JPH10159725A - 斜板式圧縮機 - Google Patents
斜板式圧縮機Info
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- JPH10159725A JPH10159725A JP8321463A JP32146396A JPH10159725A JP H10159725 A JPH10159725 A JP H10159725A JP 8321463 A JP8321463 A JP 8321463A JP 32146396 A JP32146396 A JP 32146396A JP H10159725 A JPH10159725 A JP H10159725A
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- piston
- opening
- container
- lid
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B27/00—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B27/08—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B27/0873—Component parts, e.g. sealings; Manufacturing or assembly thereof
- F04B27/0878—Pistons
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Compressor (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ピストンが軽量であることは勿論、その中空
部を加工することが容易であるし、高強度である、軽
量、好特性、高信頼性、安価な斜板式圧縮機を提供す
る。 【解決手段】 ピストンは、その頭部側に開口部を持つ
中空の容器部５１１と、容器部５１１の開口部に取り付
けられた蓋部５１２とから成るピストン部５１を備えて
いる。蓋部５１１２は、容器部５１１の開口部に組み合
わされ、さらに開口部の縁部を折り曲げてカシメ固着さ
れる。
部を加工することが容易であるし、高強度である、軽
量、好特性、高信頼性、安価な斜板式圧縮機を提供す
る。 【解決手段】 ピストンは、その頭部側に開口部を持つ
中空の容器部５１１と、容器部５１１の開口部に取り付
けられた蓋部５１２とから成るピストン部５１を備えて
いる。蓋部５１１２は、容器部５１１の開口部に組み合
わされ、さらに開口部の縁部を折り曲げてカシメ固着さ
れる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の空調装置
等に用いられる斜板式圧縮機に関し、特に、そのピスト
ンの構造の改良に関する。
等に用いられる斜板式圧縮機に関し、特に、そのピスト
ンの構造の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の斜板式圧縮機は、複数の
シリンダボアを有するハウジングと、該ハウジングの中
心部に回転自在に配置された駆動軸と、該駆動軸に傾斜
させて装着され、前記駆動軸と共に回転する斜板と、前
記複数のシリンダボア内にそれぞれ摺動自在に挿入され
た複数のピストンと、前記斜板を挟持するようにして前
記各ピストンにそれぞれ摺動自在に保持され、前記斜板
の揺動運動を直線往復運動に変換して前記各ピストンに
伝達するシューとを有している。
シリンダボアを有するハウジングと、該ハウジングの中
心部に回転自在に配置された駆動軸と、該駆動軸に傾斜
させて装着され、前記駆動軸と共に回転する斜板と、前
記複数のシリンダボア内にそれぞれ摺動自在に挿入され
た複数のピストンと、前記斜板を挟持するようにして前
記各ピストンにそれぞれ摺動自在に保持され、前記斜板
の揺動運動を直線往復運動に変換して前記各ピストンに
伝達するシューとを有している。
【０００３】一般に、この種の斜板式圧縮機のピストン
は、軽量であることが好ましい。これは、高速回転時の
容量制御性の向上を図るために低い慣性であり、また、
軽量な斜板式圧縮機を実現するために軽量であるピスト
ンが好ましいからである。軽量なピストンを備えた斜板
式圧縮機の例は、特開昭６０−１７５７８３号公報（第
１の従来例）ならびに実開平４−１０９４８１号公報
（第２の従来例）にて開示されている。
は、軽量であることが好ましい。これは、高速回転時の
容量制御性の向上を図るために低い慣性であり、また、
軽量な斜板式圧縮機を実現するために軽量であるピスト
ンが好ましいからである。軽量なピストンを備えた斜板
式圧縮機の例は、特開昭６０−１７５７８３号公報（第
１の従来例）ならびに実開平４−１０９４８１号公報
（第２の従来例）にて開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】第１の従来例では、ピ
ストンに、そのロッド側で開口する中空部が形成されて
いる。しかし、その製造工程を考えると、ロッド側から
