JPH10162197A - 媒体検出機構 - Google Patents

媒体検出機構

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JPH10162197A
JPH10162197A JP8321315A JP32131596A JPH10162197A JP H10162197 A JPH10162197 A JP H10162197A JP 8321315 A JP8321315 A JP 8321315A JP 32131596 A JP32131596 A JP 32131596A JP H10162197 A JPH10162197 A JP H10162197A
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JP
Japan
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light
holding plate
temporary holding
medium
banknote
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Withdrawn
Application number
JP8321315A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinari Kobayashi
義成 小林
Isao Miyaie
勲 宮家
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確に紙幣有無の検出を行うことができる媒
体検出機構を提供する。 【解決手段】 ミラ−10を、一時保留板5上の紙幣に
対して傾けた状態で、一時保留板5に設置するととも
に、発光素子16aからの光が、ミラ−10に当たる
と、反射して受光素子16bに届く位置に、発光素子1
6aと受光素子16bとを配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、媒体の有無を検出する
媒体検出機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動取引装置は紙幣入出金部を備
えている。この紙幣入出金部は、金種別の紙幣収納庫を
備えており、この紙幣収納庫には、鑑別部から搬送され
てきた紙幣(顧客から紙幣入出金部に投入された紙幣あ
るいは補充のための紙幣)が集積手段により投入され
る。
【0003】紙幣収納庫には、紙幣を一時的に集積する
一時保留板が、キャリアに支持されることにより、紙幣
収納庫の側板の一部が切りかかれて形成された出入孔か
ら内部あるいは外部に出入り可能となっている。またこ
の一時保留板は、紙幣が集積されるステ−ジの移動方向
と直交する方向に移動可能となっている。一時保留板
は、上記ステ−ジに押圧されることにより、キャリアか
ら離れて紙幣収納庫内で上昇することが可能であり、ま
た、自重で下降することも可能である。
【0004】入金取引時には、一時保留板は出入孔から
紙幣収納庫内へ移動しており、ステ−ジで押し上げられ
てキャリアから離れ、紙幣収納庫の上方の繰出部に位置
付けられている。そして、鑑別部から搬送されてきた紙
幣が集積手段により紙幣収納庫内へ投入され、一時保留
板上に集積される。そして一時保留板は、集積枚数の増
加に伴い下降するステ−ジと共に下降し、キャリアに戻
る。
【0005】そして、入金取引時に取引が成立した後、
あるいは紙幣補充時に一定枚数の紙幣が集積された後、
一時保留板はキャリアに支持されて上記出入孔から紙幣
収納庫外へ移動する。そしてそれにより、一時保留板上
の紙幣は紙幣収納庫内部に落下し、ステ−ジ上に集積さ
れる。
【0006】ここで、入金取引において、一時保留板上
への紙幣の集積後、取引の取り消しが行われた場合に
は、紙幣収納庫の上端付近に設けられている繰出し手段
に一時保留板上の紙幣を押し付け、1枚づつ繰り出して
入出金口に戻すため、一時保留板は、紙幣の繰出しに伴
って上昇するように制御される。
【0007】繰出し動作終了後には、一時保留板上の紙
幣を全て顧客に返却したか否かを確認する必要がある。
このため、従来の紙幣収納庫においては、紙幣検出のた
めに、媒体検出機構を備えており、一時保留板の紙幣が
集積される箇所にミラ−を設け、また、ミラ−の上部の
紙幣収納庫に受光素子と発光素子とを隣り合って設け、
発光素子から発せられた光が、ミラ−に反射し、受光素
子が受光すると、「紙幣無し」、発光素子から発せられ
た光が、紙幣に遮られ、受光素子に戻らないと、「紙幣
有り」と判断している。
【0008】なお、出金取引時や紙幣回収時はステ−ジ
