JP2003092535A - 映像復号装置 - Google Patents

映像復号装置

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JP2003092535A
JP2003092535A JP2001281879A JP2001281879A JP2003092535A JP 2003092535 A JP2003092535 A JP 2003092535A JP 2001281879 A JP2001281879 A JP 2001281879A JP 2001281879 A JP2001281879 A JP 2001281879A JP 2003092535 A JP2003092535 A JP 2003092535A
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JP2001281879A
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Tadashi Shibata
忠司 芝田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランレングス圧縮された画像データの拡大・
縮小をより少ない回路規模で実現する映像復号装置を提
供する。 【解決手段】 ランレングス圧縮された画像データを拡
大する場合は、ランレングス復号手段4が、一走査ライ
ンのランレングス画像データの復号に要したランレング
スデータ長を記憶する。そして、制御手段6がその情報
を用いてランレングス画像データの読み出しアドレスを
制御して、出力合成手段5から同一の走査ラインのラン
レングス復号された画像データを複数回出力するように
する。また、ランレングス圧縮された画像データを縮小
する場合は、制御手段6が、縮小のために出力する必要
のない走査ラインのランレングス画像データを出力合成
手段5から出力しないよう制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ランレングス圧縮
された画像データを、拡大および縮小処理する映像復号
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア技術、デジタル信
号処理技術の発展にともない、映像データを圧縮符号化
する様々な方法が提案されている。その中でも、映画に
おける字幕などのような単純な映像の圧縮符号化に用い
られる方法としてランレングス圧縮符号化方式が知られ
ている。
【0003】ランレングス圧縮符号化方式は、例えば、
白と黒からなる2値画像データの各走査ライン毎の連続
する同じ色の画素数(ランレングス)に関する情報を符
号化する方式である。例えば、図7に示すような2値画
像データのランレングス圧縮符号化を行うとする。図7
において、2値画像データの白を0、黒を1のビットで
表すと、1ライン目の画像データは0が4回、1が3
回、0が2回、1が2回、0が1回、1が1回、0が2
回という2ビットで示された情報を符号化することにな
る。このようにして図7に示す1ライン目からnライン
目までの2値画像データをランレングス圧縮符号化して
1つのファイルにすると図8に示すようなランレングス
圧縮された画像データ(ランレングス画像データ80)
になる。図8では、1ライン目の2値画像データが第1
のランレングス画像データ81に、2ライン目の2値画
像データが第2のランレングス画像データ82に、3ラ
イン目の2値画像データが第3のランレングス画像デー
タ83に、nライン目の2値画像データが第nのランレ
ングス画像データ84に、ランレングス圧縮符号化され
ていることを示している。
【0004】以上のようにして2値画像データはランレ
ングス圧縮符号化することで、そのデータ量を削減する
ことができる。しかしながら、2値画像データは各ライ
ン毎に連続する白および黒の画素数が異なるため各ライ
ンに対応するランレングス画像データは可変長になる。
よって、ランレングス画像データをランレングス復号す
る際、各走査ラインに対応するランレングス画像データ
のさかい目(切れ目)は、ランレングス画像データを先
頭からランレングス復号しないと分からないという特徴
もある。例えば、図8に示すランレングス画像データ8
0では、第1のランレングス画像データ81と第2のラ
ンレングス画像データ82とのさかい目や、第2のラン
レングス画像データ82と第3のランレングス画像デー
タ83とのさかい目は、第1のランレングス画像データ
81の先頭データからランレングス復号しないと分から
ない。そのため、従来の映像復号装置では、ランレング
