JPH10163817A - テレビチューナの調整装置 - Google Patents

テレビチューナの調整装置

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JPH10163817A
JPH10163817A JP8315784A JP31578496A JPH10163817A JP H10163817 A JPH10163817 A JP H10163817A JP 8315784 A JP8315784 A JP 8315784A JP 31578496 A JP31578496 A JP 31578496A JP H10163817 A JPH10163817 A JP H10163817A
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JP
Japan
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adjustment
voltage
control
control information
microcomputer
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JP8315784A
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English (en)
Inventor
Shoichiro Nishimura
昭一郎 西村
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 作業者が画面上の表示に対応しながら作業し
ているため、調整に時間がかかったり、誤りが生じる可
能性があった。 【解決手段】 IICバス30に接続された制御情報出
力手段としてのマイコン40はA/D変換ポートADP
1,ADP2を備えており、調整電圧出力手段としての
1chipIC10におけるAGC電圧とAFT電圧と
を計測可能となっているため、所定の調整環境下で各調
整電圧を計測するとともにそれぞれが所定の基準電圧と
なるように制御情報を形成して記憶手段としてのEEP
ROM50に書き込みつつ、同制御情報を1chipI
C10に書き込むため、AGC電圧とAFT電圧とが所
定の基準電圧となるとともに平常時には同制御情報がE
EPROM50から読み出されてIC10に書き込ま
れ、所望の受信制御が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビチューナの
調整装置に関し、特に、工場での調整時に利用するテレ
ビチューナの調整装置に関する。なお、本発明でいうテ
レビチューナとは、アンテナ端子から入力されるテレビ
電波を受信し受信しようとする放送のテレビ電波を選択
・増幅し映像信号及び音声信号を特定の中間周波信号
(例えば、映像信号は58.75MHz、音声信号は5
4.25MHz)に周波数変換する装置を意味し、テレ
ビジョン受信機、ビデオテープレコーダ、チューナユニ
ット等の本体機器に内蔵される装置をさす。また、テレ
ビチューナの調整装置は該テレビチューナに内蔵される
場合も存在するが、内蔵されない構造の方が一般的であ
る。
【0002】
【従来の技術】テレビチューナにおいては、各種の自動
調整回路が備えられているが、この自動調整回路が正し
く動作するように工場では電圧値などの調整が行われて
いる。その一例として、受信信号の強度が基準の強度と
なるように増幅するオートゲインコントロール(以下、
単にAGCという)についても工場ではAGC電圧が一
定となるように調整しなければならない。
【0003】従来、このAGC電圧は次のように行って
いた。リモコンを操作してテレビジョンを調整モードに
すると、画面上には設定データをAGC電圧で表示する
ので、リモコンのチャンネルアップキーあるいはチャン
ネルダウンキーを押してAGC電圧が希望する電圧とな
るように設定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のテレビ
チューナの調整装置においては、作業者が画面上の表示
に対応しながら作業しているため、調整に時間がかかっ
たり、誤りが生じる可能性があるという課題があった。
【0005】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、より簡易であって正確に調整することが可能な
テレビチューナの調整装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、テレビチューナにおける
受信用の調整電圧を設定するテレビチューナの自動調整
装置であって、所定の制御情報を入力して上記調整電圧
を出力する調整電圧出力手段と、所定環境下で同調整電
圧出力手段からの上記調整電圧を計測して同調整電圧を
所定値とさせるための上記制御情報を出力する制御情報
出力手段と、この制御情報出力手段から出力された上記
制御情報を記憶して通常時に上記電圧出力手段に出力す
る制御情報記憶手段とを具備する構成としてある。
【0007】調整電圧出力手段は所定の制御情報を入力
してテレビチューナにおける受信用の調整電圧を出力す
るが、制御情報出力手段は所定環境下で同調整電圧出力
手段からの上記調整電圧を計測して同調整電圧を所定値
とさせるための上記制御情報を出力するので、上記調整
電圧出力手段はこの制御情報に対応して上記所定値とな
った調整電圧を出力するようになり、また、制御情報記