上の紙幣を繰出し手段に押しつけて、1枚ずつ繰り出す
ので、その動作の妨げにならないように、一時保留板は
紙幣収納庫外に移動し、待機する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の媒体検出機
構においては、発光素子からの光はミラ−に反射するだ
けではなく、一時保留板上の紙幣に対しても反射してし
まう場合があった。すると、紙幣があるにもかかわら
ず、受光素子が受光するので、「紙幣無し」と判断して
しまうという問題点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明で設けた解決手段は、発光素子から発せられた
光が、反射部材に当たり、受光素子へ届くと、載置板上
には媒体無しと検出し、一方、発光素子から発せられた
光が、媒体に遮られ、受光素子へ届かないと、載置板上
に媒体有りと検出する媒体検出機構において、上記反射
部材を、載置板上の媒体に対して傾けた状態で設置する
とともに、上記発光素子からの光が、上記反射部材に反
射して受光素子に届く位置に、発光素子と受光素子とを
配置したものである。
【0011】媒体が載置板上にないときに、発光素子か
らの光が、反射部材に当たり、反射して受光素子に届く
構造となっているので、載置板上に媒体が存在している
とき、発光素子からの光は媒体に遮られ、受光素子に届
くことはない。
【0012】発光素子からの光が受光素子へと届くの
は、媒体が載置板上に存在していないときのみとなる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。なお、各図面に共通な要素に
は同一の符号を付す。
【0014】図1は一時保留板の一部とミラ−と媒体検
知センサを示す斜視図、図2は紙幣収納庫の構造を示す
説明図、図3は一時保留板とキャリアを示す平面図であ
る。図2において、紙幣1を収納する紙幣収納庫2に
は、前記紙幣1が集積されるステ−ジ3が設けられてい
る。このステ−ジ3は図示せぬ第1の駆動機構により矢
印A−B方向に移動自在となっている。
【0015】紙幣収納庫2を形成する側板2aの一部
は、切りかかれており、出入孔4が形成されている。こ
の出入孔4から、紙幣1を集積する一時保留板5が、後
述するキャリアにより紙幣収納庫2内部あるいは二点鎖
線で示す外部へと矢印C−D方向に出入りできるように
なっている。
【0016】紙幣収納庫2外であって、一時保留板5が
紙幣収納庫2外部へと移動したときに、後述するカバ−
に接触する位置に、ブラシ9が設けられている。このブ
ラシ9はカバ−に付着した埃を払い落とすためのもので
ある。
【0017】図3に示すように、一時保留板5の両側面
には、突起6a、6b、6c、6dが設けられている。
そして、この突起6a、6b、6c、6dは、一時保留
板5を支持するキャリア7に形成された凹部8a、8
b、8c、8dに挿入され、保持される。キャリア7は
図示せぬギヤ列を介して、図示せぬモ−タから駆動力を
受け、矢印C−D方向に一時保留板5を支持しながら移
動する。
【0018】図2に示すように、紙幣収納庫2の上部に
はロ−ラ機構11が設けられている。このロ−ラ機構1
1は、紙幣収納庫2内部に紙幣1を集積させる集積手段
と紙幣収納庫2内部から紙幣1を繰り出す繰出手段とを
兼ねており、繰出ロ−ラ12と、給紙ロ−ラ13と、該
給紙ロ−ラ13に圧接している分離ロ−ラ14とから構
成されている。
【0019】次に媒体検出機構20について説明する。
図1に示すように、一時保留板5には、紙幣1の載置面
に向かって一定間隔毎に凸部5aが形成されている。こ
の凸部5aに覆われるようにして、凸部5aの内部、す
なわち一時保留板5の下部には、一時保留板5に集積さ
れている紙幣1に対して傾斜した状態で、ミラ−10が
設けられている。このミラ−10は後述する発光素子か
らの光を反射する反射用ミラ−であり、ミラ−10の上
部に対向する位置の一時保留板5には、透明なカバ−1
5が設けられており、ミラ−10に埃等が付着しないよ
うになっている。
【0020】図示せぬ自動取引装置の側板には、発光素
子16aと受光素子16bとから成る媒体検知センサ1
6が設けられている。発光素子16aは、紙幣収納庫2
外から一時保留板5が紙幣収納庫2内部の基準位置まで
移動したときに、発光すると、ミラ−10に対して光が
当たる位置に設けられており、受光素子16bは、その
ときミラ−10に反射した光を受けることができる位置
に設けられている。
【0021】なお、紙幣収納庫2の一部は、発光素子1
6aからの光を通すために、及び受光素子16bに向か
うための光を通すために、図示せぬ孔が形成されてい
る。
【0022】また、図2に示すステ−ジ3も、図1に示