ス画像データを拡大または縮小表示する場合、ランレン
グス復号した画像データを一時的にメモリに記憶し、メ
モリに記憶された復号画像データに対して拡大・縮小処
理を行っていた。
【0005】以下、従来の映像復号装置について図6を
用いて説明する。図6において、従来の映像復号装置1
000は、主映像データを記憶する第1の記憶手段10
0と、第1の記憶手段100に記憶されている主映像デ
ータを出力する出力手段101と、ランレングス画像デ
ータを記憶する第2の記憶手段102と、第2の記憶手
段102からランレングス画像データを読み出し復号す
るランレングス復号手段103と、ランレングス復号手
段103によりランレングス復号された画像データを記
憶するメモリ手段104と、メモリ手段104に記憶さ
れている画像データを読み出し、その画像データの画像
の拡大・縮小を行う拡大縮小手段105と、拡大縮小手
段105により拡大縮小された画像データを副映像デー
タとして出力手段101から出力される主映像データと
合成して映像を出力する出力合成手段106とを備えて
いる。
【0006】以上のように構成された従来の映像復号装
置1000について、以下その動作を説明する。出力手
段101は第1の記憶手段100に記憶されている主映
像データを出力合成手段106に出力する。ランレング
ス復号手段103は第2の記憶手段102に記憶された
ランレングス画像データを読み出しランレングス復号す
る。ランレングス復号された画像データはメモリ手段1
04に書き込まれる。拡大縮小手段105はメモリ手段
104から画像データを読み出し、画像データの拡大・
縮小のため複数走査ライン分の画像データを用いて画像
フィルタリングが行う。出力合成手段106は拡大・縮
小処理が行われた画像データを副映像データとして前記
主映像データと合成して映像を出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の映像復号装置では、副映像データであるランレング
ス画像データを拡大または縮小する場合、ランレングス
復号した画像データを一時的にメモリ手段に蓄積してお
く必要があり、回路規模が増大するという問題がある。
本発明は上記従来の問題点を解決するためのもので、ラ
ンレングス画像データの拡大・縮小を少ない回路規模で
実現する映像復号装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る映像復号装置は、主映像デ
ータを記憶する第1の記憶手段と、ランレングス圧縮さ
れた画像データを記憶する第2の記憶手段と、前記主映
像データを出力する出力手段と、前記第2の記憶手段か
らランレングス圧縮された画像データを読み出し、指定
画素数分のランレングス復号を行うとともに、指定画素
分の復号のために使用したランレングスデータ長を記憶
するランレングス復号手段と、前記ランレングス復号さ
れた画像データを副映像データとして前記主映像データ
と合成して映像を出力する出力合成手段と、前記第2の
記憶手段、前記ランレングス復号手段、及び前記出力合
成手段を制御する制御手段とを有する映像復号装置にお
いて、前記ランレングス復号手段は、ランレングス復号
を前記出力合成手段が出力する映像に同期して行い、前
記制御手段は、前記ランレングス復号手段が記憶するラ
ンレングスデータ長を用いて、前記第2記憶手段上の、
前記ランレングス圧縮された画像データの読み出しアド
レスを制御することを特徴とする。
【0009】また、本発明の請求項2に係る映像復号装
置は 請求項1に記載の映像復号装置において、前記制
御手段は、前記ランレングス復号手段が記憶するランレ
ングスデータ長を用いて、かつ、前記出力合成手段が出
力する映像の走査ラインに同期して、前記第2記憶手段
上の、前記ランレングス圧縮された画像データの読み出
しアドレスを制御することを特徴とする。
【0010】また、本発明の請求項3に係る映像復号装
置は、請求項1に記載の映像復号装置において、前記制
御手段は、前記出力合成手段が前記ランレングス復号さ
れた画像データを副映像データとして前記主映像データ
と合成して出力すべきか否かを制御することを特徴とす
る。
【0011】また、本発明の請求項4に係る映像復号装
置は、請求項3に記載の映像復号装置において、前記制
御手段が、前記出力合成手段が前記ランレングス復号さ
れた画像データを副映像データとして前記主映像データ
と合成して出力しないように制御する場合、前記ランレ
ングス復号手段は前記出力合成手段が出力する映像とは
非同期にランレングス復号を行うことを特徴とする。
【0012】また、本発明の請求項5に係る映像復号装
置は、主映像データを記憶する第1の記憶ステップと、
