JPH10161635A - 画像合成装置および画像復号化装置 - Google Patents

画像合成装置および画像復号化装置

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JPH10161635A
JPH10161635A JP32322196A JP32322196A JPH10161635A JP H10161635 A JPH10161635 A JP H10161635A JP 32322196 A JP32322196 A JP 32322196A JP 32322196 A JP32322196 A JP 32322196A JP H10161635 A JPH10161635 A JP H10161635A
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line
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JP32322196A
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Yutaka Okunoki
豊 奥ノ木
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Sega Corp
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Sega Enterprises Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用メモリを用いることなく、同期周波数の
異なる画像データを合成するための画像合成技術を提供
する。 【解決手段】 第1同期信号VSYNCにしたがって表
示される第1フレーム画像を構成する走査線についての
ラインデータを、第1同期信号とは非同期に出力するラ
インデータ出力回路(3a)と、ラインデータ出力回路
(3a)から出力されたラインデータを格納し、格納し
たラインデータを第1同期信号とは非同期な第2同期信
号PSYNCにしたがって出力する同期調整回路(5、
6)とを備えて構成される。MPEGデータ等の復号化
画像を、フレームメモリを用いることなく、コンピュー
タ用画像と合成可能な同期周波数を有する画像データに
変換できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号化された動画
像を復号する動画像復号化装置に係わり、特に復号化に
用いた同期信号の有するタイミングと異なるタイミング
で画像データを読み出すための動画像復号化技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年のビデオゲーム装置は、コンピュー
タ装置によって、画像データが生成されている。ゲーム
の内容によっては、このようなコンピュータ装置がゲー
ムプログラムに基づいて生成した画像データを、CD−
ROM等の記録媒体に記録された動画像データと合成
し、ディスプレイに表示したい場合がある。この動画像
データの記録方式としては、動画像符号化の国際標準化
会議であるMPEG(Motion Picture Image Coding Ex
perts Group)で提案された方式(以下、「MPEG方
式」という)が注目されている。
【0003】MPEG方式は、通常のテレビジョン方式
のように、連続したフレーム画像(原画像)において、
相前後するフレーム画像の表示内容が互いに近似してい
ることを利用する。すなわち、連続したフレーム画像の
うち幾つかのフレーム画像を参照すれば、残りのフレー
ム画像が省略されていても、このフレーム画像を予測し
て復元することが可能であることを利用する。
【0004】動画像データを圧縮(符号化)する際に
は、原画像である連続したフレーム画像データに基づい
て、飛び飛びのフレーム画像および動きベクトル等補間
演算に必要なデータのみを抽出する。そして、この飛び
飛びのフレーム画像を補間演算に必要な情報とともに、
記録媒体等に記録する。
【0005】動画像データの伸張(復号化)する際に
は、記録媒体に記録された圧縮した飛び飛びのフレーム
画像のデータおよび動きベクトル等の情報を参照し、補
間演算を行って省略されたフレーム画像を復元し、元通
りの連続したフレーム画像に復元する。
【0006】以上のように、MPEG方式によれば、多
く動画像データを圧縮し、より少ないデータ量で記録再
生することが可能である。ところが、MPEG方式は元
々テレビジョン信号をデジタル化した場合に施す圧縮技
術の一形態であるため、復号化した画像データをコンピ
ュータ装置で用いられる画像データと、そのまま合成す
ることができない。テレビジョン信号の同期周波数とコ
ンピュータ装置で用いられるVGA、SVGA等の同期
周波数とが異なっていることが原因である。
【0007】図6に、MPEG方式による画像データの
復号・合成装置の構成を示す。この装置は、ビデオゲー