憶手段は上記制御情報出力手段から出力された上記制御
情報を記憶する一方、通常時には上記電圧出力手段に出
力して上記調整電圧が所定値となるようにする。
【0008】また、請求項2にかかる発明は、上記請求
項1に記載のテレビチューナの調整装置であって、上記
制御情報出力手段は、A/D変換ポートを有するととも
に所定のバスに接続されたマイコンで構成されるととも
に、上記制御情報記憶手段は、上記バスに接続されると
ともに情報を記憶及び出力可能な記憶素子で構成され、
かつ、上記調整電圧出力手段は、上記バスに接続されて
所定の制御情報に応じてテレビ放送の受信を制御すると
ともに受信制御に対応した調整信号を出力する制御素子
で構成され、上記マイコンは、所定環境下で上記制御素
子からの調整信号電圧を上記A/D変換ポートにて計測
するとともに同調整信号電圧を所定の基準値となるよう
にする制御情報を上記バスを介して出力し、上記記憶素
子は、上記バスを介して上記マイコンが上記制御情報を
出力したときに同制御情報を記憶するとともに所定時に
同制御情報を上記バスを介して出力し、上記制御素子
は、上記バスを介して上記制御情報を上記マイコンある
いは記憶素子から入力するようにしてある。
【0009】上記のように構成した請求項2にかかる発
明においては、制御素子はバスを介して入力される制御
情報に応じてテレビ放送の受信を制御するとともに受信
制御に対応した調整信号を出力するようになっており、
調整時の所定環境下で上記マイコンは上記制御素子から
の調整信号電圧を上記A/D変換ポートにて計測する
と、同調整信号電圧が所定の基準値となるようにする制
御情報を上記バスを介して出力する。すると、上記記憶
素子は同バスを介して上記マイコンが出力した上記制御
情報を記憶するし、上記制御素子は同制御情報に応じて
受信を制御して同受信制御に対応した調整信号を出力す
る。この制御によって制御素子に対する適切な制御情報
が得られ、また、同情報が記憶素子に記憶されるので、
調整時以外の所定時には同記憶素子から出力される制御
情報に応じて制御素子が作動する。
【0010】ここにおける調整電圧出力手段としての制
御素子は、テレビ放送の受信を制御するものであれば良
く、各種の制御回路などに適用可能である。その一例と
して、請求項3にかかる発明は、上記請求項2に記載の
テレビチューナの調整装置において、上記制御素子は、
テレビチューナにおけるオートゲインコントロール回路
であり、上記調整信号はオートゲインコントロール電圧
である構成としてある。
【0011】上記のように構成した請求項3にかかる発
明においては、制御素子がテレビチューナにおけるオー
トゲインコントロール回路として構成されているので、
テレビ放送を受信したときにおける受信信号の強度が一
定基準となるように増幅率を調整しなければならず、調
整用に適した強度の基準電波に対するオートゲインコン
トロール電圧が上記調整信号となり、この調整用の環境
下で同オートゲインコントロール電圧が所定電圧となる
ように制御する。
【0012】一方、制御素子として適用可能な他の一例
として、請求項4にかかる発明は、上記請求項2に記載
のテレビチューナの調整装置において、上記制御素子
は、テレビチューナにおけるオートファインチューニン
グ回路であり、上記調整信号は局部発信回路における発
信周波数に対応したオートファインチューニング電圧で
ある構成としてある。上記のように構成した請求項4に
かかる発明においては、制御素子がテレビチューナにお
けるオートファインチューニング回路として構成されて
おり、局部発信回路における発信周波数を正確に維持す
るためのオートファインチューニング電圧が調整信号と
なり、所定の調整環境下で同オートファインチューニン
グ電圧が所定電圧となるように制御する。
【0013】むろん、これらの調整回路に関わらず、他
の種々の調整回路に適用することも可能である。また、
上記制御情報記憶手段としての記憶素子としては、バス
に接続されて情報を記憶及び出力可能であればよく、各
種の構成が可能である。その一例として、EEPROM
であったり、バッテリーバックアップによるCMOSメ
モリなどが適用可能である。むろん、これら以外にも各
種の記憶デバイスが適用可能であることはいうまでもな
い。
【0014】ところで、このバスについても、上記制御
素子や記憶素子やマイコンなどが制御情報の入出力に利
用可能であればよく、特に限定される必要はない。その
一例としてシリアル転送のIICバスなどが適用可能で
あるが、パラレル転送のバスであっても可能である。さ
て、上記制御情報出力手段としてのマイコンはA/D変
換ポートを有するとともに同A/D変換ポートにて計測
した調整信号電圧に応じて制御情報をバスを介して出力
可能であればよい。従って、ディジタルコンピュータチ
ップであっても良いし、アナログコンピュータチップで
もよい。また、このような制御が可能であれば制御情報
出力手段としては必ずしもマイクロコンピュータに限定
される必要はなく、ワイヤロジック回路などでであって
も構わない。むろん、バスによっては情報の入出力の形
態を適宜変更すればよい。
【0015】かかる制御情報出力手段としてのマイコン
が上記調整用の環境下で上述した制御を実行するか否か
などの操作は特別のスイッチなどを備えておいて操作す
るようにしておくことも可能であるが、請求項5にかか
る発明は、上記請求項2〜請求項4に記載のテレビチュ
ーナの調整装置において、上記マイコンには、リモコン
手段が接続され、同リモコン手段にて上記調整の指示を
