JPH10340077A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH10340077A
JPH10340077A JP9150583A JP15058397A JPH10340077A JP H10340077 A JPH10340077 A JP H10340077A JP 9150583 A JP9150583 A JP 9150583A JP 15058397 A JP15058397 A JP 15058397A JP H10340077 A JPH10340077 A JP H10340077A
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JP9150583A
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Inventor
Hiroaki Shimazaki
浩昭 島崎
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画とグラフィックス画像とを同時に表示す
る際に、装置全体として、非常に多くのメモリを必要と
する。 【解決手段】 入力されたビデオストリームから参照画
像及び復号画像を得る画像圧縮デコーダ3と、グラフィ
ックス画像を生成するCPU12と、画像圧縮デコーダ
3で得られた参照画像及び復号画像とCPU12で生成
されたグラフィックス画像とを記憶するRAM4と、R
AM4に記憶された画像を表示画像として出力する第1
及び第2の表示処理部5,11とを備え、RAM4は、
動作状況に応じて、参照画像及び復号画像を記憶する領
域20,21及びグラフィックス画像を記憶する領域2
2が変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像圧縮された動画
と、プロセッサにより生成されるグラフィックス画像と
を同時に表示できるAVパソコンなどの画像表示装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像表示装置として、動画を、M
PEG2などの画像圧縮方式で圧縮して得られるビデオ
ストリームを入力とし、このビデオストリームを復号し
て得られる動画と、プロセッサにより生成されるグラフ
ィックス画像とを同時に表示する画像表示装置がある。
【0003】このような画像表示装置においては、ビデ
オストリームを専用の復号化部で復号し、復号された動
画信号を表示のための動画処理や制御を行うブロックに
入力していた(例えば、「パソコンがテレビと融合」日
経エレクトロニクス、日経BP社、125頁〜136
頁、1994年10月24日号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像表示装置においては、大容量のメモリが
必要となる。
【0005】画像圧縮デコーダは、復号化の際に動き補
償を行うために、参照画像を記憶しておくためのフレー
ムメモリを必要とする。また、参照画像以外の表示画像
を一時記憶するためのメモリも必要である。また、これ
とは別に、復号された後の動画とグラフィックス画像と
を同時に表示する際に、表示画像を一時記憶するための
フレームメモリが必要である。このため、装置全体とし
て、非常に多くのメモリを必要とするという課題があ
る。
【0006】本発明は、従来のこのような課題を考慮
し、画像圧縮デコーダの参照画像及び表示画像記憶用の
フレームメモリと、グラフィックス画像を一時記憶する
ためのフレームメモリとを共用化することにより、少な
いメモリでMPEG2などの画像圧縮方式のデコード画
像と、グラフィックス画像とを同時に表示することので
きる画像表示装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、符号化して得
られた参照画像及び、その参照画像を用いて予測符号化
して得られた画像からなるビデオストリームを入力し、
その入力されたビデオストリームを復号して、参照画像
及び、その参照画像を用いて予測符号化された画像から
復号画像を得る画像圧縮デコーダと、グラフィックス画
像を生成するプロセッサと、画像圧縮デコーダにより復
号された参照画像及び復号画像とプロセッサにより生成
されたグラフィックス画像とを記憶するメモリと、その
メモリに記憶された画像を表示画像として出力する表示
処理部とを備え、メモリは、動作状況に応じて、参照画
像及び復号画像を記憶する領域及びグラフィックス画像
を記憶する領域が変更される画像表示装置である。
【0008】本発明は上記した構成により、画像圧縮デ