中空部を加工することは、ロッドが邪魔になり難しい。
また、ピストンが往復動する際に斜板の回転方向への慣
性力が作用するので、ピストンとロッドとの連結部分に
十分な強度が必要であるが、これを確保する上では不利
な形状である。
ストンに、そのロッド側で開口する中空部が形成されて
いる。しかし、その製造工程を考えると、ロッド側から
中空部を加工することは、ロッドが邪魔になり難しい。
また、ピストンが往復動する際に斜板の回転方向への慣
性力が作用するので、ピストンとロッドとの連結部分に
十分な強度が必要であるが、これを確保する上では不利
な形状である。
【０００５】一方、第２の従来例におけるピストンは、
少くとも２つの部材を溶接によって組み合わせ、その中
に中空部を備える構成である。このピストンは、第１の
従来例に比べてピストンとロッドとの連結部分の強度が
高い。しかし、溶接処理が必要であり、製造工程数およ
びコストの点で好ましくない。
少くとも２つの部材を溶接によって組み合わせ、その中
に中空部を備える構成である。このピストンは、第１の
従来例に比べてピストンとロッドとの連結部分の強度が
高い。しかし、溶接処理が必要であり、製造工程数およ
びコストの点で好ましくない。
【０００６】本発明の課題は、軽量で、高強度で、容易
に製造できるピストンを備えた斜板式圧縮機を提供する
ことである。
に製造できるピストンを備えた斜板式圧縮機を提供する
ことである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、シリン
ダボアを備えたハウジングと、前記ハウジングの中心部
に回転自在に配置された駆動軸と、前記駆動軸に傾斜さ
せて装着され、該駆動軸と共に回転する斜板と、前記シ
リンダボア内に摺動自在に挿入されたピストンと、前記
斜板を挟持するようにして前記ピストンに摺動自在に保
持され、該斜板の揺動運動を直線往復運動に変換して該
ピストンに伝達するシューとを有する斜板式圧縮機にお
いて、前記ピストンは、その頭部側に開口部を持つ中空
の容器部と、前記容器部の開口部に取り付けられた蓋部
とから成るピストン部を備え、前記蓋部は、前記容器部
の開口部に組み合わされ、さらに該開口部の縁部を折り
曲げてカシメ固着されることを特徴とする斜板式圧縮機
が得られる。
ダボアを備えたハウジングと、前記ハウジングの中心部
に回転自在に配置された駆動軸と、前記駆動軸に傾斜さ
せて装着され、該駆動軸と共に回転する斜板と、前記シ
リンダボア内に摺動自在に挿入されたピストンと、前記
斜板を挟持するようにして前記ピストンに摺動自在に保
持され、該斜板の揺動運動を直線往復運動に変換して該
ピストンに伝達するシューとを有する斜板式圧縮機にお
いて、前記ピストンは、その頭部側に開口部を持つ中空
の容器部と、前記容器部の開口部に取り付けられた蓋部
とから成るピストン部を備え、前記蓋部は、前記容器部
の開口部に組み合わされ、さらに該開口部の縁部を折り
曲げてカシメ固着されることを特徴とする斜板式圧縮機
が得られる。
【０００８】本発明によればまた、前記ピストン部は、
その頭部が平面状に切削または研磨されていることを特
徴とする前記斜板式圧縮機が得られる。
その頭部が平面状に切削または研磨されていることを特
徴とする前記斜板式圧縮機が得られる。
【０００９】本発明によればさらに、前記容器部の開口
部の縁部には、予め切欠が形成されていることを特徴と
する前記斜板式圧縮機が得られる。
部の縁部には、予め切欠が形成されていることを特徴と
する前記斜板式圧縮機が得られる。
【００１０】本発明によればまた、前記容器部と前記蓋
部との間には、シール材が配されることを特徴とする前
記斜板式圧縮機が得られる。
部との間には、シール材が配されることを特徴とする前
記斜板式圧縮機が得られる。
【００１１】本発明によればさらに、カシメ固着される
前に、前記容器部と前記蓋部との間には、接着剤が塗布
されることを特徴とする前記斜板式圧縮機が得られる。
前に、前記容器部と前記蓋部との間には、接着剤が塗布
されることを特徴とする前記斜板式圧縮機が得られる。
【００１２】本発明によればさらに、前記蓋部は、前記
容器部の開口部に対してねじ嵌合し、さらにカシメ固着
されることを特徴とする前記斜板式圧縮機が得られる。
容器部の開口部に対してねじ嵌合し、さらにカシメ固着
されることを特徴とする前記斜板式圧縮機が得られる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態による斜板式圧縮機を説明する。
実施の形態による斜板式圧縮機を説明する。
【００１４】［実施の形態１］図１は、本発明の実施の
形態１による斜板式圧縮機の縦断面図である。
形態１による斜板式圧縮機の縦断面図である。
【００１５】図２は、図１に示す斜板式圧縮機のピスト
ンの斜視図である。
ンの斜視図である。
【００１６】図１を参照して、実施の形態１による斜板
式圧縮機１は、ハウジング２と、駆動軸３と、斜板４
と、ピストン５と、シュー６とを有している。
式圧縮機１は、ハウジング２と、駆動軸３と、斜板４
と、ピストン５と、シュー６とを有している。
【００１７】ハウジング２は、フロントハウジング２０