行うようにした構成としてある。
【0016】テレビジョンにおいては、リモコン手段が
装備されているのが通常であり、同リモコン手段を利用
して調整の指示を行う。これにより、操作手段を個別に
用意する必要が無くなる。また、請求項6にかかる発明
は、上記請求項5に記載のテレビチューナの調整装置に
おいて、上記マイコンは、上記リモコン手段を介して入
力される指示に応じて調整を自動実行する自動モード
と、同リモコン手段を介して調整を行う手動モードとを
切り換え可能に構成されている構成としてある。
【0017】一般的には上記マイコンが制御を実行すれ
ばよいもの、リモコン手段による手動操作に対応できる
ようにすることにより選択の余地が広がることになる。
制御情報出力手段が上述した制御を実行することが可能
である場合に、実際の制御の結果は計測しなければ判明
できないので不便なこともあり、そのため請求項7にか
かる発明は、上記請求項2〜請求項6に記載のテレビチ
ューナの調整装置において、上記マイコンには、オンス
クリーン表示手段が接続され、上記調整時に動作状況を
表示させる構成としてある。
【0018】テレビジョンではその画面を利用してチャ
ンネル表示などを行なうオンスクリーン表示手段が備え
られていることもあり、このオンスクリーン表示手段に
よって調整時に動作状況を表示させることにより、調整
の実行が視認できる。この他、他の適用例として、請求
項8にかかる発明は、オートゲインコントロールの増幅
率を調整するために所定の環境下でのオートゲインコン
トロール電圧を一定基準とするにあたり、所定の制御情
報に応じた増幅率として上記オートゲインコントロール
電圧を出力するオートゲインコントロール手段と、A/
D変換ポートを有するとともに上記環境下にて同A/D
変換ポートで同オートゲインコントロール電圧を計測す
るとともに所定の制御手順に従って同オートゲインコン
トロール電圧が上記一定基準となるように上記制御情報
を出力する制御情報出力手段と、上記環境下にて出力さ
れる上記制御情報を保持するとともに通常時には同保持
されている制御情報を上記オートゲインコントロール手
段に出力する制御情報記憶手段とを具備する構成として
ある。
【0019】上記のように構成した請求項8にかかる発
明においては、オートゲインコントロールの増幅率を調
整するために所定の環境下でのオートゲインコントロー
ル電圧を一定基準とするにあたり、オートゲインコント
ロール手段は所定の制御情報に応じた増幅率としてオー
トゲインコントロール電圧を出力するようになってお
り、A/D変換ポートを有する制御情報出力手段は所定
の環境下にて同A/D変換ポートで上記オートゲインコ
ントロール電圧を計測するとともに所定の制御手順に従
って同オートゲインコントロール電圧が上記一定基準と
なるように上記制御情報を出力する。すると、この制御
情報を入力するオートゲインコントロール手段は同制御
情報に応じた増幅率となるのでオートゲインコントロー
ル電圧も所定値となり、また、制御情報記憶手段はこの
制御情報を保持するとともに通常時には同保持されてい
る制御情報を上記オートゲインコントロール手段に出力
して適切な増幅率となる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、人手を介
して行わなければならなかったテレビチューナの調整を
正確かつ迅速に行うことが可能なテレビチューナの調整
装置を提供することができる。また、請求項2にかかる
発明によれば、マイコンやバスを利用して簡易な構成で
実現可能となる。さらに、請求項3にかかる発明によれ
ば、オートゲインコントロールを調整可能となる。さら
に、請求項4にかかる発明によれば、オートファインチ
ューニングのための発信周波数を適切にするためのオー
トファインチューニング電圧を調整可能となる。
【0021】さらに、請求項5にかかる発明によれば、
リモコン手段を操作手段として強要することにより、個
別に操作手段を用意する必要が無くなる。さらに、請求
項6にかかる発明によれば、自動モードと手動モードと
を選択可能とすることにより、調整の選択の自由度を大
きくすることができる。さらに、請求項7にかかる発明
によれば、実際の調整状況を視認できるので、確認が容
易となる。さらに、請求項8にかかる発明によれば、オ
ートゲインコントロールに特化して調整可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かるテレビチューナの調整装置をブロック図により示し
ている。同図において、1chipIC(以下、単にI
Cと呼ぶ)10はカラーテレビジョン受像機の小信号処
理回路を1チップのICで構成したものであり、チュー
ナ20に接続されるとともに内部には映像中間周波増幅
回路、音声信号処理回路、カラー信号処理回路、映像信
号処理回路、変更信号処理回路などが備えられている。
むろん、この中には自動利得制御を行うオートゲインコ
ントロール回路であったり、オートファインチューニン
グ回路なども含まれている。また、このIC10はII
Cバス(以下、単にバスと呼ぶ)30に接続され、同バ
ス30を介して各種の受信制御情報を設定可能となって
いる。
【0023】図においてはほとんどの信号ピンを省略し
ているが、1番信号ピンは上記オートファインチューニ
ング回路における局部発信回路へ印加する電圧を設定す
るためのAFT電圧設定用端子であり、3番信号ピンは
上記オートゲインコントロール回路におけるRFAGC
