JP2005321481A - 情報処理装置およびビデオ信号処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスプレイ装置にビデオ信号処理回路を設けた場合などに見られるような弊害を招くことなく、ビデオ表示の高画質化を図ることのできる情報処理装置を提供する。
【解決手段】従来グラフィックスコントローラに依存していたビデオ信号処理の機能を、グラフィックスコントローラとは独立した回路に実装する。このビデオ信号処理回路において、ビデオ信号を処理して生成したビデオ画面のデータに、グラフィックスコントローラにより作成されたグラフィックス画面とを重ね合わせて一つの画面データを生成し、ディスプレイに出力する。また、入力されたビデオ信号を、記録媒体に記録せず、ビデオ信号伝送専用の伝送路を通じてビデオ信号処理回路へ伝送できるように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置およびそのビデオ信号処理方法に関するものである。
従来、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置では、CPU、グラフィックスコントローラおよびソフトウェアの組み合わせで、ディスプレイへの表示情報の描画処理が行われる。すなわち、グラフィックス画面の作成はもちろん、外部より入力されるビデオ信号からの表示情報の作成にも、共通の資源が利用される。
しかし、パーソナルコンピュータに採用されている一般的なハードウェア/ソフトウェア構成では、特にビデオ信号の処理に関し、ビデオ表示の十分な高画質化を実現することが困難であった。
ビデオ表示の画質向上を図るために、従来は、
1.パーソナルコンピュータ内でグラフィックス表示とビデオ表示とで色味を切り替える。
2.パーソナルコンピュータ本体に接続されるディスプレイ装置にビデオ信号の入力端子、TVチューナ、ビデオの高画質表示が可能なビデオ信号処理回路を設ける。
などの方法が採用されている。
特開平11−39864号公報
しかしながら、上記1の方法は色味だけの改善であり、しかも2つのパターンを切り替える程度の機能であるため、ビデオ表示の十分な画質向上は期待できない。
上記2の方法は、ビデオ信号の入力端子、TVチューナ、ビデオ信号処理回路がパーソナルコンピュータ本体とディスプレイ装置の双方に独立して存在するという無駄が生じる。また、パーソナルコンピュータ本体に録画されたビデオ信号の再生表示や、ネットワークから配信されるビデオ信号の表示を行うために、パーソナルコンピュータ本体とディスプレイ装置との間での特別な信号入出力が必要になったり、ビデオ表示中のユーザインタフェース回路などのグラフィックスの表示やその制御が困難になるといった数々の弊害を伴う。
本発明は、かかる実情に鑑み、ディスプレイ装置にビデオ信号処理回路を設けた場合などに見られるような弊害を招くことなく、ビデオ表示の高画質化を図ることのできる情報処理装置およびビデオ信号処理方法を提供することを目的としている。
本発明の情報処理装置は上記の課題を解決するために、グラフィックス信号を処理して第1の表示情報を作成するグラフィックスコントローラと、ビデオ信号を処理して第2の表示情報を作成し、この第2の表示情報をグラフィックスコントローラにより作成された第1の表示情報と合成するビデオ信号処理回路とを具備することを特徴とする。
従来ビデオ信号の処理はグラフィックスコントローラに依存していたが、この発明の構成によれば、ビデオ信号処理回路をビデオ処理専用の回路として実装することで、ビデオ表示の高画質化を設計的に容易に実現することができるようになる。また、ビデオ表示に対する少なくともグラフィックスコントローラの負担がほぼ解消されることで、ビデオ表示と並行してスムースなグラフィックス表示が可能となる。
本発明の情報処理装置は、入力されたビデオ信号を記録媒体に記録し、この記録媒体からビデオ信号を読み込んで前記ビデオ信号処理回路に送る第1のビデオ信号伝送手段をさらに具備するものであってよい。この伝送手段を具備することにより、接続されているネットワークから配信されるビデオ信号を前記ビデオ信号処理回路に送ることも可能になる。
この発明では、記録媒体に記録されたビデオ信号をビデオ信号処理回路に送るだけで、情報処理装置の記録媒体に録画されたビデオ信号の表示再生を行うことができるので、ディスプレイ装置にビデオ信号処理回路を設けた構成に見られるような、ビデオ信号の録画/再生時の情報処理装置とディスプレイ装置との間での特別な信号の入出力が不要になり、結果的に構成の簡素化を図れる。
本発明の情報処理装置は、入力されたビデオ信号をビデオ信号処理回路に送るビデオ信号伝送専用の第2のビデオ信号伝送手段をさらに具備するものであってよい。
