JP3851307B2 - 枠材突合せ架設装置 - Google Patents

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Description

本発明は,例えば屋外構築物の屋根等において,一対の長尺材の対向面間に中空材を突合せ架設するに好適に用いられる枠材突合せ架設装置に関する。
例えばサンルームに典型的に見られるように,屋外構築物に開口部材の開閉案内レールを設置する場合,一般にレールを上下枠に一体成形し,正面左右の支柱側からタッピングネジを上下枠のタッピングホールに螺入することによって,該正面左右の支柱間にこれら上下枠を架設し,該上下枠の開閉案内レールによって引違い戸や折畳み戸等の開口部材を開閉自在に装着するものとされている。
特公平3−25574号公報
この場合,開閉案内レールの設置は屋外構築物の上下枠としてその構造をなすとともに開口部材の設置位置は,屋外構築物の支柱位置,一般に正面先端の位置に固定的に限定されることになるから,例えばテラスの出幅を大きくしてその出幅方向中間位置に開口部材を設置してその内側をサンルームとすることや,該開口部材の設置位置を出幅方向に可変とすることができないし,また屋外構築物を形成後に開口部材を後付設置することもできないといった問題点が残されている。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので,その解決課題とするところは,例えば屋外構築物の屋根の梁や桁に開口部材の開閉案内レールやこれを支持する支持材或いは垂木等の構造材を架設配置する如くに,一対の長尺材の対向側面間に枠材を位置可変,後付可能にして可及的簡易,確実且つ安定して突合せ架設し得るようにした枠材突合せ架設装置を提供するにある。
上記課題に添って本発明は,平行に配置した長尺材の対向側面に一体成形の受条を形成し,該長尺材間に架設する中空材の長手方向両端に上記受条に引掛載置するように両端から突出した引掛条を形成し,長尺材の受条に対して引掛条を引掛載置するようにすることによってその突合せ架設を行なうとともに,中空材の引掛条の設置を,側面に引掛条を一体成形した長尺材を短寸に切断することによって形成した継手ブロックを,その側面の引掛条が長手方向両端から突出するように中空材の中空部両端に嵌合固定することによって行なうようにし,これによって長尺材長手方向任意位置における中空材の突合せ架設,長尺材への中空材の後付的な突合せ架設を可能とするとともに該架設を長尺材間に中空材を手持ちして引掛条を受条に落し込むように引掛載置してその架設作業を簡易,確実になし得るようにし,また受条と引掛条の引掛載置を中空材の奥行方向に所定長さとすることによってその架設状態を安定したものとし得るようにしたものであって,即ち請求項1に記載の発明を,対向側面に一体成形長手方向全長の受条を具備して所定間隔平行に配置した一対の長尺材と,該一対の長尺材間の間隔に合せた長さを有する中空材と,側面に一体成形長手方向全長にして上記受条に引掛載置自在の引掛条を具備した長尺材を上記中空材の中空部横幅と略同長又はこれより短い長さに切断加工して形成した一対の継手ブロックとを備え,該一対の継手ブロックをその引掛条が長手方向両端から突出するように上記中空材の中空部長手方向両端に嵌合固定し,該長手方向両端から突出した引掛条を上記対向側面の受条にそれぞれ引掛載置することによって一対の長尺材対向側面間に中空材を突合せ架設してなることを特徴とする枠材突合せ架設装置としたものである。
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,一対の長尺材に対する中空材の突合せ架設を,継手ブロックの引掛条を中空材内に没入し,中空材両端に突起のない状態で,一対の長尺材間に中空材を直交するように手持ち挿入し,定位置において引掛条を長手方向両端の一方又は双方から突出させてそれぞれ受条に引掛載置することによって行なえるようにして,中空材の架設作業を簡易化するとともに架設した状態で長尺材の側面と中空材両端の間に引掛条設置による空隙が生じるのを可及的に防止して,外観のよい突合せ架設をなし得るように,これを,上記中空材の中空部長手方向両端の一方又は双方に嵌合した継手ブロックの固定を,中空材の側面に形成した長手方向に向けた長孔を介した継手ブロックに対するネジの固定によって行うとともにその仮止め状態のネジを長孔内でスライドすることによって継手ブロックの上記引掛条を中空部端部に突没自在としてなることを特徴とする請求項1に記載の枠材突合せ架設装置としたものである。