コーダの参照フレーム記憶用のフレームメモリと、グラ
フィックス画像を一時記憶するためのフレームメモリと
を共用することにより、少ないメモリでMPEG2など
の画像圧縮方式のデコード画像と、グラフィックス画像
とを同時に表示することのできる画像表示装置を提供す
ることができる。
【0009】また、画面上でグラフィックス領域と動画
表示領域を完全に分離することで、画像圧縮デコーダも
しくはプロセッサのうち、継続して処理を行わないブロ
ックの動作を停止して、消費電力を押さえることができ
る。特に、画像圧縮デコーダを停止する際に、メモリ上
のグラフィックス領域を拡大することで、メモリ容量は
少ないままで、グラフィックスを全画面に表示すること
が出来る。
【0010】また、画面上でグラフィックス領域と動画
表示領域を完全に分離することで、デコードするストリ
ームの選択などの操作を行うための、アイコンを表示す
る領域を確保し、アイコンが動画表示部分に隠れてしま
うことを避けた上で、XGA、SXGAのような既存の
表示フォーマットを用いることができる。
【0011】また、メモリに記憶する画像信号の形式を
統一することで、プロセッサがメモリ上のデータに対し
て行う処理が単純化され、ストリームのデコード画像
を、プロセッサ上のソフトウエアによって処理/編集す
ることが、高速かつ簡単に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の画像
表示装置について、図面を参照しながら説明する。
【0013】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
画像表示装置のブロック図である。図1において、入力
端子1には、帯域圧縮された映像、音声のストリームが
多重化された、多重化ストリームが入力される。ストリ
ーム分離部2は、入力端子1を介して入力された多重化
ストリームから、必要となるビデオストリームを分離し
て、画像圧縮デコーダ3に入力する。
【0014】第1の実施の形態においては、ビデオスト
リームとして、横720画素、縦480ライン、アスペ
クト比16:9、フレームレート59.94フレーム/
秒の525プログレシブ(以下、525Pと略す)信号
が圧縮されたものとする。この場合、各画素は横に長い
形になっており、いわゆる正方格子状にはなっていな
い。
【0015】画像圧縮デコーダ3は、入力されたビデオ
ストリームを復号し、参照画像、及びそれ以外の復号画
像をそれぞれ復号して、メモリであるRAM4の中に設
定した参照画像記憶領域20及び復号画像記憶領域21
に書き込む。また、動き補償の必要に応じて、参照画像
記憶領域20から参照画像信号を読み込む。
【0016】参照画像記憶領域20、復号画像記憶領域
21には、画像を輝度信号と色差信号で表現した、いわ
ゆるYUV信号が記憶される。この画像信号はまた、輝
度信号に対して、色差信号が水平、垂直方向それぞれ1
/2に間引かれた、4:2:0画像信号でもある。
【0017】図2に、第1の実施の形態で出力される表
示画像の一例を示す。表示画像全体は、横1024画
素、縦768ラインの、いわゆるXGAフォーマットに
なっており、525P動画信号を、横軸のみ水平フィル
タで補間する事によって正方格子状に変換すると、この
表示画像の中の横854画素、縦480ラインの領域を
占める。
【0018】図1に戻って、第1の表示処理部5は、参
照画像記憶領域20、復号画像記憶領域21から適宜必
要な画像信号を読み出し、輝度信号については、横72
0画素を補間して、横854画素の信号とし、色差信号
については、横360画素を補間して、横427画素の
信号とする、正方格子変換処理を施す。
【0019】さらに、4:2:0信号を補間して4:
2:2信号に変換する4:2:0/4:2:2変換処
理、YUV信号をRGB信号に変換する色空間変換、動
画を表示する部分以外(図2におけるグラフィックス表
示領域B)を、無信号であることを表すブランキングレ
ベルに設定するブランキング処理、の各処理を施して加
算器6に出力する。
【0020】一方、プロセッサとしてのCPU12が作
成するグラフィックスデータは、グラフィックス処理部
9を介して、RAM4の中に設定したグラフィックス記
憶領域22に記憶される。第1の実施の形態において
は、グラフィックス記憶領域22に記憶されるグラフィ
ックスデータは、1画素につき、RGBを各8ビットで
表現したRGB信号が記憶されるものとする。また、画
面上で、グラフィックスデータは、動画表示領域Aには
表示しないものとして説明する。
【0021】第2の表示処理部11は、RAM4のグラ