ランレングス圧縮された画像データを記憶する第2の記
憶ステップと、前記主映像データを出力する出力ステッ
プと、前記第2の記憶ステップで記憶されたランレング
ス圧縮された画像データを読み出し指定画素数分のラン
レングス復号を行うとともに、指定画素分の復号のため
に使用したランレングスデータ長を記憶するランレング
ス復号ステップと、前記ランレングス復号された画像デ
ータを副映像データとして前記主映像データと合成して
映像を出力する出力合成ステップと、前記ランレングス
データ長を用いて前記ランレングス圧縮された画像デー
タの読み出しアドレスを制御する制御ステップとを含む
映像復号方法において、前記ランレングス復号ステップ
は、ランレングス復号を前記出力合成ステップで出力さ
れる映像に同期して行う、ことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1について、図面を参照しながら説明する。
図1は本実施の形態1における映像復号装置のブロック
図である。図1において、映像復号装置10は、主映像
データを記憶する第1の記憶手段1と、第1の記憶手段
1に記憶されている主映像データを出力する出力手段2
と、ランレングス画像データを記憶する第2の記憶手段
3と、第2の記憶手段3に対してデータ要求を発行して
ランレングス画像データを取得し、取得した画像データ
をランレングス復号するランレングス復号手段4と、ラ
ンレングス復号手段4により復号された画像データを副
映像データとして前記主映像データと合成して映像を出
力する出力合成手段5と、ランレングス復号手段4が第
2の記憶手段3から読み出すランレングス画像データの
読み出しアドレスを制御するとともに、ランレングス復
号手段4に対して復号する画素数を指定する制御を行う
制御手段6と、を有している。
【0014】なお、第1の記憶手段1に記憶される映像
データとしては、例えば、MPEGビデオデコードされた映
像データが考えられる。また、出力合成手段5から出力
される映像はアナログ映像およびディジタル映像のどち
らであっても良い。
【0015】また、ランレングス復号手段4は、制御手
段6からの指示でランレングス復号を開始し、出力合成
手段5から出力される映像に同期してランレングス復号
を行い、制御手段6から設定された画素数の復号を完了
すればランレングス復号を停止する。
【0016】以上のように構成される映像復号装置10
が、ランレングス画像データを拡大表示する場合につい
て図1〜図3を用いて説明する。映像復号装置10は、
同一走査ラインのランレングス画像データを複数回復号
して出力することで、ランレングス画像データの拡大表
示を行う。なお、出力合成手段5が、ランレングス復号
された画像データを副映像データとして主映像データと
合成することは自明のことであるので、以下、ランレン
グス画像データと主映像データとを合成する動作に関す
る説明は省略する。
【0017】図1において、ランレングス復号手段4
は、復号を開始してから制御手段6が指定した画素数の
ランレングス復号が完了するまでに第2の記憶手段3か
ら取得したランレングス画像データのランレングスデー
タ長をカウントし記憶する。これにより、ランレングス
復号手段4は1ライン分のランレングス画像データを復
号した時に、その復号に用いたランレングスデータ長を
記憶することができ、制御手段6はそのランレングスデ
ータ長を用いて次のランレングス画像データの先頭アド
レスを求めることができる。以上のような動作を繰り返
すことで、制御手段6は、各走査ラインのランレングス
画像データの先頭アドレスを求めることできる。したが
って、映像復号装置10においては、制御手段6が複数
回出力する走査ラインのランレングス画像データの先頭
アドレスを第2の記憶手段3に設定することで、ランレ
ングス復号手段4にそのランレングス画像データを複数
回復号させることができる。その結果、出力合成手段5
から同一走査ラインのランレングス画像データが複数回
出力されることになりランレングス画像データが拡大さ
れる。なお、制御手段6は、出力合成手段5が出力する
映像の走査ラインに同期して、ランレングス復号手段4
が第2の記憶手段3から読み出すランレングス圧縮され
た画像データのアドレスを設定する。
【0018】以下、映像復号装置10が、2ラインのラ
ンレングス画像データを3/2倍に拡大し、3ラインの
ランレングス画像データとして出力する場合について図
2、3を用いて説明する。
【0019】図2は、本実施の形態1におけるランレン
グス圧縮された画像データの構造と出力画像との関係を
示した図である。図2に示すように、本実施の形態1に
おいては、映像復号装置10は、まず、2ライン分の画
