JPH10159242A - 天井ボ−ドの取付構造及びそれに用いる天井ボ−ド装置並びに天井ボ−ドの取り付け方法 - Google Patents

天井ボ−ドの取付構造及びそれに用いる天井ボ−ド装置並びに天井ボ−ドの取り付け方法

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JPH10159242A
JPH10159242A JP8332841A JP33284196A JPH10159242A JP H10159242 A JPH10159242 A JP H10159242A JP 8332841 A JP8332841 A JP 8332841A JP 33284196 A JP33284196 A JP 33284196A JP H10159242 A JPH10159242 A JP H10159242A
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JP
Japan
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ceiling board
support frame
ceiling
support
engagement
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Application number
JP8332841A
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English (en)
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Yoshiharu Sumita
義春 住田
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SUMIDA NAISOU KK
Original Assignee
SUMIDA NAISOU KK
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Publication date
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    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B9/00Ceilings; Construction of ceilings, e.g. false ceilings; Ceiling construction with regard to insulation
    • E04B9/18Means for suspending the supporting construction
    • E04B9/20Means for suspending the supporting construction adjustable
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B9/00Ceilings; Construction of ceilings, e.g. false ceilings; Ceiling construction with regard to insulation
    • E04B9/06Ceilings; Construction of ceilings, e.g. false ceilings; Ceiling construction with regard to insulation characterised by constructional features of the supporting construction, e.g. cross section or material of framework members
    • E04B9/12Connections between non-parallel members of the supporting construction
    • E04B9/16Connections between non-parallel members of the supporting construction the members lying in different planes
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B9/00Ceilings; Construction of ceilings, e.g. false ceilings; Ceiling construction with regard to insulation
    • E04B9/22Connection of slabs, panels, sheets or the like to the supporting construction
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    • E04B9/245Connection of slabs, panels, sheets or the like to the supporting construction with the slabs, panels, sheets or the like positioned on the upperside of, or held against the underside of the horizontal flanges of the supporting construction or accessory means connected thereto by means of screws, bolts or clamping strips held against the underside of the supporting construction

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 極めて簡易に天井ボ−ドの施工ができ、作業
時間を大幅に短縮でき、しかも作業コストが安く、作業
現場が汚れない天井ボ−ドの取り付け構造及びそれに用
いるボ−ド装置並びに天井ボ−ドの取り付け方法を提供
する。 【構成】 天井裏内の躯体側に吊支された複数の第1支
持枠12と、これらの第1支持枠12に交差するように
配置され、該第1支持枠12の長手方向に沿って移動す
る複数の第2支持枠14と、前記複数の第1支持枠12
の間隔内に密着状に配置される複数の天井ボード16
と、を有し、これらの天井ボード16には第1、第2係
合部18、20が取りつけられ、更に前記第2支持枠1
4には第1、第2係合受部22、24が設けられてな
る。天井ボ−ドの取り付け施工を極めて容易に行なうこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井ボ−ドの取付
構造及びそれに用いるボ−ド装置並びに天井ボ−ドの取
