JPH10161586A - 表示装置の駆動方法及び駆動回路 - Google Patents
表示装置の駆動方法及び駆動回路Info
- Publication number
- JPH10161586A JPH10161586A JP8334772A JP33477296A JPH10161586A JP H10161586 A JPH10161586 A JP H10161586A JP 8334772 A JP8334772 A JP 8334772A JP 33477296 A JP33477296 A JP 33477296A JP H10161586 A JPH10161586 A JP H10161586A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- frame
- sub
- dot
- subframe
- Prior art date
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- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 動画の偽輪郭を軽減し、かつ静止画のチラツ
キを除去すること。 【解決手段】 選択回路12が、サブフレームパターン
発生回路10で発生したサブフレームパターン群A、B
をドット・ライン毎に切替えて出力し、データ変換回路
14が、入力映像信号を、選択回路12から出力するサ
ブフレームパターン群の輝度レベルに対応したサブフレ
ームパターンに変換してPDP18へ出力するので、重
み付けの等しいサブフレームの一方を点灯し他方を不点
灯とするドットの動画面では、点灯サブフレームと不点
灯サブフレームがドット毎及びライン毎に入替えら動画
の周辺に発生する偽輪郭を軽減できる。静止画面では入
替禁止回路20が静止画検出回路22の検出信号で選択
回路12からデータ変換回路14へ出力するサブフレー
ムパターン群を固定し入れ替えを禁止するので、サブフ
ィールドの入れ替えに伴うチラツキを抑え、画質の劣化
を防止できる。
キを除去すること。 【解決手段】 選択回路12が、サブフレームパターン
発生回路10で発生したサブフレームパターン群A、B
をドット・ライン毎に切替えて出力し、データ変換回路
14が、入力映像信号を、選択回路12から出力するサ
ブフレームパターン群の輝度レベルに対応したサブフレ
ームパターンに変換してPDP18へ出力するので、重
み付けの等しいサブフレームの一方を点灯し他方を不点
灯とするドットの動画面では、点灯サブフレームと不点
灯サブフレームがドット毎及びライン毎に入替えら動画
の周辺に発生する偽輪郭を軽減できる。静止画面では入
替禁止回路20が静止画検出回路22の検出信号で選択
回路12からデータ変換回路14へ出力するサブフレー
ムパターン群を固定し入れ替えを禁止するので、サブフ
ィールドの入れ替えに伴うチラツキを抑え、画質の劣化
を防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1フレーム(又は
1フィールド)を複数のサブフレーム(又はサブフィー
ルド)で構成し、各サブフレームの輝度に重み付けをし
て中間調画像(例えば256階調画像)を表示する表示
装置の駆動方法及び駆動回路に関するものである。
1フィールド)を複数のサブフレーム(又はサブフィー
ルド)で構成し、各サブフレームの輝度に重み付けをし
て中間調画像(例えば256階調画像)を表示する表示
装置の駆動方法及び駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、薄型、軽量の表示装置として、P
DP(プラズマディスプレイパネル)が注目されてい
る。このPDPの駆動方式は、従来のCRT駆動方式と
は全く異なっており、ディジタル化された映像入力信号
による直接駆動方式である。したがって、パネル面から
発光される輝度階調は、扱う信号のビット数によって定
まる。
DP(プラズマディスプレイパネル)が注目されてい
る。このPDPの駆動方式は、従来のCRT駆動方式と
は全く異なっており、ディジタル化された映像入力信号
による直接駆動方式である。したがって、パネル面から
発光される輝度階調は、扱う信号のビット数によって定
まる。
【0003】PDPは、基本的特性の異なるAC型とD
C型の2方式に分けられる。AC型PDPでは、輝度と
寿命については十分な特性が得られているが階調表示に
関しては、試作レベルで最大64階調表示までの報告し
かなかった。しかし、アドレス・表示分離型駆動法(A
DSサブフレーム法)が提案されている。この方法に使
用されるPDPの駆動シーケンスと駆動波形が図3
(a)(b)に示される。
C型の2方式に分けられる。AC型PDPでは、輝度と
寿命については十分な特性が得られているが階調表示に
関しては、試作レベルで最大64階調表示までの報告し
かなかった。しかし、アドレス・表示分離型駆動法(A
DSサブフレーム法)が提案されている。この方法に使
用されるPDPの駆動シーケンスと駆動波形が図3
(a)(b)に示される。
【0004】図3(a)において、たとえば、256階
調の場合、1フレームは、輝度の相対比が1、2、4、
8、16、32、64、128の8個のサブフレームS
F1〜SF8で構成され、8画面の輝度の組み合わせで
256階調の表示を行うものとする。図3(b)におい
て、それぞれのサブフレームは、リフレッシュした1画
面分のデータの書込みを行うアドレス期間とそのサブフ
レームの輝度レベルを決めるサスティン期間で構成され
る。アドレス期間では、最初全画面同時に各ピクセルに
初期的に壁電荷が形成され、その後サスティンパルスが
全画面に与えられ表示を行う。サブフレームの明るさは
サスティンパルスの数に比例し、所定の輝度に設定され
る。このようにして256階調表示が実現される。
調の場合、1フレームは、輝度の相対比が1、2、4、
8、16、32、64、128の8個のサブフレームS
F1〜SF8で構成され、8画面の輝度の組み合わせで
