JPH10158589A - 抗菌性および防ダニ性を有するワックス用添加剤 - Google Patents

抗菌性および防ダニ性を有するワックス用添加剤

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JPH10158589A
JPH10158589A JP32436596A JP32436596A JPH10158589A JP H10158589 A JPH10158589 A JP H10158589A JP 32436596 A JP32436596 A JP 32436596A JP 32436596 A JP32436596 A JP 32436596A JP H10158589 A JPH10158589 A JP H10158589A
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wax
additive
fine particles
inorganic porous
porous fine
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JP32436596A
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Yoshio Nakamura
芳夫 仲村
Miho Furuta
美保 古田
Nobutomo Egashira
信知 江頭
Masahiko Hirai
政彦 平井
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EGASHIRA SHOJI KK
Furooritsushiyu Kk
Suzukiyushi Industrial Corp
Original Assignee
EGASHIRA SHOJI KK
Furooritsushiyu Kk
Suzukiyushi Industrial Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】家具、壁または床に塗布するワックスは、その
表面を洗浄し、艶をだし、且つ保護する目的で用いられ
てきた。近年病院内におけるメチシリン耐性黄色ブドウ
球菌感染症が増加し、病院及び医院などの調度品、壁ま
たは廊下をワックス掛けすることにより、併せて抗菌作
用をもたせることが望まれてきた。 【解決手段】アスナロ属の植物から得られた抽出物、特
にヒバ油、を内包または含浸した無機多孔質微粒子を含
有した抗菌性および防ダニ性を有するワックス用添加剤
を発明し、本添加剤を0.3乃至2.0容量%含有させ
ることにより、抗菌性および防ダニ性を有するワックス
が得られた。本添加剤は、ワックスに添加することによ
り容易に混合することができ、本添加剤を含有したワッ
クスを病院及び医院などの調度品、壁または廊下に使用
することにより、前記感染症の発生を抑制し、これらの
問題点を解決するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アスナロ属の植物から
得られた抽出物を、内包または含浸した無機多孔質微粒
子を含有した抗菌性および防ダニ性を有するワックス用
添加剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、家具、壁または床に塗布する
ワックスには、家具、壁または床の表面を洗浄し、艶を
だし、且つ表面を保護する目的で種々の薬剤を添加した
ものが用いられてきた。しかし、抗菌作用または防ダニ
作用を付与させたものはなかった。一方、家具、壁また
は床を対象とする従来の抗菌剤および防ダニ剤は、スプ
レーガンやエアゾール式、またはウェットティッシュタ
イプであり、家具、壁または床に直接吹きつけたり、拭
いたりして使用するが、それらの表面についた液の揮発
性が高いため、充分な持続性が得られず、作業を頻繁に
繰り返さなければならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのために従来の方法
では、病院及び医院などの調度品、壁または廊下をワッ
クス掛けしても抗菌作用をもたないため、院内感染に対
して特段の作用をもたなかった。また、抗菌剤または防
ダニ剤を使用しても充分な持続性が得られなかった。し
かし、近年メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)
による感染症の発生が増加し、その対策が重要性を帯び
てきており、院内でのあらゆる対応策が考慮され、種々
の対応が求められてきた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために、鋭意研究を行った結果、アスナロ属の
植物から得られた抽出物を内包または含浸した無機多孔
質微粒子を含有した抗菌性および防ダニ性を有するワッ
クス用添加剤を発明するに至った。前記アスナロ属の植
物から得られた抽出物はヒバ油であることが、好まし
く、本発明のワックス用添加剤を0.3乃至2.0容量
%含有させることにより、抗菌性および防ダニ性を有す
るワックスが得られた。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に用いられるアスナロ属の
植物としては、アスナロ、ヒノキアスナロ(津軽ヒバ、
青森ヒバなどを含む)などをあげることができる。そし
て、津軽ヒバ、青森ヒバとよばれる青森県地方で得られ
るヒノキアスナロなどを用いることが好ましい。これら