と、ハウジング本体２１と、シリンダヘッド２２とで構
成されている。
と、ハウジング本体２１と、シリンダヘッド２２とで構
成されている。
【００１８】フロントハウジング２０は、略漏斗状を呈
している。フロントハウジング２０には、ラジアルニー
ドルベアリング２００、スラストニードルベアリング２
０１、および軸シール部材２０２が設けられている。
している。フロントハウジング２０には、ラジアルニー
ドルベアリング２００、スラストニードルベアリング２
０１、および軸シール部材２０２が設けられている。
【００１９】ハウジング本体２１は、略円筒状を呈して
いる。ハウジング本体２１は、その片側にシリンダブロ
ック２３を一体に有している。ハウジング本体２１は、
その一方の開口端がフロントハウジング２０により閉塞
され、他方の開口端が弁板装置２４を介在させてシリン
ダヘッド２２により閉塞されている。シリンダブロック
２３は、中心孔２３０およびシリンダボア２３１を有し
ている。中心孔２３０は、シリンダブロック２３の中心
部に形成されている。中心孔２３０内には、ラジアルニ
ードルベアリング２３２が配置されている。シリンダボ
ア２３１は、シリンダブロック２３の外周部に、中心孔
２３０を取り囲むようにして、等間隔に複数個形成され
ている。
いる。ハウジング本体２１は、その片側にシリンダブロ
ック２３を一体に有している。ハウジング本体２１は、
その一方の開口端がフロントハウジング２０により閉塞
され、他方の開口端が弁板装置２４を介在させてシリン
ダヘッド２２により閉塞されている。シリンダブロック
２３は、中心孔２３０およびシリンダボア２３１を有し
ている。中心孔２３０は、シリンダブロック２３の中心
部に形成されている。中心孔２３０内には、ラジアルニ
ードルベアリング２３２が配置されている。シリンダボ
ア２３１は、シリンダブロック２３の外周部に、中心孔
２３０を取り囲むようにして、等間隔に複数個形成され
ている。
【００２０】シリンダヘッド２２には、吸入室２２０、
および吐出室２２１が形成されている。
および吐出室２２１が形成されている。
【００２１】フロントハウジング２０は、ボルト（図示
せず）によってハウジング本体２１に固定されている。
シリンダヘッド２２は、ボルト（図示せず）によって弁
板装置２４を介在させてハウジング本体２１に固定され
ている。
せず）によってハウジング本体２１に固定されている。
シリンダヘッド２２は、ボルト（図示せず）によって弁
板装置２４を介在させてハウジング本体２１に固定され
ている。
【００２２】駆動軸３は、ラジアルニードルベアリング
２００，２３２を介して、フロントハウジング２０およ
びシリンダブロック２３に回転自在に支持され、ハウジ
ング２の中心部に位置している。駆動軸３の先端部は、
フロントハウジング２０の先端から圧縮機外部へと突出
し、この部分に、電磁クラッチ（図示せず）を介して、
例えば、自動車のエンジン（図示せず）からの力が伝達
されるように成っている。
２００，２３２を介して、フロントハウジング２０およ
びシリンダブロック２３に回転自在に支持され、ハウジ
ング２の中心部に位置している。駆動軸３の先端部は、
フロントハウジング２０の先端から圧縮機外部へと突出
し、この部分に、電磁クラッチ（図示せず）を介して、
例えば、自動車のエンジン（図示せず）からの力が伝達
されるように成っている。
【００２３】斜板４は、駆動軸３にその軸方向に移動自
在に装着された球面ブッシュ８を介在させて、駆動軸３
に対する傾斜角度を可変に駆動軸３に装着されている。
この斜板４は、駆動軸３に固定されたロータ９に屈曲自
在に連結されており、これにより、斜板４は駆動軸３と
共に回転するように成っている。また、斜板４とロータ
９との間には、駆動軸３に装着されたコイルスプリング
１０が介在し、このコイルスプリングイン１０により、
斜板４はその傾斜角度が小さくなる方へ付勢されてい
る。
在に装着された球面ブッシュ８を介在させて、駆動軸３
に対する傾斜角度を可変に駆動軸３に装着されている。
この斜板４は、駆動軸３に固定されたロータ９に屈曲自
在に連結されており、これにより、斜板４は駆動軸３と
共に回転するように成っている。また、斜板４とロータ
９との間には、駆動軸３に装着されたコイルスプリング
１０が介在し、このコイルスプリングイン１０により、
斜板４はその傾斜角度が小さくなる方へ付勢されてい
る。
【００２４】図２は、図１に示す斜板式圧縮機のピスト
ンの斜視図である。図３は、ピストンの要部を示す断面
図である。
ンの斜視図である。図３は、ピストンの要部を示す断面
図である。
【００２５】図２および図３を参照して、ピストン５
は、ピストン部５１と、シュー受部５２と、ロッド部５
３とを有している。ピストン部５１は、シリンダボア２
３１（図１）内に摺動自在に挿入されている。ロッド部
５３は、ピストン部５１とシュー受部５２とを連結して
いる。シュー受部５２は、窪んだシュー受面５２ａを有
し、ここで一対のシュー６（図１）をそれらの間に斜板
４（図１）を挟むようにして摺動自在に保持している。
は、ピストン部５１と、シュー受部５２と、ロッド部５
３とを有している。ピストン部５１は、シリンダボア２