256階調の表示を行うものとする。図3(b)におい
て、それぞれのサブフレームは、リフレッシュした1画
面分のデータの書込みを行うアドレス期間とそのサブフ
レームの輝度レベルを決めるサスティン期間で構成され
る。アドレス期間では、最初全画面同時に各ピクセルに
初期的に壁電荷が形成され、その後サスティンパルスが
全画面に与えられ表示を行う。サブフレームの明るさは
サスティンパルスの数に比例し、所定の輝度に設定され
る。このようにして256階調表示が実現される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のアド
レス・表示分離型駆動法(ADSサブフレーム法)で
は、サブフレームの構成が図3(a)に示すように構成
されていたので、動画像表示時に不表示期間(表示して
いない期間)が長くなることがあり、これが偽輪郭とし
て画面に表示されることがあるという問題があった。
レス・表示分離型駆動法(ADSサブフレーム法)で
は、サブフレームの構成が図3(a)に示すように構成
されていたので、動画像表示時に不表示期間(表示して
いない期間)が長くなることがあり、これが偽輪郭とし
て画面に表示されることがあるという問題があった。
【0006】本出願人は、上述の問題を解決するため
に、1フレームを形成する複数のサブフレームのうちの
少なくとも2つのサブフレームの重み付けを等しく設定
し、重み付けの等しいサブフレームの一方が点灯し他方
が不点灯で表示されるドットの複数からなる画面を、同
じ重み付けのサブフレームの点灯と不点灯をドット毎及
びライン毎(又はドット毎、ライン毎及びフレーム毎)
に入れ替えて表示する駆動方法及び駆動回路を提案し
た。
に、1フレームを形成する複数のサブフレームのうちの
少なくとも2つのサブフレームの重み付けを等しく設定
し、重み付けの等しいサブフレームの一方が点灯し他方
が不点灯で表示されるドットの複数からなる画面を、同
じ重み付けのサブフレームの点灯と不点灯をドット毎及
びライン毎(又はドット毎、ライン毎及びフレーム毎)
に入れ替えて表示する駆動方法及び駆動回路を提案し
た。
【0007】例えば、図4に示すような駆動回路を用
い、サブフレームパターン発生回路10が予め設定され
た2種類のサブフレームパターン群A、Bを発生し、選
択回路12がドット・ライン毎切替信号に基づいてドッ
ト毎及びライン毎にサブフレームパターン群A、Bを切
り替えて出力し、データ変換回路14が入力端子16に
入力した映像データを、サブフレームパターン群(A又
はB)のうちの輝度レベルに対応したサブフレームパタ
ーンに変換してPDP18へ出力し、中間調画像を表示
していた。
い、サブフレームパターン発生回路10が予め設定され
た2種類のサブフレームパターン群A、Bを発生し、選
択回路12がドット・ライン毎切替信号に基づいてドッ
ト毎及びライン毎にサブフレームパターン群A、Bを切
り替えて出力し、データ変換回路14が入力端子16に
入力した映像データを、サブフレームパターン群(A又
はB)のうちの輝度レベルに対応したサブフレームパタ
ーンに変換してPDP18へ出力し、中間調画像を表示
していた。
【0008】2種類のサブフレームパターン群A、B
は、それぞれ1フレームを構成する複数のサブフレーム
の点灯箇所を輝度レベル毎に設定したサブフレームパタ
ーンを表し、動画表示時に発生する偽輪郭(偽イメー
ジ)を軽減させるために、実験等で求められたサブフレ
ームパターンが設定されている。例えば、図5に示すよ
うに、1フレームを6個のサブフレームSF1〜SF6
で構成するとともに、SF1とSF6の輝度レベルを共
に等しい8に設定し、SF2とSF5の輝度レベルを共
に等しい4に設定したものすると、図6に示すように、
輝度レベル7は、サブフレームパターン群AではSF
2、SF3及びSF4が点灯するサブフレームパターン
が設定され、サブフレームパターン群BではSF3、S
F4及びSF5が点灯するサブフレームパターンが設定
される。同様に、輝度レベル8は、サブフレームパター
ン群AではSF1が点灯するサブフレームパターンが設
定され、サブフレームパターン群BではSF6が点灯す
るサブフレームパターンが設定される。なお、図6のサ
ブフレームSF1〜SF6の時間軸方向の長さは、実際
は図5に示したように輝度レベルの大きさに対応して異
なっているが、作図上の都合により同一として表してい
る。以下同様とする。
は、それぞれ1フレームを構成する複数のサブフレーム
の点灯箇所を輝度レベル毎に設定したサブフレームパタ
ーンを表し、動画表示時に発生する偽輪郭(偽イメー
ジ)を軽減させるために、実験等で求められたサブフレ
ームパターンが設定されている。例えば、図5に示すよ
うに、1フレームを6個のサブフレームSF1〜SF6
で構成するとともに、SF1とSF6の輝度レベルを共
に等しい8に設定し、SF2とSF5の輝度レベルを共
に等しい4に設定したものすると、図6に示すように、
輝度レベル7は、サブフレームパターン群AではSF
2、SF3及びSF4が点灯するサブフレームパターン
が設定され、サブフレームパターン群BではSF3、S
F4及びSF5が点灯するサブフレームパターンが設定
される。同様に、輝度レベル8は、サブフレームパター
ン群AではSF1が点灯するサブフレームパターンが設
定され、サブフレームパターン群BではSF6が点灯す
るサブフレームパターンが設定される。なお、図6のサ
ブフレームSF1〜SF6の時間軸方向の長さは、実際
は図5に示したように輝度レベルの大きさに対応して異
なっているが、作図上の都合により同一として表してい
る。以下同様とする。
【0009】このため、各ドットの輝度レベルが8の画
面を表示する場合、ドット毎及びライン毎にサブフレー
ムパターン群A、Bが切り替わってデータ変換回路14
に入力しているので、サブフレームパターン群A、Bの
うちの対応したサブフレームパターンがドット毎及びラ
イン毎に切り替わって表示され、図7に示すように隣接
するドット間、ライン間で異なるサブフレームSF1、