像データがランレングス圧縮されているランレングス画
像データ20をランレングス復号画像21に復号する。
なお、その際、ランレングス画像データ20の復号は1
ライン毎に行う。次に、ランレングス復号画像21を3
/2倍の拡大表示画像22として出力合成手段5から出
力する。なお、この拡大はランレングス復号画像21中
の1ライン分のランレングス復号画像を2回出力するこ
とにより行う。
【0020】なお、ランレングス画像データ20は、1
ライン分の画像データがランレングス圧縮された第1の
ランレングス画像データ23と1ライン分の画像データ
がランレングス圧縮された第2のランレングス画像デー
タ24とから構成されている。
【0021】また、ランレングス復号画像21は、第1
のランレングス画像データ23をランレングス復号する
ことにより得られる第1の復号画像25と、第2のラン
レングス画像データ24をランレングス復号することに
より得られる第2の復号画像26とから構成されてい
る。
【0022】また、拡大表示画像22は、第1の出力画
像27と、第2の出力画像28と、第3の出力画像29
とから構成されている。
【0023】本実施の形態1では、第1の出力画像27
と第1の復号画像25とが同じデータであり、第2の出
力画像28および第3の出力画像29と第2の復号画像
26とが同じデータである場合について説明を行う。
【0024】なお、2ラインのランレングス画像データ
を3ラインのランレングス画像データに拡大する場合、
2ラインのランレングス画像データのうちの1ライン分
のランレングス画像データを2回繰り返し復号して出力
すればよく、例えば、第1の出力画像27および第2の
出力画像28と第1の復号画像25とが同じデータ、第
3の出力画像29と第2の復号画像26とが同じデータ
であってもよい。
【0025】以下、2ラインのランレングス画像データ
を3ラインのランレングス画像データに拡大する際の、
映像復号装置10の詳細な動作について図3のフローチ
ャートを用いて説明する。
【0026】まず、制御手段6は、第2の記憶手段3に
対して第1のランレングス画像データ23の先頭アドレ
スを与える(ステップS1)。次に、制御手段6はラン
レングス復号手段4に対して1ライン分の復号開始を指
示し、ランレングス復号手段4は第2の記憶手段3から
第1のランレングス画像データ23を読み出して第1の
復号画像25に復号し、出力合成手段5は第1の復号画
像25を第1の出力画像27として出力する(ステップ
S2)。その際、ランレングス復号手段4は、指定画素
数のランレングス画像データを復号するために使用した
ランレングスデータ長をカウントする。次に、制御手段
6は第1のランレングス画像データ23の復号が完了し
ているかを確認し(ステップS3)、復号が完了してい
れば後述するステップS4に遷移し、復号が完了してい
なければステップS3に遷移する。次に、制御手段6は
ランレングス復号手段4から第1のランレングス画像デ
ータ23のランレングスデータ長を取得する(ステップ
S4)。次に、制御手段6はランレングス復号手段4に
対して第2のランレングス画像データ24の復号開始を
指示し、ランレングス復号手段4は第2のランレングス
画像データ24を第2の復号画像26に復号し、出力合
成手段5は第2の復号画像26を第2の出力画像28と
して出力する(ステップS5)。次に、制御手段6は第
2のランレングス画像データ24の復号が完了している
かを確認し(ステップS6)、復号が完了していれば後
述するステップS7に遷移し、復号が完了していなけれ
ばステップS6に遷移する。次に、制御手段6は出力合
成手段5から第2の復号画像26を第3の出力画像29
として出力させるため、ステップS1で第2の記憶手段
3に対して設定したアドレスと、ステップS4で取得し
た第1のランレングス画像データ23のランレングスデ
ータ長をもとに、第2の記憶手段3に記憶されている第
2のランレングス画像データ24の先頭アドレスを求め
る(ステップS7)。次に、制御手段6はステップS7
で求めたアドレスを第2の記憶手段3に対して与える
(ステップS8)。次に、制御手段6はランレングス復
号手段4に対して復号開始を指示し、ランレングス復号
手段4は第2の記憶手段3から第2のランレングス画像
データ24を読み出して第2の復号画像26に復号し、
出力合成手段5は第2の復号画像26を第3の出力画像
29として出力する(ステップS9)。
【0027】以上のように本実施の形態1の映像復号装
置では、ランレングス復号手段4が、制御手段6により
指定された画素数の復号を行うために使用したランレン
グスデータ長をカウントし、制御手段6が、そのランレ