請求項3に記載の発明は,同じく上記に加えて,長尺材間に突合せ架設した中空材を長尺材に対して固定するとともに長尺材の引掛載置に際して長尺材に対する位置決めをなし得るものとすることによって架設作業を更に簡易化するように,これを,上記中空材の長手方向両端に,該両端から長尺材側に突出してその上面に載置固定自在の固定金具を配置してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の枠材突合せ架設装置としたものである。
請求項4に記載の発明は,同じく上記に加えて,受条と引掛条の引掛載置を上下方向に複数位置で行なうことによって,中空材の突合せ架設の安定性を更に向上し得るものとするように,これを,上記長尺材対向側面の受条と継手ブロックの引掛条を,それぞれ引掛載置自在の上下複数条としてなることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の枠材突合せ架設装置としたものである。
請求項5及び6に記載の発明は,長尺材に対する中空材の突合せ架設の可能にして好ましい形態を示すように,請求項5に記載の発明を,上記一対の長尺材及び中空材を,屋外構築物の屋根構造材としてなることを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載の枠材突合せ架設装置とし,請求項6に記載の発明を,上記一対の長尺材を,屋外構築物における屋根の構造材とし,上記中空材を屋外構築物に設置した開口部材の開閉案内レール又はその支持材としてなることを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載の枠材突合せ架設装置としたものである。
本発明はこれらをそれぞれ発明の要旨として上記課題解決の手段としたものである。
本発明は以上のとおりに構成したから,請求項1に記載の発明は,長尺材長手方向任意位置における中空材の突合せ架設,長尺材への中空材の後付的な突合せ架設を可能とするとともに該架設を長尺材間に中空材を手持ちして引掛条を受条に落し込むように引掛載置してその架設作業を簡易,確実になし得るようにし,また受条と引掛条の引掛載置を中空材の奥行方向に所定長さとすることによってその架設状態を安定したものとし得るようにした枠材突合せ架設装置を提供することができる。
請求項2に記載の発明は,上記に加えて,一対の長尺材に対する中空材の突合せ架設を,継手ブロックの引掛条を中空材内に没入し,中空材の端部に突起のない状態で,一対の長尺材間に中空材を直交するように手持ち挿入し,定位置において引掛条を長手方向両端の一方又は双方から突出させてそれぞれ受条に引掛載置することによって行なえるようにして,中空材の架設作業を簡易化するとともに架設した状態で長尺材の側面と中空材端部の間に引掛条設置による空隙が生じるのを可及的に防止して,外観のよい突合せ架設をなし得るものとすることができる。
請求項3に記載の発明は,上記に加えて,必要に応じて長尺材間に突合せ架設した中空材を長尺材に対して固定可能とするとともに長尺材の引掛載置に際して長尺材に対する位置決めをなし得るものとして架設作業を更に簡易化することができる。
請求項4に記載の発明は,同じく上記に加えて,受条と引掛条の引掛載置を上下方向に複数位置で行なうことによって,中空材の突合せ架設の安定性を更に向上することができる。
請求項5及び6に記載の発明は,長尺材に対する中空材の突合せ架設の可能にして好ましい形態のものとすることができる。
以下図面の例に従って本発明を更に具体的に説明すれば,Aは,例えば半屋外空間として屋内とも繋がる生活空間とすることによって用途や機能を充実したコンセプトに基づく屋外構築物として,図示省略の建物に付設したテラスであり,本例のテラスAは,幅広にして出幅の大きなテラス屋根5の出幅方向先端の正面側両側のコーナー部及び該コーナー部間の中間部に3ヶ所の壁面2a,2bを配置するとともに背面側両側に支柱1を配置してテラス屋根5を支持する一方,該テラス屋根5の両側から出幅方向前後中間位置にサンルームスペースを形成可能な開口部材11を開閉自在に配置し,その前後方向前方に半屋外空間として屋根付開放スペースA1を配置した,主としてアルミ押出材を用いて組立施工したアルミ製のものとしてあり,該テラスAは,更にそのテラス屋根5の一側妻側に該テラス屋根5の上記一方の壁面2bと更に別の4ヶ所目の壁面2bに支持して格子状のウッドルーフ13を連結配置してこれを開放空間スペースA2としてあり,これによってテラスAは上記開口部材11を閉成してサンルームとして使用し,これを開放し又は上記半屋外空間のみを使用して屋根付開放スペースA1として,ウッドルーフ13のスペースA2とともに,例えばパーティ,日曜大工作業等のアウトドアの用途に使用し得るようにしてある。
