JPH10160390A - クリーニング装置を備えたプレート型熱交換器 - Google Patents

クリーニング装置を備えたプレート型熱交換器

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JPH10160390A
JPH10160390A JP33016196A JP33016196A JPH10160390A JP H10160390 A JPH10160390 A JP H10160390A JP 33016196 A JP33016196 A JP 33016196A JP 33016196 A JP33016196 A JP 33016196A JP H10160390 A JPH10160390 A JP H10160390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
passage
heat
type heat
heating fluid
Prior art date
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Pending
Application number
JP33016196A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiko Yamamura
紀彦 山村
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ABB KK
Original Assignee
ABB KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝熱壁の全面に亘って継続かつ効果的に煤塵
を除去することのできるクリーニング装置を備えたプレ
ート型熱交換器を提供する。 【解決手段】 加熱流体(矢印22)と被加熱流体(矢
印24)とを相隣接する通路に交互に通過せしめるプレ
ート型熱交換器20は、上記加熱流体が通過する伝熱壁
間に存在する通路の上方部に装備された搖動腕8、軸1
0、軸受14および複数の支持棒17とから成る上部支
持体と、該上部支持体の軸10に接続されて該上部支持
体を駆動する駆動手段(駆動モータ12)と、該上部支
持体の複数の支持棒17に連結されて上記伝熱壁間に存
在する加熱流体の通路を通って延在するワイヤロープ7
と、該ワイヤロープ7の下端部に装備されてこれを張装
する錘6と、から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、都市ゴミ焼却炉や各種
燃焼炉から排出される高煤塵を含有する排ガスから廃熱
を回収するプレート型熱交換器の伝熱壁に付着する煤塵
を除去するクリーニング装置を備えたプレート型形熱交
換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来形のクリーニング装置においては、
図4に示すように、上部支持体の支持棒17と、下部支
持体の支持棒21との間に鎖列18が連結され、伝熱壁
間に存在する通路に延在している鎖列18は、電動機1
2および減速装置9からリンク機構11を介して軸10
に伝達される回転力と、さらに、リンク機構15を介し
て軸10′に伝達される回転力によって、搖動腕8、
8′が振り子状の円弧運動を行い、この円弧運動に応じ
て鎖列18が両側にある伝熱壁と摺動して煤塵を掻き取
る。上記鎖列18の代わりに、板列あるいは棒列等が使
用される場合がある。
【0003】一方、伝熱壁の大型化、高効率化が要求さ
れる状況にあり、通路20の長手方向13が長くなれ
ば、伝熱壁間の幅は熱歪みにより狭小部が生じ、鎖列1
8は通路20の長手方向13の端から端までの移動が困
難となる問題点がある。また、鎖列18は揺動中に自身
で捻れたり、縺れたりして鎖環の継目より切断する等の
問題点もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる煤塵
除去上の諸問題を解決するためになされたもので、伝熱
壁の全面に亘って継続かつ効果的に煤塵を除去すること
のできるクリーニング装置を備えたプレート型熱交換器
を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のクリーニング装
置を備えたプレート型熱交換器は、加熱流体と被加熱流
体とを相隣接する通路に交互に通過せしめるプレート型
熱交換器において、加熱流体が通過する伝熱壁間に存在
する通路の上方部に装備された搖動腕、軸、軸受および
複数の支持棒とから成る上部支持体と、該上部支持体の
軸に接続されて該上部支持体を駆動する駆動手段と、該
上部支持体の複数の支持棒に連結されて上記伝熱壁間に
存在する加熱流体の通路を通って延在するワイヤロープ
と、該ワイヤロープの下端部に装備されてこれを張装す
る錘と、から構成されることを特徴とする。また、上記
ワイヤロープが、複数の支持棒から加熱流体の通路を通
って延在し、しかも、1本の支持棒と連結される本数が
通路の1カ所当たり2本であることも特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1において、上部支持体の揺動腕8
は、歯車減速機構9および、軸10の中間部に接続され
たリンク機構11を介して駆動モータ12によって、加
熱流体の通路の長手方向13に軸受14を回転の中心と
して振り子状に搖動させられる。
【0007】上部支持体の2本の支持棒17に連結され
たワイヤロープ7が、加熱流体の通路20を通って延在
し、下部の錘6に連結されており、ある一定の張力が維
持されている。
【0008】上記ワイヤロープ7は、1本の支持棒17
から加熱流体の通路20の1カ所について2本ずつ連結
されており、2本の位置関係は、加熱流体の通路20の
幅方向より広くなるように、支持棒17と錘6への取り
付けを配慮することにより、伝熱壁とワイヤロープとの
接触面積を増大させ煤塵の除去効果を増大させる。
【0009】また、伝熱壁間の熱歪みによる幅の狭小現
象に対しては、図2に示すように、通路20の中間にス
ペーサ4を設置して、その現象を防止している。
【0010】煤塵を多量に含有する加熱流体は、プレー
ト型熱交換器19の上部の矢印22の方向から流入し、
加熱流体の通路20を下降して下部の矢印23の方向か
ら流出する。一方、被加熱流体は、下部右側の矢印24
の方向から流入し、被加熱流体の通路を上昇して上部左
側の矢印25に流出する。
【0011】図3は、本発明の別の実施例を示すもの
で、軸10から3本の揺動腕8が連結されており、それ
らの先端部に支持棒17が取り付けられている。すなわ
ち、本実施例では、支持棒17が3本設けられている。
各支持棒17からは、上記第1の実施例と同様に、ワイ
ヤロープ7が通路20の1カ所について2本ずつ連結さ
れている。各ワイヤロープ7の下端部には錘6が取り付
けられている。
【0012】
【発明の効果】1)本発明により、熱交換器が大型かつ
高効率化して流体の通路の長手方向が長くなったり、通
路幅が狭くなったりした設計の場合でも、またワイヤロ
ープ等の煤塵掻き取り部材が到達しにくかった伝熱壁で
も、効果的に除塵が可能となった。 2)煤塵掻き取り部材を加熱流体の通路1カ所につき2
本のワイヤロープを設け、その下端部に錘を付設するこ
とにより、ワイヤロープの縺れや捻れが防止され、伝熱
壁が長尺でも両面の煤塵除去が可能となった。 3)ワイヤロープを使用するので、長期に亘って継続的
に高い除塵効果を発揮することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すクリーニング装置を備え
たプレート型熱交換器の図である。
【図2】図1の装置の横断面図である。
【図3】本発明の別の実施例を示すクリーニング装置を
備えたプレート型熱交換器の図である。
【図4】従来型の実施例を示すクリーニング装置を備え
たプレート型熱交換器の図である。
【符号の説明】
3 ケーシングパネル 4 スペーサ 5 被加熱流体の通路 6 錘 7 ワイヤロープ 8、8′搖動腕 9 歯車減速機構 10、10′軸 11 リンク機構 12 駆動モータ 13 長手方向 14 軸受 15 リンク機構 16 軸受 17 支持棒 18 鎖列 19 プレート型熱交換器 20 加熱流体の通路 21 下部支持棒 22 矢印 23 矢印 24 矢印 25 矢印