ングスデータ長を用いて第2の記憶手段3に対してラン
レングス復号された画像データの読み出しアドレスを制
御するようにした。従って、同一走査ラインのランレン
グス画像データを繰り返し復号して出力することが可能
となり、その結果、ランレングス復号した画像データを
一時的に記憶する記憶手段を備えることなく、ランレン
グス圧縮された画像の拡大表示を行うことができる。
【0028】なお、ステップS5で制御手段6がランレ
ングス復号手段4に対して復号開始指示を発行する前
に、ランレングス復号手段4が第2の記憶手段3に対し
てアクセスしていたアドレスを取得し、ステップS8で
そのアドレスを第2の記憶手段3に与えるようにしても
良い。
【0029】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2について、図面を参照しながら説明する。本実施の
形態2では、映像復号装置10がランレングス画像デー
タを縮小する場合について説明する。
【0030】映像復号装置10では、制御手段6が、縮
小のために出力する必要のない走査ラインのランレング
ス画像データを出力合成手段5が主映像データと合成し
て出力しないよう制御し、その制御が行われている間、
出力合成手段5から出力されないように制御されたラン
レングス画像データをランレングス復号手段4がランレ
ングス復号して読み飛ばすことで、ランレングス画像デ
ータの縮小を行う。なお、出力合成手段5が、ランレン
グス復号された画像データを副映像データとして主映像
データと合成することは自明のことであるので、以下、
ランレングス画像データと主映像データとを合成する動
作に関する説明は省略する。
【0031】以下、映像復号装置10が、3ラインのラ
ンレングス画像データを2/3倍に縮小し、2ラインの
ランレングス画像データとして出力する場合について説
明する。
【0032】図4は本実施の形態2におけるランレング
ス画像データの構造と出力画像との関係を示した図であ
る。図4に示すように映像復号装置10は、3ライン分
の画像データがランレングス圧縮されているランレング
ス画像データ40をランレングス復号画像41に復号
し、復号したランレングス復号画像41を2/3倍に縮
小して縮小表示画像42として出力合成手段5から出力
する。
【0033】なお、ランレングス画像データ40は、第
1のランレングス画像データ23と、第2のランレング
ス画像データ24と、1ライン分の画像データがランレ
ングス圧縮された第3のランレングス画像データ43と
から構成されている。
【0034】ランレングス復号画像41は、第1の復号
画像25と、第2の復号画像26と、第3のランレング
ス画像データ43をランレングス復号することにより得
られる第3の復号画像44から構成されている。縮小表
示画像42は、第1の出力画像45および第2の出力画
像46から構成されている。
【0035】本実施の形態2では第2の復号画像26を
出力しないようし、第1の復号画像25を第1の出力画
像45として、また、第3の復号画像44を第2の出力
画像46として出力することによりランレングス画像デ
ータ40を2/3倍に縮小している。
【0036】なお、本実施の形態2では、第2の復号画
像26を出力しない場合について説明するが、3ライン
のランレングス画像データを2ラインのランレングス画
像データに縮小する場合は、3ライン分のランレングス
画像データのうちの1ライン分のランレングス画像デー
タを読み飛ばせば良く、例えば、第1の復号画像25ま
たは第3の復号画像44を出力しないことにより、3ラ
インのランレングス画像データを2/3倍に縮小するよ
うにしても良い。
【0037】以下、3ラインのランレングス画像データ
を2ラインのランレングス画像データに縮小する場合の
映像復号装置10の詳細な動作について図5のフローチ
ャートを用いて説明する。
【0038】まず、制御手段6は、第2の記憶手段3に
対して第1のランレングス画像データ23の先頭アドレ
スを与える(ステップS11)。次に、制御手段6はラ
ンレングス復号手段4に対して1ライン分の復号開始を
指示し、ランレングス復号手段4は第1のランレングス
画像データ23を第1の復号画像25に復号し、出力合
成手段5は第1の復号画像25を第1の出力画像45と
して出力する(ステップS12)。次に、制御手段6は
ランレングス復号手段4が第1のランレングス画像デー
タ23の復号が完了しているかを確認し(ステップS1
3)、復号が完了していれば後述するステップS14に
遷移し、復号が完了していなければステップS13に遷
移する。次に、制御手段6は出力合成手段5に対してラ
ンレングス復号手段4がランレングス復号した画像デー