り付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】天井ボ−ドは、建物室内の気密を保持し
ながら冷暖房調整を行いやすくし、生活あるいは事務処
理用の空間の意匠効果をも保持すべく取り付けられる。
図9は従来の天井ボ−ドの取り付け構造を示しており同
天井ボ−ド施工に際しては、天井のレベル出しや、配線
スペ−ス、ダクトスペ−スの確保及び天井仕上げなどを
考慮しながら行なわれる。図において天井パネルPは例
えば石膏ボ−ドを素材とし、スチ−ル製、あるいはアル
ミ製の吊り用長ボルトWで格子状に枠組みしたCチャン
ネルあるいはWチャンネル等の枠部材Vを用いて天井ス
ラブに吊支するようにして構成されていた。
【0003】
【発明の解決する課題】ところで上記従来の吊り用長ボ
ルトWによる枠部材Vへの天井パネルPの取付は、作業
者が脚立などに載って天井パネルPの室内側からWチャ
ンネル等の枠部材Vが当接する部分を確認しながらビス
Xを刺し込み、ビス止めを行なうため不安定な反り身姿
勢で作業を行なわなければならずこれら多数のビス止め
作業や作業時の姿勢の問題から作業上の労力が大きく、
天井パネルPの枠部材Vへの取付作業能率は極めて悪い
ものであった。また、その分施工に時間がかかり、かつ
作業コストもかかるという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、作業工程における労力を
軽減でき極めて簡易に天井ボ−ドの施工ができ、作業時
間を大幅に短縮でき、しかも作業コストが安く、作業現
場が汚れない天井ボ−ドの取り付け構造及びそれに用い
るボ−ド装置並びに天井ボ−ドの取り付け方法を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明では、天井裏内の躯体側に吊支
され、所要の間隔をおいて第1方向に長く、平行に配置
された複数の第1支持枠12と、これらの第1支持枠1
2に交差するように配置され、同第1支持枠12に支持
されつつ該第1支持枠12の長手方向に沿って移動する
複数の第2支持枠14と、前記複数の第1支持枠12の
間隔内に密着状に配置され、室内天井を形成する複数の
天井ボード16と、を有し、これらの天井ボード16に
はその横送り操作により送り先側の第2支持枠14に係
合する第1係合部18と、送り後方側の第2支持枠14
に係合する第2係合部20が取りつけられ、更に前記第
2支持枠14には前記天井ボード16の第1係合部18
に係合する第1係合受部22と、前記第2係合部20に
係着する第2係合受部24が設けられてなる天井ボ−ド
の取付構造10として構成される。
【0006】請求項2に係る発明では、請求項1記載の
天井ボードの取付構造に用いる天井ボード装置11であ
って、前記天井ボード16と、同第1係合部18と、同
第2係合部20を含む天井ボード装置11として構成さ
れる。
【0007】請求項3に係る発明では、請求項2記載の
天井ボード装置11であって、前記天井ボ−ド16の第
1、第2係合部18、20の中間位置には送り先側の第
2支持枠14以外の他の第2支持枠14の第1係合受部
22に係合する第3係合部52が設けられてなることと
してもよい。
【0008】請求項4に係る発明では、請求項2記載の
天井ボード装置11であって、前記第1、第2係合部1
8、20および第3係合部52は、横送り操作時に前記
第1、第2係合受部22、24に係合する横突設片47
からなることとしてもよい。
【0009】請求項5に係る発明では、請求項3または
4記載の天井ボード装置11であって、前記第1、第
2、第3係合部18、20、52は、前記天井ボ−ド1
6の裏面側に固定された断面略Z字状の曲がり金具53
であることとしてもよい。
【0010】請求項6に係る発明では、請求項5記載の
天井ボード装置11であって、前記第2支持枠は、上面
側において凹設された側に下降段が設けられ、前記曲が
り金具53は、前記天井ボ−ド16裏面に固定する固定
部56と、この固定部56から上方に向けて突設する立
上り壁58と、この立上り壁58の上端部に設けられ略
水平方向に突設する水平片48を備え、前記第1、第
2、ないし第3係合部18、20、52を対応する第2
支持枠14の第1、第2係合受部22、24に係合させ
たときに、これら曲がり金具53の水平片48が第1、
第2係合部18、20の上面から前記下降段42位置を
越えて延長され、かつ該下降段42部分から前記水平片
48の端部側を下方に折曲し、係合状態をロックするよ
うに形成されてなることとしてもよい。
【0011】請求項7に係る発明では、請求項6記載の
天井ボード装置11であって、前記断面略Z字状の曲が
り金具53は、前記天井ボ−ド16の第2支持枠14の
長手方向に沿うように長く形成された長枠体から形成さ
れ、前記水平片48は前記第2支持枠14方向に向けて
横方向に突設した板体からなり、この水平片48には長
手方向に間欠的に切欠が設けられ全体として櫛歯状に形
成されてなることとしてもよい。
【0012】請求項8に係る発明では、天井裏内の躯体
側に所要間隔をおいて平行に吊支させた複数の第1支持
枠12に対し、これらの第1支持枠12に交差方向に配
置させ、かつ、該第1支持枠12に支持させつつ、同第
1支持枠12の長手方向に沿ってスライド移動可能に複
数の第2支持枠14を設け、これら第2支持枠14にそ
の幅方向の複数箇所を支持させる第1及び第2係合部1
8、20を備えた天井ボード16を、横方向に順送りさ
せて該第2支持枠14に係合させつつ室内天井を形成さ
せてなる天井ボードの取付方法から構成される。
【0013】請求項9に係る発明では、前記第1及び第
2係合部18、20の中間位置には同じく前記第2支持
枠14の横送り操作により係合し得る第3係合部52が
設けられ、天井ボード16を送り操作により送り先側の
第2支持枠14に係合させるとともに、該第3係合部5
2を他の第2支持枠14に係合させて天井ボード16の
他の部位を仮支持させ、前記第1支持枠12の長手方向
に当該の列のすべての天井ボード16を同様に第3係合
部52を介して仮支持させ、その後、送り後方側にある
第2支持枠14をスライド移動させて該仮支持されたす
べての天井ボード16の第2係合部14に同時に係合さ
せつつ室内天井を形成させてなる天井ボードの取り付け
方法から構成される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、天井ボ−ドの取付構造
であって、天井裏内の躯体側に吊支され、所要の間隔を
おいて第1方向に長く、平行に配置された複数の第1支
持枠と、これらの第1支持枠に交差するように配置さ
れ、同第1支持枠に支持されつつ該第1支持枠の長手方
向に沿って移動する複数の第2支持枠と、前記複数の第
1支持枠の間隔内に密着状に配置され、室内天井を形成
する複数の天井ボードと、を有し、これらの天井ボード
にはその横送り操作により送り先側の第2支持枠に係合
する第1係合部と、送り後方側の第2支持枠に係合する
第2係合部が取りつけられ、更に前記第2支持枠には前
記天井ボードの第1係合部に係合する第1係合受部と、
前記第2係合部に係着する第2係合受部が設けられてな