３１（図１）内に摺動自在に挿入されている。ロッド部
５３は、ピストン部５１とシュー受部５２とを連結して
いる。シュー受部５２は、窪んだシュー受面５２ａを有
し、ここで一対のシュー６（図１）をそれらの間に斜板
４（図１）を挟むようにして摺動自在に保持している。
【００２６】さて、本実施の形態では、ピストン部５１
は、ピストン５の頭部側に開口部を持つ中空の容器部５
１１と、容器部５１１の開口部に取り付けられた円板形
の蓋部５１２とから成る。容器部５１１は、シュー受部
５２およびロッド部５３と一体にピストン５の本体を構
成し、アルミ材から成る。蓋部５１２も、アルミ材から
成る。ピストン部５１の容器部５１１がピストン５の頭
部側に開口部を持っているので、容器部５１１内の中空
部を鋳造および鍛造のいずれによっても形成することが
できる。
は、ピストン５の頭部側に開口部を持つ中空の容器部５
１１と、容器部５１１の開口部に取り付けられた円板形
の蓋部５１２とから成る。容器部５１１は、シュー受部
５２およびロッド部５３と一体にピストン５の本体を構
成し、アルミ材から成る。蓋部５１２も、アルミ材から
成る。ピストン部５１の容器部５１１がピストン５の頭
部側に開口部を持っているので、容器部５１１内の中空
部を鋳造および鍛造のいずれによっても形成することが
できる。
【００２７】容器部５１１の開口部には、予め、蓋部５
１２の最大径に応じた段差が形成されている。また、蓋
部５１２は、その周囲にテーパがついている。蓋部５１
２は、容器部５１１の開口部の段差に組み合わされ、さ
らに、容器部５１１の開口部の縁部を蓋部５１２のテー
パに沿うように内側に折り曲げてカシメ固着されてい
る。この際、容器部５１１と蓋部５１２とは、隙間無
く、密着させる。カシメ固着する前に、容器部５１１と
蓋部５１２との間に予め接着剤を塗布しておくことで、
両者間の密着性を向上させてもよい。また、カシメ固着
後、容器部５１１の開口部の縁部の折り曲げ状態の不均
一さを解消したり、斜板式圧縮機の圧縮比の調整のため
に、ピストン天面５１ａを所定の寸法に、平面状に切削
または研磨する。
１２の最大径に応じた段差が形成されている。また、蓋
部５１２は、その周囲にテーパがついている。蓋部５１
２は、容器部５１１の開口部の段差に組み合わされ、さ
らに、容器部５１１の開口部の縁部を蓋部５１２のテー
パに沿うように内側に折り曲げてカシメ固着されてい
る。この際、容器部５１１と蓋部５１２とは、隙間無
く、密着させる。カシメ固着する前に、容器部５１１と
蓋部５１２との間に予め接着剤を塗布しておくことで、
両者間の密着性を向上させてもよい。また、カシメ固着
後、容器部５１１の開口部の縁部の折り曲げ状態の不均
一さを解消したり、斜板式圧縮機の圧縮比の調整のため
に、ピストン天面５１ａを所定の寸法に、平面状に切削
または研磨する。
【００２８】［実施の形態２］図４は、本発明の実施の
形態２による斜板式圧縮機のピストンの要部を示す断面
図である。尚、本実施の形態２は、ピストンの要部の他
は、実施の形態１と同じ構成であるので、詳述しない。
形態２による斜板式圧縮機のピストンの要部を示す断面
図である。尚、本実施の形態２は、ピストンの要部の他
は、実施の形態１と同じ構成であるので、詳述しない。
【００２９】図４を参照して、本斜板式圧縮機のピスト
ンは、実施の形態１と同様に、アルミ材から成り、ピス
トン部２５１と、シュー受部（図示せず）と、ロッド部
（図示せず）とを有している。ピストン部２５１は、ピ
ストンの頭部側に開口部を持つ中空の容器部２５１１
と、容器部２５１１の開口部に取り付けられた円板形の
蓋部２５１２とを有している。容器部２５１１と蓋部２
５１２との間には、円環状のシール材２５１３が配され
る。シール材２５１３は、例えば、Ｏリング状のラバー
コートメタルである。容器部２５１１、蓋部２５１２、
およびシール材２５１３により、本斜板式圧縮機のピス
トン２５１が構成される。
ンは、実施の形態１と同様に、アルミ材から成り、ピス
トン部２５１と、シュー受部（図示せず）と、ロッド部
（図示せず）とを有している。ピストン部２５１は、ピ
ストンの頭部側に開口部を持つ中空の容器部２５１１
と、容器部２５１１の開口部に取り付けられた円板形の
蓋部２５１２とを有している。容器部２５１１と蓋部２
５１２との間には、円環状のシール材２５１３が配され
る。シール材２５１３は、例えば、Ｏリング状のラバー
コートメタルである。容器部２５１１、蓋部２５１２、
およびシール材２５１３により、本斜板式圧縮機のピス
トン２５１が構成される。
【００３０】容器部２５１１の開口部には、予め、蓋部
２５１２の最大径に応じた段差が形成されている。ま
た、蓋部２５１２は、その周囲にテーパがついている。
シール材２５１３および蓋部２５１２は、容器部２５１
１の開口部の段差に組み合わされ、さらに、容器部２５
１１の開口部の縁部を蓋部２５１２のテーパに沿うよう
に内側に折り曲げてカシメ固着されている。この際、容
器部２５１１、シール材２５１３、および蓋部２５１２
は、隙間無く、密着させる。カシメ固着後、容器部２５
１１の開口部の縁部の折り曲げ状態の不均一さを解消し
たり、斜板式圧縮機の圧縮比の調整のために、ピストン