テラスAは,そのテラス屋根5の上記出幅方向前後中間位置の開口部材11位置に該開口部材11の開閉案内レール12,特にその上レールを設置し,図示省略のデッキ床面に下レールを設置して,上記開口部材11を開閉案内してあり,このとき本例の開口部材11はこれを折畳み戸として該上下レール間で正面側をフルオープンできるようにして,上記サンルームスペースを形成可能としてある。
本例にあって上記開閉案内レール12は,テラス屋根5の左右を画するように所定間隔平行に配置して,本例においてテラス屋根5の妻梁とした一対の長尺材6に,該一対の長尺材6間の間隔に合せた長さを有する本例において支持材とした中空材20を架設し,該中空材20により支持することによってテラス屋根5の下面に水平に配置してあり,このとき中空材20の架設は,上記一対の長尺材6を,その対向側面に一体成形長手方向全長の受条8を具備したものとし,該対向側面の受条8に中空材20長手方向両端に配置した一対の継手ブロック28の引掛条29をそれぞれ引掛載置することによって該一対の長尺材6対向面間に中空材20を突合せ架設したものとしてある。
このとき継手ブロック28は,これを,側面に一体成形長手方向全長にして上記受条8に引掛載置自在の引掛条29を具備した長尺材を上記中空材20の中空部横幅と略同長又はこれより短い長さに切断加工して形成し,該一対の継手ブロック28をその引掛条29が長手方向両端から突出するように上記中空材20の中空部長手方向両端に嵌合固定して,上記長尺材6の受条8に対する引掛載置を行ったものとしてある。
本例にあって妻梁の長尺材6,支持材の中空材20及び継手ブロック28は,いずれも断面矩形にして中空のアルミ押出材を用いて,これに必要な加工を施したアルミ押出材製一体成形のものとしてある。
本例の長尺材6は,その平行の配置状態で相互に対向する一側の側面を部分的に凹陥し,該凹陥部7に上向きに開口するようにL字状の突条を配置することによってその長手方向全長に上向き溝状の受条8を側面から突出することなく,例えばこれと面一となるように配置して該受条8を該側面の長手方向全長に一連とするように一体成形したものとしてあり,このとき本例にあって該受条8は,これを上下複数条,特に上下に近接して2条を配置したものとしてある。
本例の中空材20は,上面に上向きに開口するC字断面のスライド溝21を有して長尺材6間の離隔寸法と略同長の長さに切断し,長手方向両端にそれぞれ複数のネジ孔を透設したものとしてあり,本例のネジ孔は,これを両端にそれぞれ上下左右に4ヶ所透設し,このうち下位左右の2ヶ所を仮止め時のネジスライド用の長孔22とし,上位左右の2ヶ所を本止め時のネジ固定用の丸孔23としてあり,また本例にあって該中空材20は,その長手方向両端に,該両端から長尺材6側に突出してその上面に載置固定自在の固定金具24を配置したものとしてあり,本例の該固定金具24は,これを上記スライド溝21の一側片側の段部に固定片25を載置固定するとともに長尺材6側に向けて中空材20上面と面一となるように載置片26を倒L字状をなすように突出して備えた,固定片25と載置片26を段差状に配置した一体のビース状金具によるものとしてある。
本例の継手ブロック28は,上記引掛条29を側面に備えた長尺材を短寸に切断することによって形成したものとしてあり,本例にあっては,押出成形した長尺材の一側側面に下向きに開口するように逆L字状の突条を配置することによって,その長手方向全長に下向きL字状の引掛条29を該側面から側方に突出するように一体成形し,この引掛条設置側の側面から幾分内側に変位した中空部内位置と引掛条非設置側側面の中空部内コーナー位置の上下4ヶ所にタッピングホール30を同じく一体成形し,また外法高さを上記中空材20の中空部における内法高さと略等しくしたものとしてあり,該長尺材6を上記中空材20の中空部の内法横幅,即ち架設状態でその内法奥行幅と略等しい長さに切断加工して中空のブロック状とすることによって,上記中空材20の中空部嵌合用としたものとしてあり,このとき本例の引掛条29は,これを上記上下複数条の受条8と同様にして該複数条の受条8にそれぞれ引掛載置自在の上下複数条,特に上下に近接して2条を配置したものとしてある。