この発明では、入力されたビデオ信号を記録媒体を径由することなくビデオ信号処理回路に伝送してビデオ信号の表示再生を行うことができるので、録画が禁止された映像コンテンツを再生することができる。
さらに、本発明の情報処理装置は、入力されたビデオ信号を記録媒体に記録し、この記録媒体からビデオ信号を読み込んで前記ビデオ信号処理回路に送る第1のビデオ信号伝送手段と、入力されたビデオ信号をビデオ信号処理回路に送るビデオ信号伝送専用の第2のビデオ信号伝送手段と、第1のビデオ信号伝送手段と第2のビデオ信号伝送手段とを切り換える選択手段とをさらに具備するものであってもよい。
これにより、入力されたビデオ信号を記録媒体に録画して再生する動作と、入力されたビデオ信号を記録媒体に記録することなく再生する動作とを切り替えることができる。
本発明の別の観点に基づく情報処理装置のビデオ信号処理方法は、ビデオ信号を処理して表示情報を作成するビデオ信号処理回路を設け、このビデオ信号処理回路にて作成した表示情報をグラフィックスコントローラにて作成されたグラフィックスの表示情報とを合成することを特徴とするものである。
この発明の情報処理装置のビデオ信号処理方法では、ビデオ信号処理回路をビデオ処理専用の回路として実装することで、ビデオ表示の高画質化を設計的に容易に実現することができるようになる。また、ビデオ表示に対する少なくともグラフィックスコントローラの負担がほぼ解消されることで、ビデオ表示と並行してスムースなグラフィックス表示が可能となる。
本発明の情報処理装置のビデオ信号処理方法は、入力されたビデオ信号を記録媒体に記録し、この記録媒体からビデオ信号を読み込んでビデオ信号処理回路に送るようにしてよい。
この発明では、記録媒体に記録されたビデオ信号をビデオ信号処理回路に送るだけで、情報処理装置の記録媒体に録画されたビデオ信号の表示再生を行うことができるので、ディスプレイ装置にビデオ信号処理回路を設けた構成に見られるような、ビデオ信号の録画/再生時の情報処理装置とディスプレイ装置との間での特別な信号の入出力が不要になり、結果的に構成の簡素化を図れる。
本発明の情報処理装置のビデオ信号処理方法は、入力されたビデオ信号をビデオ信号伝送専用のビデオ信号伝送手段を用いて前記ビデオ信号処理回路に送るようにしてよい。
この発明では、入力されたビデオ信号を記録媒体を径由することなくビデオ信号処理回路に伝送してビデオ信号の表示再生を行うことができるので、録画が禁止された映像コンテンツを再生することができる。
さらに、本発明の情報処理装置のビデオ信号処理方法は、入力されたビデオ信号を記録媒体に記録し、この記録媒体からビデオ信号を読み込んでビデオ信号処理回路に送る第1のビデオ信号伝送手段と、入力されたビデオ信号をビデオ信号処理回路に送るビデオ信号伝送専用の第2のビデオ信号伝送手段とを設けておき、第1のビデオ信号伝送手段と第2のビデオ信号伝送手段とを切り換えて、入力されたビデオ信号をビデオ信号処理回路に送るようにしてよい。
これにより、入力されたビデオ信号を記録媒体に録画して再生する動作と、入力されたビデオ信号を記録媒体に記録することなく再生する動作とを切り替えることができる。
本発明の情報処理装置およびビデオ信号処理方法によれば、ディスプレイ装置にビデオ信号処理回路を設けた場合などに見られるような弊害を招くことなく、ビデオ表示の高画質化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかるパーソナルコンピュータなどの情報処理装置のビデオおよびグラフィックスの処理に係わる部分の構成を示す図である。
同図に示すように、この情報処理装置は、ビデオデコーダ/ADC回路1、エンコーダ/バスインタフェース回路2、CPU/チップセット3、記録装置4、グラフィックスコントローラ5、映像表示用ディスプレイ6、 バスインターフェース/デコーダ回路7、選択回路8、およびビデオ信号処理回路9を有している。
ビデオデコーダ/ADC(Analog-to-Digital Conversion)回路1は、情報処理装置に入力される様々な形式たとえば、コンポジット、S−Video、コンポーネント、HDMI(High Definition Multimedia Interface)などのビデオ信号を後段での処理に適したデジタル信号に変換する。
エンコーダ/バスインタフェース回路2は、ビデオデコーダ/ADC回路1から受け取ったビデオのストリームデータをシステムバス10に転送するための回路や、HDD(Hard Disk Drive)などの記録装置4にビデオデータを効率良く記録するために、ビデオのストリームデータをたとえばMPEG(Moving Picture Coding Experts Group)方式などにより圧縮符号化する回路を含む。
CPU/チップセット3は、情報処理装置の全体の制御を行うCPU(Central Processing Unit)、メインメモリ、チップセット、およびその他の周辺回路から構成される。