電圧出力端子であり、11番信号ピンはバス30のクロ
ック入力端子であり、15番信号ピンは同バス30のデ
ータ入出力端子となっている。そして、後述するように
同バス30を介して設定される制御情報に応じて各種の
自動調整回路の初期値などが設定可能となっている。す
なわち、オートゲインコントロール回路においては、増
幅率が同制御情報に応じて変更可能となっており、同増
幅率に応じて上記RFAGC電圧も変化することにな
る。また、オートファインチューニング回路において
は、同制御情報に応じてAFT電圧を設定可能となって
おり、このようにして設定されるAFT電圧を局部発信
回路へ印加することにより所望の周波数で発振を行える
ようにしている。
【0024】このように当該IC10はバス30に接続
されており、当該バス30を介して設定される制御情報
に応じて上述したAFT電圧設定用端子におけるAFT
電圧とRFAGC電圧出力端子におけるRFAGC電圧
とが調整可能となっている。従って、本実施形態ではこ
のIC10が調整電圧出力手段としての制御素子に該当
する。本実施形態においては、受像機回路におけるAF
T電圧やRFAGC電圧を調整電圧に選択しているが、
これら以外のものにも応用可能なことはいうまでもな
い。
【0025】上記バス30には各種の制御を行うマイコ
ン40が接続されている。同マイコン40においても図
においてはほとんどの信号ピンを省略しているが、上記
バス30に接続するためのクロック入力端子41ととも
にデータ入出力端子42を備えている。また、このマイ
コン40には複数のA/D変換ポートが備えられてお
り、一つ目のA/D変換ポートADP1は上記RFAG
C電圧出力端子とグランドとの間に直列接続した二つの
抵抗51,52の中間点に接続されている。このように
RFAGC電圧出力端子とグランドとの間で抵抗51,
52を直列接続するとともにその中間点に上記A/D変
換ポートADP1を接続することにより、RFAGC電
圧出力端子の電圧を一定割合で分圧した電圧が計測可能
となっている。
【0026】また、二つ目のA/D変換ポートADP2
は、電源供給線とグランドとの間に抵抗53〜55を直
列接続した状態におけるグランドに近い側の抵抗54,
55の間の接続点に接続され、上記AFT電圧設定用端
子を電源供給線に近い側の抵抗53,54の間の接続点
に接続してある。この場合もA/D変換ポートADP2
はAFT電圧を一定割合で分圧した電圧を計測可能とな
っている。なお、AFT電圧の場合は中間周波に変換す
るための発振周波数を決定するものであり、電源供給線
とグランドとの間に抵抗53〜55を直列接続すること
によって変化幅が小さくなるようにしている。
【0027】マイコン40は各種の制御に対応したプロ
グラムを実行するが、図2〜図6はそのうちの工場にお
けるAGC調整とAFT調整の制御手順に対応したフロ
ーチャートを示している。このフローチャートについて
は後で詳述するが、かかる制御フローに従ってA/D変
換ポートADP1,ADP2にてAFT電圧とAGC電
圧を計測しつつ上記IC10におけるAFTコントロー
ルデータやAGCコントロールデータといった制御情報
を設定させるため、この意味で本マイコン40が制御情
報出力手段としてのマイコンを構成している。
【0028】本実施形態においては、図2〜図6に対応
したフローチャートに沿って制御を行ういわゆるディジ
タルマイコンを想定しているが、AFT電圧やAGC電
圧を計測してこれらの値が所定値となるようにIC10
の制御情報を設定できるものであればアナログマイコン
やワイヤロジック回路などでも構わない。また、かかる
ディジタルマイコンを採用する関係上、バス30として
IICバスのようなシリアルバスを採用しているが、ア
ナログマイコンを採用する場合にはアナログ値での転送
を可能とするバスを採用しても構わない。ただし、かか
る規格化されたシリアルバスについては接続及び制御が
容易であり、また、汎用性も高いので実際の製造面での
メリットは大きい。
【0029】このバス30にはマイコン40が設定する
IC10のAFTコントロールデータやAGCコントロ
ールデータといった制御情報を記憶したり出力したりす
る記憶素子としてのEEPROM50も接続されてい
る。上記マイコン40は調整用の環境下で設定した上記
制御情報をこのEEPROM50に書き込むとともに、
通常時には同EEPROM50に書き込んだ制御情報を
読み出してIC10に設定することにより、IC10は
調整用の環境下で設定したのと同じ制御情報に基づいて
受信制御を実行できるようになっている。
【0030】マイコン40には各種の制御を指示するた
めの操作手段としてリモコン受信機60が接続されてお
り、マイコン40はリモコン61の操作を同リモコン受
信機60を介して検知することにより、同操作に応じて
通常時にはチャンネルなどの変更処理を実行するし、工
場調整時には各種の調整操作を実行するようになってい
る。リモコン受信機60やリモコン61については必ず
しも本調整に必須のものとはいえないが、個別の操作ス
イッチというハードウェアを備える場合に比べてソフト
ウェアの設定だけで済むのでコスト面で有利でもある
し、作業上も結線などの手間がない分だけより簡易にな
る。
【0031】また、マイコン40には各種の情報をテレ
ビ画面70に表示するためのオンスクリーン表示器80
が接続されており、上記マイコン40が同オンスクリー
ン表示器80に対して制御情報を設定すると、同制御情
報に対応する文字情報などをテレビ画面70上に映し出