ム装置のCPU(中央演算処理装置:ホスト(図示せ
ず))が生成したコンピュータ(「PC」と略す)用の
画像データとを合成するためのビデオゲーム装置の画像
処理部に適用される。CPUは、CD−ROM等に記録
されたMPEGデータを読み出す。MPEG/Vide
oデコーダ101は、MPEGデータをビデオ同期信号
VSYNCに基づいて復号する。MPEGワークメモリ
102は、動画像データの復号化のためにMPEG/V
ideoデコーダ102が使用するメモリである。フレ
ームメモリ103は、MPEG/Videoデコーダ1
01から出力された複合化された画像データを一旦格納
する記憶領域である。ビデオキャプチャIC104は、
フレームメモリ104に格納された画像データをPC用
同期信号PSYNCに基づいて、ウィンドウの表示タイ
ミングに対応させて読出す。マルチプレクサ105は、
PC用画像データのウィンドウ部分に、復号化された画
像データ(以下「復号化画像データ」という。)をはめ
こむ。
【0008】このように、MPEG方式による復号化し
た画像データとコンピュータ装置の画像データを合成す
るためには、MPEGデコーダで復号したMPEG方式
による画像データ(MPEGデータ)を、一旦フレーム
メモリに格納する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、復号
化画像データの同期周波数をPC用画像データの同期周
波数に適合させるためにフレームメモリ、画像データの
合成のためにビデオキャプチャ用ICが必要とされる。
しかしながら、フレームメモリ等は、一般に高価なもの
であるため、同期を適合させるために専用のフレームメ
モリを用いることは不経済である。また、フレームメモ
リの占有する面積が大きいため、フレームメモリを設け
た場合の基板の面積が大きくなる。さらに、フレームメ
モリのために装置の消費電力を増大させる。
【0010】そこで、本発明は、専用メモリを用いるこ
となく、同期周波数の異なる画像データを合成するため
の画像合成装置および画像復号化装置を提供することを
課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1およ
び請求項2の発明において、データ出力回路が、第1フ
レーム画像の同期信号である第1同期信号とは非同期に
ラインデータを出力する。また、請求項1、2、4およ
び6に記載の発明において、同期調整回路が、第1同期
信号とは異なる周期を有する第2同期信号により、ライ
ンデータを読取る。
【0012】ここで、第1フレーム画像は、例えば、請
求項4や請求項5に記載の画像復号化装置のように、圧
縮された動画像データを復号化して出力される画像デー
タであって、テレビジョン方式に準じた同期周波数で読
み出されるものである。動画像としては、MPEG方式
により高能率符号化された画像データを復号したものが
考えられる。これに対し、第2同期信号は、例えば、コ
ンピュータ装置等のモニタ装置を表示するための同期信
号である。
【0013】第1同期信号にしたがって表示される第1
フレーム画像は、ラインデータ等を単位として、例え
ば、請求項2や請求項5に記載したようなラインバッフ
ァに格納される。格納されたラインデータは、第1同期
信号とは非同期に第2同期信号にしたがって出力され
る。第2同期信号にしたがって読み出された画像データ
は、そのまま第2同期信号にしたがって表示される第2
フレーム画像として表示することが可能である。
【0014】また、請求項3や請求項5に記載したよう
に、マルチプレクサを備えることにより、読み出しに係
る第1のラインデータを、第2のラインデータと合成す
ることができる。合成するに際し、第1のラインデータ
の出力タイミングを調整することにより、第2フレーム
画像に対する第1フレーム画像の表示位置や表示する大
きさおよび縦横比率等を変化させることが可能である。
【0015】なお、一時的に格納するラインバッファ
は、1ライン分のみに限らず複数ラインに相当する分量
のラインデータを格納するものでもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を好適
な図面を参照して説明する。
【0017】(I)第1形態 本第1形態は、例えば、ビデオゲーム装置の出力回路に
用いられる。近年のビデオゲーム装置は、CD−ROM
等から読み出した動画像データを、コンピュータ装置に
より生成した画像データと合成し、画像を表示する。
【0018】<構成の説明>図1に、本発明を適用する
画像合成装置のブロック図を示す。図1に示すように、
本発明の画像合成装置100は、デコーダ回路1、MP
EGワークメモリ2、バスインターフェース4、マルチ
プレクサ7、CD−ROMドライブ8およびビデオボー
ド9を備えて構成される。バスラインBusは、CD−
ROMドライブ8、ビデオボード9およびバスインター
フェース4を相互に接続する。各構成要素は、バスライ
