出信号送出用リレー3の動作遅延時間により、実際は0
[V]では動作できないという問題がある。
え信号が入力されて動作する際、約1〜3[ms]遅延
して動作する。これより、呼出信号が0[V]の時に、
フリップフロップ13にリセット信号を送出しても、呼
出信号送出用リレー3の動作遅延時間により、実際は0
[V]では動作できないという問題がある。
【0025】したがって、この発明は、上記の課題を解
決するためになされたもので、呼出信号源、加入者線の
ループ抵抗、リーク抵抗などの変動の影響を受けずに、
トリップ検出が行なえ、また、リレー接点切替時の過電
圧を防止するため、呼出信号のゼロクロス点でリレーを
切替える際、リレーの遅延を考慮してリレーを切替える
ことができるリングトリップ回路を提供することを目的
とする。
決するためになされたもので、呼出信号源、加入者線の
ループ抵抗、リーク抵抗などの変動の影響を受けずに、
トリップ検出が行なえ、また、リレー接点切替時の過電
圧を防止するため、呼出信号のゼロクロス点でリレーを
切替える際、リレーの遅延を考慮してリレーを切替える
ことができるリングトリップ回路を提供することを目的
とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、交流信号に直流電圧を重畳し呼出信号
を生成する呼出信号源と、この呼出信号源に一端を直列
に接続する電流検出制御用のリース抵抗と、加入者線の
伝送線に前記リース抵抗を介して前記呼出信号を選択的
に供給するリレースイッチと、前記呼出信号の電流に対
応して光信号を出力する光送信部と、を有し、前記光信
号を受信して、端末応答を検出し前記呼出信号のゼロク
ロス点に同期して前記リレースイッチを遮断するリング
トリップ回路において、前記光送信部が、前記ゼロクロ
ス点における電流レベルより偏倚した電流レベルで発光
する光信号を出力している。
め、この発明は、交流信号に直流電圧を重畳し呼出信号
を生成する呼出信号源と、この呼出信号源に一端を直列
に接続する電流検出制御用のリース抵抗と、加入者線の
伝送線に前記リース抵抗を介して前記呼出信号を選択的
に供給するリレースイッチと、前記呼出信号の電流に対
応して光信号を出力する光送信部と、を有し、前記光信
号を受信して、端末応答を検出し前記呼出信号のゼロク
ロス点に同期して前記リレースイッチを遮断するリング
トリップ回路において、前記光送信部が、前記ゼロクロ
ス点における電流レベルより偏倚した電流レベルで発光
する光信号を出力している。
【0027】また、前記光送信部が、前記リース抵抗の
他端に一端を接続する電流制限抵抗と、この電流制限抵
抗の他端に一端を接続し他端間電圧が一定である定電圧
手段と、この定電圧手段の他端にアノードを接続し前記
リース抵抗の他端にカソードを接続する発光ダイオード
と、前記定電圧手段の一端にカソードを接続し前記発光
ダイオードのカソードにアノードを接続するダイオード
と、を備えている。
他端に一端を接続する電流制限抵抗と、この電流制限抵
抗の他端に一端を接続し他端間電圧が一定である定電圧
手段と、この定電圧手段の他端にアノードを接続し前記
リース抵抗の他端にカソードを接続する発光ダイオード
と、前記定電圧手段の一端にカソードを接続し前記発光
ダイオードのカソードにアノードを接続するダイオード
と、を備えている。
【0028】さらに、前記定電圧手段が、前記電流制限
抵抗の他端にカソードを接続し前記発光ダイオードのア
ノードにアノードを接続するツェナーダイオードからな
っている。
抵抗の他端にカソードを接続し前記発光ダイオードのア
ノードにアノードを接続するツェナーダイオードからな
っている。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して以下に詳細に説明する。図1は、本発明のリングト
リップ回路の一実施形態を示す回路図である。また、図
2は、本実施形態のリングトリップ回路の動作を説明す
るための説明図である。尚、図1において、図3と同一
部分には同一符号を付して示し、ここでは、異なる部分
を中心に説明する。
して以下に詳細に説明する。図1は、本発明のリングト
リップ回路の一実施形態を示す回路図である。また、図
2は、本実施形態のリングトリップ回路の動作を説明す
るための説明図である。尚、図1において、図3と同一
部分には同一符号を付して示し、ここでは、異なる部分
を中心に説明する。
【0030】図1において、この呼出信号源1の一端