すことができるようになっている。そして、後述するフ
ローチャートに従ってマイコン40が上記AFT調整や
AGC調整を実行する際に、その状況を図7に示すよう
にしてオンスクリーン表示させている。
【0032】このオンスクリーン表示器80についても
自動調整を行うだけであれば必須とはいえないが、調整
を実行したか否か、あるいは調整値が正しいのか否かな
どを計測器を使用するまでもなく視認できるようになる
ため、著しく利便性は向上する。次に、上記構成からな
る本実施形態の動作を図2〜図6に示すフローチャート
に沿って説明する。調整の制御は図2に示すメインルー
チンによって実行されている。マイコン40は、ステッ
プS102にてリモコン受信機60より信号を受信し、
工場調整モードに入るためのリモコン操作がされている
か否かを判断する。なお、AGC調整やAFT調整を工
場で調整する時には、試験電波を送り出すシグナルジェ
ネレータをチューナ20に接続し、テレビの4チャンネ
ルに相当する80dBの試験信号を供給するようにして
いる。すなわち、このような試験状態が調整環境に相当
する。
【0033】本実施形態においては、リモコン61の内
部に「FACTORY」キーを設置しておき、外部に開
口する小孔を介して同キーを押すことができるようにし
ているが、工場調整時にのみ使用するものであるため、
専用のキーを備えることなくリモコン61上の複数のキ
ーを同時に押すことによって「FACTORY」キーを
押したのと同様に扱うようにしても良い。調整モードと
して本実施形態においては、自動モードの他に手動モー
ドも用意しており、さらに、調整対象についてはAGC
調整とAFT調整が可能となっている。このため、「F
ACTORY」キーの押した後に、チャンネルの「2」
キーを押せばAGCの自動調整を指示するものとし、チ
ャンネルの「3」キーを押せばAFTの自動調整を指示
するものとし、チャンネルの「4」キーを押せばAGC
の手動調整を指示するものとし、チャンネルの「5」キ
ーを押せばAFTの手動調整を指示するものと決めてい
る。
【0034】作業者が工場調整モード用の「FACTO
RY」キーを押した場合には、上記マイコン40は工場
調整モードに入ったものと判断し、さらに同リモコン受
信機60より信号を受信してその調整が上述した四態様
のどのモードを指示しているのかを判断する。まず、チ
ャンネルの「2」キーを押しているかチャンネルの
「3」キーを押しているのであれば、ステップS104
を経て、ステップS106にてチャンネルの「2」キー
を押しているかを判定し、チャンネルの「2」キーを押
している場合にはステップS106にてAGC自動調整
のサブルーチンを実行する。
【0035】このAGC自動調整の処理手続を図3のフ
ローチャートに示している。マイコン40はステップS
202にて上記バス30を介してEEPROM50にア
クセスし、記録されているAGCコントロールデータを
読み出し、ステップS204にてIC10に対して同デ
ータを書き込む。この読み出し、及び書き込みは通常の
IISバスにおけるシリアル転送で行う。最初、EEP
ROM50に何も書き込まれていない状態においては初
期データがIC10に書き込まれることになるが、その
場合においても同データを制御情報としてオートゲイン
コントロール回路の増幅率が制御され、設定された増幅
率でチューナ20からの受信信号を増幅する。このとき
のAGC電圧が上述した試験環境において一定の基準電
圧であれば通常時のテレビ放送の受信において良好な受
信画像が得られることになっており、マイコン40はA
/D変換ポートADP1にて抵抗51と抵抗52の接続
点における電圧を計測する。上述したようにこの接続点
は上記RFAGC電圧出力端子の電圧を一定割合で分圧
した電圧となっており、計測電圧が「3.1〜3.3」
Vとなっていなければならない。
【0036】マイコン40は計測電圧をステップS20
8にてオンスクリーン表示器80にて表示せしめた後、
ステップS210にて同計測電圧が「3.1〜3.3」
Vの範囲内か否かを判断する。調整開始時にはこの範囲
内に入ってないことが通常であり、マイコン40はその
判断結果に従い、ステップS212にて同計測電圧が
「3.1〜3.3」Vに入るようにするために制御デー
タを形成する。
【0037】ここにおいて、制御データを大きくすれば
計測電圧が大きくなるという関係があれば計測電圧が
「3.1〜3.3」Vよりも低い場合に制御データを大
きくすればよいし、計測電圧が「3.1〜3.3」Vよ
りも高い場合に制御データを小さくすればよい。また、
必ずしもこのような関係がない場合には制御データの取
りうる値の中で順番に制御データを変化させていき、計
測電圧が「3.1〜3.3」Vの範囲に入ったところで
止めるといったことも可能である。
【0038】このようにして制御データを形成したら、
マイコン40はステップS214にて同形成した制御デ
ータをEEPROM50に書き込んで再びステップS2
02へと戻る。ステップS202以下では上述したのと
同じ処理を繰り返すことになり、その間にA/D変換ポ
ートADP1にて計測した電圧が「3.1〜3.3」V
の範囲に入ったらステップS210の判断で当該サブル
ーチンから抜け出す。抜け出した時点では、最後にEE
PROM50に書き込んだ制御データに基づいてオート
ゲインコントロールが実行され、そのときのRFAGC
電圧が一定基準となっているのであるからAGC調整が
順調に終了したといえる。
【0039】チャンネルの「2」キーを押した場合には