タを出力しないように制御する(ステップS14)。次
に、制御手段6はランレングス復号手段4に対して1ラ
イン分の復号開始を指示し、ランレングス復号手段4は
出力合成手段5から出力される映像の同期信号とは非同
期に第2のランレングス画像データ24を復号する。な
お、ここで、ランレングス復号手段4は、出力合成手段
5が主映像の2ライン目のデータを出力するまでに第2
のランレングス画像データ24の復号を終了する。ま
た、出力合成手段5は、制御手段6によりステップS1
4でランレングス画像データの出力不許可の制御が行わ
れているのでランレングス復号手段4からの第2のラン
レングス画像データ24を出力しない(ステップS1
5)。次に、制御手段6は第2のランレングス画像デー
タ24の復号が完了しているかを確認し(ステップS1
6)、復号が完了していれば後述するステップS17に
遷移し、復号が完了していなければステップS16に遷
移する。次に、制御手段6は出力合成手段5に対してラ
ンレングス復号手段4がランレングス復号した画像デー
タを出力するように制御する(ステップS17)。次
に、制御手段6はランレングス復号手段4に対して1ラ
イン分の復号開始を指示し、ランレングス復号手段4は
第3のランレングス画像データ43を第3の復号画像4
4に復号する。出力合成手段5はランレングス復号手段
4から出力された第3の復号画像44を第2の出力画像
46として出力する(ステップS18)。
【0039】以上のように本実施の形態2の映像復号装
置では、制御手段6が出力合成手段5からのランレング
ス画像データの出力を制御するようにした。そして、制
御手段6が出力合成手段5に対してランレングス画像デ
ータを主映像データと合成して出力しないような制御を
行った場合、ランレングス復号手段4が出力合成手段5
から出力される映像とは非同期に高速でランレングス画
像データをランレングス復号するようにした。従って、
縮小のために出力する必要のない走査ラインのランレン
グス画像データを読み飛ばして出力させないようにする
ことができ、ランレングス復号した画像データを一時的
に記憶する記憶手段を備えることなく、ランレングス画
像データの縮小を行うことができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明の映像復号装置で
は、ランレングス復号手段が指定画素数の復号を行うの
に必要としたランレングス画像データのランレングスデ
ータ長を記憶し、制御手段がその情報を用いてランレン
グス画像データの読み出しアドレスを制御するようにし
た。従って、同一走査ラインのランレングス画像データ
を複数回復号して出力することができ、ランレングス圧
縮された画像データの拡大表示を少ない回路規模で実現
することが可能となる。
【0041】また、本発明の映像復号装置では、制御手
段により出力合成手段がランレングス復号された画像デ
ータを副映像データとして主映像データと合成して出力
すべきか否かを制御するようにした。そして、制御手段
が出力合成手段に対してランレングス復号された画像デ
ータを出力しないように制御した場合、ランレングス復
号手段が出力合成手段から出力される映像とは非同期に
高速でランレングス画像データをランレングス復号する
ようにした。従って、縮小のために出力する必要のない
走査ラインのランレングス画像データを読み飛ばして出
力させないようにすることができ、ランレングス画像デ
ータの縮小表示を少ない回路規模で実現することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1および実施の形態2にお
ける映像復号装置のブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1におけるランレングス画
像データの構造と出力画像との関係を示した図である。
【図3】本発明の実施の形態1における制御フローチャ
ート図である。
【図4】本発明の実施の形態2におけるランレングス画
像データの構造と出力画像との関係を示した図である。
【図5】本発明の実施の形態2における制御フローチャ
ート図である。
【図6】従来の映像復号装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図7】2値画像データを示す図である。
【図8】ランレングス画像データの構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