は、電流検出および電流制御用リース抵抗2を介して、
呼出信号送出用リレー3の第1接点r1に接続され、他
端は接地されるとともに、第1の電流制限抵抗6を介し
て、呼出信号送出用リレー3の第2接点r2に接続され
る。
は、電流検出および電流制御用リース抵抗2を介して、
呼出信号送出用リレー3の第1接点r1に接続され、他
端は接地されるとともに、第1の電流制限抵抗6を介し
て、呼出信号送出用リレー3の第2接点r2に接続され
る。
【0031】また、リース抵抗2の一端に、第2の電流
制限抵抗14の一端を接続し、第2の電流制限抵抗14
の他端をツェナーダイオード15のカソードに接続し、
さらに、ツェナーダイオード15のアノードを発光ダイ
オード7aのアノードに接続し、発光ダイオード7aの
カソードを前記リース抵抗2の他端に接続する。また発
光ダイオード7aの逆耐圧防止用ダイオード16を、ツ
ェナーダイオード15と発光ダイオード7aを直列に接
続した回路に並列に接続する。
制限抵抗14の一端を接続し、第2の電流制限抵抗14
の他端をツェナーダイオード15のカソードに接続し、
さらに、ツェナーダイオード15のアノードを発光ダイ
オード7aのアノードに接続し、発光ダイオード7aの
カソードを前記リース抵抗2の他端に接続する。また発
光ダイオード7aの逆耐圧防止用ダイオード16を、ツ
ェナーダイオード15と発光ダイオード7aを直列に接
続した回路に並列に接続する。
【0032】光送信部7の発光ダイオード7aから送出
される光信号は、光受信部8のフォトトランジスタ8a
で受光される。このフォトトランジスタ8aは、コレク
タが正電源PTに接続され、エミッタが抵抗8bを介し
て接地されており、受光量に応じたエミッタ電流を抵抗
8bに流すことで、リース抵抗2に流れる電流を検出す
る。
される光信号は、光受信部8のフォトトランジスタ8a
で受光される。このフォトトランジスタ8aは、コレク
タが正電源PTに接続され、エミッタが抵抗8bを介し
て接地されており、受光量に応じたエミッタ電流を抵抗
8bに流すことで、リース抵抗2に流れる電流を検出す
る。
【0033】フォトトランジスタ8aのエミッタと抵抗
8bとの接続点は、ロー幅カウンタ17,ハイ幅カウン
タ19,および加算回路13の第3の入力に接続され
る。
8bとの接続点は、ロー幅カウンタ17,ハイ幅カウン
タ19,および加算回路13の第3の入力に接続され
る。
【0034】ロー幅カウンタ17は、光受信部の出力信
号がローレベルのとき、クロック信号CLKをカウント
するもので、そのカウント値は、2の補数作成回路18
に送出される。この2の補数作成回路18は、ロー幅カ
ウンタ17からのカウント値を、2の補数に変換するも
ので、2の補数に変換された信号は加算回路20の第1
の入力に送出される。
号がローレベルのとき、クロック信号CLKをカウント
するもので、そのカウント値は、2の補数作成回路18
に送出される。この2の補数作成回路18は、ロー幅カ
ウンタ17からのカウント値を、2の補数に変換するも
ので、2の補数に変換された信号は加算回路20の第1
の入力に送出される。
【0035】ハイ幅カウンタ19は、光受信部の出力信
号がハイレベルのとき、クロック信号CLKをカウント
するもので、そのカウント値は加算回路20の第1の入
力に送出される。この加算回路20は、2の補数作成回
路18の出力値と、ハイ幅カウンタ19のカウント値を
加算するもので、第3の入力端子に入力される光受信部
の出力がハイレベルからローレベルに立ち下がるタイミ
ングで、加算結果をリセット信号発生回路21に送出す
る。
号がハイレベルのとき、クロック信号CLKをカウント
するもので、そのカウント値は加算回路20の第1の入
力に送出される。この加算回路20は、2の補数作成回
路18の出力値と、ハイ幅カウンタ19のカウント値を
加算するもので、第3の入力端子に入力される光受信部
の出力がハイレベルからローレベルに立ち下がるタイミ
ングで、加算結果をリセット信号発生回路21に送出す
る。
【0036】このリセット信号発生回路21は、加算回
路20の出力結果に応じて、リセット信号をフリップフ
ロップ13に送出する。
路20の出力結果に応じて、リセット信号をフリップフ
ロップ13に送出する。
【0037】次に、この実施形態のリングトリップ回路
の動作を図2を参照して説明する。ここで、具体例とし
て、リース抵抗2を1[KΩ]、電流制限抵抗6を0.