このようにしてAGC自動調整を実行した後、メインル
ーチンを終了するが、自動モードであってもチャンネル
の「3」キーを押した場合にはステップS110を経て
ステップS112にてAFT自動調整を実行する。この
AFT自動調整の処理手続は図4のフローチャートに示
している。大きな流れとしては図3に示すAGC自動調
整の処理手続に似ており、マイコン40はステップS3
02にて上記バス30を介してEEPROM50にアク
セスし、記録されているAFTコントロールデータを読
み出し、ステップS304にてIC10に対して同デー
タを書き込む。
【0040】書き込まれた制御情報に基づいてIC10
がAFT電圧を決定すると、マイコン40はステップS
306にてA/D変換ポートADP2にて抵抗54と抵
抗55の接続点における電圧を計測する。上述したよう
に同電圧は上記AFT電圧出力端子の電圧を一定割合で
分圧した電圧となっており、この計測電圧が「2.5〜
2.7」Vとなっていればオートファインチューニング
回路における局部発振回路が基準通りの周波数を発振さ
せているといえる。
【0041】マイコン40はこの計測電圧をステップS
308にてオンスクリーン表示器80にて表示せしめた
後、ステップS310にて同計測電圧が「2.5〜2.
7」Vの範囲内か否かを判断し、この範囲内に入ってな
い場合にはステップS312にて同計測電圧が「2.5
〜2.7」Vに入るようにするために制御データを形成
する。ここにおいて、制御データとAFT電圧との関係
についてはAGC電圧の場合と同様のことがいえ、制御
データを形成したら、マイコン40はステップS314
にて同形成した制御データをEEPROM50に書き込
んで再びステップS302へと戻る。そして、A/D変
換ポートADP2にて計測した電圧が「2.5〜2.
7」Vの範囲に入ったらステップS310の判断で当該
サブルーチンから抜け出す。抜け出した時点では、最後
にEEPROM50に書き込んだ制御データに基づいた
AFT電圧で局部発振回路が発振しており、AFT調整
が順調に終了したといえる。
【0042】以上のようにしてチャンネルの「2」キー
または「3」キーを押した場合には自動モードで調整が
終了する。これに対して、工場調整時に作業者がチャン
ネルの「4」キーを押した場合には、マイコン40はス
テップS104を経てステップS114にてチャンネル
の「4」キーが押し下げられているものと判断し、ステ
ップS116のAGC手動調整のサブルーチンを実行す
る。このAGC手動調整の処理手続を図5のフローチャ
ートに示している。マイコン40はステップS402に
て上記バス30を介してEEPROM50にアクセス
し、記録されているAGCコントロールデータを読み出
し、ステップS404にてIC10に対して同データを
書き込む。次に、マイコン40はA/D変換ポートAD
P1にて上述した抵抗51と抵抗52の接続点における
電圧を計測し、計測電圧をステップS408にてオンス
クリーン表示器80にて表示させる。
【0043】この後、マイコン40はリモコン受信機6
0より信号を受信して、リモコン61上のどのキーが押
されているかを判断する。ここでは、仕様上、チャンネ
ルアップキーを押せばAGC電圧を上昇させ、チャンネ
ルダウンキーを押せばAGC電圧を下降させ、チャンネ
ルの「0」キーを押せば終了するものと決めている。従
って、チャンネルアップキーが押されればステップS4
12へと進んで現在よりもAGC電圧を上昇させるよう
な制御データを形成し、ステップS416にて同データ
をEEPROM50に書き込み、上述したステップS4
02以下を繰り返す。従って、何回かチャンネルアップ
キーを押していけば徐々にAGC電圧を上昇させること
ができ、所望の電圧となったときにチャンネルの「0」
キーを押して処理を終了させればよい。また、チャンネ
ルダウンキーを押せばステップS414へと進んで現在
よりもAGC電圧を下降させるような制御データを形成
するので、ステップS416にて同データをEEPRO
M50に書き込み、上述したステップS402以下を繰
り返す。すると、何回かチャンネルダウンキーを押して
いけば徐々にAGC電圧を下降させることができ、所望
の電圧となったときにチャンネルの「0」キーを押して
処理を終了させることになる。
【0044】この例では、工場調整時に作業者がチャン
ネルの「4」キーを押した場合であったが、チャンネル
の「5」キーを押した場合には、マイコン40はステッ
プS104,S114を経てステップS118にてチャ
ンネルの「5」キーが押し下げられているものと判断
し、ステップS120のAFT手動調整のサブルーチン
を実行する。このAFT手動調整の処理手続を図6のフ
ローチャートに示している。マイコン40はステップS
502にて上記バス30を介してEEPROM50にア
クセスし、記録されているAFTコントロールデータを
読み出し、ステップS504にてIC10に対して同デ
ータを書き込む。次に、マイコン40はA/D変換ポー
トADP2にて上述した抵抗54と抵抗55の接続点に
おける電圧を計測し、計測電圧をステップS508にて
オンスクリーン表示器80にて表示させる。
【0045】この後、マイコン40はリモコン受信機6
0より信号を受信して、リモコン61上のどのキーが押
されているかを判断する。ここでは、仕様上、チャンネ
ルアップキーを押せばAFT電圧を上昇させ、チャンネ
ルダウンキーを押せばAFT電圧を下降させ、チャンネ
ルの「0」キーを押せば終了するものと決めている。従