る。第1支持枠は、同第1支持枠に長溝を形成してお
き、この長溝内部に嵌合しかつこの長溝に沿って移動し
得る移動金具を介して第2支持枠を取り付けてもよい。
第2支持枠は、第1支持枠に沿って移動し得るような滑
車装置を介して同第1支持枠に取り付けてもよい。
【0015】また、本発明は、請求項1記載の天井ボー
ドの取付構造に用いる天井ボード装置であって、前記天
井ボードと、同第1係合部と、同第2係合部を含む。さ
らにこの天井ボ−ドには第3、第4係合部と任意の個数
の係合部を設けてもよい。天井ボードは、その大きさや
材質、形状、厚さ等を任意に設定してもよい。第1係合
部や第2係合部は、ステンレスやアルミニウム合金など
によってフック状に形成した曲がり金具や、充分な磁力
を有した金属部材などによって第2支持枠に対して仮固
定を行なえるようにしてもよい。
【0016】また、前記天井ボ−ドの第1、第2係合部
の中間位置には送り先側の第2支持枠以外の他の第2支
持枠の第1係合受部に係合する第3係合部が設けられて
なることとしてもよい。第3係合部は、天井ボ−ドの裏
面から上方に向けて突設し、第1支持枠に係止し得るよ
うに設定してもよい。
【0017】また、前記第1、第2係合部および第3係
合部は、横送り操作時に前記第1、第2係合受部に係合
する横突設片からなることとしてもよい。横突設片は、
フック状に形成してもよい。
【0018】また、前記第1、第2、第3係合部は、前
記天井ボ−ドの裏面側に固定された断面略Z字状の曲が
り金具であることとしてもよい。金属板をプレス加工す
ることにより容易に製造する。曲がり金具は、天井ボ−
ド裏面側に予め設けた固定受部にスライド状に取り付け
ることとしてもよい。
【0019】また、前記第2支持枠は、上面側において
凹設された側に下降段が設けられ、前記曲がり金具は、
前記天井ボ−ド裏面に固定する固定部と、この固定部か
ら上方に向けて突設する立上り壁と、この立上り壁の上
端部に設けられ略水平方向に突設する水平片を備え、前
記第1、第2、ないし第3係合部を対応する第2支持枠
の第1、第2係合受部に係合させたときに、これら曲が
り金具の水平片が第1、第2係合部の上面から前記下降
段位置を越えて延長され、かつ該下降段部分から前記水
平片の端部側を下方に折曲し、係合状態をロックするよ
うに形成されてなることとしてもよい。折り曲げた水平
片を溶着させてもよくその場合より強力なロック保持を
行なう。水平片の長さは下降段位置を越え得るものであ
れば任意に設定してもよい。
【0020】また、前記断面略Z字状の曲がり金具は、
前記天井ボ−ドの第2支持枠の長手方向に沿うように長
く形成された長枠体から形成され、前記水平片は前記第
2支持枠方向に向けて横方向に突設した板体からなり、
この水平片には長手方向に間欠的に切欠が設けられ全体
として櫛歯状に形成されてなることとしてもよい。曲が
り金具は、その曲がり角度を任意に設定してもよい。水
平片は単なる平板体としてもよい。
【0021】また、本発明は、天井ボードの取付方法で
あって、天井裏内の躯体側に所要間隔をおいて平行に吊
支させた複数の第1支持枠に対し、これらの第1支持枠
に交差方向に配置させ、かつ、該第1支持枠に支持させ
つつ、同第1支持枠の長手方向に沿ってスライド移動可
能に複数の第2支持枠を設け、これら第2支持枠にその
幅方向の複数箇所を支持させる第1及び第2係合部を備
えた天井ボードを、横方向に順送りさせて該第2支持枠
に係合させつつ室内天井を形成させてなる。係合部を取
り付けた天井ボ−ドは、同ボ−ドの数枚を複数人数の作
業者によって同ボ−ドの第1係合部を第2支持枠に係合
させつつ支持し、他の第2支持枠をスライド移動させて
一気に第2係合部と係合させてもよい。
【0022】また、本発明は、天井ボードの取付方法で
あって、前記第1及び第2係合部の中間位置には同じく
前記第2支持枠の横送り操作により係合し得る第3係合
部が設けられ、天井ボードを送り操作により送り先側の
第2支持枠に係合させるとともに、該第3係合部を他の
第2支持枠に係合させて天井ボードの他の部位を仮支持
させ、前記第1支持枠の長手方向に当該の列のすべての
天井ボードを同様に第3係合部を介して仮支持させ、そ
の後、送り後方側にある第2支持枠をスライド移動させ
て該仮支持されたすべての天井ボードの第2係合部に同
時に係合させつつ室内天井を形成させてなる。作業者一
人でも迅速で確実な天井ボ−ド取り付け作業を実現す
る。
【0023】
【実施例】以下、添付図面に基づき本発明の好適な実施
例を説明する。図は本発明の好適な実施例を示してお
り、図1ないし図8において、本発明に係る天井ボ−ド
の取り付け構造(以下「取り付け構造10」という。)
が示されている。
【0024】図1に示すように取り付け構造10は、天
井裏内の躯体側に吊支され、所要の間隔をおいて第1方
向に長く、平行に配置された複数の第1支持枠12と、
これらの第1支持枠12に交差するように配置され、同
第1支持枠12に支持されつつ該第1支持枠12の長手
方向に沿って移動する複数の第2支持枠14と、前記複
数の第1支持枠12の間隔S内に密着状に配置され、室
内天井を形成する複数の天井ボード16と、を有し、こ
れらの天井ボード16にはその横送り操作により送り先
側の第2支持枠14に係合する第1係合部18と、送り
後方側の第2支持枠14に係合する第2係合部20が取
りつけられ、更に前記第2支持枠14には前記天井ボー
ド16の第1係合部18に係合する第1係合受部22
と、前記第2係合部20に係着する第2係合受部24が
設けられている。
【0025】図1において天井ボ−ドは、構造物躯体の
天井裏空間S側であって、天井スラブに取り付けられた
吊支部材26に第1支持枠12と第2支持枠14とを縦
横に格子状に配置して吊架させ、これらの支持枠12、
14によって支持されている。第1、第2支持枠12、
14はレール状の長い支持部材であれば良く、中実体で
も中空体でもC字、或はH字等の長い枠部材であっても
良い。
【0026】図2、3において吊支部材26は、上端を
天井スラブに固定させた縦長の吊支ボルト28と、この
吊支ボルト28に螺合されたナット部材29と、このナ
ット部材29に結合支持され、下方に垂設されたハンガ
−30と、を備えている。
【0027】図に示すようにハンガ−30は、下端部に
上向きに先端を曲成させたフック状の曲がり部32を有
する側面視略J字状に形成されており、この曲がり部3
2に図1ないし4に示すように第1支持枠12が抱きか
かえる様に収納して支持されている。図3に示すように
ハンガ−30の上端部は、逆L字状に横方向に突設させ
た板状の嵌合部31が設けられておりこの嵌合部31が
ナット部材29に連結され、これによってナット部材2
9が吊支ボルト28に沿って上下に螺進退することによ
りハンガ−30が上下動する。
【0028】図1において、このハンガ−30の曲がり
部32のフック状の曲がり内部に装嵌され支持されてい
る第1支持枠12は、長枠体で第1方向Rの前後方向に
向かって長く形成されている。すなわち、第1支持枠1
2は、天井ボード16を張架させる第1の枠部材として
略天井面全体の一辺方向に沿って複数、並列配置される