天面を所定の寸法に、平面状に切削または研磨する。
２５１２の最大径に応じた段差が形成されている。ま
た、蓋部２５１２は、その周囲にテーパがついている。
シール材２５１３および蓋部２５１２は、容器部２５１
１の開口部の段差に組み合わされ、さらに、容器部２５
１１の開口部の縁部を蓋部２５１２のテーパに沿うよう
に内側に折り曲げてカシメ固着されている。この際、容
器部２５１１、シール材２５１３、および蓋部２５１２
は、隙間無く、密着させる。カシメ固着後、容器部２５
１１の開口部の縁部の折り曲げ状態の不均一さを解消し
たり、斜板式圧縮機の圧縮比の調整のために、ピストン
天面を所定の寸法に、平面状に切削または研磨する。
【００３１】実施の形態２は、実施の形態１に比べ、部
品数が増えるけれども、接着剤を塗布したり、乾燥させ
る工程が不要である点、カシメ部分の気密性に優れる点
で有利である。
品数が増えるけれども、接着剤を塗布したり、乾燥させ
る工程が不要である点、カシメ部分の気密性に優れる点
で有利である。
【００３２】尚、接着剤を気密性確保のための充填剤と
して、シール材に併用してもよい。
して、シール材に併用してもよい。
【００３３】［実施の形態３］図５（ａ）および（ｂ）
は、本発明の実施の形態３による斜板式圧縮機のピスト
ンの要部を示す断面図および端面図である。尚、本実施
の形態３も、ピストンの要部の他は、実施の形態１と同
じ構成であるので、詳述しない。
は、本発明の実施の形態３による斜板式圧縮機のピスト
ンの要部を示す断面図および端面図である。尚、本実施
の形態３も、ピストンの要部の他は、実施の形態１と同
じ構成であるので、詳述しない。
【００３４】図５（ａ）および（ｂ）を参照して、本斜
板式圧縮機のピストンは、実施の形態１と同様に、アル
ミ材から成り、ピストン部３５１と、シュー受部（図示
せず）と、ロッド部（図示せず）とを有している。ピス
トン部３５１は、ピストンの頭部側に開口部を持つ中空
の容器部３５１１と、容器部３５１１の開口部に取り付
けられた円板形の蓋部３５１２とを有している。容器部
３５１１と蓋部３５１２との間には、実施の形態２と同
様に、円環状のシール材３５１３が配される。シール材
３５１３は、例えば、Ｏリング状のラバーコートメタル
である。容器部３５１１、蓋部３５１２、およびシール
材３５１３により、本斜板式圧縮機のピストン３５１が
構成される。
板式圧縮機のピストンは、実施の形態１と同様に、アル
ミ材から成り、ピストン部３５１と、シュー受部（図示
せず）と、ロッド部（図示せず）とを有している。ピス
トン部３５１は、ピストンの頭部側に開口部を持つ中空
の容器部３５１１と、容器部３５１１の開口部に取り付
けられた円板形の蓋部３５１２とを有している。容器部
３５１１と蓋部３５１２との間には、実施の形態２と同
様に、円環状のシール材３５１３が配される。シール材
３５１３は、例えば、Ｏリング状のラバーコートメタル
である。容器部３５１１、蓋部３５１２、およびシール
材３５１３により、本斜板式圧縮機のピストン３５１が
構成される。
【００３５】本実施の形態では、容器部３５１１の開口
部の縁部には、予め、切欠３５１１ａが形成されてい
る。切欠３５１１ａは、蓋部３５１２を後述するように
カシメ固着する際の、縁部の折り曲げ易さを助ける効果
と、カシメ固着後の蓋部３５１２の保持を助ける効果を
奏する。したがって、その形状、大きさ、位置、数は、
図示の例に限定されるものではない。また、容器部３５
１１の開口部には、蓋部３５１２の最大径に応じた段差
が形成されている。また、蓋部３５１２は、その周囲に
テーパがついている。シール材３５１３および蓋部３５
１２は、容器部３５１１の開口部の段差に組み合わさ
れ、さらに、容器部３５１１の開口部の縁部を蓋部３５
１２のテーパに沿うように内側に折り曲げてカシメ固着
されている。この際、容器部３５１１、シール材３５１
３、および蓋部３５１２は、隙間無く、密着させる。容
器部３５１１の開口部の縁部を内側に折り曲げても、切
欠３５１１ａがあるので、縁部が波打つような形状にな
ることがなく、確実にカシメられる。さらに、折り曲げ
られる縁部の内側にて、切欠３５１１ａの周囲のバリ部
がが蓋部３５１２を押圧するか食い込むので、蓋部３５
１２は回転等することなく、容器部３５１１に確実に固
着される。カシメ固着後、容器部３５１１の開口部の縁
部の折り曲げ状態の不均一さの解消、切欠３５１１ａの
外方への突出部の削除、ならびに斜板式圧縮機の圧縮比
の調整等のために、ピストン天面を所定の寸法に平面状
に切削または研磨する。
部の縁部には、予め、切欠３５１１ａが形成されてい
る。切欠３５１１ａは、蓋部３５１２を後述するように
カシメ固着する際の、縁部の折り曲げ易さを助ける効果
と、カシメ固着後の蓋部３５１２の保持を助ける効果を
奏する。したがって、その形状、大きさ、位置、数は、
図示の例に限定されるものではない。また、容器部３５
１１の開口部には、蓋部３５１２の最大径に応じた段差
が形成されている。また、蓋部３５１２は、その周囲に
テーパがついている。シール材３５１３および蓋部３５
１２は、容器部３５１１の開口部の段差に組み合わさ