記録装置4は、たとえばHDD(Hard Disk Drive)や、追記型や書き替え可能型のCD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disk)などの光ディスクに記録する装置である。
グラフィックスコントローラ5は、グラフィックス画面を生成する回路である。
映像表示用ディスプレイ6は、具体的にはLCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)などである。
バスインターフェース/デコーダ回路7は、記録装置4に蓄えられているビデオデータをシステムバス10経由で受け取り、ストリームデータに変換する回路や、圧縮符号化されたビデオデータを伸張復号化する回路を含む。
選択回路8は、ビデオデコーダ/ADC回路1からのビデオデータとバスインターフェース/デコーダ回路7からのビデオデータのいずれかを選択してビデオ信号処理回路9に送る回路である。この選択回路8は、たとえばユーザから与えられた設定情報などに応じて切り替えられる。
ビデオ信号処理回路9は、選択回路8で選択されたビデオデータに対して、高画質表示のための様々な処理を施し、処理されたビデオデータをグラフィックスコントローラ5で作成されたグラフィックス画面と合成して、映像表示用ディスプレイ6へ送る回路である。
エンコーダ/バスインタフェース回路2、CPU/チップセット3、バスインターフェース/デコーダ回路7、記録装置4はたとえばシステムバス10を通じて互いにデータ伝送を行うことが可能なように接続されている。
また、ビデオデコーダ/ADC回路1の出力はエンコーダ/バスインタフェース回路2に接続されるとともに選択回路8の一方の入力にも接続されている。すなわち、選択回路8がビデオデコーダ/ADC回路1の出力を選択しているときは、ビデオデコーダ/ADC回路1で得られたビデオのストリームデータはビデオ信号伝送専用の伝送路11を通じてビデオ信号処理回路9へ伝送される。
次に、図2を参照して、本実施形態の情報処理装置でのビデオ信号処理の動作を説明する。
情報処理装置に入力されたビデオ信号は、ビデオデコーダ/ADC回路1で、ビデオ(クロマ)デコード、AD変換、レベル変換などを通してITU−R BT.656に準拠した信号やデジタルコンポーネント信号などに変換された後(ステップS201)、エンコーダ/バスインタフェース回路2または選択回路8に送られる。
ここで録画を行うことがユーザにより指定されている場合は、ビデオデコーダ/ADC回路1の出力はエンコーダ/バスインタフェース回路2に送られ、ここで必要に応じて圧縮符号化された後、CPU/チップセット3を通じて記録装置4へと転送されて記録される。
記録装置4に記録されたビデオデータは、録画されたビデオに対するビデオ再生が指定されたとき、システムバス10を介してバスインターフェース/デコーダ回路7に渡され、ここで、ビデオデータの伸張復号化が行われた後、システムバス10を介して選択回路8に入力される。なお、このときバスインターフェース/デコーダ回路7でビデオデータの伸張復号化を行うようにしてもよい。
一方、録画を行うことなくビデオ再生を行うことがユーザによって指定された場合は、ビデオデコーダ/ADC回路1の出力はビデオ信号伝送専用の伝送路11を通じて選択回路8に送られる。
選択回路8は、設定内容に従って、ビデオデコーダ/ADC回路1からのビデオデータまたはバスインターフェース/デコーダ回路7からのビデオデータのいずれかを選択してビデオ信号処理回路9に送る(ステップS202)。
ビデオ信号処理回路9は、選択回路8で選択されたビデオデータに対して、高画質表示のための様々な処理を行うとともに、グラフィックスコントローラ5で生成されたグラフィックスデータとの合成を行い、合成結果をディスプレイ6に出力する(ステップS203)。
図3は、ビデオ信号処理回路9での信号処理の例を示している。
ビデオ信号処理回路9は、ビデオデータに対する高画質化処理として、いわゆるTemporal Filterなどのフィルタを用いたノイズ低減処理(ステップS301)、インタレース→プログレッシブ変換や画素生成処理(ステップS302)、表示サイズ拡大/縮小のスケーリング(ステップS303)、輪郭強調や色補正(ステップS304)、YUV→RGBなどの色空間の変換(ステップS305)などを行う。
さらに、ビデオ信号処理回路9は、上記のように高画質化処理を行ったビデオデータと、グラフィックスコントローラ5より入力されるグラフィックスデータを同一画面に表示するための画面合成(重ね合わせ)処理を行う(ステップS306)。重ね合わせには、PinPや並列表示、αブレンディングによる半透過表示、グラフィックス画面を全面に置き、特定色をカラーキーとしてその色の部分だけにビデオ画面を出すといった方法が可能である。