ように支持されている。
【0029】この第1支持枠12は、図3に示すように
断面視略コ字状に形成され、前記したハンガー30の曲
がり部32のフック状曲がり内部Pに同第1支持枠12
のコ字の開口側を横向きにして、ハンガー30の曲がり
部32の上面開口側から押し下げるようにして挿入さ
れ、装嵌されて支持されている。図1に示すように、吊
支ボルト28は適宜の間隔をおいて複数個が天井面とな
る位置に配置されており、これらの吊支ボルト28によ
り、天井面の任意の1辺の略全長にわたって長く、かつ
平行に複数個適宜幅間隔を隔ててこれらの第1支持枠1
2が支持されている。これらの第1支持枠12は、例え
ば、ステンレス素材によって形成されている。本実施例
にかかわらず第1支持枠は、ある程度の剛性を有し、か
つ不燃性や難燃性を備えた素材や、剛性を高めに設定し
たアルミニウム合金によって形成してもよい。
【0030】図1、図2、図4に示すように、実施例に
おいてこの第1支持枠12には、例えば金属板枠部材か
ら形成された案内支持部材34が該第1支持枠12に沿
ってスライド移動し得るように設けられている。この案
内支持部材34は、例えば、板バネ状にある程度の弾性
を有した鋼板で構成されている。図において案内支持部
材34は、第1支持枠12に係合する係合本体部36
と、その下端部に拡大して設けられた拡大部38と、を
備えている。図3に示すようにこの案内支持部材34は
コ字枠状の第1支持枠12を外側から抱着させ得るよう
な大きさのやや大きな断面コ字枠形状に形成され、横側
の開口から装着後にその上辺側の先端部35をコ字枠の
内側に折り込み状に押し曲げて第1支持枠12との係合
状態を確実に行なっている。この案内支持部材34は図
2に示すように、正面側の下端側にくびれ部39を形成
させ、そのくびれ部39から連続させて拡大させた拡大
部38を備えている。そして、図4においてこの拡大部
38とくびれ部39に係合するように開口側を上向きに
配置させた断面略C型形状の第2支持枠14が取りつけ
られており、この案内支持部材34により第2支持枠1
4が吊支状に支持されることとなる。
【0031】この案内支持部材34は、ある程度の摩擦
力で第1支持枠12に係合しながら、同第1支持枠12
の長手方向に移動できるように取りつけられている。図
1、2に示すように、この案内支持部材34はそれぞれ
の第1支持枠12について複数個装着されている。そし
て、図7、8にも示すようにこの案内支持部材34は、
横幅が比較的大きな部材34aと、小さな部材34bが
交互になるように摺動可能に第1支持枠12に直列配置
されている。
【0032】該案内支持部材34を平行に配置させたそ
れぞれの第1支持枠について直列状に配置させた状態
で、これらの直列配置の案内支持部材34に複数の第2
支持枠14がそれぞれ該第1支持枠12に略直交状に取
りつけられている。これによって、該第2支持枠14は
第1支持枠12に対して略直交状態にかつ格子状に配置
され、その状態で該第1支持枠12に交差方向に移動す
るものである。
【0033】図2、図4において、第2支持枠14は、
断面略C字状に形成され、底壁14aと、その両側に直
角方向に立ち上り接続された側壁14b、14cと、開
口側となる辺側に開口を閉塞する方向に互いに対向して
延長させた対向突片14dを備えている。そして、この
開口側を上向きとなるように配置させ、この状態で同C
字の中空内部側を拡大部38に嵌合させるとともに、対
向突片14dを案内支持部材34のくびれ部39に嵌合
させて該案内支持部材34の下端側に第2支持枠14を
固定している。このように案内支持部材34は、くびれ
部39と拡大部38を備えているので例えばC字状の第
2支持枠14の中空内部側に単に嵌合させるだけで同第
2支持枠14を第1支持枠12に吊支状に連結支持させ
ることとなる。従って、この連結接続のための構成が簡
単で連結作業が簡易であり、専用の連結部材が不要で、
経費の節約が行なえる。
【0034】前述のように、案内支持部材34は第1支
持枠12の長手方向に沿ってある程度の摩擦力を受けな
がらスライド移動することから、この案内支持部材34
に連結支持された第2支持枠14は第1支持枠12に対
して略直交状に配置された状態で、ある程度の摩擦力を
受けながらも隣接する第2支持枠との間隔を自在に変更
し得るように移動可能に設けられている。
【0035】本実施例において、この第2支持枠14も
前記した案内支持金具34が横幅が大のものと小のもの
が交互に直列状に配置されているのに対応して、図2、
7、8にも示すように、それらの横幅が大のものである
14Lと14Kからなっている。
【0036】本実施例においては第2支持枠は、ステン
レスによって形成されている。しかしながら本実施例に
かかわらず第2支持枠は、アルミ合金やその他の金属ま
たはセラミックス、硫酸アンモニウム、塩化マグネシウ
ム、塩化亜鉛などの防火剤で処理を行なった防火木材な
どの不燃性、難燃性の部材を用いて枠体を形成してもよ
い。
【0037】実施例において、図2、4に示すように、
この第2支持枠14は、C字形状の開口側を上向きとな
るように取りつけられており、図7、8にも示すよう
に、この第2支持枠14の左側壁14b及びその対向突
片14dが第1係合受部22を形成するとともに、同右
側壁14c及びその対向突片14dが、第2係合受部2
4を構成している。
【0038】図において、第1、第2係合受部は底壁1
4aから直角状に立ち上り形成された側壁14b、14
cと、それぞれの対向突片14dを含んでいる。第2支
持枠14は、前述のように開口を上向きとし、内部を中
空とした断面略C字形状により構成されており、それぞ
れの対向突片14dから内側は切り落とし状に切欠され
ている。すなわち、ここにおいて、それぞれの対向突片
14dの上面からいわば急峻に中空内部側に下降する下
降段42を形成している。
【0039】後述するように、この下降段42は、第1
ないし第3係合部の先端部がこの下降段位置を越えて延
長され、装着されたときに該下降段部分から水平片(横
突設片)の端部側を下方に折曲し、下降段に係着させて
その係合状態をロック保持するものである。したがっ
て、この下降段は実施例構成に限ることなく、右側の側
壁14bを下降段としても良く、或は中央部に単なる凹
部を形成した構成としても良い。
【0040】そして、この格子状に縦横に組まれた第
1、第2支持枠12、14の下部側には、図1に示すよ
うに、複数の天井ボ−ド16が取り付けられている。こ
れらの複数の天井ボ−ド16は、第2支持枠14に支持
されつつ相互に密着状に配置され、室内天井を形成して
いる。
【0041】本実施例において天井ボ−ド16は、石膏
を主材とした略長矩形状の平板体で、図1、5、8に示
すようにその上面(天井裏面側)には同平板体の長辺に
沿って長く形成された長枠状の第1、第2係合部18、
20がそれぞれ対向する端縁側に臨むようにして取付ら
れている。本実施例にかかわらず天井ボ−ドは、材料及
び形状は任意のものを選択してもよい。この天井ボ−ド
16は、これらの第1、第2係合部18、20を介して
第2支持枠14に係合させ、同第2支持枠を順送り状に