れ、さらに、容器部３５１１の開口部の縁部を蓋部３５
１２のテーパに沿うように内側に折り曲げてカシメ固着
されている。この際、容器部３５１１、シール材３５１
３、および蓋部３５１２は、隙間無く、密着させる。容
器部３５１１の開口部の縁部を内側に折り曲げても、切
欠３５１１ａがあるので、縁部が波打つような形状にな
ることがなく、確実にカシメられる。さらに、折り曲げ
られる縁部の内側にて、切欠３５１１ａの周囲のバリ部
がが蓋部３５１２を押圧するか食い込むので、蓋部３５
１２は回転等することなく、容器部３５１１に確実に固
着される。カシメ固着後、容器部３５１１の開口部の縁
部の折り曲げ状態の不均一さの解消、切欠３５１１ａの
外方への突出部の削除、ならびに斜板式圧縮機の圧縮比
の調整等のために、ピストン天面を所定の寸法に平面状
に切削または研磨する。
【００３６】尚、接着剤を気密性確保のための充填剤と
して、シール材に併用してもよい。
して、シール材に併用してもよい。
【００３７】また、シール材を備えていない構成に対し
ても、容器部の開口部の縁部に切欠を形成してもよい。
ても、容器部の開口部の縁部に切欠を形成してもよい。
【００３８】［実施の形態４］図６は、本発明の実施の
形態４による斜板式圧縮機のピストンの要部を示す断面
図である。尚、本実施の形態４は、ピストンの要部の他
は、実施の形態１と同じ構成であるので、詳述しない。
形態４による斜板式圧縮機のピストンの要部を示す断面
図である。尚、本実施の形態４は、ピストンの要部の他
は、実施の形態１と同じ構成であるので、詳述しない。
【００３９】図６を参照して、本斜板式圧縮機のピスト
ンは、実施の形態１と同様に、アルミ材から成り、ピス
トン部４５１と、シュー受部（図示せず）と、ロッド部
（図示せず）とを有している。ピストン部４５１は、ピ
ストンの頭部側に開口部を持つ中空の容器部４５１１
と、容器部４５１１の開口部に取り付けられた円板形の
蓋部４５１２とから成る。本実施の形態では、容器部４
５１１の開口部には、蓋部４５１２の最大径に応じた段
差と、雌ねじ部４５１１ａとが形成されている。また、
蓋部４５１２には、容器部４５１１の雌ねじ部４５１１
ａに対応する雄ねじ部４５１２ａと、テーパとが形成さ
れている。そして、蓋部４５１２は、その最大径部が容
器部４５１１の段差部へ達して容器部４５１１と蓋部４
５１２との間の気密性が確保するまでねじ込まれる。即
ち、蓋部４５１２は、容器部４５１１の開口部に対して
ねじ嵌合される。さらに、容器部４５１１の開口部の縁
部を蓋部４５１２のテーパに沿うように内側に折り曲げ
てカシメ固着される。この際、容器部４５１１、シール
材４５１３、および蓋部４５１２は、隙間無く、密着さ
せる。カシメ固着後、容器部４５１１の開口部の縁部の
折り曲げ状態の不均一さの解消と斜板式圧縮機の圧縮比
の調整等のために、ピストン天面を所定の寸法に平面状
に切削または研磨する。本実施の形態では、蓋部４５１
２が容器部４５１１の開口部に対してねじ嵌合している
ので、蓋部３５１２が回転等することなく、容器部３５
１１に確実に固着される。
ンは、実施の形態１と同様に、アルミ材から成り、ピス
トン部４５１と、シュー受部（図示せず）と、ロッド部
（図示せず）とを有している。ピストン部４５１は、ピ
ストンの頭部側に開口部を持つ中空の容器部４５１１
と、容器部４５１１の開口部に取り付けられた円板形の
蓋部４５１２とから成る。本実施の形態では、容器部４
５１１の開口部には、蓋部４５１２の最大径に応じた段
差と、雌ねじ部４５１１ａとが形成されている。また、
蓋部４５１２には、容器部４５１１の雌ねじ部４５１１
ａに対応する雄ねじ部４５１２ａと、テーパとが形成さ
れている。そして、蓋部４５１２は、その最大径部が容
器部４５１１の段差部へ達して容器部４５１１と蓋部４
５１２との間の気密性が確保するまでねじ込まれる。即
ち、蓋部４５１２は、容器部４５１１の開口部に対して
ねじ嵌合される。さらに、容器部４５１１の開口部の縁
部を蓋部４５１２のテーパに沿うように内側に折り曲げ
てカシメ固着される。この際、容器部４５１１、シール
材４５１３、および蓋部４５１２は、隙間無く、密着さ
せる。カシメ固着後、容器部４５１１の開口部の縁部の
折り曲げ状態の不均一さの解消と斜板式圧縮機の圧縮比
の調整等のために、ピストン天面を所定の寸法に平面状
に切削または研磨する。本実施の形態では、蓋部４５１
２が容器部４５１１の開口部に対してねじ嵌合している
ので、蓋部３５１２が回転等することなく、容器部３５
１１に確実に固着される。
【００４０】尚、本実施の形態による構成に対しても、
容器部の開口部の縁部に切欠を形成してもよい。
容器部の開口部の縁部に切欠を形成してもよい。
【００４１】
【発明の効果】本発明による斜板式圧縮機は、ピストン
が、その頭部側に開口部を持つ中空の容器部と、容器部
の開口部に取り付けられた蓋部とから成るピストン部を
備え、蓋部が、容器部の開口部に組み合わされ、さらに
開口部の縁部を折り曲げてカシメ固着されるため、ピス
トンが軽量であることは勿論、その中空部を加工するこ
とが容易であるし、高強度である。このため、斜板式圧
縮機全体として、軽量、好特性、高信頼性、安価であ
る。