15[KΩ]、電流制限抵抗14を10[KΩ]、呼出
信号源1VDCを48[V]±10[V]、呼出信号源1
VACを60〜120[Vrms ]、14〜33[Hz]、
加入者線4のループ抵抗を0〜800[Ω]、リーク抵
抗を15[KΩ]〜無限大、端末のCB を0.45[μ
F]、LB を54[H]、RB を3.65[KΩ]、R
S を0.4[KΩ]とする。また、発光ダイオード7a
のクランプ電圧を0.7[V]、ツェナーダイオード1
5のツェナー電圧を4.3[V]とする。
の動作を図2を参照して説明する。ここで、具体例とし
て、リース抵抗2を1[KΩ]、電流制限抵抗6を0.
15[KΩ]、電流制限抵抗14を10[KΩ]、呼出
信号源1VDCを48[V]±10[V]、呼出信号源1
VACを60〜120[Vrms ]、14〜33[Hz]、
加入者線4のループ抵抗を0〜800[Ω]、リーク抵
抗を15[KΩ]〜無限大、端末のCB を0.45[μ
F]、LB を54[H]、RB を3.65[KΩ]、R
S を0.4[KΩ]とする。また、発光ダイオード7a
のクランプ電圧を0.7[V]、ツェナーダイオード1
5のツェナー電圧を4.3[V]とする。
【0038】電流制限抵抗14,ツェナーダイオード1
5,発光ダイオード7aで構成される回路部には、リー
ス抵抗2の両端にかかる電圧が、ツェナーダイオード1
5のツェナー電圧と発光ダイオード7aのクランプ電圧
との和を越えると、電流が流れる。電流が流れることに
より、発光ダイオード7aが発光する。したがって、こ
の場合、リース抵抗2の両端にかかる電圧が5.0
[V]を越えると、すなわち、リース抵抗2に流れる電
流が5[mA]を越えると、発光ダイオード7aが発光
する。そして、これに対応して、受信側のフォトトラン
ジスタ8aがオン・オフする。すなわち、光受信部8の
出力信号が“ハイ”レベル/“ロー”レベルに変化する
のは、リース抵抗2に流れる電流が5[mA]のときで
あり、すなわち、呼出信号の直流電流が5[mA]のと
き、光受信部の出力波形のデューティーが50%とな
る。
5,発光ダイオード7aで構成される回路部には、リー
ス抵抗2の両端にかかる電圧が、ツェナーダイオード1
5のツェナー電圧と発光ダイオード7aのクランプ電圧
との和を越えると、電流が流れる。電流が流れることに
より、発光ダイオード7aが発光する。したがって、こ
の場合、リース抵抗2の両端にかかる電圧が5.0
[V]を越えると、すなわち、リース抵抗2に流れる電
流が5[mA]を越えると、発光ダイオード7aが発光
する。そして、これに対応して、受信側のフォトトラン
ジスタ8aがオン・オフする。すなわち、光受信部8の
出力信号が“ハイ”レベル/“ロー”レベルに変化する
のは、リース抵抗2に流れる電流が5[mA]のときで
あり、すなわち、呼出信号の直流電流が5[mA]のと
き、光受信部の出力波形のデューティーが50%とな
る。
【0039】まず、上位からのコマンドによりリレーオ
ン信号が与えられると、フリップフロップ13がセット
され、呼出信号送出用リレー3が呼出信号源1を加入者
線4に接続するようになり、これによって、呼出信号源
1から出力される呼出信号が端末5に送出されるように
なる。
ン信号が与えられると、フリップフロップ13がセット
され、呼出信号送出用リレー3が呼出信号源1を加入者
線4に接続するようになり、これによって、呼出信号源
1から出力される呼出信号が端末5に送出されるように
なる。
【0040】ここで、端末5がオンフック(フックスイ