フィックス記憶領域22から必要なデータを読み出し、
グラフィックスを表示する部分以外(図2における動画
表示領域A)を、ブランキングレベルに設定するブラン
キング処理を施して加算器6に出力する。
【0022】加算器6は、第1の表示処理部5の出力信
号と、第2の表示処理部11の出力信号とを加算して表
示画像信号を得て、デジタル・アナログ変換器7(以下
DACと略す)に出力する。DAC7でアナログRGB
信号に変換された表示画像信号は、出力端子8を介し
て、CRT、液晶パネルなどのRGB表示装置に出力さ
れる。第1の表示処理部5、第2の表示処理部11及
び、加算器6などが表示処理手段を構成している。
【0023】表示制御部10は、上記の525P動画信
号及びグラフィックス信号を表示するため、出力表示信
号の走査位置に対応して、各ブロックの信号の同期を取
る。
【0024】第1の実施の形態の画像表示装置で、主に
動画のみを視聴する場合は、CPU12が、図2におけ
るグラフィックス表示領域Bにアイコンを表示するとと
もに、入出力処理部13に、入出力端子14を介して接
続された、マウスやトラックボールなどのポインティン
グデバイスからの情報によって、ストリーム分離部2か
ら出力するビデオストリームの選択操作などを行う。
【0025】このCPU12の、動画表示のための各ブ
ロックに対する制御は、各ブロックに設けた、第1〜第
3のレジスタ23、24、25への制御データの書き込
みという形で行う。一定時間入出力操作が行われないと
きは、選択されたストリームの表示動作のみを行い、C
PU12を停止させることで、消費電力を押さえること
ができる。CPU12を停止しても、各ブロックはレジ
スタに設定された状態を保持して動作する。
【0026】また、図2のグラフィックス表示領域Bに
スクリーンセーバを表示することも可能である。さら
に、グラフィックス処理部9も動作停止し、第2の表示
処理部11もRAM4からのデータの読み出しを行わず
にブランキングレベルのみを出力するようにすること
で、さらに消費電力を押さえることが可能である。
【0027】CPU12が動作停止した状態で、何らか
の入出力操作が行われると、入出力処理部13からの信
号により、CPU12は動作を再開する。
【0028】逆に、第1の実施の形態の画像表示装置
で、動画の表示を行わず、パソコンとしてアプリケーシ
ョンソフトを用いる場合には、ストリーム分離部2及び
画像圧縮デコーダ3の動作を停止させる。そして、RA
M4において、画像圧縮デコーダ3のための領域20及
び21を無くし、RAM4の全アドレスを、グラフィッ
クス記憶領域22に割り当てる。
【0029】このように、第1の実施の形態において
は、画像圧縮デコーダ3の参照画像及び復号画像と、グ
ラフィックス画像とで、RAM4を共用し、動作状況に
応じて、RAM4における動画領域とグラフィックス画
像領域との割り当てを変化させることで、画像表示装置
内のメモリを節約することができる。
【0030】また、画面上でグラフィックス領域と動画
表示領域とを完全に分けてしまうことで、継続して処理
を行わないブロックの動作を停止して、消費電力を押さ
えることができるとともに、ストリームの選択などを行
うためのアイコンが動画表示部分に隠れてしまうことを
避けることができる。
【0031】さらに、動画に対して、水平方向のフィル
タ処理を行うだけで表示するため、垂直方向の拡大/縮
小処理による画質の劣化を避けることができ、高画質な
ストリーム再生画像を表示することができる。
【0032】なお、第1の実施の形態においては、第1
の表示処理部5の出力と、第2の表示処理部11の出力
でDAC7を共用するために、第1の表示処理部5にお
いて正方格子変換を必要としたが、図3に示すように、
第1の表示処理部5の出力及び、第2の表示処理部11
の出力に対して、それぞれに対応したDAC31及び3
2を用意することで、第1の表示処理部5における正方
格子変換を省略することができる。この場合、DAC3
1及び32の出力を切り替えて出力する必要はなく、表
示画像合成手段としての加算器33により単純に加算し
て出力するだけでよい。第1の表示処理部5、第2の表
示処理部11及び、DAC31,32が表示処理手段を
構成している。
【0033】上記第1の実施の形態においては、ストリ
ームデコードのための参照画像を記憶する領域を、グラ
フィックス処理部9、及びCPU12からはアクセスし
ない構成について説明した。ここで、図4に示すよう
に、参照画像記憶領域20、復号画像記憶領域21を、
グラフィックス処理部9から書き込み又は読み出しでき
る構成にすることも可能である。このような構成にする