の植物から抽出物を得る方法としては、例えば水蒸気蒸
留法、圧搾法、石油エーテルやアルコールなどの有機溶
剤による溶剤抽出法、油脂等の吸着による油脂吸着法、
プロパンやブタン等の液化ガスによる液化ガス抽出法、
超臨界抽出法を挙げられることができる。特に、水蒸気
蒸留法により得られるヒバ油が抗菌性および防ダニ性を
高めることができ本発明の目的に適している。
【0006】本発明に用いられるアスナロ属の植物から
得られた抽出物を内包または含浸した無機多孔質微粒子
に用いられる無機化合物としては、アルカリ土類金属の
炭酸塩、珪酸塩、燐酸塩、硫酸塩や金属酸化物、金属水
酸化物、その他の金属珪酸塩、あるいはその他の金属炭
酸塩などを使用することができる。また、本発明に用い
る無機多孔質微粒子の形状は、どのような形状でも可能
であり、例えば略球形状、略楕円形、略多角形状、不定
形状等のものを用いることが可能である。特に特公昭5
7−55454号公報に記載されている無機多孔質微粒
子は好適に用いることができる。
【0007】具体的には、アルカリ土類金属の炭酸塩と
して炭酸カルシウム、炭酸バリウム、炭酸マグネシウム
などを、アルカリ土類金属の珪酸塩として珪酸カルシウ
ム、珪酸バリウム、珪酸マグネシウムなどを、またアル
カリ土類金属の燐酸塩として燐酸カルシウム、燐酸バリ
ウム、燐酸マグネシウムなどを、そしてまたアルカリ土
類金属の硫酸塩として硫酸カルシウム、硫酸バリウム、
硫酸マグネシウムなどをそれぞれ例示することができ
る。
【0008】さらに、金属酸化物としてシリカ、酸化チ
タン、酸化鉄、酸化コバルト、酸化亜鉛、酸化ニッケ
ル、酸化マンガン、酸化アルミニウムなどを、金属水酸
化物として水酸化鉄、水酸化ニッケル、水酸化アルミニ
ウム、水酸化カルシウム、水酸化クロムなどをそれぞれ
例示することができる。
【0009】そして、その他の金属珪酸塩として珪酸亜
鉛、珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウムなどを、その
他の金属炭酸塩として炭酸亜鉛、炭酸アルミニウム、炭
酸銅、炭酸マグネシウムなどをそれぞれ例示することが
できる。
【0010】このような無機多孔質微粒子は、例えば公
知の界面反応法によって製造される。この界面反応法は
無機化合物水溶液の中で、有機溶媒と界面活性剤により
油中水滴型乳濁液(エマルション)を作り、これを別の
水溶液と混合することにより、水滴界面で沈殿反応を起
こさせ、無機質殻を形成した後、副生物や界面活性剤な
どを除去することにより、中空または中空部を有しな
い、すなわち非中空の無機多孔質微粒子を得るものであ
る。具体的なものとしては、既に商品化されている無機
多孔質微粒子(商品名:ゴッドボール、鈴木油脂工業株
式会社製)を用いることができる。
【0011】無機化合物としてシリカを用いる場合、例
えば水ガラス溶液を、ソルビタンモノステアレートとポ
リオキシエチレンソルビタンモノオレエートとの混合物
を局方流動パラフィン溶液、と共に乳化し、油中水滴型
乳濁液を調製し、さらにこの油中水滴型乳濁液を硫酸ア
ンモニウム溶液に加えて反応させて放置する。続いて濾
過、洗浄、乾燥を行うことにより、壁物質が無水珪酸か
らなる中空の無機多孔質微粒子が得られる。また、非中
空の無機多孔質微粒子も得ることができる。
【0012】このようにして得られた無機多孔質微粒子
は、中空および非中空を含め、次のような特徴をもって
いる。すなわち、粒子径は0.5〜25μm、表面細孔
径は20〜150Å、比表面積は300〜700m2
g、嵩密度は0.18〜0.40g/cm3 である。中
空無機多孔質微粒子にあっては、アスナロ属の植物から
得られた抽出物を160〜180ml/100g内包さ
せることができ、非中空の無機多孔質微粒子にあって
は、アスナロ属の植物から得られた抽出物を80〜17
5ml/100g含浸させることができる。
【0013】このようにして作製された、アスナロ属の
植物から得られた抽出物を内包した中空の無機多孔質微
粒子の概略断面構造を、図1に示した。図示したものは
壁物質が無水珪酸からなる中空の無機多孔質微粒子1内
に、アスナロ属の植物から得られたヒバ油2が内包され
ているものであり、壁面に存在する無数の空孔3よりヒ
バ油が徐々に浸み出し、ヒバ油がもつ、抗菌作用および
防ダニ作用を、長時間にわたって持続させることができ
る。なお、図2に示しているような、非中空の無機多孔
質微粒子の空隙部5に前記ヒバ油2を含浸させることも
できる。
【0014】本発明のワックス用添加剤には、分散剤、
乳化剤または可溶化剤、酸化防止剤などを添加すること
ができる。分散剤としては、メチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、カルボキシビニルポリマー、カラギーナン、キサン
タンガムなどを挙げることができる。乳化剤または可溶
化剤としては、ポリオキシエチレンひまし油、ポリオキ
シエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテルソルビタン脂肪酸エステルなどを
挙げることができる。また、酸化防止剤としては、ジブ
チルヒドロキシトルエン、酢酸トコフェロールなどを挙
げることができる。
【0015】本発明のワックス用添加剤は、アスナロ属
の植物から得られる抽出物を内包または含浸した無機多
孔質微粒子、分散剤、乳化剤または可溶化剤、酸化防止
剤および水からなるものであって、それぞれの含有量
は、上記無機多孔質微粒子3.0〜30.0重量%、分
散剤0.1〜5.0重量%、乳化剤または可溶化剤0.