ッチSがオフ状態)のときは、図2(a)に示すよう
に、ベル回路のコンデンサCB により直流ループが形成
されないが、加入者線4の状態によっては、15[K
Ω]以上のリーク抵抗が存在するため、直流ループが閉
成される。よって、リース抵抗2には、リーク抵抗によ
り、最大、3.6[mA]の直流電流が重畳された交流
信号が流れる。これより、リース抵抗2にかかる電圧は
最大でも3.6[V]となるので、光受信部8の出力波
形のデューティーは、必ず、50%よりも小さくなる。
ッチSがオフ状態)のときは、図2(a)に示すよう
に、ベル回路のコンデンサCB により直流ループが形成
されないが、加入者線4の状態によっては、15[K
Ω]以上のリーク抵抗が存在するため、直流ループが閉
成される。よって、リース抵抗2には、リーク抵抗によ
り、最大、3.6[mA]の直流電流が重畳された交流
信号が流れる。これより、リース抵抗2にかかる電圧は
最大でも3.6[V]となるので、光受信部8の出力波
形のデューティーは、必ず、50%よりも小さくなる。
【0041】次に、端末5がオフフック(フックスイッ
チSがオン状態)のときは、端末5に直流ループが閉成
される。これによって、リース抵抗2には、図2(b)
に示すように、最小でも11.45[mA]の直流の重
畳された交流信号が流れる。これより、リース抵抗2に
かかる電圧は最小でも11.45[V]となるので、光
受信部8の出力波形のデューティーは、必ず50%より
も大きくなる。
チSがオン状態)のときは、端末5に直流ループが閉成
される。これによって、リース抵抗2には、図2(b)
に示すように、最小でも11.45[mA]の直流の重
畳された交流信号が流れる。これより、リース抵抗2に
かかる電圧は最小でも11.45[V]となるので、光
受信部8の出力波形のデューティーは、必ず50%より
も大きくなる。
【0042】具体例として、オンフック時でハイ幅カウ
ンタ19のカウンタ値が最大となる条件は、重畳される
直流電圧が最大で、交流信号の振幅が大きい時と考えら
れるので、ループ抵抗が0[Ω]、リーク抵抗が15
[KΩ]、VDCが58[v]、VACが120[Vrms ]
である。またVACの周波数は、特に影響を与えないので
25[Hz]とする。よって、リース抵抗2には、IR2
=25.9×SIN(50πt)+3.47[mA]の
電流が流れる。このため、光受信部8の出力信号のロー
レベル幅は、20.75[msec]、ハイレベル幅
は、19.25[msec]となり、デューティは4
8.1[%]となる。
ンタ19のカウンタ値が最大となる条件は、重畳される
直流電圧が最大で、交流信号の振幅が大きい時と考えら
れるので、ループ抵抗が0[Ω]、リーク抵抗が15
[KΩ]、VDCが58[v]、VACが120[Vrms ]
である。またVACの周波数は、特に影響を与えないので
25[Hz]とする。よって、リース抵抗2には、IR2
=25.9×SIN(50πt)+3.47[mA]の
電流が流れる。このため、光受信部8の出力信号のロー
レベル幅は、20.75[msec]、ハイレベル幅
は、19.25[msec]となり、デューティは4
8.1[%]となる。
【0043】また、オフフック時でロー幅カウンタ17
のカウンタ値が最大となる条件は、重畳される直流電圧
が最小で、交流信号の振幅が大きい時と考えられるの
で、ループ抵抗が800[Ω]、リーク抵抗が無限大、
VDCが38[v]、VACが120[Vrms ]、25[H
z]である。よって、リース抵抗2には、IR2=60.