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱流体と被加熱流体とを相隣接する通
    路に交互に通過せしめるプレート型熱交換器において、
    加熱流体が通過する伝熱壁間に存在する通路の上方部に
    装備された搖動腕、軸、軸受および複数の支持棒とから
    成る上部支持体と、該上部支持体の軸に接続されて該上
    部支持体を駆動する駆動手段と、該上部支持体の複数の
    支持棒に連結されて上記伝熱壁間に存在する加熱流体の
    通路を通って延在するワイヤロープと、該ワイヤロープ
    の下端部に装備されてこれを張装する錘と、から構成さ
    れることを特徴とするクリーニング装置を備えたプレー
    ト型熱交換器。
  2. 【請求項2】上記ワイヤロープが、複数の支持棒から加
    熱流体の通路を通って延在し、しかも、1本の支持棒と
    連結される本数が通路の1カ所当たり2本であることを
    特徴とする請求項1記載のクリーニング装置を備えたプ
    レート型熱交換器。
JP33016196A 1996-11-27 1996-11-27 クリーニング装置を備えたプレート型熱交換器 Pending JPH10160390A (ja)

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JP33016196A JPH10160390A (ja) 1996-11-27 1996-11-27 クリーニング装置を備えたプレート型熱交換器

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ID=18229502

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JP33016196A Pending JPH10160390A (ja) 1996-11-27 1996-11-27 クリーニング装置を備えたプレート型熱交換器

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JP (1) JPH10160390A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100384042B1 (ko) * 2001-04-30 2003-05-14 현대자동차주식회사 와이핑 장치를 갖는 이베퍼레이터
CN103528080A (zh) * 2013-10-25 2014-01-22 马鞍山马钢表面工程技术有限公司 板式换热器除尘装置

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KR100384042B1 (ko) * 2001-04-30 2003-05-14 현대자동차주식회사 와이핑 장치를 갖는 이베퍼레이터
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