スライド移動させながら該天井ボード16を密着状に張
架させる。実施例において、これらの第1、第2係合部
18、20は横突設片47からなる。この横突設片47
は、天井ボード16の横送り操作時に前記した第2支持
枠14に衝合してその第1、第2係合受部22、24に
係合する。
【0042】実施例において第1、第2係合部18、2
0は、天井ボ−ド16の長辺に沿って長く形成された断
面視略Z字状の曲がり金具53からなる。図6において
曲がり金具53は、該天井ボード16の上面にビス止め
固定された長板状の固定部56とこの固定部56から上
方に向けて突設する立上り壁58と、この立上り壁58
の上端部から略水平方向に突設して設けられた水平片4
8を一体的に接続して設けられている。この水平片48
が横突設片47を形成する。図に示すように、第1係合
部18に設けられる曲がり金具53aの水平片48は該
天井ボード16の端縁から横外方に向けて突出するよう
に設けられているとともに、第2係合部20に設けられ
る曲がり金具53bの水平片48は第1係合部の曲がり
金具53aの突設方向とは離反する方向の横外方に向け
て突設形成されている。
【0043】これらのうち第1係合部18は、天井ボー
ド16を天井面に沿うように水平状に配置させた状態で
横送り操作することにより図7に示すように、送り先側
の第2支持枠14に係合する。また、第2係合部20
は、同横送り操作により送り後方側の第2支持枠14に
係合する。これによって、第1、第2係合部18、20
を備えた天井ボード16を略水平に保持しながら横送り
操作するだけで天井裏面側に配置させたCチャンネルそ
の他のチャンネル部材に簡易に係合することとなり、ビ
ス止めを不要としながら、しかも短時間で天井ボードの
張り込み作業を行なえることとなる。横突設片47はこ
の実施例構成のように水平片48の形態にのみ限定され
るものではない。横或は斜め横に突設するとともに、下
面側或は上面側に凸状に膨出したものでも良いし、形
状、構造は任意に設定して良い。また、例えば、断面略
L字状の金具で、縦板にビス部材等を貫通させて横方向
に突設させてもよい。
【0044】前記した天井ボード16、第1係合部18
及び第2係合部20が天井ボード装置11を構成する。
【0045】曲がり金具53は、例えば金属板を略Z字
状に折り曲げるだけでよいので製造もしやすく、そのぶ
ん製造コストが低廉で、材料費も安価である。
【0046】本実施例において曲がり金具53は、図6
に示すような平板体でステンレスから形成されている。
固定部56は長板状に形成されているから、天井ボード
16に取りつける際に長辺側に沿うように位置合わせし
やすく、固定作業を簡易に行なえ、その取付作業は短時
間で完了できる。
【0047】図6に示すように、この各水平片48の突
設下端側と天井ボード16の上面側との間には間隙Tが
存在し、それぞれの係合受部との空間を形成している。
【0048】そして、天井ボード16を横送り操作する
ときに、立上り壁58は、間隙T内部に装嵌された第2
支持枠14と当接する。したがって、天井ボ−ド16の
第2支持枠14への取付位置決めは、金具53の立上り
壁58が第2支持枠14の側壁14b、14cに当接す
るまで間隙T内に押し込めばよいので、取付作業は極め
て簡単なものとなり天井施工作業全体が短時間で行なわ
れる。
【0049】本実施例において、天井ボード16の両端
縁側に取りつけられた第1、第2係合部の中間位置には
送り先側の第2支持枠以外の他の第2支持枠の第1係合
受部に係合する第3係合部52が取りつけられている。
すなわち、この第3係合部52は、第1係合部18が係
合する第2支持枠とは異なる第2支持枠であって、近接
して配置される第2支持枠の第1係合受部22に係合す
る。
【0050】この第3係合部52は、前記した第1係合
部18と同一構造の同一部材からなり、同様にZ字状の
曲がり金具53cから構成されている。この曲がり金具
53cは第1、第2係合部18、20に係る曲がり金具
53a、53bの中間位置で、略中央位置において天井
ボード16上面に固定され、これらと略平行になるよう
に配置されている。そして、この曲がり金具53cの水
平片48も第1係合部18の水平片と同じ方向に向けて
突出形成されている。この第3係合部52は第1係合部
18を第2支持枠の第1係合受部に係合させ、次に、こ
の中間位置にある第3係合部52を他の近接して存在す
る第2支持枠の第1係合受部に係合させることにより、
とりあえず、天井ボード16そのものは仮支持状態で第
2支持枠に吊支される。したがって、1人の作業者でも
多数の天井ボードをこれらの第1、第3係合部で係合吊
支させながら、1個づつの天井ボードについて確実にボ
ード張り込み作業を行なうことができる。また、天井ボ
−ドは、第1、第2、第3係合部の3箇所で確実に係止
されるので吊支のための構造の強度が高くなり、長期間
の使用が可能となる。
【0051】水平片48は、図6に示すようにある程度
の長さを有して略水平方向に突設している。特に本実施
例において水平片48の長さは、図8にも示すように第
1、第2、ないし第3係合部18、20、52を対応す
る第2支持枠14の第1、第2係合受部22、24に係
合させた時に、これらの曲がり金具53の水平片48が
第1、第2係合受部22、24の上面から下降段42位
置を越えて延長され、かつこの下降段42部分から水平
片48の端部側を下方に折曲し、係合状態をロックし得
るように設定されている。
【0052】したがって、天井ボ−ドと第2支持枠は、
ネジや釘等のその他の部材が不要となるので、作業者は
水平片の折り曲げ作業だけで簡単に曲がり金具と第2支
持枠の係止状態のロック状態が確保でき施工時間の短縮
を図れることとなる。また、水平片を折り曲げるだけで
係止状態のロックを行なうことができるので、例えば金
具やボ−ド等を削ったりすることがなくそれらの削りか
すが発生しないので作業現場を汚すことなく施工作業を
行なうこととなる。また、上記したように断面略Z字状
に形成された曲がり金具は、同曲がり金具の上部の水平
片と下部の固定部が互い違いに設けられるので特殊な道
具を使用することなく容易に天井ボ−ドに固定される。
【0053】一方、図5において曲がり金具53は、天
井ボ−ド16の第2支持枠14の長手方向に沿うように
長く形成された長枠体から形成されている。そして、水
平片48は、ボ−ド16の第2支持枠14への取り付け
状態で同支持枠14方向に向けて横方向に突設した板体
からなり、この水平片48には長手方向に間欠的に切欠
が形成され、該水平片48全体として略櫛歯状に形成さ
れている。
【0054】これによって、例えば第2支持枠へのロッ
クが必要な箇所だけに水平片を折り曲げてロックを行な
えるから、曲げ込みの作業が容易で簡単であり、また確
実に曲げ込みを行なえてロック状態が確実なものとな
る。本実施例にかかわらず水平片は、切欠を形成するこ
となく、単に長平板体状に形成しても良く、また、切欠
間隔や幅、切欠位置等は任意に設定しても良い。
【0055】天井ボ−ドの取り付け構造10は、上記し
た天井ボ−ド装置11を備えているものである。