0×SIN(50πt)+11.45[mA]の電流が
流れる。このため、光受信部8の出力信号のローレベル
幅は、18.38[msec]、ハイレベル幅は、2
1.62[msec]となり、デューティは54.05
[%]となる。
のカウンタ値が最大となる条件は、重畳される直流電圧
が最小で、交流信号の振幅が大きい時と考えられるの
で、ループ抵抗が800[Ω]、リーク抵抗が無限大、
VDCが38[v]、VACが120[Vrms ]、25[H
z]である。よって、リース抵抗2には、IR2=60.
0×SIN(50πt)+11.45[mA]の電流が
流れる。このため、光受信部8の出力信号のローレベル
幅は、18.38[msec]、ハイレベル幅は、2
1.62[msec]となり、デューティは54.05
[%]となる。
【0044】ロー幅カウンタ17は、光受信部8の出力
信号がローレベルのとき、クロック信号CLK(ここで
は8[KHz]とする)をカウントするもので、そのカ
ウント値は、9ビットのバイナリデータで2の補数作成
回路18に送出される。2の補数作成回路18は、ロー
幅カウンタ17からのカウント値を、2の補数に変換す
るもので、2の補数に変換された信号は、加算回路20
の第1の入力に送出する。具体例では、オンフック時で
は、カウント値が20.75[ms]/0.125[m
sec]=166、バイナリデータ[9:1]=[01
0100110]となる。これを2の補数作成回路18
で2の補数に変換して[101011010]となり、
加算回路20の第1の入力に送出する。オフフック時で
は、カウント値が18.38[ms]/0.125[m
sec]=147、バイナリデータ[9:1]=[01
0010011]となる。これを2の補数作成回路18
で、2の補数に変換して[101101101]とな
り、加算回路20の第1の入力に送出する。
信号がローレベルのとき、クロック信号CLK(ここで
は8[KHz]とする)をカウントするもので、そのカ
ウント値は、9ビットのバイナリデータで2の補数作成
回路18に送出される。2の補数作成回路18は、ロー
幅カウンタ17からのカウント値を、2の補数に変換す
るもので、2の補数に変換された信号は、加算回路20
の第1の入力に送出する。具体例では、オンフック時で
は、カウント値が20.75[ms]/0.125[m
sec]=166、バイナリデータ[9:1]=[01
0100110]となる。これを2の補数作成回路18
で2の補数に変換して[101011010]となり、
加算回路20の第1の入力に送出する。オフフック時で
は、カウント値が18.38[ms]/0.125[m
sec]=147、バイナリデータ[9:1]=[01
0010011]となる。これを2の補数作成回路18
で、2の補数に変換して[101101101]とな
り、加算回路20の第1の入力に送出する。
【0045】ハイ幅カウンタ19は、光受信部8の出力
信号がハイレベルのとき、クロック信号CLKをカウン
トするもので、そのカウント値出力は、9ビットのバイ
ナリデータで加算回路20の第2の入力に送出される。
具体例では、オンフック時のカウント値は19.25
[ms]/0.125[msec]=154となり、バ
イナリデータ[9:1]=[010011010]、オ
フフック時のカウント値は21.62[ms]/0.1
25[msec]=172となり、バイナリデータ
[9:1]=[010101100]となる。
信号がハイレベルのとき、クロック信号CLKをカウン
トするもので、そのカウント値出力は、9ビットのバイ
ナリデータで加算回路20の第2の入力に送出される。
具体例では、オンフック時のカウント値は19.25
[ms]/0.125[msec]=154となり、バ
イナリデータ[9:1]=[010011010]、オ
フフック時のカウント値は21.62[ms]/0.1
25[msec]=172となり、バイナリデータ
[9:1]=[010101100]となる。
【0046】この加算回路20は、ロー幅カウンタ17