SF6が点灯し、動画表示時に発生する偽輪郭(偽イメ
ージ)が軽減される。
面を表示する場合、ドット毎及びライン毎にサブフレー
ムパターン群A、Bが切り替わってデータ変換回路14
に入力しているので、サブフレームパターン群A、Bの
うちの対応したサブフレームパターンがドット毎及びラ
イン毎に切り替わって表示され、図7に示すように隣接
するドット間、ライン間で異なるサブフレームSF1、
SF6が点灯し、動画表示時に発生する偽輪郭(偽イメ
ージ)が軽減される。
【0010】しかしながら、静止画表示時においては、
輝度レベルが8の場合に、図7に示すように隣接するド
ット間、ライン間で異なるサブフレームSF1、SF6
が点灯するため、隣接するドット間、ライン間で点灯サ
ブフレームに時間ずれが生じ、チラツキのある見づらい
画像が発生するという問題点があった。また、アナログ
信号の静止画像入力時に発生する微小ノイズによって、
フレーム方向の輝度レベルに7と8の揺らぎが生じる場
合があり、このような場合には、図8に示すようにフレ
ーム方向に各ドットの発光タイミングがずれて、チラツ
キのある見づらい画像が発生するという問題点があっ
た。
輝度レベルが8の場合に、図7に示すように隣接するド
ット間、ライン間で異なるサブフレームSF1、SF6
が点灯するため、隣接するドット間、ライン間で点灯サ
ブフレームに時間ずれが生じ、チラツキのある見づらい
画像が発生するという問題点があった。また、アナログ
信号の静止画像入力時に発生する微小ノイズによって、
フレーム方向の輝度レベルに7と8の揺らぎが生じる場
合があり、このような場合には、図8に示すようにフレ
ーム方向に各ドットの発光タイミングがずれて、チラツ
キのある見づらい画像が発生するという問題点があっ
た。
【0011】本発明は、上述の問題点に鑑みなされたも
ので、動画表示時に発生する偽輪郭を軽減することがで
きると共に、静止画表示時に発生するチラツキを除去す
ることのできる表示装置の駆動方法及び駆動回路を提供
することを目的とする。
ので、動画表示時に発生する偽輪郭を軽減することがで
きると共に、静止画表示時に発生するチラツキを除去す
ることのできる表示装置の駆動方法及び駆動回路を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明方法は、1フレー
ムを複数のサブフレームで構成し、各サブフレームの輝
度に重み付けをするとともに、少なくとも2つのサブフ
レームの重み付けを等しくして中間調画像を表示する表
示装置の駆動方法であって、重み付けの等しいサブフレ
ームの一方が点灯し他方が不点灯となるドットが複数存
在する画面を表示するときに、動画を表すドットについ
ては同じ重み付けのサブフレームの点灯と不点灯をドッ
ト毎及びライン毎(又はドット毎、ライン毎及びフレー
ム毎)に入れ替えて表示し、静止画を表すドットについ
ては同じ重み付けのサブフレームの点灯と不点灯の入れ
替えを禁止してなることを特徴とするものである。
ムを複数のサブフレームで構成し、各サブフレームの輝
度に重み付けをするとともに、少なくとも2つのサブフ
レームの重み付けを等しくして中間調画像を表示する表
示装置の駆動方法であって、重み付けの等しいサブフレ
ームの一方が点灯し他方が不点灯となるドットが複数存
在する画面を表示するときに、動画を表すドットについ
ては同じ重み付けのサブフレームの点灯と不点灯をドッ
ト毎及びライン毎(又はドット毎、ライン毎及びフレー
ム毎)に入れ替えて表示し、静止画を表すドットについ
ては同じ重み付けのサブフレームの点灯と不点灯の入れ
替えを禁止してなることを特徴とするものである。
【0013】重み付けの等しいサブフレームの一方を点
灯し他方を不点灯とするドットが複数存在する画面を表
示するときに、動画を表すドットについては同じ重み付
けのサブフレームの点灯と不点灯をドット毎及びライン
毎(又はドット毎、ライン毎及びフレーム毎)に入れ替
えて表示しているので、既提案の場合と同様にして動画
の周辺に発生する偽輪郭(偽イメージ)を軽減すること
ができる。また、静止画を表すドットについては同じ重
み付けのサブフレームの点灯と不点灯の入れ替えを禁止
しているので、サブフィールドの入れ替えに伴うチラツ
キを抑えて、画質の劣化(例えば画質のザラつき)を防
止できる。
灯し他方を不点灯とするドットが複数存在する画面を表
示するときに、動画を表すドットについては同じ重み付
けのサブフレームの点灯と不点灯をドット毎及びライン
毎(又はドット毎、ライン毎及びフレーム毎)に入れ替
えて表示しているので、既提案の場合と同様にして動画
の周辺に発生する偽輪郭(偽イメージ)を軽減すること
ができる。また、静止画を表すドットについては同じ重
み付けのサブフレームの点灯と不点灯の入れ替えを禁止
しているので、サブフィールドの入れ替えに伴うチラツ
キを抑えて、画質の劣化(例えば画質のザラつき)を防
止できる。
【0014】本発明回路は、1フレームを複数のサブフ
レームで構成し、各サブフレームの輝度に重み付けをす
るとともに、少なくとも2つのサブフレームの重み付け
を等しくして中間調画像を表示する表示装置の駆動回路
であって、1フレームを構成する複数のサブフレームの
点灯箇所を輝度レベル毎に設定したサブフレームパター
ン群を複数種類発生するサブフレームパターン発生回路
と、このサブフレームパターン発生回路で発生した複数
種類のサブフレームパターン群をドット毎及びライン毎
(又はドット毎、ライン毎及びフレーム毎)に切り替え
て出力する選択回路と、入力映像信号を、選択回路から
出力するサブフレームパターン群のうちの輝度レベルに
対応したサブフレームパターンに変換して表示部へ出力
するデータ変換回路と、入力映像信号に基づいて表示画
面が静止画であるか否かをドット毎に検出する静止画検
出回路と、この静止画検出回路の検出出力に基づいて、
選択回路からデータ変換回路へ出力するサブフレームパ
ターン群を固定して入れ替えを禁止する入替禁止回路と
を具備してなることを特徴とする。
レームで構成し、各サブフレームの輝度に重み付けをす