【0056】図8にも示すように第2支持枠14の第1
係合受部22が、天井ボ−ドの裏面と曲がり金具53の
水平片48とが形成する間隙T内に装嵌されている。本
実施例においては、第1係合受部22の側壁14b面が
曲がり金具53の立上り壁58面と当接している。
【0057】さらに、図8においてこの第1係合受部2
2の対向突片14dの上端面が水平片48を支持しつつ
同下降段42端部が第2支持枠14の開口側の下降段隅
角部分で下方に折れ曲がった水平片48内部と当接して
いる。したがって、第1係合部22と第2支持枠14は
ロック状態となっているので、係止は確実なものとなり
第1係合部22と第2支持枠14は容易に離脱すること
はない。なお、その他の第2係合部20及び第3係合部
52とそれに対応する第2支持枠14についても同様で
ある。
【0058】本実施例にかかわらず、折り曲げた水平片
を第2支持枠と溶着させたり予め第2支持枠と水平片側
にビス孔を穿孔しておきビスによって固定させてもよ
い。このように従来のCチャンネル或はMチャンネル等
の天井支持材を用いて単に横方向にスライドさせながら
天井ボ−ドを密着状に係合させるだけで天井ボ−ドの架
設作業を行なえるから、予め天井ボードの第2係合部に
送り後方側の第2支持枠の第2係合受部を係止させてお
き、この天井ボ−ドの第1係合部に送り先方側の第2支
持枠を横送りさせて同第2支持枠の第1係合受部を係合
させることによって一気に第2支持枠と天井ボ−ドとの
係止固定ができるので天井ボ−ドの天井裏内への施工作
業が極めて容易となり、作業時間を大幅に短縮させるこ
とができ、高能率に作業を行なえ、また、作業コストを
安価に維持することとなる。
【0059】次に図1、7、8に基づいて本実施例の天
井ボ−ドの取り付け構造及び同取付構造に用いる天井ボ
ード装置の作用を説明するとともに天井ボ−ドの取付方
法について説明する。
【0060】図1において、天井裏内の躯体側に所要間
隔を置いて平行に吊支させた複数の第1支持枠12に対
し、これらの第1支持枠12に交差方向に配置させ、か
つ、この第1支持枠12に支持させつつ同第1支持枠1
2の長手方向に沿ってスライド移動可能に複数の第2支
持枠14が取り付けられている。
【0061】天井ボードの取付に際しては、まず、例え
ば天井面の断面視右端側において固定的に配置された第
2支持枠と同様の構造の固定支持枠に天井ボード16を
略水平状に作業者が支持した状態で(図7一点鎖線示参
考)横送り状或は水平状に移動させ、その第1係合部1
8の横突設片47の突設端をこの天井の広さの輪郭部分
に固定的に設けられた固定支持枠に向けて挿入させ、該
横突設片47を該固定支持枠上面に乗架させるようにし
て天井ボード16の長辺側となる端縁側を係合支持させ
る。
【0062】図7に示すように、第1支持枠12に吊支
された他の第2支持枠14(実施例では横幅が小の第2
支持枠)を案内支持金具34を動かしてこの天井ボード
16の送り方向(矢示a方向)となる端縁側にいったん
引き寄せ、その状態で該天井ボード16の送り後方側
(矢示b方向)となる第2係合部20が設けられた端部
側を持ち上げ水平状に保持し、この状態で再び案内支持
金具34を介して当該他の第2支持枠14を送り後方側
(b方向)に移動させることにより第3係合部52の水
平片48の下面側に装嵌されるように挿入される。この
とき当該他の第2支持枠14は水平片48の下面空間T
内に収納されるように装着される。このように中間位置
にある第3係合部52に係合される第2支持枠14を幅
狭のものを選択しておくことにより第2支持枠14をそ
の長手方向に長く、例えば、天井空間の1辺に相当する
ほどの長さに設けている場合であっても列状に配置する
各天井ボードの中間位置を簡易に、かつ確実に係止し得
ることとなる。
【0063】この場合、単に該他の第2支持枠14の縦
壁が第3係合部52の立ち上り壁58に当接するまで横
移動させるだけで第3係合部が当該他の第2支持枠14
に係合支持される。これによって、送り方向aの端縁側
と天井ボード16の短辺長さの略中間位置が係合支持さ
れるから、それぞれの水平片48を乗架させて係合させ
た状態で仮支持されることとなり、これによって、同じ
列について天井ボード16を次々に仮支持させていく。
【0064】図7に示す中央の天井ボード16について
例えば第1、第2係合部を送り先側の2つの第2支持枠
14の第1係合受部に係合させた状態で横幅が広いほう
の案内支持金具34、すなわち幅が広い方の第2支持枠
14を矢示a方向にスライド移動させ横送り操作するこ
とにより、第1、第3係合部18、52で支持されてい
た天井ボード16の第2係合部20の横突設片47の水
平片48の下面側に、幅広の第2支持枠14が装嵌さ
れ、これによって、作業者は少しの押圧力を送り先側に
向けて付加することにより、天井ボード16は短辺方向
に対して密着状に当接しつつ張架されていく。
【0065】作業者は水平片48を下降段42にあてが
い下方に折り曲げて係止状態のロック保持を行ない天井
ボ−ドの取り付け作業は終了となる。このように本実施
例では天井ボ−ドは第3係合部を有しているので、第1
係合部と第3係合部によって仮支持を行なうことができ
1人の作業者でも天井ボ−ドの取り付け作業を行なうこ
とができる。
【0066】天井ボードの取付方法としては、天井裏内
の躯体側に所要間隔をおいて平行に吊支させた複数の第
1支持枠12に対し、これらの第1支持枠12に交差方
向に配置させ、かつ、該第1支持枠12に支持させつ
つ、同第1支持枠12の長手方向に沿ってスライド移動
可能に複数の第2支持枠14を設け、これら第2支持枠
14にその幅方向の複数箇所を支持させる第1及び第2
係合部18、20を備えた天井ボード16を、横方向に
順送りさせて該第2支持枠14に係合させつつ室内天井
を形成させるようにする。
【0067】また、第1及び第2係合部18、20の中
間位置には同じく前記第2支持枠14の横送り操作によ
り係合し得る第3係合部52が設けられ、天井ボード1
6を送り操作により送り先側の第2支持枠14に係合さ
せるとともに、該第3係合部52を他の第2支持枠14
に係合させて天井ボード16の他の部位を仮支持させ、
前記第1支持枠12の長手方向に当該の列のすべての天
井ボード16を同様に第3係合部52を介して仮支持さ
せ、その後、送り後方側にある第2支持枠14をスライ
ド移動させて該仮支持されたすべての天井ボード16の
第2係合部14に同時に係合させつつ室内天井を形成さ
せるようにする。
【0068】これを順次繰り返しながら、天井ボードの
短辺側方向に架設していき、最後に仕上げ用の天井ボー
ドを張架支持させて室内天井面に対する天井ボードの施
工取付作業を行なうものである。
【0069】これによって、作業者は、天井ボ−ドの下
面側からのビス止めによる同天井ボ−ドと例えば第2支
持枠等との固定を行なう必要がなく、同作業者は例えば
反り身姿勢などの不安定で窮屈な体勢をとらなくともよ
いので天井ボ−ドの施工による疲労を抑えることができ
るといった効果を奏する。
【0070】本発明は上記した実施例構成にのみ限定さ
れるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の本
質を逸脱しないかぎりにおいて任意の改変を加えても良
い。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る天
井ボードの取付構造によれば、天井裏内の躯体側に吊支
され、所要の間隔をおいて第1方向に長く、平行に配置
された複数の第1支持枠と、これらの第1支持枠に交差
するように配置され、同第1支持枠に支持されつつ該第
1支持枠の長手方向に沿って移動する複数の第2支持枠
と、前記複数の第1支持枠の間隔内に密着状に配置さ
れ、室内天井を形成する複数の天井ボードと、を有し、
これらの天井ボードにはその横送り操作により送り先側
の第2支持枠に係合する第1係合部と、送り後方側の第
2支持枠に係合する第2係合部が取りつけられ、更に前
記第2支持枠には前記天井ボードの第1係合部に係合す
る第1係合受部と、前記第2係合部に係着する第2係合
受部が設けられてなることにより、従来のCチャンネル
或はMチャンネル等の天井支持材を用いて単に横方向に
スライドさせながら天井ボ−ドを密着状に係合させるだ
けで天井ボ−ドの架設作業を行なえるから、予め天井ボ
ードの第2係合部に送り後方側の第2支持枠の第2係合
受部を係止させておき、この天井ボ−ドの第1係合部に
送り先方側の第2支持枠を横送りさせて同第2支持枠の
第1係合受部を係合させることによって一気に第2支持
枠と天井ボ−ドとの係止固定ができるので天井ボ−ドの
天井裏内への施工作業が極めて容易となり、作業時間を
大幅に短縮させることができ、高能率に作業を行なうこ
とができ、また、作業コストを安価に維持できる。
【0072】請求項2に係る天井ボード装置によれば、
請求項1記載の天井ボードの取付構造に用いる天井ボー
ド装置であって、前記天井ボードと、同第1係合部と、
同第2係合部を含むことにより、従来のCチャンネル或
はMチャンネル等の天井支持材を用いて単に横方向にス
ライドさせながら天井ボ−ドを密着状に係合させるだけ
で天井ボ−ドの架設作業を行なえるから、予め天井ボー
ドの第2係合部に送り後方側の第2支持枠の第2係合受
部を係止させておき、この天井ボ−ドの第1係合部に送
り先方側の第2支持枠を横送りさせて同第2支持枠の第
1係合受部を係合させることによって一気に第2支持枠
と天井ボ−ドとの係止固定ができるので天井ボ−ドの天
井裏内への施工作業が極めて容易となり、作業時間を大
幅に短縮させることができ、高能率に作業を行なうこと
ができ、また、作業コストを安価に維持できる。
【0073】請求項3によれば、前記天井ボ−ドの第
1、第2係合部の中間位置には送り先側の第2支持枠以
外の他の第2支持枠の第1係合受部に係合する第3係合
部が設けられてなることにより、例えば作業者は、第3
係合部を送り先側の第2支持枠以外の他の第2支持枠に
係合させて天井ボードの他の部位を仮支持させることが
できるので、複数の作業者を必要とせず一人の作業者に
よって迅速に、かつ容易に天井ボ−ドの施工作業を行な
うことができる。天井ボ−ドは、第1、第2、第3係合
部の3箇所で確実に支持されるので長期間の使用が可能
となる。
【0074】請求項4によれば、前記第1、第2係合部
および第3係合部は、横送り操作時に前記第1、第2係
合受部に係合する横突設片からなることにより、天井ボ
ードに取り付ける係合部の構造が極めて簡単に実現でき
る。また、横送り操作だけで天井ボードと第2支持枠に
支持させることを具体的に実現でき、よって天井ボ−ド
は、ビス等のその他の部材による支持を必要とせず第2
係合部への天井ボ−ドの仮固定の状態からそのまま固定
でき施工が簡単で作業を短時間で終了させることができ
る。
【0075】請求項5によれば、前記第1、第2、第3
係合部は、前記天井ボ−ドの裏面側に固定された断面略
Z字状の曲がり金具であるので、例えば天井ボ−ドの裏
面と略Z字状の曲がり金具の下部をビス等によって係止
することで確実に曲がり金具を天井ボ−ドに固定でき
る。また、前記曲がり金具は、同曲がり金具の上部と下
部がたがいちがいに設けられているので、特殊な道具を
使用することなく容易に天井ボ−ドへの取り付けを行な
うことができる。曲がり金具は、例えば金属板を略Z字
状に折り曲げるだけでよいので製造も行ないやすく、そ
の分製造装置にかかる費用や設備費等を大幅に低減でき
低コストで大量に製造を行なうことができる。
【0076】請求項6によれば、前記第2支持枠は、上
面側において凹設された側に下降段が設けられ、前記曲
がり金具は、前記天井ボ−ド裏面に固定する固定部と、
この固定部から上方に向けて突設する立上り壁と、この
立上り壁の上端部に設けられ略水平方向に突設する水平
片を備え、前記第1、第2、ないし第3係合部を対応す
る第2支持枠の第1、第2係合受部に係合させたとき
に、これら曲がり金具の水平片が第1、第2係合部の上
面から前記下降段位置を越えて延長され、かつ該下降段
部分から前記水平片の端部側を下方に折曲し、係合状態
をロックするように形成されてなるので、例えばネジ等
のその他の部材を使用することなく単に水平片端部側を
折り曲げるだけで第2支持枠に対して天井ボ−ドを短時
間でしかも確実に支持させることが可能である。
【0077】請求項7によれば、前記断面略Z字状の曲
がり金具は、前記天井ボ−ドの第2支持枠の長手方向に
沿うように長く形成された長枠体から形成され、前記水
平片は前記第2支持枠方向に向けて横方向に突設した板
体からなり、この水平片には長手方向に間欠的に切欠が
設けられ全体として櫛歯状に形成されてなることによ
り、長枠体として形成されているので例えば天井ボ−ド
裏面への位置決め取付作業を簡易に、かつ短時間にしか
も良好な精度を維持し、かつ行なうことができる。水平
片は、櫛歯状に形成され横方向に突設した板体からなる
ので、例えば第2支持枠へのロックが必要な箇所だけに
水平片を折り曲げてロックを行なうことで曲がり金具と
第2支持枠との係止作業の簡略化を図ることができる。
【0078】請求項8にかかる天井ボードの取り付け方
法によれば、天井裏内の躯体側に所要間隔をおいて平行
に吊支させた複数の第1支持枠に対し、これらの第1支
持枠に交差方向に配置させ、かつ、該第1支持枠に支持
させつつ、同第1支持枠の長手方向に沿ってスライド移
動可能に複数の第2支持枠を設け、これら第2支持枠に
その幅方向の複数箇所を支持させる第1及び第2係合部
を備えた天井ボードを、横方向に順送りさせて該第2支
持枠に係合させつつ室内天井を形成させてなることによ
り、例えば予め天井ボードの第2係合部に送り後方側の
第2支持枠の第2係合受部を係止させておき、この天井
ボ−ドの第1係合部に送り先方側の第2支持枠を横送り
させて同第2支持枠の第1係合受部を係合させることに
よって一気に第2支持枠と天井ボ−ドとの係止固定がで
きるので天井ボ−ドの天井裏内への施工は容易でしかも
短時間で高能率に作業を行なうことができる。作業者
は、天井ボ−ドの下面側からのビス止めによる同天井ボ
−ドと例えば第2支持枠等との固定を行なう必要がな
く、また、作業労力も大幅に軽減させることが可能であ
る。