ンを介して図示しないホストCPUに接続され、かつ、
このホストCPUに制御される。
【0019】デコーダ回路1は、MPEG/Video
デコーダ3a、ラインバッファコントローラ5およびラ
インバッファ6を備える。これら構成要素は、個別の電
子部品で構成しても、すべての構成要素を一つの基板に
集積するものでもよい。
【0020】MPEG/Videoデコーダ3aは、ビ
デオ同期信号VSYNCにしたがって、CD−ROMか
らCD−ROMドライブ8により読み出された高能率符
号化されたMPEGデータを、バスラインBusおよび
バスインターフェース4経由で読取り、MPEGワーク
メモリ2に格納する。なお、MPEGワークメモリ2
は、デコーダ回路1のワーキングエリアとして用いられ
るメモリである。MPEG/Videoデコーダ3a
は、MPEGデータに含まれる動きベクトルとフレーム
画像データとに基づいて、一連のフレーム画像を生成
し、復号化画像データを出力する。
【0021】ラインバッファコントローラ5およびライ
ンバッファ6は、本発明に係るものであり、後述する。
ラインバッファコントローラ5からは、復号化画像デー
タD1がPC用同期信号PSYNCにしたがって読み出
される。
【0022】マルチプレクサ7は、画像データの合成を
行う。すなわち、マルチプレクサ7は、デコーダ回路1
からの復号化画像データD1とコネクタCN1およびC
N2を介し、ビデオボード9から供給されたPC用画像
データD2とをRGBの原色ごとに混合する。RGBモ
ニタ10は、コネクタCN3を介して供給された画像デ
ータをディスプレイに表示する。
【0023】一方、ビデオボード9は、バスラインBu
sを介して供給されたポリゴンデータ等に基づいて、ゲ
ーム用の仮想空間のためのPC用画像データD2をPC
用同期信号PSYNCにしたがって生成する。
【0024】図2に、本発明に係るラインバッファコン
トローラ5およbラインバッファ6の詳細なブロック図
を示す。ラインバッファコントローラ5は、タイミング
コントローラ501、書込アドレス生成部502、読取
アドレス生成部503、セレクタ504およびバストラ
ンシーバ505を備える。
【0025】タイミングコントローラ501は、ビデオ
ボード9からPC用画像を表示するためのPC用同期信
号PSYNCを入力し、MPEG/Videoデコーダ
3aにホスト要求信号host_reqを出力し、同デコーダ3
aからホスト待機信号host_waitを入力する。また、タ
イミングコントローラ501は、ラインバッファ6に対
し書込要求信号WEおよび出力許可信号OEを、書込ア
ドレス生成部502および読取アドレス生成部503に
対しアドレス発生の指示信号を出力する。
【0026】書込アドレス生成部502は、タイミング
コントローラ501からの指示信号に基づき、MPEG
/Videoデコーダ3aからの原画像データD0をラ
インバッファ6に書き込むための書込アドレスw_adrsを
生成する。読取アドレス生成部503は、データをライ
ンバッファ4から読み取るための読取アドレスr_adrsを
生成する。
【0027】セレクタ504は、書込アドレスw_adrsま
たは読取アドレスr_adrsのいずれか一方を選択する。す
なわち、書込要求信号WEが出力されている場合にアド
レスが供給されると、ラインバッファ6は、アドレスで
指示された位置にデータを格納する。出力許可信号OE
が出力されている場合にアドレスが供給されると、ライ
ンバッファ6は、アドレスで指示されたデータを出力す
る。
【0028】バストランシーバ505は、MPEG/V
ideoデコーダ3aからの原データD0をラインバッ
ファ6に出力し、ラインバッファ6からのデータをD/
A変換器11に出力する。D/A変換器11でアナログ
形式に変換された画像データが復号化画像データD1で
ある。
【0029】ラインバッファ6は、復号化された原画像
データD0の1ライン分のデータを格納するラインメモ
リである。なお、ラインバッファ6の容量は、1ライン
より多くてもよい。
【0030】<動作の説明>次に、本第1形態の動作を
図3および図4のフローチャートを参照しながら説明す
る。図3は、ラインバッファコントローラ5がMPEG
/Videoデコーダ3aからの原画像データD0の書
込処理に関する。
【0031】タイミングコントローラ501は、PC用
同期信号PSYNCが入力されるのを待つ(S10;N
O)。PC用同期信号PSYNCが入力されると(YE
S)書込アドレス生成部502に指示信号を出力し、ラ
インの最初の画素についての書込アドレスw_adrsを出力
させる(S11)。
【0032】MPEG/Videoデコーダ3aの動作
周波数は、PC用同期信号PSYNCとは非同期である
ため、デコーダの出力待ちの状態が生ずる場合がある。
そのため、ホスト待機信号host_waitが出力されている
間は動作を行わず(S12;NO)、ホスト待機信号ho
st_waitが解除された後(NO)、ホスト要求信号host_
reqを出力する(S13)。ホスト要求信号host_reqに