が、その頭部側に開口部を持つ中空の容器部と、容器部
の開口部に取り付けられた蓋部とから成るピストン部を
備え、蓋部が、容器部の開口部に組み合わされ、さらに
開口部の縁部を折り曲げてカシメ固着されるため、ピス
トンが軽量であることは勿論、その中空部を加工するこ
とが容易であるし、高強度である。このため、斜板式圧
縮機全体として、軽量、好特性、高信頼性、安価であ
る。
【図１】本発明の実施の形態１による斜板式圧縮機を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図２】図１に示す斜板式圧縮機のピストンを示す斜視
図である。
図である。
【図３】図１に示す斜板式圧縮機のピストンの要部を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図４】本発明の実施の形態による斜板式圧縮機のピス
トンの要部を示す縦断面図である。
トンの要部を示す縦断面図である。
【図５】本発明の実施の形態による斜板式圧縮機のピス
トンの要部を示す図であり、（ａ）は縦断面図、（ｂ）
は端面図である。
トンの要部を示す図であり、（ａ）は縦断面図、（ｂ）
は端面図である。
【図６】本発明の実施の形態による斜板式圧縮機のピス
トンの要部を示す縦断面図である。
トンの要部を示す縦断面図である。
１ 斜板式圧縮機 ２ ハウジング ３ 駆動軸 ４ 斜板 ５ ピストン ６ シュー ５１ ピストン部 ５１ａ ピストン天面 ５２ シュー受部 ５２ａ シュー受面 ５３ ロッド部 ５１１、２５１１、３５１１、４５１１ 容器部 ５１２、２５１２、３５１２、４５１２ 蓋部 ２５１３、３５１３ シール材 ３５１１ａ 切欠 ４５１１ａ 雌ねじ部 ４５１２ａ 雄ねじ部
Claims (6)
- 【請求項１】 シリンダボアを備えたハウジングと、前
記ハウジングの中心部に回転自在に配置された駆動軸
と、前記駆動軸に傾斜させて装着され、該駆動軸と共に
回転する斜板と、前記シリンダボア内に摺動自在に挿入
されたピストンと、前記斜板を挟持するようにして前記
ピストンに摺動自在に保持され、該斜板の揺動運動を直
線往復運動に変換して該ピストンに伝達するシューとを
有する斜板式圧縮機において、前記ピストンは、その頭
部側に開口部を持つ中空の容器部と、前記容器部の開口
部に取り付けられた蓋部とから成るピストン部を備え、
前記蓋部は、前記容器部の開口部に組み合わされ、さら
に該開口部の縁部を折り曲げてカシメ固着されることを
特徴とする斜板式圧縮機。 - 【請求項２】 前記ピストン部は、その頭部が平面状に
切削または研磨されていることを特徴とする請求項１に
記載の斜板式圧縮機。 - 【請求項３】 前記容器部の開口部の縁部には、予め切
欠が形成されていることを特徴とする請求項１または２
に記載の斜板式圧縮機。 - 【請求項４】 前記容器部と前記蓋部との間には、シー
ル材が配されることを特徴とする請求項１乃至３のいず
れかに記載の斜板式圧縮機。 - 【請求項５】 カシメ固着される前に、前記容器部と前
記蓋部との間には、接着剤が塗布されることを特徴とす
る請求項１乃至４のいずれかに記載の斜板式圧縮機。 - 【請求項６】 前記蓋部は、前記容器部の開口部に対し
てねじ嵌合し、さらにカシメ固着されることを特徴とす
る請求項１乃至３のいずれかに記載の斜板式圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8321463A JPH10159725A (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 斜板式圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8321463A JPH10159725A (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 斜板式圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10159725A true JPH10159725A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18132855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8321463A Pending JPH10159725A (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 斜板式圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10159725A (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0959227A3 (en) * | 1998-05-20 | 2000-08-30 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Piston and method of manufacture |