って、チャンネルアップキーが押されればステップS5
12へと進んで現在よりもAFT電圧を上昇させるよう
な制御データを形成するし、チャンネルダウンキーを押
せばステップS514へと進んで現在よりもAFT電圧
を下降させるような制御データを形成する。この制御デ
ータはステップS516にてEEPROM50に書き込
まれ、上述したステップS502以下を繰り返すように
なっているため、チャンネルアップキーやチャンネルダ
ウンキーを押していけばAFT電圧を上昇または下降さ
せることができ、所望の電圧となったときにチャンネル
の「0」キーを押して処理を終了させればよい。
【0046】上述した実施形態においては、自動モード
のみならず手動モードまで備えて柔軟な調整を実行でき
るようにしているが、工場調整をより簡易化するための
変形例を図8及び図9に示している。図8に示すテレビ
チューナの調整装置においては、チューナ20の近辺に
マイクロスイッチ56を設置してあり、調整環境におい
てシグナルジェネレータからのケーブルを装着すると、
同マイクロスイッチ56が導通するようになっている。
マイクロスイッチ56はマイコン40におけるもう一つ
のA/D変換ポートADP3に接続されており、さらに
同A/D変換ポートADP3にはプルアップ用の抵抗5
7が接続されている。従って、マイコン40はこのA/
D変換ポートADP3により、マイクロスイッチ56が
導通する前はハイレベルを計測し、マイクロスイッチ5
6が導通するとグランドレベルを計測することになる。
一方、バス30にはLED表示制御器90が接続され、
AGC調整の実行を示すLED91とAFT調整の実行
を示すLED92とが接続されている。
【0047】かかる変形例におけるマイコン40の制御
フローチャートを図9に示しており、ステップS602
にてA/D変換ポートADP3の電圧を計測し、ステッ
プS604にてハイレベルであると判断したら何も調整
することなく当該処理を終了する。しかし、ハイレベル
でないと判断した場合には上述したように調整環境にあ
ってシグナルジェネレータのケーブルが接続されたもの
と判断できるから、ステップS606にてAGC自動調
整(2)を実行するとともに引き続いてステップS60
8にてAFT自動調整(2)を実行する。
【0048】これらのAGC自動調整(2)とAFT自
動調整(2)はそれぞれ図3及び図4に示すAGC自動
調整とAFT自動調整と基本的に同じであるが、それぞ
れステップS208とステップS308にてオンスクリ
ーン表示器80を介して表示制御を行っていたのに代え
て上記LED表示制御器90におけるLED91,92
の点灯を制御している点だけで相違する。そして、それ
ぞれの調整が終了したときにはLED91,92が点灯
するようになっている。
【0049】このようにする結果、工場で作業者がシグ
ナルジェネレータのケーブルを装着するだけで自動的に
AGC調整とAFT調整とが完了する。このように、I
ICバス30に接続された制御情報出力手段としてのマ
イコン40はA/D変換ポートADP1,ADP2を備
えており、調整電圧出力手段としての1chipIC1
0におけるAGC電圧とAFT電圧とを計測可能となっ
ているため、所定の調整環境下で各調整電圧を計測する
とともにそれぞれが所定の基準電圧となるように制御情
報を形成して記憶手段としてのEEPROM50に書き
込みつつ、同制御情報を1chipIC10に書き込む
ため、AGC電圧とAFT電圧とが所定の基準電圧とな
るとともに平常時には同制御情報がEEPROM50か
ら読み出されてIC10に書き込まれ、所望の受信制御
が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるテレビチューナの
調整装置のブロック図である。
【図2】同テレビチューナの調整装置のメインの制御処
理を示すフローチャートである。
【図3】同テレビチューナの調整装置におけるAGC自
動調整の処理を示すフローチャートである。
【図4】同テレビチューナの調整装置におけるAFT自
動調整の処理を示すフローチャートである。
【図5】同テレビチューナの調整装置におけるAGC手
動調整の処理を示すフローチャートである。
【図6】同テレビチューナの調整装置におけるAFT手
動調整の処理を示すフローチャートである。
【図7】調整処理中の画面表示を示す図である。
【図8】本発明の変形例にかかるテレビチューナの調整
装置のブロック図である。
【図9】同変形例にかかるメインの制御処理を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10…1chipIC 20…チューナ 30…IICバス 40…マイコン 41…クロック入力端子 42…データ入出力端子 50…EEPROM 51〜55,57…抵抗 56…マイクロスイッチ 60…リモコン受信機 61…リモコン 70…テレビ画面 80…オンスクリーン表示器 90…LED表示制御器 91,92…LED

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビチューナにおける受信用の調整電
    圧を設定するテレビチューナの調整装置であって、 所定の制御情報を入力して上記調整電圧を出力する調整
    電圧出力手段と、 所定環境下で同調整電圧出力手段からの上記調整電圧を
    計測して同調整電圧を所定値とさせるための上記制御情
    報を出力する制御情報出力手段と、 この制御情報出力手段から出力された上記制御情報を記