ことにより、参照画像もしくは復号画像を、グラフィッ
クス処理部9を介してCPU12で処理もしくは編集す
ることができる。
【0034】ただし、この場合、参照画像記憶領域2
0、復号画像記憶領域21では、記憶される信号はYU
V/4:2:0/横長画素であり、グラフィックス記憶
領域22ではRGB/各8ビット/正方格子であるた
め、処理/編集を行う際に、グラフィックス処理部9ま
たはCPU12で変換処理を行わなくてはならない。
【0035】このことは、画像に対するフィルタ(補
間)処理やマトリックス処理のような、一定の決まった
処理を、汎用の回路やソフトウエアに行わせる点で、処
理速度の低下を招く恐れがある。この点を改善した本発
明の第2の実施の形態について、次に説明する。
【0036】図5は、本発明の第2の実施の形態に係る
画像表示装置のブロック図である。図5に示した第2の
実施の形態が、図1に示した第1の実施の形態と異なる
点は、画像圧縮デコーダ3とRAM4との間に、第1の
画像変換部42及び第2の画像変換部41を設け、RA
M4とDAC7との間に表示データ選択部43を設けた
点、及びグラフィックス処理部9から、参照画像記憶領
域20、復号画像記憶領域21に書き込み、読み出しが
行えるようにした点である。
【0037】図5において、第1の画像変換部42は、
画像圧縮デコーダ3が出力する525P信号に正方格子
変換処理、4:2:0/4:2:2変換処理、色空間変
換処理を施し、グラフィックス領域の信号形式と同じ信
号形式のRGB信号に変換したものをRAM4に書き込
む。第2の画像変換部41は、第1の画像変換部42と
は逆の変換を行って、画像圧縮デコーダ3にYUV/
4:2:0/横720画素の参照画像を、RAM4の参
照画像記憶領域20から入力する。
【0038】RAM4に記憶された参照画像、表示画像
及びグラフィックス画像は全て同一信号形式のデータで
あるため、表示画像を出力する際に、第1の実施の形態
のようにDACを通した後に、アナログ信号で多重化す
る必要はない。第2の実施の形態においては、表示デー
タ選択部43を用いて、出力するデータをRAM4に記
憶されたデータから選択し、DAC7でアナログ信号に
変換した後、出力端子8から出力する。
【0039】表示データ選択部43は表示制御部10か
ら、RAM4上の参照画像記憶領域20、復号画像記憶
領域21、グラフィックス記憶領域22のアドレス、こ
れらの領域からデータを選択するための表示すべき画像
の内容に関する情報、及び出力タイミングの情報を得
て、RAM4から必要なデータを選択的に読み出す。
【0040】このようにして、RAM4に記憶する画像
信号の形式を統一することで、グラフィックス処理部
9、及びCPU12がRAM4上のデータに対して行う
処理が単純化され、ストリームの復号画像をCPU12
上のソフトウエアによって処理/編集することが高速か
つ簡単に行うことができる。
【0041】なお、上記第1及び第2の実施の形態にお
いては、入力ストリームとして、525P映像信号がM
PEG2圧縮されたストリームを仮定しているが、52
5P映像信号の代わりに750プログレシブ(以下、7
50Pと略す)映像信号を圧縮したストリームが入力さ
れることを想定した場合の画面構成例を図6に示す。
【0042】750Pは横1280画素、縦720ライ
ン、アスペクト比16:9、フレームレート59.94
(もしくは60)フレーム/秒の映像信号である。この
場合は、もともと画素は正方格子となっている。表示画
像全体を、横1280画素、縦1024ラインの、いわ
ゆるSXGAフォーマットで構成すると、図6に示した
ように、水平方向には動画表示領域が画面一杯に収ま
り、垂直方向に、グラフィックス表示領域を設けること
ができる。
【0043】また、上記第1及び第2の実施の形態にお
いて、525Pを用いた場合でも、750Pを用いた場
合でも、画質劣化を招く拡大/縮小処理を行うことな
く、動画表示を行うことができると同時に、復号するビ
デオストリームの選択などの操作を行うためのアイコン
を表示するための領域を確保した上で、XGA、SXG
Aのような既存の表示フォーマットを用いることができ
る。
【0044】また、上記第1及び第2の実施の形態で
は、525P信号もしくは750P信号を圧縮したスト
リームが入力される場合を想定して説明したが、これに
限らず、525P信号として、横704画素、縦480
ラインとした信号を想定しても良く、さらには、NTS
C(525インタレース)などの異なる画像フォーマッ
トを用いても良い。
【0045】また、上記第1及び第2の実施の形態で
は、動画表示領域が画面の左上から開始されるものとし