す一時保留板5と同じ形状となっており、一時保留板5
のミラ−10と同じ位置にミラ−17が設けられてい
る。そして、ステ−ジ3が一時保留板5の基準位置と同
じ位置に移動してきたときには、発光素子16aからの
光がミラ−17に当たり、ミラ−17に反射した光を受
光素子16bが受けることが可能となっている。
【0023】次に上記構成における媒体検出機構20の
制御系について図4に示すブロック図に従って説明す
る。図4は媒体検出機構の制御系を示すブロック図であ
る。図4において、制御部18には、発光素子16a及
び受光素子16bが接続されている。制御部18は、紙
幣1の有無を検出したい場合に、発光素子16aを発光
させると共に、受光素子16bから、受光したか否かの
情報を得る。この情報から制御部18は、一時保留板5
あるいはステ−ジ3上に紙幣1が存在するか否かを判断
する。制御部18にはまた、記憶部19が接続されてい
る。この記憶部19は、一時保留板5が紙幣収納庫2内
部に存在するか否か、ステ−ジ3、一時保留板5上に紙
幣1が存在するか否か等の情報を記憶し、その記憶内容
に応じて、制御部18が第1の駆動機構及び第2の駆動
機構等の制御を変える。
【0024】次に上記構成における紙幣収納庫2の動
作、ステ−ジ3、一時保留板5上の紙幣1の有無検出動
作について図1、図2、図3、図4を参照して説明す
る。
【0025】入金取引時、制御部18が、記憶部19の
記憶内容から一時保留板5が紙幣収納庫2内部に存在す
るか否かを確認し、一時保留板5が紙幣収納庫2外にあ
るときは第2の駆動機構により動作するキャリア7と共
に一時保留板5を矢印C方向へ移動させ、出入孔4から
紙幣収納庫2内部へと移動させ、基準位置(図2に実線
で示す位置)へと位置付ける。
【0026】一時保留板5が基準位置に位置付けられる
と、制御部18は記憶部19の記憶内容を、一時保留板
5が紙幣収納庫2内部に存在することを示す情報に更新
する。
【0027】その後、制御部18は第1の駆動機構によ
りステ−ジ3を矢印A方向へ移動させ、このステ−ジ3
上に紙幣1が集積されていない場合はステ−ジ3で直
接、あるいはステ−ジ3上に紙幣1が集積されている場
合は、この紙幣1を介して一時保留板5を矢印A方向へ
移動させる。この一時保留板5の突起6a、6b、6
c、6dは、キャリア7の凹部8a、8b、8c、8d
に挿入されているが、保持されているだけなので、一時
保留板5が矢印A方向から押し上げられると、突起6
a、6b、6c,6dはキャリア7の凹部8a、8b、
8c、8dから容易に外れ、これにより一時保留板5は
ステ−ジ3に押されて一定の位置まで矢印A方向に移動
する。
【0028】また、このとき、制御部18は、ロ−ラ機
構11の繰出ロ−ラ12及び給紙ロ−ラ13を図2に示
す矢印J方向に、また分離ロ−ラ14を矢印K方向にそ
れぞれ回転させる。この状態で図示せぬ鑑別部から入金
紙幣1が搬送されてくると、その紙幣1は前記繰出ロ−
ラ12、給紙ロ−ラ13、分離ロ−ラ14の回転により
一時保留板5上に順次集積され、その集積枚数の増加に
伴って、制御部18は第1の駆動機構によりステ−ジ3
を矢印B方向に移動させ、それと共に一時保留板5を矢
印B方向へと移動させる。
【0029】そして、入金取引時においては取引が成立
すると、制御部18により前記繰出ロ−ラ12、給紙ロ
−ラ13、分離ロ−ラ14の回転が停止され、その後、
制御部18が第1の駆動機構によりステ−ジ3と共に一
時保留板5を、基準位置まで矢印B方向に移動させる。
すると、一時保留板5の各々の突起6a、6b、6c、
6dはキャリア7の凹部8a、8b、8c、8dに挿入
され、保持される。
【0030】ここで制御部18は第2の駆動機構により
キャリア7を矢印D方向に移動させ、キャリア7を紙幣
収納庫2外へと移動させると共に、一時保留板5を出入
孔4から紙幣収納庫2外へと移動させる。すると、一時
保留板5上に集積されている紙幣1は図示せぬガイドに
当接し、紙幣収納庫2外へと移動せず、ステ−ジ3上に
落下して、集積される。
【0031】なお、前記入金取引において、一時保留板
5上への紙幣1の集積後、取引の取消が行われた場合に
は、制御部18が第1の駆動機構を駆動し、ステ−ジ3
を介して一時保留板5を矢印A方向に移動させて、一時
保留板5上の紙幣を繰出ロ−ラ12に圧接させて、繰出
ロ−ラ12及び給紙ロ−ラ13を矢印K方向に、分離ロ
−ラ14を矢印J方向に回転させ、紙幣1を一枚づつ繰
り出して図示せぬ入出金口へ戻す。
【0032】その後、制御部18が第1の駆動機構によ
りステ−ジ3と共に一時保留板5を、基準位置まで矢印
B方向に移動させる。すると、一時保留板5の各々の突
起6a、6b、6c、6dはキャリア7の凹部8a、8
b、8c、8dに挿入され、保持される。この位置で、