5〜15.0重量%、酸化防止剤0.05〜0.2重量
%であり、残量は水からなるものである。該無機多孔質
微粒子の含有量が3.0重量%未満であると抗菌性およ
び防ダニ性の効果が薄れ、30.0重量%を越えるとワ
ックス用添加剤にざらつき感が生じ、製品として好まし
くない。
【0016】また、本発明のワックス用添加剤の各種ワ
ックスに対する含有率は、0.3〜2.0容量%が良
く、好ましくは0.5〜1.0容量%が良い。その含有
率が0.3容量%未満であると、抗菌性および防ダニ性
の効果が薄れ、2.0容量%以上であると、抽出物の添
加物中への含有率が高すぎて、ワックスの塗膜の強度が
低下するので、前記範囲にすることが望ましい。
【0017】本発明のワックス用添加剤は、家具用ワッ
クス、床用ワックスなど一般に使用されているワックス
類であればいずれにも添加し、使用することができる。
また、これらのワックスの組成については、特に限定さ
れるものではなく一般に使用されているものであれば、
いずれにも使用することができる。例えば、一般に使用
さていれるワックス成分として、鯨蝋、セラック、蜜
蝋、ラノリンなどの動物性の蝋、カルナバロウ、キャン
デリラロウなどの植物性の蝋、パラフィンワックス、モ
ンタンワックス、ワセリン、セレシン、マイクロクリス
タリンワックスなどの鉱物性の蝋、アクリル樹脂系、ウ
レタン樹脂系などの合成樹脂、を挙げることができる。
【0018】
【実施例】本発明の詳細を実施例および図に基づいて説
明する。 (製造例1)無機多孔質微粒子(商品名:ゴッドボール
E−6C、鈴木油脂工業株式会社製)を用いて抽出物を
導入した。このゴッドボールE−6Cは、非中空多孔質
シリカであって、粒子径0.5〜6.0μm、表面細孔
径50〜150Å、比表面積600〜700m2 /g、
嵩密度0.22〜0.25g/cm3 である。まず、ヒ
バ油2を、図3に示す、装置を用いて無機多孔質微粒子
に含浸させた。すなわち、具体的には無機多孔質微粒子
の空隙部に、ヒバ油34gを、無機多孔質微粒子66g
に含浸させて、ヒバ油入り無機多孔質微粒子100gを
作製した。これに用いる装置は、排気バルブ6とリーク
バルブ7を設けた真空チャンバー8と抽出物タンク9と
が、導入バルブ10を介して接続されているものであ
り、真空チャンバー8内で無機多孔質微粒子を減圧する
ことによって、常圧状態下にあるヒバ油を圧力差を利用
して空隙部に導入するものである。
【0019】すなわち、無機多孔質微粒子1を真空チャ
ンバー8内にセットし、リークバルブ7、導入バルブ1
0を閉じるとともに排気バルブ6を開いて、真空チャン
バー8内を10〜10-3torrに減圧する。つぎに排
気バルブ6を閉じて真空チャンバー8内の排気を終了
し、導入バルブ10を開く。このとき抽出物タンク9内
は大気圧であるため、圧力差によってヒバ油2が真空チ
ャンバー8内に導入される。真空チャンバー8内の排気
によって、すでに無機多孔質微粒子1の空隙部も減圧状
態にあるので、真空チャンバー8内に導入されたヒバ油
2は無機多孔質微粒子1内部の空隙部に浸透する。続い
てリークバルブ7を開いて真空チャンバー8を大気圧に
戻した後に濾過などによって過剰の抽出物を分離し、ヒ
バ油を含浸した100gの無機多孔質微粒子を得た。
【0020】(実施例1)プロペラ羽を有する攪拌機の
ついた容器に、水81.9gと、分散剤としてメチルセ
ルロース1.0gと、を入れ、回転数300〜600r
pmで攪拌機を回転させ、両者を混合・溶解したのち、
乳化剤としてポリオキシエチレンひまし油7.0g、酸
化防止剤としてジブチルヒドロキシトルエン0.1g、
および製造例1で製造したヒバ油含浸無機多孔質微粒子
10g、とを添加し、これらの原料を充分に分散させた
のち、攪拌機を停止し、抗菌性および防ダニ性を有する
ワックス用添加剤100gを得た。
【0021】(実施例2)プロペラ羽を有する攪拌機の
ついた容器に、水65.4gと、分散剤としてキサンタ
ンガム0.5gと、を入れ、回転数300〜600rp
mで攪拌機を回転させ、混合・溶解したのち、乳化剤と
してポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル1
4.0g、酸化防止剤として酢酸トコフェロール0.1
gおよび製造例1で製造したヒバ油含浸無機多孔質微粒
子20gを添加し、これらの原料を充分に分散させたの
ち、攪拌機を停止し、抗菌性および防ダニ性を有するワ
ックス用添加剤100gを得た。
【0022】(比較例1)プロペラ羽を有する攪拌機の
ついた容器に、水90.7gと、分散剤としてメチルセ
ルロース6.0gと、を入れ、回転数300〜600r
pmで攪拌機を回転させ、両者を混合・溶解したのち、
乳化剤としてポリオキシエチレンひまし油3.0g、お
よび酸化防止剤としてジブチルヒドロキシトルエン0.