のカウント値を2の補数に変換した値とハイ幅カウンタ
19のカウント値とを、光受信部8の出力波形がハイレ
ベルからローレベルに立ち下がるタイミングで加算す
る。この加算した結果、桁上がりビットが“0”のとき
をオンフック、桁上がりビットが“1”のときをオフフ
ックと判定する。例えば、オンフック時は、[1010
11010]+[010011010]=[01111
10100]となり、10ビット目の桁上がりビットが
“0”であるので、オンフックと判定でき、オフフック
時は、[101101101]+[01010110
0]=[1000011001]となり、10ビット目
の桁上がりビットが“1”であるので、オフフックと判
定できる。この判定結果は、リセット信号発生回路21
に送出される。
のカウント値を2の補数に変換した値とハイ幅カウンタ
19のカウント値とを、光受信部8の出力波形がハイレ
ベルからローレベルに立ち下がるタイミングで加算す
る。この加算した結果、桁上がりビットが“0”のとき
をオンフック、桁上がりビットが“1”のときをオフフ
ックと判定する。例えば、オンフック時は、[1010
11010]+[010011010]=[01111
10100]となり、10ビット目の桁上がりビットが
“0”であるので、オンフックと判定でき、オフフック
時は、[101101101]+[01010110
0]=[1000011001]となり、10ビット目
の桁上がりビットが“1”であるので、オフフックと判
定できる。この判定結果は、リセット信号発生回路21
に送出される。
【0047】このリセット信号発生回路21は、加算回
路20から出力されるオンフック/オフフック判定信号
をゲート信号として、リレー制御用フリップフロップ1
3へリセット信号を送出する。
路20から出力されるオンフック/オフフック判定信号
をゲート信号として、リレー制御用フリップフロップ1
3へリセット信号を送出する。
【0048】このフリップフロップ13は、上位からの
コマンドとして供給されるリレーオン信号によってセッ
トされ、呼出信号送出用リレー3の各接点r1,r2を
呼出信号源1側に接続し、リセット信号発生回路21か
らのリセット信号によってリセットされ、呼出信号送出
用リレー3の各接点r1,r2を呼出信号源から切り離
す。
コマンドとして供給されるリレーオン信号によってセッ
トされ、呼出信号送出用リレー3の各接点r1,r2を
呼出信号源1側に接続し、リセット信号発生回路21か
らのリセット信号によってリセットされ、呼出信号送出
用リレー3の各接点r1,r2を呼出信号源から切り離
す。
【0049】次に、呼出信号送出用リレー3の各接点r
1,r2を呼出信号源1から切り離すタイミングについ
て説明する。
1,r2を呼出信号源1から切り離すタイミングについ
て説明する。
【0050】上述したように、リセット信号発生回路2
1がリセット信号が出力されるタイミングは、光受信部
8の出力がハイレベルからローレベルに立ち下がるとき
であり、これは、リース抵抗2に流れる電流が減少する
方向で、(ツェナーダイオード15のツェナー電圧+発
光ダイオード7aのクランプ電圧)÷リース抵抗2の式
で表される値となった時である。(上記例では5[m
A])すなわち、呼出信号のゼロクロス点の直前に、リ
セット信号発生回路21のリセット信号が発生されるこ
とになり、リレーの遅延時間を考慮すれば、実際にリレ
ーが切り離されるタイミングを、よりゼロクロス点に近
くすることが可能となる。
1がリセット信号が出力されるタイミングは、光受信部
8の出力がハイレベルからローレベルに立ち下がるとき
であり、これは、リース抵抗2に流れる電流が減少する
方向で、(ツェナーダイオード15のツェナー電圧+発
光ダイオード7aのクランプ電圧)÷リース抵抗2の式
で表される値となった時である。(上記例では5[m
A])すなわち、呼出信号のゼロクロス点の直前に、リ
セット信号発生回路21のリセット信号が発生されるこ
とになり、リレーの遅延時間を考慮すれば、実際にリレ