継手ブロック28は,これを支持材の中空材20両端にそれぞれ嵌合固定して妻梁の長尺材6に対して中空材20を突合せ架設するものとしてあり,該継手ブロック28の嵌合固定は,その引掛条29を設置した側の側面が中空材20の長手方向両端においてその閉塞端面をなすとともにその引掛条29が中空材20の端縁,即ち該中空部の閉塞端面から中空材20の長手方向外方に突出して,該引掛条29を受条8に引掛載置するように,これを行なうものとしてあり,このとき本例の中空材20の中空部長手方向両端の双方に嵌合した継手ブロック28の固定は,これを,中空材20の側面に形成した長手方向に向けた長孔22を介した継手ブロック28に対するネジ31の固定によって行うとともにその仮止め状態のネジ31を長孔22内でスライドすることによって継手ブロック28の上記引掛条29を中空部両端に突没自在としたものとしてあり,これによって一対の長尺材6に対する中空材20の突合せ架設を,継手ブロック28の引掛条29を中空材20内に没入し,中空材20両端に突起のない状態で,一対の長尺材6間に中空材20を直交するように手持ち挿入し,定位置において引掛条29を長手方向両端の一方又は双方から突出させてそれぞれ受条8に引掛載置することによって行なえるようにして,中空材20の架設作業を簡易化するとともに架設した状態で長尺材6の側面と中空材20両端の間に突出した引掛条29設置による空隙が生じるのを可及的に防止して,外観のよい突合せ架設をなし得るようにしてある。
本例の中空材20の架設は,例えば,継手ブロック28を該中空材20の長手方向両端に嵌合して,その下位左右の2ヶ所の仮止め時のネジスライド用の長孔22を介して継手ブロック28の下位2ヶ所のタッピングホール30にネジ31を締着することなく仮止め螺入し,該ネジ31を長孔22の範囲内でスライドし,継手ブロック28を中空部内でその長手方向内側に移動することによって長手方向両端の引掛条29を中空材20内に没入した状態で,該中空材20を一対の長尺材6間に手持ち挿入し,その位置調整を行なった後に,上記仮止め螺入したネジ31を長孔22の範囲内でスライドして継手ブロック28を長手方向外側に移動することによって上記引掛条29を長手方向両端から突出させ,該引掛条29を各長尺材6の受条8に引掛載置するようにすればよく,このとき本例の中空材20は,その上面に上記固定金具24を備えたものとしたことによって,一対の長尺材6間の手持ち挿入を,該一対の長尺材6の上方に中空材20を通過させてその長手方向両端の固定金具24の載置片26を各長尺材6の上面に載置して中空材20を一対の長尺材6間に落とし込むようにして,該中空材20を一対の長尺材6間に仮置き架設し,然る後に中空材20の長手方向片側毎に幾分持ち上げ状として上記スライドによる引掛条29の受条8への引掛載置をすることができ,この場合単独の作業者によって架設作業を行なうことができる。
本例にあって該中空材20は,該中空材20に固定して設置した上記固定金具24における載置片26をそれぞれ長尺材6にその上面からのネジ27止めしてその定位置の固定を行なってあり,このとき本例にあっては該固定金具24とともに中空材20と長尺材6の側面間にネジ止め配置したL字金具32を用いることによって上記固定金具24の上面の固定に加えて側面の固定を行ってあり,本例にあって該L字金具32は,上記継手ブロック28に対するネジ31の仮止め螺入に際して中空材20の側面に対接するように仮止めし,ネジ31の本止めによって中空材20に固定した後に,長尺材6に対してネジ33固定したものとしてある。
このように一対の長尺材6間に突合せ架設した中空材20は,その長手方向中間において屋根構造材,本例にあっては一対の長尺材6間に所定間隔に多数配置したテラス屋根5の垂木9にそれぞれ吊り支持してあり,本例にあって該垂木9に対する中空材20の吊り支持は,断面U字状にしてその厚肉底部に垂木9の傾斜角度と同一角度をなすように傾斜ボルト孔を貫通設置したアルミ押出材製の吊り部材34を用い,該吊り部材34を各垂木9にその中空材20位置に合せて被嵌固定し,上記傾斜ボルト孔に垂直方向調整自在に吊りボルト35を螺装設置する一方,上記中空材20の上面のスライド溝21にその架設前に長手方向端部から嵌合装着したボルト受具36に該吊りボルト35の下端に位置するボルト頭を受入れることによって,これを行ったものとし,これによって上記両端を突合せ架設した中空材20の長手方向中間に生じることある垂れ下りを防止してその突合せ架設を更に安定したものとしてある。
支持材とした中空材20には,例えば図示省略のブラケットを用いて開閉案内レール12を支持し,これを上レールとして,上記デッキ床面に設置した下レールとの間で折畳み戸11を装着することによって,その開閉を行うようにすればよい。