3g、とを添加し、これらの原料を充分に分散させたの
ち、攪拌機を停止し、ワックス用添加剤100gを得
た。
【0023】(試験例1)(実施例1)、(実施例2)
および(比較例1)で作製したワックス用添加剤を各々
水性床ワックス(鈴木油脂工業株式会社製)に0.5容
量%添加し、よく攪拌しそれぞれ供試品とした。抗菌力
は、感性ディスク用培地にStaphylococcusaureus (MRSA
株) を添加し、8mlシャーレに分注固化後、測定用
平板とし、これに供試品を吸着させたディスクを試料と
し、各試料を測定用平板上に置き、36℃にて24時間
培養後、その阻止円の大きさにより抗菌力を判定した。
判定結果は表1に示すように、実施例1および実施例2
において作製したワックス用添加剤は阻止円を認めた
が、比較例1において作製したワックス用添加剤では阻
止円は認められなかった。
【0024】
【表1】
【0025】
【発明の効果】従来、病院及び医院などの調度品、壁ま
たは廊下をワックス掛けしても抗菌作用をもたないた
め、院内感染に対して特段の作用をもたず、また、抗菌
剤または防ダニ剤を使用してもその効果に充分な持続性
が得られなかった。しかし、近年メチシリン耐性黄色ブ
ドウ球菌(MRSA)による感染症の発生が増加し、そ
の対策が重要性を帯びてきており、院内でのあらゆる対
応策が考慮され、種々の対応が求められてきた。本発明
による、アスナロ属の植物から得られた抽出物を内包ま
たは含浸した無機多孔質微粒子を含有した抗菌性および
防ダニ性を有するワックス用添加剤は、ワックスに添加
することにより容易に混合することができ、本添加剤を
含有したワックスを病院及び医院などの調度品、壁また
は廊下に使用することにより、メチシリン耐性黄色ブド
ウ球菌(MRSA)による感染症の発生を抑制し、これ
らの問題点を解決するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヒバ油を内包した中空の無機多孔質微
粒子の一例を表す断面図
【図2】本発明のヒバ油を含浸した非中空の無機多孔質
微粒子の一例を表す断面図
【図3】本発明の無機多孔質微粒子へヒバ油を注入させ
る方法の説明図
【符号の説明】
1.無機多孔質微粒子 2.ヒバ油 3.空孔 5.空隙部 6.排気バルブ 7.リークバルブ 8.真空チャンバー 9.抽出物タンク 10.導入バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仲村 芳夫 大阪府大阪市東淀川区井高野2丁目1番37 号 鈴木油脂工業株式会社内 (72)発明者 古田 美保 大阪府大阪市東淀川区井高野2丁目1番37 号 鈴木油脂工業株式会社内 (72)発明者 江頭 信知 兵庫県高砂市米田町島18−25 有限会社江 頭商事内 (72)発明者 平井 政彦 兵庫県加古川市加古川町粟津633−3 有 限会社フローリッシュ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アスナロ属の植物から得られた抽出物を内
    包または含浸した無機多孔質微粒子を含有した抗菌性お
    よび防ダニ性を有するワックス用添加剤。
  2. 【請求項2】前記アスナロ属の植物から得られた抽出物
    がヒバ油である請求項1記載の抗菌性および防ダニ性を
    有するワックス用添加剤。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のワックス用添加剤
    を0.3乃至2.0容量%含有した抗菌性および防ダニ
    性を有するワックス。
JP32436596A 1996-12-04 1996-12-04 抗菌性および防ダニ性を有するワックス用添加剤 Pending JPH10158589A (ja)

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