1,100 第1の記憶手段 2,101 出力手段 3,102 第2の記憶手段 4,103 ランレングス復号手段 5,106 出力合成手段 6 制御手段 10,1000 映像復号装置 104 メモリ手段 105 拡大・縮小手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/24 H04N 7/13 Z 5J064 Fターム(参考) 5B057 CA06 CA12 CA16 CB06 CB12 CB16 CC01 CD07 CD10 CH08 CH11 5C023 AA02 AA18 BA11 CA03 CA05 DA04 EA03 5C059 KK06 KK38 MA00 ME05 PP02 PP24 UA05 UA34 UA36 5C076 AA21 AA22 BA05 BA06 BB03 BB06 CA01 5C078 BA22 CA27 DA02 DA05 DA06 DB13 EA04 5J064 AA04 BA08 BB05 BC01 BC02 BC05 BC29 BD00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主映像データを記憶する第1の記憶手段
    と、 ランレングス圧縮された画像データを記憶する第2の記
    憶手段と、 前記主映像データを出力する出力手段と、 前記第2の記憶手段からランレングス圧縮された画像デ
    ータを読み出し、指定画素数分のランレングス復号を行
    うとともに、指定画素分の復号のために使用したランレ
    ングスデータ長を記憶するランレングス復号手段と、 前記ランレングス復号された画像データを副映像データ
    として前記主映像データと合成して映像を出力する出力
    合成手段と、 前記第2の記憶手段、前記ランレングス復号手段、及び
    前記出力合成手段を制御する制御手段とを有する映像復
    号装置において、 前記ランレングス復号手段は、ランレングス復号を前記
    出力合成手段が出力する映像に同期して行い、 前記制御手段は、前記ランレングス復号手段が記憶する
    ランレングスデータ長を用いて、前記第2記憶手段上
    の、前記ランレングス圧縮された画像データの読み出し
    アドレスを制御することを特徴とする映像復号装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の映像復号装置におい
    て、 前記制御手段は、前記ランレングス復号手段が記憶する
    ランレングスデータ長を用いて、かつ、前記出力合成手
    段が出力する映像の走査ラインに同期して、前記第2記
    憶手段上の、前記ランレングス圧縮された画像データの
    読み出しアドレスを制御することを特徴とする映像復号
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の映像復号装置におい
    て、 前記制御手段は、前記出力合成手段が前記ランレングス
    復号された画像データを副映像データとして前記主映像
    データと合成して出力すべきか否かを制御することを特
    徴とする映像復号装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の映像復号装置におい
    て、 前記制御手段が、前記出力合成手段が前記ランレングス
    復号された画像データを副映像データとして前記主映像
    データと合成して出力しないように制御する場合、前記
    ランレングス復号手段は前記出力合成手段が出力する映
    像とは非同期にランレングス復号を行うことを特徴とす
    る映像復号装置。
  5. 【請求項5】 主映像データを記憶する第1の記憶ステ
    ップと、 ランレングス圧縮された画像データを記憶する第2の記
    憶ステップと、 前記主映像データを出力する出力ステップと、 前記第2の記憶ステップで記憶されたランレングス圧縮
    された画像データを読み出し指定画素数分のランレング
    ス復号を行うとともに、指定画素分の復号のために使用
    したランレングスデータ長を記憶するランレングス復号
    ステップと、 前記ランレングス復号された画像データを副映像データ
    として前記主映像データと合成して映像を出力する出力
    合成ステップと、 前記ランレングスデータ長を用いて前記ランレングス圧
    縮された画像データの読み出しアドレスを制御する制御
    ステップとを含む映像復号方法において、 前記ランレングス復号ステップは、ランレングス復号を
    前記出力合成ステップで出力される映像に同期して行
    う、ことを特徴とする映像復号方法。
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