るとともに、少なくとも2つのサブフレームの重み付け
を等しくして中間調画像を表示する表示装置の駆動回路
であって、1フレームを構成する複数のサブフレームの
点灯箇所を輝度レベル毎に設定したサブフレームパター
ン群を複数種類発生するサブフレームパターン発生回路
と、このサブフレームパターン発生回路で発生した複数
種類のサブフレームパターン群をドット毎及びライン毎
(又はドット毎、ライン毎及びフレーム毎)に切り替え
て出力する選択回路と、入力映像信号を、選択回路から
出力するサブフレームパターン群のうちの輝度レベルに
対応したサブフレームパターンに変換して表示部へ出力
するデータ変換回路と、入力映像信号に基づいて表示画
面が静止画であるか否かをドット毎に検出する静止画検
出回路と、この静止画検出回路の検出出力に基づいて、
選択回路からデータ変換回路へ出力するサブフレームパ
ターン群を固定して入れ替えを禁止する入替禁止回路と
を具備してなることを特徴とする。
【0015】選択回路は、サブフレームパターン発生回
路で発生した複数種類(例えばA、Bの2種類)のサブ
フレームパターン群をドット毎及びライン毎(又はドッ
ト毎、ライン毎及びフレーム毎)に切り替えて出力し、
データ変換回路は、入力映像信号を、選択回路から出力
するサブフレームパターン群のうちの輝度レベルに対応
したサブフレームパターンに変換して表示部へ出力す
る。このため、重み付けの等しいサブフレームの一方を
点灯し他方を不点灯とするドットが複数存在する動画面
においては、点灯サブフレームと不点灯サブフレームが
ドット毎及びライン毎(又はドット毎、ライン毎及びフ
レーム毎)に入れ替えられるので、既提案の場合と同様
にして動画の周辺に発生する偽輪郭(偽イメージ)を軽
減することができる。また、重み付けの等しいサブフレ
ームの一方を点灯し他方を不点灯とするドットが複数存
在する静止画面においては、入替禁止回路が、静止画検
出回路からの検出信号に基づいて、選択回路からデータ
変換回路へ出力するサブフレームパターン群を固定して
入れ替えを禁止しているので、サブフィールドの入れ替
えに伴うチラツキを抑えて、画質の劣化(例えば画質の
ザラつき)を防止できる。
路で発生した複数種類(例えばA、Bの2種類)のサブ
フレームパターン群をドット毎及びライン毎(又はドッ
ト毎、ライン毎及びフレーム毎)に切り替えて出力し、
データ変換回路は、入力映像信号を、選択回路から出力
するサブフレームパターン群のうちの輝度レベルに対応
したサブフレームパターンに変換して表示部へ出力す
る。このため、重み付けの等しいサブフレームの一方を
点灯し他方を不点灯とするドットが複数存在する動画面
においては、点灯サブフレームと不点灯サブフレームが
ドット毎及びライン毎(又はドット毎、ライン毎及びフ
レーム毎)に入れ替えられるので、既提案の場合と同様
にして動画の周辺に発生する偽輪郭(偽イメージ)を軽
減することができる。また、重み付けの等しいサブフレ
ームの一方を点灯し他方を不点灯とするドットが複数存
在する静止画面においては、入替禁止回路が、静止画検
出回路からの検出信号に基づいて、選択回路からデータ
変換回路へ出力するサブフレームパターン群を固定して
入れ替えを禁止しているので、サブフィールドの入れ替
えに伴うチラツキを抑えて、画質の劣化(例えば画質の
ザラつき)を防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図1
を用いて説明する。図1において図4と同一部分は同一
符号とする。図1において、10はサブフレームパター
ン発生回路で、このサブフレームパターン発生回路10
は、予め設定された2種類のサブフレームパターン群
A、Bを発生して、選択回路12へ出力するように構成
されている。前記選択回路12は、ドット・ライン毎切
替信号に基づいてドット毎及びライン毎にサブフレーム
パターン群A、Bを切り替え、入替禁止回路20を介し
てデータ変換回路14へ出力するように構成されてい
る。前記2種類のサブフレームパターン群A、Bは、例
えば図6に示すように構成されている。
を用いて説明する。図1において図4と同一部分は同一
符号とする。図1において、10はサブフレームパター
ン発生回路で、このサブフレームパターン発生回路10
は、予め設定された2種類のサブフレームパターン群
A、Bを発生して、選択回路12へ出力するように構成
されている。前記選択回路12は、ドット・ライン毎切
替信号に基づいてドット毎及びライン毎にサブフレーム
パターン群A、Bを切り替え、入替禁止回路20を介し
てデータ変換回路14へ出力するように構成されてい
る。前記2種類のサブフレームパターン群A、Bは、例
えば図6に示すように構成されている。
【0017】前記データ変換回路14は、前記入力端子
16に入力した映像データを、サブフレームパターン群
(A又はB)のうちの輝度レベルに対応したサブフレー
ムパターンに変換してPDP18へ出力するように構成
されている。22は静止画検出回路で、この静止画検出
回路22は、前記入力端子16に入力した映像データに
よる表示画面が静止画であるか否かをドット毎に検出す
るように構成されている。前記静止画検出回路22は、
動きベクトル検出回路24と動き量0検出回路26とか
らなり、前記動きベクトル検出回路24は前記入力端子
16に入力した映像データに基づいてフレーム間におけ
るドットの動きベクトルを検出し、前記動き量0検出回
路26は前記動きベクトル検出回路24の検出出力に基
づいてドットの動き量0を検出するように構成されてい
る。
16に入力した映像データを、サブフレームパターン群
(A又はB)のうちの輝度レベルに対応したサブフレー
ムパターンに変換してPDP18へ出力するように構成
されている。22は静止画検出回路で、この静止画検出
回路22は、前記入力端子16に入力した映像データに
よる表示画面が静止画であるか否かをドット毎に検出す
るように構成されている。前記静止画検出回路22は、
動きベクトル検出回路24と動き量0検出回路26とか