    憶して通常時に上記電圧出力手段に出力する制御情報記
    憶手段とを具備することを特徴とするテレビチューナの
    調整装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のテレビチューナの
    調整装置であって、 上記制御情報出力手段は、A/D変換ポートを有すると
    ともに所定のバスに接続されたマイコンで構成されると
    ともに、上記制御情報記憶手段は、上記バスに接続され
    るとともに情報を記憶及び出力可能な記憶素子で構成さ
    れ、かつ、上記調整電圧出力手段は、上記バスに接続さ
    れて所定の制御情報に応じてテレビ放送の受信を制御す
    るとともに受信制御に対応した調整信号を出力する制御
    素子で構成され、 上記マイコンは、所定環境下で上記制御素子からの調整
    信号電圧を上記A/D変換ポートにて計測するとともに
    同調整信号電圧を所定の基準値となるようにする制御情
    報を上記バスを介して出力し、 上記記憶素子は、上記バスを介して上記マイコンが上記
    制御情報を出力したときに同制御情報を記憶するととも
    に所定時に同制御情報を上記バスを介して出力し、 上記制御素子は、上記バスを介して上記制御情報を上記
    マイコンあるいは記憶素子から入力することを特徴とす
    るテレビチューナの調整装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項2に記載のテレビチューナの
    調整装置において、上記制御素子は、テレビチューナに
    おけるオートゲインコントロール回路であり、上記調整
    信号はオートゲインコントロール電圧であることを特徴
    とするテレビチューナの調整装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項2に記載のテレビチューナの
    調整装置において、上記制御素子は、テレビチューナに
    おけるオートファインチューニング回路であり、上記調
    整信号は局部発信回路における発信周波数に対応したオ
    ートファインチューニング電圧であることを特徴とする
    テレビチューナの調整装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項2〜請求項4に記載のテレビ
    チューナの調整装置において、上記マイコンには、リモ
    コン手段が接続され、同リモコン手段にて上記調整の指
    示を行うようにしたことを特徴とするテレビチューナの
    調整装置。
  6. 【請求項6】 上記請求項5に記載のテレビチューナの
    調整装置において、上記マイコンは、上記リモコン手段
    を介して入力される指示に応じて調整を自動実行する自
    動モードと、同リモコン手段を介して調整を行う手動モ
    ードとを切り換え可能に構成されていることを特徴とす
    るテレビチューナの調整装置。
  7. 【請求項7】 上記請求項2〜請求項6に記載のテレビ
    チューナの調整装置において、上記マイコンには、オン
    スクリーン表示手段が接続され、上記調整時に動作状況
    を表示させることを特徴とするテレビチューナの調整装
    置。
  8. 【請求項8】 オートゲインコントロールの増幅率を調
    整するために所定の環境下でのオートゲインコントロー
    ル電圧を一定基準とするにあたり、 所定の制御情報に応じた増幅率として上記オートゲイン
    コントロール電圧を出力するオートゲインコントロール
    手段と、 A/D変換ポートを有するとともに上記環境下にて同A
    /D変換ポートで同オートゲインコントロール電圧を計
    測するとともに所定の制御手順に従って同オートゲイン
    コントロール電圧が上記一定基準となるように上記制御
    情報を出力する制御情報出力手段と、 上記環境下にて出力される上記制御情報を保持するとと
    もに通常時には同保持されている制御情報を上記オート
    ゲインコントロール手段に出力する制御情報記憶手段と
    を具備することを特徴とするテレビチューナの調整装
    置。
JP8315784A 1996-11-27 1996-11-27 テレビチューナの調整装置 Pending JPH10163817A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006333126A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Funai Electric Co Ltd テレビジョン
US8305501B2 (en) 2010-01-15 2012-11-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus and method of presetting reception channel

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JP2006333126A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Funai Electric Co Ltd テレビジョン
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