て説明したが、特にこの位置に限られるものではなく、
画面上どのような位置にでも配置することが可能であ
る。
【0046】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、画像圧縮デコーダの参照フレーム記憶用のフレ
ームメモリと、グラフィックス画像を一時記憶するため
のフレームメモリを共用することにより、少ないメモリ
でMPEG2などの画像圧縮方式のデコード画像と、グ
ラフィックス画像とを同時に表示することができるとい
う長所を有する。
【0047】また、画面上でグラフィックス領域と動画
表示領域を完全に分離することで、画像圧縮デコーダも
しくはプロセッサのうち、継続して処理を行わないブロ
ックの動作を停止して、消費電力を押さえることができ
る。特に、画像圧縮デコーダを停止する際に、メモリ上
のグラフィックス領域を拡大することで、メモリ容量は
少ないままで、グラフィックスを全画面に表示すること
が出来る。
【0048】また、画面上でグラフィックス領域と動画
表示領域を完全に分離することで、デコードするストリ
ームの選択などの操作を行うための、アイコンを表示す
る領域を確保し、アイコンが動画表示部分に隠れてしま
うことを避けた上で、XGA、SXGAのような既存の
表示フォーマットを用いることができる。
【0049】また、動画に対して、水平方向のフィルタ
処理を行うだけで表示するため、垂直方向の拡大/縮小
処理による画質の劣化を避けることができ、高画質なス
トリーム再生画像を表示することができる。
【0050】また、メモリに記憶する画像信号の形式を
統一することで、プロセッサがメモリ上のデータに対し
て行う処理が単純化され、ストリームのデコード画像
を、プロセッサ上のソフトウエアによって処理/編集す
ることが、高速かつ簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像表示装置
のブロック図である。
【図2】本発明における表示画像出力の一例を示す概念
図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る画像表示装置
の別の一構成例を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る画像表示装置
のまた別の一構成例を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る画像表示装置
のブロック図である。
【図6】本発明における表示画像出力の別の一例を示す
概念図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 ストリーム分離部 3 画像圧縮デコーダ 4 RAM 5 第1の表示処理部 9 グラフィックス処理部 10 表示制御部 11 第2の表示処理部 12 CPU 13 入出力制御部 20 参照画像記憶領域 21 復号画像記憶領域 22 グラフィックス記憶領域 41 第2の画像変換部 42 第1の画像変換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09G 5/14 G09G 5/14 Z H04N 5/765 H04N 5/781 510E 5/781

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化して得られた参照画像及び、その
    参照画像を用いて予測符号化して得られた画像からなる
    ビデオストリームを入力し、その入力されたビデオスト
    リームを復号して、前記参照画像及び、その参照画像を
    用いて前記予測符号化された画像から復号画像を得る画
    像圧縮デコーダと、グラフィックス画像を生成するプロ
    セッサと、前記画像圧縮デコーダにより復号された参照
    画像及び復号画像と前記プロセッサにより生成されたグ
    ラフィックス画像とを記憶するメモリと、そのメモリに
    記憶された画像を表示画像として出力する表示処理手段
    とを備え、前記メモリは、動作状況に応じて、前記参照
    画像及び復号画像を記憶する領域及び前記グラフィック
    ス画像を記憶する領域が変更されることを特徴とする画
    像表示装置。
  2. 【請求項2】 表示処理手段は、前記画像圧縮デコーダ
    から出力される参照画像及び復号画像を表示する動画表
    示領域と、前記プロセッサから出力されるグラフィック
    ス画像を表示するグラフィックス表示領域とを、それぞ
    れ画面上の異なる位置に配置することを特徴とする請求