らなり、前記動きベクトル検出回路24は前記入力端子
16に入力した映像データに基づいてフレーム間におけ
るドットの動きベクトルを検出し、前記動き量0検出回
路26は前記動きベクトル検出回路24の検出出力に基
づいてドットの動き量0を検出するように構成されてい
る。
【0018】前記入替禁止回路20は、前記静止画検出
回路22から検出信号が出力しているときには、前記選
択回路12から前記データ変換回路14へ出力するサブ
フレームパターン群A、Bを一方(例えばA)に固定し
(すなわち入れ替えを禁止し)、前記静止画検出回路2
2から検出信号が出力していないときには、前記選択回
路12から前記データ変換回路14へ出力するサブフレ
ームパターン群A、Bをそのまま通過させ、ドット毎及
びライン毎にサブフレームパターン群A、Bが切り替え
られるように構成されている。
回路22から検出信号が出力しているときには、前記選
択回路12から前記データ変換回路14へ出力するサブ
フレームパターン群A、Bを一方(例えばA)に固定し
(すなわち入れ替えを禁止し)、前記静止画検出回路2
2から検出信号が出力していないときには、前記選択回
路12から前記データ変換回路14へ出力するサブフレ
ームパターン群A、Bをそのまま通過させ、ドット毎及
びライン毎にサブフレームパターン群A、Bが切り替え
られるように構成されている。
【0019】つぎに、図1の作用を、図2、図5、図6
及び図7を併用して説明する。説明の便宜上、1フレー
ムは、図5に示すように、6個のサブフレームSF1〜
SF6で構成されるとともに、SF1とSF6の輝度レ
ベルが等しい8に設定され、SF2とSF5の輝度レベ
ルが等しい4に設定されているものとする。また、サブ
フレームパターン発生回路10は、図6に示すような、
予め設定された2種類のサブフレームパターン群A、B
を発生して、選択回路12へ出力しているものとする。
及び図7を併用して説明する。説明の便宜上、1フレー
ムは、図5に示すように、6個のサブフレームSF1〜
SF6で構成されるとともに、SF1とSF6の輝度レ
ベルが等しい8に設定され、SF2とSF5の輝度レベ
ルが等しい4に設定されているものとする。また、サブ
フレームパターン発生回路10は、図6に示すような、
予め設定された2種類のサブフレームパターン群A、B
を発生して、選択回路12へ出力しているものとする。
【0020】選択回路12は、ドット・ライン毎切替信
号に基づいて、サブフレームパターン発生回路10で発
生した2種類のサブフレームパターン群A、Bをドット
毎及びライン毎に切り替え、入替禁止回路20を介して
データ変換回路14へ出力している。
号に基づいて、サブフレームパターン発生回路10で発
生した2種類のサブフレームパターン群A、Bをドット
毎及びライン毎に切り替え、入替禁止回路20を介して
データ変換回路14へ出力している。
【0021】入力端子16に入力する映像データのうち
の動画を表示する映像データについては、静止画検出回
路22から検出信号が出力していないので、入替禁止回
路20は2種類のサブフレームパターン群A、Bをその
ままデータ変換回路14へ出力する。すると、このデー
タ変換回路14は、入力端子16に入力した映像データ
を、ドット毎及びライン毎に切り替わる2種類のサブフ
レームパターン群A、Bのうちの輝度レベルに対応した
サブフレームパターンに変換してPDP18へ出力す
る。
の動画を表示する映像データについては、静止画検出回
路22から検出信号が出力していないので、入替禁止回
路20は2種類のサブフレームパターン群A、Bをその
ままデータ変換回路14へ出力する。すると、このデー
タ変換回路14は、入力端子16に入力した映像データ
を、ドット毎及びライン毎に切り替わる2種類のサブフ
レームパターン群A、Bのうちの輝度レベルに対応した
サブフレームパターンに変換してPDP18へ出力す
る。
【0022】このため、重み付けの等しいサブフレーム
の一方を点灯し他方を不点灯とするドットが複数存在す
る動画面については、点灯サブフレームと不点灯サブフ
レームをドット毎及びライン毎に入れ替えたドット画面
が表示される。例えば、輝度レベル8のドットが複数存
在する動画面については、図7に示すように、サブフレ
ームパターン群Aの輝度レベル8を表すサブフレームパ
ターンと、サブフレームパターン群Bの輝度レベル8を
表すサブフレームパターンとがドット毎及びライン毎に
入れ替えられて表示されるので、図4に示した既提案の
場合と同様にして動画の周辺に発生する偽輪郭(偽イメ
ージ)を軽減することができる。
の一方を点灯し他方を不点灯とするドットが複数存在す
る動画面については、点灯サブフレームと不点灯サブフ
レームをドット毎及びライン毎に入れ替えたドット画面
が表示される。例えば、輝度レベル8のドットが複数存
在する動画面については、図7に示すように、サブフレ
ームパターン群Aの輝度レベル8を表すサブフレームパ
ターンと、サブフレームパターン群Bの輝度レベル8を
表すサブフレームパターンとがドット毎及びライン毎に
入れ替えられて表示されるので、図4に示した既提案の
場合と同様にして動画の周辺に発生する偽輪郭(偽イメ
ージ)を軽減することができる。
【0023】また、重み付けの等しいサブフレームの一
方を点灯し他方を不点灯とするドットが複数存在する静
止画面については、入替禁止回路20が、静止画検出回
路22からの検出信号に基づいて、選択回路12からデ
ータ変換回路14へ出力するサブフレームパターン群を
A又はBの一方(例えばA)に固定しているので、点灯
サブフレームと不点灯サブフレームがドット毎及びライ
ン毎に入れ替わるのを禁止している。例えば、フレーム
方向に輝度レベルが7と8に揺らいでいる、図8に示す
ような静止画については、図2に示すように、サブフレ
ームパターン群Aの輝度レベル8と7を表すサブフレー
ムパターンのみが表示されるので、点灯サブフィールド
と不点灯サブフィールドの入れ替えに伴うチラツキを抑
えて、画質の劣化(例えば画質のザラつき)を防止でき
る。
方を点灯し他方を不点灯とするドットが複数存在する静