対応してMPEG/Videoデコーダ3aから原画像
データD0が入力されると、このデータが、セレクタ5
04経由で供給された書込アドレスw_adrsの示すライン
バッファ6のアドレスに格納される。ラインデータの最
後の画素の出力が終了しない限り(S15;NO)、ア
ドレスを1ずつ増して画素データを次々格納する(S1
1〜S15)。1ラインすべての画素データの格納が終
了すると(S15;YES)、次のPC用同期信号PS
YNCを待つ(S10)。
【0033】図4は、ラインバッファ6からのラインデ
ータの読取処理に関する。タイミングコントローラ50
1は、図3に示す書込処理と並行してラインデータの読
取処理を行うため、PC用同期信号PSYNCを待つ
(S20;NO)。PC用同期信号PSYNCが入力さ
れると(S20;YES)、タイミングコントローラ5
01は、読取アドレス生成部503に指示信号を出力す
る。読取アドレス生成部503は、この指示信号にした
がって、ラインバッファ6の読み取る画素の位置を決め
る読取アドレスr_adrsを生成する(S21)。ラインバ
ッファ6は、セレクタ504経由で供給された読取アド
レスr_adrsにしたがってラインデータを画素ごとに読み
出し、D/A変換器11に出力する(S22)。ライン
データの最後の画素のデータを出力するまでこれらの処
理(S21〜S23)を繰り返し(S23;NO)、最
後の画素データを出力すると(S23;YES)、次の
PC用同期信号PSYNCを待つ(S20)。
【0034】D/A変換器11によってアナログ形式に
変換された復号化画像データD1は、マルチプレクサ7
によりPC用画像データD2と合成される。すなわち、
マルチプレクサ7は復号化画像データD1が供給されて
いる間、復号化画像データD1を出力し、復号化画像デ
ータD1が供給されていない場合にはPC用画像データ
D2を出力する。このため、マルチプレクサ7の出力デ
ータD3をディスプレイで表示した画面には、PC用画
像のなかに復号化画像がはめ込まれた画像となる。この
場合において、読取アドレスr_adrsの出力周期を長くす
れば、水平方向に復号化画像が伸張され、短くすれば、
水平方向に復号化画像が縮小される。また、ラインバッ
ファ6のラインデータを書き換える周期を長くすれば、
垂直方向に復号化画像が伸張され、短くすれば、垂直方
向に復号化画像が縮小される。さらに、PC用画像のな
かにおける復号化画像の表示位置は、PC用同期信号P
SYNCに対してラインデータを送出するタイミング
(読取アドレスr_adrs)を調整すればよい。つまり、タ
イミングコントローラ501が指示信号により書込アド
レスw_adrsおよび読取アドレスr_adrsの送出タイミング
を調整すれば、復号化画像の表示態様を変化させること
ができる。
【0035】例えば、横640ドット×縦480ドット
のマトリクスで構成されるPC用画像に、横352ドッ
ト×縦240ドットのMPEG画像を表示する際に、P
C用画像と同一のドットクロックでMPEG画像を出力
すれば、PC用画像の一部にMPEG画像が表示され
る。また、ドットクロックの周期およびラインデータの
書き換え周期を約2倍にすれば、画面全体にMPEG画
像を表示することもできる。
【0036】なお、復号化画像データD1はRGBデー
タ形式であるが、画像を表示させるモニタ装置の仕様に
合わせるものであれば、他のデータ形式でもよい。
【0037】上述したように、本第1形態によれば、M
PEG/Videoデコーダ3aから非同期に画像デー
タを読み出し、ラインバッファを介してPC用画像デー
タの同期信号にしたがって出力するので、PC用画像デ
ータとMPEG画像データの合成を容易に行える。つま
り、高価なフレームメモリやビデオキャプチャ用ICを
用いることなく画像の合成が行えるので、大幅なコスト
削減と部品点数減少に伴って基板サイズの縮小を図り、
かつ、消費電力を少なくすることができる。
【0038】また、ラインデータの書き換え周期および
ラインデータの読み出しタイミングを調整すれば、任意
の大きさ、位置に復号化画像を表示することができる。
【0039】(II)第2形態 本発明の第2形態は、上記第1形態のデコーダ回路1を
一つの集積回路に集積した画像復号化装置に関する。
【0040】図4に、本第2形態の画像復号化装置であ
るMPEG/Videoデコーダ3bのブロック図を示
す。本デコーダ3bは、上記第1形態のデコーダ回路1
の部分に相当する機能を有する。
【0041】MPEG/Videoデコーダ3bは、制
御回路301、クロック発生器302、可変長デコーダ
303、逆コサイン変換回路304、動き補償回路30
5、出力回路306、ラインバッファ307およびバッ
ファコントロール回路308を備える。
【0042】制御回路301は、クロック発生器302
を備え、複数の制御信号Φ1〜Φ5を出力し、MPEG
の復号化アルゴリズムにしたがって画像データを復号化
させる。可変長デコーダ303は、バスラインBusか