    項1に記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】 プロセッサに対する外部からの入力が、
    所定の時間以上行われない場合に、前記プロセッサの動
    作を停止させたうえで、前記画像圧縮デコーダが継続し
    て前記ビデオストリームを復号することを特徴とする請
    求項1または2に記載の画像表示装置。
  4. 【請求項4】 ビデオストリームの復号が必要でない場
    合は、前記画像圧縮デコーダの動作を停止することを特
    徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
  5. 【請求項5】 画像圧縮デコーダの動作を停止したと
    き、前記メモリ内の参照画像及び復号画像を記憶する領
    域を縮小または削除することを特徴とする請求項4に記
    載の画像表示装置。
  6. 【請求項6】 参照画像及び復号画像を表示画面上に配
    置する際に、垂直方向の補間又は間引き処理を行わず、
    前記表示画面において、ビデオストリームの選択などの
    操作を行うためのアイコンを前記グラフィックス表示領
    域に配置することを特徴とする請求項1または2に記載
    の画像表示装置。
  7. 【請求項7】 表示処理手段は、メモリに記憶された前
    記参照画像及び復号画像を、アナログ信号に変換する第
    1のディジタル/アナログ変換手段と、前記メモリに記
    憶されたグラフィックス画像を、アナログ信号に変換す
    る第2のディジタル/アナログ変換手段と、前記第1及
    び第2のディジタル/アナログ変換手段の出力を合成す
    る表示画像合成手段とを有することを特徴とする請求項
    1または2に記載の画像表示装置。
  8. 【請求項8】 画像圧縮デコーダから出力される前記参
    照画像及び復号画像を、前記グラフィックス画像と同一
    信号形式の画像に変換し、前記メモリに記憶する第1の
    画像変換手段と、前記メモリに記憶され、前記グラフィ
    ックス画像と同一信号形式に変換された参照画像を、前
    記画像圧縮デコーダから出力された直後の参照画像の信
    号形式に変換し、前記画像圧縮デコーダに入力する第2
    の画像変換手段とを備えたことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の画像表示装置。
  9. 【請求項9】 入力ストリームとして、横720画素又
    は704画素、縦480ラインの順次走査画像を画像圧
    縮したストリームを入力し、表示画像として、横102
    4画素、縦768ラインの表示画像を出力することを特
    徴とする請求項6記載の画像表示装置。
  10. 【請求項10】 入力ストリームとして、横1280画
    素、縦720ラインの順次走査画像を画像圧縮したスト
    リームを入力し、表示画像として、横1280画素、縦
    1024ラインの表示画像を出力することを特徴とする
    請求項6記載の画像表示装置。
JP9150583A 1997-06-09 1997-06-09 画像表示装置 Pending JPH10340077A (ja)

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JP9150583A JPH10340077A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 画像表示装置

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JP9150583A Pending JPH10340077A (ja) 1997-06-09 1997-06-09 画像表示装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030040760A (ko) * 2001-11-16 2003-05-23 인벤텍 코오포레이션 휴대용 전기 장치의 애니메이션 표시 방법
JP2005321481A (ja) * 2004-05-06 2005-11-17 Sony Corp 情報処理装置およびビデオ信号処理方法
KR20190111372A (ko) * 2018-03-22 2019-10-02 삼성전자주식회사 디스플레이 장치의 저 전력 모드에서의 동작을 지원하는 디스플레이 드라이버 회로

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