止画面については、入替禁止回路20が、静止画検出回
路22からの検出信号に基づいて、選択回路12からデ
ータ変換回路14へ出力するサブフレームパターン群を
A又はBの一方(例えばA)に固定しているので、点灯
サブフレームと不点灯サブフレームがドット毎及びライ
ン毎に入れ替わるのを禁止している。例えば、フレーム
方向に輝度レベルが7と8に揺らいでいる、図8に示す
ような静止画については、図2に示すように、サブフレ
ームパターン群Aの輝度レベル8と7を表すサブフレー
ムパターンのみが表示されるので、点灯サブフィールド
と不点灯サブフィールドの入れ替えに伴うチラツキを抑
えて、画質の劣化(例えば画質のザラつき)を防止でき
る。
【0024】前記実施形態例では、静止画検出回路が動
きベクトル検出回路と動き量0検出回路とで構成されて
いる場合について説明したが、本発明はこれに限るもの
でなく、静止画検出回路は入力映像信号(入力映像デー
タ)に基づいて表示画面が静止画であるか否かをドット
毎に検出するものであえばよい。
きベクトル検出回路と動き量0検出回路とで構成されて
いる場合について説明したが、本発明はこれに限るもの
でなく、静止画検出回路は入力映像信号(入力映像デー
タ)に基づいて表示画面が静止画であるか否かをドット
毎に検出するものであえばよい。
【0025】前記実施形態例では、1フレームを6個の
サブフレームSF1〜SF6で構成し、そのうちのSF
1とSF6、SF2とSF5のそれぞれの重み付けを等
しく設定するようにしたが、本発明はこれに限るもので
なく、1フレームを複数のサブフレームSF1〜SFn
(例えばnは8)で構成し、そのうちの少なくとも2つ
のサブフレーム(例えばSF1とSF8)の輝度の重み
付けを等しく設定したものについて利用することができ
る。
サブフレームSF1〜SF6で構成し、そのうちのSF
1とSF6、SF2とSF5のそれぞれの重み付けを等
しく設定するようにしたが、本発明はこれに限るもので
なく、1フレームを複数のサブフレームSF1〜SFn
(例えばnは8)で構成し、そのうちの少なくとも2つ
のサブフレーム(例えばSF1とSF8)の輝度の重み
付けを等しく設定したものについて利用することができ
る。
【0026】前記実施形態例では、サブフレームパター
ン発生回路が2種類のサブフレームパターン群を発生す
る場合について説明したが、本発明はこれに限るもので
なく、サブフレームパターン発生回路が3種類以上の複
数種類のサブフレームパターン群を発生する場合につい
ても利用することができる。
ン発生回路が2種類のサブフレームパターン群を発生す
る場合について説明したが、本発明はこれに限るもので
なく、サブフレームパターン発生回路が3種類以上の複
数種類のサブフレームパターン群を発生する場合につい
ても利用することができる。
【0027】前記実施形態例では、ディスプレイパネル
がPDPの場合について説明したが、本発明はこれに限
るものでなく、ディスプレイパネルがLCD(液晶ディ
スプレイパネル)の場合についても利用することができ
る。
がPDPの場合について説明したが、本発明はこれに限
るものでなく、ディスプレイパネルがLCD(液晶ディ
スプレイパネル)の場合についても利用することができ
る。
【0028】
【発明の効果】本発明方法は、1フレームを構成する複
数のサブフレームのうちの少なくとも2つのサブフレー
ムの輝度の重み付けを等しくし、重み付けの等しいサブ
フレームの一方が点灯し他方が不点灯となるドットが複
数存在する画面を表示するときに、動画を表すドットに
ついては同じ重み付けのサブフレームの点灯と不点灯を
ドット毎及びライン毎(又はドット毎、ライン毎及びフ
レーム毎)に入れ替えて表示し、静止画を表すドットに
ついては入れ替えを禁止しているので、動画を表すドッ
トについては隣接するドット間、ライン間で異なるサブ
フレームが点灯し、動画の周辺に発生する偽輪郭(偽イ
メージ)を軽減することができ、静止画を表すドットに
ついては同じ重み付けのサブフレームの点灯と不点灯の
入れ替えを禁止して、サブフィールドの入れ替えに伴う
チラツキを抑えて、画質の劣化(例えば画質のザラつ
き)を防止できる。
数のサブフレームのうちの少なくとも2つのサブフレー
ムの輝度の重み付けを等しくし、重み付けの等しいサブ
フレームの一方が点灯し他方が不点灯となるドットが複
数存在する画面を表示するときに、動画を表すドットに
ついては同じ重み付けのサブフレームの点灯と不点灯を
ドット毎及びライン毎(又はドット毎、ライン毎及びフ
レーム毎)に入れ替えて表示し、静止画を表すドットに
ついては入れ替えを禁止しているので、動画を表すドッ
トについては隣接するドット間、ライン間で異なるサブ
フレームが点灯し、動画の周辺に発生する偽輪郭(偽イ
メージ)を軽減することができ、静止画を表すドットに
ついては同じ重み付けのサブフレームの点灯と不点灯の
入れ替えを禁止して、サブフィールドの入れ替えに伴う
チラツキを抑えて、画質の劣化(例えば画質のザラつ
き)を防止できる。
【0029】本発明回路は、サブフレームパターン発生
回路、選択回路、データ変換回路、静止画検出回路及び
入替禁止回路とを具備し、選択回路が、サブフレームパ
ターン発生回路で発生した複数種類(例えばA、Bの2
種類)のサブフレームパターン群をドット毎及びライン
毎(又はドット毎、ライン毎及びフレーム毎)に切り替
えて出力し、データ変換回路が、入力映像信号を、選択
回路から出力するサブフレームパターン群のうちの輝度
レベルに対応したサブフレームパターンに変換して表示
部へ出力するように構成したので、重み付けの等しいサ
ブフレームの一方を点灯し他方を不点灯とするドットが
複数存在する動画面においては、点灯サブフレームと不
点灯サブフレームがドット毎及びライン毎(又はドット
毎、ライン毎及びフレーム毎)に入れ替えられ、既提案
の場合と同様にして動画の周辺に発生する偽輪郭(偽イ
メージ)を軽減することができる。
回路、選択回路、データ変換回路、静止画検出回路及び
入替禁止回路とを具備し、選択回路が、サブフレームパ