発光素子16aが光を発すると、発光素子16aから発
せられた光がミラ−10に反射し、一時保留板5上に紙
幣1が存在していない場合には、受光素子16bに光が
届き、受光素子16bから、受光したことが制御部18
に送信され、一時保留板5上に紙幣が存在していないこ
とが確認される。一方、一時保留板5上に紙幣1が存在
している場合には、ミラ−10に反射した光が紙幣1に
遮られ、受光素子16bに届かないので、受光素子16
bから、受光しなかったことが制御部18に送信され、
一時保留板5上に紙幣が存在していることが確認され
る。
【0033】発光素子16aから発せられた光は、紙幣
1の有無にかかわらず、ミラ−10に反射するが、紙幣
1の有無に応じて、ミラ−10に反射した光が受光素子
16bに届くか否かの変化が発生する。従って、一時保
留板5上の紙幣1自体による反射光に影響されることな
く、確実に一時保留部5上に紙幣1が存在しているか否
かを検出することが可能となる。また、発光素子16a
から発せられた光は、ステ−ジ3上の紙幣1と平行な方
向に向かうので、一時保留板5の下部に位置するステ−
ジ3上の紙幣1に影響されることなく、ミラ−10へと
届くことができる。
【0034】受光素子16bからの受信結果により、一
時保留板5上に紙幣1が存在していないことを制御部1
8が検出すると、記憶部19の内容をステ−ジ3上に紙
幣1が存在しないことを示す情報に更新し、一時保留板
5を紙幣収納庫2外へと移動する。一方、一時保留板5
上に紙幣1が存在していることを制御部18が検出する
と、再び一時保留板5上の紙幣1を繰出しロ−ラ12に
圧接させ、繰出ロ−ラ12及び給紙ロ−ラ13を矢印K
方向に、分離ロ−ラ14を矢印J方向に回転させ、紙幣
1を一枚づつ繰り出して図示せぬ入出金口へ戻す動作
を、制御部18が、「紙幣1無し」を検出するまで繰り
返す。
【0035】出金取引時や紙幣回収時はステ−ジ3上の
紙幣1を前記繰出ロ−ラ12に押し付けて一枚づつ繰り
出すので、その動作の妨げにならないように、一時保留
板5は紙幣収納庫2外に待機するように制御される。一
時保留板5が紙幣収納庫2外へと移動すると、制御部1
8が、第1の駆動機構により、ステ−ジ3を矢印A方向
に移動させて、繰出しロ−ラ12に圧接させて、繰出ロ
−ラ12及び給紙ロ−ラ13を矢印K方向に、分離ロ−
ラ14を矢印J方向に回転させ、紙幣1を一枚づつ繰り
出して、出金取引時には、図示せぬ入出金口へ、紙幣回
収時には図示せぬ補充回収カセットに紙幣1を搬送す
る。紙幣1が繰り出されなくなると、制御部18は第1
の駆動機構により、ステ−ジ3を、一時保留板5の基準
位置まで矢印B方向に移動させる。
【0036】この基準位置で、発光素子16aが光を発
すると、発光素子16aから発せられた光がミラ−17
に反射し、ステ−ジ3上に紙幣1が存在していない場合
には、受光素子16bに光が届き、受光素子16bか
ら、受光したことが制御部18に送信され、ステ−ジ3
上に紙幣が存在していないことが確認される。一方、ス
テ−ジ3上に紙幣1が存在している場合には、ミラ−1
7に反射した光が紙幣1に遮られ、受光素子16bに届
かないので、受光素子16bから、受光しなかったこと
が制御部18に送信され、ステ−ジ3上に紙幣が存在し
ていることが確認される。
【0037】受光素子16bからの受信結果により、ス
テ−ジ3上に紙幣1が存在していないことを制御部18
が検出すると、記憶部19の内容をステ−ジ3上に紙幣
1が存在しないことを示す情報に更新する。一方、ステ
−ジ3上に紙幣1が存在していることを制御部18が検
出すると、再びステ−ジ3上の紙幣1を繰出しロ−ラ1
2に圧接させ、繰出ロ−ラ12及び給紙ロ−ラ13を矢
印K方向に、分離ロ−ラ14を矢印J方向に回転させ、
紙幣1を一枚づつ繰り出して図示せぬ入出金口へ搬送す
る、あるいは補充回収カセットへと搬送する動作を、制
御部18が、「紙幣1無し」を検出するまで繰り返す。
【0038】なお、繰出し動作後も、一時保留板5上あ
るいはステ−ジ3上に紙幣1が存在してしまうのは、紙
幣1にジャムが発生して繰出しが不可能となっている場
合等が考えられる。
【0039】上記実施の形態においては、一時保留板5
上の紙幣1、あるいはステ−ジ3上の紙幣1自体に反射
する光に影響されることなく、一時保留板5上の紙幣1
の有無を正確に検出することが可能となる。
【0040】また、ステ−ジ3上の紙幣1自体に反射す
る光に影響されることなく、ステ−ジ3上の紙幣1の有
無を正確に検出することが可能となる。
【0041】また、凸部5aに覆われるようにして、一
時保留板5の下部に、傾斜した状態でミラ−10が設け
られているので、ミラ−10に、発光素子16a以外の