さらに、ビデオ信号処理回路9は、画面合成したデータに対して、ディスプレイ6での表示に適した信号処理を施す(ステップS307)。たとえば、液晶ディスプレイへの場合には液晶の応答速度を改善するためのオーバードライブ処理などを行った後、LDVS(小振幅差動信号)へ変換してディスプレイ6へ出力する(ステップS308)。
バスインターフェース/デコーダ回路7、選択回路8、ビデオ信号処理回路9に対する設定や制御は、CPU/チップセット3のCPUから行うことができる。
以上のように、本実施形態では、ビデオ信号処理回路9をビデオ処理専用の回路として実装することが可能になり、従来のディスプレイ装置にビデオ信号処理回路を設けた場合などに見られるような弊害を招くことなく、ビデオ表示の高画質化を図ることができる。たとえば、図4に示すように、グラフィックス画面12の上に独立したビデオ画面13を重ね合わせることにより、従来のシステムでの制約に囚われない新たな表示アプリケーションを提供できる。また、ビデオ表示に対するCPUやグラフィックスコントローラ5の負荷をほぼゼロレベルに抑えることができるので、ビデオ表示と他のアプリケーションを同時動作させた場合のユーザの使い勝手を格段に向上させることができる。さらに、入力したビデオデータを記録装置4に記録することなく表示させる構成を採ることができるので、録画禁止の映像コンテンツを表示する機能をもたせることができる。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。
図5は、本発明の他の実施形態にかかる情報処理装置のビデオおよびグラフィックスの処理に係わる部分の構成を示す図である。
同図に示すように、この情報処理装置は、ビデオデコーダ/ADC回路1、エンコーダ/バスインタフェース回路2、CPU/チップセット3、記録装置4、グラフィックスコントローラ5、映像表示用ディスプレイ6、バスインターフェース/デコーダ回路7、第1の選択回路8、ビデオ信号処理回路9、システムバス10、デジタルチューナ/MPEGデコーダ14、第2の選択回路15、第3の選択回路16を有している。これらの構成のうち、第1の選択回路8、デジタルチューナ/MPEGデコーダ14、第2の選択回路15、第3の選択回路16以外のものの構成および機能は図1の実施形態と同様である。 デジタルチューナ/MPEGデコーダ14は、外部からデジタル放送信号を受信し、伸張復号化する回路を含む。第2の選択回路15は、情報処理装置に入力されたHDMIなどの無加工のビデオデータまたはビデオデコーダ/ADC回路1の出力いずれかを選択する回路である。第3の選択回路16は、第2の選択回路15からのビデオデータまたはビデオデコーダ/ADC回路1からの入力ビデオデータのいずれかを選択する回路である。そして第1の選択回路8は、第3の選択回路16により選択されたビデオデータまたはバスインターフェース/デコーダ回路7からのビデオ再生データのいずれかを選択する回路である。また、ビデオデコーダ/ADC回路1の出力はエンコーダ/バスインタフェース回路2に接続されるとともに第3の選択回路16の一方の入力にも接続されている。
バスインターフェース/デコーダ回路7、第1の選択回路8、ビデオ信号処理回路9、第2の選択回路15、第3の選択回路16に対する設定や制御は、CPU/チップセット3のCPUから行うことができる。
この情報処理装置においては、ビデオデコーダ/ADC回路1で得られたビデオデータ、デジタルチューナ/MPEGデコーダ14で得られたデジタル放送のビデオデータ、情報処理装置に入力されたHDMIなどの無加工のビデオデータを、ビデオ信号伝送専用の伝送路を通じてビデオ信号処理回路9に伝送できるように構成されている。
次に、図6を参照して、本実施形態の情報処理装置の動作を説明する。
デジタルチューナ/MPEGデコーダ11にて、受信されたデジタル放送信号は伸張復号化されて第2の選択回路15に転送される(ステップS601)。第2の選択回路15は、設定内容に従って、デジタルチューナ/MPEGデコーダ11からのデジタル放送のデータと、情報処理装置に入力された無加工のビデオデータであるビデオRAWデータとのいずれかを選択して(ステップS602)、第3の選択回路16に送る。
第3の選択回路16は、設定に従って、第2の選択回路15の出力とビデオデコーダ/ADC回路1からのビデオデータのいずれかを選択して(ステップS603)、第1の選択回路8に送る。第1の選択回路8は、設定に従って、第2の選択回路15から送られてくるビデオデータとバスインターフェース/デコーダ回路7からのビデオデータのいずれかを選択してビデオ信号処理回路9に入力する(ステップS604)。
ビデオ信号処理回路9は、第1の選択回路8で選択されたビデオデータに対して高画質表示のための様々な処理を行うとともに、グラフィックスコントローラ5から出力されるグラフィックスデータとの合成を行い、合成結果をディスプレイ6に出力する(ステップS605)。