図中3は,上記壁面2a,2bを,断面矩形の壁面下地をなす発泡樹脂ブロックを上下に積上げ接着して形成したブロック下地の表面にタイル仕上,塗りモルタル仕上等の化粧面を配置した構造としたことによって,テラス屋根5の荷重を支持するようにブロック下地の内側に配置したアルミ押出材製の支柱,4は幅広の壁面2aに設置したガラスブロックの採光窓,10はテラス屋根5の中骨,14はテラス屋根と床面間に配置したスクリーンをそれぞれ示す。
図示した例は以上のとおりとしたが,継手ブロックを中空材の中空部横幅より短い長さに切断加工して形成すること,上記中空材を屋外構築物に設置した開口部材の開閉案内レールとすること,上記一対の長尺材及び中空材を屋外構築物の屋根構造材とすること,継手ブロックをその両側面に引掛条を具備した長尺材を切断加工して形成しその一方を選択的に受条に引掛載置するようにすること,上記継手ブロックのスライドを中空材の中空部長手方向両端の一方に嵌合した継手ブロックについて行なうようにし,この場合他方の継手ブロックの引掛条を中空材から突出した状態とし,これを受条に引掛載置した後に上記一方の継手ブロックを長孔内でスライドして受条に引掛載置するように架設作業を行なうものとすること等を含めて,長尺材,中空材,継手ブロック,受条,引掛条,必要に応じて用いる中空材の長孔,固定金具,開閉案内レール,支持材等の各具体的形状,構造,材質,これらの関係,これらに対する付加等は,上記発明の要旨に反しない限り,様々の形態のものとすることができる。
屋外構築物の斜視図である。 そのテラス屋根の構造を示す斜視図である。 長尺材と中空材の関係を示す分解斜視図である。 中空材の端部構造を示す分解斜視図である。 長尺材と中空材の突合せ架設直前の状態を示す縦断面図である。 中空材の垂木への吊り支持状態を示す斜視図である。 中空材の垂木への吊り支持状態を示す縦断面図である。
符号の説明
A テラス
5 テラス屋根
6 長尺材
8 受条
11 開口部材
12 開閉案内レール
20 中空材
22 長孔
23 丸孔
24 固定金具
25 固定片
26 載置片
28 継手ブロック
29 引掛条
30 タッピングホール

Claims (6)

  1. 対向側面に一体成形長手方向全長の受条を具備して所定間隔平行に配置した一対の長尺材と,該一対の長尺材間の間隔に合せた長さを有する中空材と,側面に一体成形長手方向全長にして上記受条に引掛載置自在の引掛条を具備した長尺材を上記中空材の中空部横幅と略同長又はこれより短い長さに切断加工して形成した一対の継手ブロックとを備え,該一対の継手ブロックをその引掛条が長手方向両端から突出するように上記中空材の中空部長手方向両端に嵌合固定し,該長手方向両端から突出した引掛条を上記対向側面の受条にそれぞれ引掛載置することによって一対の長尺材対向側面間に中空材を突合せ架設してなることを特徴とする枠材突合せ架設装置。
  2. 上記中空材の中空部長手方向両端の一方又は双方に嵌合した継手ブロックの固定を,中空材の側面に形成した長手方向に向けた長孔を介した継手ブロックに対するネジの固定によって行うとともにその仮止め状態のネジを長孔内でスライドすることによって継手ブロックの上記引掛条を中空部端部に突没自在としてなることを特徴とする請求項1に記載の枠材突合せ架設装置。
  3. 上記中空材の長手方向両端に,該両端から長尺材側に突出してその上面に載置固定自在の固定金具を配置してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の枠材突合せ架設装置。
  4. 上記長尺材対向側面の受条と継手ブロックの引掛条を,それぞれ引掛載置自在の上下複数条としてなることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の枠材突合せ架設装置。
  5. 上記一対の長尺材及び中空材を,屋外構築物の屋根構造材としてなることを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載の枠材突合せ架設装置。
  6. 上記一対の長尺材を,屋外構築物における屋根の構造材とし,上記中空材を屋外構築物に設置した開口部材の開閉案内レール又はその支持材としてなることを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載の枠材突合せ架設装置。
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