光が当たることを防止することができる。なお、ステ−
ジ3に設けられたミラ−17も同様に、発光素子16a
以外の光が当たることを防止することができる。
【0042】更に、一時保留板5上の紙幣1を検知する
ための媒体検知センサ16を、ステ−ジ3上の紙幣1を
検知するための媒体検知センサに兼用することができる
ので、ステ−ジ3用に特別に媒体検知センサ16を設け
る必要がない。その結果、コストを低減することができ
る。
【0043】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので以下に記載される効果を奏する。反射部材
を、載置板上の媒体に対して傾けた状態で設置するとと
もに、発光素子からの光が、上記反射部材に反射して受
光素子に届く位置に、発光素子と受光素子とを配置した
ことにより、載置板上の媒体自体に反射する光に影響さ
れることなく、載置板上の媒体の有無を正確に検出する
ことが可能となる。その結果、媒体検出の信頼性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一時保留板の一部とミラ−と媒体検知センサを
示す斜視図である。
【図2】紙幣収納庫の構造を示す説明図である。
【図3】一時保留板とキャリアを示す平面図である。
【図4】媒体検出機構の制御系を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 紙幣 2 紙幣収納庫 3 ステ−ジ 5 一時保留板 10 ミラ− 16 媒体検知センサ 17 ミラ− 20 媒体検出機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子から発せられた光が、反射部材
    に当たり、受光素子へ届くと、載置板上には媒体無しと
    検出し、一方、発光素子から発せられた光が、媒体に遮
    られ、受光素子へ届かないと、載置板上に媒体有りと検
    出する媒体検出機構において、 上記反射部材を、載置板上の媒体に対して傾けた状態で
    設置するとともに、 上記発光素子からの光が、上記反射部材に反射して受光
    素子に届く位置に、発光素子と受光素子とを配置したこ
    とを特徴とする媒体検出機構。
  2. 【請求項2】 上記載置板は、媒体の載置面に向かって
    凸部が形成され、該凸部の内部に上記反射部材を、媒体
    に対して傾けた状態で設置した請求項1記載の媒体検出
    機構。
JP8321315A 1996-12-02 1996-12-02 媒体検出機構 Withdrawn JPH10162197A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8321315A JPH10162197A (ja) 1996-12-02 1996-12-02 媒体検出機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8321315A JPH10162197A (ja) 1996-12-02 1996-12-02 媒体検出機構

Publications (1)

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JPH10162197A true JPH10162197A (ja) 1998-06-19

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ID=18131221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8321315A Withdrawn JPH10162197A (ja) 1996-12-02 1996-12-02 媒体検出機構

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JP (1) JPH10162197A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010049402A (ja) * 2008-08-20 2010-03-04 Saxa Inc 非接触型ic媒体処理装置
JP2015036879A (ja) * 2013-08-13 2015-02-23 沖電気工業株式会社 紙幣処理装置

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JP2010049402A (ja) * 2008-08-20 2010-03-04 Saxa Inc 非接触型ic媒体処理装置
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