本実施形態の情報処理装置によれば、図1の実施形態と同様にビデオ信号処理回路9をビデオ処理専用の回路として実装することが可能になり、従来のディスプレイ装置にビデオ信号処理回路を設けた場合などに見られるような弊害を招くことなく、ビデオ表示の高画質化を図ることができるとともに、ビデオデコーダ/ADC回路1で得られたビデオデータのみならず、デジタルチューナ/MPEGデコーダ14で得られたデジタル放送のデータ、情報処理装置に入力されたHDMIなどの無加工のビデオデータを、ビデオ信号伝送専用の伝送路を通じてビデオ信号処理回路9にダイレクトに伝送することができる。
なお、本発明は上述したいずれの実施形態にも限定されず、本発明の技術思想の範囲内で適宜変更して実施できる。
本発明の一実施形態にかかる情報処理装置のビデオおよびグラフィックスの処理に係わる部分の構成を示す図である。 図1の情報処理装置でのビデオ信号処理の動作を説明する図である。 図1のビデオ信号処理回路の信号処理の例を示す図である。 グラフィックス画面とビデオ画面との合成画面の例を示す図である。 本発明の他の実施形態にかかる情報処理装置のビデオおよびグラフィックスの処理に係わる部分の構成を示す図である。 図5の情報処理装置でのビデオ信号処理の動作を説明する図である。
符号の説明
1 ビデオデコーダ/ADC回路
2 エンコーダ/バスインターフェース回路
3 CPU/チップセット
4 記録装置
5 グラフィックスコントローラ
6 映像表示用ディスプレイ
7 バスインターフェース/デコーダ回路
8 選択回路
9 ビデオ信号処理回路
10 システムバス
11 ビデオ信号伝送専用の伝送路

Claims (8)

  1. グラフィックス信号を処理して第1の表示情報を作成するグラフィックスコントローラと、
    ビデオ信号を処理して第2の表示情報を作成し、この第2の表示情報を前記グラフィックスコントローラにより作成された前記第1の表示情報と合成するビデオ信号処理回路と
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 入力されたビデオ信号を記録媒体に記録し、この記録媒体からビデオ信号を読み込んで前記ビデオ信号処理回路に送る第1のビデオ信号伝送手段を
    さらに具備することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 入力されたビデオ信号を前記ビデオ信号処理回路に送るビデオ信号伝送専用の第2のビデオ信号伝送手段
    をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 入力されたビデオ信号を記録媒体に記録し、この記録媒体からビデオ信号を読み込んで前記ビデオ信号処理回路に送る第1のビデオ信号伝送手段と、
    入力されたビデオ信号を前記ビデオ信号処理回路に送るビデオ信号伝送専用の第2のビデオ信号伝送手段と、
    前記第1のビデオ信号伝送手段と前記第2のビデオ信号伝送手段とを切り換える選択手段と
    をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. ビデオ信号を処理して表示情報を作成するビデオ信号処理回路を設け、このビデオ信号処理回路にて作成した表示情報をグラフィックスコントローラにて作成されたグラフィックスの表示情報と合成することを特徴とする情報処理装置のビデオ信号処理方法。
  6. 入力されたビデオ信号を記録媒体に記録し、この記録媒体からビデオ信号を読み込んで前記ビデオ信号処理回路に送ることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置のビデオ信号処理方法。
  7. 入力されたビデオ信号をビデオ信号伝送専用のビデオ信号伝送手段を用いて前記ビデオ信号処理回路に送ることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置のビデオ信号処理方法。
  8. 入力されたビデオ信号を記録媒体に記録し、この記録媒体からビデオ信号を読み込んで前記ビデオ信号処理回路に送る第1のビデオ信号伝送手段と、入力されたビデオ信号を前記ビデオ信号処理回路に送るビデオ信号伝送専用の第2のビデオ信号伝送手段とを設けておき、前記第1のビデオ信号伝送手段と前記第2のビデオ信号伝送手段とを切り換えて、前記入力されたビデオ信号を前記ビデオ信号処理回路に送ることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置のビデオ信号処理方法。
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