ターン発生回路で発生した複数種類(例えばA、Bの2
種類)のサブフレームパターン群をドット毎及びライン
毎(又はドット毎、ライン毎及びフレーム毎)に切り替
えて出力し、データ変換回路が、入力映像信号を、選択
回路から出力するサブフレームパターン群のうちの輝度
レベルに対応したサブフレームパターンに変換して表示
部へ出力するように構成したので、重み付けの等しいサ
ブフレームの一方を点灯し他方を不点灯とするドットが
複数存在する動画面においては、点灯サブフレームと不
点灯サブフレームがドット毎及びライン毎(又はドット
毎、ライン毎及びフレーム毎)に入れ替えられ、既提案
の場合と同様にして動画の周辺に発生する偽輪郭(偽イ
メージ)を軽減することができる。
【0030】本発明回路は、さらに、重み付けの等しい
サブフレームの一方を点灯し他方を不点灯とするドット
が複数存在する静止画面においては、入替禁止回路が、
静止画検出回路からの検出信号に基づいて、選択回路か
らデータ変換回路へ出力するサブフレームパターン群を
固定して入れ替えを禁止しているので、サブフィールド
の入れ替えに伴うチラツキを抑えて、画質の劣化(例え
ば画質のザラつき)を防止できる。
サブフレームの一方を点灯し他方を不点灯とするドット
が複数存在する静止画面においては、入替禁止回路が、
静止画検出回路からの検出信号に基づいて、選択回路か
らデータ変換回路へ出力するサブフレームパターン群を
固定して入れ替えを禁止しているので、サブフィールド
の入れ替えに伴うチラツキを抑えて、画質の劣化(例え
ば画質のザラつき)を防止できる。
【図1】本発明による表示装置の駆動方法を実施する駆
動回路の一実施形態例を示すブロック図である。
動回路の一実施形態例を示すブロック図である。
【図2】図1の回路でフレーム方向の輝度レベルに7と
8の揺らぎがある静止画を表示した場合に、点灯サブフ
レームと不点灯サブフレームのドット毎及びライン毎の
入れ替えを禁止したときのサブフレームパターンの説明
図である。
8の揺らぎがある静止画を表示した場合に、点灯サブフ
レームと不点灯サブフレームのドット毎及びライン毎の
入れ替えを禁止したときのサブフレームパターンの説明
図である。
【図3】256階調表示における駆動シーケンス(a)
と駆動波形図(b)である。
と駆動波形図(b)である。
【図4】本出願人による既提案の表示装置の駆動方法を
実施する回路のブロック図である。
実施する回路のブロック図である。
【図5】1フレームを6個のサブフレームSF1〜SF
6で構成し、そのうちのSF1とSF6、SF2とSF
5のそれぞれの輝度の重み付けを等しく設定して28階
調表示を行うための駆動シーケンスである。
6で構成し、そのうちのSF1とSF6、SF2とSF
5のそれぞれの輝度の重み付けを等しく設定して28階
調表示を行うための駆動シーケンスである。
【図6】図1、図4のサブフレームパターン発生回路が
発生するサブフレームパターン群A、Bの説明図であ
る。
発生するサブフレームパターン群A、Bの説明図であ
る。
【図7】図4の回路で輝度レベルが8の画像を表示した
場合に、点灯サブフレームと不点灯サブフレームをドッ
ト毎及びライン毎に入れ替えたときのサブフレームパタ
ーンの説明図である。
場合に、点灯サブフレームと不点灯サブフレームをドッ
ト毎及びライン毎に入れ替えたときのサブフレームパタ
ーンの説明図である。
【図8】図4の回路でフレーム方向の輝度レベルに7と
8の揺らぎがある静止画を表示した場合(チラツキのあ
る見ずらい画像が表示された場合の一例)に、点灯サブ
フレームと不点灯サブフレームをドット毎及びライン毎
に入れ替えたときのサブフレームパターンの説明図であ
る。
8の揺らぎがある静止画を表示した場合(チラツキのあ
る見ずらい画像が表示された場合の一例)に、点灯サブ
フレームと不点灯サブフレームをドット毎及びライン毎
に入れ替えたときのサブフレームパターンの説明図であ
る。
10…サブフレームパターン発生回路、 12…選択回
路、 14…データ変換回路、 16…入力端子、 1
8…PDP(表示部の一例)、 20…入替禁止回路、
22…静止画検出回路、 22…動きベクトル検出回
路、 26…動き量0検出回路、 SF1〜SF6…1
フレームを構成するサブフレーム。
路、 14…データ変換回路、 16…入力端子、 1
8…PDP(表示部の一例)、 20…入替禁止回路、
22…静止画検出回路、 22…動きベクトル検出回
路、 26…動き量0検出回路、 SF1〜SF6…1
フレームを構成するサブフレーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野寺 純一 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内 (72)発明者 傳田 勇人 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内 (72)発明者 松永 誠司 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内 (72)発明者 相田 徹 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内 (72)発明者 高木 暢之 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内
Claims (5)
- 【請求項1】1フレームを複数のサブフレームで構成
し、各サブフレームの輝度に重み付けをするとともに、
少なくとも2つのサブフレームの重み付けを等しくして
中間調画像を表示する表示装置の駆動方法であって、重
み付けの等しいサブフレームの一方が点灯し他方が不点
灯となるドットが複数存在する画面を表示するときに、
動画を表すドットについては同じ重み付けのサブフレー
ムの点灯と不点灯をドット毎及びライン毎に入れ替えて
表示し、静止画を表すドットについては同じ重み付けの
サブフレームの点灯と不点灯の入れ替えを禁止してなる