【0079】請求項9に係る天井ボードの取り付け方法
によれば、前記第1及び第2係合部の中間位置には同じ
く前記第2支持枠に横送り操作により係合し得る第3係
合部が設けられ、天井ボードを送り操作により送り先側
の第2支持枠に係合させるとともに、該第3係合部を他
の第2支持枠に係合させて天井ボードの他の部位を仮支
持させ、前記第1支持枠の長手方向に当該の列のすべて
の天井ボードを同様に第3係合部を介して仮支持させ、
その後、送り後方側にある第2支持枠をスライド移動さ
せて該仮支持されたすべての天井ボードの第2係合部に
同時に係合させつつ室内天井を形成させてなることによ
り、例えば作業者は、第3係合部を他の第2支持枠に係
合させて天井ボードの他の部位を仮支持させることがで
きるので、複数の作業者を必要とせず一人の作業者によ
って迅速に、かつ容易に天井ボ−ドの施工作業を行なう
ことができる。天井ボ−ドは、第1、第2、第3係合部
の3箇所で確実に支持されるので長期間の使用が可能と
なる。また、作業上の人件費を大幅に削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る天井ボ−ドの取付構造を
有する天井裏構造の概略斜視図である。
【図2】同天井ボ−ドの取付構造のA−A線断面図であ
る。
【図3】同天井ボ−ドの取付構造のB−B線断面図であ
る。
【図4】同天井ボ−ドの取付構造の吊支側部分の要部拡
大斜視図。
【図5】同天井ボ−ドの取付構造のボ−ド体の斜視説明
図である。
【図6】同天井ボ−ドの取付構造のボ−ド体の正面側断
面説明図である。
【図7】同天井ボ−ドの取付構造の支持側部分へのボ−
ド体の取り付け説明図である。
【図8】同天井ボ−ドの取付構造の吊支側部分へのボ−
ド体の取り付け状態説明図である。
【図9】従来の天井ボ−ドの取付構造の説明図である。
【符号の説明】
10 天井ボ−ドの取付構造 11 天井ボ−ド装置 12 第1支持枠 14 第2支持枠 16 天井ボ−ド 18 第1係合部 20 第2係合部 22 第1係合受部 24 第2係合受部 42 下降段 48 水平片 52 第3係合部 53 曲がり金具 54 長枠体 56 固定部 58 立上り壁

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井裏内の躯体側に吊支され、所要の間
    隔をおいて第1方向に長く、平行に配置された複数の第
    1支持枠と、 これらの第1支持枠に交差するように配置され、同第1
    支持枠に支持されつつ該第1支持枠の長手方向に沿って
    移動する複数の第2支持枠と、 前記複数の第1支持枠の間隔内に密着状に配置され、室
    内天井を形成する複数の天井ボードと、を有し、 これらの天井ボードにはその横送り操作により送り先側
    の第2支持枠に係合する第1係合部と、送り後方側の第
    2支持枠に係合する第2係合部が取りつけられ、 更に前記第2支持枠には前記天井ボードの第1係合部に
    係合する第1係合受部と、前記第2係合部に係着する第
    2係合受部が設けられてなる天井ボードの取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の天井ボードの取付構造に
    用いる天井ボード装置であって、 前記天井ボードと、同第1係合部と、同第2係合部を含
    む天井ボード装置。
  3. 【請求項3】 前記天井ボ−ドの第1、第2係合部の中
    間位置には送り先側の第2支持枠以外の他の第2支持枠
    の第1係合受部に係合する第3係合部が設けられてなる
    請求項2記載の天井ボード装置。
  4. 【請求項4】 前記第1、第2係合部および第3係合部
    は、横送り操作時に前記第1、第2係合受部に係合する
    横突設片からなる請求項3記載の天井ボード装置。
  5. 【請求項5】 前記第1、第2、第3係合部は、前記天
    井ボ−ドの裏面側に固定された断面略Z字状の曲がり金
    具である請求項3または4記載の天井ボード装置。
  6. 【請求項6】 前記第2支持枠は、上面側において凹設
    された側に下降段が設けられ、 前記曲がり金具は、前記天井ボ−ド裏面に固定する固定
    部と、 この固定部から上方に向けて突設する立上り壁と、 この立上り壁の上端部に設けられ略水平方向に突設する
    水平片を備え、 前記第1、第2、ないし第3係合部を対応する第2支持
    枠の第1、第2係合受部に係合させたときに、これら曲
    がり金具の水平片が第1、第2係合部の上面から前記下
    降段位置を越えて延長され、かつ該下降段部分から前記
    水平片の端部側を下方に折曲し、係合状態をロックする
    ように形成されてなる請求項5記載の天井ボード装置。
  7. 【請求項7】 前記断面略Z字状の曲がり金具は、前記
    天井ボ−ドの第2支持枠の長手方向に沿うように長く形
    成された長枠体から形成され、 前記水平片は前記第2支持枠方向に向けて横方向に突設
    した板体からなり、 この水平片には長手方向に間欠的に切欠が設けられ全体
    として櫛歯状に形成されてなる請求項6記載の天井ボー
    ド装置。
  8. 【請求項8】 天井裏内の躯体側に所要間隔をおいて平
    行に吊支させた複数の第1支持枠に対し、 これらの第1支持枠に交差方向に配置させ、かつ、該第
    1支持枠に支持させつつ、同第1支持枠の長手方向に沿
    ってスライド移動可能に複数の第2支持枠を設け、 これら第2支持枠にその幅方向の複数箇所を支持させる
    第1及び第2係合部を備えた天井ボードを、横方向に順
    送りさせて該第2支持枠に係合させつつ室内天井を形成
    させてなる天井ボードの取付方法。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2係合部の中間位置には
    同じく前記第2支持枠の横送り操作により係合し得る第
    3係合部が設けられ、 天井ボードを送り操作により送り先側の第2支持枠に係
    合させるとともに、該第3係合部を他の第2支持枠に係
    合させて天井ボードの他の部位を仮支持させ、 前記第1支持枠の長手方向に当該の列のすべての天井ボ
    ードを同様に第3係合部を介して仮支持させ、 その後、送り後方側にある第2支持枠をスライド移動さ
    せて該仮支持されたすべての天井ボードの第2係合部に
    同時に係合させつつ室内天井を形成させてなる天井ボー
    ドの取り付け方法。
JP8332841A 1996-11-27 1996-11-27 天井ボ−ドの取付構造及びそれに用いる天井ボ−ド装置並びに天井ボ−ドの取り付け方法 Pending JPH10159242A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106677403A (zh) * 2016-12-15 2017-05-17 浙江亚厦装饰股份有限公司 竹木纤维板吊顶及安装方法
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