ら入力した所定のビット長の画像データVINを、復号化
が可能な長さのビット長のデータに変換する。逆コサイ
ン変換回路304は、圧縮された画像データVINに対し
逆コサイン変換を行って、原画像データに復元する。動
き補償回路305は、幾つかのフレーム画像(Iピクチ
ャとPピクチャまたはBビクチャ)から、削除されたフ
レームについての画像データを復元する。バッファコン
トロール回路308は、復元された画像データをMPE
Gワークメモリ2に格納し、必要に応じて画像データを
読み取る。
【0043】さて、出力回路306およびラインバッフ
ァ307は、本発明に関する。出力回路306は、上記
第1形態で説明したラインバッファコントローラ5(図
2参照)と同等の機能・作用を有する。すなわち、出力
回路306は、MPEGワークメモリ2から読取られた
画像データを、ビデオ同期信号VSYNCとは、非同期
に、PC用同期信号PSYNCにしたがって出力するこ
とができる。ラインバッファ307は、第1形態のライ
ンバッファ6(図2参照)に相当する。
【0044】本第2形態におけるMPEG/Video
デコーダ3bの復号化処理に関しては、本願発明の先願
に係る特願平6−283836号に詳しい。また、MP
EG/Videoデコーダ3bの出力処理に関しては、
上記第1形態において図3および図4の説明と同様なの
で、説明を省略する。デコーダ回路3bから出力された
映像出力VOUTは第1形態の復号化画像データD1に相
当するものである。したがって、マルチプレクサを用い
て映像出力VOUTをPC用画像と合成することも、第1
形態と同様に可能である。
【0045】上記第2形態によれば、MPEGデコーダ
回路の出力回路およびラインバッファにより、復号化に
係るビデオ同期信号とは非同期に復号化画像データを出
力することができる。このため、異なる同期信号の画像
データを合成するためのビデオキャプチャ用ICおよび
フレームメモリが不要となる。
【0046】
【発明の効果】請求項1および請求項2に記載の発明に
よれば、ラインデータ出力回路が第1同期信号とは非同
期に画像データを出力し、同期調整回路が第2同期信号
にしたがってラインデータを出力するので、異なる同期
信号による画像データ同士を合成することが可能であ
る。したがって、高価なフレームメモリやビデオキャプ
チャ用ICを用いることなく画像の合成が行えるので、
大幅なコスト削減と部品点数減少に伴って基板サイズの
縮小を図り、かつ、消費電力を少なくすることができ
る。
【0047】請求項4および請求項5に記載の発明によ
れば、第1同期信号にしたがって復号化される復号化回
路の出力に同期調整回路を設けたので、第2同期信号に
したがった復号化画像データの出力が可能である。この
ため、上記請求項1及び請求項2と同様の効果を奏す
る。また、同期調整回路を復号化回路とともに一つの基
板に集積すれば、さらに基板サイズの大幅な縮小を図る
ことができる。
【0048】また、請求項3および請求項6に記載の発
明によれば、マルチプレクサを備え、同期調整回路のラ
インデータの出力タイミングを調整することにより、第
2同期信号による第2のフレーム画像に、第1同期信号
による第1のフレーム画像を、任意の大きさ、位置、拡
大縮小率等で表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1形態の画像合成装置のブロック図
である。
【図2】本発明の第1形態のラインバッファコントロー
ラのブロック図である。
【図3】画像データの書込処理を説明するフローチャー
トである。
【図4】画像データの読取処理を説明するフローチャー
トである。
【図5】本発明の第2形態の画像復号化装置のブロック
図である。
【図6】従来の画像合成装置のブロック図である。
【符号の説明】
1…デコーダ回路、2…MPEGワークメモリ、3a、
3b…MPEG/Videoデコーダ回路、4…バスイ
ンターフェース、5…ラインバッファコントローラ、6
…ラインバッファ、7…マルチプレクサ、8…CD−R
OMドライブ、9…ビデオボード
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/05 H04N 5/05 5/265 5/265 5/93 7/18 V 7/24 5/93 A 7/18 7/13 Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1同期信号にしたがって表示される第
    1フレーム画像を構成する走査線についてのラインデー
    タを、当該第1同期信号とは非同期に出力するラインデ
    ータ出力回路と、 前記ラインデータ出力回路から出力された前記ラインデ
    ータを格納し、当該格納したラインデータを前記第1同
    期信号とは非同期な第2同期信号にしたがって出力する
    同期調整回路と、を備えた画像合成装置。
  2. 【請求項2】 前記同期調整回路は、前記ラインデータ