| EP1058004A2 (en) | 1999-05-31 | 2000-12-06 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Manufacturing of a swash plate compressor piston |
| EP1088990A2 (en) | 1999-09-29 | 2001-04-04 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Composite swash plate compressor piston |
| US6318236B1 (en) | 1998-04-15 | 2001-11-20 | Sanden Corporation | Reciprocal motion type compressor having a piston in which strength is increased |
| US6343540B1 (en) | 1999-06-16 | 2002-02-05 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Piston installing method and positioning jig |
| US6378416B1 (en) | 1999-09-01 | 2002-04-30 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Swash plate type compressor piston wherein inner surface of hollow cylindrical section of body portion has axially extending reinforcing projections |
| US6381842B2 (en) | 2000-02-18 | 2002-05-07 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Method of producing swash plate type compressor piston |
| EP1087136A3 (en) * | 1999-09-24 | 2002-07-10 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Chamfered swash plate compressor piston head |
| US6438834B1 (en) | 1999-09-21 | 2002-08-27 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Method of making a swash plate type compressor piston whose head portion is formed by pore-free die-casting |
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| KR100780379B1 (ko) | 2006-06-14 | 2007-11-29 | 학교법인 두원학원 | 압축기용 피스톤 |
| JP2009168005A (ja) * | 2007-12-19 | 2009-07-30 | Toyota Industries Corp | 斜板式圧縮機 |
| CN102817811A (zh) * | 2011-06-09 | 2012-12-12 | 康奈可关精株式会社 | 压缩机用活塞 |
| DE102008015842B4 (de) * | 2007-03-30 | 2017-05-24 | Denso Corporation | Kolbenkompressor |
-
1996
- 1996-12-02 JP JP8321463A patent/JPH10159725A/ja active Pending
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| US6343540B1 (en) | 1999-06-16 | 2002-02-05 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Piston installing method and positioning jig |
| US6378416B1 (en) | 1999-09-01 | 2002-04-30 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Swash plate type compressor piston wherein inner surface of hollow cylindrical section of body portion has axially extending reinforcing projections |
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