ことを特徴とする表示装置の駆動方法。 - 【請求項2】1フレームを複数のサブフレームで構成
し、各サブフレームの輝度に重み付けをするとともに、
少なくとも2つのサブフレームの重み付けを等しくして
中間調画像を表示する表示装置の駆動方法であって、重
み付けの等しいサブフレームの一方が点灯し他方が不点
灯となるドットが複数存在する画面を表示するときに、
動画を表すドットについては同じ重み付けのサブフレー
ムの点灯と不点灯をドット毎、ライン毎及びフレーム毎
に入れ替えて表示し、静止画を表すドットについては同
じ重み付けのサブフレームの点灯と不点灯の入れ替えを
禁止してなることを特徴とする表示装置の駆動方法。 - 【請求項3】1フレームを複数のサブフレームで構成
し、各サブフレームの輝度に重み付けをするとともに、
少なくとも2つのサブフレームの重み付けを等しくして
中間調画像を表示する表示装置の駆動回路であって、1
フレームを構成する複数のサブフレームの点灯箇所を輝
度レベル毎に設定したサブフレームパターン群を複数種
類発生するサブフレームパターン発生回路と、このサブ
フレームパターン発生回路で発生した複数種類のサブフ
レームパターン群をドット毎及びライン毎に切り替えて
出力する選択回路と、入力映像信号を、前記選択回路か
ら出力するサブフレームパターン群のうちの輝度レベル
に対応したサブフレームパターンに変換して表示部へ出
力するデータ変換回路と、前記入力映像信号に基づいて
表示画面が静止画であるか否かをドット毎に検出する静
止画検出回路と、この静止画検出回路の検出出力に基づ
いて、前記選択回路から前記データ変換回路へ出力する
サブフレームパターン群を固定して入れ替えを禁止する
入替禁止回路とを具備してなることを特徴とする表示装
置の駆動回路。 - 【請求項4】1フレームを複数のサブフレームで構成
し、各サブフレームの輝度に重み付けをするとともに、
少なくとも2つのサブフレームの重み付けを等しくして
中間調画像を表示する表示装置の駆動回路であって、1
フレームを構成する複数のサブフレームの点灯箇所を輝
度レベル毎に設定したサブフレームパターン群を複数種
類発生するサブフレームパターン発生回路と、このサブ
フレームパターン発生回路で発生した複数種類のサブフ
レームパターン群をドット毎、ライン毎及びフレーム毎
に切り替えて出力する選択回路と、入力映像信号を、前
記選択回路から出力するサブフレームパターン群のうち
の輝度レベルに対応したサブフレームパターンに変換し
て表示部へ出力するデータ変換回路と、前記入力映像信
号に基づいて表示画面が静止画であるか否かをドット毎
に検出する静止画検出回路と、この静止画検出回路の検
出出力に基づいて、前記選択回路から前記データ変換回
路へ出力するサブフレームパターン群を固定して入れ替
えを禁止する入替禁止回路とを具備してなることを特徴
とする表示装置の駆動回路。 - 【請求項5】静止画検出回路は、入力映像信号に基づい
てフレーム間におけるドットの動きベクトルを検出する
動きベクトル検出回路と、この動きベクトル検出回路の
検出出力に基づいてドットの動き量0を検出する動き量
0検出回路とからなる請求項3又は4記載の表示装置の
駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8334772A JPH10161586A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 表示装置の駆動方法及び駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8334772A JPH10161586A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 表示装置の駆動方法及び駆動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10161586A true JPH10161586A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18281067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8334772A Pending JPH10161586A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 表示装置の駆動方法及び駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10161586A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100444223C (zh) * | 2001-08-03 | 2008-12-17 | 株式会社半导体能源研究所 | 驱动显示设备的方法 |
US7688286B2 (en) | 2005-12-08 | 2010-03-30 | Chunghwa Picture Tubes, Ltd. | Method for reducing dynamic false contour on plasma display |
-
1996
- 1996-11-29 JP JP8334772A patent/JPH10161586A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100444223C (zh) * | 2001-08-03 | 2008-12-17 | 株式会社半导体能源研究所 | 驱动显示设备的方法 |
US7688286B2 (en) | 2005-12-08 | 2010-03-30 | Chunghwa Picture Tubes, Ltd. | Method for reducing dynamic false contour on plasma display |
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