    出力回路から出力された前記ラインデータを格納するラ
    インバッファと、前記ラインバッファに前記ラインデー
    タを書き込むための書込アドレスを生成する書込アドレ
    ス生成部と、前記ラインバッファに格納された前記ライ
    ンデータを読み取るための読取アドレスを生成する読取
    アドレス生成部と、前記第2同期信号に基づいて、前記
    書込アドレス生成部に前記ラインデータを格納させるた
    めの書込アドレスを出力させ、前記読取アドレス生成部
    に前記ラインデータを読み取らせるための読取アドレス
    を出力させる制御部と、を備えた請求項1に記載の画像
    合成装置。
  3. 【請求項3】 前記同期調整回路から出力される第1の
    前記ラインデータと、前記第2同期信号に基づいて表示
    される第2のフレーム画像を構成する走査線についての
    第2のラインデータと、を合成するマルチプレクサをさ
    らに備え、 前記同期調整回路は、前記ラインデータの出力タイミン
    グを調整することにより、前記第1のフレーム画像を前
    記第2のフレーム画像のなかの所望の位置、大きさおよ
    び縦横比率で表示させる請求項1に記載の画像合成装
    置。
  4. 【請求項4】 第1同期信号にしたがって表示される第
    1のフレーム画像を復号化する復号化回路と、 前記復号化回路により復号化された前記第1のフレーム
    画像を構成する走査線についてのラインデータを、前記
    第1同期信号とは非同期な第2同期信号にしたがって出
    力する同期調整回路と、を備えた画像復号化装置。
  5. 【請求項5】 第1同期信号にしたがって表示される第
    1のフレーム画像を復号化する復号化回路と、 前記復号化回路により復号化された前記第1のフレーム
    画像についてのラインデータを格納するラインバッファ
    と、 前記ラインバッファに前記ラインデータを書き込むため
    の書込アドレスおよび前記ラインバッファに格納された
    前記ラインデータを読み取るための読取アドレスを生成
    し、前記第1同期信号とは非同期な第2同期信号に基づ
    いて、前記ラインバッファから前記ラインデータを出力
    させる同期調整回路と、を備えた画像復号化装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の画像復号化装置を有す
    る画像合成装置であって、 前記同期調整回路から出力される第1の前記ラインデー
    タと、前記第2同期信号に基づいて表示される第2のフ
    レーム画像を構成する走査線についての第2のラインデ
    ータと、を合成するマルチプレクサをさらに備え、 前記同期調整回路は、前記第2のラインデータの出力タ
    イミングを調整することにより、前記ラインデータ出力
    手段が出力する前記第1のフレーム画像を前記第2のフ
    レーム画像のなかの所望の位置、大きさおよび縦横比率
    で表示させる画像合成装置。
JP32322196A 1996-12-03 1996-12-03 画像合成装置および画像復号化装置 Withdrawn JPH10161635A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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USRE41192E1 (en) 1997-02-24 2010-04-06 Genesis Microchip Inc. Method and system for displaying an analog image by a digital display device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE41192E1 (en) 1997-02-24 2010-04-06 Genesis Microchip Inc. Method and system for displaying an analog image by a digital display device
USRE42615E1 (en) 1997-02-24 2011-08-16 Genesis Microchip (Delaware) Inc. Method and system for displaying an analog image by a digital display device
USRE43573E1 (en) 1997-02-24 2012-08-14 Genesis Microchip (Delaware) Inc. Method and system for displaying an analog image by a digital display device

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