ーが切り離されるタイミングを、よりゼロクロス点に近
くすることが可能となる。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
呼出信号源、加入者線のループ抵抗、リーク抵抗などの
変動の影響を受けずに、トリップ検出が行なえ、さらに
リレーの遅延時間を考慮したリセット信号を発生させる
ことができるため、呼出信号のゼロクロス点でリレーを
切り離すことが可能となり、リレー接点切替時の過電圧
を防止することができるリングトリップ回路を提供する
ことができる。
呼出信号源、加入者線のループ抵抗、リーク抵抗などの
変動の影響を受けずに、トリップ検出が行なえ、さらに
リレーの遅延時間を考慮したリセット信号を発生させる
ことができるため、呼出信号のゼロクロス点でリレーを
切り離すことが可能となり、リレー接点切替時の過電圧
を防止することができるリングトリップ回路を提供する
ことができる。
【図1】この発明のリングトリップ回路の一実施形態を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図2】図1のリングトリップ回路の動作を説明するた
めの説明図である。
めの説明図である。
【図3】従来のリングトリップ回路の構成例を示す回路
図である。
図である。
【図4】図3のリングトリップ回路の動作を説明するた
めの説明図である。
めの説明図である。
1 呼出信号源 2 リース抵抗 3 呼出信号送出用リレー 4 加入者線 5 端末 6,14 電流制限抵抗 7 光送信部 7a,7b 発光ダイオード 8 光受信部 8a フォトトランジスタ 8b 抵抗 9 論理回路 10 カウンタ(CNT) 11 デジタルコンパレータ(CMP) 12 リセット信号発生回路 13 リレー制御用フリップフロップ 15 ツェナーダイオード 16 ダイオード 17 ロー幅カウンタ 18 2の補数作成回路 19 ハイ幅カウンタ 20 加算回路 21 リセット信号発生回路
Claims (3)
- 【請求項1】 交流信号に直流電圧を重畳し呼出信号を
生成する呼出信号源と、この呼出信号源に一端を直列に
接続する電流検出制御用のリース抵抗と、加入者線の伝
送線に前記リース抵抗を介して前記呼出信号を選択的に
供給するリレースイッチと、前記呼出信号の電流に対応
して光信号を出力する光送信部と、を有し、前記光信号
を受信して、端末応答を検出し前記呼出信号のゼロクロ
ス点に同期して前記リレースイッチを遮断するリングト
リップ回路において、前記光送信部が、前記ゼロクロス
点における電流レベルより偏倚した電流レベルで発光す
る光信号を出力することを特徴とするリングトリップ回
路。 - 【請求項2】 前記光送信部が、前記リース抵抗の他端
に一端を接続する電流制限抵抗と、この電流制限抵抗の
他端に一端を接続し他端間電圧が一定である定電圧手段
と、この定電圧手段の他端にアノードを接続し前記リー
ス抵抗の他端にカソードを接続する発光ダイオードと、
前記定電圧手段の一端にカソードを接続し前記発光ダイ
オードのカソードにアノードを接続するダイオードと、
を備える、請求項1記載のリングトリップ回路。 - 【請求項3】 前記定電圧手段が、前記電流制限抵抗の
他端にカソードを接続し前記発光ダイオードのアノード
にアノードを接続するツェナーダイオードである、請求
項2記載のリングトリップ回路。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8315110A JPH10164223A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | リングトリップ回路 |
CN97125232A CN1192621A (zh) | 1996-11-26 | 1997-11-26 | 用于终止呼叫信号的振铃切断电路 |
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